JP2003274095A - 情報処理装置、画像読取方法、画像読取システム、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、画像読取方法、画像読取システム、及び記憶媒体

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JP2003274095A
JP2003274095A JP2002073596A JP2002073596A JP2003274095A JP 2003274095 A JP2003274095 A JP 2003274095A JP 2002073596 A JP2002073596 A JP 2002073596A JP 2002073596 A JP2002073596 A JP 2002073596A JP 2003274095 A JP2003274095 A JP 2003274095A
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JP2002073596A
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Atsushi Kashioka
敦之 柏岡
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者に複雑な作業を強いることなく安定か
つ効率的な処理が行える情報処理装置、画像読取方法、
画像読取システム、及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 サーバコア334が、画像読取装置から
にFTPサーバ331に受信した画像データとその属性
データをどのドキュメント管理サーバ34に記憶すべき
か判定し、ジョブ管理335及び格納作業336は、そ
の判定結果に基づき、ドキュメント管理サーバ毎に、画
像データと属性データを格納するとともに格納処理の管
理を行うことにより、複数のドキュメント管理サーバへ
の格納処理を並列に実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置によ
り読み取られた画像情報を所定のサーバに格納する情報
処理装置、画像読取方法、画像読取システム、及び記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスに溢れるドキュメント情
報を整理し、データベースとして蓄積し、検索を容易に
しようとするドキュメント・マネージメント・システム
(以下、DMSと記述する。)と言われるサービス概念
が話題に上がる機会が増えてきている。
【0003】これは、昨今迄は紙媒体での情報(ドキュ
メント)のやり取りが行われてきたが、これらのドキュ
メントは溜まる一方であり、いざ必要となる情報を探す
場合に、多くのドキュメントの中から探す作業は大変煩
雑であり、且つ多くの人間の間で、そのドキュメントを
共有化することは難しいことから、このようなサービス
概念が考えられるようになった。
【0004】従来、このようなDMSの一例として、様
々なファイルサーバやドキュメント管理(データベー
ス)サーバ等の提案が行われてきたが、その多くがスキ
ャナデバイスとの連携や融合性を考慮に入れたものでは
なく、ユーザは、ドキュメントをスキャンすることで得
た画像データを、各クライアントPC(パーソナルコン
ピュータ)において画像処理を施したり、インデックス
の作成を行う等、手作業で各種サーバに格納するための
データ作りを行うと言う煩わしさがあった。
【0005】このようは問題点を解消するために、複数
の利用者が共有するスキャナデバイス(読取装置)とし
てのデジタル複写機と各ユーザが使用する情報処理装置
としてのコンピュータとがネットワーク(通信網)で接
続される環境において、前記デジタル複写機において予
め登録された原稿を読み取る際の読取モードと、同じく
予め登録されたその読取モードで読み取った原稿の画像
に対して実行する処理(以下、ジョブとする)とを、前
記デジタル複写機における操作パネル上で選択すること
で、その選択内容に従い読取処理を実行する幾つかの従
来システムの提案がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来システムでは、多種多様なプロトコルをサポートす
るスキャナデバイスとの通信手段に関して、ユーザが十
分な知識を持つ必要があったため、一部の管理者しか扱
うことしかできなかった。
【0007】また、複数のドキュメント管理サーバに対
する並列処理に対応したものではなく、一つのドキュメ
ント管理サーバに対するものでしかなかった。そこで、
複数のドキュメント管理サーバに対応するために、一つ
のドキュメント管理サーバに対応した幾つかの従来シス
テムを、一つのPCにインストールすることも考えられ
る。しかしながら、一つのPC内で複数のプロセスが同
時に走るため負荷がかかってしまう。一方で、複数のP
Cに分散して幾つかの従来システムをインストールする
ことで対応する方法も考えられるが、複数台のPCを管
理するため管理者は煩雑な作業を求められる。
【0008】また、複数のドキュメント管理サーバへ並
列に格納するためには、データ格納中に異常が発生した
か否かを検知する方法について、ドキュメント管理サー
バ毎に設定できる柔軟な検知手段を要する必要がある。
【0009】また、格納処理中にエラーが発生した場
合、ユーザはエラーが発生した理由を探し、その原因を
取り除き、再度スキャナデバイスに文書を読み込ませ、
送信すると言う手間もあった。
【0010】本発明は上述した問題点を解決するための
ものであり、画像読取装置から受信した画像情報をどの
サーバに記憶すべきか判定し、判定結果に基づき、サー
バ毎に、画像情報を格納するとともに格納処理の管理を
行うことにより、複数のサーバへの格納処理を並列に実
行することができるので、操作者に複雑な作業を強いる
ことなく安定かつ効率的な処理が行える情報処理装置、
画像読取方法、画像読取システム、及び記憶媒体を提供
することを目的とする。
【0011】また、格納処理が所定のタイムアウト時間
を超えていることを検知した場合においても、格納処理
が正常に行われていれば、タイムアウト時間を計算しな
おして再設定し、格納処理を続行することにより、例え
ばサーバ毎やジョブ毎に、格納処理時間を柔軟に変更で
きるようにした情報処理装置、画像読取方法、画像読取
システム、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0012】また、画像読取装置から受信した画像情報
をサーバ毎に格納するとともに格納処理の状態を管理
し、格納処理がエラー状態であると検知された場合、格
納処理のエラー情報を表示手段に表示し、格納処理の再
実行を設定できるようにすることにより、表示された情
報に応じて格納処理を再実行することができるので、再
度画像読取装置を動作させる手間を省くことができる情
報処理装置、画像読取方法、画像読取システム、及び記
憶媒体を提供することを目的とする。
【0013】また、画像読取装置に関する情報、及び画
像読取装置との間のプロトコルに関する情報を表示手段
に表示し、表示可能な情報に基づき画像読取装置とプロ
トコルの設定情報を生成し、生成した設定情報を含むジ
ョブに基づき読み取られ送信された画像情報を画像読取
装置から受信することにより、操作者が画像読取装置や
プロトコルについての知識が無くても、容易に処理を実
行可能とした情報処理装置、画像読取方法、画像読取シ
ステム、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の情報処理装置は、画像読取装置により読み
取られた画像情報を複数のサーバに格納する情報処理装
置であって、サーバ毎に前記画像情報の格納管理を行う
複数の格納管理手段と、前記画像読取装置から受信した
画像情報をどのサーバに記憶すべきか判定する判定手段
とを有し、前記複数の格納管理手段は、前記判定手段に
よる判定結果に基づき前記画像情報を各サーバに格納す
るとともに格納処理の管理を行うことを特徴とする。
【0015】また、本発明の情報処理装置は、画像読取
装置により読み取られた画像情報を所定のサーバに格納
する情報処理装置であって、予め登録されたジョブに基
づき前記画像読取装置により読み取られ送信された画像
情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信し
た画像情報をサーバ毎に格納するとともに格納処理の状
態を管理する格納管理手段とを有し、前記格納管理手段
は、前記格納処理が所定のタイムアウト時間を超えてい
ることを検知した場合においても、前記格納処理が正常
に行われていれば、前記タイムアウト時間を計算しなお
して再設定し、前記格納処理を続行することを特徴とす
る。
