JP4678210B2 - モノトーン印刷のためのインク量の補正 - Google Patents

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Description

この発明は、モノトーン印刷に適したインク量補正を実行する技術に関する。
インクジェットプリンタを用いて、カラー印刷やモノトーン印刷などの種々の印刷を行うことが可能である。モノトーン印刷としては、グレー階調のみを有する画像を再現する印刷(狭義の「モノクロ印刷」)と、グレー以外の色調が付与された画像を再現する印刷(狭義の「モノトーン印刷」)とがある。なお、本明細書では、特に断らない限り、「モノトーン印刷」は狭義のモノクロ印刷も含む広義の意味で使用される。
ところで、インクジェットプリンタに用いられる印刷ヘッドには、ヘッドの製造誤差によるインク吐出量の誤差が発生する。そこで、従来から、個々の印刷ヘッドのインク吐出特性を検査して、インク吐出量を補正する技術が適用されている(例えば特許文献1)。
特開平10−278360号公報
カラー印刷とモノトーン印刷を両方とも実行可能なプリンタでは、カラー印刷用のインク量補正テーブルとモノトーン印刷用のインク量補正テーブルとを別個に作成して、プリンタドライバ内に実装することが多い。しかし、近年ではプリンタドライバを構成するファイル全体のデータサイズが増大しているため、インク量補正テーブルの格納時のサイズを削減したいという要望があった。このような問題は、インクジェットプリンタに限らず、印刷のためのデータ処理を行う場合に共通する問題であった。
本発明は、インク量補正テーブルの格納時のサイズを削減することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明による画像処理装置は、画像データから、印刷ヘッドに適したインク量補正ランクが予め割り当てられたプリンタ用の印刷データを作成するために、画像の各画素毎のインク量を決定する画像処理装置であって、
画像データから各画素毎のインク量を決定するインク量決定部を備え、
前記インク量決定部は、
インク量補正時のインク量データの入出力関係を示すテーブルであって、前記インク量補正ランクの複数の値に対応して予め準備された複数のインク量補正テーブルと、
前記プリンタから取得した前記インク量補正ランクに応じて前記複数のインク量補正テーブルのうちの1つを選択すると共に、前記選択されたインク量補正テーブルを用いてインク量データを補正する補正実行部と、
を備え、
前記複数のインク量補正テーブルは、モノトーン印刷用の入出力ビット数N(Nは3以上の整数)よりも入出力ビット数M(Mは2以上でN未満の整数)の小さなMビットテーブルであり、
前記補正実行部は、モノトーン印刷のためのインク量補正の際に、前記Mビットインク量補正テーブルの入出力関係に基づいて前記モノトーン印刷用のNビットの入出力関係を補間して決定する。
この画像処理装置では、モノトーン印刷時のインク量データのビット数Nよりもビット数の小さなインク量補正テーブルを用いてモノトーン印刷時のインク量補正を行うので、インク量補正テーブルの格納時のサイズを削減することが可能である。
前記Mビットインク量補正テーブルは、カラー印刷用のテーブルであり、
前記補正実行部は、
カラー印刷のためのインク量補正の際には、前記Mビットインク量補正テーブルをそのまま用いてインク量を補正するようにしてもよい。
この構成によれば、カラー印刷用のインク量補正テーブルをモノトーン印刷時にも利用するので、テーブルを効率的に使用しつつ、テーブル格納時のサイズを削減することができる。
前記インク量決定部は、さらに、
カラー印刷用色変換ルックアップテーブル及びモノトーン印刷用色変換ルックアップテーブルと、
前記色変換ルックアップテーブルを用いて、前記画像データを各画素毎のインク量に変換する色変換実行部と、
を備え、
前記補正実行部は、
(i)前記カラー印刷のためのインク量補正は、前記Mビットインク量補正テーブルの入出力関係を用いて前記カラー印刷用色変換ルックアップテーブル内のMビットの出力値を変更することによって実現し、
(ii)前記モノトーン印刷のためのインク量補正は、前記Nビットの入出力関係を用いて前記モノトーン印刷用色変換ルックアップテーブル内のNビットの出力値を変更することによって実現するようにしてもよい。
この構成によれば、色変換ルックアップテーブル内の出力値を変更することによってインク量補正を行うので、一旦色変換ルックアップテーブルを変更した後は、その色変換ルックアップテーブルを使用するだけでインク量補正を実現することができる。
前記補正実行部は、
前記モノトーン印刷時のためのインク量補正の際には、前記Nビットの入出力関係を表すNビットのインク量補正テーブルを前記Mビットインク量補正テーブルから作成するとともに、
