JP4506240B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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Description
シアンの色材、マゼンタの色材、及びイエローの色材を重ね合わせることによりグレーの画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により、濃度がそれぞれ異なる複数のグレーの画像を形成し、その複数のグレーの画像の色相、濃度をそれぞれ読み取り、前記複数のグレーの画像について予め定められた色相、濃度の目標値と、前記読み取った色相、濃度とを比較して、前記画像形成手段がグレーの画像を形成するために使用する前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を、グレーの濃度ごとに定めた濃度調整データを作成する制御手段と、を有する画像形成装置において、前記制御手段は、前記濃度調整データに対し、グレーの濃度が所定濃度以下の範囲においては、グレーの画像を形成するために使用する前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を、それぞれ、補正前の前記濃度調整データに記録された、同一のグレーの濃度における前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の平均値とするように補正を行うことを特徴とする画像形成装置を要旨とする。
前記制御手段は、前記濃度調整データの補正において、前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量に関する補正量を所定範囲内に制限することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置を要旨とする。
(3)請求項3の発明は、
シアンの色材、マゼンタの色材、及びイエローの色材を重ね合わせることによりグレーの画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により、濃度がそれぞれ異なる複数のグレーの画像を形成し、その複数のグレーの画像の色相、濃度をそれぞれ読み取り、前記複数のグレーの画像について予め定められた色相、濃度の目標値と、前記読み取った色相、濃度とを比較して、前記画像形成手段がグレーの画像を形成するために使用する前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を、グレーの濃度ごとに定めた濃度調整データを作成する制御手段と、を有する画像形成装置において、前記制御手段は、前記濃度調整データにおけるグレーのばたつき量をグレーの濃度ごとに検出するとともに、前記ばたつき量に基づいて、前記濃度調整データにおいてグレーの色相がずれるグレーの濃度範囲を設定し、グレーの色相がずれるグレーの濃度範囲では、グレーの画像を形成するために使用する前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を、それぞれ、補正前の前記濃度調整データに記録された、同一のグレーの濃度における前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の平均値とするように補正を行い、前記ばたつき量とは、(mid−min)/(max−min)であることを特徴とする画像形成装置を要旨とする。ただし、前記maxは、補正前の前記濃度調整データにおいて、前記ばたつき量を算出するグレーの濃度での前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の中での最大値である。また、前記midは、補正前の前記濃度調整データにおいて、前記ばたつき量を算出するグレーの濃度での前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の中での中間値である。また、前記minは、補正前の前記濃度調整データにおいて、前記ばたつき量を算出するグレーの濃度での前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の中での最小値である。
前記制御手段は、前記濃度調整データの補正において、前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量に関する補正量を所定範囲内に制限することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置を要旨とする。
(5)請求項5の発明は、
前記制御装置は、前記ばたつき量が所定の許容範囲からはずれるグレーの濃度よりも低濃度である範囲を、グレーの色相がずれる濃度範囲とすることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置を要旨とする。
(6)請求項6の発明は、
前記制御手段は、所定の許容範囲を設定し、前記濃度調整データにおいて、前記ばたつき量が前記許容範囲から外れるグレーの濃度のうちの最大濃度よりも低濃度の範囲を、前記グレーの色相がずれる濃度範囲とすることを特徴とする請求項3〜4のいずれかに記載の画像形成装置を要旨とする。
(7)請求項7の発明は、
前記制御手段は、前記複数のグレーの画像について予め定められた色相、濃度の目標値と、前記読み取った色相、濃度とを比較して、複数の所定のグレーの濃度における前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量をそれぞれ決定し、さらに、前記所定のグレーの濃度以外の濃度における前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を補完により決定して、前記濃度調整データを作成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置を要旨とする。
