JP4676816B2 - 文書処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙文書を電子的に読み取り、電子文書として管理・運用する技術に関する。
2004年11月、「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」(いわゆるe文書法通則法)と、「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」(いわゆるe文書整備法)が成立し、2005年4月から施行された(例えば、下記の非特許文献1参照)。これによって、紙文書を破棄して保管コストの削減、情報の再利用、個人情報保護法の観点から情報管理およびアクセス記録保存等の利便性を充実させることが可能になる。
e文書法に従ってシステムを運用する場合、紙文書を電子化する方式および装置が重要になる。スキャナ装置に紙文書をセットし、所定の手続きにより、その紙文書の電子化の仕様に従って、スキャナ装置およびスキャナ装置に接続されたコンピュータを設定し、電子化を行うことが必要になる。
スキャナ装置の設定等については、日本工業規格(JIS)による指針があり(例えば、下記の非特許文献2および3参照)、e文書法のそれぞれに付属する適用規則、ガイドライン等によって詳細な電子化の仕様が規定されている。
従来のスキャナ装置を用いた電子化方法としては、以下のようなものが考えられる。
(1)読み取り対象の紙文書について、オペレータが電子化要件等をコンピュータに入力した後、スキャナ装置で文書のスキャニングを行う。
(2)読み取り対象の紙(領収書等)を張り付けてスキャニングする台紙を前もってコンピュータ上で編集・作成しておき、オペレータがスキャニングのための条件等を入力する。その台紙を印刷する際に、入力された条件等がバーコードで表され、台紙上に印刷される。そして、その台紙に読み取り対象の紙を張り付けてスキャニングすると、同時にバーコードを読み取って処理が行われる。
また、紙文書を電子化して保存する際に、読み取られた画像情報のレイアウト解析結果に基づいてその画像情報を自動分類する情報処理装置も知られている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特開2001−101213号公報 平成17年1月31日 官報(号外第18号) "JIS規格"、[online]、[平成17年4月18日検索]、インターネット<URL:http://www.moji.gr.jp/bib/jis.html> "規格詳細情報(JIS)"、[online]、[平成17年4月18日検索]、インターネット<URL:http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/Com/FlowControl.jsp?lang=jp&bunsyoId=JIS%20Z%206016%3A2003&dantaiCd=JIS&status=1&pageNo=1>
しかしながら、上述した従来の電子化方法には、次のような問題がある。
スキャナ装置を用いた電子化の指針や仕様の規定は公開されているが、実際の運用時にそれらの情報を精査し、それぞれの指針や仕様の規定に沿って、人手でスキャナ装置およびコンピュータを設定する作業を行う必要がある。例えば、電子化を行う人の電子署名を電子文書に付加することも規定されている。そのためのコストやトラブル発生時のリカバリ等のために、当初の想定に反してコスト増加を生みかねないという状況にある。
例えば、上記(1)の電子化方法では、常にコンピュータ入力が必要となる。したがって、オペレータにコンピュータスキルが要求され、スキャナ装置のそばにコンピュータを設置する必要があり、入力の手間を要する。
また、上記(2)の電子化方法では、常にコンピュータ入力とプリンタ出力が必要となる。
本発明の課題は、紙文書を電子化して管理・運用するシステムにおいて、コンピュータ等の特別なスキルをオペレータに要求することなく、簡便な方法で、指針や仕様の規定に沿った厳密な文書処理を行うことである。
図1は、本発明の文書処理装置の原理図である。図1の文書処理装置は、要件格納手段101、文書格納手段102、生成手段103、および付加手段104を備える。
要件格納手段101は、紙文書をスキャンして電子文書を生成するための要件を記載した要件書から読み取られた要件情報111を格納する。文書格納手段102は、紙文書から読み取られた文書情報112を格納する。生成手段103は、要件情報111が電子文書に電子署名を付加する旨と電子署名に用いる署名鍵とを指定しているとき、その署名鍵と文書情報112を用いて電子署名を生成する。付加手段104は、生成された電子署名を文書情報112に付加して電子文書を生成する。