前記Nビットのインク量補正テーブルを用いて前記モノトーン印刷色変換ルックアップテーブルの変更を実行するようにしてもよい。
この構成によれば、色変換ルックアップテーブルの補正を高速に実行することができる。
前記インク量決定部は、さらに、
インク量を示すインク量データを、サイズが異なる複数種類のインクドットのそれぞれの記録率を示すためのモノトーン印刷用ドット記録率テーブル及びカラー印刷用ドット記録率テーブルと、
前記ドット記録率テーブルを用いて、インク量データをドット記録率データに変換するドット記録率変換実行部と、
を備え、
前記補正実行部は、
(i)前記カラー印刷のためのインク量補正は、前記Mビットインク量補正テーブルの入出力関係を用いて前記カラー印刷用ドット記録率テーブル内のMビットの入力値を変更することによって実現し、
(ii)前記モノトーン印刷のためのインク量補正は、前記Nビットの入出力関係を用いて前記モノトーン印刷用ドット記録率テーブル内のNビットの入力値を変更することによって実現するようにしてもよい。
この構成によれば、ドット記録率テーブル内の出力値を変更することによってインク量補正を行うので、一旦ドット記録率テーブルを変更した後は、そのドット記録率テーブルを使用するだけでインク量補正を実現することができる。
前記補正実行部は、
前記モノトーン印刷時のためのインク量補正の際には、前記Nビットの入力インク量データを入力とし前記Nビットインク量補正値を出力とするNビットのインク量補正テーブルを前記Mビットインク量補正テーブルから作成するとともに、
前記Nビットのインク量補正テーブルを用いて前記モノトーン印刷用ドット記録率テーブルの変更を実行するようにしてもよい。
この構成によれば、ドット記録率テーブルの補正を高速に実行することができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、画像処理方法および画像処理装置、印刷方法および印刷装置、プリンタドライバ、印刷方法または印刷装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の一実施例としての画像処理システムの構成を示す説明図である。このシステムは、画像処理装置としてのコンピュータ200と、画像出力装置としてのプリンタ300とを含んでいる。
コンピュータ200には、画像データファイルMFに基づいて印刷データを生成するためのプリンタドライバ210がインストールされている。プリンタドライバ210は、インク量決定部214と、ハーフトーン処理部216と、出力処理部218とを備えている。インク量決定部214は、インク量補正部220を含んでいる。インク量決定部214とハーフトーン処理部216は、印刷画素毎のドットの記録状態(形成状態)を表すドットデータを生成するドットデータ生成部としての機能を実現するモジュールである。
プリンタドライバ210で生成された印刷データPDは、出力処理部218からプリンタ300に供給される。印刷データPDは、印刷解像度を有する主走査ライン上の各画素についてインクドットの記録状態を表すドットデータと、副走査送り量を特定する副走査送り量データとを含んでいる。
プリンタドライバ210の機能を実現するためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で供給し得る。このような記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物等のコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
図2は、第1実施例におけるインク量決定部214の内部構成を示すブロック図である。インク量決定部214は、インク量補正部220の他に、色変換実行部230と、色変換テーブル設定部232と、ドット記録率変換実行部240と、ドット記録率テーブル設定部244とを備えている。
色変換テーブル設定部232は、印刷モード(カラー印刷/モノトーン印刷)に応じて、カラー印刷用3次元色変換ルックアップテーブル(3D−LUT)234aと、モノトーン印刷用1次元色変換ルックアップテーブル(1DーLUT)234bとのうちの一方を選択して色変換実行部230に提供する。カラー印刷用3D−LUT234aは、3つの入力画素値(例えばRGB値)の組を、複数のインク(例えばCMYK)のインク量データの組に変換するテーブルである。モノトーン印刷用1D−LUT234bは、1つの入力画素値(例えばグレー多階調値)を複数のインクのインク量データに変換するテーブルである。ここで、「1次元」及び「3次元」は、入力データのチャンネル数を意味している。出力データのチャンネル数は、2つのLUT234a,234bで等しく、これは、プリンタ300に実装されているインクの数に等しいのが普通である。