JP4676784B2 - プロセス管理装置、プロセス管理方法及びプロセス管理プログラム - Google Patents

プロセス管理装置、プロセス管理方法及びプロセス管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、プロセス管理装置、プロセス編集装置、プロセス管理プログラム、プロセス編集プログラム、記録媒体、プロセス管理方法及びプロセス編集方法に関する。
近年、複数の担当者がネットワークを経由して仕事をする際に、該仕事を円滑に進めるため、担当者間で受け渡すドキュメントや情報の流れを管理し、自動化するワークフローシステムが知られている(例えば、非特許文献1〜3参照。)。
速水治夫、「ここまできたワークフロー管理システム(1)」情報処理学会誌、Vol.39、NO.11、p1160−p1165(1998) 速水治夫、阪口俊昭、渋谷亮一、「ここまできたワークフロー管理システム(2)」情報処理学会誌、Vol.39、NO.12、p1258−p1263(1998) 速水治夫、渋谷亮一、鈴木登雄、生駒順一、寺下陽介、植野直樹、金子聡、林潔、「ここまできたワークフロー管理システム(3)」情報処理学会誌 Vol.40、NO.5、p507−p513(1999)
また、ワークフローシステムにおいて、ワークフローの参加者が、例えばワークフローのプロセスの実行後、実行したプロセス等を見直し、該プロセスを編集(又は変更)することが可能なワークフローシステムも考えられる。
しかしながら、このようなワークフローシステムにおいては、ワークフローの参加者が実行後のプロセスを変更することが可能なため、例えば同種の仕事に対して、多くのフローが存在することになり、該フロー等を再利用して、プロセスのテンプレートであるプロセス定義を作成することが困難な問題があった。
また、そのため、最適化されたプロセス定義を、ユーザに提供することが困難な問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、最適化されたプロセス定義を提供することを目的とする。
そこで、上記問題を解決するため、本発明は、プロセスを編集可能なプロセス管理装置であって、前記プロセスの実行結果をログとして記録するログ記録手段と、前記ログに基づいて再構成された、プロセスのテンプレートであるプロセス定義を、登録する第一プロセス定義登録手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、プロセスを編集可能なプロセス管理装置であって、前記プロセスの実行結果をログとして記録するログ記録手段と、前記ログに基づいて再構成された、プロセスのテンプレートであるプロセス定義を、登録する第一プロセス定義登録手段と、を有することにより、最適化されたプロセス定義を提供することができる。
また、上記問題を解決するため、本発明は、プロセスを編集可能なプロセス管理装置であって、プロセスのテンプレートである複数のプロセス定義より、前記プロセスを構成する個々の仕事の順序関係に係る制約情報を抽出する第一制約情報抽出手段と、前記第一制約情報抽出手段において抽出した制約情報に基づいて再構成された前記プロセス定義を登録する第二プロセス定義登録手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、プロセスを編集可能なプロセス管理装置であって、プロセスのテンプレートである複数のプロセス定義より、前記プロセスを構成する個々の仕事の順序関係に係る制約情報を抽出する第一制約情報抽出手段と、前記第一制約情報抽出手段において抽出した制約情報に基づいて再構成された前記プロセス定義を登録する第二プロセス定義登録手段と、を有することによって、最適化されたプロセス定義を提供することができる。
また、上記問題を解決するため、本発明は、プロセスを編集するプロセス編集装置であって、プロセスの実行結果に基づいて、プロセスのテンプレートであるプロセス定義を再構成する第三再構成手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、プロセスを編集するプロセス編集装置であって、プロセスの実行結果に基づいて、プロセスのテンプレートであるプロセス定義を再構成する第三再構成手段を有することによって、最適化されたプロセス定義を提供することができる。
また、上記問題を解決するため、本発明は、プロセスを編集するプロセス編集装置であって、プロセスのテンプレートである複数のプロセス定義より、前記プロセスを構成する個々の仕事の順序関係に係る制約情報を抽出する第二制約情報抽出手段と、前記第二制約情報抽出手段において抽出した制約情報に基づいて、前記プロセス定義を再構成する第四再構成手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、プロセスを編集するプロセス編集装置であって、プロセスのテンプレートである複数のプロセス定義より、前記プロセスを構成する個々の仕事の順序関係に係る制約情報を抽出する第二制約情報抽出手段と、前記第二制約情報抽出手段において抽出した制約情報に基づいて、前記プロセス定義を再構成する第四再構成手段と、を有することによって、最適化されたプロセス定義を提供することができる。
また、上記課題を解決するための手段として、プロセス管理プログラム、プロセス編集プログラム、記録媒体、プロセス管理方法及びプロセス編集方法としてもよい。
本発明によれば、最適化されたプロセス定義を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
初めに、サーバ1のハードウェア構成の一例を、図1を用いて説明する。図1は、サーバの一例のハードウェア構成図である。
図1に示されるサーバ1のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力装置11と、表示装置12と、ドライブ装置13と、ROM(Read Only Memory)15と、RAM(Random Access Memory)16と、CPU(Central Processing Unit)17と、インターフェース装置18と、HDD(Hard Disk Drive)19と、から構成されている。
入力装置11は、サーバ1の利用者が操作するキーボード及びマウス等で構成され、サーバ1に各種操作信号を入力するのに用いられる。表示装置12は、サーバ1の利用者が利用するディスプレイ等で構成され、各種情報を表示する。インターフェース装置18は、サーバ1をネットワーク等に接続するインターフェースである。
後述する、ソフトウェアに対応するプログラム、例えばプロセス定義管理部22、ワークフローエンジン25、プロセス定義データベース23、プロセス実行ログ28、プロセスインスタンスデータベース26等は、例えば、CD−ROM等の記録媒体14によってサーバ1に提供されるか、ネットワークを通じてダウンロードされる。記録媒体14は、ドライブ装置13にセットされ、プログラムが記録媒体14からドライブ装置13を介してHDD19にインストールされる。
ROM15は、データ等を格納する。RAM16は、サーバ1の起動時にHDD19からプログラム等を読み出して格納する。CPU17は、RAM16に読み出され格納されたプログラム等に従って処理を実行する。HDD19は、プログラムや、例えば後述するプロセス定義、アクティビティ順序関係表等を格納する。
以下、クライアント3のハードウェア構成の一例を、図2を用いて説明する。図2は、クライアントの一例のハードウェア構成図である。
図2に示されるクライアント3のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力装置31と、表示装置32と、ドライブ装置33と、ROM35と、RAM36と、CPU37と、インターフェース装置38と、HDD39と、から構成されている。
入力装置31は、クライアント3の利用者が操作するキーボード及びマウス等で構成され、クライアント3に各種操作信号を入力するのに用いられる。表示装置32は、クライアント3の利用者が利用するディスプレイ等で構成され、各種情報を表示する。インターフェース装置38は、クライアント3をネットワーク等に接続するインターフェースである。
