JP4677064B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子スチルカメラ等の撮像装置に係り、特に電子スチルカメラ本体の小型モニタにおいて撮影画像のピントを確認するようにした装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮像素子を用いて光学系から入射する被写体像を撮影し、その結果得られた画像信号を信号処理して画像情報に変換する。その画像情報をフラッシュメモリを内蔵したメモリカードやフロッピーディスクあるいはハードディスクからなる記録手段に記録するようにした電子スチルカメラが種々提案されている。このようなカメラの中には撮影した画像をその場で再生できるようにカメラ本体にモニタを内蔵しているものがあり、撮影画像を表示したり、1画面に複数の撮影画像を表示したりすることができる。
【0003】
ところが、カメラ本体に内蔵されるモニタはほとんどの場合小型であり、カメラ本体に内蔵されるモニタでは撮影画像のピント確認を行うことができないという問題があった。そこで、特開平5−244471号公報で開示の「電子スチルカメラ装置」では、少ない画素数のモニタを用いてもピント調整を容易に行うために撮影後、撮影画像を小型モニタに表示する。そして表示された画像の一部分を撮影者が指定することで、その指定部分を小型モニタに拡大表示するものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来装置ではモニタにてピント調整を行う場合、撮影者がいちいち撮影画像を表示させ、さらに拡大したい場所を指定しなければならなかった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、撮影後すぐに撮影画像のピント確認を行うことができる撮像装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、ファインダ視野内にフォーカスポイントを示す複数の測距点を持つ自動焦点調節手段と、撮影準備、および撮像を指示するレリーズスイッチと、撮像画像を再生可能な表示手段と、撮像画像を一時的に格納するためのバッファメモリと、前記バッファメモリに格納されている画像を消去するための消去スイッチとを有し、前記レリーズスイッチの第1ストロークの操作に応じて撮影準備を行い、合焦位置および露出値データを保持したままの第2ストロークの操作に応じて光電変換された像信号をデジタルデータに変換して第1の画像データとして前記バッファメモリへ一時的に格納し、当該バッファメモリに格納された前記第1の画像データから測距点に対応した所定の大きさの画像を切り出し前記表示手段に表示した後に、前記消去スイッチにより消去の指示がされた場合には、前記バッファメモリから前記第1の画像データを消去しメモリカードへの記録対象から外す一方、前記消去スイッチにより消去の指示がされなかった場合には、前記第1の画像データから変換された第2の画像データをメモリカードに記録して保存することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明による撮像装置の好適な実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における撮像装置としての電子スチルカメラの構成例を示すブロック図である。図において1は撮影レンズ、2は撮影レンズ1を介して被写体像を受光し、その被写体像画像を光電変換するためのたとえばCCDイメージセンサ等でなる撮像素子、3は撮像素子2から出力される信号をデジタル信号に変換する信号処理回路、4は画像データを一時的に格納するバッファメモリであり、本発明の記憶手段に該当する。5はバッファメモリ4に格納されている画像データを所定の映像信号に変換するための画像処理回路であり、本発明の画像処理手段に該当する。
【0021】
また、6は映像信号を記録媒体に記録するための記録制御回路、7は画像を記録するメモリカードであり、本発明の記録媒体に該当する。8は合焦位置に撮影レンズを駆動するための駆動回路、9は信号処理回路3、画像処理回路5、記録回路6等を制御するための制御回路である。
【0022】
また、10は画面内にある複数の測距点を用いて自動で焦点を検出するためのAF回路であり、本発明の自動焦点調節手段に該当する。11は撮影画像の露出を決定するためのAE回路、12はカメラのファインダ視野内を覗く撮影者の注視方向を検出する視線検出回路であり、本発明の視線検出手段に該当する。
【0023】
また、13は視線検出回路12をON/OFFする視線スイッチであり、本発明の第3の操作部材に該当する。14は測距点選択を自動選択とするか手動選択とするかの選択モード切替スイッチであり、本発明の第1の操作部材に該当する。15は選択モード切替スイッチ13で手動選択が選ばれたときに視野内の複数の測距点を撮影者が手動で選択するための測距点選択スイッチであり、本発明の第2の操作部材に該当する。
【0024】
また、16は撮影された画像を再生するための再生回路、17は撮影画像の表示や各種設定項目を表示するためのLCDモニタであり、本発明の表示手段に該当する。19はレリーズスイッチであり、本発明の第1ストロークスイッチおよび第1ストロークスイッチに該当する。