電子文書に電子署名を付加するか否かと、電子署名に用いる署名鍵とをあらかじめ記載した要件書を用意し、それを紙文書とともにスキャンすることで、それらの要件が要件格納手段101に格納され、紙文書の電子データが文書格納手段102に格納される。生成手段103は、要件格納手段101から要件情報111を読み出し、その要件に従って、文書格納手段102から文書情報112を読み出し、指定された署名鍵と文書情報112から電子署名を生成する。
このような文書処理装置によれば、オペレータが電子文書を生成するための要件をキーボード等から入力しなくても、自動的に、要件を満たす電子署名が付加された電子文書が生成される。
要件格納手段101および文書格納手段102は、例えば、後述する図7のメモリ702または図8のメモリ802に対応し、生成手段103および付加手段104は、例えば、図7のCPU701または図8のCPU801に対応する。
本発明によれば、電子化対象となる紙文書以外に、その紙文書の処理仕様を記載した要件書を用意し、この要件書を紙文書のスキャニングに先立ってスキャンすることにより、オペレータによるコンピュータ入力を必要とせず、簡便な方法で、厳密な電子化処理と電子化された文書の管理・運用が可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図2は、実施形態の文書処理システムの構成図である。このシステムは、スキャナ装置201、コンピュータ202、登録情報ファイルデータベース203、文書管理システム204、および文書データベース205からなる。
スキャナ装置201はコンピュータ202に接続されており、コンピュータ202は、LAN(local area network)やインターネット等の通信ネットワークを介して、登録情報ファイルデータベース203、文書管理システム204、およびタイムスタンプ局215のサーバと接続されている。
オペレータは、電子化対象の紙文書211を用意し、その最初のページの前に、電子化の要件を記載した別の紙文書である要件書212を添付して、スキャナ装置201に読み取らせる。スキャナ装置211は、紙文書211を電子化する前に、要件書212から電子化の要件を読み取って処理内容を取得する。
コンピュータ202は、要件書212から取得された処理内容に従って、紙文書211の電子化に必要な処理を行うとともに、紙文書211から取得された文書情報を文書管理システム204に転送する。文書管理システム204は、受け取った文書情報を電子文書として文書データベース205に保存する。
図3は、図2の文書処理システムで用いられる要件書212の例を示している。図3の要件書は、電子化情報保存先301、電子化ファイル名302、まとまりの単位303、読み取り分解能/色調304、電子署名/タイムスタンプ305、使用者制御306、適合スキャナ307、および暗号処理308の各項目からなる。
電子化情報保存先301は、電子文書の保存先である文書管理システム204/文書データベース205のサーバ名およびフォルダ名を表し、電子化ファイル名302は、電子文書のファイル名を表す。まとまりの単位303は、紙文書211の文書情報のうち、1まとまり(1ファイル)として管理する部分を指定し、読み取り分解能/色調304は、スキャナ装置201に設定すべき分解能/色調の値を表す。
電子署名/タイムスタンプ305は、電子署名/タイムスタンプの要/不要の区別と、必要な場合の電子署名/タイムスタンプの種類を表し、使用者制御306は、この要件書の使用を許諾された範囲/人/職制を表す。適合スキャナ307は、要件書に適合するスキャナ装置の仕様を表し、暗号処理308は、電子文書保存時の暗号処理の仕様を表す。
これらの項目のうち、デフォルト値として通常業務で変更しないものについては、あらかじめその情報を要件書に印刷しておく。また、読み取り分解能/色調304、電子署名/タイムスタンプ305、使用者制御306、適合スキャナ307、および暗号処理308のように、毎回変更があるものについては、候補をいくつか列挙して印刷しておき、チェック欄を設けて、要件書を使用する度にオペレータに記入させる。オペレータは、実際の作業時に必要となる内容のみを要件書212に追記すればよく、迅速に作業を開始できる。
要件書212は、例えば、コンピュータ202を用いて作成することができる。このとき、オペレータが紙文書211の種類を指定すると、コンピュータ202は、その紙文書211の電子化処理に適した要件を自動的に整理して、必要十分な内容の要件書212を生成する。
一方、可搬記録媒体である図2のIC(Integrated Circuit)カード214には、要件書212の使用を許諾された人の本人情報として、認証局213から発行された電子署名鍵/証明書の情報が記録される。この場合、紙文書211を電子化する作業の責任者が、要件書212の使用を許諾された人に該当する。オペレータは、電子化の作業を行う際に、ICカード214をコンピュータ202に挿入する。
