JP4680268B2 - 配信装置及び再生装置 - Google Patents

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Description

この発明は、映像、音響等に関する伝送データを受信して再生用データとして記憶する配信装置及び配信装置から配信された再生用データを受信して映像、音響等を再生する再生装置に関するものである。
近年、DVD(Digital Versatile Disk)やハードディスク等のランダムアクセス可能な記憶媒体に対し、テレビジョン(以下、TVと略す)の放送を録画することが一般的になっている。また、特許文献1及び特許文献2には、ランダムアクセス可能な記憶媒体を利用した録画内容のタイムシフト再生について記載されている。
ランダムアクセス可能な記憶媒体では、放送番組を記憶するアドレスと記憶された番組内容を再生するアドレスとを個別に指定できる。このため、放送番組を録画中であっても、既に録画された番組内容について再生アドレスの進行速度や進行方向を操作することにより、早送り再生、映像の部分カット再生、巻き戻し再生、スローモーション再生、タイムシフト再生等の特殊再生が可能である。
特開平7−264529号公報 特開2000−350130号公報
例えば、放送番組を記憶装置に記憶中にタイムシフト再生等の特殊再生を行う場合、再生時にエラーが発生するのを防ぐため、再生を行う手段において、前記記憶装置に既に記憶済みで再生が可能な番組内容の範囲を設定しておく必要がある。
一方、例えば放送番組に関する映像データ及び音響データの片方若しくは両方を受信して記憶する機能を有する配信装置と、配信装置に記憶された前記放送番組に関するデータの再生機能を有する再生装置とを、相互にデータ通信が可能な通信ネットワークを介して接続することにより、単一の再生装置が、通信ネットワーク上の複数の配信装置により記憶されて配信された前記放送番組に関するデータを受信してタイムシフト再生が可能である。
このシステム構成においても、前述と同様に、再生装置において、配信装置に既に記憶されて再生装置へ配信可能な番組内容範囲が設定されている必要がある。このため、再生装置と配信装置との間では、通信ネットワーク経由で前述のような配信可能な番組内容範囲を通知するための通信が実行される。
しかしながら、前述のような通信では、新たに発生する通信プロトコルを処理する時間、及び情報を伝送する時間等が必要となる。このため、映像データや音響データを配信装置が記憶しながら通信ネットワーク経由で配信して再生装置が再生する場合、配信装置に記憶された映像データや音響データと、再生装置により再生された映像や音響とのリアルタイム性が損なわれるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、映像データや音響データ等の再生用データを記憶手段に記憶しながら通信ネットワーク経由で再生する場合であっても、記憶中のデータと再生された内容とのリアルタイム性が損なわれることを抑制することができる配信装置及び再生装置を得ることを目的とする。
この発明に係る配信装置は、通信ネットワークを介して再生装置に再生用データを配信する配信装置において、通信ネットワークとは別の伝送系により再生用データを受信する入力手段と、入力手段により受信された再生用データを記憶する記憶手段と、通信ネットワークを介して記憶手段に記憶されている再生用データの配信可能な範囲の通知を要求する情報と、記憶手段に記憶されている再生用データの配信する範囲を指定する情報を含む配信要求メッセージを再生装置から受け付ける配信要求受付手段と、記憶手段が記憶している再生用データの配信可能な範囲の情報と、配信要求メッセージに含めた配信する範囲に対応する再生用データを応答メッセージに含め、通信ネットワークを介して配信要求メッセージを発生させた再生装置へ配信する配信手段とを備えたものである。
このように構成することで、映像データや音響データ等の再生用データを記憶しながら通信ネットワーク経由で再生する場合であっても、記憶中の再生用データと再生された内容とのリアルタイム性が損なわれることを抑制することができる。
