JP6157375B2 - 操作手順フロー更新装置、方法及びプログラム - Google Patents

操作手順フロー更新装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、操作手順フロー更新装置、方法及びプログラムに関する。
従来より、一般的に、ある業務を完了する目的で、複数の操作を予め定められた順序で実行するよう記述されたものとして、手順書やワークフロー図といったものが存在する。例えば、コマンド入力等のキーボード操作、クリック等のマウス操作、等の個々のシステム操作、及び、それらの実施順序・目的等の属性情報を定義した一連の操作群(以下、操作手順フローと言う。)を、電子化されたデータとして新規に作成、追加変更削除等の更新及び保存する従来の手法として、特定の言語により人間が記述するもののほか、実際の操作記録を同様の言語に自動的に変換記述するものがある。このような技術を開示するものとして特許文献1が知られている。
特許文献1の保守支援ツールは、保守作業に関連する保守マニュアルデータや、設定ツールの操作をガイドするための操作ガイドのデータを管理する操作用データ管理テーブルと、ユーザの操作を逐次記録する作業記録テーブルと、ユーザの操作の正当性を判断するために設定ツールの正しい操作を事前に蓄積する正常作業記録データ管理テーブルを備える。制御部は入力手段を介してユーザの操作を検出し、作業記録テーブルに登録すると共に、登録した操作内容を正常作業記録データ管理テーブルに記録された正しい操作と比較し、異なる場合は誤操作として出力手段を介してユーザに報知する。
特開2012−173868号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、操作手順フローを自動的に更新する技術ではない。操作手順フローは、新たな条件の発生、将来露呈する課題に対応すべく、そのデータの更新は不可欠であることは一般的である。
また、操作手順フローの進行中において、操作対象システムの状態や操作の実行結果により、以降の実施すべき操作内容が変わること、すなわち複数の操作内容から選択すべき状況は一般的であり、通常、操作手順フローの分岐が存在する。当然、既存操作手順フローへの分岐フローの追加や削除等の更新も必要となる。
そこで、対象システムに対する操作の実行結果により操作手順フローを容易に更新することができる装置が求められている。
本発明は、対象システムに対する操作の実行結果により操作手順フローを容易に更新することができる操作手順フロー更新装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
具体的には、以下のような解決手段を提供する。
(1) 操作者によって実行された操作の記録である操作手順記録に基づいて、既存の操作の手順を更新する操作手順フロー更新装置であって、1つの操作と該操作の結果とを対応付けて操作手順として記憶する操作手順記憶手段と、前記操作手順記憶手段によって記憶された前記操作手順を操作の順に配置した操作手順フローを記憶する操作手順フロー記憶手段と、前記操作手順フロー記憶手段に記憶されている前記操作手順フローにおける操作手順の操作と、前記操作手順記録における操作手順の操作とを順に比較し、前記操作手順フローにおける第1操作手順の操作と、前記操作手順記録における第2操作手順の操作とが同じか異なるかを判定する操作判定手段と、前記操作判定手段によって同じであると判定された場合に、第1操作手順において操作に対応付けられた第1結果と、前記第2操作手順において操作に対応する第2結果とを比較し、同じか異なるかを判定する結果判定手段と、前記結果判定手段によって異なると判定された場合に、前記第2操作手順における操作と結果とを対応付けた第3操作手順を作成し、作成した前記第3操作手順を前記操作手順記憶手段に記憶させる分岐フロー作成手段と、前記操作手順記録における前記第2操作手順の次の操作手順から、前記操作判定手段によって前記第1操作手順の次の操作手順の操作と同じであると判定された操作手順までの操作手順を作成し、作成した操作手順を前記操作手順記憶手段に記憶させる分岐手順作成手段と、前記操作手順フローにおける前記第1操作手順を、前記分岐フロー作成手段によって作成された前記第3操作手順に変更し、前記分岐手順作成手段によって作成された操作手順を追加した新たな操作手順フローを作成し、作成した操作手順フローを前記操作手順フロー記憶手段に記憶させる操作手順フロー作成手段と、を備える操作手順フロー更新装置。