タイムスタンプ局215は、時刻認証局216から取得した世界標準時に基いてタイムスタンプを生成する。電子文書を文書データベース205に保存する際、要件書212の指定に従って、責任者の電子署名とタイムスタンプがその電子文書に付加される。
スキャナ装置201は、読み取り分解能/色調の調節機能を有し、コンピュータ202は、電子署名付与機能、タイムスタンプ取得機能、本人認証機能、暗号化/復号機能等を有する。また、要件書212の内容を取得するための文字認識(OCR)機能は、スキャナ装置201またはコンピュータ202に備えられる。
次に、図3の要件書の各項目に対応して図2の文書処理システムが行う情報処理の具体例を説明する。
スキャナ装置201により要件書212の画像情報が読み取られると、コンピュータ202は、まず、OCR機能により電子化情報保存先301の内容を認識し、通信ネットワークを介してその保存先を検索する。指定された保存先が見つからなければ、オペレータに警告を発する。
指定された保存先が見つかれば、コンピュータ202は、次に、電子化ファイル名302の内容を認識し、電子文書のファイル名を生成する。この例では、ファイル名の一部として担当者名と日付を用いているが、それらが記入されている場合は、OCR機能により担当者名と日付が取得される。それらが記入されていない場合、ICカード214からアカウント情報を読み出して担当者名として用い、タイムスタンプ局215から取得した日付を用いる。ICカード214が挿入されておらず、情報が読み出せない場合は、オペレータに警告を発する。
電子文書のファイル名が生成されると、コンピュータ202は、次に、項目303〜308の内容を認識する。
まとまりの単位303の内容は、紙文書211の読み取りの際に用いられ、コンピュータ202は、指定されたまとまり毎に紙文書211の文書情報を保存する。
読み取り分解能/色調304の内容は、紙文書211の読み取りの前にスキャナ装置201に設定され、スキャナ装置201は、指定された分解能および色調で紙文書211の画像情報を生成する。
電子署名/タイムスタンプ305の内容は、紙文書211の読み取りの後、電子文書に電子署名およびタイムスタンプを付加する際に用いられ、以下の情報を含む。
・電子署名を付加するか否か
・電子書名を付加する場合、どの署名鍵を使用するか
・タイムスタンプを付加するか否か
・タイムスタンプを付加する場合、どのタイムスタンプ局を使用するか
これに加えて、電子文書のデータと電子署名/タイムスタンプを一体化するか否かを指定する情報が、電子署名/タイムスタンプ305に含まれる場合もある。一体化処理としては、2種類のデータを1ファイルにまとめる処理やリンクする処理が考えられる。
図4は、電子署名/タイムスタンプ305の内容に基いた電子署名生成処理を示している。図4において、要件書212の読み取りは、紙文書211の読み取りに先立って行われるので、読み取られた情報はコンピュータ202内に記憶され、紙文書211の読み取り後に生成された電子文書について、電子署名生成処理が行われる。
コンピュータ202は、まず、電子署名/タイムスタンプ305の内容から電子署名を付与するか否かをチェックし、電子署名を付与する場合は、電子署名プログラムを起動する(ステップ401)。
電子署名プログラムは、電子署名/タイムスタンプ305の内容からどの署名鍵を使用するかを決定し、ICカード214内の署名鍵を使用する場合は、紙文書211の電子データをICカード214に転送する(ステップ402)。
これを受けて、ICカード214内で電子データのハッシュ処理が行われ(ステップ403)、ハッシュ値が署名鍵で暗号化されて、電子署名が生成される(ステップ404)。そして、生成された電子署名がICカード214からコンピュータ202に送出される(ステップ405)。
次に、コンピュータ202は、電子署名/タイムスタンプ305の内容から紙文書211の電子データと電子署名を一体化するか否かをチェックし、チェック結果に応じてそれらを一体化する(ステップ406)。
図5は、電子署名/タイムスタンプ305の内容に基いたタイムスタンプ生成処理を示している。図5においても、図4の場合と同様に、要件書212の情報はコンピュータ202内に記憶され、紙文書211の読み取り後に生成された電子文書について、タイムスタンプ生成処理が行われる。
コンピュータ202は、まず、電子署名/タイムスタンプ305の内容からタイムスタンプを付与するか否かをチェックし、タイムスタンプを付与する場合は、タイムスタンププログラムを起動する(ステップ501)。
タイムスタンププログラムは、電子署名/タイムスタンプ305の内容からどのタイムスタンプ局を発行局として使用するかを決定し、P社のタイムスタンプを使用する場合は、紙文書211の電子データをP社仕様に合わせてハッシュ処理し(ステップ502)、処理済みデータを通信ネットワーク経由でP社に送信する(ステップ503)。