後述する、ワークフローアプリケーション24と、プロセス実行時編集ツール27と、を含む利用者アプリケーションに対応するプログラム及び/又はプロセス定義編集ツール21を含む管理用アプリケーションに対応するプログラム等は、例えばCD−ROM等の記録媒体34によってクライアント3に提供されるか、ネットワークを通じてダウンロードされる。記録媒体34は、ドライブ装置33にセットされ、プログラムが記録媒体34からドライブ装置33を介してHDD39にインストールされる。
ROM35は、データ等を格納する。RAM36は、クライアント3の起動時にHDD39からプログラム等を読み出して格納する。CPU37は、RAM36に読み出され格納されたプログラム等に従って処理を実行する。なお、クライアント3が、サーバ1より取得した、後述するプロセスインスタンスや、プロセス定義等は、例えばRAM36等に一時格納される。
以下、本明細書中で用いる用語を、図3を用いて説明する。図3は、明細書中で用いる用語を説明するための図である。
本明細書中では、プロセスとは、ある仕事を遂行するための処理の流れのことである。また、アクティビティとは、プロセスを構成する個々の仕事である。アクティビティは、開始、終了、待機等の状態を持っており、該状態の推移によって、例えば後述するソフトウェア等から成るワークフローシステム(以下、単にワークフローシステムともいう)は、プロセスの進行状況を表現する。また、トランジションは、アクティビティと、アクティビティと、の処理の順序を規定するものである。なお、トランジションも状態を持っており、該状態によって、ワークフローシステムは、接続するアクティビティの状態遷移条件を決定する。
また、フローは、アクティビティと、トランジションと、で表現した処理の流れ図である。また、プロセス定義は、プロセスのテンプレートであり、実行前のプロセスのフローを定義する。また、プロセスインスタンスフローは、実行中のプロセスのフローである。
ここで、プロセスインスタンスは、プロセス定義を実体化したものであり、実際の仕事のコンテンツを含んでいる。上述したプロセスインスタンスフローは、プロセスインスタンスのフロー定義であり、通常は、元になったプロセス定義と同じものである。
しかしながら、本ワークフローシステムにおいては、プロセスインスタンスフローと、プロセス定義と、を異なる実体として扱い、個別に操作可能となっている。したがって、本ワークフローシステムにおいて、プロセスインスタンスフローを変更した場合、該変更は、元となったプロセス定義に反映されることはなく、また、プロセス定義に対する変更も、既にインスタンス化されたプロセスに反映されることはない。
なお、実行中のプロセスのフロー、つまりプロセスインスタンスフロー、を変更する必然性としては、以下に示すようなものがある。
・一般的に営業活動、生産活動等、遂行に高度な判断を要する知的業務においては、基本的なプロセスは決まっているが、実際の業務において臨機応変にプロセスを変更して業務を進めていくことが多い。したがって、ワークフローシステム等において、個々の業務に最適なプロセスを動的に生成することにより、効率的に業務を進めることができる。
・従来のワークフローシステムでは、基本的なフローに従わざるを得ないため、上述したような知的業務に適用することは困難だった。
・プロセスの実行時にプロセス(又はプロセスのフロー)の変更が可能なワークフローシステムでは、実行時に臨機応変に実際の業務にあわせてプロセスを変更することにより、個々の業務に即したプロセス(又はプロセスのフロー)を作りながら業務を進めることができる。このことにより、従来のワークフローシステムでは適用が困難だった知的業務にも適用が可能となる。また、個々の業務に最適化されたプロセスを再利用することにより、ベストプラクティス(例えば、最適化されたプロセス定義)を、ユーザ間で共有することができる。
以下、サーバ1及びクライアント3に実装されるソフトウェア構成の一例を、図4を用いて説明する。図4は、ソフトウェア構成を示す図(その1)である。
図4に示されるソフトウェア構成は、プロセス定義編集ツール21と、ワークフローアプリケーション24と、プロセス実行時編集ツール27と、プロセス定義管理部22と、ワークフローエンジン25と、プロセス定義データベース23と、プロセスインスタンスデータベース26と、プロセス実行ログ28と、を含む。
プロセス定義編集ツール21は、プロセス定義を編集するツールであり、プロセス定義管理部22を介して、プロセス定義データベース23にプロセス定義を登録したり、プロセス定義データベース23からプロセス定義を取得したりする。また、プロセス定義編集ツール21は、プロセス定義管理部22を介して、プロセスインスタンスデータベース26よりプロセスインスタンスフローを抽出したり、プロセス定義管理部22を介して、プロセス実行ログ28よりプロセスの実行結果を取得したり、該取得したプロセスの実行結果等に基づいて、例えばプロセスインスタンスフロー又は該プロセスインスタンスフローの元なったプロセス定義を編集、再構成し、プロセス定義としてプロセス定義管理部22を介してプロセス定義データベース23に登録したりする。
なお、プロセス定義の再構成は、プロセス定義管理部22等が、例えばプロセスインスタンスフローと、プロセス実行ログ28に記録されているログに基づいて作成されたプロセス実行結果ガントチャートと、に基づいて、行うようにしてもよい。以下においても同様である。
また、プロセス定義編集ツール21は、例えばプロセス定義管理部22より提供された後述するプロセス実行結果ガントチャートを表示してユーザに提供する。ユーザは、例えば表示されたプロセス実行結果ガントチャートを参考にして、フローを編集して、プロセス定義を再構成する。
プロセス定義管理部22は、プロセス定義データベース23に格納されているプロセス定義を管理する管理部であって、プロセス定義編集ツール21からの要求に基づいて、対応するプロセス定義をプロセス定義データベース23から取得したり、対応するプロセス定義をプロセス定義データベース23に登録したりする。
また、プロセス定義管理部22は、プロセス定義編集ツール21からの要求に基づいて、プロセスインスタンスデータベース26よりプロセスインスタンスフローを抽出し、プロセス定義編集ツール21に提供したり、プロセス定義編集ツール21からの要求に基づいて、プロセス実行ログ28を参照したりする。
また、プロセス定義管理部22は、プロセス実行ログ28を参照した結果に基づいて、例えば、後述するようなプロセス実行結果ガントチャートを作成し、プロセス定義編集ツール21に提供する。なお、プロセス実行結果ガントチャートは、プロセス実行ログ28の参照結果を受け取ったプロセス定義編集ツール21において作成、表示するようにしてもよい。以下においても同様である。
プロセス定義データベース23は、プロセス定義を格納するデータベースである。
ワークフローアプリケーション24は、アクティビティを実行するアプリケーションであり、ワークフローエンジン25を介して、プロセスインスタンスデータベース26に格納されている対応するプロセスインスタンスのプロセス情報やプロセスステータスを取得したり、プロセスステータスを変更したりする。
ワークフローエンジン25は、ワークフローアプリケーション24からの要求に応じてプロセス定義管理部22を介してプロセス定義データベース23より対応するプロセス定義を取得し、該プロセス定義に基づいて、プロセスのインスタンス化を行い、プロセスインスタンスデータベース26に格納したり、ワークフローアプリケーション24からの要求に基づいて、対応するプロセスインスタンスのプロセス情報やプロセスステータスをプロセスインスタンスデータベース26より取得したり、プロセスインスタンスデータベース26に格納されている対応するプロセスインスタンスのプロセスステータスを変更したりする。