(1)の構成によれば、本発明に係る操作手順フロー更新装置は、1つの操作と該操作の結果とを対応付けて操作手順として記憶する操作手順記憶手段と、操作手順記憶手段によって記憶された操作手順を操作の順に配置した操作手順フローを記憶する操作手順フロー記憶手段とを備え、操作手順フロー記憶手段に記憶されている既存の操作手順フローにおける操作手順と、操作手順記録における操作手順とを順に比較し、同じか異なるかを判定し、同じであると判定した場合に、操作手順フローにおける結果と操作手順記録における結果とを比較し、同じか異なるかを判定し、異なると判定した場合に、異なると判定した操作手順において分岐するフローを既存の操作手順フローに追加する新たな操作手順フローを作成し、作成した操作手順フローを操作手順フロー記憶手段に記憶させる。
すなわち、本発明に係る操作手順フロー更新装置は、操作手順記録と既存の操作手順フローとを比較し、同じ操作であると判定した場合に結果を比較し、結果が異なる場合に、分岐フローを既存の操作手順フローに追加した新たな操作手順フローを追加することによって操作手順フローを更新する。
したがって、本発明に係る操作手順フロー更新装置は、対象システムに対する操作の実行結果により操作手順フローを容易に更新することができる。
(2) 前記操作判定手段によって操作手順が異なると判定された場合に、所定の手順数の範囲内に、異なると判定された操作手順と同じ操作手順が検出されない場合に、異なると判定された操作手順を追加する追加手段と、前記操作判定手段によって操作手順が異なると判定された場合に、所定の手順数の範囲内に、異なると判定された操作手順と同じ操作が検出される場合に、異なると判定された操作手順から、検出された操作手順までの操作手順を削除する削除手段と、をさらに備える(1)に記載の操作手順フロー更新装置。
したがって、(2)に係る操作手順フロー更新装置は、対象システムに対する操作の実行結果により操作手順フローをさらに容易に更新することができる。
(3) 前記追加手段は、前記操作手順記録ごとに追加する操作手順を計数し、計数した回数が所定の回数以上である場合に、追加し、前記削除手段は、前記操作手順記録ごとに削除する操作手順を計数し、計数した回数が所定の回数以上である場合に、削除する、(2)に記載の操作手順フロー更新装置。
したがって、(3)に係る操作手順フロー更新装置は、対象システムに対する操作の実行結果により操作手順フローを実際の操作に沿って容易に更新することができる。
(4) (1)に記載の操作手順フロー更新装置によって実行される方法であって、前記操作判定手段が、前記操作手順フロー記憶手段に記憶されている前記操作手順フローにおける操作手順の操作と、前記操作手順記録における操作手順の操作とを順に比較し、前記操作手順フローにおける第1操作手順の操作と、前記操作手順記録における第2操作手順の操作とが同じか異なるかを判定する操作判定ステップと、前記結果判定手段が、前記操作判定ステップによって同じであると判定された場合に、第1操作手順において操作に対応付けられた第1結果と、前記第2操作手順において操作に対応する第2結果とを比較し、同じか異なるかを判定する結果判定ステップと、前記分岐フロー作成手段が、前記結果判定ステップによって異なると判定された場合に、前記第2操作手順における操作と結果とを対応付けた第3操作手順を作成し、作成した前記第3操作手順を前記操作手順記憶手段に記憶させる分岐フロー作成ステップと、前記分岐手順作成手段が、前記操作手順記録における前記第2操作手順の次の操作手順から、前記操作判定手段によって前記第1操作手順の次の操作手順の操作と同じであると判定された操作手順までの操作手順を作成し、作成した操作手順を前記操作手順記憶手段に記憶させる分岐手順作成ステップと、前記操作手順フロー作成手段が、前記操作手順フローにおける前記第1操作手順を、前記分岐フロー作成ステップによって作成された前記第3操作手順に変更し、前記分岐手順作成ステップによって作成された操作手順を追加した新たな操作手順フローを作成し、作成した操作手順フローを前記操作手順フロー記憶手段に記憶させる操作手順フロー作成ステップと、を備える方法。
