JP4671047B2 - ガラス穿孔用ドリル - Google Patents

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Description

本発明はドリルに関し、特にガラス板に直径2mm程度の小径孔を穿孔するためのガラス穿孔用ドリルに関する。
プラズマディスプレイパネルは透明電極を形成した前面ガラス基板と、電極、リブ、蛍光体などを形成した背面ガラス基板を備える。両ガラス基板に挟まれた空間に電圧を印加してプラズマ放電を励起させ、発生した紫外線で背面ガラス基板に形成した蛍光体を発光させて画像を表示する。プラズマ放電を励起させるために前面ガラス基板と背面ガラス基板との空間にXeやArなどのガスを封入しなければならない。そのため背面ガラス基板に真空排気とガス導入用に直径2mm程度の排気孔を穿孔する。
ガラス基板は電極形成工程などで焼成、乾燥のような加熱が行なわれる。ガラス基板の排気孔周辺に微小クラックがあると、加熱の際に熱応力が微小クラックに集中してガラス基板が破損することがある。このため排気孔の穿孔の際、周辺に微小クラックが発生しないようにしなければならない。
従来のガラス穿孔用ドリルとしては、例えば窓ガラスや自動車用ガラスに直径数十mmの孔を穿孔するためのフラットドリル(特許文献1)がある。しかしプラズマディスプレイパネルのガラス基板の排気孔は直径2mm程度しかないため、この種のフラットドリルは適していない。
ガラス基板に直径2mm程度の孔を穿孔するのに、らせん溝のドリルの先端部にダイヤモンドを固着させたドリル(特許文献2、3)や、本体が角柱で先端が角錐のドリル(特許文献4)が用いられてきた。また本体部が円柱、先端部が円錐台で、先端部円錐台の下底は本体部円柱と直径が等しく同軸であるドリル(特許文献5)も用いられてきた。
特開平6−126640号公報 特開平6−344213号公報 特開2006−116660号公報 特開2001−179517号公報 特開2001−172035号公報
ところが従来のガラス穿孔用ドリル(以下ドリルという)でプラズマディスプレイパネルのガラス基板に排気孔を穿孔すると、ガラス基板の加熱工程で排気孔周囲を起点とする破損が発生することがある。原因はドリルで排気孔を穿孔するとき、排気孔周囲に肉眼では見えないくらいの微小クラックが生じ、それが加熱工程で大きなクラックに成長するためである。このため加熱工程でのガラス基板の破損を防ぐことのできる、すなわちガラス板に微小クラックの発生しない小径ドリルが望まれていた。
本願発明者が排気孔周囲に微小クラックが発生する過程を詳細に研究した結果、以下の発生メカニズムが判明した。ドリルによるガラス基板の穿孔経過を詳しく観察すると、最初に回転しているドリルの先端がガラス基板に接触し、ガラス基板表面を削り取り、僅かな凹みを形成する。次にドリルがガラス基板に進入しながら凹みの深さと直径を徐々に拡大し、遂にドリルの最大外径まで拡大する。これが最終的に孔内径となる。その後ドリルの進入を続けて貫通孔を形成するか、または貫通前でいったん終了しガラス基板の反対側から同様に穿孔して貫通孔を形成する。
ドリル表面に固着した砥粒(砥粒にはダイヤモンド砥粒以外にCBN砥粒、アルミナ砥粒などもあるが、ガラス穿孔用ドリルには通常ダイヤモンド砥粒が使用されるので、以下の説明はダイヤモンド砥粒とする)は平均粒径が50μm程度であるため、ドリルの表面は多数のダイヤモンド砥粒がランダムな位置に高さ50μm程度突出した状態となっている。さらにドリルの回転には芯振れが10μm程度ある。ドリルがガラス基板に進入していく過程でダイヤモンド砥粒の突出とドリルの芯振れが重なると、ダイヤモンド砥粒が異常に強くガラス基板に衝突する。このときガラス基板に局所的に過大な負荷がかかり、微小クラックが発生する。最終孔径よりはるかに小径のうちに発生した微小クラックは、孔径拡大中にほとんど削り取られるためガラス基板破損につながる確率が低い。しかし最終孔径に近い箇所に発生した微小クラックは穿孔後も残存するため、後の加熱工程でガラス基板破損につながる確率が高い。
