JP4677760B2 - 近接効果補正方法、フォトマスク、近接効果補正装置 - Google Patents

近接効果補正方法、フォトマスク、近接効果補正装置 Download PDF

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本発明は、フォトマスクの回路パターンのデータに近接効果補正を施す際の、近接効果補正方法と、その近接効果補正方法によって補正されたフォトマスクの回路パターンデータにより描画されたフォトマスクと近接効果補正装置に関する。
LSI(LargeScale Integrated Circuit)やCCD(Charge Couple Device)や磁気ヘッドなどの回路パターンの製造過程においては、まず回路パターンをフォトマスクブランクスに描画してフォトマスクを製造し、その製造後のフォトマスクと露光装置とを用いてウェハ上に回路パターンを露光して製造する。この時、描画する回路パターンの密度が高い場合には、当該回路パターンのウェハ上での露光時に光の近接効果等が大きく影響し、パターンに細りが生じるなどの現象が発生する。特に、近年は、LSIのパターンの微細化に伴い光の近接効果等の影響が大きくなっており、このような状況下において、ウェハ上の回路パターンが、設計段階の回路パターンデータに基づいてより忠実に露光されるように、近接効果補正と呼ばれる補正をその設計段階の回路パターンに施している。なお、本発明に関する先行技術文献として特許文献1が公開されている。
特開2001−296645号公報
上述したように、フォトマスクの回路パターンを生成する際には、光の近接効果等の影響を軽減するために、回路パターンのデータに近接効果補正を行なっている。ここで、回路パターンのデータを作成する装置においては、従来、「近接効果補正後の回路パターン」と、近接効果補正後の回路パターンに基づいてコンピュータ上でシミュレーションした「作成後フォトマスクブランクス上に描画の回路パターン」とを比較して、回路パターンの各部分の誤差を検出し、この誤差の大きさに応じて、その回路パターンの各部分の差分を検出し、その量を判定することにより、近接効果補正後の回路パターンのデータの精度を判定している。そして、その精度が悪い場合には、その差分量が許容範囲を超えないように近接効果補正をやり直すことにより、近接効果補正による効果の精度を上げている。
また、フォトマスク製作においてはマスクパターンデータとフォトマスク上に形成されたパターンを比較して検査する事をおこなっている。その差分量は一致しないため、一致しない部分が欠陥として多数検出されるが、この差分量が許容範囲の欠陥を擬似欠陥と呼んでいる。
しかしながら、従来の回路パターンの近接効果補正は、通常、近接効果補正を施す元の回路パターンの部分において、突出した形状の回路パターン付加(または削除)を多用するが、フォトマスク製作上ではこれらの突出した形状を忠実にパターン形成する事が困難である。その為に先に挙げた擬似欠陥が多発する事によってフォトマスク製作工程での検査負荷が大きいという問題点が発生している。さらに擬似欠陥が多発することにより許容範囲を超える欠陥の判別が困難であるという問題も併せて発生している。
また、フォトマスク上で忠実に期待したマスクパターンを形成できないという事によりシミュレーションで期待したウェハ上での回路パターンの近接効果補正の補正効果が十分に得られないという問題もある。
