JP4672565B2 - 温度計測装置、燃焼監視装置、及び、ガスタービン - Google Patents

温度計測装置、燃焼監視装置、及び、ガスタービン Download PDF

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Description

本発明は、ガスタービンの燃焼器における燃焼状態を検出する温度計測装置に関するものであり、又、この温度計測装置からの信号により燃焼器における燃焼状態を監視する燃焼監視装置に関するものであり、又、この燃焼監視装置を備えたガスタービンに関する。
ガスタービンは、設置された燃焼器における燃焼動作により得られた燃焼ガスを駆動源として、回転駆動する。即ち、ロータに配設された動翼と車室に配設された静翼とによって構成される空間に、燃焼器からの燃焼ガスが供給されることにより、動翼が配設されたロータが回転する。このようなガスタービンにおいて、燃焼器がロータの外周に円環状に複数配設され、この複数の燃焼器全てが、ガスタービンの運転中に正常に動作する必要がある。
このため、ガスタービンの運転中には、それぞれ燃焼器に対して、失火や燃料噴射ノズルのつまりなどの異常が発生しているか否かを常に監視している。そして、燃焼器の少なくとも1つに異常が発生したと判断した場合には、即座にガスタービンを自動停止又は緊急停止させて、ガスタービンを保護する(特許文献1参照)。このようにガスタービンを保護するために、燃焼器の燃焼状態を監視しているが、この燃焼器の燃焼状態の監視を行うために、タービンブレード出口(燃焼ガスの流れ方向の下流側)には、燃焼器の個数と同数又はそれ以上の本数の熱電対を円環状に配置している。
そして、この熱電対で計測したタービンブレード出口における燃焼ガスの温度(ブレードパス温度)に基づいて、燃焼器の燃焼状態が監視される。即ち、仮に何れか1個の燃焼器に異常が発生した場合、この異常燃焼器に該当するブレードパス温度のみが、他の燃焼器に該当するブレードパス温度と比較して、偏差(平均値との差)が大きくなる、もしくは、変化量(変化率)が大きくなる。これにより、異常燃焼器の異常を検知することができる。よって、これらの熱電対のブレードパス温度計測値に基づき、ガスタービン保護信号としてガスタービン自動停止信号又はガスタービン緊急停止信号を出力して、ガスタービンの保護を行うことができる。
このようなガスタービンの保護を行うため、燃焼器の燃焼状態を監視するものとして利用される熱電対は、高温雰囲気から保護されるように保護管に覆われる。この保護管に覆われた熱電対が、ブレードパス温度を計測する温度計測装置として構成され、タービンブレード出口に設置される。即ち、図11の断面図に示すように、温度計測装置100は、ロータ1の外周に設置された最終段となる動翼11の下流側のディフューザ2内部に設置される。この温度計測装置100は、耐熱材で構成された保護管102内に熱電対101を通して形成されることで、熱電対101が高温環境に曝されないように保護される。
そして、この温度計測装置100は、図11に示すように、ディフューザ2の外周を覆う外車室3から挿入されて、最終段となる動翼11とディフューザ2に設置されたストラットカバー24との間に熱電対101の先端が位置するように設置される。これにより、最終段となる動翼11からの排ガスが熱電対101の先端に流れることで、この排ガスの温度であるブレードパス温度が計測される。
特開2000−163606号公報
このように温度計測装置100が設置されるディフューザ2の内部を流れる排ガスは高温であり、ディフューザ2外部とその温度差が大きくなり、ディフューザ2が熱膨張する。そのため、ガスタービン停止時と駆動時とによって、外車室3とディフューザ2との相対位置が変化する。即ち、この温度差により、ディフューザ2の各位置が変位することとなる。よって、このディフューザ2の位置変位を吸収するために、ディフューザ2へ温度計測装置100が挿入される開口部の開口面積を、計測装置100の断面より大きくする必要がある。そして、計測装置100のディフューザ2への挿入位置において、ベローズなどの伸縮継手によるシール部材(不図示)が設置されることにより、ディフューザ2内外の雰囲気がシールされる。