さらに詳しく調べると、ドリル表面のダイヤモンド砥粒が異常に強くガラス基板に衝突する箇所は、ドリル表面が滑らかでなく角(かど)張った箇所であった。表面が角張った箇所とは表面の接線の傾きが不連続となる箇所である。例えば本体部が円柱で先端部が円錐台のドリルでは円柱と円錐台の境界で接線の傾きが不連続であり、ここが角張っている箇所である。
ドリル表面が角張った箇所でダイヤモンド砥粒が異常に強くガラス基板に衝突する理由は次のように推定される。ダイヤモンド砥粒がランダムな位置に突出していることは表面が滑らかな箇所でも角張った箇所でも同じである。しかしガラス基板を削るという観点からすると、滑らかな箇所では多数のダイヤモンド砥粒先端の包絡面がガラス基板に衝突する。それに対し角張っている箇所では包絡面が形成されないので孤立したダイヤモンド砥粒がガラス基板に衝突する。多数のダイヤモンド砥粒先端の包絡面はダイヤモンド砥粒の位置、大きさのばらつきが平均化されるため、ドリルが回転してもそれほど変化しない。そのため芯振れがあってもダイヤモンド砥粒が異常に強くガラス基板に衝突する確率は低い。一方角張っている箇所の孤立したダイヤモンド砥粒は特定の方向に孤立して突出している。そのためドリルが回転したとき突出と芯振れが重なるとダイヤモンド砥粒が異常に強くガラス基板に衝突する確率が高い。
以上のメカニズムから考えて、排気孔周囲に微小クラックが発生するのを防止するためには、ダイヤモンド砥粒がガラス基板に異常に強く衝突することを防止すればよい。それにはドリルの表面を角張った箇所が無い滑らかな形状にすればよいことが分かった。
ダイヤモンド砥粒の平均粒径が50μm程度であるのに対し、ドリルの芯振れが10μm程度であるので、ダイヤモンド砥粒がガラス基板に衝突することに関してはダイヤモンド砥粒の平均粒径による影響が大きい。またガラス基板に過大な負荷がかかることを避けなければならないのはドリルの最大外径に近い箇所である。前記の二条件を考慮して、角張った箇所があってはならない範囲を次に説明する。ドリルをその形状から見ると円柱形の本体部と、前記本体部の一端に結合した接続部と、前記接続部に結合した先端部とから構成されており、前記接続部と前記先端部は前記本体部の軸芯を共通の中心軸とする回転対称形をなす。接続部の軸心に垂直な横断面の回転半径を接続部の回転半径ということにすると、ドリル本体部からドリル先端部にかけて、ドリル本体部の半径からダイヤモンド砥粒の平均粒径だけ接続部の回転半径が縮小する範囲には角張った箇所があってはならないといえる。数式で表わせば、ドリル本体部の半径をR1(一定値)、ダイヤモンド砥粒の平均粒径をdとすると、ドリル本体部からドリル先端部にかけて、角張った箇所を設けてはいけないのは接続部の回転半径R2が
(R1−d)≦R2≦R1
の範囲である。
接続部もドリルの一部であるから本体部と同軸の回転対称な形状である。接続部がガラス基板に押し込まれるのに従い孔径が順に広がるようにするためには、接続部の回転半径は本体部との境界から先端部との境界にかけて連続的に減少していなければならない。また本体部の直径が最終孔径であるから接続部の回転半径は本体部の回転半径以下でなければならない。
次に接続部の軸方向の適切な長さLを説明する。接続部の軸方向の長さLが極端に短いと、ガラス基板にドリルを押し込む際に、ドリルを僅かに押し込んだだけで急激に孔径が広がる。するとガラス基板に与える衝撃が過大になり微小クラックが発生しやすくなる。それを避けるため接続部の軸方向の長さLはダイヤモンド砥粒の平均粒径d以上必要である。