但し、モノトーン印刷用の無彩色インク(Kインク)としては、濃度の異なる複数の無彩色インクも利用することが好ましい。出力データのビット数は、例えば、カラー印刷用3D−LUT234aが8ビット/色であり、モノトーン印刷用1D−LUT234bは16ビット/色である。このように、モノトーン印刷用の1D−LUT234bの出力ビット数は、カラー印刷用の3D−LUT234aの出力ビット数よりも大きいことが好ましい。この理由は、モノトーン印刷ではほとんどすべての画素がグレー近傍の色で再現され、また、グレー近傍の色はわずかな色調(色相や彩度)の変化が有彩色よりも目に付きやすいためである。すなわち、モノトーン印刷用1D−LUT234bの出力ビット数を大きな値に設定しておくことによって、より微妙な色調を正確に再現することが可能になる。
ドット記録率テーブル設定部244は、印刷モードに応じて、カラー印刷用ドット記録率テーブル246aとモノトーン印刷用ドット記録率テーブル246bとのうちの一方を選択してドット記録率変換実行部240に提供する。2つのドット記録率テーブル246a,246bは、各インクのインク量データを、サイズの異なる複数種類のドットのドット記録率データに変換するテーブルである。ここでは、大、中、小の3種類のドットが生成可能であると仮定している。CMYK各色のドット記録率データは、ハーフトーン処理実行部216でハーフトーン処理されて、各インクのドットの形成状態を示すドットデータに変換される。ここでは、「ドット無し」、「小ドット」、「中ドット」、「大ドット」の4つの形成状態を区別するために、各インク毎に2ビットのドットデータが生成される。なお、ドット記録率テーブルの内容については、第2実施例においてさらに説明する。
なお、ドット記録率の変換に関連する構成要素240,244,246a,246bは、第1実施例では省略可能である。
インク量補正部220は、プリンタ300の印刷ヘッド(図示せず)のインク吐出特性に応じて色変換ルックアップテーブル234a,234bを補正する機能を有する。プリンタドライバ内には、インク量補正の内容(補正の入出力関係)を示す複数のカラー印刷用インク量補正テーブル224が予め準備されて格納されている。インク量補正部220は、プリンタ300から、印刷ヘッドのインク吐出特性を示すインク量識別データ(「インク量ID」又は「インク補正量ランク」とも呼ぶ)を取得し、このインク量IDに応じてインク量補正テーブルを選択し、インク量補正に使用する。
インク量IDは、個々の印刷ヘッドの検査によって決定され、印刷ヘッドに割り当てられている。インク量IDとしては、プリンタ300が吐出可能なインクの各種類毎に1つのID値が割り当てられる。例えば、プリンタ300がCMYKの4種類のインクを吐出可能な場合には、これらの4種類のインクに対してそれぞれインク量IDが割り当てられる。また、例えば、CMYの3種類の有彩色インクに加えて、K(ブラック)、LK(ライトブラック)、LLK(超ライトブラック)の3種類の無彩色インクを吐出可能な場合には、これらの6種類のインクに対してそれぞれインク量IDが割り当てられる。複数のインクに関するインク量IDの値は、例えば、印刷ヘッドの不揮発性メモリ(図示せず)に格納されている。なお、インク量IDの複数の値は、複数のインク量補正テーブルに対応付けられているので、インク量IDはインク量補正の程度を示す値と考えることができる。そこで、本明細書では、インク量IDを「インク補正量ランク」とも呼ぶ。
各インクのインク量IDは、例えば、以下のような検査で決定される。まず、適切なインク吐出量で印刷された複数の標準カラーパッチを各インク毎に準備する。これらの標準カラーパッチは、1種類のインクのみを用いて実質的に誤差ゼロの吐出量で印刷を行ったパッチである。次に、これらの標準カラーパッチに関して測色を行い、測色値を取得する。個々の印刷ヘッドの検査の際には、個々の印刷ヘッドを用いて標準カラーパッチに対応する複数のカラーパッチ(「インク量較正用カラーパッチ」と呼ぶ)を印刷して、測色を実行する。そして、複数のインク量校正用カラーパッチの測色値と、複数の標準カラーパッチの測色値とを比較することによって、各インクの適切な補正量及びインク量IDを決定する。