【0016】また、本発明の情報処理装置は、画像読取
装置により読み取られた画像情報をサーバに格納する情
報処理装置であって、予め登録されたジョブに基づき前
記画像読取装置により読み取られ送信された画像情報を
受信する受信手段と、前記受信手段により受信した画像
情報をサーバ毎に格納するとともに格納処理の状態を管
理する格納管理手段と、前記格納管理手段により前記格
納処理がエラー状態であると検知された場合、前記格納
処理のエラー情報を表示する表示手段と、前記格納処理
の再実行を設定するための再実行設定手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0017】また、本発明の情報処理装置は、画像読取
装置により読み取られた画像情報を所定のサーバに格納
する情報処理装置であって、前記画像読取装置に関する
情報、及び前記画像読取装置との間のプロトコルに関す
る情報を表示する表示手段と、前記表示手段に表示可能
な情報に基づき、前記画像読取装置と前記プロトコルの
設定情報を生成する生成手段と、前記設定情報を含むジ
ョブに基づき読み取られ送信された画像情報を、前記画
像読取装置から受信する受信手段と、を有することを特
徴とする。
【0018】また、本発明の画像読取方法は、画像読取
装置により読み取られた画像情報を複数のサーバに格納
する画像読取方法であって、サーバ毎に前記画像情報の
格納管理を行う複数の格納管理工程と、前記画像読取装
置から受信した画像情報をどのサーバに記憶すべきか判
定する判定工程とを有し、前記複数の格納管理工程は、
前記判定工程における判定結果に基づき前記画像情報を
各サーバに格納するとともに格納処理の管理を行うこと
を特徴とする。
【0019】また、本発明の画像読取方法は、画像読取
装置により読み取られた画像情報を所定のサーバに格納
する画像読取方法であって、予め登録されたジョブに基
づき前記画像読取装置により読み取られ送信された画像
情報を受信する受信工程と、前記受信工程において受信
した画像情報をサーバ毎に格納するとともに格納処理の
状態を管理する格納管理工程とを有し、前記格納管理工
程は、前記格納処理が所定のタイムアウト時間を超えて
いることを検知した場合においても、前記格納処理が正
常に行われていれば、前記タイムアウト時間を計算しな
おして再設定し、前記格納処理を続行することを特徴と
する。
【0020】また、本発明の画像読取方法は、画像読取
装置により読み取られた画像情報をサーバに格納する画
像読取方法であって、予め登録されたジョブに基づき前
記画像読取装置により読み取られ送信された画像情報を
受信する受信工程と、前記受信工程において受信した画
像情報をサーバ毎に格納するとともに格納処理の状態を
管理する格納管理工程と、前記格納管理工程において前
記格納処理がエラー状態であると検知された場合、前記
格納処理のエラー情報を表示手段に表示する表示工程
と、前記格納処理の再実行を設定するための再実行設定
工程とを有することを特徴とする。
【0021】また、本発明の画像読取方法は、画像読取
装置により読み取られた画像情報を所定のサーバに格納
する画像読取方法であって、前記画像読取装置に関する
情報、及び前記画像読取装置との間のプロトコルに関す
る情報を表示手段に表示する表示工程と、前記表示工程
において表示可能な情報に基づき、前記画像読取装置と
前記プロトコルの設定情報を生成する生成工程と、前記
設定情報を含むジョブに基づき読み取られ送信された画
像情報を、前記画像読取装置から受信する受信工程と、
を有することを特徴とする。
【0022】また、本発明の画像読取システムは、画像
読取装置により読み取られた画像情報を複数のサーバに
格納する情報処理装置を含む画像読取システムであっ
て、前記情報処理装置は、サーバ毎に前記画像情報の格
納管理を行う複数の格納管理手段と、前記画像読取装置
から受信した画像情報をどのサーバに記憶すべきか判定
する判定手段とを有し、前記複数の格納管理手段は、前
記判定手段による判定結果に基づき前記画像情報を各サ
ーバに格納するとともに格納処理の管理を行うことを特
徴とする。
【0023】また、本発明の画像読取システムは、画像
読取装置により読み取られた画像情報を所定のサーバに
格納する情報処理装置を含む画像読取システムであっ
て、前記情報処理装置は、予め登録されたジョブに基づ
き前記画像読取装置により読み取られ送信された画像情
報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した
画像情報をサーバ毎に格納するとともに格納処理の状態
を管理する格納管理手段とを有し、前記格納管理手段
は、前記格納処理が所定のタイムアウト時間を超えてい
ることを検知した場合においても、前記格納処理が正常
に行われていれば、前記タイムアウト時間を計算しなお
して再設定し、前記格納処理を続行することを特徴とす
る。
【0024】また、本発明の画像読取システムは、画像
読取装置により読み取られた画像情報をサーバに格納す
る情報処理装置を含む画像読取システムであって、前記
情報処理装置は、予め登録されたジョブに基づき前記画
像読取装置により読み取られ送信された画像情報を受信
する受信手段と、前記受信手段により受信した画像情報
をサーバ毎に格納するとともに格納処理の状態を管理す
る格納管理手段と、前記格納管理手段により前記格納処
理がエラー状態であると検知された場合、前記格納処理
のエラー情報を表示する表示手段と、前記格納処理の再
実行を設定するための再実行設定手段とを有することを
特徴とする。
【0025】また、本発明の画像読取システムは、画像
読取装置により読み取られた画像情報を所定のサーバに
格納する情報処理装置を含む画像読取システムであっ
て、前記情報処理装置は、前記画像読取装置に関する情
報、及び前記画像読取装置との間のプロトコルに関する
情報を表示する表示手段と、前記表示手段に表示可能な
情報に基づき、前記画像読取装置と前記プロトコルの設
定情報を生成する生成手段と、前記設定情報を含むジョ
ブに基づき読み取られ送信された画像情報を、前記画像
読取装置から受信する受信手段と、を有することを特徴
とする。
【0026】また、本発明の記憶媒体は、画像読取装置
により読み取られた画像情報を複数のサーバに格納する
画像読取方法のプログラムコードが格納されたコンピュ
ータ可読記憶媒体であって、サーバ毎に前記画像情報の
格納管理を行う複数の格納管理コードと、前記画像読取
装置から受信した画像情報をどのサーバに記憶すべきか
判定する判定コードとを有し、前記複数の格納管理コー
ドは、前記判定コードにおける判定結果に基づき前記画
像情報を各サーバに格納するとともに格納処理の管理を
行うことを特徴とする。
【0027】また、本発明の記憶媒体は、画像読取装置
により読み取られた画像情報を所定のサーバに格納する
画像読取方法のプログラムコードが格納されたコンピュ
ータ可読記憶媒体であって、予め登録されたジョブに基
づき前記画像読取装置により読み取られ送信された画像
情報を受信する受信コードと、前記受信コードにおいて
受信した画像情報をサーバ毎に格納するとともに格納処
理の状態を管理する格納管理コードとを有し、前記格納
管理コードは、前記格納処理が所定のタイムアウト時間
を超えていることを検知した場合においても、前記格納
処理が正常に行われていれば、前記タイムアウト時間を
計算しなおして再設定し、前記格納処理を続行すること
を特徴とする。
【0028】また、本発明の記憶媒体は、画像読取装置
により読み取られた画像情報をサーバに格納する画像読
取方法のプログラムコードが格納されたコンピュータ可
読記憶媒体であって、予め登録されたジョブに基づき前
記画像読取装置により読み取られ送信された画像情報を
受信する受信コードと、前記受信コードにおいて受信し
た画像情報をサーバ毎に格納するとともに格納処理の状
態を管理する格納管理コードと、前記格納管理コードに
おいて前記格納処理がエラー状態であると検知された場
合、前記格納処理のエラー情報を表示手段に表示する表
示コードと、前記格納処理の再実行を設定するための再
実行設定コードとを有することを特徴とする。
【0029】また、本発明の記憶媒体は、画像読取装置
により読み取られた画像情報を所定のサーバに格納する
画像読取方法のプログラムコードが格納されたコンピュ
ータ可読記憶媒体であって、前記画像読取装置に関する
情報、及び前記画像読取装置との間のプロトコルに関す
る情報を表示手段に表示する表示コードと、前記表示コ
ードにおいて表示可能な情報に基づき、前記画像読取装
置と前記プロトコルの設定情報を生成する生成コード
と、前記設定情報を含むジョブに基づき読み取られ送信
された画像情報を、前記画像読取装置から受信する受信
コードと、を有することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0031】本発明の実施形態を図1乃至図12に基づ