また、ワークフローエンジン25は、プロセス実行時編集ツール27からの要求に応じて、プロセスインスタンスデータベース26よりプロセスインスタンスフローを抽出したり、プロセス実行時編集ツール27からの要求に応じて、プロセスインスタンスデータベース26に格納されているプロセスインスタンスフローを更新したりする。なお、プロセスインスタンスフローの更新としては、例えば、アクティビティの保留や、アクティビティの先取り、アクティビティの追加等がある。
また、ワークフローエンジン25は、ワークフローアプリケーション24等からのプロセス(又はアクティビティ)の実行要求に応じて、プロセス(又はアクティビティ)の実行結果をプロセス実行ログ28に記録する。
プロセスインスタンスデータベース26は、プロセスインスタンスを格納するデータベースである。
プロセス実行時編集ツール27は、プロセスインスタンスフローを編集するツールであり、ワークフローエンジン25を介して、プロセスインスタンスデータベース26よりプロセスインスタンスフローを取得したり、該取得したプロセスインスタンスフローを編集し、該編集したプロセスインスタンスフローを、ワークフローエンジン25を介してプロセスインスタンスデータベース26に格納し、プロセスインスタンスフローを更新したりする。
プロセス実行ログ28は、プロセス(又はアクティビティ)の実行結果を記録したログである。例えばプロセス実行ログ28には、実行結果の一例として、プロセスを構成するアクティビティのステータスが変更された時刻や、アクティビティの開始時刻、アクティビティの終了時刻、等のプロセス実行時のアクティビティ毎の実行時間情報が記録されている。
なお、上述したように、例えば管理用アプリケーションに含まれるプロセス定義編集ツール21及び/又は利用者アプリケーションに含まれるワークフローアプリケーション24、プロセス実行時編集ツール27等はクライアント3に実装され、プロセス定義管理部22、ワークフローエンジン25、プロセスインスタンスデータベース26、プロセス実行ログ28、プロセス定義データベース23等はサーバ1に実装される。また、例えばプロセス定義編集ツール21、ワークフローアプリケーション24、プロセス実行時編集ツール27、プロセス定義管理部22、ワークフローエンジン25、プロセスインスタンスデータベース26、プロセス実行ログ28、プロセス定義データベース23等を、Webサービスとして実装するようにしてもよい。このような構成とした場合、クライアント3と、サーバ1と、の間では、XML(eXtensible Markup Language)やHTTP(HyperText Transfer Protocol)等をベースとしたSOAP(Simple Object Access Protocol)に従って、通信が行われる。
以下、ワークフローに係るプロセスの実行処理の一例を、図5を用いて説明する。図5は、ワークフローに係るプロセスの実行処理の一例のシーケンス図である。
初めに、ワークフローアプリケーション24は、ワークフローの参加者(以下、単にユーザともいう)からの要求等に基づいて、プロセスのインスタンス化の要求をワークフローエンジン25に対して送信する(シーケンスSQ10)。
ワークフローエンジン25は、プロセスのインスタンス化の要求を受信すると、対応するプロセス定義の取得要求をプロセス定義管理部22に対して行う(シーケンスSQ11)。
プロセス定義管理部22は、プロセス定義の取得要求を受け取ると、対応するプロセス定義の取得要求をプロセス定義データベース23に対して行い(シーケンスSQ12)、プロセス定義を取得する(シーケンスSQ13)。
プロセス定義管理部22は、取得したプロセス定義を要求元のワークフローエンジン25に渡す(シーケンスSQ14)。
ワークフローエンジン25は、プロセス定義を受け取ると、該プロセス定義に基づいて、プロセスのインスタンス化を行い、インスタンス化したプロセス(プロセスインスタンス)をプロセスインスタンスデータベース26に登録する(シーケンスSQ15)。
ワークフローエンジン25は、プロセスインスタンスをプロセスインスタンスデータベース26に登録すると、例えば、該登録したプロセスインスタンスの内容及び登録した日時等をプロセス実行ログ28に記録する(シーケンスSQ16)。
続いて、ワークフローアプリケーション24は、ユーザからの要求に応じて、アクティビティの実行開始通知をワークフローエンジン25に送信する(シーケンスSQ17)。
アクティビティの実行開始通知を受信したワークフローエンジン25は、プロセスインスタンスデータベース26に登録されている対応するプロセスインスタンスフローのステータス(プロセスステータス)を例えば開始、に変更する(シーケンスSQ18)。
ワークフローエンジン25は、プロセスインスタンスデータベース26に登録されている対応するプロセスインスタンスフローのステータスを変更すると、例えば該変更したステータスの内容及び変更した日時等をプロセス実行ログに記録する(シーケンスSQ19)。
また、ワークフローアプリケーション24は、シーケンスSQ17において開始したアクティビティを実行し、該アクティビティの実行が完了すると、アクティビティの実行完了通知をワークフローエンジン25に送信する(シーケンスSQ20)。
アクティビティの実行完了通知を受信したワークフローエンジン25は、プロセスインスタンスデータベース26に登録されている対応するプロセスインスタンスフローのステータス(プロセスステータス)を例えば完了、に変更する(シーケンスSQ21)。
ワークフローエンジン25は、プロセスインスタンスデータベース26に登録されている対応するプロセスインスタンスフローのステータスを変更すると、例えば該変更したステータスの内容及び変更した日時等をプロセス実行ログに記録する(シーケンスSQ22)。
図5に示したように、プロセス実行時のアクティビティ毎に実行時間情報等をログとして保存することによって、後述するように、該ログの情報に基づいて、プロセス定義を再構成することができる。
以下、プロセス定義の再構成処理の一例を、図6を用いて説明する。図6は、プロセス定義の再構成処理のシーケンス図(その1)である。
初めに、プロセス定義編集ツール21は、例えばユーザからの要求に基づいて、プロセスインスタンスフローの取得要求をプロセス定義管理部22に対して送信する(シーケンスSQ30)。
プロセス定義管理部22は、プロセスインスタンスフローの取得要求を受信すると、対応するプロセスインスタンスフローの取得要求をプロセスインスタンスデータベース26に対して行い(シーケンスSQ31)、プロセスインスタンスフローを取得する(シーケンスSQ32)。
また、プロセス定義管理部22は、ログの取得要求を、プロセス実行ログ28に対して行い(シーケンスSQ33)、ログを取得する(シーケンスSQ34)。
プロセスインスタンスフローと、ログと、を取得すると、プロセス定義管理部22は、プロセスインスタンスフローにログを付加して(シーケンスSQ35)、プロセス定義編集ツール21に送信する(シーケンスSQ36)。
プロセス定義編集ツール21は、ログが付加されたプロセスインスタンスフローに基づいて、プロセス定義を再構成したり(シーケンスSQ37)、複数のプロセスインスタンスフローに基づいて、プロセス定義を再構成したりする(シーケンスSQ38)。なお、プロセス定義編集ツール21は、後述するように、ログが付加されたプロセスインスタンスフローと、例えばサーバ1より取得したアクティビティの順序関係の制約条件と、に基づいて、フロー(処理の流れ)を編集し、プロセス定義を再構成するようにしてもよいし、複数のプロセスインスタンスフローと、例えばサーバ1より取得したアクティビティの順序関係の制約条件と、に基づいて、フロー(処理の流れ)を編集し、プロセス定義を再構成するようにしてもよい。なお、シーケンスSQ37及びシーケンスSQ38は、どちらか一方のシーケンスが実行されればよい。
プロセス定義編集ツール21は、再構成したプロセス定義を含む、該プロセス定義の登録要求をプロセス定義管理部22に送信する(シーケンスSQ39)。
プロセス定義の登録要求を受信したプロセス定義管理部22は、再構成されたプロセス定義を、プロセス定義データベース23に登録する(シーケンスSQ40)。