一方接続部の軸方向の長さLが長ければ長いほど、ガラス基板にドリルを押し込むときに孔径の拡大がゆるやかになるのでガラス基板に与える衝撃は小さくなる。したがって接続部の軸方向の長さLが長いほど微小クラックの防止には有利である。しかし接続部の軸方向の長さLが長いと穿孔時間も長くなるので生産性は低下する。穿孔時間を考慮すると接続部の軸方向の長さLが極端に長いものは実用性に欠ける。したがって接続部の軸方向の長さLはダイヤモンド砥粒の平均粒径dの10倍以下が適当である。まとめると接続部の軸方向の長さLはダイヤモンド砥粒の平均粒径d以上かつダイヤモンド砥粒の平均粒径dの10倍以下、つまり
d≦L≦10d
が適切である。
また接続部では表面に凹みがあるのも良くない。というのは表面に凹みがあると凹みの縁が角張った箇所と同様、ダイヤモンド砥粒の孤立箇所になるからである。したがって接続部の望ましい表面形状を数学的に表現すると、本体部の軸芯を基準として、接続部表面の接線の傾きが接続部から本体部にかけて連続的に(即ち滑らかで角張った箇所がない)減少する(即ち凹みがない)ということになる。更に本体部では接線の傾きはゼロであり、接続部と本体部の境界も滑らかにつながり角張っていてはならないので、接続部の接線の傾きは本体部との境界でちょうどゼロになる必要がある。
接続部の、本体部と反対側には先端部が結合している。先端部もドリルの一部であるから本体部と同軸の回転対称な形状である。先端部は接続部より先にガラス基板に接触し穿孔を開始するから、先端部の軸心に垂直な任意の横断面の回転半径(以降、先端部の回転半径という)は接続部の回転半径以下でなければならない。しかし微小クラック防止の面からは先端部の形状を特に限定する必要はないので、実施例で説明するように先端部には種々の形状がある。
上記の原理を具体化した請求項1に記載のガラス穿孔用ドリルは、円柱形の本体部と、前記本体部の一端に結合した接続部と、前記接続部に結合した先端部を備え、前記本体部、前記接続部および前記先端部の表面に固着する砥粒が存在し、前記接続部と前記先端部は前記本体部の軸芯を共通の中心軸とする回転対称形であり、前記接続部の軸芯に垂直な横断面の回転半径(以降、接続部の回転半径という)は前記本体部の半径以下であり、前記先端部の軸芯に垂直な横断面の回転半径(以降、先端部の回転半径という)は前記接続部の回転半径以下であり、前記接続部の回転半径は前記本体部との境界にて最大で前記本体部の半径と等しく、前記本体部との境界から前記先端部との境界にかけて連続的に減少し、前記接続部の回転半径は前記先端部との境界にて最小であり、その最小回転半径は前記本体部の半径から前記砥粒の平均粒径を減じた長さであり、前記接続部の軸方向の長さは前記砥粒の平均粒径以上かつ平均粒径の10倍以下であり、前記本体部の軸芯を基準として、前記接続部の表面の接線の傾きは前記先端部との境界から前記本体部との境界にかけて連続的に減少し、前記接続部と前記本体部との境界でゼロとなり、前記接続部との境界から前記先端部の先端の領域において、前記本体部の軸芯を基準として前記先端部の表面の接線の傾きが不連続的に変化する部位が存在することを特徴とする。
このように構成すれば本体部と先端部との間に挟まれた接続部の回転半径R2は、本体部との境界で最大となり、その最大値は本体部の半径R1と同じ値である。また接続部の回転半径R2は、先端部との境界で最小となり、その最小値は本体部半径R1よりダイヤモンド砥粒の平均粒径dだけ小さい値(R1−d)である。接続部の回転半径R2は本体部との境界(最大値=R1)から先端部との境界(最小値=R1−d)にかけて連続的に減少する。したがってドリルの接続部がガラス基板に押し込まれるにつれて孔径は順に広がる。接続部の軸方向の長さLはダイヤモンド砥粒の平均粒径d以上なので、ドリルの本体部がガラス基板に押し込まれるとき急激に孔径が拡大することはない。そのため微小クラックは発生しにくい。接続部の軸方向の長さLはダイヤモンド砥粒平均粒径dの10倍以下なので穿孔時間が実用性を欠くほど極端に長くなることはない。接続部の表面は滑らかであり角張った箇所や凹んだ箇所はない。また接続部と本体部の境界は角張った箇所がなく滑らかにつながる。そのため接続部から本体部が穿孔するとき微小クラックが発生する確率は低い。