図3(A),(B)は、カラー印刷用インク量補正テーブル224とモノトーン印刷用インク量補正テーブル225の内容を示している。このグラフの横軸は入力インク量(補正前インク量)であり、横軸は出力インク量(補正後インク量)である。図3(A)に示すカラー印刷用のインク量補正テーブル224は、入力と出力がともに8ビットのテーブルである。一方、図3(B)に示すモノトーン印刷用のインク量補正テーブル225は、入力と出力がともに16ビットのテーブルである。なお、図3(A)と図3(B)の2つの横軸の長さの比は正しくなく、簡略化されて描かれている。本実施例では、2つのテーブル224,225の入出力ビット数は、それぞれの色変換LUT234a,234b(図2)の出力ビット数と一致している。これらの2つのテーブル224,225は、いずれもインク量IDで表されるインク補正量δが−10%の場合の例である。このとき、出力インク量は入力インク量よりも小さい。このようなマイナスのインク補正量は、印刷ヘッドからのインク吐出量が設計値よりも多いインクに設定される。逆に、印刷ヘッドからのインク吐出量が設計値よりも少ないインクに対しては、インク補正量δはプラスになる。なお、図3(A),(B)ではインク量の入出力関係は直線で表されているが、入出力関係は曲線や折れ線で表されているものを採用してもよい。
一般に、テーブルのサイズ(データサイズ)は、入力エントリ数と、1エントリのビット数とを乗じた値になる。従って、図3(B)のモノトーン印刷用テーブル225のサイズは、図3(A)のカラー印刷用テーブル224のサイズの65536倍である。このような大サイズのテーブル225をプリンタドライバ210に予め実装するようにした場合には、プリンタドライバ210のインストール用ファイルのデータ量がかなり大きくなるという問題が生じる。この問題は、インストール用ファイルを格納する記憶媒体(例えばCD−ROM)の容量や、ネットワークを介してインストール用ファイルを転送する際の転送時間の点で大きな負担となる。また、サイズの大きなテーブルは、その作成に多大な手間を要するという問題もある。
そこで、第1実施例では、プリンタドライバ210にはモノトーン印刷用のインク量補正テーブル225を予め実装しておかずに、カラー印刷用インク量補正テーブル224のみを実装する(すなわちコンピュータ200のハードディスクに格納する)。そして、モノトーン印刷用1D−LUTのインク量補正を実行する時に、カラー印刷用のテーブル224を補間してモノトーン印刷用インク量補正テーブル225を作成する。換言すれば、第1実施例では、カラー印刷用インク量補正テーブル224を、モノトーン印刷用インク量補正テーブル225の原テーブルとして使用する。
図4(A)は、モノトーン印刷用インク量補正テーブルの作成時の補間処理の一例を示している。白丸は、カラー印刷用のインク量補正テーブル224に存在するデータ点である。より具体的に言えば、これらのデータ点(「原データ点」又は「原入出力データ点」と呼ぶ)は、カラー印刷用のインク量補正テーブル224に存在するデータ点を8ビット左シフトしたもの(すなわちの入出力値の下位に8ビット分の0を付加したもの)である。補間処理では、これらの原データ点の間にデータ点(黒丸で示す)が追加される。図4(A)に描かれている追加データ点の数は少ないが、実際には2つの原データ点の間に255個のデータ点を追加することになる。なお、この補間処理の際には、カラー印刷用インク量補正テーブルに含まれている全ての原データ点を使用する必要は無く、その中の一部のみを使用してもよい。
図4(B)は、モノトーン印刷用インク量補正テーブルの作成時の補間処理の他の例を示している。この例では、原データ点のうちで菱形で示すデータ点は、他の原データ点が示す入出力特性からややはずれた位置にある。このような場合には、この原データ点を除外して、他の原データ点のみを用いて補間処理を行う方が好ましい。なお、補間処理時に除外すべき原データ点は、例えば、元の複数の原データ点を、直線又は曲線で近似し、その近似直線又は近似曲線からの距離が所定の閾値以上離れているデータ点を除外するものと判定することによって検出することができる。このように、他の原データ点の入出力特性から外れている原データ点を除外して補間処理を実行すれば、より滑らかな変化を示すテーブルを得ることが可能である。
他の補間方法として、例えば、複数の原データ点の近似直線又は近似曲線をモノトーン用インク量補正テーブルの入出力関係とする方法を採用してもよい。このように、近似曲線又は近似曲線を用いてモノトーン印刷用の入出力関係を求める処理も、元の8ビット用のインク量補正テーブルに基づく補間処理の一種である。
図5は、第1実施例におけるインク量補正処理の手順を示すフローチャートである。ステップS1では、モノクローム印刷用のインク量補正テーブル225を準備せずに、複数のカラー印刷用インク量補正テーブル224のみを準備する。具体的には、プリンタドライバ210のインストール時に複数のカラー印刷用インク量補正テーブル224をコンピュータ200内のハードディスクに格納するが、モノトーン印刷用インク量補正テーブル225はインストール用ファイル内に存在しないのでハードディスク内に格納しない。
ステップS2では、テーブル補正部222が、プリンタ300からインク量IDを取得する。ステップS3では、テーブル補正部222が、インク量IDに対応するカラー印刷用補正テーブルを1つ選択する。この選択は、インクの種類毎に行われる。以下のステップS4〜S7も各インク種類毎に実行される。
