JP2018150860A - 軸流タービン - Google Patents

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Abstract

【課題】軸流タービンにおける作動流体の漏れ流量増加に伴う主流路の流量低下を抑制してタービン効率を改善する。【解決手段】軸流タービンは、ロータと、ロータの外周面に固定された少なくとも一つの動翼と、ロータを収容するケーシングと、ケーシングの内周面に固定されたノズル構造体であって、ケーシングの内周面に支持される外輪部と、外輪部の内側に設けられる内輪部と、外輪部と内輪部との間に設けられる少なくとも一つのノズルと、を含むノズル構造体と、ロータの外周面に形成され、且つ、内輪部が収容される環状の凹部に設けられる案内羽根であって、ロータの周方向において間隔をあけて設けられる複数の案内羽根と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、軸流タービンに関する。
従来、発電プラント等に用いられる蒸気タービンやガスタービン等の軸流タービンが知られている。この軸流タービンは、概してケーシングに支持されたノズル構造体と、ノズル構造体の下流側に設けられ、ケーシングに対して回転自在なタービンロータ(以下、単にロータとする)に支持された動翼構造体とを有し、ロータの軸方向の上流から下流へと流れる作動流体のエネルギーをロータの回転エネルギーに変換するようになっている。
ところで、軸流タービンにおいては、ロータの回転に伴いロータの表面近傍で該ロータの回転方向(周方向)に作動流体が連れ回され、動翼構造体とノズル構造体との隙間をなす所謂キャビティ内を上流側から下流側に迂回する作動流体の流れ(漏流れ)が生じる。このため、動翼周りの主流路を通過する作動流体の流量が低下してタービン効率の低下を招く。
タービン効率の向上に関して、例えば、特許文献1には、外輪と内輪との間に形成された環状開口部のうち周方向における一部の領域(送入部)に設けられたノズルと、環状開口部のうち周方向における他の領域(非送入部)に設けられた閉止部とを備えたノズル構造体を有する部分送入式の軸流タービンが開示されている。上記閉止部には該閉止部の上流側から下流側に貫通する貫通開口部が設けられている。そして、特許文献1の軸流タービンは、非送入部の動翼構造体とノズル構造体との間に侵入しようとする周方向への作動流体の流れを貫通開口部から軸方向へと導くことで、発電効率低下の抑制を図るようになっている。
特開2016−17446号公報
しかし、上記特許文献1に記載の軸流タービンは、主に部分送入式の軸流タービンにおいて、調速段における非送入部の下流側に位置する後段の動翼に作動流体を導くことで、作動流体の滞留を防止してタービン効率の改善を図らんとするが、作動流体の漏れ流量増加に伴う主流路の流量低下を抑制することはできず、さらに改善の必要があった。
本発明の少なくとも幾つかの実施形態は、軸流タービンにおける作動流体の漏れ流量増加に伴う主流路の流量低下を抑制してタービン効率を改善することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも幾つかの実施形態に係る軸流タービンは、
ロータと、
前記ロータの外周面に固定された少なくとも一つの動翼と、
前記ロータ及び前記動翼を収容するケーシングと、
ノズル構造体であって、
前記ケーシングの内周面に固定される外輪部と、
前記外輪部の内側に設けられる内輪部と、
前記外輪部と前記内輪部との間に設けられる少なくとも一つのノズルと、を含むノズル構造体と、
前記ロータの外周面に形成され、且つ、前記内輪部が収容される、環状の凹部に設けられる案内羽根であって、前記ロータの周方向において間隔をあけて設けられる複数の案内羽根と、を備える。
上記(1)の構成によれば、ロータの外周面に形成される環状の凹部に案内羽根が設けられる。このため、内輪部とロータとの間の作動流体をロータの半径方向外側に案内するように案内羽根を配置することで、凹部内の作動流体を案内羽根によってロータの半径方向外側に案内することができる。従って、ロータの回転に伴って動翼付近の主流路から凹部内に流入する作動流体の流れを打ち消して主流路側に案内することができるため、主流路を通過する作動流体の流量損失を低減してタービン効率の改善を図ることができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載の軸流タービンにおいて、
前記案内羽根を前記ロータの軸方向に沿って移動させる軸方向移動機構をさらに備える。