したがって、本発明に係る方法は、対象システムに対する操作の実行結果により操作手順フローを容易に更新することができる。
(5) コンピュータに、(4)に記載の方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
したがって、本発明に係るプログラムは、コンピュータに、対象システムに対する操作の実行結果により操作手順フローを容易に更新させることができる。
本発明によれば、対象システムに対する操作の実行結果により操作手順フローを容易に更新することができる。
本発明によれば、あるシステムへの複数の操作からなる操作手順フローを、実際に実行した記録を元に自動的に作成、修正を行なうことができる。しかも、実行結果等に基づいたフローの分岐が存在する場合にも対応する。なお、操作内容自体は、コマンドライン入力等キーボード操作によるものや、クリック等マウス操作によるもの等特に制限はない。
さらに、本発明によれば、各操作を、本発明で定義するモデル(操作内容、想定結果、操作順番等)にブレークダウンしデータ化することで、詳細な操作手順フローデータを作成できる。
さらに、本発明によれば、手順バイ手順の詳細な動的操作マニュアルの作成や更新のための操作手順フローを提供することができ、提供した情報により操作作業品質の均一化も期待できる。
本発明の一の実施形態に係る操作手順フロー更新装置の構成を示す図である。 本発明の一の実施形態に係る操作手順記憶手段の例を示す図である。 本発明の一の実施形態に係る操作手順フロー記憶手段の例を示す図である。 本発明の一の実施形態に係る操作手順記録の例を示す図である。 本発明の一の実施形態に係る操作手順フロー更新装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の一の実施形態に係る操作手順フロー更新装置によって更新された操作手順フローの例を示す図である。 本発明の一の実施形態に係る操作手順フロー更新装置によって更新された操作手順フローの別の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。図1は、本発明の一の実施形態に係る操作手順フロー更新装置10の構成を示す図である。操作手順フロー更新装置10は、操作手順記憶手段21と、操作手順フロー記憶手段22と、操作判定手段11と、結果判定手段12と、分岐フロー作成手段13と、分岐手順作成手段14と、操作手順フロー作成手段15と、追加手段16と、削除手段17と、を備える。各手段ごとに説明する。
操作手順記憶手段21は、1つの操作と該操作の結果とを対応付けて操作手順として記憶する。具体的には、操作手順記憶手段21に記憶された操作手順は、1つの操作(例えば、resetコマンドを入力する)と、結果(例えば、successfully completed)とを対応付けている(後述する図2参照)。
操作手順フロー記憶手段22は、操作手順記憶手段21によって記憶された操作手順を操作の順に配置した操作手順フローを記憶する。具体的には、操作手順フロー記憶手段22に記憶された操作手順フローは、識別するための属性情報(例えば、操作手順フローを用いる機種番号や、操作手順フローが障害処理フローであるような場合に、操作手順フローに対応するエラーコード等)と、操作手順フロー(例えば、操作の順序に配置した操作手順等)とを記憶する(後述する図3参照)。
操作判定手段11は、操作手順フロー記憶手段22に記憶されている操作手順フローにおける操作手順の操作と、操作手順記録30における操作手順の操作とを順に比較し、操作手順フローにおける第1操作手順の操作と、操作手順記録30における第2操作手順の操作とが同じか異なるかを判定する。
結果判定手段12は、操作判定手段11によって同じであると判定された場合に、第1操作手順において操作に対応付けられた第1結果と、第2操作手順において操作に対応する第2結果とを比較し、同じか異なるかを判定する。なお、第2操作手順において操作に対応する第2結果は、操作手順記録30において予め明示されているとしてよい。