しかしながら、このようにシール部材を設置したとしても、燃焼器から発生した燃焼振動に基づいて、温度計測装置100自身や、この温度計測装置100のディフューザ2への設置位置におけるシール部材に、損傷が発生する。そのため、保護管102が削られることや、熱電対101の素線間の絶縁不良が生じることや、温度計測装置100の取り付け金具が緩んで計測点が正規位置からずれることなどの損傷が生じることによって、温度計測装置100によるブレードパス温度計測値が異常となる可能性がある。
このような問題を鑑みて、本発明は、熱変形及び振動による損傷を防ぐことのできる構造を備えた温度計測装置を提供することを目的とする。又、このような温度計測装置を備えた燃焼監視装置、及び、この燃焼監視装置により燃焼器の燃焼状態が監視されるガスタービンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の温度計測装置は、燃焼器の燃焼ガスにより回転するタービン本体を備えたガスタービンにおいて、前記タービン本体を流れた燃焼ガスを排気するディフューザ内前記タービン本体から排出される燃焼ガス温度を計測する温度計測装置であって、前記タービン本体を流れた燃焼ガスを前記ディフューザ外部に排出した後、再び、前記ディフューザ内に回収させるバイパス管と、前記タービン本体及び前記ディフューザを覆う車室外部より前記バイパス管内部に挿入される熱電対と、を備え、前記熱電対が、前記ディフューザが前記車室に固定された固定点近傍に設置されることを特徴とする。
このとき、前記車室を貫通して前記熱電対が挿入される貫通孔と、前記車室外部に設置されて、前記バイパス管内に前記熱電対先端を固定させるように押圧するターミナルヘッドと、を備える。
そして、前記バイパス管が、前記タービン本体を流れた燃焼ガスが供給される排ガス供給口と、前記ディフューザの内部から外部に貫通することで、該排ガス供給口に供給された燃焼ガスを前記ディフューザの外部に導出する排ガス導出路と、該排ガス導出路に接続されて、前記排ガス導出路から流れる燃焼ガスを前記ディフューザの下流側に導くバイパス路と、該バイパス路を流れた燃焼ガスを前記ディフューザ内に排出して前記ディフューザ内に回収する排ガス排出口と、前記バイパス路に内部に突出するように設置されるとともに、前記熱電対の先端が挿入されて前記熱電対の先端を固定するウェルと、を備える。
このとき、前記排ガス導出路が前記燃焼ガスの流れの下流に向かって延びた形状とされ、前記排ガス導出路と前記バイパス路との接続部分の曲がり角度を鈍角とすることで、前記排ガス導出路と前記バイパス路との接続部分における流量抵抗を小さくすることができる。
又、前記燃焼ガスが旋回流となるとき、前記排ガス導出路及び前記バイパス路を、前記ガスタービンの周方向に対して前記旋回流と略平行となるように設置することで、前記燃焼ガスの流れに即した形状とすることができる。
更に、前記バイパス路において、その断面が前記燃焼ガスの下流側に向かって広くなる形状とすることで、その流量抵抗を更に低くするものとしても構わない。
又、本発明の燃焼監視装置は、上述のいずれかの温度計測装置で計測されて得られた前記タービン本体を通過した燃焼ガスの温度計測値に基づいて、前記燃焼器の燃焼状態を検出することを特徴とする。
更に、本発明のガスタービンは、上述の燃焼監視装置と、該燃焼監視装置で確認された前記燃焼器の燃焼状態に基づいて、前記燃焼器へ供給する燃料流量の制御、及び、ガスタービン本体の緊急停止制御を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によると、バイパス管によって、ディフューザ外部に測定目標とする燃焼ガスを導出するため、温度計測位置を車室近傍とすることができる。よって、熱電対の長さを短くすることができるため、ディフューザの熱変形や振動によって影響される熱電対の変形を小さくすることができ、その損傷を抑制することができる。又、熱電対が、ディフューザが車室に固定された固定点近傍に設置されるため、熱電対設置位置での変位を小さくすることができ、熱電対の損傷を更に抑制することができる。