軸流タービンでは、運転状況や作動流体の体積流量に応じて作動流体の漏れ流量が変化する。この点、上記(2)の構成によれば、軸方向移動機構により、案内羽根をロータの軸方向に沿って移動させることができる。すなわち、ロータの軸方向における案内羽根の配置を軸方向移動機構によって調整することができるので、軸流タービンの運転状況や作動流体の流量に応じて作動流体の漏れ流量を調整し、タービン効率の改善を図ることができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)に記載の軸流タービンにおいて、
前記ロータの周方向に対する前記案内羽根の角度を調整する角度調整機構をさらに備える。
上記(3)の構成によれば、角度調整機構により、ロータの周方向に対する案内羽根の角度を調整することができるので、軸流タービンの運転状況や作動流体の流量に応じて作動流体の漏れ流量を調整してタービン効率の改善を図ることができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(2)又は(3)に記載の軸流タービンにおいて、
前記凹部内における前記作動流体の流れ方向を検知する検知センサと、
前記検知センサからの検出結果に応じて前記案内羽根の軸方向位置又はまたは角度を制御するコントローラと、
をさらに備える。
上記(4)の構成によれば、検知センサからコントローラに送信される検出結果に基づき、コントローラが案内羽根の軸方向位置又はまたは角度を制御することにより、凹部内を流れる作動流体の流れ方向を、運転状況に応じて自動的且つタイムリーに制御することができる。これにより、作動流体の漏れ流量を低減することで主流路を通過する作動流体の流量損失を効果的に低減し、タービン効率を改善することができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)に記載の軸流タービンにおいて、
前記ノズル構造体は、
前記少なくとも一つのノズル、及び、前記ノズルに対して周方向に隣接する開口部であって、作動流体が通過する開口部、が形成されている送入部と、
前記送入部に対して周方向に隣接するとともに、前記作動流体の通過を阻止する閉止部が前記外輪部と前記内輪部との間に形成されている非送入部と、を含み、
前記案内羽根は、前記送入部に設けられた第1案内羽根と前記非送入部に設けられた第2案内羽根とを少なくとも含み、
前記コントローラは、前記第1案内羽根と前記第2案内羽根とをそれぞれ独立に制御するように構成されている。
上記(5)の構成によれば、送入部に設けられた第1案内羽根と非送入部に設けられた第2案内羽根とをコントローラによって独立に制御することができる。このため、送入部と非送入部とで、内輪部とロータとの間における作動流体の流量や流れの方向が異なる場合であっても、第1案内羽根と第2案内羽根とをそれぞれ独立に制御して出力最適化を図ることにより、タービン効率の改善を図ることができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(4)又は(5)に記載の軸流タービンにおいて、
前記検知センサは、
前記内輪部から突出する突出部と、
前記突出部に設けられ、前記突出部の歪みを検出可能な歪ゲージと、を含む。
上記(6)の構成によれば、内輪部から突出する突出部の歪みを歪ゲージで検出することにより、凹部内における作動流体の流れ方向を検出することができる。よって、簡易な構成で検知センサを構成しつつ、上記(4)又は(5)で述べた効果を享受することができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(4)又は(5)に記載の軸流タービンにおいて、
前記検知センサは、
ヒータと、
前記ヒータの一方側に配置される第1温度センサと、
前記ヒータの他方側に配置される第2温度センサと、を含む。
上記(7)の構成によれば、凹部内における作動流体の流れ方向に応じて、ヒータの一方側に配置された第1温度センサ又はヒータの他方側に配置された第2温度センサのうち、ヒータの下流側に位置する一方の温度センサでは他方の温度センサよりも高い温度が検出される。したがって、第1温度センサの検出温度と第2温度センサの検出温度とを比較することで、凹部内における作動流体の流れ方向を検出することができる。こうして、簡易な構成で検知センサを構成しつつ、上記(4)又は(5)で述べた効果を享受することができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(7)の何れか一つに記載の軸流タービンにおいて、
前記案内羽根は、前記内輪部に支持されている。
上記(8)の構成によれば、静止部であるノズル構造体の内輪部によって案内羽根を支持する簡易な構成で、上記(1)で述べた効果を享受することができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(8)の何れか一つに記載の軸流タービンにおいて、