ステップS4では、テーブル補正部222が、モノトーン印刷とカラー印刷のいずれがユーザによって指定されているかを判断する。モノトーン印刷が指定されている場合には、ステップS5において、テーブル補正部222が、カラー印刷用インク量補正テーブル224の入出力を16ビットに拡張することによって、モノトーン印刷用インク量補正テーブル225を作成する。一方、カラー印刷が指定されている場合には、ステップS6において、テーブル補正部222が、カラー印刷用インク量補正テーブル224をそのまま使用するものと判断する。
ステップS7では、ステップS5又はS6で取得されたインク量補正テーブルを用いて、テーブル補正部222が色変換ルックアップテーブル内の出力値を補正する。すなわち、カラー印刷が実行される場合には、8ビットのカラー印刷用のインク量補正テーブル224をそのまま用いてカラー印刷用色変換LUT234a内の出力値(インク量)が補正される。一方、モノトーン印刷が実行される場合には、16ビットのモノトーン印刷用のインク量補正テーブル225を用いてモノトーン印刷用色変換LUT234b内の出力値が補正される。印刷時には、このようにして補正された色変換LUTを用いて印刷データの作成が実行される。
このように、第1実施例では、プリンタドライバ210のインストール時にはモノトーン印刷用インク量補正テーブルを準備せず、カラー印刷用インク量補正テーブルのみを準備するようにしたので、プリンタドライバ210のインストール用ファイルのサイズを小さくすることが可能である。また、インストール後のプリンタドライバ210用ファイルのデータサイズも小さくすることができる。また、モノトーン印刷用インク量補正テーブルとしては、カラー印刷用のインク量補正テーブルよりも入出力ビット数の大きなものを作成するので、グレー近傍の微妙な色調を正確に表現することが可能である。
なお、プリンタドライバ210のインストール時に、モノクローム印刷用の複数のインク量補正テーブルをカラー用インク量補正テーブルから作成しておき、ハードディスク内に格納しておくようにしてもよい。さらに、プリンタドライバ210のインストール時に、色変換LUTの補正も合わせて実行するようにしてもよい。こうすれば、実際の印刷時にはテーブルの作成や補正に要する処理が少なくなるので、より高速に印刷を行えるという利点がある。この場合には、インストール後のプリンタドライバのサイズを小さくする効果は無いが、プリンタドライバのインストール用データのサイズを小さくするという効果は維持される。
B.第2実施例:
図6は、第2実施例におけるインク量決定部214aの内部構成を示すブロック図である。図2に示した第1実施例との違いは、インク量補正部220aが、色変換LUT234a,234bの代わりにドット記録率テーブル246a,246bを補正する点だけであり、他の点は第1実施例と同じである。
図7(A),(B)は、カラー印刷用ドット記録率テーブル246aとモノトーン印刷用ドット記録率テーブル246bの内容を示している。このグラフの横軸はインク量であり、横軸はドット記録率である。ドット記録率とは、任意の領域内の画素にドットを記録する割合を意味している。例えば、ドット記録率が50%の場合には半数の画素にドットが記録される。この例では、個々のインクに関してサイズの異なる3つのドットが印刷に利用可能であり、これらの3つのドットのドット記録率が、そのインクのインク量に応じて設定されている。
図7(A)に示すカラー印刷用のテーブル246aは、入力と出力がともに8ビットのテーブルである。一方、図7(B)に示すモノトーン印刷用のテーブル246bは、入力が16ビットで出力が8ビットのテーブルである。なお、図7(A)と図7(B)の2つの横軸の長さの比は正しくなく、簡略化されて描かれている。本実施例では、2つのテーブル246a,246bの入力ビット数は、それぞれの色変換LUT234a,234b(図6)の出力ビット数と一致している。但し、両者を異なる値に設定してもよい。
図8は、第2実施例におけるインク量補正処理の手順を示すフローチャートである。第2実施例は、図5のステップS7をステップS7aに変更した点以外は第1実施例と同じである。
ステップS7aでは、ステップS5又はS6で取得されたインク量補正テーブルを用いて、テーブル補正部222が、カラー印刷用ドット記録率テーブル246a又はモノトーン印刷用ドット記録率テーブル246bを補正する。