請求項2に記載のガラス穿孔用ドリルは、請求項1に記載のガラス穿孔用ドリルにおいて、前記本体部および前記本体部から前記先端部にかけて2本以上の複数の溝を有し、前記本体部の軸心に垂直な円周に沿う前記複数の溝の幅の合計長さは、前記溝の無い場合の前記本体部の軸心に垂直な円周の長さの25%〜80%であることを特徴とする。
穿孔のためドリルをガラス基板に押し込んでいくと、摩擦熱でドリルとガラス基板の温度が上昇し、同時にガラス研削粉が発生する。これらは穿孔の障害となるので切削液(水、油、エマルジョンなど)を供給して摩擦熱とガラス研削粉を除去する。ドリル側面に溝があれば切削液が穿孔中の孔内部に容易に入るので摩擦熱とガラス研削粉の除去が効率良くできる。溝が大きいほど摩擦熱とガラス研削粉の除去は効率良くできる。しかしドリルの剛性は低下する。
ここで溝の割合の定義を説明する。本体部は円柱であるから軸芯に垂直な断面の外周は円周となる。溝の無い場合の円周の長さ2πR1を100%基準とする。溝があると円周の一部は溝の開口部により占められる。そこで溝の占める長さを円周に沿って測り、それが溝の無い場合の円周の長さ2πR1に占める割合をパーセントで表わしたものを溝の割合とする。溝が複数の場合は、複数の溝の円周に沿った長さの合計を溝の無い場合の円周の長さ2πR1に占める割合で表したものとする。
本願発明者の実験によれば(実験結果後述)溝の割合が80%を超えるとドリルの剛性が不足し、ドリルの異常振動、ドリルの折損などが発生しやすくなる。そのため溝の割合は80%が上限である。逆に溝の割合が25%より少ないと切削液が穿孔中の孔に十分供給できないので摩擦熱とガラス研削粉の除去が不十分となる。そのため溝の割合は25%が下限である。その範囲内でも特に溝の割合が40%〜60%の場合、微小クラックに起因するガラス基板の破損が発生しにくく、ドリルの寿命も長い。
本願発明者の実験によれば(実験結果後述)溝が1本の場合と2本〜4本の場合を比較すると、同じ溝割合であっても、溝が1本の場合はガラス基板の破損発生率が高く、ドリル寿命も短い。したがって溝は複数の方がよい。溝割合が同じであれば、溝数が2本、3本、4本のものの間にはガラス基板の破損およびドリルの寿命にほとんど差が無い。なお複数の溝は外周を等分するように配置するのが回転のバランスがとれて適当である。
最もガラス基板の破損発生率が低く、ドリル寿命が長いのは、本願発明者の実験によれば、溝の割合が40%〜60%で、溝が2本以上の複数の場合である。
従来のドリルの溝はらせん形のものが多いが、本願発明者の実験によれば、本発明のガラス穿孔用ドリルは本体部の軸に平行な単純な直線溝で十分機能を果たし、らせん形のような複雑な形状は必要ない。当然直線溝の方がらせん溝に比べてドリルの製作が容易である。
本発明のガラス穿孔用ドリルは、接続部の表面に角張った箇所、凹んだ箇所はない。また本体部と接続部は本体部と滑らかにつながる。これによりダイヤモンド砥粒がガラス基板に異常に強く衝突することを防止でき、穿孔した孔の周囲に微小クラックが発生するのを防止することができる。本発明のガラス穿孔用ドリルは、接続部の軸方向の長さLが短すぎることがない。そのためガラス基板にドリルを押し込む際に急激に孔径が拡大することはなく、ガラス基板に与える衝撃は小さいので微小クラックは発生しにくい。更に接続部の軸方向の長さLが長すぎることがない。そのため穿孔時間が長くなりすぎて生産性が低下することはない。本発明のガラス穿孔用ドリルはガラス基板に直径2mm程度の小径孔の穿孔をするのに特に適している。