前記案内羽根は、前記凹部内における前記内輪部の上流側に設けられる。
凹部内でノズル構造体の内輪部とロータとの間を通過する作動流体は、ノズル構造体の上流側と下流側とで圧力差がある。この点、上記(9)の構成によれば、高圧側である内輪部の上流側に案内羽根を設けることにより、作動流体をロータの半径方向の外側に効果的に案内することができる。
本発明の幾つかの実施形態によれば、軸流タービンにおける作動流体の漏れ流量増加に伴う主流路の流量低下を抑制してタービン効率を改善することができる。
一実施形態に係る軸流タービンの全体構成を示す概略図である。 一実施形態に係る軸流タービンの軸方向視を示す概略図である。 図2におけるA−A矢視を示す断面図である。 一実施形態における軸方向移動機構の構成を示す模式図である。 他の実施形態における角度調整機構を示す模式図である。 一実施形態における検知センサを示す概略図である。 他の実施形態における検知センサの原理を説明するための説明図である。 他の実施形態における検知センサの原理を説明するための説明図である。 他の実施形態における検知センサの構成例を示す模式図である。 一実施形態に係る軸流タービンの制御系の構成を示すブロック図である。 一実施形態における検知センサの一例を示す模式図である。
以下、添付図面に従って本発明の例示的な実施形態について説明する。ただし、以下に示す幾つかの実施形態に記載された構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の幾つかの実施形態に係る軸流タービン1の構成を示す概略図である。図2は、一実施形態に係る軸流タービンの軸方向視を示す概略図である。図3は、図2におけるA−A矢視を示す断面図である。
幾つかの実施形態に係る軸流タービン1は、例えば、発電プラントや船舶等の動力系に用いられる蒸気タービンやガスタービンとして適用され得る。
図1〜3に示すように、本発明の少なくとも幾つかの実施形態に係る軸流タービン1は、ロータ3と、ロータ3の外周面に固定された少なくとも一つの動翼30と、ロータ3及び動翼30を収容するケーシング2と、ノズル構造体4であって、ケーシング2の内周面に固定される外輪部41と、外輪部41の内側に設けられる内輪部42と、外輪部41と内輪部42との間に設けられる少なくとも一つのノズル43と、を含むノズル構造体4と、ロータ3の外周面に形成され、且つ、内輪部42が収容される、環状の凹部32に設けられる案内羽根50であって、ロータ3の周方向において間隔をあけて設けられる複数の案内羽根50と、を備えている。
幾つかの実施形態において、ロータ3は、図示しない発電機または船舶等の動力伝達系に連結されていてもよい。ロータ3は、当該ロータ3の回転力を発電機で電気エネルギーに変換したり船舶等の推進力として利用したりするべく、駆動力を伝達する。幾つかの実施形態において、ロータ3には、複数の動翼30が固定されていてもよい。これらの動翼30は、ロータ3の外周面において、該ロータ3の周方向に沿って間隔をあけて放射状に配置されていてもよい。
幾つかの実施形態において、ケーシング2には、ガス又は蒸気の供給管(不図示)が連結されており、燃焼器(不図示)において生成された燃焼ガス、又は、ボイラ(不図示)で生成された蒸気が、作動流体として、軸流タービン1に供給されるようになっている。軸流タービン1に供給された作動流体は、複数のタービン段落(後述)のうちの最も上流側のタービン段落に案内されるようになっている。
ケーシング2には、複数のノズル構造体4が支持されている。これらのノズル構造体4と動翼30とは、ロータ3の軸方向に交互に配置される。そして、一のノズル構造体4と、当該一のノズル構造体4の下流側に隣り合って配置された一の動翼30とにより、一のタービン段落が構成される。軸流タービン1は、このようなタービン段落が、ロータ3の軸方向に複数設けられている。このようにして、ガス又は蒸気の供給管を介して供給された作動流体が複数のタービン段落を通過して、動翼30に対して仕事を行い、ロータ3が回転駆動される。そして、最終段落の動翼30を通過した作動流体は、排気流路を通って軸流タービン1の外部へと排出されるようになっている。
幾つかの実施形態において、ノズル構造体4は、少なくとも一つのノズル43、及び、該ノズル43に対して周方向に隣接する開口部44であって、作動流体が通過する開口部44、が形成されている送入部45を含んでいてもよい。
幾つかの実施形態では、ノズル構造体4における周方向の全周にわたって送入部45が設けられていてもよい。