き説明する。
【0032】図1は、本実施の形態に係る画像読取シス
テムのシステム構成図であり、画像読取装置であるネッ
トワーク直結MFP(スキャナ)デバイス1(以降、M
FPデバイスと記述する。)と、本発明の情報処理装置
の機能を有し、幾つかのドキュメント管理サーバが入っ
たサーバPC3とが、FTP(File Transfer Pr
otocol)やSalutationなどの通信プロ
トコルを(LAN2)介して接続して構成されている。
尚、MFPデバイス1とサーバPC3とを、FTP以外
のSMTP(Send Mail Transfer P
rotocol)、或いはSMB(Server Me
ssage Block)等のプロトコルを介して接続
して構成しても良い。
【0033】図2は、サーバPC3における、本情報処
理装置とドキュメント管理サーバとの関係を示すブロッ
ク図である。
【0034】なお、図2の各ブロックは、図示しないサ
ーバPC3のメモリまたはハードディスク上に構成され
るものであり、実データの格納先もこれらメモリやハー
ドディスクである。そして、これら各ブロックの動作
は、図示しないサーバPCのCPUにより制御されてい
る。
【0035】本情報処理装置は、ユーザ操作によりユー
ザ所望の動作をさせるための設定を行うマネージャアプ
リケーション31と、実際にMFPデバイス1より画像
や、画像に関する情報を受けて、マネージャアプリケー
ション31においてユーザが設定した情報(マネージャ
アプリケーション31は、設定情報32にユーザの設定
した内容をセーブする)に従い動作し、ドキュメント管
理サーバ34に画像を格納するサーバアプリケーション
33とに分けられる。サーバアプリケーション33は、
図2にあるように、MFPデバイス1との通信手段とし
て、各プロトコルに対応したサーバを持つ(例えば、F
TPサーバ331やSalutationサーバ332
である)。ここで、MFPデバイス1との通信プロトコ
ルとしてSMTPやSMBを用いる場合、それぞれに対
応したサーバを構成として追加しても良い。なお、以下
の説明においては、MFPデバイス1とサーバアプリケ
ーション33との間の通信プロトコルとして、FTPサ
ーバを用いた場合についてのみ説明する。
【0036】以下、本実施の形態に係る画像読取システ
ムの処理の流れの概要について、図1乃至図4を用いて
説明する。
【0037】図3は、本実施の形態に係る画像読取シス
テムの概念図であり、同図において、図1及び図2と同
一部分には同一符号が付してある。
【0038】図4は、本実施の形態に係る画像読取シス
テムの処理動作の流れを示すフローチャートである。
【0039】まず、ステップS101において、ユーザ
はマネージャアプリケーション31を用いて、ジョブを
作成する。マネージャアプリケーション31は、作成し
たジョブの情報を設定情報32にセーブする。
【0040】次に、ステップS102において、ユーザ
は前記ステップS101において作成したジョブをMF
Pデバイス1に登録する。尚、このジョブをMFPデバ
イス1に登録する方法は、MFPデバイス1に設定情報
32が記載されたシートをスキャンしたり、或いはFT
PやTCP/IPのようなネットワークプロトコルを介
してMFPデバイス1に設定情報32を通知する等の公
知の技術を用いても良い。
【0041】次に、ステップS103において、ユーザ
はドキュメント管理サーバ34に保存したい原稿をMF
Pデバイス1の原稿台、若しくはADF(自動原稿給送
装置)にセットし、MFPデバイス1にある図示しない
操作パネルよりジョブを選択する。その後、前記操作パ
ネルのスキャンボタンを押下すると、MFPデバイス1
は、FTPサーバ331に画像データファイル及び属性
ファイルを送信する。
【0042】次に、ステップS104において、LAN
2を介して送信された画像データファイル及び属性ファ
イルがFTPサーバ331に蓄積される。尚、MFPデ
バイス1は、前記設定情報32に決められたFTPサー
バ331内のフォルダに対し、画像データファイル及び
属性ファイルを蓄積する。
【0043】次に、ステップS105において、サーバ
コア334がFTPサーバ331から画像データファイ
ル及び属性ファイルを取得する。取得するタイミング
は、MFPデバイス1がFTPサーバ331内に画像デ
ータファイル及び属性ファイルを送信し終えた際に、F
TPサーバ331がサーバコア334に画像データファ
イル及び属性ファイルを受信したことを通知した後であ
る。
【0044】次に、ステップS106において、前記ス
テップS105において得た画像データファイル及び属
性ファイルを、前記設定情報32に従い、どのドキュメ
ント管理サーバに格納すべきファイルであるか振り分け
る。
【0045】次に、ステップS107において、ジョブ
管理A334に画像データファイル及び属性ファイルを
キューイングし、一番古いキューイング情報(画像デー
タファイル及び属性情報ファイル)から格納準備を行
う。具体的には、S108において前記設定情報32に
従い画像データファイルより情報を抽出、若しくは処理
を施す。また、設定情報32より得る、格納するドキュ
メント管理サーバ34の種類に合わせ、画像ファイルデ
ータを処理し、また、属性ファイルよりインデックスの
作成を行う。
【0046】次に、ステップS109において、前記ス
テップS109において得た画像ファイル及びインデッ
クスをドキュメント管理サーバ34に格納した後、本処
理動作を終了する。尚、ドキュメント管理サーバ34に
格納するパスは、設定情報32ファイルにて指定された
パスである。
【0047】以下、各処理について、図5乃至図12を
用いて具体的に説明する。
【0048】[ジョブの作成]図5は、本実施の形態に
係る画像読取システムにおける設定情報32を作成する
マネージャアプリケーション31のユーザインターフェ
ースの一例を示す図であり、ユーザは、マネージャアプ
リケーション31を用いてジョブ毎の詳細な設定を行う
ことができる。
【0049】マネージャアプリケーション31は、図2
にあるようにメインマネージャ311と設定作業312
の二つからなる。該メインマネージャ311では、ジョ
ブ名や、ジョブの管理者、ジョブの管理者のメールアド
レス、格納するドキュメント管理サーバの選択など、一
般的なジョブの設定を行う(図5は、該メインマネージ
ャ311のユーザインターフェースにあたる)。
【0050】ここで、該メインマネージャ311では、
前記MFPデバイス1と前記サーバアプリケーション3
2における文書データの受信方法を設定する。図12
は、図5の該メインマネージャ311における“デバイ
スの設定”の[詳細設定]ボタンを押下することによって
表示されるデバイス設定手段313のユーザインターフ
ェースの一例を示す図であり、ユーザは、該デバイス設
定手段313を用いて前記MFPデバイス1と前記サー
バアプリケーション32における文書データの受信方法
(プロトコル)を設定する。
【0051】具体的には、図5の該メインマネージャ3
11における“デバイスの設定”の[詳細設定]ボタンが
押下されたタイミングで、該デバイス設定手段313
は、前記LAN2を介して接続されているMFPデバイ
スの情報を取得する。この際、リアルタイムに前記LA
N2を介して接続されているMFPデバイスの情報を取
得しても良いし、ユーザが予め図示しないデバイス設定
ツールを用いて、前記PC3からアクセス可能なMFP
デバイスの情報を設定し、ファイルとして保存しておい
ても良い。このファイルは、前記PC3(ローカルPC
を意味する)にあっても良い。また、該MFPデバイス
の情報を保存したファイルの管理上、全てのユーザが同
じ情報を共有すると言う利点から、図示しないサーバP
Cにあっても構わない。例えばXML形式のファイルで
保存しておくことで、前記PC3から該XML形式のフ
ァイルにアクセスして情報を取得することが可能とな
る。
【0052】このように取得したデバイス情報を、該デ
バイス設定手段313はリスト表示を行い、ユーザはM
FPデバイス1を選択する。次にユーザは、該MFPデ
バイス1と前記サーバアプリケーション32における通
信プロトコルを設定する。この際、該デバイス設定手段
313は、該MFPデバイス1がサポートする通信プロ
トコルを表示するので、ユーザは該MFPデバイスがサ
ポートする通信プロトコルを把握しておく必要がない。
【0053】なお、図12における[詳細設定]ボタン
を押下することによって選択したプロトコルに対する詳
細な設定を行うことも可能である。例えば、FTPプロ
トコルを選択した場合、該MFPデバイス1が、FTP
プロトコルを介して該FTPサーバ331内のどのフォ
ルダに文書データを送信するのかを設定する。また、E
−mailを選択した場合、該MFPデバイス1がSM
TPプロトコルを介して、該サーバアプリケーション3
2内にあるPOP3サーバ333のどのメールアドレス