そして、排ガス導出路とバイパス路との接続部分の曲がり角度を鈍角とすることで、流量抵抗を小さくして、バイパス管への燃焼ガスの流量にムラが発生することを防ぐことができる。又、ガスタービンの周方向に対して旋回流と略平行となるように、バイパス管の各部を配置することによって、燃焼ガスの流れに即した形状とし、バイパス管への燃焼ガスの流量にムラが発生することを防ぐことができる。更に、バイパス路において、その断面が燃焼ガスの下流側に向かって広くなる形状とすることで、その流量抵抗を更に低くすることができる。これらによって、バイパス管で測定された燃焼ガスの計測値が、タービン本体から排出された燃焼ガスの計測値として測定された正確な値として置換することができる。
(ガスタービンの構成)
まず、以下の各実施形態で共通となる構成について、図1を参照して説明する。尚、図1は、以下の各実施形態におけるガスタービンの構成を示す概略図である。
図1に示すガスタービンは、タービン本体10におけるタービン入口側(燃焼ガスの流れ方向の上流側)に、複数の燃焼器6が設置され、又、タービン本体10には、ロータ1(図2参照)の外壁に設置された動翼11と、ロータ1の外周を覆う内車室4(図2参照)の内壁に設置された静翼41とが、交互に並んでいる。そして、タービン本体10におけるタービン出口側(燃焼ガスの流れ方向の下流側)に、複数(本実施形態では燃焼器6の個数と同数であるものとする)の温度計測装置5が設置される。
又、燃焼器6及び温度計測装置5はそれぞれ、ロータ1の外周において、円環状に等間隔に配置される。このとき、温度計測装置5は、燃焼器6の周方向の設置位置に対応するように設置される。尚、各燃焼器6の燃焼ガスのブレードパス温度(以下、「BPT温度」とする)は、各燃焼器6に対応したタービン出口位置において計測されるのではなく、各燃焼器6からタービン本体10の回転方向に燃焼器数個分だけ周方向にずれた角度のタービン出口位置において計測される。このようなブレードパス温度のずれはスワール角度と称されて燃焼器の数を単位として表され、負荷の大きさによって異なる。
よって、例えば、軸方向において燃焼器6と重なる位置に温度計測装置5が設置されているときに、スワール角度が2.7である場合、計測目標となる燃焼器6の燃焼ガスのブレードパス温度は、この燃焼器6に対応したタービン出口位置に配置された温度計測装置5ではなく、この温度計測装置5から2個分又は3個分だけ周方向にずれたタービン出口位置に配置された温度計測装置5によって計測されることになる。又、温度計測装置5それぞれが、各燃焼器6からスワール角度分だけ周方向にずれた位置に設置することで、燃焼器6と温度計測装置5との関係を1対1とするものとしても構わない。
更に、図1に示すガスタービンは、温度計測装置5で計測されたタービン出口位置でのBPT温度の計測値が与えられて燃焼器6それぞれの燃焼状態を監視する燃焼監視装置7と、燃焼監視装置7によって確認された各燃焼器6の燃焼状態に応じて異常などを確認して燃焼器6それぞれへの燃料供給制御やガスタービンの緊急停止などを指示する制御装置8と、制御装置8によって制御されて各燃焼器6への燃料供給量を設定する燃料供給装置9と、を備える。
このように構成されるガスタービンにおいて、燃料供給装置9から供給される燃料を不図示の圧縮機から供給される圧縮空気と混合して燃焼して、燃焼ガスを発生する。この各燃焼器6の燃焼ガスがタービン本体10のタービン入口側から導入されることで、タービン本体10に設置された動翼11及び静翼41に向かって燃焼ガスが流れ、これにより、タービン本体10におけるロータ1が回転する。そして、ロータ1を回転駆動させた燃焼ガスは、タービン本体10のタービン出口から排ガスとして排出されるが、このときのタービン出口における排ガスの温度が、BPT温度として各温度計測装置5によって計測される。