図1は本発明の第一実施例のガラス穿孔用ドリル10の主要部概略図である。図1に示すように本発明のガラス穿孔用ドリル10は、円柱形の本体部11と、本体部11の軸11aを中心軸として回転対称な接続部12、先端部13とからなる。図示しないが本体部11、接続部12および先端部13の表面には平均粒径d(50μm程度)のダイヤモンド砥粒が固着している。
接続部12の回転半径R2は本体部11との境界12aで最大であり、最大値は本体部11の半径R1と等しい。また先端部13との境界12bで最小であり、最小値は本体部11の半径R1よりダイヤモンド砥粒の平均粒径dだけ小さい(R1−d)である。
接続部12の軸11a方向の長さLは、最小値がダイヤモンド砥粒の平均粒径d、最大値がダイヤモンド砥粒の平均粒径dの10倍、すなわちd≦L≦10dである。接続部12の軸方向長さLが最小のdの長さのとき最も穿孔時間が短い。また接続部12の軸方向長さLが最大の10dの長さのとき最も微小クラックの発生確率が低い。したがって生産性を優先するときは接続部12の軸方向長さLを短くし、微小クラックの発生防止を優先するときは接続部12の軸方向長さLを長くするとよい。
軸11aを基準とする接続部12表面の接線12cの傾きθ(絶対値)は、先端部13との境界12bから本体部11との境界12aにかけて連続的に減少し、境界12aでθ=0となる。したがって接続部12の表面には角張った箇所、凹んだ箇所はなく、さらに本体部11と滑らかにつながる。これにより接続部12から本体部11がガラス基板を穿孔するとき、微小クラックの発生が防止できる。
先端部13の形状は特に限定する必要がないが、図1では一例として接続部12側が円錐台で、先端側が球冠からなる形状を二点鎖線で示した。先端部13の形状の具体例は図2以下に説明する。
図2は本発明の第二実施例のガラス穿孔用ドリル20の主要部概略図である。第二実施例のガラス穿孔用ドリル20の本体部21、接続部22の特徴は第一実施例のガラス穿孔用ドリル10と同様である。第二実施例のガラス穿孔用ドリル20の先端部23の形状は半分に割った楕円体である。第二実施例のガラス穿孔用ドリル20は先端部23が長いので、先端部23をガラス基板に押し込むとき孔径がゆっくり拡大する。そのため先端部23の押し込みの段階においてもガラス基板に微小クラックが発生する確率が、後述する第三実施例のガラス穿孔用ドリル30、第四実施例のガラス穿孔用ドリル40、第五実施例のガラス穿孔用ドリル50、第六実施例のガラス穿孔用ドリル60、第七実施例のガラス穿孔用ドリル70に比べ低い。
図3は本発明の第三実施例のガラス穿孔用ドリル30の主要部概略図である。第三実施例のガラス穿孔用ドリル30の本体部31、接続部32の特徴は第一実施例のガラス穿孔用ドリル10と同様である。第三実施例のガラス穿孔用ドリル30の先端部33の形状は球冠(球を平面で切断した形状)である。第三実施例のガラス穿孔用ドリル30は先端部33が程良い長さなので、先端部33をガラス基板に押し込むとき、孔径が程良い速さで拡大する。そのため先端部33の押し込みの段階においてもガラス基板に微小クラックが発生する確率が、後述する第四実施例のガラス穿孔用ドリル40、第五実施例のガラス穿孔用ドリル50、第六実施例のガラス穿孔用ドリル60、第七実施例のガラス穿孔用ドリル70に比べ低い。さらに穿孔時間が第二実施例のガラス穿孔用ドリル20より短い。