に文書データを送信するのかを設定する。
【0054】一方、該設定作業312では、該ドキュメ
ント管理サーバ内に格納するパスや、格納する際の画像
ファイル形式の指定や、前記MFPデバイス1より送信
される属性情報ファイル及び画像データファイルより抽
出した情報(インデックス情報)の格納方法など、該ド
キュメント管理サーバ依存の設定を行う(図5におい
て、[詳細設定]ボタンを押下した際に表示される図示し
ないユーザインターフェースにあたる)。
【0055】マネージャアプリケーション31は、ユー
ザが設定した設定情報32をテキストファイル形式で、
サーバPC3内のハードディスク若しくはメモリ上に作
成する。ユーザが前記設定情報32を更新する場合も、
ジョブの作成の場合と同様に行う。
【0056】なお、ドキュメント管理サーバ34にセキ
ュリティがあり、利用するユーザを登録する必要がある
場合には、マネージャアプリケーション31で作成され
た全ジョブにあるユーザを、自動的にドキュメント管理
サーバ34に登録しても良い。また、マネージャアプリ
ケーション31のユーザインターフェースに、ドキュメ
ント管理サーバ34に登録されたユーザ名及びパスワー
ドを入力しておき、前記画像データファイル及び属性フ
ァイルを格納する際に、該ユーザ名及び該パスワードを
ドキュメント管理サーバ34に自動的に入力しても良
い。
【0057】また、ジョブの設定内容は、これら以外の
ものを含んでも構わない。例えば、前記図3及び図4の
ステップS104において、MFPデバイス1が送信し
た前記画像データファイル及び前記属性ファイルを、F
TPサーバ331内に格納するフォルダを指定してもよ
い。但し、FTPサーバ331内の格納するフォルダを
指定しない場合は、マネージャアプリケーション31
が、ジョブ毎に自動的にFTPサーバ331内の格納す
るパスを決定するため、ユーザがマネージャアプリケー
ション31上で行う作業が減り、且つFTPサーバ33
1のディレクトリ及びファイル構成を考慮する必要がな
いため、より煩わしい作業が軽減される。
【0058】また、マネージャアプリケーション31の
ユーザインターフェースは、図5に示したような形態若
しくはUIを持つソフトウェアアプリケーション以外の
形態でも構わない。例えば、公知の技術であるジョブシ
ートのように、該ジョブシート上に書かれた設定項目に
ユーザがチェックを行い、該ジョブシートをサーバPC
3にローカル若しくはネットワーク接続された図示しな
いスキャナデバイスにスキャンさせ、設定情報32を得
ても良い。
【0059】[ジョブをMFPデバイスに登録]マネー
ジャアプリケーション31で作成された設定情報32
を、MFPデバイス1に登録する。より詳細には、サー
バPC3において、MFPデバイス1の図示しないリモ
ート・ユーザインターフェースを用いて、設定情報32
をインポートし、MFPデバイス1に登録する。
【0060】尚、設定情報32をMFPデバイス1に登
録する方法は、上述した方法のみに限らない。例えば、
マネージャアプリケーション31でジョブを新規作成及
び更新した際に、自動的にMFPデバイス1にネットワ
ークプロトコルを介して設定情報32を送信しても良
い。また、マネージャアプリケーション31でジョブを
新規作成及び更新した際に、サーバPC3にローカル若
しくはネットワーク接続された図示しないプリンタに設
定情報32が印刷され、該印刷された設定情報32をM
FPデバイス1にスキャンさせることで登録しても構わ
ない。
【0061】[MFPデバイスのファイル送信]以下で
は、FTPサーバ331(FTPプロトコル)を介して
該MFPデバイス1と前記サーバアプリケーション33
の動作について詳細を示すが、Salutationサーバ332
やPOP3サーバ332を介した場合にも、サーバーコ
ア334で前記画像データ及び属性ファイルを取得する
際は、どのプロトコルであっても同じ形式で受けること
が可能であるため、該サーバーコア334以降の手段は
プロトコルに依存しない。つまり、ドキュメント管理サ
ーバ34に格納した文書データ及びインデックスに関し
て、前記デバイス設定手段313で選択したプロトコル
に依存することはない。これにより、ユーザは意識して
プロトコルを選択する必要はなくなる。
【0062】MFPデバイス1より、ユーザが該MFP
デバイス1の原稿台若しくはADF(原稿自動給送装
置)にセットした原稿の画像データ及び属性ファイルが
送信される。より詳細には、ユーザは前記図3及び図4
のステップS102によりMFPデバイス1に登録され
たジョブを選択した後、スキャン(原稿読み取り若しく
は画像データ及び属性ファイルの送信)ボタンを押下す
ることで、MFPデバイス1にセットされた原稿を読み
取り、属性ファイルと共に、ジョブに記されたFTPサ
ーバ331に格納するパスに従い、該FTPサーバ33
1に画像データファイル及び属性ファイルを送信する。
【0063】尚、原稿は複数枚であっても構わない。こ
の場合、ユーザは、MFPデバイス1のADFに原稿を
セットしてスキャンボタンを押下すると、全ての原稿が
読み取られ、その読取データがFTPサーバ331に送
信される。この際、送信される該画像データファイルの
ファイル形式は任意の形式で構わない。但し、ドキュメ
ント管理サーバ34が格納できるファイル形式であれ
ば、該ドキュメント管理サーバ34に格納する前に画像
形式変換処理を必要としないため、処理速度が向上す
る。
【0064】また、原稿が複数枚である場合、画像デー
タファイルの形式はシングルページTIFF形式であっ
ても、マルチページTIFF形式であっても構わない。
但し、シングルページTIFF形式で送信する場合に
は、該送信される画像データファイル間の関係を明確に
するために、各画像データファイル名をHHMMSSD
DZZYYYY_XXXX.TIF(HH:読み取り時
の時間、MM:読み取り時の分、SS:読み取り時の
秒、DD:読み取り時の日、ZZ:読み取り時の月、Y
YYY:読み取り時の年、XXXX:読み取り開始ペー
ジを1ページ目とした場合のページ数)とする。これに
より、シングルページTIFF形式で画像が送信する場
合にも、各画像データファイル間の関係を明確にでき、
ドキュメント管理サーバ34がマルチページTIFF形
式のみ格納できる場合であっても、シングルページTI
FFからマルチページTIFF形式への変換処理が正確
に行える。
【0065】また、属性ファイルに記される情報は、送
信日時、MFPデバイス1の機種名、設置場所、ユーザ
名、及び同時に送信される画像データファイルの名前や
サイズ等、ドキュメント管理サーバ34に格納する際
に、インデックス情報として有用な事項が良い。尚、属
性ファイルに記される情報は、これら以外の事項であっ
ても構わない。
【0066】[ファイルをFTPサーバに蓄積]前記図
3及び図4のステップS103において、MFPデバイ
ス1よりLAN2を介して送信された前記画像データフ
ァイル及び前記属性ファイルをFTPサーバ331に蓄
積する。より詳細には、MFPデバイス1により指定さ
れるFTPサーバ331のフォルダに、前記画像データ
ファイル及び前記属性ファイルを蓄積する。この際、M
FPデバイス1は、LAN2を介してMFPデバイス1
により指定されるFTPサーバ331のフォルダ以下に
ディレクトリの作成命令を出した後に、作成されたディ
レクトリを蓄積するパスとして指定し、前記画像データ
ファイル及び前記属性ファイルを送信しても良い。
【0067】尚、FTPサーバ331は、MFPデバイ
ス1から送信された日時、前記画像データファイル及び
前記属性ファイル名等をログとして出力する。ログとし
て出力される情報は、これら以外のものであっても良
い。また、ログの出力方法として、サーバPC3内の任
意の場所にファイルを作成しても良いし、マネージャア
プリケーション31等のログを纏める手段に、該ログを
通知する手段を有しても構わない。
【0068】[FTPサーバよりファイルを取得]前記
S104においてFTPサーバ331に蓄積された画像
データファイル及び属性ファイルをサーバコア334が
取得する。図6は、FTPサーバ331がサーバコア3
34にデータを渡すまでの処理動作の流れを示すフロー
チャートである。以下、図6を用いて説明する。
【0069】FTPサーバ331は、ステップS201
においてMFPデバイス1がログインしたか否かを監視
する。
【0070】次に、該ステップS201においてログイ
ンしたことを認識すると、ステップS202においてM
FPデバイス1から送信されるファイルの監視を開始す
る。なお、FTPサーバ331は、ログインから、ログ
アウトする間までのデバイスからの送信を、セッション
として記録、管理する。これにより、セッション毎にど
のデータが送信されたのかを把握することができ、例え
ば、同じFTPサーバ331内のフォルダにデバイスが
同時に画像データ等を送信してきた場合にも、セッショ