P社のタイムスタンプ局215は、受信した処理済みデータに日時を付加して、得られたデータを暗号化し、タイムスタンプを生成する(ステップ504)。そして、生成されたタイムスタンプを通信ネットワーク経由でコンピュータ202に送信する(ステップ505)。
次に、コンピュータ202は、電子署名/タイムスタンプ305の内容から紙文書211の電子データとタイムスタンプを一体化するか否かをチェックし、チェック結果に応じてそれらを一体化する(ステップ506)。
なお、電子署名とタイムスタンプの両方が生成された場合は、紙文書211の電子データ、電子署名、およびタイムスタンプが一体化されて、文書データベース205に保存される。
使用者制御306の内容は、要件書212の使用者を確認するために用いられる。コンピュータ202は、使用者制御306に記入された氏名および職制と、ICカード214に記録された氏名および職制の情報を比較し、両者が一致した場合にのみ、要件書212の内容に従って紙文書211を電子化する。ただし、使用者制御306に氏名が記入されていない場合は、ICカード214のアカウントを氏名として用いる。
さらに、コンピュータ202は、使用者制御306に記入された方法に従って、使用者の本人確認を行う。例えば、確認方法として静脈認証が指定され、使用者の手のひらの静脈情報の所在が記入されていた場合は、オペレータに対して静脈情報の入力を要求する。この場合、オペレータ自身が、要件書212の使用を許諾された人である必要がある。静脈情報の所在としては、例えば、登録情報ファイルデータベース203のファイル名が用いられる。
オペレータが入力装置に手のひらをかざして静脈情報を入力すると、コンピュータ202は、登録情報ファイルデータベース203から指定された登録情報ファイルを取得し、入力された静脈情報を登録情報ファイルの静脈情報と比較する。そして、両者が一致した場合にのみ、要件書212の内容に従って紙文書211を電子化する。手のひらの静脈情報の他に、指紋、声紋、顔画像等の生体情報を用いてもよい。
適合スキャナ307の内容は、スキャナ装置201の構成が、要件書212を使用可能なものであるか否かを確認するために用いられる。コンピュータ202は、適合スキャナ307の情報とスキャナ装置201の構成情報を比較し、両者が一致した場合にのみ、要件書212の内容に従って紙文書211を電子化する。
例えば、信頼のおける確認方法としてTCG(Trusted Computer Group)準拠監査が指定され、使用に適したスキャナ装置の構成情報の所在が記入されていた場合は、スキャナ装置201に対してTCGレポートを要求する。構成情報としては、ハードウェアの種類と構成、ソフトウェアの種類と構成、周辺機器の種類と構成等が用いられ、構成情報の所在としては、例えば、登録情報ファイルデータベース203のファイル名が用いられる。
図6は、このようなTCG規格に基く情報収集と構成確認の例を示している。この例では、コンピュータ202に監視管理プログラム601が搭載され、スキャナ装置201には、監視管理プログラム602、TCG準拠チップ603、アプリケーションプログラム604、オペレーティングシステム(OS)605、ドライバ606、BIOS(Basic Input/Output System )607、およびハードウェア608が搭載されている。
TCG準拠チップ603は、スキャナ装置201の構成情報として、アプリケーションプログラム604、オペレーティングシステム605、ドライバ606、BIOS607、およびハードウェア608の情報を収集してハッシュ処理を行い、監視管理プログラム602は、TCG準拠チップ603が収集した情報を吸い上げる。また、適合スキャナ307の情報は、アプリケーションプログラム604を介して監視管理プログラム602に転送される。監視管理プログラム602は、これらの情報をまとめてコンピュータ202に送信する。
監視管理プログラム601は、適合スキャナ307により指定された登録情報ファイルを登録情報ファイルデータベース203から取得する。そして、登録情報ファイルの構成情報とTCG準拠チップ603が収集した情報を比較し、両者が一致すれば、要件書212を用いた紙文書211の電子化を許可する。
暗号処理308の内容は、紙文書211を暗号化するか否かを確認するために用いられる。ここで、紙文書211の暗号化が指定され、暗号鍵の情報が暗号化されて要件書212に記入されていた場合、コンピュータ202は、あらかじめ保持している復号鍵で暗号鍵の情報を復号する。そして、得られた暗号鍵を用いて電子文書を暗号化し、文書データベース205に保存する。
図7は、図2のスキャナ装置201の構成例を示している。スキャナ装置201は、CPU(中央処理装置)701、メモリ702、画像入力部703、およびTCG準拠チップ603を備え、それらはバス704により互いに接続されている。