この発明の実施の形態1による配信装置及び再生装置を含むネットワークシステムの構成を示す図である。 図1中の配信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1中の再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による配信装置及び再生装置を含むネットワークシステムの構成を示す図であり、ネットワーク(通信ネットワーク)100に配信装置101及び再生装置102が接続されている。ネットワーク100は、少なくとも有線か無線によるネットワークであればよく、物理的な形態は問わない。また、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のような特定のプロトコルによって通信可能な状態にあれば、ネットワーク100に接続されていると見なす。
実施の形態1において、ネットワーク100に接続される配信装置101及び再生装置102の台数は問わないが、少なくとも各々1台ずつ接続されているものとする。配信装置101は、TV放送やラジオ放送、インターネットを経由したビデオ配信や音楽配信によるコンテンツデータ(再生用データ)を受信しながら内蔵された記憶手段に記憶する。
また、配信装置101は、記憶したコンテンツデータ(再生用データ)のうち再生装置102から配信要求されたコンテンツを、ネットワーク100を介して配信する。配信装置101は、例えばネットワーク100を介して再生装置102と通信可能なTV放送等の録画再生装置に本発明を適用することより具現化される。さらに、配信装置101としては、例えばTV放送番組を録画するハードディスク装置を備えた録画再生装置の他、受信したコンテンツデータを一時的に例えば数秒から数分程度だけ記憶するメモリを備え、メモリに保持したデータを直ちに配信するような装置であってもよい。
再生装置102は、配信装置101に対してコンテンツの配信を要求し、配信装置101が配信するコンテンツデータを受信しながら再生する。再生装置102は、図1に示すように、無線通信を介してネットワーク100に接続する携帯電話機や携帯通信端末により具現化される。また、有線通信を介してネットワーク100に接続し、配信装置101から配信されたコンテンツデータを受信再生してモニタ103に表示する情報通信端末として構成される場合も考えられる。
なお、本発明におけるコンテンツとは、映像又は音声のうち少なくとも一方の内容を指す。また、コンテンツデータとは、配信装置101により受信される伝送データであり、再生装置102によって映像に再生可能な映像データ又は音声に再生可能な音響データのうち少なくとも一方を指すものとする。また、上述した再生装置102からのコンテンツの配信要求と配信装置101によるコンテンツ配信とに使用するプロトコルとしては、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いる。
この場合、配信装置101、及び配信装置101に記憶されているコンテンツは、URI(Uniform Resource Identifiers)によって識別される。従って、再生装置102では、URIによって指定される配信装置101へTCP/IPで接続し、HTTP要求メッセージによりURIによって指定されるコンテンツを要求することになる。
また、コンテンツを部分的に配信要求する場合、再生装置102は、配信要求するコンテンツの範囲を指定するための、HTTPのレンジヘッダ(Range header)若しくは配信装置101が認識可能なヘッダを、HTTP要求メッセージに追加する。
再生装置102は、HTTP要求メッセージに追加した前記ヘッダに、配信要求するコンテンツの範囲を規定する情報を載せて配信装置101に送信することにより、コンテンツの配信要求範囲を配信装置101に対して指定できる。以降、前述したヘッダを配信範囲指定ヘッダと呼ぶ。なお、配信範囲指定ヘッダは、例えば“Time−Range:time=500−600”のように設定することで、500秒から600秒までのコンテンツ範囲が指定される。
再生装置102は、配信装置101が既に記憶済みで配信可能となっているコンテンツの範囲の通知を要求する場合、配信装置101が認識可能なヘッダを、配信装置101への送信データに追加することにより、その旨を通知する。例えば、配信可能なコンテンツ範囲の通知を要求するヘッダの名前を“Request−Current−Range”とし、ヘッダの値を“TRUE”のようにする。以降、このようなヘッダを配信可能範囲要求ヘッダと呼ぶ。
再生装置102からのコンテンツ配信要求に対して、配信装置101は、配信要求されたコンテンツの配信要求された範囲をHTTP応答メッセージにより送信する。その際、例えば上述のような配信可能範囲要求ヘッダにより配信可能なコンテンツ範囲の通知が要求されていれば、配信装置101は、配信可能なコンテンツ範囲を通知する情報をHTTP応答メッセージに追加したヘッダに記載して再生装置102へ送信する。