ン毎にそれらの情報を管理するため、問題なく取り扱う
ことが可能となる。後述する全ての処理は、ここで記
録、管理されたセッション毎に実行される。
【0071】次に、ステップS203においてMFPデ
バイス1がログアウトしたことを認識すると、そのログ
アウトが正常なログアウトか否かをステップS204で
判定する。前記ステップS204において、タイムアウ
トなどにより異常でログアウトしたことを認識すると、
ステップS205においてその内容をエラーとして通知
する。本実施形態では、サーバコア334において全て
のエラー処理を行うため、図示しないメール送信手段を
用いてユーザに通知することになるが、該ステップS2
05においてメール通知したり、図示しないサーバPC
3のモニターにエラーを表示しても良い。また、前記ス
テップS204において、正常にログアウトしたことを
認識すると、ステップS206においてファイルの監視
を終了する。
【0072】次にステップS207において、属性ファ
イルがあるか否かを判定し、ある場合は、ステップS2
08において属性ファイルをオープンし、該属性ファイ
ルに書かれた情報を得て、属性ファイルに書かれた内容
と実際に送信された画像ファイルデータのサイズやファ
イル数などが一致しているか調査する(属性ファイル判
定処理)。ここで、属性ファイルに書かれた情報とは、
画像データファイルの名前やサイズ等である。
【0073】次に、ステップS209において、前記ス
テップS201から該ステップS208における処理の
結果をサーバコア334に通知する。前記ステップS2
08において正常にファイルが送信された場合には、画
像データファイルと属性ファイルの在り処を通知する。
もし、ステップS204やS208において不正やエラ
ーが検知された場合は、そのエラー情報をサーバコア3
34に通知する。
【0074】なお、画像データファイル及び属性ファイ
ルは、該サーバコア334よりドキュメント管理サーバ
への格納が成功した後に削除命令を受け、それに従い画
像データファイル及び属性ファイルを削除する。ドキュ
メント管理サーバへの格納が成功するまでデータを削除
しないことで、何らかの理由で格納に失敗した際にデー
タを保証することが可能となる。
【0075】[画像及び属性ファイルをドキュメント管
理サーバ毎に割り振り]以下、前記サーバコア334が
DMS毎に前記FTPサーバ331より得た画像データ
及び属性ファイルを、ドキュメント管理サーバ毎に用意
するジョブ管理335に割り振る処理手段を、図7を用
いて説明する。
【0076】サーバコア334は、ステップS301に
より前記FTPサーバ331より画像データ及び属性フ
ァイルのデータ受信通知があったか否かを確認する。
【0077】次に、該データ受信通知があった場合、ス
テップS302により該FTPサーバ331のどのフォ
ルダに該データが蓄積されているか確認する。この際、
該FTPサーバ331内のフォルダ名と前記マネージャ
アプリケーション31により作成されたジョブとは一対
一で関連付けられているため、どのジョブに対するデー
タの送信であるのか判定する。つまり、どのドキュメン
ト管理サーバに格納すべきデータであるのか判定でき
る。
【0078】次に、ステップS303により、ステップ
S302の判定結果に従い、ドキュメント管理サーバ毎
に用意するジョブ管理335にデータとジョブ情報を通
知する。
【0079】[画像及び属性ファイルをキューイング]
以下、該ジョブ管理335における処理手順を、図8を
用いて説明する。なお、上述した様に、該ジョブ管理3
35は、ドキュメント管理サーバ毎に用意される。その
為、以下では、一つの該ジョブ管理335における処理
について説明する。本実施形態では、複数のドキュメン
ト管理サーバに対応するために、複数の該ジョブ管理3
35と後述する格納作業336が、並列に動作すること
になる。
【0080】該ジョブ管理335は、ステップS401
により前記サーバコア334より得た画像データ及び属
性ファイルをキューイングする。
【0081】次に、ステップS402により、該格納作
業336がドキュメント管理サーバにデータを格納中で
あるか否かを判定する。格納処理中でない場合、最も古
いキューイングされたジョブに対し、ドキュメント管理
サーバに格納するための処理を続行する。
【0082】なお、ステップS403により、ドキュメ
ント管理サーバに正常に格納し終えたか否かを確認し、
エラーが発生した場合、ステップS404により、ユー
ザにエラーを通知する。本実施形態では、前記サーバコ
ア334において全てのエラー処理を行うため、図示し
ないメール送信手段を用いてユーザに通知することにな
るが、該S205においてメール通知したり、図示しな
いサーバPC3のモニターにエラーを表示しても良い。
【0083】次に、ステップS405において、前記ス
テップS403の結果を前記サーバコア334に通知す
る。もし、ステップS403において不正やエラーが検
知された場合は、そのエラー情報を前記サーバコア33
4に通知する。
【0084】[画像及び属性ファイルを処理]ステップ
S108において、設定情報32に従い、画像データフ
ァイルにOCR等の画像処理を施し、また、該画像処理
より得た情報及び属性ファイルよりインデックスを作成
し、サーバPC3内のハードディスク若しくはメモリ上
に格納する。
【0085】なお、前記ステップS108において、設
定情報32に従い、画像データファイルにOCR等の画
像処理を施すが、画像形式変換処理等の一般的な処理が
施されても構わない。
【0086】[画像ファイル及びインデックスをドキュ
メント管理サーバに格納]以下、ジョブ管理335と格
納作業336における処理手順を、図9を用いて説明す
る。
【0087】ステップS501により、該格納作業33
6は前記ジョブ管理335より画像データファイルとス
テップS108により作成されたインデックスを取得
し、かつ、該ジョブ管理335より得るジョブ情報に従
い、実際にドキュメント管理サーバ34にアクセスし、
格納処理を開始する。
【0088】次に、ステップS502により、該ジョブ
管理335は、該格納作業336が該画像データファイ
ルとインデックスをドキュメント管理サーバ34に格納
し終えたことを通知するイベントを該格納作業336か
ら受信したか否かを確認する。
【0089】次に、ステップS503により、ステップ
S502により格納終了イベントを受信していないこと
を確認すると、該ジョブ管理335は、該格納作業33
6がドキュメント管理サーバ34に該画像データファイ
ルとインデックスを格納している時間がタイムアウト設
定時間を超えていないか否かを確認する。タイムアウト
時間は、前記マネージャアプリケーション31により、
ジョブ毎に設定されている。
【0090】なお、タイムアウト設定時間は、画像デー
タを1ファイル格納する時間を設定することが望まし
い。これにより、ジョブ毎に画像データ数からタイムア
ウト時間を算出することが可能となり、より柔軟性を持
ったタイムアウトの検知を行うことができる。また、タ
イムアウト時間は、前記マネージャアプリケーション3
1において、ドキュメント管理サーバ毎に設定しても良
い。これにより、ジョブを作成する度に設定しなくても
良いため、ユーザの設定作業が簡略化できる。
【0091】次に、ステップS504により、ステップ
S503において格納処理がタイムアウトを起こしたと
検知した場合、該ジョブ管理335は、該格納作業33
6に格納処理中か否かを確認する。
【0092】次に、ステップS505により、ステップ
S504において、該格納作業336が正常に格納処理
中である旨の反応を該ジョブ管理335に伝えた場合、
格納処理のタイムアウト時間を計算しなおして再設定
し、自動的に格納処理を再開することができる。これに
より、ドキュメント管理サーバ34にデータ格納中にお
いて、PCの動作が遅くなったり、ネットワークが混み
あった環境下においても、本実施形態においては正常に
格納していることを判断することができ、また、格納途
中であるにも関わらず格納処理を中断することで発生す
るデータの消失などを防ぐことも可能となる。
【0093】次に、ステップS506により、ステップ
S502で該ジョブ管理335が、該画像データファイ
ルとインデックスをドキュメント管理サーバ34に格納
し終えたことを通知するイベントを該格納作業336か
ら受信した場合、または、ステップS504で該格納作
業336が正常に格納処理を行っているか否か検知でき
なかった場合、該ジョブ管理335は格納処理を終了す
る。
【0094】ここで、ステップS504において、該格
納作業336より何の反応も得られなかった場合(正常
に格納処理を行っているか否かを検知できなかった場
合)、ドキュメント管理サーバ34との間で正常なデー
タ格納処理が成されていないと判断し、該格納作業33
6を強制終了させる。このステップにより、ドキュメン