幾つかの実施形態において、ノズル構造体4は、上記の送入部45に対して周方向に隣接するとともに、作動流体の通過を阻止する閉止部46が外輪部41と内輪部42との間に形成されている非送入部47を含んでもよい(例えば、図9参照)。すなわち、幾つかの実施形態に係る軸流タービン1は、部分送入式の軸流タービンであってもよい。
ここで、軸流タービン1における作動流体の流れについて説明する。
図2に示すように、図示しない燃焼器で生成された燃焼ガスや、図示しないボイラで生成された蒸気等の作動流体が軸流タービン1に供給されると、この作動流体は、隣接する動翼30同士の隙間と、ノズル構造体4の開口部44とにより、ロータ3の軸方向に沿って形成される主流路Mを通って上流側から下流側へと案内される。そして、この作動流体の運動エネルギーを動翼30経由で受けたロータ3が回転方向S(図3参照)に向けて回転する。ロータ3の回転に伴い、該ロータ3の表面近傍では、作動流体の粘性により、ロータ3の回転方向Sに向けて作動流体が連れ回され、回転方向Sに向かう作動流体の流れが形成される。ロータ3の外周に形成される環状の凹部32と、該凹部32に収容されるノズル構造体4の内輪部42との隙間をなす所謂キャビティ内においても同様に、回転方向Sに向けて作動流体が連れ回される。また、ノズル構造体4を挟んで上流側の作動流体は下流側の作動流体よりも高圧である。このため、凹部32内における上流側の隙間においては、作動流体がロータ3の半径方向(径方向)の外側から内側に向かい、さらに、内輪部42の内周に設けられたラビリンスシール48の隙間を通って下流側へと案内される。そして、凹部32内における下流側の隙間を通って作動流体が主流路Mへと戻される。
このような、凹部32内を迂回する作動流体の流れ(漏流れ)により、主流路Mを通過する作動流体の流量が低下することは、タービン効率の低下を招く虞がある。
そこで、本発明者らの鋭意検討の結果、幾つかの実施形態では、凹部32内に、複数の案内羽根50が設けられている。この構成によれば、ロータ3の外周面に形成される環状の凹部32に案内羽根50が設けられる。このため、内輪部42とロータ3との間の作動流体をロータ3の半径方向外側に案内するように案内羽根50を配置することで、凹部32内の作動流体を案内羽根50によってロータ3の半径方向外側に案内することができる。これにより、ロータ3の回転に伴って動翼30付近の主流路M(図2参照)から凹部32内に流入する作動流体の流れを打ち消して主流路M側に案内することができるため、主流路Mを通過する作動流体の流量損失を低減してタービン効率の改善を図ることができる。
幾つかの実施形態において、案内羽根50は、内輪部42に支持されていてもよい。このようにすれば、静止部であるノズル構造体4の内輪部42によって案内羽根50を支持する簡易な構成で、主流路Mを通過する作動流体の流量損失を低減してタービン効率の改善を図るという上記の効果を享受することができる。
幾つかの実施形態において、案内羽根50は、凹部32内における内輪部42の上流側に設けられてもよい。すなわち、凹部32内でノズル構造体4の内輪部42とロータ3との間を通過する作動流体は、ノズル構造体4の上流側と下流側とで圧力差がある。この点、作動流体の高圧側である内輪部42の上流側に案内羽根50を設けることにより、作動流体をロータ3の半径方向の外側に効果的に案内することができる。なお、案内羽根50は、凹部32内における内輪部42の下流側に設けられていてもよいし、内輪部42の上流側及び下流側の両方に設けられていてもよい。
幾つかの実施形態において、軸流タービン1は、案内羽根50をロータ3の軸方向に沿って移動させる軸方向移動機構60をさらに備えていてもよい。すなわち、幾つかの実施形態では、例えば、図4に示すように、内輪部42からロータ3の軸方向に沿って案内羽根50を移動させる、軸方向移動機構60としてのリンク機構を設けてもよい。リンク機構は、周知の機構で構成してもよい。例えば、複数のリンク及びガイドを用いてロータ3の径方向への進退移動を軸方向への進退移動に変換するように構成してもよく、その際、軸方向に移動可能なリンクの一端を案内羽根50に連結し、径方向に移動可能なリンクの一端に、例えば、モータやソレノイド等のアクチュエータを接続してもよい。アクチュエータは、例えば、コントローラ(後述)と電気的に接続されるように構成してもよい。また、軸方向移動機構60は、案内羽根50の軸方向への移動量を調整できるように構成してもよい。
ここで、軸流タービン1では、運転状況や作動流体の体積流量に応じて作動流体の漏れ流量が変化する。この点、上記の軸方向移動機構60を備えることにより、ロータ3の軸方向に沿って案内羽根50を移動させることができる。すなわち、ロータ3の軸方向における案内羽根50の配置を軸方向移動機構60によって調整することができるので、軸流タービン1の運転状況や作動流体の流量に応じて作動流体の漏れ流量を調整し、タービン効率の改善を図ることができる。