図6に示したような処理を行うことによって、プロセス定義を再構成して、該再構成したプロセス定義を登録することができる。
なお、以下本実施例では説明の簡略化のため、特に言及しない限り、プロセス定義の再構成は、プロセス定義管理部22が行うものとして説明する。このことは本発明の実施を制限するものではない。
以下、プロセス定義の再構成の一例を、図7から図12を用いて説明する。図7は、元となったプロセス定義で定義されているフローの一例を示す図である。
図7の例では、日程調整を行って、出張申請を行い、出張承認を得てから、ホテル予約と、航空機予約と、を並列に行うフローとなっている。
以下、図7に示されるフローに基づいて、実際に実行したプロセスの結果、ログ等を参照してプロセス定義管理部22等が作成したプロセス実行結果ガントチャートの一例を、図8に示す。図8は、プロセス実行結果ガントチャートを示す図(その1)である。
図8の例では、ホテル予約の開始、終了時刻が、出張承認の開始、終了時刻よりも早くなっている。また、ホテル予約の開始時刻と、航空機予約の開始時刻と、が同時になっている。また、航空機予約の開始時刻が出張承認の開始時刻より早く、また、航空機予約の終了時刻が出張承認の終了時刻より遅くなっている。
以下、図7に示されるような、元となったプロセス定義で定義されているフローに基づいて、例えばプロセス定義管理部22等が作成したアクティビティ順序関係表の一例を、図9に示す。図9は、元となったフローに基づいて作成されたアクティビティ順序関係表(その1)である。
なお、図中の○は、縦軸のアクティビティが、横軸のアクティビティの後にあることを表している。また、図中の×は、縦軸のアクティビティが、横軸のアクティビティの前にあることを表している。また、図中の△は、縦軸のアクティビティと、横軸のアクティビティと、に順序関係がないことを表している。以下の図においても同様である。
プロセス定義管理部22は、図7に示されるような、元となったプロセス定義で定義されているフローに基づいて、図9に示されるようなアクティビティの順序関係表を作成することができる。
以下、図8に示されるプロセス実行結果のガントチャートに基づいて、例えばプロセス定義管理部22等が作成したアクティビティ順序関係表の一例を、図10に示す。図10は、プロセス実行結果ガントチャートに基づいて作成されたアクティビティ順序関係表(その1)である。
図10のアクティビティ順序関係表と、図9のアクティビティ順序関係表と、を比較すると、出張承認と、ホテル予約と、の関係及び出張承認と、航空機予約と、の関係が変化していることがわかる。
プロセス定義管理部22は、図8に示されるような、プロセス実行結果のガントチャートに基づいて、図10に示されるようなアクティビティの順序関係表を作成することができる。
以下、図9及び図10、2つのアクティビティ順序関係表に基づいて、例えばプロセス定義管理部22が作成したアクティビティ順序関係表を、図11に示す。図11は、図9及び図10、2つのアクティビティ順序関係表に基づいて作成されたアクティビティ順序関係表である。
プロセス定義管理部22は、図11に示されるように、元となったプロセス定義で定義されているフローに基づいて作成した図9に示したアクティビティ順序関係表と、プロセス実行結果のガントチャートに基づいて作成した図10に示したアクティビティ順序関係表と、を比較して、変化しているデータは、依存関係無しの状態(△)に変える。
プロセス定義管理部22は、作成した図11に示されるようなアクティビティ順序関係表に基づいて、順序関係がないアクティビティはAND分岐又はAND結合でまとめ、順序関係があるアクティビティは通常のトランジションで繋ぐことによって、フローを再構成する。
以下、再構成されたフローの一例を、図12に示す。図12は、再構成されたフローを示す図(その1)である。
例えばプロセス定義管理部22は、図12に示されるような再構成したフローを、再構成したプロセス定義として、プロセス定義データベース23に登録する。
以下、アクティビティの順序関係制約条件を加味したプロセス定義の再構成の一例を、図13から図17を用いて説明する。図13は、プロセス実行結果ガントチャートを示す図(その2)である。
図13は、図7に示したフローに基づいて、実際に実行したプロセスの結果、ログ等を参照してプロセス定義管理部22等が作成したプロセス実行結果ガントチャートの他の例である。
以下、図7に示されるような、元となったプロセス定義で定義されているフローに基づいて、例えばプロセス定義管理部22等が作成したアクティビティ順序関係表の他の例を、図14に示す。図14は、元となったフローに基づいて作成されたアクティビティ順序関係表(その2)である。
図14は、図9に示したアクティビティ順序関係表に比べて、プロセス定義にアクティビティの順序関係の制約条件が定義されている部分が斜線で表示されている。なお、図14においては、説明の簡略化のため、又はユーザに対する表示上、プロセス定義にアクティビティの順序関係の制約条件が定義されている部分を斜線で表しているが、実際は対応するデータの部分に、○や△や×などの値と共にアクティビティの順序関係の制約条件があることを表すフラグ等が付加されているものとする。以下においても同様である。
プロセス定義管理部22は、図7に示されるような、元となったプロセス定義で定義されているフローと、アクティビティ順序関係制約条件と、に基づいて、図14に示されるようなアクティビティの順序関係表を作成することができる。
なお、ここで、アクティビティ順序関係制約条件は、例えばプロセス定義管理部22等が、複数のプロセス定義を比較等することにより抽出する。
以下、図13に示されるプロセス実行結果のガントチャートに基づいて、例えばプロセス定義管理部22等が作成したアクティビティ順序関係表の一例を、図15に示す。図15は、プロセス実行結果ガントチャートに基づいて作成されたアクティビティ順序関係表(その2)である。
図15のアクティビティ順序関係表と、図14のアクティビティ順序関係表と、を比較すると、日程調整と、出張申請と、の関係、ホテル予約と、日程調整と、の関係、日程調整と、航空機予約と、の関係、出張申請と、ホテル予約と、の関係、出張申請と、航空機予約と、の関係、出張承認と、ホテル予約と、の関係、出張承認と、航空機予約と、の関係が変化していることがわかる。
プロセス定義管理部22は、図13に示されるような、プロセス実行結果のガントチャートに基づいて、図15に示されるようなアクティビティの順序関係表を作成することができる。
以下、図14及び図15、2つのアクティビティ順序関係表に基づいて、例えばプロセス定義管理部22が作成したアクティビティ順序関係表を、図16に示す。図16は、図14及び図15、2つのアクティビティ順序関係表に基づいて作成されたアクティビティ順序関係表である。
プロセス定義管理部22は、図16に示されるように、元となったプロセス定義で定義されているフローに基づいて作成した図14に示したアクティビティ順序関係表と、プロセス実行結果のガントチャートに基づいて作成した図15に示したアクティビティ順序関係表と、を比較して、変化しているデータは、依存関係無しの状態(△)に変える。但し、プロセス定義管理部22は、アクティビティ順序関係制約条件が規定されているアクティビティの関係は、元となったプロセス定義で定義されているフローのアクティビティの順序関係を保持する。
プロセス定義管理部22は、作成した図16に示されるようなアクティビティ順序関係表に基づいて、順序関係がないアクティビティはAND分岐又はAND結合でまとめる。但し、プロセス定義管理部22は、間接的な依存関係が存在する場合は、順序関係があるものとして扱う。プロセス定義管理部22は、順序関係があるアクティビティは通常のトランジションで繋ぐことによって、フローを再構成する。
以下、再構成されたフローの一例を、図17に示す。図17は、再構成されたフローを示す図(その2)である。
例えばプロセス定義管理部22は、図17に示されるような再構成したフローを、再構成したプロセス定義として、プロセス定義データベース23に登録する。