図4は本発明の第四実施例のガラス穿孔用ドリル40の主要部概略図である。第四実施例のガラス穿孔用ドリル40の本体部41、接続部42の特徴は第一実施例のガラス穿孔用ドリル10と同様である。第四実施例のガラス穿孔用ドリル40の先端部43の形状は円錐台である。第四実施例のガラス穿孔用ドリル40は先端部43の先端44が平面(円錐台の上底)なので、先端部43をガラス基板に押し込むとき最初に一気に大きな孔を穿孔できる。そのため穿孔時間が第二実施例のガラス穿孔用ドリル20、第三実施例のガラス穿孔用ドリル30より短い。
図5は本発明の第五実施例のガラス穿孔用ドリル50の主要部概略図である。第五実施例のガラス穿孔用ドリル50の本体部51、接続部52の特徴は第一実施例のガラス穿孔用ドリル10と同様である。第五実施例のガラス穿孔用ドリル50の先端部53の形状は円盤(直径に比べ軸の短い円柱)である。第五実施例のガラス穿孔用ドリル50は先端部53の先端54が大口径の平面(円板)なので、先端部53をガラス基板に押し込むとき最初に一気に非常に大きな孔を穿孔できる。そのため穿孔時間が第二実施例のガラス穿孔用ドリル20、第三実施例のガラス穿孔用ドリル30、第四実施例のガラス穿孔用ドリル40より短い。
図6は本発明の第六実施例のガラス穿孔用ドリル60の主要部概略図である。第六実施例のガラス穿孔用ドリル60の本体部61、接続部62の特徴は第一実施例のガラス穿孔用ドリル10と同様である。第六実施例のガラス穿孔用ドリル60の先端部63の形状は小径の球冠である。特徴的なのは先端部63と接続部62の境界に段差64があることである。第六実施例のガラス穿孔用ドリル60は先端部63の球冠半径が小さいので、先端部63をガラス基板に押し込むとき少しずつ孔径を拡大する。先端部63を過ぎて接続部62にさしかかると一気に大きな孔を穿孔できる。そのため穿孔開始の際にガラス基板に微小クラックが発生する確率が第四実施例のガラス穿孔用ドリル40、第五実施例のガラス穿孔用ドリル50より低く、しかも穿孔時間が第二実施例のガラス穿孔用ドリル20、第三実施例のガラス穿孔用ドリル30より短い。
図7は本発明の第七実施例のガラス穿孔用ドリル70の主要部概略図である。第七実施例のガラス穿孔用ドリル70の本体部71、接続部72の特徴は接続部72の形状が球を平行2平面で切ってできる球帯からなり、第一実施例のガラス穿孔用ドリル10と同様、表面に角張った箇所、凹んだ箇所はなく、本体部71と滑らかにつながることである。第七実施例のガラス穿孔用ドリル70のさらに特徴的なのは先端部73が接続部72の球帯の延長であることである。接続部72の球帯を最後まで延長すると先端部73は接続部72から延長された球冠となるが、実際は途中で切れている。そのため先端部73の先端74は球帯の端面(球の切り口)である円形平面となっている。第七実施例のガラス穿孔用ドリル70は先端部73の先端74が大口径の平面なので、先端部73をガラス基板に押し込むとき最初に一気に大口径の孔を穿孔できる。そのため穿孔時間が第二実施例のガラス穿孔用ドリル20、第三実施例のガラス穿孔用ドリル30より短い。
実験結果を説明するため従来技術による比較対照品を図8、図9を用いて説明する。図8は従来の第一のガラス穿孔用ドリル80の主要部概略図である。従来の第一のガラス穿孔用ドリル80は本体部81が円柱形で、先端部82は本体部81と下底が同径で同軸の円錐台形である。接続部に相当する部分はない。
図9は従来の第二のガラス穿孔用ドリル90の主要部概略図である。従来の第二のガラス穿孔用ドリル90は単純な円柱形である。接続部、先端部に相当する部分はない。
図10に本願発明者によるガラス穿孔用ドリルの形状検討実験結果を示す。図10の第一列の「20」〜「70」は本発明の実施例のガラス穿孔用ドリル20〜70であり、「80」、「90」は従来のガラス穿孔用ドリル80、90である。図10の第三列の破損評価とは、各ガラス穿孔用ドリルでガラス基板に一定数の貫通孔を穿孔した後、ガラス基板を熱衝撃試験し、貫通孔起因のクラックが発生した貫通孔数割合で評価したものである。評価結果は、「◎」は非常に良い、「○」は良い、「×」は良くない、「××」は悪いという意味である。