ト管理サーバ34が正常に動作していない場合にも、本
実施形態ではシステムが異常終了することを防ぐことが
できる。少なくとも、複数のドキュメント管理サーバ3
4に対し、並列に格納処理を行っている本実施形態にお
いては、例えば、ドキュメント管理サーバAに対する格
納中に異常が発生した場合にも、ドキュメント管理サー
バA以外のドキュメント管理サーバに対する格納処理は
正常に作業を続行することが可能となる。
【0095】次に、ステップS507により、格納処理
が正常に終了したか否かを判定する。
【0096】次に、ステップS508により、もしステ
ップS502で該格納作業336が検知可能なレベルの
エラーで格納処理を終了したことを検知した場合、もし
くは、ステップS504で該格納作業336が格納中に
反応が無くなった状態で終了した場合、ユーザにエラー
を通知する。本実施形態では、前記サーバコア334に
おいて全てのエラー処理を行うため、図示しないメール
送信手段を用いてユーザに通知することになるが、S5
08においてメール通知したり、図示しないサーバPC
3のモニターにエラーを表示しても良い。
【0097】次に、ステップS509において、S50
7、もしくはS508の結果を前記サーバコア334に
通知する。もし、S507において不正やエラーが検知
された場合は、そのエラー情報を前記サーバコア334
に通知する。
【0098】[処理の確認]図10及び図11は、前記
マネージャアプリケーション31で図示しないユーザイ
ンターフェースを用いて表示できる処理の確認及び処理
の詳細ダイアログの一例である。FTPサーバ331、
ジョブ管理335、格納作業336及びサーバコア33
4では、各処理手段で行った処理をセッション毎にリア
ルタイムにログとして出力する。
【0099】図10は、該ログの情報より、どのジョブ
が処理されているのか、また、各ジョブの状態はどのよ
うになっているのかをユーザに提示するものである。こ
のユーザインターフェースにより、ユーザはジョブがエ
ラー発生中であること、また、格納処理がタイムアウト
後も自動で再開されていることなどをリアルタイムで知
ることができる。一方で、現在処理中のジョブを中止し
たり、エラーが発生中のジョブに対し、再度格納処理を
実行するように命令することが可能である。この場合、
該マネージャアプリケーション31は、該サーバコア3
34にジョブの中止や再格納処理を通知する。
【0100】図11は、該ログの情報より、各ジョブの
処理の詳細をユーザに提示するものである。<処理状況
に関するコメント>においては、最新の処理の状況にお
けるコメントが書かれている。ここで、図9のステップ
S508により、もしステップS502で該格納作業3
36が検知可能なレベルのエラーで格納処理を終了した
ことを検知した場合において、該格納作業336がエラ
ーに対する対処法を該ジョブ管理335に通知した場
合、<処理状況に関するコメント>に表示することができ
る。これにより、ユーザは対処法に従い対処を行った後
に、図10のユーザインターフェースにおいて<再格納>
ボタンを押下することで、再度格納処理を実行すること
が可能となるため、再度デバイスから画像データを送信
すると言う手間を省略することが可能となる。
【0101】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、ユーザがスキャナデバイスであるMF
Pデバイス1上の操作パネルを用いて事前に登録したジ
ョブを選択したり、或いはスキャンボタンを押下した際
に、取り込まれた画像及びユーザがMFPデバイス1を
操作した際の情報が属性ファイルから、インデックスと
なり得る情報を抽出すると共に、前記ジョブに従い画像
を各種ドキュメント管理サーバに格納するための形式に
変換し、前記ジョブに従い前記変換された画像とインデ
ックスとを自動的にドキュメント管理サーバに格納する
ことができ、且つインデックス情報により前記ドキュメ
ント管理サーバ内での検索も容易に行える。
【0102】また、前記ジョブを作成する際に、前記ド
キュメント管理サーバ内のフォルダ及びファイル構造を
表示することができるため、ユーザは、前記ドキュメン
ト管理サーバの詳細に関する知識を持つ必要なく、自動
的に画像とインデックスとを格納することができる。
【0103】また、各処理におけるログを残すことで、
若し、前記ドキュメント管理サーバに画像とインデック
スとを格納するまでの工程においてエラーが発生した場
合にも、どの処理においてエラーが発生したのかを確認
することができる。
【0104】また、画像とインデックスを格納する対象
となるドキュメント管理サーバ毎に実際の格納処理を行
う手段(スレッド)を設けるため、何らかの異常が発生
し、あるドキュメント管理サーバとの間で正常なアクセ
スができなくなった場合にも、本実施形態のアプリケー
ションにおいてはシステム全体として不安定になること
はなく、複数のドキュメント管理サーバへの格納処理を
並列に実行することが可能となる。
【0105】また、ドキュメント管理サーバ34にデー
タ格納中において、PCの動作が遅くなったり、ネット
ワークが混みあった環境下においても、正常に格納中で
あるのか否かを検知でき、格納処理の時間がかかる場合
には、格納処理を自動的に延長することが可能となる。
【0106】また、格納処理中にエラーが発生した場合
にも、ユーザにエラーが発生したことと、そのエラーへ
の対処法を示し、ユーザインターフェース上から格納処
理を再開することが可能であるため、ユーザが再びデバ
イスから文書を送信するという手間を省略することが可
能である。
【0107】(その他の実施の形態)本発明を実施する
アプリケーションを実現するためのシステム構成に関し
て、図13に示したように、クライアントPC4に本実
施形態のアプリケーションが、サーバPC5にドキュメ
ント管理サーバがあり、MFPデバイス1とそれぞれが
LAN2によって接続されている環境であっても良い。
【0108】また、図14に示したように、サーバPC
6が、インターネットを介して接続されている環境であ
っても良い。
【0109】尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホス
トコンピュータ、インターフェース機器、リーダー、プ
リンタ等)から構成されるシステムに適用しても、1つ
の機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装
置等)に適用してもよい。
【0110】また、本発明の目的は、上記実施の形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み
出して実行することによっても達成されることは言うま
でもない。
【0111】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。
【0112】また、プログラムコードを供給するための
記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−
RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不
揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができ
る。
【0113】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0114】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0115】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、画像読取装置から受信した画像情報をどのサーバに
記憶すべきか判定し、判定結果に基づき、サーバ毎に、
画像情報を格納するとともに格納処理の管理を行うこと
により、複数のサーバへ格納処理を並列に実行すること
ができるので、操作者に複雑な作業を強いることなく安
定かつ効率的な処理が行えるという効果がある。
【0116】また、格納処理が所定のタイムアウト時間
を超えていることを検知した場合においても、格納処理
が正常に行われていれば、タイムアウト時間を計算しな
おして再設定し、格納処理を続行することにより、例え
ばサーバ毎やジョブ毎に、格納処理時間を柔軟に変更で
きるという効果がある。
【0117】また、格納処理がエラー状態であると検知
された場合、格納処理のエラー情報を表示手段に表示
し、格納処理の再実行を設定できるようにすることによ
り、表示された情報に応じて格納処理を再実行すること
ができるので、再度画像読取装置を動作させる手間を省
くことができるという効果がある。
【0118】また、画像読取装置に関する情報、及び画
像読取装置との間のプロトコルに関する情報を表示手段
に表示し、表示可能な情報に基づき画像読取装置とプロ