他の実施形態において、軸流タービン1は、例えば、図5に示すように、ロータ3の周方向に対する案内羽根50の角度を調整する角度調整機構70をさらに備えていてもよい。角度調整機構70は、周知の機構で構成してもよい。すなわち、幾つかの実施形態では、例えば、複数の歯車及び連結軸を用いることにより、ロータ3の径方向を中心とする回転をロータ3の軸方向を中心とする回転に変換するように構成してもよい。その際、軸方向を中心に回転可能な連結軸の一端を案内羽根50に連結し、径方向を中心に回転可能なリンクの一端に、例えば、モータやソレノイド等のアクチュエータを接続してもよい。アクチュエータは、例えば、コントローラ90(後述)と電気的に接続されるように構成してもよい。
上記のように角度調整機構70を備えることにより、ロータ3の周方向に対する案内羽根50の角度を調整することができるので、軸流タービン1の運転状況や作動流体の流量に応じて作動流体の漏れ流量を調整してタービン効率の改善を図ることが可能となる。
幾つかの実施形態において、軸流タービン1は、凹部32内における作動流体の流れ方向を検知する検知センサ80と、該検知センサ80からの検出結果に応じて案内羽根50の軸方向位置又はまたは角度を制御するコントローラ90と、をさらに備えていてもよい。
まず、検知センサ80の構成について説明する。
幾つかの実施形態において、検知センサ80は、例えば、図6に示すように、内輪部42から突出する突出部81と、該突出部81に設けられ、当該突出部81の歪みを検出可能な歪ゲージ82と、を含んでもよい。
突出部81は、例えば、弾性変形可能な棒状又は板状の突出片により形成されてもよい。
幾つかの実施形態では、凹部32内における作動流体の流れ方向の上流側及び下流側にそれぞれ歪ゲージ82を設けてもよい。歪ゲージ82は、突出部81の基端側に配置してもよい。このようすれば、突出部81の先端側に歪ゲージ82を配置するよりも突出部81の歪を容易に検出することができる。
なお、他の実施形態では、凹部32内における作動流体の流れ方向のうち、上流側又は下流側の少なくとも一方に歪ゲージ82が設けられていてもよい。この場合も、該歪ゲージ82の設置個所における突出部81の歪み(引張応力又は圧縮応力)を検出することで、凹部32内における作動流体の流れ方向を検知することができる。
また、歪ゲージ82で検出される歪の大きさは作動流体の流れの強さに比例するから、該歪の大きさにより作動流体の流れの強さを検知することができる。
歪ゲージ82で検出された検出信号は、例えば、信号線83を介してコントローラ90に入力されるように構成されてもよい。
上記のように、内輪部42から突出する突出部81の歪みを歪ゲージ82で検出することにより、簡易な構成で凹部32内における作動流体の流れ方向を検出することができる。
他の実施形態において、検知センサ80は、例えば、図7A〜図7Cに示すように、ヒータ85と、ヒータ85の一方側に配置される第1温度センサ86と、ヒータ85の他方側に配置される第2温度センサ87と、を含む熱式センサであってもよい。すなわち、検知センサ80は、ヒータ85と温度センサ(第1温度センサ86、第2温度センサ87)とを含む所謂MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)方式の熱式センサであってもよい。
MEMS方式の検知センサ80は、例えば、皮膜(メンブレン)上に白金皮膜によるヒータ85を配置し、該ヒータ85に対して作動流体の流れ方向における上流側にあたる一方側に第1温度センサ86(上流側センサ)を配置し、ヒータ85に対して作動流体の流れ方向における下流側にあたる他方側に第2温度センサ87を配置することで構成してもよい。
上流側の第1温度センサ86の抵抗値と、下流側の第2温度センサ87の抵抗値との差、すなわち、第1温度センサ86で検出される温度と第2温度センサ87で検出される温度との差(温度差)は流れる作動流体(例えば、気泡V)の流速に比例する。このため、第1温度センサ86と第2温度センサ87の抵抗値を測定して演算処理することにより、作動流体の流れ方向と流速とを検知することができる。
幾つかの実施形態において、第1温度センサ86及び第2温度センサ87は、互いがヒータ85を中心に対称な位置に配置されていてもよい(図7A,図7B及び図7C参照)。ただし、ヒータ85を挟んで第1温度センサ86と第2温度センサ87とを対称に配置しない場合でも、何れか一方の温度センサにおける検出温度が高い場合、すなわちそれぞれの温度センサによる検出温度の大小を検知して比較することにより、少なくとも作動流体の流れ方向を検知することができる。なお、この熱式センサを用いる場合、作動流体の測温用として皮膜89上に周囲温度センサ88を設けてもよい。