メモリ702は、例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)等を含み、処理に用いられるプログラムおよびデータを格納する。CPU701は、メモリ702を利用してプログラムを実行することにより、画像入力部703のスキャニング動作を制御する。画像入力部703は、CPU701により制御され、紙文書211および要件書212の画像情報を生成する。
図8は、図2のコンピュータ202の構成例を示している。コンピュータ202は、CPU801、メモリ802、入力装置803、出力装置804、外部記憶装置805、媒体駆動装置806、ネットワーク接続装置807、ICカードスロット808、および生体情報入力装置809を備え、それらはバス810により互いに接続されている。
メモリ802は、例えば、ROM、RAM等を含み、処理に用いられるプログラムおよびデータを格納する。CPU801は、メモリ802を利用してプログラムを実行することにより、上述した様々な処理を行う。要件書212の各項目の内容は、スキャナ装置201からメモリ802上に読み込まれる。
入力装置803は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であり、オペレータからの指示や情報の入力に用いられる。出力装置804は、例えば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカ等であり、オペレータへの問い合わせや処理結果の出力に用いられる。
外部記憶装置805は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。コンピュータ202は、この外部記憶装置805に、プログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ802にロードして使用する。外部記憶装置805は、文書データベース205の代わりに、電子文書を保存することもできる。
媒体駆動装置806は、可搬記録媒体811を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体811は、メモリカード、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。オペレータは、この可搬記録媒体811にプログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ802にロードして使用する。
ネットワーク接続装置807は、通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う。コンピュータ202は、必要に応じて、プログラムおよびデータを外部の装置からネットワーク接続装置807を介して受け取り、それらをメモリ802にロードして使用する。
ICカードスロット808には、ICカード214が挿入される。ICカード214に記録された情報は、ICカードスロット808を介してメモリ802に転送される。生体情報入力装置809は、手のひらの静脈情報、指紋、声紋、顔画像等のような、オペレータの生体情報の入力に用いられる。
図9は、コンピュータ202にプログラムおよびデータを提供する方法を示している。可搬記録媒体811やサーバ901のデータベースに格納されたプログラムおよびデータは、コンピュータ202のメモリ802にロードされる。サーバ901は、そのプログラムおよびデータを搬送する搬送信号を生成し、通信ネットワーク上の任意の伝送媒体を介してコンピュータ202に送信する。CPU801は、そのデータを用いてそのプログラムを実行し、必要な処理を行う。
ところで、図2の文書処理システムでは、要件書212により指定された処理をコンピュータ202が行っているが、これをスキャナ装置単独で行うことも可能である。図10は、このような文書処理システムの構成図である。このシステムは、図2のシステムからコンピュータ202を取り除き、スキャナ装置201をスキャナ装置1001に置き換えた構成を有する。可搬記録媒体としては、ICカード214の代わりにUSB(Universal Serial Bus)カード1002が用いられる。
スキャナ装置1001は、図7のスキャナ装置201に、図8のネットワーク接続装置807および生体情報入力装置809とUSBポートとを追加した構成を有する。スキャナ装置1001のCPU701は、メモリ702を利用してプログラムを実行することにより、上述したコンピュータ202と同様の処理を行う。
このような文書処理システムによれば、コンピュータ202を設置しなくても、スキャナ装置1001だけで、要件書212に従った紙文書211の電子化を行うことができる。したがって、コンピュータ202を設置するためのコストが削減される。
(付記1) 紙文書をスキャンして電子文書を生成するための要件を記載した要件書から読み取られた要件情報を格納する要件格納手段と、
前記紙文書から読み取られた文書情報を格納する文書格納手段と、