トコルの設定情報を生成し、生成した設定情報を含むジ
ョブに基づき読み取られ送信された画像情報を画像読取
装置から受信することにより、操作者が画像読取装置や
プロトコルについての知識が無くても、容易に処理を実
行できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
概念図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読取システムに
おけるマネージメントアプリケーションのシステム構成
を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像読取システムに
おける処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像読取システムに
おける設定情報32を作成するマネージャアプリケーシ
ョンのユーザインターフェースの一例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
FTPサーバよりサーバコアが画像データファイル及び
属性ファイルを取得する処理動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
サーバコアがドキュメント管理サーバ毎に画像データフ
ァイル及び属性ファイルを振り分ける処理動作の流れを
示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
ジョブ管理における処理動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図9】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
データ格納処理における処理動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明の実施の形態に係る画像読取システム
における全ジョブの処理の状況を示すマネージャアプリ
ケーションのユーザインターフェースの一例を示す図で
ある。
【図11】本発明の実施の形態に係る画像読取システム
における各ジョブの詳細を示すマネージャアプリケーシ
ョンのユーザインターフェースの一例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る画像読取システム
におけるデバイス設定手段313のユーザインターフェ
ースの一例を示す図である。
【図13】他の実施形態に係る画像読取システムの構成
を示すブロック図である。
【図14】他の実施形態に係る画像読取システムの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 MFPデバイス 2 LAN 3 サーバPC 31 マネージャアプリケーション 311 メインマネージャ 312 設定作業 313 デバイス設定手段 32 設定情報 33 サーバアプリケーション 331 FTPサーバ 332 salutationサーバ 333 POP3サーバ 334 サーバコア 335 ジョブ管理 336 格納作業 34 管理サーバ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取装置により読み取られた画像情
    報を複数のサーバに格納する情報処理装置であって、 サーバ毎に前記画像情報の格納管理を行う複数の格納管
    理手段と、 前記画像読取装置から受信した画像情報をどのサーバに
    記憶すべきか判定する判定手段とを有し、 前記複数の格納管理手段は、前記判定手段による判定結
    果に基づき前記画像情報を各サーバに格納するとともに
    格納処理の管理を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 予め登録されたジョブに基づき前記画像
    読取装置により読み取られ送信された画像情報を受信す
    る受信手段とをさらに有し、 前記判定手段は、前記受信手段における受信情報に応じ
    て、前記画像情報をどのサーバに記憶すべきかを判定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像読取装置に登録するためのジョ
    ブの設定情報を生成する生成手段をさらに有することを
    特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像情報は、前記画像読取装置によ
    り読み取られた画像データと、前記画像データの属性情
    報であり、 前記複数の格納管理手段は、前記画像データと前記属性
    情報に基づき、前記画像データに所定の変換処理を施す
    とともに、前記画像データに関する参照情報を生成し、
    前記変換処理された画像データと生成された前記参照情
    報とを前記複数のサーバへ格納することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 画像読取装置により読み取られた画像情
    報を所定のサーバに格納する情報処理装置であって、 予め登録されたジョブに基づき前記画像読取装置により
    読み取られ送信された画像情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した画像情報をサーバ毎に格納
    するとともに格納処理の状態を管理する格納管理手段と
    を有し、 前記格納管理手段は、前記格納処理が所定のタイムアウ
    ト時間を超えていることを検知した場合においても、前
    記格納処理が正常に行われていれば、前記タイムアウト
    時間を計算しなおして再設定し、前記格納処理を続行す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記格納管理手段は、ジョブ毎あるいは
    サーバ毎に、前記再設定を行うことを特徴とする請求項
    5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 画像読取装置により読み取られた画像情
    報をサーバに格納する情報処理装置であって、 予め登録されたジョブに基づき前記画像読取装置により
    読み取られ送信された画像情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した画像情報をサーバ毎に格納
    するとともに格納処理の状態を管理する格納管理手段
    と、 前記格納管理手段により前記格納処理がエラー状態であ
    ると検知された場合、前記格納処理のエラー情報を表示
    する表示手段と、 前記格納処理の再実行を設定するための再実行設定手段
    とを有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記格納管理手段は、ジョブ毎あるいは
    サーバ毎に、前記再設定を行うことを特徴とする請求項
    7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 画像読取装置により読み取られた画像情
    報を所定のサーバに格納する情報処理装置であって、 前記画像読取装置に関する情報、及び前記画像読取装置
    との間のプロトコルに関する情報を表示する表示手段
    と、 前記表示手段に表示可能な情報に基づき、前記画像読取
    装置と前記プロトコルの設定情報を生成する生成手段
    と、 前記設定情報を含むジョブに基づき読み取られ送信され
    た画像情報を、前記画像読取装置から受信する受信手段
    と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記画像読取装置に関する情報、及び
    前記画像読取装置との間のプロトコルに関する情報を取
    得する取得手段をさらに有し、 前記表示手段は、前記取得手段により取得した情報を表
    示することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記表示手段は、前記所定のサーバに
    関する情報を表示し、 前記生成手段は、前記表示手段に表示可能な情報に基づ
    き、前記所定のサーバへ前記画像情報を格納するための
    設定情報を生成することを特徴とする請求項9または1
    0に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報を複数のサーバに格納する画像読取方法であって、 サーバ毎に前記画像情報の格納管理を行う複数の格納管
    理工程と、 前記画像読取装置から受信した画像情報をどのサーバに
    記憶すべきか判定する判定工程とを有し、 前記複数の格納管理工程は、前記判定工程における判定
    結果に基づき前記画像情報を各サーバに格納するととも