第1温度センサ86、第2温度センサ87、及び/又は、周囲温度センサ88で検出された検出信号は、コントローラ90に入力されるように構成されてもよい。
このように熱式センサを用いることで、凹部32内における作動流体の流れ方向に応じて、ヒータ85の一方側に配置された第1温度センサ86又はヒータ85の他方側に配置された第2温度センサ87のうち、ヒータ85の下流側に位置する温度センサにおいて高い温度が検出される。したがって、第1温度センサ86の検出温度と第2温度センサ87の検出温度とを比較することで、凹部32内における作動流体の流れ方向を検出することができる。また、このようなMEMS方式の検知センサ80とすれば、例えば、検知センサ80をロータ3の軸方向又は周方向に移動させる必要がなく、そのための機構を設ける必要もないため好ましい。
なお、第1温度センサ86及び第2温度センサ87は、それぞれ2つ以上設けられていてもよい。
次に、コントローラ90の構成について説明する。
図6に示すように、幾つかの実施形態において、コントローラ90は、例えば、コンピュータであり、CPU91(プロセッサ)、該CPU91が実行する各種プログラムやテーブル等のデータを記憶するための記憶部としてのROM(Read Only Memory)92、各プログラムを実行する際の展開領域や演算領域等のワーク領域として機能するRAM(Random Access Memory)93の他、通信ネットワークに接続するための通信インターフェース(I/F)94、図示しない大容量記憶装置としての不揮発性の磁気ディスク記憶装置、及び外部記憶装置が装着されるアクセス部などを備えていてもよい。これらは全て、バス95を介して接続されており、バス95は信号線(図1参照)を介して上述した軸方向移動機構60のアクチュエータや、角度調整機構のアクチュエータと電気的に接続されてもよい。更に、コントローラ90は、例えば、キーボードやマウス等からなる入力部(図示省略)及びデータを表示する液晶表示装置等からなる表示部(図示省略)等と接続されていてもよい。
このように検知センサ80及びコントローラ90を備える構成によれば、検知センサ80からコントローラ90に送信される検出結果に基づき、コントローラ90が案内羽根50の軸方向位置又はまたは角度を制御することができる。これにより、凹部32内を流れる作動流体の流れ方向を、運転状況に応じて自動的且つタイムリーに制御することができる。従って、作動流体の漏れ流量を低減することで主流路Mを通過する作動流体の流量損失を低減し、タービン効率を改善することができる。
例えば、ROM92には、検知センサ80で検知された作動流体の流れ方向が主流路Mを迂回する方向の流れ(漏流れ)の場合に、凹部32内を回転方向Sに向けて流れる漏流れを径方向の外側に案内するように、軸方向移動機構60を介してCPU91が軸方向に対する案内羽根50の配置を制御するプログラム(例えば、第1プログラム)が格納されていてもよい。或いは、検知センサ80で検知された作動流体の流れ方向が漏流れの場合に、角度調整機構70を介してCPU91が周方向に対する案内羽根50の取り付け角度を制御するプログラム(例えば、第2プログラム)が格納されていてもよい。上記第1プログラム及び/又は第2プログラムは、漏流れの強さに応じて、それぞれ軸方向における案内羽根50の移動量や、周方向における案内羽根50の角度を調整するように構成されていてもよい。漏流れの強さは、例えば、検知センサ80として上述した歪ゲージ82により検出される歪の大きさや、或いは、上述した第1温度センサ86及び第2温度センサ87の温度差の大きさを検知することで検出する構成としてもよい。
幾つかの実施形態において、案内羽根50は、ロータ3の周方向において、各々のノズル43又は開口部44にそれぞれ対応するように、各ノズル43又は開口部44に対して径方向の内側に位置するように設けられていてもよい(例えば、図3又は図9参照)。
幾つかの実施形態において、案内羽根50は、送入部45に設けられた第1案内羽根51と非送入部47に設けられた第2案内羽根52とを少なくとも含んでもよい(例えば、図9参照)。その際、コントローラ90は、第1案内羽根51と第2案内羽根52とをそれぞれ独立に制御するように構成されていてもよい。