分岐フロー作成手段13は、結果判定手段12によって異なると判定された場合に、第2操作手順における操作と結果とを対応付けた第3操作手順を作成し、作成した第3操作手順を操作手順記憶手段21に記憶させる。具体的には、分岐フロー作成手段13は、新たな操作手順(例えば、操作がdisplay status、想定結果がNot Active)を作成し、操作手順記憶手段21に記憶させる(後述する図6参照)。
分岐手順作成手段14は、操作手順記録30における第2操作手順の次の操作手順から、操作判定手段11によって第1操作手順の次の操作手順の操作と同じであると判定された操作手順までの操作手順を作成し、作成した操作手順を操作手順記憶手段21に記憶させる。具体的には、例えば、操作手順記録30に記録された操作手順が操作識別子AI0013、操作識別子AI0066、操作識別子AI0045で示されるような操作手順であり、操作手順フローにおける操作手順が操作識別子AI0013、操作識別子AI0045で示されるような操作手順であった場合、分岐手順作成手段14は、操作識別子AI0066を作成し、作成した操作手順を操作手順記憶手段21に記憶させる。
操作手順フロー作成手段15は、操作手順フローにおける第1操作手順を、分岐フロー作成手段13によって作成された第3操作手順に変更し、分岐手順作成手段14によって作成された操作手順を追加した新たな操作手順フローを作成し、作成した操作手順フローを操作手順フロー記憶手段22に記憶させる。具体的には、操作手順フロー作成手段15は、操作手順が操作識別子AI0013(想定結果がActive)、操作識別子AI0045で示されるような既存の操作フローに、操作手順が操作識別子AI0013(想定結果がNot Active)、操作識別子AI0066で示されるような新たな操作フローを追加して(例えば、後述する図6(2)参照)、操作手順フロー記憶手段22に記憶させる。
追加手段16は、操作判定手段11によって操作手順が異なると判定された場合に、所定の手順数の範囲内(例えば、3手順以内)に、異なると判定された操作手順と同じ操作手順が検出されない場合に、操作手順の追加と判断し、異なると判定された操作手順を追加する。
削除手段17は、操作判定手段11によって操作手順が異なると判定された場合に、所定の手順数の範囲内(例えば、3手順以内)に、異なると判定された操作手順と同じ操作が検出される場合に、操作手順の削除と判断し、異なると判定された操作手順から、検出された操作手順までの操作手順を削除する。
追加手段16は、操作手順記録30ごとに追加する操作手順を計数し、計数した回数が所定の回数以上である場合に、追加するとしてもよい。削除手段17は、操作手順記録30ごとに削除する操作手順を計数し、計数した回数が所定の回数以上である場合に、削除するとしてもよい。具体的には、追加手段16は、操作手順記録30によって操作手順フローが更新されるごとに、追加する操作手順を計数して、更新された操作フローに記憶し(後述する図7参照)、計数した回数が所定の回数以上(例えば、10回以上)である場合に、追加する。同様に、削除手段17は、操作手順記録30によって操作手順フローが更新されるごとに、削除する操作手順を計数して、更新された操作フローに記憶し(後述する図7参照)、計数した回数が所定の回数以上(例えば、10回以上)である場合に、削除する。
図2は、本発明の一の実施形態に係る操作手順記憶手段21の例を示す図である。操作手順記憶手段21は、操作手順を記憶する。操作手順は、操作手順を識別するための各操作識別子と、操作を参照するための操作識別子と、操作に対応する想定結果と、回数(例えば、操作を繰り返す回数や、追加された回数、削除された回数等)と、操作順番とを記憶する。操作は、操作識別子と操作内容(例えば、reset等)とを記憶し、操作識別子によって参照される。
図3は、本発明の一の実施形態に係る操作手順フロー記憶手段22の例を示す図である。操作手順フローは、識別するための操作手順フロー識別子と属性情報を参照するための属性情報識別子とを記憶するヘッダーフィールドと、操作手順を参照するための各操作識別子を記憶する操作手順フィールドとから構成される。操作手順フィールドにおける各操作識別子は、操作の手順の順に記憶されている。