図9は、ドット記録率テーブルを用いたインク量補正の内容を示す説明図である。図9(A)は、補正前のカラー印刷用ドット記録率テーブルを示しており、図9(B)は補正後のテーブルを示している。インク量補正は、例えば補正量δがマイナスのときには、テーブルの入力インク量(すなわち横軸)の個々の値を、補正量δの絶対値|δ|だけ増大した値に書き換えることによって実行されている。この結果、例えば補正前のテーブルにおいて入力インク量が100のときの各ドットの記録率は、補正後のテーブルにおいて入力インク量が110のときに達成される。従って、色変換実行部230(図6)から出力されるインク量がδだけ減ったものと同じ効果が得られる。また、このようにドット記録率テーブルの入力値を補正するようにすれば、各入力値に対する複数のドットのドット記録率の相対関係が同じに保たれるという利点がある。インク補正量δがプラスのときには、逆に、テーブルの入力インク量の個々の値を補正量δの絶対値|δ|だけ減少した値に書き換えることによってインク量補正を行うことができる。なお、モノクローム印刷用のドット記録率テーブルに関しても、カラー印刷用のテーブルと同様にインク量補正を行うことが可能である。
このように、第2実施例においても、プリンタドライバ210のインストール時にはモノトーン印刷用インク量補正テーブルを準備せず、カラー印刷用インク量補正テーブルのみを準備するようにしたので、プリンタドライバ210のインストール用ファイルのサイズを小さくすることが可能である。また、第2実施例では、色変換LUTを変更する代わりに、ドット記録率テーブルを変更することによって、インク量補正を行うことができる。
なお、通常は、インクの種類毎にインク補正量δが違うのが普通である。従って、ドット記録率テーブルも、各インク毎に補正したものを作成することが好ましい。この場合に、補正前のドット記録率テーブルとしては、すべてのインクに共通したテーブル(原テーブル)を1つだけ準備しておくようにしてもよい。こうすれば、プリンタドライバ210のインストール用ファイルのサイズをさらに小さくすることが可能である。
C.第3実施例:
図10は、第10実施例におけるインク量決定部214bの内部構成を示すブロック図である。図2に示した第1実施例との違いは、インク量補正部220bが、色変換実行部230から出力されたインク量を補正するように構成されている点だけであり、他の点は第1実施例と同じである。
このインク量補正部220bは、カラー印刷用インク量補正テーブル224の他に、補正テーブル参照部226と、補間演算部228とを備えている。以下に説明するように、第3実施例では、モノトーン印刷用のインク量補正のときにもモノトーン印刷用インク量補正テーブルは作成されず、カラー印刷用のテーブル224を用いて補正が実行される。
補正テーブル参照部226は、各インクのインク量IDに応じて補正テーブルを各インク毎に1つずつ選択し、選択された補正テーブルを用いて各インク用の8ビットのインク量を補正する。カラー印刷の場合には、補正テーブル参照部226で得られた補正後の8ビットのインク量が、補間演算部228をそのまま通過してインク量補正部220bから出力される。一方、モノトーン印刷の場合には、16ビットの入力インク量のうちの上位8ビットが補正テーブル参照部226で補正後の8ビットのインク量に変換され、さらに、補間演算部228が入力インク量の下位8ビットを用いて補間演算を実行する。この補間演算によって、モノトーン用の16ビットのインク量が生成される。補間演算としては、下位ビットを利用した通常の補間演算(バイリニア法や4面体補間法など)を適用することができる。
このように、第3実施例では、色変換後のインク量を補正することによって、インク量補正を実現することが可能である。また、第3実施例では、モノトーン印刷のときにもモノトーン印刷用インク量補正テーブルを作成せずに、カラー印刷用のテーブル224を用いて補正が実行されるので、インストールされた状態におけるプリンタドライバのファイルサイズも小さくすることができる。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
各テーブルの入力ビット数や出力ビット数としては、上記以外の任意のビット数を採用することができる。但し、通常は、カラー印刷用のインク量データのビット数M(Mは2以上の整数)よりもモノクローム印刷用のインク量データのビット数Nの方が大きい値に設定される。この理由は、モノトーン印刷において、グレー近傍の微妙な色調をより正確に再現できるようにするためである。
なお、カラー印刷用のインク量補正テーブル以外のインク量補正テーブル(「原インク量補正テーブル」と呼ぶ)を用いて、モノトーン印刷時のインク量補正を実行するようにしても良い。この場合にも、原インク量補正テーブルとしては、モノトーン印刷のインク量データのビット数Nよりも入出力ビット数が小さいテーブルを用いることが好ましい。すなわち、一般には、モノトーン印刷用の入出力ビット数N(Nは3以上の整数)よりも入出力ビット数M(Mは2以上でN未満の整数)の小さなMビットテーブルを用い、モノトーン印刷のためのインク量補正の際に、Mビットインク量補正テーブルの入出力関係に基づいてモノトーン印刷用のNビットの入出力関係を補間して決定することが可能である。