以下、複数のプロセス定義の合成の一例を、図18から図23を用いて説明する。図18は、プロセス定義に定義されているフローの一例を示す図である。
図18の例では、日程調整を行って、出張申請を行い、出張承認を得てから、ホテル予約と、航空機予約と、を並列に行うフローとなっている。
以下、図18に示されるフローに基づいて、例えばプロセス定義管理部22等が作成したアクティビティ関係制約表の一例を、図19に示す。図19は、図18に示されるフローに基づいて作成されたアクティビティ関係制約表である。
なお、図19では、後述する図21のアクティビティ関係制約表との比較を容易にするため、レンタカー予約の項目が付加されている。
以下、プロセス定義に定義されているフローの他の例を、図20を用いて説明する。図20は、プロセス定義に定義されているフローの他の例を示す図である。
図20の例では、日程調整を行って、出張申請を行ってから、ホテル予約と、航空機予約と、レンタカー予約と、を並列に行った後、出張承認を行うフローとなっている。
以下、図20に示されるフローに基づいて、例えばプロセス定義管理部22等が作成したアクティビティ関係制約表の一例を、図21に示す。図21は、図20に示されるフローに基づいて作成されたアクティビティ関係制約表である。
また、図19及び図21、2つのアクティビティ順序関係表に基づいて、例えばプロセス定義管理部22が作成したアクティビティ順序関係表を、図22に示す。図22は、図19及び図21、2つのアクティビティ順序関係表に基づいて作成されたアクティビティ順序関係表である。
プロセス定義管理部22は、図22に示されるように、あるプロセス定義で定義されているフローに基づいて作成した図19に示したアクティビティ順序関係表と、他のプロセス定義で定義されているフローに基づいて作成した図21に示したアクティビティ順序関係表と、を比較して、順序関係が異なるデータは、全て依存関係無しの状態(△)とする。
また、プロセス定義管理部22は、フローによってアクティビティの構成が異なる場合は、存在するアクティビティ間の関係だけを用いて表を作成する。
プロセス定義管理部22は、作成した図22に示されるようなアクティビティ順序関係表に基づいて、順序関係がないアクティビティはAND分岐又はAND結合でまとめ、順序関係があるアクティビティは通常のトランジションで繋ぐことによって、フローを再構成する。
以下、再構成されたフローの一例を、図23に示す。図23は、再構成されたフローを示す図(その3)である。
例えばプロセス定義管理部22は、図23に示されるような再構成したフローを、再構成したプロセス定義として、プロセス定義データベース23に登録する。
以下、プロセス定義編集ツール21におけるGUIの一例を、図24を用いて説明する。
図24は、プロセス定義編集ツールにおけるGUIの一例を示す図である。
図24に示されるように、ユーザが、プロセス定義編集ツール21を用いて、「編集」の「合成」を選択することによって、プロセス定義管理部22が、図18から図23を用いて説明したような処理を行って、プロセス定義を合成するようにしても良いし、プロセス定義編集ツール21が、図18から図23を用いて説明したような処理を行って、プロセス定義を合成するようにしても良い。
上述した実施例1では、元となったフローや、プロセス実行結果ガントチャート等、アクティビティ同士の順序の関係の制約からアクティビティ順序関係表を作成する例を示したが、以下では、他の依存関係(例えば、プロセス又はアクティビティの成果物と、アクティビティと、の依存関係)等に基づいてアクティビティ順序関係表を作成する例等を示す。なお、実施例2では、実施例1とは異なる点について説明を行う。
以下、サーバ1及びクライアント3に実装されるソフトウェア構成の他の例を、図25を用いて説明する。図25は、ソフトウェア構成を示す図(その2)である。
図25に示されるソフトウェア構成は、プロセス定義編集ツール21と、ワークフローアプリケーション24と、プロセス実行時編集ツール27と、プロセス定義管理部22と、ワークフローエンジン25と、プロセス定義データベース23と、プロセスインスタンスデータベース26と、プロセス実行ログ28と、制約条件データベース29と、を含む。
プロセス定義編集ツール21は、プロセスの定義を行うツールであり、ユーザからのプロセスの定義又はプロセス定義の編集の要求に基づいて、制約条件データベース29に格納されている制約条件を参照し、ユーザに対して定義又は編集の支援を行ったり、プロセス定義管理部22を介して、編集した又は新たに作成したプロセス定義をプロセス定義データベース23に登録したり、プロセス定義管理部22を介して、プロセス定義データベース23からプロセス定義を取得したりする。なお、ユーザとは、例えばワークフローの参加者等のことをいう。また、図25においては、プロセス定義編集ツール21が、直接制約条件データベース29に格納されている制約条件を参照するように示してあるが、例えば、プロセス定義管理部22を介して、制約条件データベース29に格納されている制約条件を参照するようにしてもよい。以下においても同様である。
ワークフローエンジン25は、ワークフローアプリケーション24等からの要求に応じて、例えばアクティビティ又はプロセスの結果としての成果物を制約条件データベース29の成果物管理表41に登録する。
プロセス実行時編集ツール27は、プロセスの編集を行うツールであり、ワークフローエンジン25を介して、プロセスインスタンスデータベース26よりプロセスインスタンスフローを取得したり、ユーザからのプロセスインスタンスフロー(又はプロセス)の編集の要求に基づいて、制約条件データベース29に格納されている制約条件を参照し、ユーザに対して編集の支援を行ったり、ユーザが行った編集を反映させたプロセスインスタンスフロー(又はプロセス)を、ワークフローエンジン25を介してプロセスインスタンスデータベース26に格納し、プロセスインスタンスフロー(又はプロセス)を更新したりする。なお、図25においては、プロセス実行時編集ツール27が、直接制約条件データベース29に格納されている制約条件を参照するように示してあるが、例えば、ワークフローエンジン25を介して、直接制約条件データベース29に格納されている制約条件を参照するようにしてもよい。以下においても同様である。
制約条件データベース29は、制約条件を格納するデータベースであり、アクティビティ又はプロセスの結果としての成果物を管理する成果物管理表と41、アクティビティ同士の関連性を保持するアクティビティ関連表42と、アクティビティとアクティビティ又はプロセスの結果としての成果物との関連性を保持するアクティビティ成果物関連表43と、アクティビティ又はプロセスの結果としての成果物同士の関連性を保持する成果物関連表44と、を含む。なお、制約条件データベース29は、実施例1に示したアクティビティ順序関係表も、更に含むようにしてもよい。
以下、制約条件データベース29に格納されている成果物関連表44の一例を、図26に示す。図26は、成果物関連表を示す図(その1)である。
図26(A)は、成果物同士の関連性を包含関係で表した一例である。また、図26(B)は成果物同士の関連性を依存関係で表した一例である。
以下、制約条件データベース29に格納されているアクティビティ成果物関連表43の一例を、図27に示す。図27は、アクティビティ成果物関連表を示す図(その1)である。
図27(A)は、アクティビティと成果物との関連性を包含関係で表し一例である。また、図27(B)は、アクティビティと成果物との関連性を依存関係で表した一例である。
以下、制約条件データベース29に格納されているアクティビティ関連表42の一例を、図28に示す。図28は、アクティビティ関連表を示す図(その1)である。
図28に示されるように、アクティビティ関連表42には、アクティビティの順序関係(例えば、先行、後続等)や、開始条件(例えば、パラメータと条件等)が含まれている。
以下、プロセス定義の再構成処理の他の例を、図29を用いて説明する。図29は、プロセス定義の再構成処理のシーケンス図(その2)である。