そこでこの発明は、フォトマスク上で形成が容易な形状の回路パターン付加(または削除)を用い、各パターンの差分量を小さくすることによって、欠陥となる回路パターンの箇所の数を低減し、これにより従来の欠陥判定検査における作業を軽減することができる近接効果補正方法と、その近接効果補正方法によって補正されたフォトマスクパターンにより描画されたフォトマスクと近接効果補正装置を提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、フォトマスクの回路パターンにおいて挟角で凸状な形状を成す凸状挟角パターンのうち、近接効果補正を行なうと決定した凸状挟角パターンの前記挟角の2辺に対して、当該挟角の2辺と、前記2辺が交わる交点から同一距離の前記2辺上の垂直線引出し点それぞれにおいて同一長で該辺それぞれに垂直な2本の垂直線と、前記2本の垂直線の各端点から前記挟角の2辺に凸方向に平行に延ばした2本の平行線と、で囲まれる近接効果補正パターンを付加して形成し、さらに、前記2本の垂直線と、前記挟角の2辺上の各点であって前記垂直線引出し点より前記交点とは反対方向の前記垂直線に長さが等しい距離にある各点と、前記2本の垂直線の各端点とをそれぞれ結ぶ各線と、前記挟角の2辺と、でそれぞれ囲まれる2つの近接効果補正パターンとを付加して形成することを特徴とする回路パターンの近接効果補正方法である。
また本発明は、フォトマスクの回路パターンにおいて挟角で凹状な形状を成す凹状挟角パターンのうち、近接効果補正を行なうと決定した凹状挟角パターンの前記挟角の2辺に対して、当該挟角の2辺と、前記2辺が交わる交点から同一距離の前記2辺上の垂直線引出し点それぞれにおいて同一長で該辺それぞれに垂直な2本の垂直線と、前記2本の垂直線の各端点から前記挟角の2辺に凹方向に平行に延ばした2本の平行線と、で囲まれる近接効果補正パターンを削除して形成し、さらに、前記2本の垂直線と、前記挟角の2辺上の各点であって前記垂直線引出し点より前記交点とは反対方向の前記垂直線に長さが等しい距離にある各点と、前記2本の垂直線の各端点とをそれぞれ結ぶ各線と、前記挟角の2辺と、でそれぞれ囲まれる2つの近接効果補正パターンとを削除して形成することを特徴とする回路パターンの近接効果補正方法である。
また本発明は、上述の近接効果補正方法において、前記挟角の2辺上の各点であって前記垂直線引出し点より前記交点とは反対方向の各点は、前記2本の垂直線の各端点から同距離の各点であることを特徴とする。
また本発明は、上述の近接効果補正方法によって近接効果補正された回路パターンに基づいて描画され作成されたフォトマスクである。
また本発明は、フォトマスクの回路パターンの近接効果補正装置であって、フォトマスクの回路パターンのデータを記憶する回路パターンデータ記憶手段と、前記フォトマスクの回路パターンデータを前記回路パターンデータ記憶手段より読み込んで、当該読み込んだデータの回路パターンにおいて挟角で凸状な形状を成す凸状挟角パターンのうち、近接効果補正を行なうと決定した凸状挟角パターンの前記挟角の2辺に対して、当該挟角の2辺と、前記2辺が交わる交点から同一距離の前記2辺上の垂直線引出し点それぞれにおいて同一長で該辺それぞれに垂直な2本の垂直線と、前記2本の垂直線の各端点から前記挟角の2辺に凸方向に平行に延ばした2本の平行線と、で囲まれる近接効果補正パターンを付加して形成し、さらに、前記2本の垂直線と、前記挟角の2辺上の各点であって前記垂直線引出し点より前記交点とは反対方向の前記垂直線に長さが等しい距離にある各点と、前記2本の垂直線の各端点とをそれぞれ結ぶ各線と、前記挟角の2辺と、でそれぞれ囲まれる2つの近接効果補正パターンとを付加して形成した、近接効果補正回路パターンデータを生成する近接効果補正手段と、を備えることを特徴とする近接効果補正装置である。
また本発明は、フォトマスクの回路パターンの近接効果補正装置であって、フォトマスクの回路パターンのデータを記憶する回路パターンデータ記憶手段と、前記フォトマスクの回路パターンデータを前記回路パターンデータ記憶手段より読み込んで、当該読み込んだデータの回路パターンにおいて挟角で凹状な形状を成す凹状挟角パターンのうち、近接効果補正を行なうと決定した凹状挟角パターンの前記挟角の2辺に対して、当該挟角の2辺と、前記2辺が交わる交点から同一距離の前記2辺上の垂直線引出し点それぞれにおいて同一長で該辺それぞれに垂直な2本の垂直線と、前記2本の垂直線の各端点から前記挟角の2辺に凹方向に平行に延ばした2本の平行線と、で囲まれる近接効果補正パターンを削除して形成し、さらに、前記2本の垂直線と、前記挟角の2辺上の各点であって前記垂直線引出し点より前記交点とは反対方向の前記垂直線に長さが等しい距離にある各点と、前記2本の垂直線の各端点とをそれぞれ結ぶ各線と、前記挟角の2辺と、でそれぞれ囲まれる2つの近接効果補正パターンとを削除して形成した、近接効果補正回路パターンデータを生成する近接効果補正手段と、を備えることを特徴とする近接効果補正装置である。
