JP4680634B2 - 非円形加工装置を装備した倒立旋盤 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のピストンのような非円形の加工に適した非円形加工装置を装備した倒立旋盤に関する。
図4は、内燃機関用のピストンを示し、ピストン10はアルミ鋳物製の本体12を有し、本体12はピストンピンが挿入される貫通穴13が形成される。ピストン本体12のヘッド15もアルミ鋳物でつくられるが、ピストンリングを受け入れる溝部14は、鋳鉄でつくられる。すなわちピストン1はアルミ鋳物と鋳鉄の異種金属材料でつくられる。
このピストン10の外径部を旋削加工を行う場合には、円形加工済みのワークであるピストンをワーク主軸に把持して回転させ、旋削工具Tで外径切削を行う。
ピストン10は非円形(楕円)の外径形状を有するので、ワーク1の回転に同期して工具Tを前後に移動して非円形切削を行う。
この非円形加工を行うには、通常の刃物台をワーク主軸の回転に同期して往復動させることにより非円形加工を行うことは可能である。
しかしながら、刃物台は多数の加工工具を装備し、重量も大きいので、貫性力も大きい。したがって、高速の往復動には対応ができない。
下記の特許文献1は、非円形加工専用の刃物台を備えたものを開示する。
特開平5−200601号公報
図4に示した非円形ワークにあっては、異種金属で構成され、また外径切削に加えてリング用の溝加工を施す必要がある。
そこで、非円形加工装置は、異なる材質と加工に適した複数の工具を装備することが望ましい。
本発明の目的は、上述した要求を満足する非円形加工装置を装備した倒立旋盤を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による倒立旋盤は、加工物を把持して回転するワーク主軸を有し、ベースの上面側において水平方向のX軸と垂直方向のZ軸とに沿って移動及び位置決め制御が可能なワークヘッドを備えてなる倒立旋盤であることをもって発明の前提とした上で、前記倒立旋盤は、前記ベース上に、加工物に非円形加工を施す非円形加工装置を装備しており、該非円形加工装置は、前記ベース上に固定されるとともに内部にX 軸サーボモータ、C 軸サーボモータ及びクランプ用シリンダを装備したハウジングと、該ハウジングに対して前記X 軸サーボモータにより水平方向のX 軸に沿って往復動制御自在に搭載された非円形加工ユニットスライドと、該非円形加工ユニットスライドに対して前記C 軸サーボモータ及びクランプ用シリンダにより垂直C 軸の廻りに割出し回動自在に搭載されるとともに、放射状等角度間隔で複数本の刃物を装備した非円形加工ユニットとで構成されていることをもって発明の特徴としているものである。
本発明による非円形加工装置を装備した倒立旋盤によれば、ワークに非円形加工を施すに当って加工物の材質や加工形状に応じて最適な刃物を選択することができるので、加工能率を向上することができる。また、高速で往復動する非円形加工ユニット上の重量を最少限に限定して貫性力を低下させ、高速加工に対応することができる。
図1は、本発明の非円形加工装置を装備した倒立旋盤の概要を示す説明図、図2は要部の平面図、図3は要部の断面図である。
全体を符号1で示す倒立旋盤は、ベース2の上面側にワークヘッド20を有しておりこのワークヘッド20は、図1の平面上で水平方向のX軸と垂直方向のZ軸に沿って移動制御をすることができ、また、位置決め制御をすることができる。
ワークヘッド20は、ワーク主軸30を有し、ワーク主軸30はチャック32でワーク10を把持する。
倒立旋盤1は、必要に応じベース2上に円形加工装置50が装備されており、この円形加工装置50は、ツールヘッド40を有し、ツールヘッド40はタレット刃物台42を備える。タレット刃物台42は、垂直面内で放射状等角度間隔をおいて、例えば12個の刃物を装備することができ、水平方向のX 軸の廻りに割出し回動することができる。
円形ワークにあっては、X軸とZ軸に沿って移動するワークヘッド20とツールヘッド40が同期して、ツールTによりワーク10の円形加工を行う。
円形加工装置100は、円形加工装置50のツールヘッド40と干渉しないベース2上の位置に装備される。
非円形加工装置100は、倒立旋盤のベース側に固定されるハウジング102を有する。ハウジング102上には、非円形加工ユニットスライド110がX軸方向に摺動自在に装備される。ハウジング102装備される サーボモータ112は、ボールネジ114を介して非円形加工ユニットスライド110を水平方向のに沿って往復動させることができる
非円形加工ユニットスライド110上には、ハウジング102内に装備されるC軸サーボモータ140及びクランプ用シリンダ160により非円形加工ユニット120が割出し回動自在に搭載されている。
図2に示すように、非円形加工ユニット120上には一連の刃物群130が放射状等角度間隔で装備される。図の実施例にあっては、刃物群130は、垂直方向の軸まわりに割出し回動する非円形加工ユニット120に対して放射状等角度間隔をおいて取付けられ4個の刃物131,132,133,134で構成される。
本実施例にあっては、4本の刃物が使用されているが、加工条件に応じて任意の本数の刃物を用意することができる。
加工に際しては、 サーボモータ140を駆動して非円形加工ユニット120割出し回動させ、刃物群130のうちから例えば刃物133がワーク主軸の軸線に合致するように位置決めされる
次に、ワークヘッド20をX軸上で制御するとともに、Xサーボモータ112を駆動して、ワーク主軸30の回転に同期させて非円形加工ユニット120を水平X 軸に沿い往復動させることによりワーク10の非円形加工を行う。
ワーク10が、ピストンの場合には、例えば長径と短径の差が0.1mm〜1.0mm程度の楕円形に加工される。
図3は、非円形加工装置100のより具体的な構成を示す説明図である。
ハウジング102内に装備された サーボモータ140は、減速機構を介してスプライン軸142を割出しさせる。スプライン軸142にスプライン係合するピストン144は上下動する。ピストン144の上端には、クラッチ146が設けてあり、非円形加工ユニット120のクラッチ122と係合・離脱する。
クラッチを継いだ状態でサーボモータ140に指令を与えて、非円形加工ユニット120を旋回動させて、任意の刃物131がワーク主軸30の軸線に対向する位置に割り出される
ハウジング102には、クランプ用シリンダ160が装備されており、ピストン162を上下動させる。ピストン162の先端にはピン170が設けてあり、このピン170を非円形加工ユニット120のピン穴124に挿入し、非円形加工ユニット120の回転をクランプする。
この状態でX 軸サーボモータ112を駆動して、非円形加工ユニットスライド110を水平X 軸に沿い往復動して、刃物131によりワーク10に非円形加工を施す。
非円形加工ユニットスライド110の往復動ストロークは、2.0mm程度と極めて短いものである。そこで、ピン170はこのストロークに追従して往復動できる機構にしてある。
刃物群130の任意の刃物に変更するには、クランプを解除し、上述した工程を繰り返せばよい。
本発明の非円形加工装置を装備した倒立旋盤によれば、非円形加工装置における半径方向に並んだ複数の刃物群のうちから、任意の刃物を選択して非円形加工を行うことができる。したがって、加工条件に最適な刃物を使用することにより、非円形加工品の生産性を向上することができる。
また、高速で往復動する非円形加工ユニット上の重量を最少限に限定して貫性力を低下させ、高速加工に対応することができる。
本発明の非円形加工装置を装備した倒立旋盤の説明図。 図1の要部の平面図。 図1の要部の断面図。 非円形加工の例を示す説明図。
1 倒立旋盤
10 ワーク
20 ワークヘッド
30 ワーク主軸
40 ツールヘッド
42 タレット刃物台
100 非円形加工装置
110 非円形加工ユニットスライド
120 非円形加工ユニット
130 刃物群