初めに、プロセス定義編集ツール21は、例えばユーザからの要求に基づいて、プロセスインスタンスフローの取得要求をプロセス定義管理部22に対して送信する(シーケンスSQ50)。
プロセス定義管理部22は、プロセスインスタンスフローの取得要求を受信すると、対応するプロセスインスタンスフローの取得要求をプロセスインスタンスデータベース26に対して行い(シーケンスSQ51)、プロセスインスタンスフローを取得する(シーケンスSQ52)。
また、プロセス定義管理部22は、ログの取得要求を、プロセス実行ログ28に対して行い(シーケンスSQ53)、ログを取得する(シーケンスSQ54)。
プロセスインスタンスフローと、ログと、を取得すると、プロセス定義管理部22は、プロセスインスタンスフローにログを付加して(シーケンスSQ55)、プロセス定義編集ツール21に送信する(シーケンスSQ56)。
プロセス定義編集ツール21は、ログが付加されたプロセスインスタンスフローに基づいて、プロセス定義を再構成したり(シーケンスSQ57)、複数のプロセスインスタンスフローに基づいて、プロセス定義を再構成したりする(シーケンスSQ58)。なお、シーケンスSQ57及びシーケンスSQ58は、どちらか一方のシーケンスが実行されればよい。
プロセス定義編集ツール21は、再構成されたプロセス定義の内容(例えば、再構成されたプロセス定義に含まれるアクティビティ)等に基づいて、制約条件データベース29に格納されている制約条件を参照する(シーケンスSQ59、シーケンスSQ60)。なお、参照とは、例えば、再構成されたプロセス定義の内容等に基づいて、制約条件データベース29に格納されている制約条件を検索し、検索結果を取得することである。
プロセス定義編集ツール21は、参照した結果に基づいて、再構成されたプロセス定義の内容のチェックを行い(シーケンスSQ61)、チェックの結果、例えば再構成されたプロセス定義の内容(例えば、アクティビティの順序)が、制約条件に反している場合、該制約条件に基づいて、プロセス定義を再構成(又は修正)する。(シーケンスSQ62)。
プロセス定義編集ツール21は、再構成したプロセス定義を含む、該プロセス定義の登録要求をプロセス定義管理部22に送信する(シーケンスSQ63)。
プロセス定義の登録要求を受信したプロセス定義管理部22は、再構成されたプロセス定義を、プロセス定義データベース23に登録する(シーケンスSQ64)。
図29に示したような処理を行うことによって、制約条件を加味し、プロセス定義を再構成して、該再構成したプロセス定義を登録することができる。また、図29に示したような処理を行うことによって、制約条件に反したプロセス定義の再構成を防止することができる。なお、図29では、プロセス定義編集ツール21が、プロセス定義を再構成したり、制約条件を参照し、再構成した内容等のチェックを行ったりする例を示したが、これらの処理は、プロセス定義編集ツール21より要求を受け取ったプロセス定義管理部22が行うようにしてもよい。以下では説明の簡略化のため、特に言及しない限り、プロセス定義の再構成、制約条件の参照、再構成した内容のチェック等の処理は、プロセス定義管理部22が行うものとして説明する。なお、このことは本発明の実施を制限するものではない。
以下、アクティビティ同士の関連性に基づくプロセス定義再構成処理の一例を、図30を用いて説明する。図30は、アクティビティ同士の関連性に基づくプロセス定義再構成処理の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS30においてプロセス定義管理部22は、例えばログ等に基づいて、プロセス定義にアクティビティを追加する等してプロセス定義を再構成する。なお、ステップS30の処理は、例えば図29のシーケンスSQ57に対応する。
ステップS30に続いてステップS31に進み、プロセス定義管理部22は、ステップS30においてプロセス定義に追加したアクティビティに関連する他のアクティビティを、制約条件データベース29より検索する。なお、ステップS31の処理は、例えば図29のシーケンスSQ59及びシーケンスSQ60に対応する。
ステップS31に続いてステップS32に進み、プロセス定義管理部22は、ステップS31において検索した検索結果に基づいて、ステップS30においてプロセス定義に追加したアクティビティに関連して、プロセス定義に追加すべきアクティビティが存在するか否かを判定する。なお、ステップS32の処理は、例えば図29のシーケンスSQ61に対応する。
プロセス定義管理部22は、プロセス定義に追加すべきアクティビティが存在すると判定すると(ステップS32においてYES)、ステップS33に進み、プロセス定義に追加すべきアクティビティが存在しないと判定すると(ステップS32においてNO)、処理を終了する。
ステップS33においては、プロセス定義管理部22が、ステップS30においてプロセス定義に追加したアクティビティに関連するアクティビティをプロセス定義に追加し、プロセス定義を再構成して、ステップS31に戻る。なお、ステップS33の処理は、例えば図29のシーケンスSQ62に対応する。
以下、例えばプロセス定義管理部22等が、成果物関連表44及びアクティビティ成果物関連表43から、アクティビティ関連表42を作成する例を示す。図31は、成果物関連表を示す図(その2)である。また、図32は、アクティビティ成果物関連表を示す図(その2)である。
例えば、図31及び図32に示されるような成果物関連表44及びアクティビティ成果物関連表43がサーバ1に定義されている場合を考える。なお、図31では、成果物同士の関連性を包含関係で表している。また、図32では、アクティビティと成果物との関連性を包含関係で表している。
例えばプロセス定義管理部22は、成果物「航空券」に基づき、図31に示されるような成果物関連表44を検索し、成果物「航空券」は、成果物「出張許可書」と依存関係がある旨の情報を取得する。次に、プロセス定義管理部22は、例えば成果物「航空券」に基づき、図32に示されるようなアクティビティ成果物関連表43を検索し、成果物「航空券」は、アクティビティ「航空機予約」と依存関係がある旨の情報を取得し、同様に、成果物「出張許可書」に基づき、図32に示されるようなアクティビティ成果物関連表43を検索し、成果物「出張許可書」は、アクティビティ「出張承認」と依存関係がある旨の情報を取得する。
プロセス定義管理部22は、取得した情報に基づいて、「出張承認」→「航空機予約」というアクティビティの順序関係を生成し、図33に示されるようなアクティビティ関連表42を作成する。図33は、アクティビティ関連表を示す図(その2)である。このように、例えばプロセス定義管理部22は、成果物関連表44と、アクティビティ成果物関連表43と、に基づいて、アクティビティ関連表42を作成することができる。
なお、ある成果物に複数のアクティビティが関連している場合、成果物関連表44又はアクティビティ成果物関連表43の方が、アクティビティ関連表42よりも、その関連性をシンプルに記述できる場合もある。
以下、実施例1の図22に示したアクティビティ順序関係表と、図33のアクティビティ関連表42と、に基づいて、例えばプロセス定義管理部22が作成したアクティビティ順序関係表を、図34に示す。図34は、図22のアクティビティ順序関係表と、図33のアクティビティ関連表と、に基づいて作成されたアクティビティ順序関係表である。
プロセス定義管理部22は、図22に示したアクティビティ順序関係表と、図33に示したアクティビティ関連表42と、に基づいて、図34に示されるようなアクティビティ順序関係表を作成する。つまり、プロセス定義管理部22は、まず、図33に示したアクティビティ関連表42が意味するアクティビティ「出張承認」→アクティビティ「航空機予約」というアクティビティ同士の依存関係の情報に基づいて、図22のアクティビティ順序関係表を修正する(図34の反転表示参照。)。一方、プロセス定義管理部22は、図22に示したアクティビティ順序関係表を作成する際に、アクティビティ「レンタカー予約」→アクティビティ「出張承認」という順序関係がある旨の情報と、アクティビティ「レンタカー予約」と、アクティビティ「航空機予約」と、には順序関係がない旨の情報と、を得たが、図33に示されるように、アクティビティ関連表42からは、アクティビティ「レンタカー予約」と、アクティビティ「出張承認」と、には、依存関係が定義されていない旨の情報を得ることができるため、アクティビティ「レンタカー予約」と、アクティビティ「出張承認」と、には、依存関係がないとし、図22のアクティビティ順序関係表を修正して、図34に示されるようなアクティビティ順序関係表を作成する。