本発明によれば、回路パターンの近接効果補正時に、近接効果補正パターンに加え、さらに近接効果補正パターンが付加される(または削除される)ので、近接効果補正により付加された回路パターンが元のパターンから突出した形状でなく、徐々に補正量を増加させるような回路パターンとなり、「近接効果補正後の回路パターン」と、近接効果補正後の回路パターンに基づいてコンピュータ上でシミュレーションした「作成後フォトマスクブランクス上に描画の回路パターン」の誤差が小さくなる。従って、「近接効果補正後の回路パターン」と、近接効果補正後の回路パターンに基づいてコンピュータ上でシミュレーションした「作成後フォトマスクブランクス上に描画の回路パターン」とを比較した際の欠陥となる確率が少なくなり、その結果、近接効果補正をやり直す回数も減るので、再度近接効果補正を行なう作業者の負担が軽減できることとなる。
また、本発明によれば、上述のように近接効果補正方法によって作成された回路パターンデータによって製造されたフォトマスクと、当該フォトマスクを介して、レジスト層と被加工層を表面に形成した基板上に光を照射するウエハフォト工程を経て製造されたデバイスは、従来に比べてより、近接効果補正をする前の元の回路パターンデータに忠実に製造される。これは、近接効果を施された回路パターンの部分が、元のパターンから突出した形状でなく、徐々に補正量を増加させるような形状としたため、ウエハフォト工程によって形成されるのパターン形状が設計時の回路パターンにより近づくパターンとなるためである。
以下、本発明の一実施形態による近接効果補正装置を図面を参照して説明する。
図1は本実施形態による近接効果補正装置の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は近接効果補正装置である。そして近接効果補正装置1において、符号11はユーザからの指示を受付けたり、モニタにデータを出力する入出力部である。また12は近接効果補正装置1の各処理部を制御する制御部である。また13は予め作成されたフォトマスクの回路パターンのデータに、近接効果補正を施す処理を行なう近接効果補正処理部(近接効果補正手段)である。また14は予め作成されたフォトマスクの回路パターンのデータと、近接効果補正処理部によって補正された回路パターンのデータを記憶する回路パターンデータ記憶部(回路パターンデータ記憶手段)である。
なお、この近接効果補正装置1は、実際は、フォトマスクの回路パターンのデータを作成する装置のコンピュータに備えられているものであるが、実施形態の説明の便宜上、近接効果補正装置1に関する機能構成の各処理部のみを用いて説明する。
そして、近接効果補正装置1は、通常の近接効果補正に加えて、後述する以下の処理により、「近接効果補正後の回路パターン」と、近接効果補正後の回路パターンに基づいてコンピュータ上でシミュレーションした「作成後フォトマスクブランクス上に描画の回路パターン」の誤差が小さくなり、その結果、近接効果補正の精度が良いと判定されることで、当該近接効果を施した部分が欠陥とならないような近接効果補正を、予め作成された回路パターンに施す。
図2は、近接効果補正装置の処理フローである。
図3は凸状Angleパターンに近接効果補正を施した際の例を示す図である。
図4は凹状Angleパターンに近接効果補正を施した際の例を示す図である。
次に、図2、3、4を用いて近接効果補正装置の処理について説明する。