    に格納処理の管理を行うことを特徴とする画像読取方
    法。
  13. 【請求項13】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報を所定のサーバに格納する画像読取方法であって、 予め登録されたジョブに基づき前記画像読取装置により
    読み取られ送信された画像情報を受信する受信工程と、 前記受信工程において受信した画像情報をサーバ毎に格
    納するとともに格納処理の状態を管理する格納管理工程
    とを有し、 前記格納管理工程は、前記格納処理が所定のタイムアウ
    ト時間を超えていることを検知した場合においても、前
    記格納処理が正常に行われていれば、前記タイムアウト
    時間を計算しなおして再設定し、前記格納処理を続行す
    ることを特徴とする画像読取方法。
  14. 【請求項14】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報をサーバに格納する画像読取方法であって、 予め登録されたジョブに基づき前記画像読取装置により
    読み取られ送信された画像情報を受信する受信工程と、 前記受信工程において受信した画像情報をサーバ毎に格
    納するとともに格納処理の状態を管理する格納管理工程
    と、 前記格納管理工程において前記格納処理がエラー状態で
    あると検知された場合、前記格納処理のエラー情報を表
    示手段に表示する表示工程と、 前記格納処理の再実行を設定するための再実行設定工程
    とを有することを特徴とする画像読取方法。
  15. 【請求項15】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報を所定のサーバに格納する画像読取方法であって、 前記画像読取装置に関する情報、及び前記画像読取装置
    との間のプロトコルに関する情報を表示手段に表示する
    表示工程と、 前記表示工程において表示可能な情報に基づき、前記画
    像読取装置と前記プロトコルの設定情報を生成する生成
    工程と、 前記設定情報を含むジョブに基づき読み取られ送信され
    た画像情報を、前記画像読取装置から受信する受信工程
    と、 を有することを特徴とする画像読取方法。
  16. 【請求項16】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報を複数のサーバに格納する情報処理装置を含む画像
    読取システムであって、 前記情報処理装置は、 サーバ毎に前記画像情報の格納管理を行う複数の格納管
    理手段と、 前記画像読取装置から受信した画像情報をどのサーバに
    記憶すべきか判定する判定手段とを有し、 前記複数の格納管理手段は、前記判定手段による判定結
    果に基づき前記画像情報を各サーバに格納するとともに
    格納処理の管理を行うことを特徴とする画像読取システ
    ム。
  17. 【請求項17】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報を所定のサーバに格納する情報処理装置を含む画像
    読取システムであって、 前記情報処理装置は、 予め登録されたジョブに基づき前記画像読取装置により
    読み取られ送信された画像情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した画像情報をサーバ毎に格納
    するとともに格納処理の状態を管理する格納管理手段と
    を有し、 前記格納管理手段は、前記格納処理が所定のタイムアウ
    ト時間を超えていることを検知した場合においても、前
    記格納処理が正常に行われていれば、前記タイムアウト
    時間を計算しなおして再設定し、前記格納処理を続行す
    ることを特徴とする画像読取システム。
  18. 【請求項18】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報をサーバに格納する情報処理装置を含む画像読取シ
    ステムであって、 前記情報処理装置は、 予め登録されたジョブに基づき前記画像読取装置により
    読み取られ送信された画像情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した画像情報をサーバ毎に格納
    するとともに格納処理の状態を管理する格納管理手段
    と、 前記格納管理手段により前記格納処理がエラー状態であ
    ると検知された場合、前記格納処理のエラー情報を表示
    する表示手段と、 前記格納処理の再実行を設定するための再実行設定手段
    とを有することを特徴とする画像読取システム。
  19. 【請求項19】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報を所定のサーバに格納する情報処理装置を含む画像
    読取システムであって、 前記情報処理装置は、 前記画像読取装置に関する情報、及び前記画像読取装置
    との間のプロトコルに関する情報を表示する表示手段
    と、 前記表示手段に表示可能な情報に基づき、前記画像読取
    装置と前記プロトコルの設定情報を生成する生成手段
    と、 前記設定情報を含むジョブに基づき読み取られ送信され
    た画像情報を、前記画像読取装置から受信する受信手段
    と、 を有することを特徴とする画像読取システム。
  20. 【請求項20】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報を複数のサーバに格納する画像読取方法のプログラ
    ムコードが格納されたコンピュータ可読記憶媒体であっ
    て、 サーバ毎に前記画像情報の格納管理を行う複数の格納管
    理コードと、 前記画像読取装置から受信した画像情報をどのサーバに
    記憶すべきか判定する判定コードとを有し、 前記複数の格納管理コードは、前記判定コードにおける
    判定結果に基づき前記画像情報を各サーバに格納すると
    ともに格納処理の管理を行うことを特徴とする記憶媒
    体。
  21. 【請求項21】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報を所定のサーバに格納する画像読取方法のプログラ
    ムコードが格納されたコンピュータ可読記憶媒体であっ
    て、 予め登録されたジョブに基づき前記画像読取装置により
    読み取られ送信された画像情報を受信する受信コード
    と、 前記受信コードにおいて受信した画像情報をサーバ毎に
    格納するとともに格納処理の状態を管理する格納管理コ
    ードとを有し、 前記格納管理コードは、前記格納処理が所定のタイムア
    ウト時間を超えていることを検知した場合においても、
    前記格納処理が正常に行われていれば、前記タイムアウ
    ト時間を計算しなおして再設定し、前記格納処理を続行
    することを特徴とする記憶媒体。
  22. 【請求項22】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報をサーバに格納する画像読取方法のプログラムコー
    ドが格納されたコンピュータ可読記憶媒体であって、 予め登録されたジョブに基づき前記画像読取装置により
    読み取られ送信された画像情報を受信する受信コード
    と、 前記受信コードにおいて受信した画像情報をサーバ毎に
    格納するとともに格納処理の状態を管理する格納管理コ
    ードと、 前記格納管理コードにおいて前記格納処理がエラー状態
    であると検知された場合、前記格納処理のエラー情報を
    表示手段に表示する表示コードと、 前記格納処理の再実行を設定するための再実行設定コー
    ドとを有することを特徴とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】 画像読取装置により読み取られた画像
    情報を所定のサーバに格納する画像読取方法のプログラ
    ムコードが格納されたコンピュータ可読記憶媒体であっ
    て、 前記画像読取装置に関する情報、及び前記画像読取装置
    との間のプロトコルに関する情報を表示手段に表示する
    表示コードと、 前記表示コードにおいて表示可能な情報に基づき、前記
    画像読取装置と前記プロトコルの設定情報を生成する生
    成コードと、 前記設定情報を含むジョブに基づき読み取られ送信され
    た画像情報を、前記画像読取装置から受信する受信コー
    ドと、 を有することを特徴とする記憶媒体。
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