プロセス定義管理部22は、作成した図34に示されるようなアクティビティ順序関係表に基づいて、順序関係がないアクティビティはAND分岐又はAND結合でまとめ、順序関係があるアクティビティは通常のトランジションで繋ぐことによって、フローを再構成する。
以下、再構成されたフローの一例を、図35に示す。図35は、再構成されたフローを示す図(その4)である。
例えばプロセス定義管理部22は、図35に示されるような再構成したフローを、再構成したプロセス定義として、プロセス定義データベース23に登録する。
図34及び図35に示したように、例えばプロセス定義管理部22は、アクティビティの依存関係を加味して、プロセス定義を再構成することができる。
上述したように本発明によれば、最適化されたプロセス定義を提供することができる。また、該効果は、例えばプロセスの実行中に該プロセスが編集可能なワークフローシステムにおいて、特に有効となる。何故なら、このようなワークフローシステムにおいては、ワークフローの参加者が実行中のプロセスを編集することが可能なため、例えば同種の仕事に対して、多くのフローが実行結果として存在してしまい、該フロー等を再利用して、プロセスのテンプレートであるプロセス定義を作成することが困難であるからである。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
サーバの一例のハードウェア構成図である。 クライアントの一例のハードウェア構成図である。 明細書中で用いる用語を説明するための図である。 ソフトウェア構成を示す図(その1)である。 ワークフローに係るプロセスの実行処理の一例のシーケンス図である。 プロセス定義の再構成処理のシーケンス図(その1)である。 元となったプロセス定義で定義されているフローの一例を示す図である。 プロセス実行結果ガントチャートを示す図(その1)である。 元となったフローに基づいて作成されたアクティビティ順序関係表(その1)である。 プロセス実行結果ガントチャートに基づいて作成されたアクティビティ順序関係表(その1)である。 図9及び図10、2つのアクティビティ順序関係表に基づいて作成されたアクティビティ順序関係表である。 再構成されたフローを示す図(その1)である。 プロセス実行結果ガントチャートを示す図(その2)である。 元となったフローに基づいて作成されたアクティビティ順序関係表(その2)である。 プロセス実行結果ガントチャートに基づいて作成されたアクティビティ順序関係表(その2)である。 図14及び図15、2つのアクティビティ順序関係表に基づいて作成されたアクティビティ順序関係表である。 再構成されたフローを示す図(その2)である。 プロセス定義に定義されているフローの一例を示す図である。 図18に示されるフローに基づいて作成されたアクティビティ関係制約表である。 プロセス定義に定義されているフローの他の例を示す図である。 図20に示されるフローに基づいて作成されたアクティビティ関係制約表である。 図19及び図21、2つのアクティビティ順序関係表に基づいて作成されたアクティビティ順序関係表である。 再構成されたフローを示す図(その3)である。 プロセス定義編集ツールにおけるGUIの一例を示す図である。 ソフトウェア構成を示す図(その2)である。 成果物関連表を示す図(その1)である。 アクティビティ成果物関連表を示す図(その1)である。 アクティビティ関連表を示す図(その1)である。 プロセス定義の再構成処理のシーケンス図(その2)である。 アクティビティ同士の関連性に基づくプロセス定義再構成処理の一例を説明するためのフローチャートである。 成果物関連表を示す図(その2)である。 アクティビティ成果物関連表を示す図(その2)である。 アクティビティ関連表を示す図(その2)である。 図22のアクティビティ順序関係表と、図33のアクティビティ関連表と、に基づいて作成されたアクティビティ順序関係表である。 再構成されたフローを示す図(その4)である。
符号の説明
1 サーバ
3 クライアント
11 入力装置
12 表示装置
13 ドライブ装置
14 記録媒体
15 ROM
16 RAM
17 CPU
18 インターフェース装置
19 HDD
21 プロセス定義編集ツール
22 プロセス定義管理部
23 プロセス定義データベース
24 ワークフローアプリケーション
25 ワークフローエンジン
26 プロセスインスタンスデータベース
27 プロセス実行時編集ツール
28 プロセス実行ログ
29 制約条件データベース
31 入力装置
32 表示装置
33 ドライブ装置
34 記録媒体
35 ROM
36 RAM
37 CPU
38 インターフェース装置
39 HDD
41 成果物管理表
42 アクティビティ関連表
43 アクティビティ成果物関連表
44 成果物関連表

Claims (17)

  1. プロセスを構成する個々のアクティビティ及び当該アクティビティを実行すべき順序関係を含むプロセス定義を記憶した記憶手段を有し、前記プロセス定義を編集可能なプロセス管理装置であって、
    プロセスが実行されたとき、当該実行プロセスの実行結果を当該プロセスを構成する個々のアクティビティ毎の実行時間情報を含むログとして前記記憶手段に記録するログ記録手段と、
    前記記憶手段から、前記実行プロセスのプロセス定義と、前記ログ記録手段により記録された当該実行プロセスのログとを取得し、取得された当該プロセス定義を構成するアクティビティ間の第1の順序関係と、取得された当該実行プロセスの当該アクティビティ間の前記実行時間情報に基づく第2の順序関係との比較に基づき当該アクティビティ間の順序関係の修正の有無を決定することで前記プロセス定義を再構成する第一再構成手段と、
    再構成された前記プロセス定義を前記記憶手段に記憶し登録するプロセス定義登録手段と、
    を有することを特徴とするプロセス管理装置。
  2. 前記第一再構成手段は、前記第1の順序関係と前記第2の順序関係とに基づきアクティビティ間の順序関係に差異があるアクティビティ間の順序関係を修正することにより前記プロセス定義を再構成することを特徴とする請求項1に記載のプロセス管理装置。
  3. 前記第一再構成手段は、取得された前記実行プロセスのプロセス定義において、当該プロセス定義を構成するアクティビティ間の第1の順序関係が変更不可として制約されている場合は、前記第1の順序関係と前記第2の順序関係とに基づきアクティビティ間の順序関係に差異がある場合にも前記第1の順序関係を適用して、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を再構成すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載のプロセス管理装置。
  4. 前記記憶手段は、アクティビティ又はプロセスの結果としての成果物同士、アクティビティとアクティビティ又はプロセスの結果としての成果物、及び、アクティビティ同士を依存関係で規定された制約条件を記憶し、
    前記第一再構成手段は、前記制約条件を参照し、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を構成するアクティビティが、他のアクティビティと依存関係で規定されているとき、当該アクティビティに対し、当該依存関係に従って当該他のアクティビティを順序関係を含めて追加し、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を再構成すること、
    を特徴とする請求項1ないし3何れか一項記載のプロセス管理装置。