まず、近接効果補正装置1の入出力部11に近接効果補正の指示が入力されると、制御部12は、近接効果補正処理部13に回路パターンデータの近接効果補正を行なうよう指示する(ステップS1)。すると近接効果補正処理部13は回路パターンデータ記憶部14に記録されている回路パターンのデータを読み取る(ステップS2)。次に、近接効果補正処理部13は、読み取った回路パターンのデータにおいて、近接効果補正を施すパターンの部分の領域を決定する(ステップS3)。なお、この近接効果補正を施すパターンの部分の領域の決定は、例えば、予め制御部12に指示された、領域を示す複数の座標の情報に基づいて行なわれる。ここで、この近接効果を施す回路パターンは、当該回路パターンにおける凸状Angleパターン(回路パターンにおいて、挟角で凸状な形状を成す凸状挟角パターン)であるとする。
図3に示すような凸状Angleパターンを例とすると、近接効果補正処理部13は、次に、凸状Angleパターンの挟角を成す2辺a1、b1が交わる交点A1の座標を、回路パターンデータから特定する。次に、近接効果補正処理部13は交点A1から同一距離の前記辺a1、b1の垂直線引出し点B1、B1´の座標を特定する。この垂直線引出し点B1、B1´の交点A1からの距離は予め設定された任意の距離とする。次に、近接効果補正処理部13は垂直線引出し点B1,B1´それぞれから、辺a1,b1に垂直な垂直線c1、d1を凸状Angleパターンに付加する。また、近接効果補正処理部13は、垂直線c1、d1の端点C1、C1´から、前記交点A1の凸方向であって辺a1,b1に平行な平行線e1、f1を凸状Angleパターンに付加する。そして、以上の処理によって、垂直線c1、d1と、平行線e1、f1と、辺a1、b1によって囲まれる近接効果補正パターンX1を凸状Angleパターンに付加する(ステップS4a)。つまり、元々、回路パターンデータ記憶部14に記録されていた回路パターンの面データ(または座標のデータ)に、垂直線c1、d1と、平行線e1、f1と、辺a1、b1によって囲まれる近接効果補正パターンX1の面データ(または座標のデータ)を加える。なお、この近接効果補正パターンX1の付加は、従来から行なわれている近接効果の補正方法である。そして、さらに、以下の近接効果補正の処理を続ける。
近接効果補正パターンX1を付加すると次に近接効果補正処理部13は、a1、b1上であって垂直線引出し点B1、B1´より交点A1とは反対方向の各点D1、D1´の座標を特定する。このD1、D1´の垂直線引出し点B1、B1´からのそれぞれの距離は、本実施形態においては、垂直線c1、d1の長さと同一とする。なお、D1、D1´の垂直線引出し点B1、B1´からのそれぞれの距離が垂直線c1、d1の長さと同一でなくてもよい。そして、近接効果補正処理部13は、垂直線c1と、垂直線引出し点B1とD1を結ぶ線と、D1と端点C1とを結ぶ線(本実施形態においては直線だが、B1を頂点とする扇形になるような線でもよい)とで囲まれた近接効果補正パターンX1´を凸状Angleパターンに付加する(ステップS5a)。また、近接効果補正処理部13は、垂直線d1と、垂直線引出し点B1´とD1´とを結ぶ線と、D1´と端点C1´とを結ぶ線(本実施形態においては直線だが、B1´を頂点とする扇形になるような線でもよい)とで囲まれた近接効果補正パターンX1´´を凸状Angleパターンに付加する(ステップS6a)。
つまり、近接効果補正処理部13は、元々、回路パターンデータ記憶部14に記録されていた回路パターンの面データ(または座標のデータ)に、近接効果補正パターンX1の面データ(または座標のデータ)と、さらに、近接効果補正パターンX1´の面データ(または座標のデータ)と、近接効果補正パターンX1´´の面データ(または座標のデータ)とを付加したデータを作成する。