例えば、配信可能なコンテンツ範囲を通知するヘッダの名前を“current−range”とし、ヘッダの値を“byte=始端位置−終端位置”として、既に記憶されて配信可能なコンテンツの始端位置と終端位置をバイト単位で表現する。又は、ヘッダの値を“time=始端位置−終端位置”として、既に記憶されて配信可能なコンテンツデータの始端位置と終端位置を、時、分、秒といった時間単位で表現する。以降、このようなヘッダを配信可能範囲通知ヘッダと呼ぶ。
なお、本実施の形態1では、コンテンツデータを伝送するプロトコルとしてHTTPを用いることを前提として説明するが、コンテンツの特定の範囲の配信要求及びヘッダ部分の拡張が可能であれば、HTTP以外のプロトコルを用いても良い。また、コンテンツの識別にURIを用いることを前提として説明するが、配信装置101、及び配信装置101が配信可能なコンテンツを識別可能であれば、URI以外の識別方法を用いても良い。
次に配信装置101の動作について説明する。
図2は、図1中の配信装置の構成を概略的に示すブロック図であり、この図を用いて配信装置101の動作を説明する。なお、図2において、図1に示したネットワーク構成における各ブロックと同等の機能を有するブロックには、同一符号を付してその説明を省略する。
入力手段200は、TV放送のような放送から特定の番組であるコンテンツデータを受信して記憶手段201に記憶する手段であり、例えばTV放送を受信するチューナー等の受信装置及びその動作や信号処理を制御するソフトウェアが協働する手段により具現化することができる。なお、TV放送の他に、ラジオ放送やインターネットを経由したビデオ配信や音楽配信からコンテンツデータを受信する構成であっても良い。
また、入力手段200は、コンテンツデータを受信しながら記憶手段201にコンテンツを逐次記憶する。このとき、入力手段200は、記憶手段201に記憶されたコンテンツの範囲として、コンテンツ上のバイト単位の位置と記憶手段201におけるバイト単位の記憶位置とを、記憶管理情報202に記録する。例えば、記憶されたコンテンツの始端位置から終端位置までをバイト単位で規定したコンテンツデータと、記憶手段201における前記コンテンツデータが記憶されたバイト単位で規定される各記憶位置とが対応付けられて記憶される。
さらに、入力手段200は、記憶手段201に記憶した範囲のコンテンツについて、コンテンツ上の時間と記憶手段201における記憶位置との対応表を作成して記憶管理情報202に追加する。例えば、記憶されたコンテンツの始端時点から終端時点までを時間単位で規定し、各時間と、前記各時間のコンテンツに対応するデータが記憶された記憶手段201の各記憶位置とを対応付けた対応表を記憶する。
なお、記憶管理情報202は、記憶手段201に記憶されたコンテンツを管理するために、入力手段200によりコンテンツに関する情報の書き込みや消去が可能であり、配信手段204がその内容を参照することができる情報である。例えば、記憶手段201上に記憶管理情報202を構成してもよい。
入力手段200は、記憶手段201からコンテンツが消去されると、消去された範囲のコンテンツについての前述した対応表を記憶管理情報202から削除する。この対応表の削除処理により、記憶手段201上に記憶されているコンテンツの範囲に限り、対応表が記憶管理情報202に存在することになる。以降、このような対応表を時間位置対応表と呼ぶ。
このように、記憶手段201には、コンテンツの記憶位置を時間単位及びバイト単位で特定する記憶管理情報202が記憶されている。これにより、コンテンツ上のある範囲を指定する単位がバイト単位であっても時間単位であっても、記憶管理情報202を参照することで、コンテンツ上のある範囲が記憶手段201のどの記憶領域に記憶されているかを特定することができる。
時間位置対応表は、コンテンツデータ中に埋め込まれている時刻情報と、その時刻情報を含むデータ構造の先頭部分が記憶された記憶手段201の記憶位置との組み合わせを、コンテンツ中の全ての時刻情報若しくは一部の時刻情報について作成したものである。
例えば、コンテンツデータのストリームがMPEG−2TSである場合、コンテンツに含まれる時刻情報PCR(Program Clock Reference)の値を読み出し、PCRと、PCRを含むデータ構造であるトランスポートストリームパケット(Transport Stream Packet)の先頭の1バイトの値が記憶されている記憶手段201の記憶位置との組み合わせを、全て若しくは一部のPCRについて作成する。