【0025】
図2は、上記の構成でなる電子スチルカメラの撮影に係わる動作を示すフローチャートである。つぎに、この電子スチルカメラの動作を説明する。
ステップS100において、動作を開始する。
ステップS101において、図示しない電源スイッチで電源を投入することでカメラが起動する。
ステップS102において、カメラが起動すると、バッテリチェックやレンズの有無チェックなどの初期動作が行われる。
【0026】
つぎに、ステップS103において、視線スイッチ13、選択モード切替スイッチ14、測距点選択スイッチ15などの状態をチェックして測距点選択モードを設定する。この場合、図3に示すフローチャート▲1▼に沿って動作する。
ステップS104において、設定したモードを変更する場合はステップS103へ戻り、変更ない場合はステップS105へ進む。
ステップS105において、レリーズスイッチ19の第1のストロークスイッチSW1(以下、単にSW1という)がオンすると、制御回路9によってAF回路10やAE回路11が動作して撮影準備が行われる。このときAF回路11では先に設定した測距点選択モードにしたがってAF動作が行われる。
ステップS106において、撮影準備が完了するとステップS107へ進む。
【0027】
ステップS107において、撮影準備完了後、SW1がオン状態に維持されている場合、合焦位置および露出値データを保持したまま、レリーズスイッチ19の第2ストロークスイッチSW2(以下、単にSW2という)の投入待機状態となり、ステップS108へ進む。一方、SW1がオフ状態であるとステップS104へ進む。
【0028】
ステップS108において、SW2がオンになったとき、ステップS109にて撮影動作が行われる。
ステップS109において、SW2がオンになると、制御回路9からの信号で図示しないシャッタ機構の開閉により被写体像が撮像素子2において露光され、この像が光電変換される。そして信号処理回路3でデジタルデータに変換された後バッファメモリ4へ一時的に格納される。
ステップS110において、撮影した画像のピントを確認する。この場合、図4に示すフローチャート▲2▼に沿って動作する。
ステップS111において、ピント確認後、バッファメモリ4に格納されているデータを画像処理回路5において所定の画像データに変換し、そして記録回路6を用いてメモリカード17に記録する。
ステップS112において、動作を終了する。
【0029】
ここで、視線スイッチ13、選択モード切替スイッチ14、測距点選択スイッチ15などの状態をチェックして測距点選択モードを設定する動作を、図3のフローチャートを用いて説明する。
ステップS200において、動作を開始する。
ステップS201において、視線スイッチ13の状態を検出して、視線検出回路12で視線検出を行うか行わないかを決定する。視線検出を行わないときはステップS202へ進み、測距点自動選択か手動選択の選択モードの設定を行う。
【0030】
つぎに、ステップS202において、選択モード切替スイッチ14の状態を検出して、測距点選択を自動で行うのか手動で行うのか決定する。手動選択モードが選択された場合にはステップS203へ進み、撮影者が測距点を選択する。
ステップS203において、測距点選択スイッチ15により撮影者が手動で測距点を選択する。
ステップS202において、動作を終了する。
【0031】
つぎに、撮影後選択された測距点付近の画像を拡大再生する動作を、図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップS300において、動作を開始する。
ステップS301において、制御回路9より選択された測距点信号を受けて、画像処理回路はバッファメモリ4に格納されている撮影画像から、選択された測距点付近の画像を所定の大きさで切り出す。
ステップS302において、切り出された画像は再生回路16へ送られ、LCDモニタ17に表示できる信号に変換される。
ステップS303において、選択された測距点付近の画像は、図5に示すようにLCDモニタ17の画面全体に表示される。
ステップS304において、動作を終了する。
【0032】
以上の動作により、測距点選択モードが視線選択モードおよび自動選択モードおよび手動選択モードのどれであっても、撮影画像中の合焦した測距点付近の画像がLCDモニタの画面全体に表示されるので、撮影後すぐに撮影画像のピント確認を行うことができる。
【0033】
(第2の実施形態)
図6は、この実施形態における電子スチルカメラの構成例を示すブロック図である。特にこの例では電子スチルカメラに加えて、ピント確認時にピントがぼけている画像であればメモリカード7へ記録せずにバッファメモリ4に格納されている撮影画像を消去するための消去スイッチ18を備える。
【0034】
上記構成でなる電子スチルカメラにおいて撮影時の動作はピント確認時の動作(図4のフローチャート)を除いて、実質的に第1の実施形態の場合と同様である。つぎに、図7のフローチャートを用いて、第2の実施形態でピント確認時の動作を説明する。
【0035】
ステップS400において、動作を開始する。
ステップS401において、制御回路9より選択された測距点信号を受けて、画像処理回路はバッファメモリ4に格納されている撮影画像から、選択された測距点付近の画像を所定の大きさで切り出す。