以上の処理により、回路パターンにおける凸状Angleパターンの部分に図3で示すような近接効果補正パターンX1、X1´、X1´´のパターンを付加する近接効果補正を行なうので、これにより、近接効果補正により付加された回路パターンが元のパターンから突出した形状でなく、徐々に補正量を増加させるような回路パターンとなるので、「近接効果補正後の回路パターン」と、近接効果補正後の回路パターンに基づいてコンピュータ上でシミュレーションした「作成後フォトマスクブランクス上に描画の回路パターン」の誤差が小さくなる。従って、「近接効果補正後の回路パターン」と、近接効果補正後の回路パターンに基づいてコンピュータ上でシミュレーションした「作成後フォトマスクブランクス上に描画の回路パターン」とを比較した際の欠陥となる確率が少なくなり、その結果、近接効果補正をやり直す回数も減るので、再度近接効果補正を行なうといった欠陥判定検査における作業者の負担が軽減できることとなる。
次に、ステップS3において決定した、近接効果補正を施すパターンの部分の領域が、当該回路パターンにおける凹状Angleパターン(回路パターンにおいて、挟角で凹状な形状を成す凹状挟角パターン)である場合の近接効果補正の処理について説明する。本実施形態における近接効果補正装置1は凹上Angleパターンの部分についても近接効果補正を行なう。
まず、図4に示すような凹状Angleパターンを例とすると、近接効果補正処理部13は、次に、凹状Angleパターンの挟角を成す2辺a2、b2が交わる交点A2の座標を、回路パターンデータから特定する。次に、近接効果補正処理部13は交点A2から同一距離の前記辺a2、b2の垂直線引出し点B2、B2´の座標を特定する。この垂直線引出し点B2、B2´の交点A2からの距離は予め設定された任意の距離とする。次に、近接効果補正処理部13は垂直線引出し点B2,B2´それぞれから、辺a2,b2に垂直な垂直線c2、d2を凹状Angleパターンに付加する。また、近接効果補正処理部13は、垂直線c2、d2の端点C2、C2´から、前記交点A2の凹方向であって辺a2,b2に平行な平行線e2、f2を凹状Angleパターンに付加する。そして、以上の処理によって、垂直線c2、d2と、平行線e2、f2と、辺a2、b2によって囲まれる近接効果補正パターンX2を凹状Angleパターンから削除する(ステップS4b)。つまり、元々、回路パターンデータ記憶部14に記録されていた回路パターンの面データ(または座標のデータ)から、垂直線c2、d2と、平行線e2、f2と、辺a2、b2によって囲まれる近接効果補正パターンX2の面データ(または座標のデータ)を削除する。なお、この近接効果補正パターンX2の削除は、従来から行なわれている近接効果の補正方法である。そして、さらに、以下の近接効果補正の処理を続ける。
近接効果補正パターンX2の削除を行なうと次に近接効果補正処理部13は、a2、b2上であって垂直線引出し点B2、B2´より交点A2とは反対方向の各点D2、D2´の座標を特定する。このD2、D2´の垂直線引出し点B2、B2´からのそれぞれの距離は、本実施形態においては、垂直線c2、d2の長さと同一とする。なお、D2、D2´の垂直線引出し点B2、B2´からのそれぞれの距離が垂直線c2、d2の長さと同一でなくてもよい。そして、近接効果補正処理部13は、垂直線c2と、垂直線引出し点B2とD2を結ぶ線と、D2と端点C2とを結ぶ線(本実施形態においては直線だが、B2を頂点とする扇形になるような線でもよい)とで囲まれた近接効果補正パターンX2´を凹状Angleパターンから削除する(ステップS5b)。また、近接効果補正処理部13は、垂直線d2と、垂直線引出し点B2´とD2´とを結ぶ線と、D2´と端点C2´とを結ぶ線(本実施形態においては直線だが、B2´を頂点とする扇形になるような線でもよい)とで囲まれた近接効果補正パターンX2´´を凹状Angleパターンから削除する(ステップS6b)。
つまり、近接効果補正処理部13は、元々、回路パターンデータ記憶部14に記録されていた回路パターンの面データ(または座標のデータ)から、近接効果補正パターンX2の面データ(または座標のデータ)と、さらに、近接効果補正パターンX2´の面データ(または座標のデータ)と、近接効果補正パターンX2´´の面データ(または座標のデータ)を削除したデータを作成する。