本発明の実施例のガラス穿孔用ドリル20〜70の評価結果は全て問題ない。そしてその中でも特にガラス穿孔用ドリル20、30が非常に良い。その理由は既に述べた通りガラス穿孔用ドリル20、30は先端部13の押し込みの段階においても微小クラックが発生する確率が低いためと考えられる。
従来の第一のガラス穿孔用ドリル80は先端部82の円錐台と本体部81の円柱の境界が角張っているため、その部分のダイヤモンド砥粒が強くガラス基板に衝突することがある。そのため微小クラックが発生しやすいと考えられる。
従来の第二のガラス穿孔用ドリル90は円柱端面のかどが強く角張っているため、その部分のダイヤモンド砥粒が強くガラス基板に衝突する確率が高い。そのため高い確率で微小クラックが発生すると考えられる。
次に本願発明者によるガラス穿孔用ドリルの溝本数、溝割合の検討実験結果を説明する。図11に溝の検討実験に用いた本発明のガラス穿孔用ドリル110の主要部概略図を示す。ガラス穿孔用ドリル110の先端部113の形状は半分に割った楕円体、溝114は本体部の軸に平行な直線的なV溝である。したがって溝114がなければ先に述べたガラス穿孔用ドリル20と同じ形状である。なお図11のガラス穿孔用ドリル110は溝114が2本の場合である。
図12にガラス穿孔用ドリルの溝本数、溝割合の検討実験結果を示す。図12の第四列の「破損評価」とは図10の「破損評価」と同じく、各ガラス穿孔用ドリルでガラス基板に一定数の貫通孔を穿孔した後、ガラス基板を熱衝撃試験し、貫通孔起因のクラックが発生した貫通孔数の割合で評価したものである。第五列「寿命評価」とはガラス基板に連続して貫通孔を穿孔し、問題なく穿孔することのできた孔数の評価、即ちドリルの寿命の評価である。なお溝が複数n本の場合、ドリルが均等にガラス基板に当たるように各溝の大きさは同じで、位置は円周をn等分するようにした。評価結果は、「◎」は非常に良い、「○」は良い、「△」は問題がある、「×」は良くないという意味である。
溝が1本の場合、最も良いのは溝割合が40%〜60%の範囲である。しかしこの範囲でも寿命評価は問題がある。この範囲外の溝割合では破損評価、寿命評価とも問題があるレベルか、良くないレベルである。溝が1本のものの評価の低い原因は、ドリルのガラス基板への当たり方が回転対称でないため、穿孔中ドリルの芯振れが大きくなるからと推定される。
溝が2本の場合、破損評価は溝割合が40%、60%のときが非常に良く、ついで25%、80%のときが良い。寿命評価は60%、80%のときが非常に良く、ついで25%、40%のときが良い。溝割合が大きいと切削液の循環は良くなるが、ドリルの剛性が低くなる。逆に溝割合が小さいと切削液の循環は悪くなるが、ドリルの剛性が高くなる。溝割合が40%、60%のとき、切削液の循環とドリルの剛性のバランスが良いので破損評価が非常に良いと考えられる。一方寿命評価はドリルの剛性よりも切削液の循環による摩擦熱とガラス粉の除去効果が大きく影響して、60%、80%のときが非常に良いと考えられる。このように寿命評価と破損評価では最適な溝割合が異なるが、寿命評価より破損評価を優先すると溝割合が40%、60%のときが最も良い。
溝が3本、4本の場合は、溝割合の上限、下限を調べるため、40%、60%のときは省略し、25%、80%のときだけを評価した。溝が3本、4本の場合の結果は、同じ溝割合で比較すると溝が2本の場合とほとんど同じであった。これからすると溝が3本、4本の場合も溝割合が40%、60%のときが最も良いと推定される。なお溝が5本以上の場合は実験していないが同様な結果が出るものと推定される。