各温度計測装置5で計測されて得られたBPT温度計測値が与えられる燃焼監視装置7では、各温度計測装置5からのBPT温度計測値によって、各温度計測装置5に対応する燃焼器6それぞれの燃焼状態が監視される。このとき、何れかの温度計測装置5のBPT温度計測値から得られる温度偏差が、予め設定されたBPT温度偏差大設定値を超えたとき、この温度計測装置5に対する燃焼器6に異常発生したことを制御装置8に報知する。又、何れかの温度計測装置5のBPT温度計測値から得られる温度偏差における変化量が、予め設定されたBPT温度偏差変化量大設定値を超えたときも、この温度計測装置5に対する燃焼器6に異常発生したことを制御装置8に報知する。
そして、制御装置8では、BPT温度計測値から得られる温度偏差がBPT温度偏差大設定値を超えた温度計測装置5に対する燃焼器6が報知されると、ガスタービンを自動停止するためのガスタービン自動停止信号を生成して、燃料供給装置9に送出する。又、BPT温度計測値から得られる温度偏差における変化量がBPT温度偏差変化量大設定値を超えた温度計測装置5に対する燃焼器6が報知されると、ガスタービンを緊急停止するためのガスタービン緊急停止信号を生成して、燃料供給装置9に送出する。
このように動作する制御装置8からガスタービン自動停止信号が出力された場合、燃料供給装置9では、燃焼器6に供給する燃料を徐々に低減して負荷を下げることにより、ガスタービン本体を自動停止させる。又、制御装置8からガスタービン緊急停止信号が出力された場合、燃料供給装置9では、燃焼器6への燃料供給を瞬時に遮断することで、ガスタービンを緊急停止させる。
このガスタービンの構成は、以下の各実施形態において共通の構成となる。よって、以下の各実施形態においては、その構成が異なる温度計測装置について説明するものとし、その他の部分については、その説明を省略する。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、図2は、図1のガスタービンに設置される温度計測装置の構成を示すディフューザ周辺の概略断面図である。
図2に示すように、タービン本体10は、回転軸となるロータ1と、ロータ1の外壁に設置される動翼11と、ロータ1との間に燃焼ガスを流す空間を構成するようにロータ1の外周を覆う内車室4と、内車室4の内壁に設置される静翼41と、内車室4の外周側を覆うことで内車室4との間に冷却空気を流す空間を構成する外車室3と、を備える。尚、内車室4は外車室3と接続されることで固定される。又、ロータ1の後端(下流側)が、軸受ハウジング13に納められた軸受(ジャーナル軸受)12によって支持される。
そして、このタービン本体10の下流側に、動翼11及び静翼41を流れた燃焼ガスを排気するための2重環状で構成されたディフューザ2が設置される。このディフューザ2は、その外壁面が最終段の動翼11のシュラウド面と同一面を形成する内側円筒21と、その内壁面が内車室4の内壁面と同一面を形成する外側円筒22と、内側円筒21の内側に設置された軸受ハウジング13を支持するために放射状に配置されたストラット23と、このストラット23を覆うとともに内側円筒21と外側円筒22とを接続して内側円筒21を固定するストラットカバー24と、外側円筒22と外車室3のそれぞれに接続して外側円筒22を固定する固定用リング25と、を備える。尚、ストラットカバー24は、タービン本体10からの排ガスに対する抵抗を低減する構造を備える。
このディフューザ2において、内側円筒21と外側円筒22とを同心に配置されることで、内側円筒21と外側円筒22との間に環状の流路が形成される。このとき、内側円筒21は円筒形状であるが、外側円筒22は下流ほど直径が大きくなる円錐台形状を呈しており、このため、ディフューザ2は、上流から下流に向かって流路の断面積が次第に大きくなる、いわゆるコニカルディフューザーとなっている。そして、ストラットカバー24によって、内側円筒21と外側円筒22との間隔を保って環状流路の形状が維持される。
このように、ディフューザ2が構成されるとき、ディフューザ2の内側円筒21と外側円筒22との間で構成される空間に流れ込む排ガスの温度であるBPT温度を測定するための温度計測装置5が、外車室3の外部より挿入されるようにして設置される。この温度計測装置5は、温度計測を行う熱電対51と、ディフューザ2内に挿入されてディフューザ2に排気される燃焼ガスをディフューザ2の外部に導くバイパス管52と、バイパス管52に挿入される熱電対51の先端を覆うことで耐熱保護するウェル54と、熱電対51が挿入される外車室3に設けられた貫通孔53と、外車室3外部側の先端に設けられるとともに熱電対51と連結されたリード線56を外部に導出するターミナルヘッド55と、を備える。