前記要件情報が前記電子文書に電子署名を付加する旨と電子署名に用いる署名鍵とを指定しているとき、該署名鍵と前記文書情報を用いて電子署名を生成する生成手段と、
生成された電子署名を前記文書情報に付加して電子文書を生成する付加手段と
を備えることを特徴とする文書処理装置。
(付記2) 要件格納手段から、紙文書をスキャンして電子文書を生成するための要件を記載した要件書から読み取られた要件情報を読み出し、
前記要件情報が前記電子文書に電子署名を付加する旨と電子署名に用いる署名鍵とを指定しているとき、文書格納手段から、前記紙文書から読み取られた文書情報を読み出し、
前記署名鍵と前記文書情報を用いて電子署名を生成し、
生成された電子署名を前記文書情報に付加して電子文書を生成する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記3) 前記要件情報が前記電子文書の保存先フォルダを指定しているとき、該電子文書を指定されたフォルダに保存する処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記4) 前記要件情報が前記電子文書のまとまりの単位を指定しているとき、前記電子文書を指定された単位毎に分割して保存する処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記5) 前記要件情報が前記紙文書から前記文書情報を読み取る際に用いる分解能および色調を指定しているとき、指定された分解能および色調で前記紙文書を読み取る処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記6) 前記要件情報が前記電子文書にタイムスタンプを付加する旨とタイムスタンプの発行元とを指定しているとき、前記文書格納手段から前記文書情報を読み出して該発行元に送信し、該発行元から受信したタイムスタンプを前記電子文書に付加する処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記7) 前記要件情報が前記要件書の使用を許諾された人を指定しているとき、オペレータの可搬記録媒体から使用者情報を読み出し、読み出された使用者情報と指定された使用者情報を比較し、両者が一致した場合に前記電子文書を生成する処理を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記8) 前記要件情報が前記要件書の使用を許諾された人の生体情報を指定しているとき、オペレータの生体情報を取得し、取得された生体情報と指定された生体情報を比較し、両者が一致した場合に前記電子文書を生成する処理を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記9) 前記要件情報が前記要件書を使用可能なスキャナ装置のハードウェア構成およびソフトウェア構成を指定しているとき、前記紙文書をスキャンするスキャナ装置の構成情報を取得し、取得された構成情報と指定されたハードウェア構成およびソフトウェア構成を比較し、両者が一致した場合に前記電子文書を生成する処理を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記10) スキャナ装置が、紙文書をスキャンして電子文書を生成するための要件を記載した要件書をスキャンして、読み取った要件情報を要件格納手段に格納し、
前記スキャナ装置が、前記紙文書をスキャンして読み取った文書情報を文書格納手段に格納し、
生成手段が、前記要件格納手段から前記要件情報を読み出し、該要件情報が前記電子文書に電子署名を付加する旨と電子署名に用いる署名鍵とを指定しているとき、前記文書格納手段から前記文書情報を読み出し、該署名鍵と該文書情報を用いて電子署名を生成し、
付加手段が、生成された電子署名を前記文書情報に付加して電子文書を生成する
ことを特徴とする文書処理方法。
本発明の文書処理装置の原理図である。 第1の文書処理システムの構成図である。 要件書を示す図である。 電子署名生成処理を示す図である。 タイムスタンプ生成処理を示す図である。 TCG規格に基く構成確認を示す図である。 スキャナ装置の構成図である。 コンピュータの構成図である。 プログラムおよびデータの提供方法を示す図である。 第2の文書処理システムの構成図である。
符号の説明
101 要件格納手段
102 文書格納手段
103 生成手段
104 付加手段
111 要件情報
112 文書情報
201、1001 スキャナ装置
202 コンピュータ
203 登録情報ファイルデータベース
204 文書管理システム
205 文書データベース
213 認証局
214 ICカード
215 タイムスタンプ局
216 時刻認証局
301 電子化情報保存先
302 電子化ファイル名
303 まとまりの単位
304 読み取り分解能/色調
305 電子署名/タイムスタンプ
306 使用者制御