本発明のガラス穿孔用ドリルは穿孔中にダイヤモンド砥粒がガラス基板に異常に強く衝突することを防止し、穿孔した孔の周囲に微小クラックが発生するのを防止する。それにより例えばプラズマディスプレイパネルのガラス基板に排気孔を穿孔した場合、排気孔周囲に熱衝撃によりクラックが発生することを防止することができる。
本発明の第一実施例のガラス穿孔用ドリルの主要部概略図 本発明の第二実施例のガラス穿孔用ドリルの主要部概略図 本発明の第三実施例のガラス穿孔用ドリルの主要部概略図 本発明の第四実施例のガラス穿孔用ドリルの主要部概略図 本発明の第五実施例のガラス穿孔用ドリルの主要部概略図 本発明の第六実施例のガラス穿孔用ドリルの主要部概略図 本発明の第七実施例のガラス穿孔用ドリルの主要部概略図 従来の第一のガラス穿孔用ドリルの主要部概略図 従来の第二のガラス穿孔用ドリルの主要部概略図 ガラス穿孔用ドリルの形状検討実験結果 溝検討実験に用いたガラス穿孔用ドリルの主要部概略図 ガラス穿孔用ドリルの溝本数、溝割合の検討実験結果
符号の説明
10 ガラス穿孔用ドリル
11 本体部
11a 軸
12 接続部
12a 境界
12b 境界
12c 接線
13 先端部
20 ガラス穿孔用ドリル
21 本体部
22 接続部
23 先端部
30 ガラス穿孔用ドリル
31 本体部
32 接続部
33 先端部
40 ガラス穿孔用ドリル
41 本体部
42 接続部
43 先端部
44 先端
50 ガラス穿孔用ドリル
51 本体部
52 接続部
53 先端部
54 先端
60 ガラス穿孔用ドリル
61 本体部
62 接続部
63 先端部
64 段差
70 ガラス穿孔用ドリル
71 本体部
72 接続部
73 先端部
74 先端
80 ガラス穿孔用ドリル
81 本体部
82 先端部
90 ガラス穿孔用ドリル
110 ガラス穿孔用ドリル
111 本体部
112 接続部
113 先端部
114 溝

Claims (2)

  1. 円柱形の本体部と、前記本体部の一端に結合した接続部と、前記接続部に結合した先端部を備え、
    前記本体部、前記接続部および前記先端部の表面に固着する砥粒が存在し、
    前記接続部と前記先端部は前記本体部の軸芯を共通の中心軸とする回転対称形であり、
    前記接続部の軸芯に垂直な横断面の回転半径(以降、接続部の回転半径という)は前記本体部の半径以下であり、
    前記先端部の軸芯に垂直な横断面の回転半径(以降、先端部の回転半径という)は前記接続部の回転半径以下であり、
    前記接続部の回転半径は前記本体部との境界にて最大で前記本体部の半径と等しく、前記本体部との境界から前記先端部との境界にかけて連続的に減少し、
    前記接続部の回転半径は前記先端部との境界にて最小であり、その最小回転半径は前記本体部の半径から前記砥粒の平均粒径を減じた長さであり、
    前記接続部の軸方向の長さは前記砥粒の平均粒径以上かつ平均粒径の10倍以下であり、
    前記本体部の軸芯を基準として、前記接続部の表面の接線の傾きは前記先端部との境界から前記本体部との境界にかけて連続的に減少し、前記接続部と前記本体部との境界でゼロとなり、
    前記接続部との境界から前記先端部の先端の領域において、前記本体部の軸芯を基準として前記先端部の表面の接線の傾きが不連続的に変化する部位が存在することを特徴とするガラス穿孔用ドリル。
  2. 請求項1に記載のガラス穿孔用ドリルにおいて、前記本体部および前記本体部から前記先端部にかけて2本以上の複数の溝を有し、前記本体部の軸心に垂直な円周に沿う前記複数の溝の幅の合計長さは、前記溝の無い場合の前記本体部の軸心に垂直な円周の長さの25%〜80%であることを特徴とするガラス穿孔用ドリル。
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