熱電対51は、図3の概略構成図に示すように、クロメル、アルメル等の大きい熱起電力を発生させることのできる一対の異種金属からなる熱電対素線51aと、熱電対素線51aそれぞれを被覆することで各熱電対素線51aを絶縁する絶縁管51bと、絶縁管51bで被覆された熱電対素線51aを更に被覆して高温雰囲気から保護するとともに曲げに対しても柔軟に作用することのできるシース51cと、によって構成される。
この熱電対51が挿入されるとともにリード線56と接続するターミナルヘッド55は、図3の概略構成図に示すように、熱電対51の外周を覆う保護管55aと、保護管55aの先端側で貫通孔53にねじ込まれて挿入されることで外車室3への固定が成される固定部材55bと、保護管55a内部の基端部側に設置されて熱電対51をバイパス管52内部に押圧するスプリング55cと、熱電対51の熱電対素線51aとリード線56とを電気的に結線する端子板55dと、この端子板55dを内部に備える保護管55aの基端部側と連接したヘッド部55eと、を備える。
この熱電対51の先端に接続されたウェル54が設置されるバイパス管52は、図2に示すように、タービン本体10の最終段の動翼11の下流近傍に設置されてタービン出口からの排ガスが流入される排ガス供給口52aと、ディフューザ2の外側円筒22を貫通して排ガス供給口52aから流入した排ガスをディフューザ2外部に導く排ガス導出路52bと、排ガス導出路52bによってディフューザ2外部に導かれた排ガスをストラットカバー24の下流側に導くとともにウェル54が設置されるバイパス路52cと、バイパス路52cを流れた排ガスを再びディフューザ2内部に排出する排ガス排出口52dと、を備える。
このとき、排ガス供給口52aが、タービン本体10のタービン出口に向かって開口するように設置され、排ガス導出路52bが、ディフューザ2の内側円筒21及び外側円筒22の間の中央位置から外側円筒22の外側に向かって設置される。そして、バイパス路52cが、ディフューザ2の外側円筒22と外車室3との間の空間において、このバイパス路52cが固定用リング25の上流側固定部25aに向かって設置される。又、バイパス路52cには、固定用リング25の上流側固定部25a近傍に設置された熱電対51の先端が接続されたウェル54が設置される。
このような構成のバイパス管52は、図4の断面図に示すように、ロータ1を中心とする断面において、排ガス導出路52bの断面と排ガス供給口52aとがガスタービンの同一径方向に位置するものとする。よって、バイパス管52の排ガス導出路52bが、図4に示すように、ガスタービンのロータ1を中心として放射状に設置される。
更に、バイパス路52cに設置されるウェル54は、図5に示すように、その先端部分54aがバイパス路52c内部の中心位置まで延びた構成とされる。又、このウェル54は、熱電対51の先端が挿入される孔54bが設けられ、この孔54bに熱電対51が挿入されることで、熱電対51の先端が耐熱保護される。そして、バイパス路52cの外壁に接触するフランジ54cがウェル54の基部側に設けられ、このフランジ54cが溶着されることでウェル54がバイパス管52に固定される。
よって、このバイパス管52に熱電対51が挿入されることにより、熱電対51の先端がバイパス管52に固定されることとなる。このとき、熱電対51は、ターミナルヘッド55のスプリング55cによって押圧されているため、その先端がウェル54に接触されたままの状態に保持することができる。
又、熱電対51が同様に挿入されるとともに外車室3に設置される貫通孔53の構成を、図6の概略断面図に示すような構成とする。即ち、外車室3を貫通するように構成される貫通孔53は、外車室3の外壁側に形成される径の太いねじ込み部53aと、外車室3の内壁側に形成される径の細い孔部53bと、を備える。このように構成される貫通孔53において、ねじ込み部53aにターミナルヘッド55の固定部材55bが挿入されるとともに、孔部53bに熱電対51が挿入される。又、貫通孔53は、固定用リング25の上流側先端と外車室3とが接続されて固定される上流側固定部25aに対して上流側近傍となる位置に設置される。