  5. プロセスを構成する個々のアクティビティ及び当該アクティビティを実行すべき順序関係を含むプロセス定義を複数記憶した記憶手段を有し、前記プロセス定義を編集可能なプロセス管理装置であって、
    前記記憶手段から2つの前記プロセス定義を取得し、取得された第1のプロセス定義と取得された第2のプロセス定義とを合成し、当該第1のプロセス定義を構成するアクティビティ間の第1の順序関係と、当該第2のプロセス定義を構成し、前記第1のプロセス定義の前記アクティビティ間に対応するアクティビティ間の第2の順序関係との比較に基づき当該アクティビティ間の順序関係の修正の有無を決定することで前記プロセス定義を再構成する第二再構成手段と、
    再構成された前記プロセス定義を前記記憶手段に記憶し登録するプロセス定義登録手段と、
    を有することを特徴とするプロセス管理装置。
  6. 前記第二再構成手段は、
    前記第1の順序関係と前記第2の順序関係とに基づきアクティビティ間の順序関係に差異があるアクティビティ間の順序関係を修正することにより前記プロセス定義を再構成することを特徴とする請求項5に記載のプロセス管理装置。
  7. 前記第二再構成手段は、取得された前記第1のプロセス定義において、当該プロセス定義を構成するアクティビティ間の第1の順序関係が変更不可として制約されている場合は、前記第1の順序関係と前記第2の順序関係とに基づきアクティビティ間の順序関係に差異がある場合、差異があるアクティビティ間の順序関係を制約されている前記第1の順序関係を適用して、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を再構成すること、
    を特徴とする請求項5又は6記載のプロセス管理装置。
  8. 前記記憶手段は、アクティビティ又はプロセスの結果としての成果物同士、アクティビティとアクティビティ又はプロセスの結果としての成果物、及び、アクティビティ同士を依存関係で規定された制約条件を記憶し、
    前記第一再構成手段は、前記制約条件を参照し、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を構成するアクティビティが、他のアクティビティと依存関係で規定されているとき、当該アクティビティに対し、当該依存関係に従って当該他のアクティビティを順序関係を含めて追加し、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を再構成すること、
    を特徴とする請求項5ないし7何れか一項記載のプロセス管理装置。
  9. プロセスを構成する個々のアクティビティ及び当該アクティビティを実行すべき順序関係を含むプロセス定義を記憶した記憶手段を有し、前記プロセス定義を編集可能なプロセス管理装置におけるプロセス管理方法であって、
    プロセスが実行されたとき、当該実行プロセスの実行結果を当該プロセスを構成する個々のアクティビティ毎の実行時間情報を含むログとして前記記憶手段に記録するログ記録段階と、
    前記記憶手段から、前記実行プロセスのプロセス定義と、前記ログ記録手段により記録された当該実行プロセスのログとを取得し、取得された当該プロセス定義を構成するアクティビティ間の第1の順序関係と、取得された当該実行プロセスの当該アクティビティ間の前記実行時間情報に基づく第2の順序関係との比較に基づき当該アクティビティ間の順序関係の修正の有無を決定することで前記プロセス定義を再構成する第一再構成段階と、
    再構成された前記プロセス定義を前記記憶手段に記憶し登録するプロセス定義登録段階と、
    を有することを特徴とするプロセス管理方法。
  10. 前記第一再構成段階は、前記第1の順序関係と前記第2の順序関係とに基づきアクティビティ間の順序関係に差異があるアクティビティ間の順序関係を修正することにより前記プロセス定義を再構成することを特徴とする請求項9に記載のプロセス管理方法。
  11. 前記第一再構成段階は、取得された前記実行プロセスのプロセス定義において、当該プロセス定義を構成するアクティビティ間の第1の順序関係が変更不可として制約されている場合は、前記第1の順序関係と前記第2の順序関係とに基づきアクティビティ間の順序関係に差異がある場合にも前記第1の順序関係を適用して、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を再構成すること、
    を特徴とする請求項9又は10記載のプロセス管理方法。
  12. 前記記憶手段は、アクティビティ又はプロセスの結果としての成果物同士、アクティビティとアクティビティ又はプロセスの結果としての成果物、及び、アクティビティ同士を依存関係で規定された制約条件を記憶し、
    前記第一再構成段階は、前記制約条件を参照し、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を構成するアクティビティが、他のアクティビティと依存関係で規定されているとき、当該アクティビティに対し、当該依存関係に従って当該他のアクティビティを順序関係を含めて追加し、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を再構成すること、
    を特徴とする請求項9ないし11何れか一項記載のプロセス管理方法。
  13. プロセスを構成する個々のアクティビティ及び当該アクティビティを実行すべき順序関係を含むプロセス定義を複数記憶した記憶手段を有し、前記プロセス定義を編集可能なプロセス管理装置におけるプロセス管理方法であって、
    前記記憶手段から2つの前記プロセス定義を取得し、取得された第1のプロセス定義と取得された第2のプロセス定義とを合成し、当該第1のプロセス定義を構成するアクティビティ間の第1の順序関係と、当該第2のプロセス定義を構成し、前記第1のプロセス定義の前記アクティビティ間に対応するアクティビティ間の第2の順序関係との比較に基づき当該アクティビティ間の順序関係の修正の有無を決定することで前記プロセス定義を再構成する第二再構成段階と、
    再構成された前記プロセス定義を前記記憶手段に記憶し登録するプロセス定義登録段階と、
    を有することを特徴とするプロセス管理方法。
  14. 前記第二再構成段階は、
    前記第1の順序関係と前記第2の順序関係とに基づきアクティビティ間の順序関係に差異があるアクティビティ間の順序関係を修正することにより前記プロセス定義を再構成することを特徴とする請求項13に記載のプロセス管理方法。
  15. 前記第二再構成段階は、取得された前記第1のプロセス定義において、当該プロセス定義を構成するアクティビティ間の第1の順序関係が変更不可として制約されている場合は、前記第1の順序関係と前記第2の順序関係とに基づきアクティビティ間の順序関係に差異がある場合、差異があるアクティビティ間の順序関係を制約されている前記第1の順序関係を適用して、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を再構成すること、
    を特徴とする請求項13又は14記載のプロセス管理方法。
  16. 前記記憶手段は、アクティビティ又はプロセスの結果としての成果物同士、アクティビティとアクティビティ又はプロセスの結果としての成果物、及び、アクティビティ同士を依存関係で規定された制約条件を記憶し、
    前記第一再構成段階は、前記制約条件を参照し、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を構成するアクティビティが、他のアクティビティと依存関係で規定されているとき、当該アクティビティに対し、当該依存関係に従って当該他のアクティビティを順序関係を含めて追加し、取得された前記実行プロセスのプロセス定義を再構成すること、
    を特徴とする請求項13ないし15何れか一項記載のプロセス管理方法。
  17. 請求項9ないし16何れか一項記載のプロセス管理方法をコンピュータに実行させるためのプロセス管理プログラム。
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