前記制御手段は、前記濃度調整データにおいて、前記補正を行ったグレーの濃度範囲と前記補正を行わなかったグレーの濃度範囲との境界の前後での前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を、前記境界の前後における前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の格差が減少するように、再補正することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置を要旨とする。
コンピュータを請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置における前記制御手段として機能させるプログラムを要旨とする。
インクジェットプリンタ1は、本発明の画像形成手段としての印字ヘッド3を備えている。この印字ヘッド3は、C(シアン)のインクを吐出するノズルと、M(マゼンタ)のインクを吐出するノズルと、Y(イエロー)のインクを吐出するノズルと、K(ブラック)のインクを吐出するノズルと(図示略)を備えており、それら4色のインクを重ね合わせることによりカラー画像を形成することができる。また、C、M、Yのインクを重ね合わせることによりグレーの画像を形成することができる。
外部CPU13からCPU5へ、RGB表色系信号によりデータが記録されている画像データが転送される。この画像データは8bit64階調である。CPU5は画像データに対して色補正処理を実行する。つまり、所定の変換式により、印字ヘッド3の制御信号であるC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の信号に変換する。この色補正処理後の画像データは10bit256階調である。
ステップ110では、上記c)のキャリブレーションにより決定された補完元データを、階調が高い方から、2つ一組として、順番に読み込む。具体的には、このステップ110を最初に実行するときには、階調255における補完元データと、階調224における補完元データとを読み込む。このステップ110を2回目に実行するときには、階調224における補完元データと、階調192における補完元データとを読み込む。
前記ステップ110にて、階調255における補完元データと、階調224における補完元データとを読み込んだ場合は、階調224〜254におけるC、M、Yのインク量(補完データ)を補完により作成する。具体的には、下記式(1)〜(3)により作成する。ここで、nは224〜254の整数、C(n)は階調nにおけるCのインク量、C(224)は階調224におけるCのインク量、C(255)は階調255におけるCのインク量、M(n)は階調nおけるMのインク量、M(224)は階調224におけるMのインク量、M(255)は階調255におけるMのインク量、Y(n)は階調nにおけるYのインク量、Y(224)は階調224におけるYのインク量、Y(255)は階調255におけるYのインク量である。
式(1) C(n)=C(224)+(C(255)−C(224))×((n−224)/31)
式(2) M(n)=M(224)+(M(255)−M(224))×((n−224)/31)
式(3) Y(n)=Y(224)+(Y(255)−Y(224))×((n−224)/31)
同様に、前記ステップ110にて、階調xにおける補完元データと、階調(x+32)における補完元データとを読み込んだ場合は、階調(x+1)〜階調(x+32)までの補完データを下記式(4)〜(6)により作成する。尚、xは32、64、96、128、160、192のうちのいずれかである。
式(4) C(n)=C(x)+(C(x+32)−C(x))×((n−x)/32)式(5) M(n)=M(x)+(M(x+32)−M(x))×((n−x)/32)式(6) Y(n)=Y(x)+(Y(x+32)−Y(x))×((n−x)/32)
また、前記ステップ110にて、階調32におけるC、M、Yのインク量を読み込んだ場合は、下記式(7)〜(9)により、階調0〜階調31におけるC、M、Yのインク量(補完データ)を作成する。ここで、nは0〜31の整数、C(n)は階調nにおけるCのインク量、C(32)は階調32におけるCのインク量、M(n)は階調nおけるMのインク量、M(32)は階調32におけるMのインク量、Y(n)は階調nおけるYのインク量、Y(32)は階調32におけるCのインク量である。
式(7) C(n)=C(32)×(n/32)
式(8) M(n)=M(32)×(n/32)
式(9) Y(n)=Y(32)×(n/32)
ステップ130では、直前のステップ120にて求めた補完データにおいて、補正を行う範囲を求める。この処理は後に詳述する。
ステップ160では、前記ステップ150にて補正した後の補完データを不揮発性RAM9に保存する。
次に、図3のフローチャートのステップ130における補正範囲の検出処理を図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップ230では、位置番号nを1だけ減らして(n−1)とする。
一方、前記ステップ240から進んできた場合は、階調(x+1)〜(x+31)の範囲には補正範囲がないとする。
ステップ300では、補完データにおける位置番号nとして、補正範囲上限における位置番号を設定する。つまり、ここで設定する位置番号は、図4のステップ220にてavgが2より初めて小さくなったときの位置番号nである。尚、この図5では、補正範囲上限における位置番号nが7である場合を例にとって説明する。
ステップ350では、補完データにおける補正範囲(すなわち、位置番号1〜7の範囲)の全てについて、補正が終了したか否かを判断する。つまり、位置番号n=7からスタートし、位置番号nを1ずつ減らしながらステップ320〜340の処理を繰り返した結果、位置番号nが1より小さくなっているか否かを判断する。YESの場合は本処理を終了し、NOの場合はステップ320に戻る。