D2.変形例2:
上記実施例では、カラー印刷用のインク量補正テーブルから補間してモノトーン印刷用のインク量補正テーブルを作成するように説明したが、本発明は、モノトーン印刷用のインク量補正テーブル自身を作成せずに、モノトーン印刷用1D−LUTのインク量に対し、カラー印刷用のインク量補正テーブルを使って補間演算を行い、補正後のモノトーン印刷用1D−LUTのインク量を得ることもできる。
こうすれば、モノトーン印刷用のインク量補正テーブルに使うメモリ容量が節約できる。
D3. 変形例3:
上記実施例では、CMYKの4種類のインクを用いて印刷を行う場合について説明したが、本発明は、任意の種類のインクを用いる場合に適用可能である。
D4. 変形例4:
上記実施例では、インクジェットプリンタに本発明を適用した例を説明したが、本発明はレーザプリンタなどの他の種類のプリンタにも適用可能である。また、本発明は、一般にカラー印刷機能とモノトーン印刷機能を有する装置に適用可能であり、ファクシミリやコピー機にも適用可能である。
本発明の一実施例としての画像処理システムの構成を示す説明図である。 第1実施例におけるインク量決定部の内部構成を示すブロック図である。 カラー印刷用とモノトーン印刷用インク量補正テーブルの内容を示すグラフである。 第1実施例におけるモノトーン印刷用インク量補正テーブルの作成時の補間処理の内容を示す説明図である。 第1実施例におけるインク量補正処理の手順を示すフローチャートである。 第2実施例におけるインク量決定部の内部構成を示すブロック図である。 カラー印刷用ドット記録率テーブルとモノトーン印刷用ドット記録率テーブルの内容を示すグラフである。 第2実施例におけるインク量補正処理の手順を示すフローチャートである。 第2実施例におけるドット記録率テーブルを用いたインク量補正の内容を示す説明図である。 第3実施例におけるインク量決定部の内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
200…コンピュータ
210…プリンタドライバ
214…インク量決定部
216…ハーフトーン処理部
218…出力処理部
220…インク量補正部
222…テーブル補正部
224…カラー印刷用インク量補正テーブル
225…モノトーン印刷用インク量補正テーブル
226…補正テーブル参照部
228…補間演算部
230…色変換実行部
232…色変換テーブル設定部
234a…カラー印刷用色変換ルックアップテーブル
234b…モノトーン印刷用色変換ルックアップテーブル
240…ドット記録率変換実行部
244…ドット記録率テーブル設定部
246a…カラー印刷用ドット記録率テーブル
246b…モノトーン印刷用ドット記録率テーブル
300…プリンタ

Claims (8)

  1. 画像データから、印刷ヘッドに適したインク量補正ランクが予め割り当てられたプリンタ用の印刷データを作成するために、画像の各画素毎のインク量を決定する画像処理装置であって、
    画像データから各画素毎のインク量を決定するインク量決定部を備え、
    前記インク量決定部は、
    インク量補正時のインク量データの入出力関係を示すテーブルであって、前記インク量補正ランクの複数の値に対応して予め準備された複数のインク量補正テーブルと、
    前記プリンタから取得した前記インク量補正ランクに応じて前記複数のインク量補正テーブルのうちの1つを選択すると共に、前記選択されたインク量補正テーブルを用いてインク量データを補正する補正実行部と、
    を備え、
    前記複数のインク量補正テーブルは、モノトーン印刷用の入出力ビット数N(Nは3以上の整数)よりも入出力ビット数M(Mは2以上でN未満の整数)の小さなMビットテーブルであり、
    前記補正実行部は、モノトーン印刷のためのインク量補正の際に、前記Mビットインク量補正テーブルの入出力関係に基づいて前記モノトーン印刷用のNビットの入出力関係を補間して決定する、画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理置であって、
    前記Mビットインク量補正テーブルは、カラー印刷用のテーブルであり、
    前記補正実行部は、
    カラー印刷のためのインク量補正の際には、前記Mビットインク量補正テーブルをそのまま用いてインク量を補正する、画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理置であって、
    前記インク量決定部は、さらに、
    カラー印刷用色変換ルックアップテーブル及びモノトーン印刷用色変換ルックアップテーブルと、
    前記色変換ルックアップテーブルを用いて、前記画像データを各画素毎のインク量に変換する色変換実行部と、