ステップS402において、切り出された画像は再生回路15へ送られ、LCDモニタ17に表示できる信号に変換される。
ステップS403において、選択された測距点付近の画像が図5のようにLCDモニタの画面全体に表示される。
【0036】
このときステップS404において、撮影画像のピントがボケている画像であり、消去スイッチ18が押された場合は、撮影画像をメモリカード7に記録しない。バッファメモリ4に格納されている撮影画像を消去するために、ステップS405へ進む。
ステップS405において、撮影画像を消去するためにバッファメモリ4をクリアする。この場合はステップS111もスキップされる。
ステップS406において、動作を終了する。
【0037】
以上の動作により、測距点選択モードが視線選択モードおよび自動選択モードおよび手動選択モードのどれであっても、撮影画像中の合焦した測距点付近の画像が表示手段の画面全体に表示される。そしてピントのボケた写真は消去できるので、ピンボケの写真を記録媒体に記録する等の無駄をなくすことができる。
【0038】
(第3の実施形態)
第3の実施形態における電子スチルカメラは、図1に示した第1の実施形態の場合と実質的に同様な構成である。図8は、レリーズスイッチ19が第1ストロークまで押されると、LCDモニタ17に測距点付近の画像が表示される電子スチルカメラの動作を示すフローチャートを示したものである。図8のフローチャートを用いて、第3の実施形態の動作を説明する。
【0039】
ステップS500において、動作を開始する。
ステップS501において、図示しない電源スイッチで電源を投入することでカメラが起動する。
ステップS502において、カメラが起動すると、バッテリチェックやレンズの有無チェックなどの初期動作が行われる。
【0040】
つぎに、ステップS503において、視線スイッチ13、選択モード切替スイッチ14、測距点選択スイッチ15などの状態をチェックして測距点選択モードを設定する。この場合、図3に示すフローチャート▲1▼に沿って動作する。
ステップS504において、設定したモードを変更する場合はステップS503へ戻り、変更ない場合はステップS505へ進む。
ステップS505において、レリーズスイッチ19のSW1がオンされると、制御回路9によってAF回路10やAE回路11が動作して撮影準備が行われる。このときAF回路では先に設定した測距点選択モードに従ってAF動作が行われる。
ステップS506において、撮影準備が完了するとステップS507へ進む。
【0041】
ステップS507において、撮影した画像のピントを確認する。この場合、図4に示すフローチャート▲2▼に沿って動作する。
ステップS508において、ピント確認後、撮影する場合すなわちSW1がオン状態に維持されている場合、合焦位置および露出値データを保持したまま、レリーズスイッチ19のSW2の投入待機状態となりステップS509へ進む。一方、撮影を中止する場合すなわちSW1がオフ状態であるとステップS504へ進む。
【0042】
ステップS509において、レリーズスイッチ19のSW2がオンになったとき、撮影動作が行われる。
ステップS510において、SW2がオンになると、制御回路9からの信号で図示しないシャッタ機構の開閉により被写体像が撮像素子2において露光され、この像が光電変換される。そして信号処理回路3でデジタルデータに変換された後バッファメモリ4へ一時的に格納される。そして、バッファメモリ4に格納されているデータを画像処理回路5において所定の画像データに変換し、記録回路6を用いてメモリカード17に記録される。
ステップS511において、動作を終了する。
【0043】
以上の動作により、レリーズボタンの第1ストロークをオンしたときに、測距点選択モードが自動選択モードおよび手動選択モードのどちらであっても、撮影画像中の合焦した測距点付近の画像が表示手段の画面全体に表示されるので、撮影画像のピント確認ができ、ピンボケの写真を記録媒体に記録する等の無駄をなくすことができる。
【0044】
ところで、AF機能を備え、モニタを持つこの種の従来のデジタルカメラにおいて、たとえば第1の動作で合焦させ、第2の動作で記録媒体に画像記録を行い、第3の動作で記録媒体に記録された画像を再生する場合、モニタに画像およびその付加情報を表示する。
【0045】
近年、記録媒体はその種類、容量が飛躍的に進歩し、デジタルカメラに搭載することができる記録媒体の容量も飛躍的に大きくなる。その結果、大量の画像を記録しておけるようになってきている。また、従来の銀塩カメラと異なり、デジタルカメラは撮影した画像をその場で確認でき、必要ない画像を手軽に排除することができる。その結果、撮影者は記録媒体の続く限り頻繁に撮影を行い、排除したい画像もその分増える。ところが、記録媒体に大量の画像が記録されているので、その確認に時間を取られてしまう結果となっている。
【0046】
一方、高画素数の撮像素子を使ったデジタルカメラにおいては、記録できる画像数は限られている。よって、記録媒体に記録する画像は撮影後、画像を確認してから記録媒体に記録する方が望ましい。しかしながら、デジタルカメラに搭載される表示装置の性能は限られており、撮影した画像を評価するのに十分な性能を有していない。