Claims (1)

  1. 加工物を把持して回転するワーク主軸を有し、ベースの上面側において水平方向のX軸と垂直方向のZ軸とに沿って移動及び位置決め制御が可能なワークヘッドを備えてなる倒立旋盤において、
    前記倒立旋盤は、前記ベース上の位置に、加工物に非円形加工を施す非円形加工装置を装備しており、該非円形加工装置は、前記ベース上に固定されるとともに内部にX 軸サーボモータ、C 軸サーボモータ及びクランプ用シリンダを装備したハウジングと、該ハウジングに対して前記X 軸サーボモータにより水平方向のX 軸に沿って往復動制御自在に搭載された非円形加工ユニットスライドと、該非円形加工ユニットスライドに対して前記C 軸サーボモータ及びクランプ用シリンダにより垂直C 軸の廻りに割出し回動自在に搭載されるとともに、放射状等角度間隔で複数本の刃物を装備した非円形加工ユニットとで構成されていることを特徴とする非円形加工装置を装備した倒立旋盤
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1991011760A1 (en) * 1990-01-27 1991-08-08 Matrix Churchill Limited Machine tool apparatus
JPH05309505A (ja) * 1992-05-08 1993-11-22 Hitachi Seiki Co Ltd Nc旋盤
JP2000515075A (ja) * 1996-01-25 2000-11-14 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 極座標運動を行う3軸旋盤

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