307 適合スキャナ
308 暗号処理
601、602 監視管理プログラム
603 TCG準拠チップ
604 アプリケーションプログラム
605 オペレーティングシステム
606 ドライバ
607 BIOS
608 ハードウェア
701、801 CPU
702、802 メモリ
703 画像入力部
704、810 バス
803 入力装置
804 出力装置
805 外部記憶装置
806 媒体駆動装置
807 ネットワーク接続装置
808 ICカードスロット
809 生体情報入力装置
811 可搬記録媒体
901 サーバ
1002 USBカード

Claims (6)

  1. 紙文書をスキャンして電子文書を生成するための要件を記載した要件書から読み取られた要件情報を格納する要件格納手段と、
    前記要件情報が前記要件書を使用可能なスキャナ装置のハードウェア構成およびソフトウェア構成を指定しているとき、前記紙文書をスキャンするスキャナ装置の構成情報を取得し、取得された構成情報と指定されたハードウェア構成およびソフトウェア構成を比較し、両者が一致した場合に前記紙文書から読み取られた文書情報を生成する第1の生成手段と、
    記文書情報を格納する文書格納手段と、
    前記要件情報が前記電子文書に電子署名を付加する旨と電子署名に用いる署名鍵とを指定しているとき、該署名鍵と前記文書情報を用いて電子署名を生成する第2の生成手段と、
    生成された電子署名を前記文書情報に付加して電子文書を生成する付加手段と
    を備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. 要件格納手段から、紙文書をスキャンして電子文書を生成するための要件を記載した要件書から読み取られた要件情報を読み出し、
    前記要件情報が前記要件書を使用可能なスキャナ装置のハードウェア構成およびソフトウェア構成を指定しているとき、前記紙文書をスキャンするスキャナ装置の構成情報を取得し、取得された構成情報と指定されたハードウェア構成およびソフトウェア構成を比較し、両者が一致した場合に前記紙文書から読み取られた文書情報を生成し、
    前記文書情報を文書格納手段に格納し、
    前記要件情報が前記電子文書に電子署名を付加する旨と電子署名に用いる署名鍵とを指定しているとき、前記文書格納手段から前記文書情報を読み出し、
    前記署名鍵と前記文書情報を用いて電子署名を生成し、
    生成された電子署名を前記文書情報に付加して電子文書を生成する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  3. 前記要件情報が前記電子文書の保存先フォルダを指定しているとき、該電子文書を指定されたフォルダに保存する処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項2記載のプログラム。
  4. 前記要件情報が前記紙文書から前記文書情報を読み取る際に用いる分解能および色調を指定しているとき、指定された分解能および色調で前記紙文書を読み取る処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項2記載のプログラム。
  5. 前記要件情報が前記電子文書にタイムスタンプを付加する旨とタイムスタンプの発行元とを指定しているとき、前記文書格納手段から前記文書情報を読み出して該発行元に送信し、該発行元から受信したタイムスタンプを前記電子文書に付加する処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項2記載のプログラム。
  6. スキャナ装置が、紙文書をスキャンして電子文書を生成するための要件を記載した要件書をスキャンして、読み取った要件情報を要件格納手段に格納し、
    第1の生成手段が、前記要件格納手段から前記要件情報を読み出し、該要件情報が前記要件書を使用可能なスキャナ装置のハードウェア構成およびソフトウェア構成を指定しているとき、前記スキャナ装置の構成情報を取得し、取得された構成情報と指定されたハードウェア構成およびソフトウェア構成を比較し、
    前記スキャナ装置が、前記取得された構成情報と前記指定されたハードウェア構成およびソフトウェア構成が一致した場合に、前記紙文書をスキャンして読み取った文書情報を文書格納手段に格納し、
    第2の生成手段が、前記要件格納手段から前記要件情報を読み出し、該要件情報が前記電子文書に電子署名を付加する旨と電子署名に用いる署名鍵とを指定しているとき、前記文書格納手段から前記文書情報を読み出し、該署名鍵と該文書情報を用いて電子署名を生成し、
    付加手段が、生成された電子署名を前記文書情報に付加して電子文書を生成する
    ことを特徴とする文書処理方法。
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