ここで、PCRの単位を時、分、秒といった時間単位に変換しても良い。このようにすることで、ある任意の時刻について、最も近い時刻を示すPCRを時間位置対応表から探し出し、そのPCRと組になっている記憶手段201の記憶位置を読み出せば、前記時刻に対応するコンテンツデータが記憶されている記憶手段201の記憶位置を特定することができる。
なお、時刻情報と組にする記憶手段201の記憶位置を、再生処理の単位となるデータ構造の先頭とすることで、再生装置102が、コンテンツを容易に再生できる。例えば、コンテンツデータのストリームがMPEG−2TSである場合、前述したトランスポートストリームパケットの先頭部分の値ではなく、再生処理における作画単位であるGOP(Group Of Pictures)の先頭部分の値が記憶された記憶手段201の記憶位置とPCRとの組み合わせから時間位置対応表を作成する。
また、時刻情報としてPCRを用いて時間位置対応表を作成する例を示したが、MPEG−2のストリームに含まれる時刻情報であるPTS(Presentation Time Stamp)又はDTS(Decoding Time Stamp)のいずれかを用いても良い。例えば、コンテンツに含まれるPTS(又はDTS)の値を読み出し、PTS(又はDTS)と、PTS(又はDTS)を含むデータ構造であるトランスポートストリームパケットの先頭の1バイトの値が記憶されている記憶手段201の記憶位置との組み合わせを、全て若しくは一部のPTS(又はDTS)について作成する。そして、ある任意の時刻について、最も近い時刻を示すPTS(又はDTS)を時間位置対応表から探し出し、そのPTS(又はDTS)と組になっている記憶手段201の記憶位置を読み出すことで、前記時刻に対応するコンテンツデータが記憶されている記憶手段201の記憶位置を特定する。
記憶手段201は、入力手段200により受信されたコンテンツデータを記憶する手段であり、一時的に記憶するか半永久的に記憶するかは問わない。例えば、放送番組等を録画するような半永久的な記憶の他に、数秒から数分程度一時的に記憶する場合も考えられる。また、記憶手段201として、例えばDRAMやSRAMのようなメモリを使用してリングバッファを構成してもよい。記憶手段201にコンテンツデータを逐次記憶するにあたり、既に記憶されたコンテンツ範囲に上書きしてもよい。また、記憶手段201として、大容量のハードディスクを使用することにより、その容量が許す限りコンテンツデータを記憶するようにしてもよい。
配信要求受付手段203は、再生装置102からのコンテンツ配信要求であるHTTP要求メッセージを受け付け、配信手段204に対してHTTP要求メッセージに応じたコンテンツを配信する旨を通知する。具体的には、配信要求受付手段203は、再生装置102からHTTP要求メッセージを受信すると、入力手段200に対し、このHTTP要求メッセージにより配信要求されたコンテンツデータを受信して記憶手段201に記憶するように通知する。
この通知により、前述したように、入力手段200は、配信要求されたコンテンツデータを受信しながら記憶手段201にコンテンツデータを逐次記憶し、記憶されたコンテンツの範囲として、コンテンツ上のバイト単位の位置と記憶手段201におけるバイト単位の記憶位置とを、記憶管理情報202に記録する。さらに、入力手段200は、記憶手段201に記憶された範囲のコンテンツについて、コンテンツ上の時間と記憶手段201における記憶位置との対応表を作成して記憶管理情報202に追加する。
続いて、配信要求受付手段203は、受信したHTTP要求メッセージの配信範囲指定ヘッダにより指定されるコンテンツの範囲を読み出して配信手段204へ通知する。また、配信要求受付手段203は、再生装置102から受信したHTTP要求メッセージ中に配信可能範囲要求ヘッダが含まれている場合、配信可能範囲通知ヘッダを再生装置102へ送信するように配信手段204に対して通知する。
配信手段204では、配信要求受付手段203から通知された範囲のコンテンツデータを記憶手段201から読み出し、これをHTTP応答メッセージに載せて再生装置102へ配信する。このとき、通知された範囲のコンテンツデータが記憶手段201のどの記憶位置に記憶されているかは、配信手段204が、記憶管理情報202を参照することで特定される。
また、配信手段204は、記憶手段201に記憶されていない範囲のコンテンツを配信しない。そこで、配信手段204は、実際に配信するコンテンツの範囲を再生装置102に通知するため、このコンテンツ範囲に関する情報を載せた配信範囲の通知ヘッダをHTTP応答メッセージに追加して再生装置102へ送信する。以降、このようなヘッダを配信範囲通知ヘッダと呼ぶ。