図4は、本発明の一の実施形態に係る操作手順記録30の例を示す図である。操作手順記録30は、操作者によって実行された操作の記録であって、操作者による操作を実行する装置によって作成される。操作手順記録30は、図4が示すように、操作内容と操作結果とが記録されている。
図5は、本発明の一実施形態に係る操作手順フロー更新装置10の処理を示すフローチャートである。操作手順フロー更新装置10は、コンピュータ及びその周辺装置が備えるハードウェア並びに該ハードウェアを制御するソフトウェアによって構成され、以下の処理は、それぞれの制御部(例えば、CPU)が所定のソフトウェアに従い実行する処理である。
ステップS101において、CPU(操作判定手段11)は、操作手順記録30を取得し、取得した操作手順記録30に対応した操作手順フローを取得し、操作手順を参照するための参照ポインタをセットする。より具体的には、CPUは、操作手順記録30において示された機種番号やエラーコードに対応する操作手順フローを検索し、該当する操作手順フローを取得する。
ステップS102において、CPU(操作判定手段11)は、操作手順記録30の操作と、操作手順フローの操作とを比較する。より具体的には、CPUは、操作手順記録30における操作(例えば、>記号で示される部分)と、参照ポインタが示す操作手順とを比較する。
ステップS103において、CPU(操作判定手段11)は、操作が同じか否かを判断する。この判断がYESの場合、CPUは処理をステップS104に移し、この判断がNOの場合、CPUは処理をステップS107に移す。
ステップS104において、CPU(結果判定手段12)は、結果が同じか否かを判断する。より具体的には、CPUは、操作手順記録30における操作に対応する結果(例えば、resultで示される部分や、予めフラグ等がセットされている部分)と、参照ポインタが示す操作手順において操作に対応付けられている結果とを比較する。この判断がYESの場合、CPUは処理をステップS108に移し、この判断がNOの場合、CPUは処理をステップS105に移す。
ステップS105において、CPU(分岐フロー作成手段13)は、操作手順記録30の結果を想定結果とする操作手順を作成する。より具体的には、CPUは、操作手順の操作と操作手順記録30の結果とを対応付けた操作手順を作成し、操作手順記憶手段21に記憶させる。
ステップS106において、CPU(分岐手順作成手段14、操作手順フロー作成手段15)は、操作手順記録30の操作手順を追加した操作手順フローを新たに作成する。より具体的には、CPUは、操作手順記録30の新たな操作及び結果を操作手順として作成し、作成した操作手順を操作手順記憶手段21に記憶させる。そして、CPUは、既存の操作手順フローの複製のうち該当する操作手順をステップS105で作成した操作手順に変更し、本ステップで作成した操作手順を追加した新たな操作手順フローを作成し、作成した操作手順フローを操作手順フロー記憶手段22に記憶させる。その後、CPUは処理をステップS108に移す。
ステップS107において、CPU(追加手段16、削除手段17)は、追加処理又は削除処理を行なう。具体的には、CPUは、所定の手順数の範囲内(例えば、3手順以内)に、異なると判定された操作手順と同じ操作手順が検出されない場合に、異なると判定された操作手順を追加すると共に、記憶した回数を計数して記憶させる。また、CPUは、所定の手順数の範囲内(例えば、3手順以内)に、異なると判定された操作手順と同じ操作が検出される場合に、異なると判定された操作手順から、検出された操作手順までの操作手順の削除回数を計数し、計数した回数が所定の回数以上である場合に削除し、計数した回数が所定の回数未満である場合に、削除回数を記憶させる。
ステップS108において、CPU(操作手順フロー作成手段15)は、参照ポインタを更新する。
ステップS109において、CPU(操作手順フロー作成手段15)は、終了(更新した参照ポインタが操作手順記録30の最後を示している)か否かを判断する。この判断がYESの場合、CPUは処理を終了し、この判断がNOの場合、CPUは処理をステップS102に移す。
図6は、本発明の一の実施形態に係る操作手順フロー更新装置10によって更新された操作手順フローの例を示す図である。