【0047】
そこで、つぎの実施形態ではAF機能を備え、モニタを持つデジタルカメラにおいて、記録媒体よりも前段に1枚以上の画像を格納する画像格納手段と、合焦位置を発生させ、画像格納手段に格納されている画像に合成する手段を有する撮像装置について説明する。
【0048】
図9は、この実施形態における撮像装置の基本構成を示す構成図である。図9において、101はレンズ等からなる光学部、102は固体撮像素子を構成するCCD、103は相関二重サンプリングおよびゲインコントロールを行うためのCDS/AGC部、104はアナログ/デジタル変換を行うためのA/D変換部、105は、画像データのメモリ管理を行うメモリ制御部、106は画像補正、画像圧縮等を行う画像処理部、107は画像を記録するための記録媒体である。
【0049】
また、108は基準信号を生成するためのTG/SSG部、109は画像を一時保管するためのメモリ部、110はカメラ全体を制御するための制御部、111は画像を表示するための表示装置、112はレリーズスイッチである。このレリーズスイッチ112は2段階になっており、初段をレリーズ1、後段をレリーズ2とする。
【0050】
つぎに、上記構成でなる撮像装置で撮影する際の動作を説明する。
レリーズスイッチ112でレリーズ1が押されると制御部110は、被写体に対する合焦点位置を演算し、光学部101を制御する。また、制御部110は、このときの焦点位置(フォーカスポイント)のX,Y座標を保持している。そしてレリーズスイッチ112でレリーズ2が押されると合焦された光学部101より入射される光をCCD部102により電気信号に変換する。CDS/AGC部104によりノイズ除去およびゲインコントロールされ、A/D変換部104へ送り込む。このとき必要とされる各種タイミングパルスは、制御部110により制御されたTG/SSG部108により生成される。
【0051】
A/D変換部104へ送り込まれた電気信号は、A/D変換部104により、アナログ/デジタル変換され、メモリ制御部105へ送り込まれる。メモリ制御部105へ送り込まれた画像データは一時、画像メモリ部109に保持され、制御部110により表示装置111に画像表示を行う。このとき制御部110は、表示装置111に全画像が表示されるように間引き処理を行い、画像表示を行う。そして、キー入力部113からの各種コマンド待ちの状態となる。
【0052】
つぎに、各種コマンドについて、図10および図11を用いて説明する。
図10は各種コマンドの例を表で示す図、図11は表示装置の側近に実装されたキー入力部の一例である。
【0053】
キー入力部113からコマンド1が入力された場合、現に表示装置111に表示されている画像データは、記録媒体107に記憶されずに画像メモリ部109より消去される。
【0054】
キー入力部113からコマンド2が入力された場合、現に表示装置111に表示されている画像データは、画像処理部106により画像圧縮等の画像処理をされ、記録メディア107に記憶される。これと同時に合焦ポイントのX,Y座標データを記録する。また、画像メモリ部109よりこの画像データは、消去される。
【0055】
キー入力部113からコマンド3が入力された場合、制御部110は、合焦位置のX,Y座標を中心にして間引き無し、または拡大した画像を表示装置111に表示させる。
【0056】
キー入力部113からコマンド4が入力された場合、制御部110は、合焦位置のX,Y座標上にカーソルを発生させ、オーバレイ表示する。図12は、合焦位置をオーバレイ表示させた場合の一例を示す。
【0057】
また、制御部110は記録媒体107に対してコマンドを与え、蓄積された画像データを画像処理部106へ入力する。画像処理部106は画像伸長等の画像処理を行い、画像メモリ部109へ画像処理された画像データを格納する。制御部110は、画像メモリ部109に一時蓄積された画像データを表示装置111へ送り、記録媒体107に蓄積された画像データを再生表示させる。これと同時に、記録媒体より読み出された合焦位置のX,Y座標データより再生画像の合焦位置データを生成する。この再生表示された画像データに対しても上記4つのコマンドをそのまま動作させることができる。
【0058】
このように撮影された画像を表示装置111で表示する際に、合焦位置を合成し、表示する。また、合焦位置周辺を拡大表示することにより、撮影した画像がどのような合焦位置で撮影した画像であるかを、記録媒体107に記録する以前に確認し、記録するか排除するかを撮影者が自由に選ぶことができる。記録媒体107に記録された画像を再生表示させる場合も、合焦位置を合成表示することにより、どのような状況で撮影された画像であるかを判断することができる。
【0059】
したがって、撮影時、記録媒体に画像を蓄積する以前に、内蔵メモリに一時保管し、表示装置で画像を確認後、特に合焦位置中心にして間引き無し、または拡大表示することにより、高品位な画像で画像確認をした後、記録媒体に画像データを記録することができる。よって、無駄なデータで記録媒体を無駄に使うことを防ぎ、合焦位置を中心に表示装置で拡大表示することにより鮮明な画像で判断を行うことができる。
【0060】
本発明は複数の機器(たとえばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0061】