このとき、孔部53bが熱電対51のシース51cの外径よりも若干太い内径となる孔として形成され、ねじ込み部53a及び固定部材55bそれぞれが雌ネジ及び雄ネジとして形成される。これにより、ウェル54に先端が固定される熱電対51が孔部53bより挿入されることで、外車室3の貫通孔53を貫通する。この貫通孔53を貫通して、外車室3の外側に突出した熱電対51の端部を覆うようにして、ターミナルヘッド55の保護管55a内部に熱電対51が挿入されている。よって、更に、ターミナルヘッド55の固定部材55bを貫通孔53のねじ込み部53aにねじ込むことにより、ターミナルヘッド55を外車室3の貫通孔53で支持固定する。
よって、熱電対51は、ディフューザ2を外車室3に固定するための固定用リング25近傍に設置されて、バイパス管52によってディフューザ2外部に導出されるタービン本体10からの排ガスの温度を検出することとなる。これにより、熱電対51の長さを短くするとともに、ディフューザ2の熱による変位の小さい位置に熱電対51を固定することができるため、熱電対51の損傷を抑制することができる。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、図7は、図1のガスタービンに設置される温度計測装置の構成を示すディフューザ周辺の概略断面図である。又、本実施形態において、第1の実施形態と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態における温度計測装置5は、第1の実施形態の温度計測装置5におけるバイパス管52の構成が異なるものであり、図7に示す構成のバイパス管52xとする。その他の構成については、第1の実施形態の温度計測装置5と同様であるため、以下では、このバイパス管52xの構成について説明する。
図7に示すように、本実施形態の温度計測装置5では、バイパス管52xの排ガス導出路52eを、第1の実施形態と異なり、排ガス供給口52aから下流側に斜めに延びた状態で設置する。これにより、排ガス導出路52eの設置方向を、タービン本体10から排出される排ガスとなる燃焼ガスの流れの方向に近い方向にすることができる。よって、タービン本体10からの排ガスに対して、排ガス供給口52aから排ガス導出路52eへの流れが抵抗となることを防ぎ、バイパス管52にタービン本体10からの排ガスを十分に供給することができる。
又、排ガス導出路52eとバイパス路52cとの接続部分の曲がり角度が180度に近い鈍角となるため、排ガス導出路52eとバイパス路52cとの接続部分における抵抗を小さくして、バイパス管52に排ガスが供給されやすい形状とすることができる。同様に、バイパス路52cから排ガス排出口52dにおいても、その曲がり角度を鈍角とすることによって、バイパス路52cから排ガス排出口52dへの接続部分においても、その抵抗を下げる。
このように、本実施形態では、第1の実施形態と比べて、バイパス管52xを、流体抵抗を抑制した形状とすることにより、バイパス管52x内にタービン本体10から排出される排ガスが十分に供給されることとなる。これにより、温度計測装置5におけるバイパス管52xにおける温度計測値を、タービン本体10からのBPT温度に応じた正確な値とすることができる。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、図8は、図1のガスタービンに設置される温度計測装置の構成を示すディフューザ周辺の概略断面図である。又、本実施形態において、第2の実施形態と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態における温度計測装置5は、第2の実施形態の温度計測装置5におけるバイパス管52xの構成が異なるものであり、図8に示す構成のバイパス管52yとする。その他の構成については、第2の実施形態の温度計測装置5と同様であるため、以下では、このバイパス管52yの構成について説明する。