以上の処理により、回路パターンにおける凹状Angleパターンの部分から、図4で示すような近接効果補正パターンX2、X2´、X2´´のパターンを削除した近接効果補正を行なうので、これにより、近接効果補正により削除された回路パターンが元のパターンから突出した形状でなく、徐々に補正量を増加させるような回路パターンとなるので、「近接効果補正後の回路パターン」と、近接効果補正後の回路パターンに基づいてコンピュータ上でシミュレーションした「作成後フォトマスクブランクス上に描画の回路パターン」の誤差が小さくなる。従って、「近接効果補正後の回路パターン」と、近接効果補正後の回路パターンに基づいてコンピュータ上でシミュレーションした「作成後フォトマスクブランクス上に描画の回路パターン」とを比較した際の欠陥となる確率が少なくなり、その結果、近接効果補正をやり直す回数も減るので、再度近接効果補正を行なうといった欠陥判定検査における作業者の負担が軽減できることとなる。
また上述のように近接効果補正方法によって作成された回路パターンデータによって製造されたフォトマスクを介して、レジスト層と被加工層を表面に形成した基板上に光を照射する過程を経て製造されたデバイスは、従来に比べてより、近接効果補正をする前の元の回路パターンデータに忠実に製造される。これは、近接効果を施された回路パターンの部分が、元のパターンから突出した形状でなく、徐々に補正量を増加させるような回路パターンとなるためである。なお、上記デバイスは、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロクロミック・ディスプレイ、プラズマディスプレイ、などの表示デバイスや、CCDなどの撮像デバイスや、磁気ヘッド等の磁気デバイスや、LSI等の半導体デバイスである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述の近接効果補正装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
近接効果補正装置の構成を示すブロック図である。 近接効果補正装置の処理フローである。 凸状Angleパターンに近接効果補正を施した際の例を示す図である。 凹状Angleパターンに近接効果補正を施した際の例を示す図である。
符号の説明
1・・・近接効果補正装置
11・・・入出力部
12・・・制御部
13・・・近接効果補正処理部
14・・・回路パターンデータ記憶部

Claims (6)

  1. フォトマスクの回路パターンにおいて挟角で凸状な形状を成す凸状挟角パターンのうち、近接効果補正を行なうと決定した凸状挟角パターンの前記挟角の2辺に対して、
    当該挟角の2辺と、
    前記2辺が交わる交点から同一距離の前記2辺上の垂直線引出し点それぞれにおいて同一長で該辺それぞれに垂直な2本の垂直線と、
    前記2本の垂直線の各端点から前記挟角の2辺に凸方向に平行に延ばした2本の平行線と、
    で囲まれる近接効果補正パターンを付加して形成し、
    さらに、
    前記2本の垂直線と、
    前記挟角の2辺上の各点であって前記垂直線引出し点より前記交点とは反対方向の前記垂直線に長さが等しい距離にある各点と、前記2本の垂直線の各端点とをそれぞれ結ぶ各線と、
    前記挟角の2辺と、
    でそれぞれ囲まれる2つの近接効果補正パターンとを付加して形成する
    ことを特徴とする回路パターンの近接効果補正方法。
  2. フォトマスクの回路パターンにおいて挟角で凹状な形状を成す凹状挟角パターンのうち、近接効果補正を行なうと決定した凹状挟角パターンの前記挟角の2辺に対して、
    当該挟角の2辺と、
    前記2辺が交わる交点から同一距離の前記2辺上の垂直線引出し点それぞれにおいて同一長で該辺それぞれに垂直な2本の垂直線と、