図6(1)の例は、既存の操作手順フローを示す例である。
図6(2)の例は、操作手順記録30に基づいて、図6(1)の既存の操作手順フローが更新され、既存の操作手順フローに、各操作識別子(例えば、AI0013想定結果Not Active)において、各操作識別子AI0066が追加された新たな操作手順フローが追加されて記憶されていることを示す例である。
例えば、図6(2)の操作手順フローに基づいて、操作者の操作を案内するシステムは、各操作識別子AI0013において想定結果が2種類あることを判断し、操作者に対して、操作結果によって分岐することを表示することができる。また、操作者の操作を案内するシステムは、各操作識別子AI0013における操作結果に基づいて、操作結果が想定結果と等しい方の操作手順フローに基づいて操作を案内することができる。
この例のように、操作手順フローは、属性情報識別子が同じ複数の操作手順フローのデータ群によって、分岐フローを含む特定条件での操作の手順フロー全体を構成する。
図7は、本発明の一の実施形態に係る操作手順フロー更新装置10によって更新された操作手順フローの別の例を示す図である。図7の例は、追加手段16によって追加された操作手順について、操作手順記録30との比較において操作が実行された回数を計数して記憶していることを示す例である。また、図7の例は、削除手段17によって削除の対象となっている操作手順について、操作手順記録30との比較において、実行されなかった回数を計数して記憶していることを示す例である。
操作手順フロー更新装置10は、簡潔な操作手順フローを維持しようとする管理者に、記憶された追加回数又は削除回数による有用な情報を提供することができる。
本実施形態によれば、操作手順フロー更新装置10は、1つの操作と該操作の結果とを対応付けて操作手順として記憶する操作手順記憶手段21と、操作手順記憶手段21によって記憶された操作手順を操作の順に配置した操作手順フローを記憶する操作手順フロー記憶手段22とを備え、操作手順フロー記憶手段22に記憶されている既存の操作手順フローにおける操作手順と、操作手順記録30における操作手順とを順に比較し、同じか異なるかを判定し、同じであると判定した場合に、操作手順フローにおける結果と操作手順記録30における結果とを比較し、同じか異なるかを判定し、異なると判定した場合に、異なると判定した操作手順において分岐するフローを既存の操作手順フローに追加する新たな操作手順フローを作成し、作成した操作手順フローを操作手順フロー記憶手段22に記憶させる。
さらに、操作手順フロー更新装置10は、既存の操作手順フローにおける操作手順と操作手順記録30における操作手順とが異なると判定した場合に、操作手順を追加する追加手段16と削除する削除手段17とを備え、操作手順記録30ごとに追加する操作手順を計数し、計数した回数が所定の回数以上である場合に、操作手順を追加し、操作手順記録30ごとに削除する操作手順を計数し、計数した回数が所定の回数以上である場合に、操作手順を削除する。
したがって、操作手順フロー更新装置10は、対象システムに対する操作の実行結果により操作手順フローを容易に更新することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
10 操作手順フロー更新装置
11 操作判定手段
12 結果判定手段
13 分岐フロー作成手段
14 分岐手順作成手段
15 操作手順フロー作成手段
16 追加手段
17 削除手段
21 操作手順記憶手段
22 操作手順フロー記憶手段
30 操作手順記録

Claims (5)

  1. 操作者によって実行された操作の記録である操作手順記録に基づいて、既存の操作の手順を更新する操作手順フロー更新装置であって、
    1つの操作と該操作の結果とを対応付けて操作手順として記憶する操作手順記憶手段と、
    前記操作手順記憶手段によって記憶された前記操作手順を操作の順に配置した操作手順フローを記憶する操作手順フロー記憶手段と、
    前記操作手順フロー記憶手段に記憶されている前記操作手順フローにおける操作手順の操作と、前記操作手順記録における操作手順の操作とを順に比較し、前記操作手順フローにおける第1操作手順の操作と、前記操作手順記録における第2操作手順の操作とが同じか異なるかを判定する操作判定手段と、