    を備え、
    前記補正実行部は、
    (i)前記カラー印刷のためのインク量補正は、前記Mビットインク量補正テーブルの入出力関係を用いて前記カラー印刷用色変換ルックアップテーブル内のMビットの出力値を変更することによって実現し、
    (ii)前記モノトーン印刷のためのインク量補正は、前記Nビットの入出力関係を用いて前記モノトーン印刷用色変換ルックアップテーブル内のNビットの出力値を変更することによって実現する、画像処理装置。
  4. 請求項3記載の画像処理置であって、
    前記補正実行部は、
    前記モノトーン印刷時のためのインク量補正の際には、前記Nビットの入出力関係を表すNビットのインク量補正テーブルを前記Mビットインク量補正テーブルから作成するとともに、
    前記Nビットのインク量補正テーブルを用いて前記モノトーン印刷色変換ルックアップテーブルの変更を実行する、画像処理装置。
  5. 請求項2記載の画像処理置であって、
    前記インク量決定部は、さらに、
    インク量を示すインク量データを、サイズが異なる複数種類のインクドットのそれぞれの記録率を示すためのモノトーン印刷用ドット記録率テーブル及びカラー印刷用ドット記録率テーブルと、
    前記ドット記録率テーブルを用いて、インク量データをドット記録率データに変換するドット記録率変換実行部と、
    を備え、
    前記補正実行部は、
    (i)前記カラー印刷のためのインク量補正は、前記Mビットインク量補正テーブルの入出力関係を用いて前記カラー印刷用ドット記録率テーブル内のMビットの入力値を変更することによって実現し、
    (ii)前記モノトーン印刷のためのインク量補正は、前記Nビットの入出力関係を用いて前記モノトーン印刷用ドット記録率テーブル内のNビットの入力値を変更することによって実現する、画像処理装置。
  6. 請求項5記載の画像処理置であって、
    前記補正実行部は、
    前記モノトーン印刷時のためのインク量補正の際には、前記Nビットの入力インク量データを入力とし前記Nビットインク量補正値を出力とするNビットのインク量補正テーブルを前記Mビットインク量補正テーブルから作成するとともに、
    前記Nビットのインク量補正テーブルを用いて前記モノトーン印刷用ドット記録率テーブルの変更を実行する、画像処理装置。
  7. 画像データから、印刷ヘッドに適したインク量補正ランクが予め割り当てられたプリンタ用の印刷データを作成するために、画像の各画素毎のインク量を決定する方法であって、
    (a)インク量補正時のインク量の入出力関係を示すテーブルであって、前記インク量補正ランクの複数の値に対応して予め準備された複数のインク量補正テーブルを提供する工程と、
    (b)前記プリンタから取得した前記インク量補正ランクに応じて前記複数のインク量補正テーブルのうちの1つを選択すると共に、前記選択されたインク量補正テーブルを用いて入力インク量データを補正する工程と、
    を備え、
    前記複数のインク量補正テーブルは、モノトーン印刷用に適したインク量データの入出力ビット数N(Nは3以上の整数)よりも入出力ビット数M(Mは2以上でN未満の整数)の小さなMビットテーブルであり、
    前記工程(b)は、モノトーン印刷のためのインク量補正の際に、前記Mビットインク量補正テーブルの入出力関係に基づいて前記モノトーン印刷用のNビットの入出力関係を補間して決定する工程を含む、方法。
  8. 画像データから、印刷ヘッドに適したインク量補正ランクが予め割り当てられたプリンタ用の印刷データを作成するためのプリンタドライバであって、
    画像データから各画素毎のインク量を決定するインク量決定部を備え、
    前記インク量決定部は、
    インク量補正時のインク量の入出力関係を示すテーブルであって、前記インク量補正ランクの複数の値に対応して予め準備された複数のインク量補正テーブルと、
    前記プリンタから取得した前記インク量補正ランクに応じて前記複数のインク量補正テーブルのうちの1つを選択すると共に、前記選択されたインク量補正テーブルを用いて入力インク量データを補正する補正実行部と、
    を備え、
    前記複数のインク量補正テーブルは、モノトーン印刷用に適したインク量データの入出力ビット数N(Nは3以上の整数)よりも入出力ビット数M(Mは2以上でN未満の整数)の小さなMビットテーブルであり、
    前記補正実行部は、モノトーン印刷のためのインク量補正の際に、前記Mビットインク量補正テーブルの入出力関係に基づいて前記モノトーン印刷用のNビットの入出力関係を補間して決定する、プリンタドライバ。
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