図8に示すように、本実施形態の温度計測装置5では、バイパス管52yのバイパス路52fの形状を、第1及び第2の実施形態と異なり、排ガス導出路52eから排ガス排出口52dに向かってその断面積が広がるような形状とする。即ち、バイパス路52fの形状を、下流側に向かって断面積の広がる円錐台形状とする。これにより、第1及び第2の実施形態と比べて、バイパス路52fにおける抵抗が小さくなるため、第2の実施形態のバイパス管52xよりも更に排ガスが流れ込みやすくなる。
尚、本実施形態では、バイパス路52f以外の構成を、第2の実施形態と同様の構成としたが、バイパス管52yへの流れ込みに対する流体抵抗を小さくして、バイパス管52yへ流れ込む排ガス流量を測定十分な流量とすることができるのであれば、第1の実施形態と同様の構成としても構わない。
<第4の実施形態>
本発明の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、図9及び図10は、図1のガスタービンに設置される温度計測装置の構成を示す概略図である。尚、本実施形態において、第1〜第3の実施形態と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態における温度計測装置5は、第1の実施形態の温度計測装置5におけるバイパス管52の構成が異なるものであり、図9及び図10に示す構成のバイパス管52zとする。その他の構成については、第1の実施形態の温度計測装置5と同様であるため、以下では、このバイパス管52zの構成について説明する。
本実施形態では、タービン本体10から排出される燃焼ガスの流れが、タービン本体10に設置された動翼11及び静翼41の向きによって、ディフューザ2の周方向成分を備えた旋回流となる。よって、バイパス管52zを、このタービン本体10からの排出される燃焼ガスである排ガスの旋回流に対して、その流量抵抗の小さい構成とする。即ち、バイパス管52zの一部として構成される排ガス導出路52g及びバイパス路52hを、タービンの周方向成分を備えるように設置する。
よって、図9に示すように、排ガスの旋回流が、図中の矢印Aのように、ロータ1を中心として時計回りの方向となる周方向成分を備えるとき、排ガス導出路52gが、矢印Aに平行となるように設置される。即ち、排ガス導出路52gが、排ガス供給口52aからバイパス路52hに向かって、タービンの周方向に対して時計回りの方向に曲がった構成とされる。
又、図10に示すように、最終段の動翼11が、下流側に向かって右に曲がった形状とすることで、矢印Aで示す排ガスの旋回流に時計回りの方向となる周方向成分が与えられるため、排ガス供給口52aが、その開口面が排ガスの旋回流に対して略垂直となるようにして設置される。そして、バイパス路52hが排ガス供給口52aよりも右側に設置されるように、図9のような排ガス導出路52gが形成される。更に、この排ガス導出路52gに接続するバイパス路52hが、排ガス排出口52dが排ガス導出路52gとの接続部分に対して右側に位置するように設置される。
このように、本実施形態において、排ガス導出路52g及びバイパス路52hを、タービン本体10から排出される燃焼ガスの旋回流に対して略平行となるように設置される。これにより、上述の各実施形態と比べて、排ガス導出路52g及びバイパス路52hにおける流体抵抗が小さくなるため、バイパス管52内に更に排ガスが流れ込みやすくなる。尚、本実施形態では、バイパス管52z以外の構成を、第1の実施形態のバイパス管52に基づく構成としたが、第2及び第3の実施形態のバイパス管52x、52yに基づく構成としても構わない。