また、上述した実施形態の機能を実現するように各種のデバイスを動作させるように、上記各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0062】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0063】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0064】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種のカメラにおいて測距点に連動して、撮影画像中の合焦した測距点付近の画像が表示手段の画面全体に表示されるので、撮影後すぐに撮影画像のピントを確認することができる。また、この表示の際には、メモリカードに記録するための所定の画像データに変換する前の画像データを用いているため、すばやく画像を表示できる。また、測距点選択モードが視線選択モード、自動選択モードおよび手動選択モードのどれであっても、画像のピント確認をしてから記録媒体に画像を記録するので、ピンボケの写真を記録媒体に記録する無駄をなくすことができる。使用性、取扱性に優れ、使い勝手の向上した撮像装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電子スチルカメラの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるカメラ動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態における測距点選択モードを設定する動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態における測距点付近の画像の拡大再生動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるモニタ画面における測距点付近の画像表示の例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る電子スチルカメラの構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における測距点付近の画像の拡大再生動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施形態におけるカメラ動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施形態における基本構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第4の実施形態におけるキー入力部のコマンド例を示す図である。
【図11】本発明の第4の実施形態におけるキー入力部の一例を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施形態における合焦位置のカーソル表示をオーバーレイさせた場合の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 撮影レンズ
2 撮像素子
3 信号処理回路
4 バッファメモリ
5 画像処理回路
6 記録回路
7 メモリカード
8 駆動回路
9 制御回路
10 AF回路
11 AE回路
12 操作部
13 視線スイッチ
14 選択モード切替スイッチ
15 測距点選択スイッチ
16 再生回路
17 LCDモニタ
18 消去スイッチ
19 レリーズスイッチ
101 光学部
102 CCD
103 CDS/AGC部
104 A/D変換部
105 メモリ制御部
106 画像処理部
107 記録媒体
108 TG/SSG部
109 メモリ部
110 制御部
111 表示装置
112 レリーズスイッチ
113 キー入力部

Claims (1)

  1. ファインダ視野内にフォーカスポイントを示す複数の測距点を持つ自動焦点調節手段と、
    撮影準備、および撮像を指示するレリーズスイッチと、
    撮像画像を再生可能な表示手段と、
    撮像画像を一時的に格納するためのバッファメモリと、
    前記バッファメモリに格納されている画像を消去するための消去スイッチとを有し、
    前記レリーズスイッチの第1ストロークの操作に応じて撮影準備を行い、合焦位置および露出値データを保持したままの第2ストロークの操作に応じて光電変換された像信号をデジタルデータに変換して第1の画像データとして前記バッファメモリへ一時的に格納し、当該バッファメモリに格納された前記第1の画像データから測距点に対応した所定の大きさの画像を切り出し前記表示手段に表示した後に、
    前記消去スイッチにより消去の指示がされた場合には、前記バッファメモリから前記第1の画像データを消去しメモリカードへの記録対象から外す一方、前記消去スイッチにより消去の指示がされなかった場合には、前記第1の画像データから変換された第2の画像データをメモリカードに記録して保存することを特徴とする撮像装置。
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