    前記操作判定手段によって同じであると判定された場合に、第1操作手順において操作に対応付けられた第1結果と、前記第2操作手順において操作に対応する第2結果とを比較し、同じか異なるかを判定する結果判定手段と、
    前記結果判定手段によって異なると判定された場合に、前記第2操作手順における操作と結果とを対応付けた第3操作手順を作成し、作成した前記第3操作手順を前記操作手順記憶手段に記憶させる分岐フロー作成手段と、
    前記操作手順記録における前記第2操作手順の次の操作手順から、前記操作判定手段によって前記第1操作手順の次の操作手順の操作と同じであると判定された操作手順までの操作手順を作成し、作成した操作手順を前記操作手順記憶手段に記憶させる分岐手順作成手段と、
    前記操作手順フローにおける前記第1操作手順を、前記分岐フロー作成手段によって作成された前記第3操作手順に変更し、前記分岐手順作成手段によって作成された操作手順を追加した新たな操作手順フローを作成し、作成した操作手順フローを前記操作手順フロー記憶手段に記憶させる操作手順フロー作成手段と、
    を備える操作手順フロー更新装置。
  2. 前記操作判定手段によって操作手順が異なると判定された場合に、所定の手順数の範囲内に、異なると判定された操作手順と同じ操作手順が検出されない場合に、異なると判定された操作手順を追加する追加手段と、
    前記操作判定手段によって操作手順が異なると判定された場合に、所定の手順数の範囲内に、異なると判定された操作手順と同じ操作が検出される場合に、異なると判定された操作手順から、検出された操作手順までの操作手順を削除する削除手段と、
    をさらに備える請求項1に記載の操作手順フロー更新装置。
  3. 前記追加手段は、前記操作手順記録ごとに追加する操作手順を計数し、計数した回数が所定の回数以上である場合に、追加し、
    前記削除手段は、前記操作手順記録ごとに削除する操作手順を計数し、計数した回数が所定の回数以上である場合に、削除する、
    請求項2に記載の操作手順フロー更新装置。
  4. 請求項1に記載の操作手順フロー更新装置によって実行される方法であって、
    前記操作判定手段が、前記操作手順フロー記憶手段に記憶されている前記操作手順フローにおける操作手順の操作と、前記操作手順記録における操作手順の操作とを順に比較し、前記操作手順フローにおける第1操作手順の操作と、前記操作手順記録における第2操作手順の操作とが同じか異なるかを判定する操作判定ステップと、
    前記結果判定手段が、前記操作判定ステップによって同じであると判定された場合に、第1操作手順において操作に対応付けられた第1結果と、前記第2操作手順において操作に対応する第2結果とを比較し、同じか異なるかを判定する結果判定ステップと、
    前記分岐フロー作成手段が、前記結果判定ステップによって異なると判定された場合に、前記第2操作手順における操作と結果とを対応付けた第3操作手順を作成し、作成した前記第3操作手順を前記操作手順記憶手段に記憶させる分岐フロー作成ステップと、
    前記分岐手順作成手段が、前記操作手順記録における前記第2操作手順の次の操作手順から、前記操作判定手段によって前記第1操作手順の次の操作手順の操作と同じであると判定された操作手順までの操作手順を作成し、作成した操作手順を前記操作手順記憶手段に記憶させる分岐手順作成ステップと、
    前記操作手順フロー作成手段が、前記操作手順フローにおける前記第1操作手順を、前記分岐フロー作成ステップによって作成された前記第3操作手順に変更し、前記分岐手順作成ステップによって作成された操作手順を追加した新たな操作手順フローを作成し、作成した操作手順フローを前記操作手順フロー記憶手段に記憶させる操作手順フロー作成ステップと、
    を備える方法。
  5. コンピュータに、請求項4に記載の方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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