本実施例1のインクジェットプリンタ1は、グレーの画像を形成する場合に、その濃度が所定値以下である場合は、グレーの画像を形成するために使用するC、M、Yのインク量を等量にする。
ステップ400では、図3のステップ100と同様に、不揮発性RAM9において濃度調整データ(補完元データと補完データ)が記憶されている領域を初期化する。
ステップ420では、図3のステップ120と同様に、前記ステップ410にて読み込んだ補完元データに基づき、その間における補完データを作成する。この補完データは、補完元データの間に位置する31階調のそれぞれについて、C、M、Yのインク量を定めたデータである。
ステップ480では、補完データのうち補正した範囲と、補正しない範囲との境界を補正する。この処理については後に詳述する。
ステップ500では、補完元データの間について、全て補完データを作成したか否かを判断する。つまり、階調0〜31、階調32〜63、階調64〜95、階調96〜127、階調128〜159、階調160〜191、階調192〜223、階調224〜255の全てにおいて補完データを作成したか否かを判断する。YESの場合は本処理を終了する。このとき、全ての補完元データはステップ120にて読みとられており、全ての補完データは作成されているので、補完元データと補完データとから構成される濃度調整データが完成する。一方、ステップ170にてNOと判断された場合はステップ180に進む。
次に、図6のステップ470における補完データの補正処理を図7のフローチャートを用いて説明する。
ステップ700では、平均値avgと、位置番号nにおける補正前のCのインク量Ci(n)との差が所定の値mより大きいか否かを判断する。YESの場合はステップ710に進み、NOの場合はステップ740に進む。
ステップ730では、位置番号nにおける補正後のCのインク量Co(n)を、Ci(n)−mとする。
図7に戻り、ステップ640に進む。このステップ640では、位置番号nにおけるMのインク量を補正する処理であるM1処理を行う。この処理を図9のフローチャートを用いて説明する。
ステップ830では、位置番号nにおける補正後のMのインク量Mo(n)を、Mi(n)−mとする。
図7に戻り、ステップ650に進む。このステップ650では、位置番号nにおけるYのインク量を補正する処理であるY1処理を行う。この処理を図10のフローチャートを用いて説明する。
ステップ930では、位置番号nにおける補正後のYのインク量Yo(n)を、Yi(n)−mとする。
図7に戻り、ステップ660に進む。このステップ660では、位置番号nを1だけ減らして(n−1)とする。
ステップ1100では、下記式(10)により、位置番号n=8におけるCのインク量Co(n)を定める。
式(10) Co(n)=(Co(n−1)+Co(n+1))/2
ステップ1110では、上記ステップ1100で定めたCo(n)の値が0であるか否かを判断する。NOの場合は本処理を終了し、YESの場合はステップ1120に進む。
図11に戻り、ステップ1020に進む。このステップ1020では、位置番号n=8におけるMのインク量を再補正する処理であるM2処理を実行する。このM2処理を図13のフローチャートを用いて説明する。
式(11) Mo(n)=(Mo(n−1)+Mo(n+1))/2
ステップ1210では、上記ステップ1200で定めたMo(n)の値が0であるか否かを判断する。NOの場合は本処理を終了し、YESの場合はステップ1220に進む。
図11に戻り、ステップ1030に進む。このステップ1030では、位置番号n=8におけるYのインク量を再補正する処理であるY2処理を実行する。このY2処理を図14のフローチャートを用いて説明する。
式(12) Yo(n)=(Yo(n−1)+Yo(n+1))/2
ステップ1310では、上記ステップ1300で定めたYo(n)の値が0であるか否かを判断する。NOの場合は本処理を終了し、YESの場合はステップ1320に進む。
その後、図11に戻り、補正範囲の境界での補正処理を終了する。
b)次に、本実施例2のインクジェットプリンタ1の奏する効果を説明する。
本実施例3のインクジェットプリンタ1が画像を形成するために行う処理を図15〜図16を用いて説明する。
ステップ1500では、前記ステップ1420(図15参照)にて算出されたCのインク量Ci、Mのインク量Mi、Yのインク量Yiの平均値avgを算出する。
ステップ1440では、CPU5の多値化処理部5bは、画像データに対してハーフトーン処理を実行する。このハーフトーン処理は、個々のドットは2bit4階調であるが、周知の誤差拡散法又はディザ法を用いることによりマクロ的な濃度は256階調を保持する処理である。
例えば、前記実施例1〜3において、Yのインク量については補正せず、C、Mのインク量のみについて濃度調整データを補正してもよい。こうすることにより、C、M、Yの各インク量を補正する場合よりも、プログラム容量を削減することができる。また、Yのインクは、C、Mのインクよりも目立ちにくいので、Yのインク量を補正しなくとも、グレーの色相のずれ現れにくい。
3・・・印字ヘッド
5・・・CPU
7・・・ROM
9・・・不揮発性RAM
11・・・キーボード
13・・・外部CPU
Claims (9)
- シアンの色材、マゼンタの色材、及びイエローの色材を重ね合わせることによりグレーの画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により、濃度がそれぞれ異なる複数のグレーの画像を形成し、その複数のグレーの画像の色相、濃度をそれぞれ読み取り、前記複数のグレーの画像について予め定められた色相、濃度の目標値と、前記読み取った色相、濃度とを比較して、前記画像形成手段がグレーの画像を形成するために使用する前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を、グレーの濃度ごとに定めた濃度調整データを作成する制御手段と、を有する画像形成装置において、