は、本発明の各実施形態におけるガスタービンの構成を示す概略図である。 は、第1の実施形態における温度計測装置の構成を示すディフューザ周辺の概略断面図である。 は、図2に示す温度計測装置における熱電対の構成を示す概略構成図である。 は、図2に示す温度計測装置におけるバイパス管の配置関係を示すガスタービン断面図である。 は、図2に示す温度計測装置におけるウェルの構成を示す概略断面図である。 は、図2に示す温度計測装置における貫通孔部分の構成を示す概略断面図である。 は、第2の実施形態における温度計測装置の構成を示すディフューザ周辺の概略断面図である。 は、第3の実施形態における温度計測装置の構成を示すディフューザ周辺の概略断面図である。 は、第4の実施形態における温度計測装置と最終段の動翼との配置関係を示すガスタービン断面図である。 は、図9のバイパス管のバイパス路の配置関係を示す図である。 は、従来のガスタービンに設置される温度計測装置の構成を示すディフューザ周辺の概略断面図である。
符号の説明
1 ロータ
2 ディフューザ
3 外車室
4 内車室
5 温度計測装置
6 燃焼器
7 燃焼監視装置
8 制御装置
9 燃料供給装置
10 タービン本体
11 動翼
12 軸受
13 軸受ハウジング
21 内側円筒
22 外側円筒
23 ストラット
24 ストラットカバー
25 固定用リング
41 静翼
51 熱電対
52 バイパス管
53 貫通孔
54 ウェル
55 ターミナルヘッド
56 リード線

Claims (7)

  1. 燃焼器の燃焼ガスにより回転するタービン本体を備えたガスタービンにおいて、前記タービン本体を流れた燃焼ガスを排気するディフューザ内前記タービン本体から排出される燃焼ガス温度を計測する温度計測装置であって、
    前記タービン本体を流れた燃焼ガスを前記ディフューザ外部に排出した後、再び、前記ディフューザ内に回収させるバイパス管と、
    前記タービン本体及び前記ディフューザを覆う車室外部より前記バイパス管内部に挿入される熱電対と、
    を備え、
    前記熱電対が、前記ディフューザが前記車室に固定された固定点近傍に設置されることを特徴とする温度計測装置。
  2. 前記バイパス管が、
    前記タービン本体を流れた燃焼ガスが供給される排ガス供給口と、
    前記ディフューザの内部から外部に貫通することで、該排ガス供給口に供給された燃焼ガスを前記ディフューザの外部に導出する排ガス導出路と、
    該排ガス導出路に接続されて、前記排ガス導出路から流れる燃焼ガスを前記ディフューザの下流側に導くバイパス路と、
    該バイパス路を流れた燃焼ガスを前記ディフューザ内に排出して前記ディフューザ内に回収する排ガス排出口と、
    前記バイパス路に内部に突出するように設置されるとともに、前記熱電対の先端が挿入されて前記熱電対の先端を固定するウェルと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の温度計測装置。
  3. 前記排ガス導出路が前記燃焼ガスの流れの下流に向かって延びた形状とされ、前記排ガス導出路と前記バイパス路との接続部分の曲がり角度を鈍角とすることを特徴とする請求項2に記載の温度計測装置。
  4. 前記燃焼ガスが旋回流となるとき、前記排ガス導出路及び前記バイパス路が、前記ガスタービンの周方向に対して前記旋回流と略平行となるように設置されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の温度計測装置。
  5. 前記バイパス路において、その断面が前記燃焼ガスの下流側に向かって広くなる形状であることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の温度計測装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の温度計測装置で計測されて得られた前記タービン本体を通過した燃焼ガスの温度計測値に基づいて、前記燃焼器の燃焼状態を検出することを特徴とする燃焼監視装置。
  7. 請求項6に記載の燃焼監視装置と、
    該燃焼監視装置で確認された前記燃焼器の燃焼状態に基づいて、前記燃焼器へ供給する燃料流量の制御、及び、ガスタービン本体の緊急停止制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とするガスタービン。
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