配信手段204が配信要求受付手段203から配信可能範囲通知ヘッダを再生装置102へ送信するように通知されている場合を説明する。この場合、配信手段204は、コンテンツデータをHTTP応答メッセージに載せて再生装置102へ配信する際、記憶管理情報202を参照して、記憶手段201に記憶されているコンテンツの範囲に関する情報を読み出し、配信可能範囲通知ヘッダに設定して前記HTTP応答メッセージに載せる。なお、コンテンツの範囲に関する情報とは、例えば記憶手段201に記憶されているコンテンツの始端から終端までのコンテンツデータを時間若しくはバイトの単位で規定する情報である。
次に再生装置102の動作について説明する。
図3は、図1中の再生装置の構成を概略的に示すブロック図であり、この図に沿って再生装置の動作を説明する。なお、図3において、図1に示したネットワーク構成と同等の機能を有するものには、同一符号を付して重複する説明を省略する。
選択手段300は、再生装置102のユーザが、再生したいコンテンツ及びその再生開始位置等の再生条件を設定入力するための手段であり、例えば不図示の表示装置、キー入力等による設定入力装置及びこれらを用いた信号処理を制御するソフトウェアが協働する手段により具現化される。
また、選択手段300は、コンテンツのメタデータを保持しており、GUI(Graphical User Interface)等を通してコンテンツのメタデータの一覧をユーザに示すことにより、再生するコンテンツ、及び再生開始位置を決定させる。なお、本実施の形態1によるコンテンツのメタデータには、コンテンツのURIが含まれているものとする。
再生するコンテンツを特定する情報としてコンテンツデータのURIが選択されると、選択手段300は、選択されたコンテンツデータのURIを配信要求手段301に通知する。また、選択されたコンテンツデータの再生開始位置が選択されると、選択手段300は、位置情報304にコンテンツの再生開始位置を記録する。
配信要求手段301は、HTTPを用いて、選択手段300から通知されたURIにより指定される配信装置101に対して、同URIにより指定されるコンテンツデータの配信を要求するHTTP要求メッセージを送信する。その際、配信可能範囲要求ヘッダをHTTP要求メッセージに含める。また、配信要求するコンテンツの範囲は、制御手段305によって指定された範囲とする。その際の単位は、制御手段305によって指定された範囲に使用されている単位とする。
受信手段302は、HTTPにより、ネットワーク100を介して、配信装置101から配信範囲通知ヘッダ及びコンテンツデータを含むHTTP応答メッセージを受信する。また、配信可能範囲要求をした場合であれば、受信手段302は、HTTPにより、配信可能範囲通知ヘッダ及びコンテンツデータを含むHTTP応答メッセージを配信装置101から受信する。
HTTP応答メッセージにより配信範囲通知ヘッダを受信した場合、受信手段302は、この配信範囲通知ヘッダにより通知されたコンテンツ範囲に関する情報を制御手段305に通知する。さらに、受信手段302は、配信可能範囲通知ヘッダを受信した場合、この配信可能通知ヘッダにより通知された配信可能範囲に関する情報を制御手段305に通知する。また、HTTP応答メッセージにより受信されたコンテンツデータは、受信手段302から再生手段303に入力されて逐次再生が実行される。
位置情報304には、コンテンツ上の位置がバイト単位及び時間単位で記録される。この位置情報304によれば、例えば動画映像のコンテンツの場合、再生時間単位で規定される動画映像上の位置に対応する映像内容が特定でき、再生された情報量単位(バイト単位)で動画映像上の位置に対応する映像内容を特定できる。なお、位置情報304は、選択手段300によりコンテンツに関して選択された情報の書き込みが可能であり、制御手段305がその内容を参照することができる。例えば、選択手段300及び制御手段305よりアクセス可能な不図示の記憶手段に格納される。
制御手段305は、配信要求手段301に対して、位置情報304を参照して特定したコンテンツ上の位置から所定範囲のコンテンツの配信を配信装置101に要求するように通知する。なお、配信要求手段301に対して通知するコンテンツの範囲の単位には、位置情報304に記録されているコンテンツ上の位置の単位を用いる。
また、制御手段305は、受信手段302から配信可能範囲が通知されていれば、この配信可能範囲によって配信要求するコンテンツの範囲を制限する。なお、配信要求するコンテンツの範囲としては、例えばコンテンツ全体であってもよい。また、コンテンツデータがMPEG−2方式の符号化データである場合であれば、GOPの長さであってもよいし、ピクチャを1枚含む長さであってもよい。