    前記2本の垂直線の各端点から前記挟角の2辺に凹方向に平行に延ばした2本の平行線と、
    で囲まれる近接効果補正パターンを削除して形成し、
    さらに、
    前記2本の垂直線と、
    前記挟角の2辺上の各点であって前記垂直線引出し点より前記交点とは反対方向の前記垂直線に長さが等しい距離にある各点と、前記2本の垂直線の各端点とをそれぞれ結ぶ各線と、
    前記挟角の2辺と、
    でそれぞれ囲まれる2つの近接効果補正パターンとを削除して形成する
    ことを特徴とする回路パターンの近接効果補正方法。
  3. 前記挟角の2辺上の各点であって前記垂直線引出し点より前記交点とは反対方向の各点は、前記2本の垂直線の各端点から同距離の各点である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の近接効果補正方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかの項に記載の近接効果補正方法によって近接効果補正された回路パターンに基づいて描画され作成されたフォトマスク。
  5. フォトマスクの回路パターンの近接効果補正装置であって、
    フォトマスクの回路パターンのデータを記憶する回路パターンデータ記憶手段と、
    前記フォトマスクの回路パターンデータを前記回路パターンデータ記憶手段より読み込んで、
    当該読み込んだデータの回路パターンにおいて挟角で凸状な形状を成す凸状挟角パターンのうち、近接効果補正を行なうと決定した凸状挟角パターンの前記挟角の2辺に対して、
    当該挟角の2辺と、
    前記2辺が交わる交点から同一距離の前記2辺上の垂直線引出し点それぞれにおいて同一長で該辺それぞれに垂直な2本の垂直線と、
    前記2本の垂直線の各端点から前記挟角の2辺に凸方向に平行に延ばした2本の平行線と、
    で囲まれる近接効果補正パターンを付加して形成し、
    さらに、
    前記2本の垂直線と、
    前記挟角の2辺上の各点であって前記垂直線引出し点より前記交点とは反対方向の前記垂直線に長さが等しい距離にある各点と、前記2本の垂直線の各端点とをそれぞれ結ぶ各線と、
    前記挟角の2辺と、
    でそれぞれ囲まれる2つの近接効果補正パターンとを付加して形成した、
    近接効果補正回路パターンデータを生成する近接効果補正手段と、
    を備えることを特徴とする近接効果補正装置。
  6. フォトマスクの回路パターンの近接効果補正装置であって、
    フォトマスクの回路パターンのデータを記憶する回路パターンデータ記憶手段と、
    前記フォトマスクの回路パターンデータを前記回路パターンデータ記憶手段より読み込んで、
    当該読み込んだデータの回路パターンにおいて挟角で凹状な形状を成す凹状挟角パターンのうち、近接効果補正を行なうと決定した凹状挟角パターンの前記挟角の2辺に対して、
    当該挟角の2辺と、
    前記2辺が交わる交点から同一距離の前記2辺上の垂直線引出し点それぞれにおいて同一長で該辺それぞれに垂直な2本の垂直線と、
    前記2本の垂直線の各端点から前記挟角の2辺に凹方向に平行に延ばした2本の平行線と、
    で囲まれる近接効果補正パターンを削除して形成し、
    さらに、
    前記2本の垂直線と、
    前記挟角の2辺上の各点であって前記垂直線引出し点より前記交点とは反対方向の前記垂直線に長さが等しい距離にある各点と、前記2本の垂直線の各端点とをそれぞれ結ぶ各線と、
    前記挟角の2辺と、
    でそれぞれ囲まれる2つの近接効果補正パターンとを削除して形成した、
    近接効果補正回路パターンデータを生成する近接効果補正手段と、
    を備えることを特徴とする近接効果補正装置。
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