このように、幾つかの実施形態における案内羽根50を部分送入式の軸流タービン1に適用すれば、送入部45に設けられた第1案内羽根51と非送入部47に設けられた第2案内羽根52とをコントローラ90によって各々独立に制御することができる。このため、送入部45と非送入部47とで、内輪部42とロータ3との間における作動流体の流量や流れの方向が異なる場合であっても、第1案内羽根51と第2案内羽根52とをそれぞれ独立に制御して出力最適化を図り、タービン効率の改善を図ることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変更を加えた形態や、これらの形態を組み合わせた形態も含む。
1 軸流タービン
2 ケーシング
3 ロータ
30 動翼
32 凹部
4 ノズル構造体
41 外輪部
42 内輪部
43 ノズル
44 開口部
45 送入部
46 閉止部
47 非送入部
48 ラビリンスシール
50 案内羽根
51 第1案内羽根
52 第2案内羽根
60 リンク機構(軸方向移動機構)
70 角度調整機構
80 検知センサ
81 突出部
82 歪ゲージ
83 信号線
84 熱式センサ
85 ヒータ
86 上流側温度センサ(第1温度センサ)
87 下流側温度センサ(第2温度センサ)
88 周囲温度センサ
89 皮膜
90 コントローラ
91 CPU
92 ROM
93 RAM
94 通信インターフェース
95 バス
M 主流路
V 気泡

Claims (9)

  1. ロータと、
    前記ロータの外周面に固定された少なくとも一つの動翼と、
    前記ロータ及び前記動翼を収容するケーシングと、
    ノズル構造体であって、
    前記ケーシングの内周面に固定される外輪部と、
    前記外輪部の内側に設けられる内輪部と、
    前記外輪部と前記内輪部との間に設けられる少なくとも一つのノズルと、を含むノズル構造体と、
    前記ロータの外周面に形成され、且つ、前記内輪部が収容される、環状の凹部に設けられる案内羽根であって、前記ロータの周方向において間隔をあけて設けられる複数の案内羽根と、を備える
    ことを特徴とする軸流タービン。
  2. 前記案内羽根を前記ロータの軸方向に沿って移動させる軸方向移動機構をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の軸流タービン。
  3. 前記ロータの周方向に対する前記案内羽根の角度を調整する角度調整機構をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の軸流タービン。
  4. 前記凹部内における前記作動流体の流れ方向を検知する検知センサと、
    前記検知センサからの検出結果に応じて、前記案内羽根の軸方向位置または角度を制御するコントローラと、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の軸流タービン。
  5. 前記ノズル構造体は、
    前記少なくとも一つのノズル、及び、前記ノズルに対して周方向に隣接する開口部であって、作動流体が通過する開口部、が形成されている送入部と、
    前記送入部に対して周方向に隣接するとともに、前記作動流体の通過を阻止する閉止部が前記外輪部と前記内輪部との間に形成されている非送入部と、を含み、
    前記案内羽根は、前記送入部に設けられた第1案内羽根と前記非送入部に設けられた第2案内羽根とを少なくとも含み、
    前記コントローラは、前記第1案内羽根と前記第2案内羽根とをそれぞれ独立に制御するように構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の軸流タービン。
  6. 前記検知センサは、
    前記内輪部から突出する突出部と、
    前記突出部に設けられ、前記突出部の歪みを検出可能な歪ゲージと、を含む
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の軸流タービン。
  7. 前記検知センサは、
    ヒータと、
    前記ヒータの一方側に配置される第1温度センサと、
    前記ヒータの他方側に配置される第2温度センサと、を含む
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の軸流タービン。
  8. 前記案内羽根は、前記内輪部に支持されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の軸流タービン。
  9. 前記案内羽根は、前記凹部内における前記内輪部の上流側に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の軸流タービン。
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