前記制御手段は、前記濃度調整データに対し、グレーの濃度が所定濃度以下の範囲においては、グレーの画像を形成するために使用する前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を、それぞれ、補正前の前記濃度調整データに記録された、同一のグレーの濃度における前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の平均値とするように補正を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記濃度調整データの補正において、前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量に関する補正量を所定範囲内に制限することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- シアンの色材、マゼンタの色材、及びイエローの色材を重ね合わせることによりグレーの画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により、濃度がそれぞれ異なる複数のグレーの画像を形成し、その複数のグレーの画像の色相、濃度をそれぞれ読み取り、前記複数のグレーの画像について予め定められた色相、濃度の目標値と、前記読み取った色相、濃度とを比較して、前記画像形成手段がグレーの画像を形成するために使用する前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を、グレーの濃度ごとに定めた濃度調整データを作成する制御手段と、を有する画像形成装置において、
前記制御手段は、前記濃度調整データにおけるグレーのばたつき量をグレーの濃度ごとに検出するとともに、前記ばたつき量に基づいて、前記濃度調整データにおいてグレーの色相がずれるグレーの濃度範囲を設定し、グレーの色相がずれるグレーの濃度範囲では、グレーの画像を形成するために使用する前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を、それぞれ、補正前の前記濃度調整データに記録された、同一のグレーの濃度における前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の平均値とするように補正を行い、
前記ばたつき量とは、(mid−min)/(max−min)であることを特徴とする画像形成装置。ただし、前記maxは、補正前の前記濃度調整データにおいて、前記ばたつき量を算出するグレーの濃度での前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の中での最大値である。また、前記midは、補正前の前記濃度調整データにおいて、前記ばたつき量を算出するグレーの濃度での前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の中での中間値である。また、前記minは、補正前の前記濃度調整データにおいて、前記ばたつき量を算出するグレーの濃度での前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の中での最小値である。 - 前記制御手段は、前記濃度調整データの補正において、前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量に関する補正量を所定範囲内に制限することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記制御装置は、前記ばたつき量が所定の許容範囲からはずれるグレーの濃度よりも低濃度である範囲を、グレーの色相がずれる濃度範囲とすることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、所定の許容範囲を設定し、前記濃度調整データにおいて、前記ばたつき量が前記許容範囲から外れるグレーの濃度のうちの最大濃度よりも低濃度の範囲を、前記グレーの色相がずれる濃度範囲とすることを特徴とする請求項3〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記複数のグレーの画像について予め定められた色相、濃度の目標値と、前記読み取った色相、濃度とを比較して、複数の所定のグレーの濃度における前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量をそれぞれ決定し、さらに、前記所定のグレーの濃度以外の濃度における前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を補完により決定して、前記濃度調整データを作成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記濃度調整データにおいて、前記補正を行ったグレーの濃度範囲と前記補正を行わなかったグレーの濃度範囲との境界の前後での前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量を、前記境界の前後における前記シアンの色材の量、前記マゼンタの色材の量、及び前記イエローの色材の量の格差が減少するように、再補正することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
- コンピュータを請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置における前記制御手段として機能させるプログラム。
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