配信可能範囲によって配信要求するコンテンツ範囲を制限する方法としては、例えば配信要求するコンテンツ範囲と配信可能範囲との間で共通する範囲に制限する。このとき、共通する範囲がない場合はエラーとしてもよいし、配信可能範囲自体を配信要求するコンテンツ範囲として設定してもよい。
また、制御手段305は、位置情報304の内容を、受信手段302から通知された配信範囲の終端の値で上書きすることで更新する。この終端の値が、引き続き配信範囲を指定する際のコンテンツの始端値となる。なお、受信手段302から配信範囲が通知されない場合、制御手段305は、配信要求手段301に対して通知した配信要求するコンテンツ範囲の終端の値により、位置情報304の内容を更新する。
以上のように、この実施の形態1によれば、再生装置102が、コンテンツの配信を要求するHTTP要求メッセージ内に配信範囲指定ヘッダを埋め込んで、ネットワーク100を介して配信装置101に送信する。配信装置101は、記憶手段201に記憶したコンテンツデータのうちの配信範囲指定ヘッダで指定される範囲のデータを、HTTP応答メッセージ内に埋め込んで、ネットワーク100を介して配信要求元の再生装置102へ配信する。このようにHTTP要求メッセージとその応答メッセージにコンテンツデータや配信範囲の指定に関する情報を埋め込むことで、配信装置101と再生装置102との間で、コンテンツの配信要求及び配信に要する通信の他に新たな通信を発生することがない。従って、記憶手段201に記憶しながらコンテンツをネットワーク経由で再生する場合であっても、記憶されたコンテンツと、再生されたコンテンツとのリアルタイム性を損う要因の発生を抑制することができる。これにより、例えばビデオ及びオーディオのライブコンテンツのストリーミング再生が可能となる。
実施の形態2.
この実施の形態2は、再生装置が、配信装置にコンテンツの配信要求を送信してからコンテンツデータを受信するまでの遅延を考慮して配信要求するコンテンツ範囲を補正するものである。
図4は、この発明の実施の形態2による再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。なお、図4において、図3に示した構成と同等の機能を有するものには、同一符号を付して重複する説明を省略する。周回時間情報400は、制御手段402がコンテンツ配信要求を行う旨を配信要求手段301に通知してから受信手段302がコンテンツデータを受信するまでの時間間隔を時間単位で記述した情報である。
また、周回時間情報400は、タイマー401から時間情報の書き込みができ、制御手段402にその内容が参照可能な情報であり、例えば再生装置102内に設けた不図示の記憶手段に格納される。タイマー401は、制御手段402によって時間計測の開始終了が制御される。タイマー401では、制御手段402がコンテンツ配信要求を行う旨を配信要求手段301に通知してから受信手段302がコンテンツデータを受信するまでの時間が計測され、計測結果の時間が周回時間情報400として記録される。
制御手段402は、上記実施の形態1に示した図1中の制御手段305と同様の機能を有する。図1中の制御手段305と異なる動作としては、制御手段402は、周回時間情報400に基づいて、ネットワーク100における伝送遅延、配信装置101における処理による遅延、及び自装置102における処理による遅延等が原因となる配信可能範囲の誤差を補正する。
次に動作について説明する。
上記実施の形態1で示した図1、及び図4を用いて説明する。
先ず、制御手段402は、配信要求手段301に対してコンテンツの配信要求をする旨を通知する際、タイマー401に対して時間計測の開始制御を行う。これにより、タイマー401は、制御手段402が配信要求手段301に対してコンテンツの配信可能な範囲を要求する通知がなされた時間から時間計測が開始される。
また、上記実施の形態1と同様に、配信装置101に対し配信可能範囲要求をした場合、受信手段302は、HTTPにより、配信可能範囲通知ヘッダ及びコンテンツデータを含むHTTP応答メッセージを配信装置101から受信する。このとき、受信手段302は、配信可能通知ヘッダによって通知される配信可能範囲の情報を制御手段402に通知する。
制御手段402は、受信手段302から配信可能範囲を通知されると、タイマー401に対して時間計測の終了制御を行う。これにより、タイマー401では、制御手段402が配信要求手段301に対してコンテンツの配信要求を配信装置101に行う旨を通知してから、HTTP応答メッセージによりコンテンツデータを受信するまでの時間が計測される。この計測結果は、タイマー401により周回時間情報400に記録されることになる。
制御手段402は、周回時間情報400に記録されている時間を参照し、補正時間として受信手段302から通知された配信可能範囲の始端時刻に足し合わせる。これにより、ネットワーク100における伝送遅延、配信装置101における処理による遅延、及び再生装置102における処理による遅延等に起因する配信可能範囲の誤差が補正される。
このあと、制御手段402は、配信要求手段301に対して、位置情報304に記録されているコンテンツ上の位置から、前述のように補正した配信可能範囲のコンテンツの配信を配信装置101に要求するように通知する。
この通知に従って、配信要求手段301は、HTTPを用いて、選択手段300から通知されたURIにより指定される配信装置101に対して、同URIにより指定されるコンテンツの配信を要求するHTTP要求メッセージを送信する。その際、前述のように制御手段402により補正された配信可能範囲を配信範囲指定ヘッダに設定してHTTP要求メッセージに含める。
再生装置102からのHTTP要求メッセージを受信した配信装置101は、上記実施の形態1と同様に動作して補正された配信可能範囲でコンテンツを配信する。これにより、再生装置102は、前述したような遅延による誤差が補正された再生条件でコンテンツを再生することができる。例えば、配信装置101がコンテンツデータを記憶しながら配信している場合、再生装置102は、配信装置101により記憶されているコンテンツとの間でリアルタイム性を損なうことなく、コンテンツを再生することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、再生装置102が、配信装置101から通知された配信可能範囲に含まれる、ネットワーク100における伝送遅延、配信装置101における処理による遅延、及び再生装置102における処理による遅延を補正するので、配信装置101が配信不可能なコンテンツ範囲への配信要求を抑えることができ、不要な通信量を減らすことができる。
実施の形態3.
この実施の形態3による再生装置は、上記実施の形態1で示した図3の構成又は上記実施の形態2で示した図4の構成と基本的に同様である。これら実施の形態で示した構成とは、制御手段が、コンテンツ上の位置を記憶した位置情報の更新時に特殊再生用の処理を施す点で異なる。
具体的には、上記実施の形態1における図3に示す制御手段305、及び上記実施の形態2における図4に示す制御手段402の付加機能として、受信手段302から通知された配信範囲の終端の値に所定のオフセット値を加えた値、若しくは、受信手段302から通知された配信範囲の始端の値から所定のオフセット値を引いた値を用いて位置情報304の更新を行う。あるいは、オフセット値を加えたり引いたりせずに、配信要求手段301に対して配信要求を行うように通知する前に、配信要求するコンテンツ範囲に遅延を挿入する。
例えば、コンテンツデータがMPEG方式の符号化データである場合、制御手段が、位置情報304の内容を更新するにあたり、配信要求手段301に対して通知するコンテンツ範囲をGOPの長さとし、受信手段302から通知された配信範囲の終端値に加えるオフセットを前述したGOPに続くGOPの長さとして更新する。このようにすることで、2倍速再生が実現される。逆に、受信手段302から通知された配信範囲の始端値からGOP2個分の長さを差し引くことで−2倍速が実現される。
また、配信要求手段301に対して通知するコンテンツ範囲をGOPの長さとし、オフセットを0とし、前述したGOPの長さに相当する時間の遅延を入れることで、1/2倍速が実現される。逆に、配信要求手段301に対して通知するコンテンツ範囲と、オフセットと、遅延の長さをGOPの長さとすることで、−1/2倍速が実現される。なお、オフセットの長さはGOPでなくとも、MPEGのピクチャや、数秒から数時間までの範囲等を設定してもよい。
以上のように、この実施の形態3によれば、再生装置の制御手段が、特殊再生の内容に応じて、位置情報304の値の更新時に再生速度に応じたオフセットを設けたり、遅延を挿入したりするので、これに応じて配信装置101から配信されたデータにより再生手段303が早送り再生及び巻き戻し再生、コマ送り再生及びコマ戻し再生を実現することができる。
以上のように、この発明に係る配信装置は、映像データや音響データ等の再生用データを記憶手段に記憶しながら通信ネットワーク経由で再生する場合であっても、記憶中のデータと再生された内容とのリアルタイム性が損なわれることを抑制することができるので、ビデオやオーディオのライブコンテンツのストリーミング再生を行うシステムに適している。

Claims (7)

  1. 通信ネットワークを介して再生装置に再生用データを配信する配信装置において、
    前記通信ネットワークとは別の伝送系により前記再生用データを受信する入力手段と、
    前記入力手段により受信された再生用データを記憶する記憶手段と、
    前記通信ネットワークを介して記憶手段に記憶されている再生用データの配信可能な範囲の通知を要求する情報と、記憶手段に記憶されている再生用データの配信する範囲を指定する情報を含む配信要求メッセージを再生装置から受け付ける配信要求受付手段と、
    前記記憶手段が記憶している再生用データの配信可能な範囲の情報と、配信要求メッセージに含めた配信する範囲に対応する再生用データを応答メッセージに含め、通信ネットワークを介して配信要求メッセージを発生させた再生装置へ配信する配信手段とを備えた配信装置。
  2. 記憶手段は、記憶された再生用データを時間単位及び情報量単位のうちの少なくとも一方で規定する情報と、この情報により特定される再生用データを記憶した記憶位置と、を対応付けて記憶し、
    配信手段は、前記記憶手段における対応付けに基づいて、配信要求メッセージに含まれる配信範囲を指定する情報に対応する再生用データを前記記憶手段から特定することを特徴とする請求項1記載の配信装置。
  3. 再生用データは、MPEG方式の符号化データであり、
    記憶手段は、記憶された前記再生用データに含まれる時刻情報であるPCR(Program Clock Reference)、PTS(Presentation Time Stamp)及びDTS(Decoding Time Stamp)のうちのいずれか一つの値と、前記時刻情報の値により規定される時刻に対応する前記再生用データのGOP(Group Of Pictures)の先頭の値を記憶する記憶位置とを対応付けて記憶し、
    配信手段は、前記記憶手段における対応付けに基づいて、配信要求メッセージに含まれる配信範囲を指定する情報に対応する再生用データを前記記憶手段から特定することを特徴とする請求項1記載の配信装置。
  4. 配信装置から通信ネットワークを介して配信される再生用データを受信して再生する再生装置において、
    前記配信手段の記憶手段に既に記憶されている配信可能な範囲の通知を要求する情報と、前記記憶手段に記憶されている再生用データ配信する範囲を指定する情報を含む配信要求メッセージを前記配信装置へ送信するが、前回受信した応答メッセージに前記配信装置が配信可能な範囲の情報が含まれている場合、この情報により特定される範囲内で前記配信する範囲を指定する情報を生成する配信要求手段と、
    前記配信要求メッセージに応じて前記配信装置から配信され、前記記憶手段が記憶している再生用データの配信可能な範囲の情報と、前記配信要求メッセージに含まれている前記配信する範囲に対応する再生用データ含めた応答メッセージを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された再生用データを元の内容に再生する再生手段と、
    前記配信要求手段を制御して前記配信装置への配信要求をする制御手段とを備えた再生装置。
  5. 前記制御手段は、再生用データを時間単位及び情報量単位のうち少なくとも一方で規定する情報に基づいて前記再生用データの配信要求すべき範囲を特定し、この配信範囲を指定する情報を生成して前記配信要求手段に設定することを特徴とする請求項4記載の再生装置。
  6. 前記制御手段は、前記配信要求手段に配信要求を指示してから前記配信装置より配信された再生用データを受信するまでの時間情報を配信可能範囲の始動時間に足し合わせ手処理遅延による配信可能範囲の誤差を補正することを特徴とする請求項4記載の再生装置。
  7. 前記制御手段は、再生用データを時間単位及び情報量単位のうち少なくとも一方で規定する情報の内容、若しくは、配信範囲を指定する情報の内容を、周回時間情報を配信可能範囲の始端時刻に足し合わせることで変更し、
    前記再生手段は、前記制御手段により変更された前記情報に従って前記配信装置から配信された再生用データについて再生を実行することを特徴とする請求項5記載の再生装置。
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