JP4670738B2 - 充電装置及びそれを組み込んだ自動機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯情報端末などの充電を要する機器に充電用電力を供給する充電装置、及びその充電装置を組み込んだ自動機器に関するものである。
従来、非接触充電機構を備える機器に関する技術として、『非接触RFIDリーダライタ一体型携帯端末において、非接触RFIDリーダライタのアンテナ、ホストコンピュータに通信を行うアンテナ、非接触充電を行うためのコイルを、これら二つまたは三つを共用して使うことにより、携帯端末を小型、軽量化することが可能となる。』(特許文献1)というものや、『携帯用電気機器6に接続するコネクター1と、起電力を誘導させるための二次コイルを設けると共にその起電力用定電圧回路及び整流回路とから成す基盤と、該基盤と二次コイルが内蔵されたケース4とから構成する。又、非接触型充電パッド8として、板状のパッド本体81と、それに内蔵した一次コイルと、差込プラグ86と、パッド本体81の表面に描示した載置描示部とから少なくとも構成したものとする。』(特許文献2)というものがある。
また、ICタグを用いて充電条件などの設定を行う技術として、『デジタルカメラ10には情報を送出する無線タグ12を備え、電池パック11には情報を取得する無線タグリーダー13を備える。無線タグリーダー13が情報を取得すると電池パック11はFET120をオンして電力供給を行い、無線タグリーダー13が情報を取得できないときにはFET120をオフして電池パック11の出力手段を遮断し、電力供給を停止する。』(特許文献3)というものや、『電子機器1は、バッテリー8と、第1の演算装置6と、第1のメモリ7と、RFID/ICタグ9を備え、バッテリー充電器2は、第2の演算装置12と、第2のメモリ13と、ScannerのIC14と、充電電圧を可変する電源系統制御部17〜20を備え、電子機器1がバッテリー充電器2にセットされた際に、第2の演算装置12はRFID/ICタグ9とScannerのIC14を介してバッテリー8の充電仕様に対応したデータを受け取り、電源系統制御部17〜20で充電仕様に対応した電圧を発生し、バッテリー8は送電コイル22、受電コイル10を介して充電される。』(特許文献4)というものがある。
さらには、充電装置を組み込んだ機器に関する技術として、『本発明の自動販売機は、情報処理端末の充電を行う充電ユニット0301、充電状態出力部0303、決済受付部0302と、充電不可能出力部0304と、を有する、また、本発明の自動販売機は、更に、広告情報を格納する広告情報格納部と、広告情報格納部に格納されている広告情報を取得する広告情報取得部と、広告情報取得部で取得した広告情報を出力する広告情報出力部とを具備し、前記充電ユニット0301によるバッテリーの充電中に情報処理端末のユーザーが広告情報の提供を受けるようにしたものである。』(特許文献5)というものもある。
特開2001−307032号公報(要約) 特開2004−350465号公報(要約) 特開2004−304975号公報(要約) 特開2005−237155号公報(要約) 特開2003−132424号公報(要約)
これら従来技術は、ICタグや非接触充電機構の、非接触による機能提供に主眼を置いたものであるが、利用者の認証については特に意識しておらず、従って利用者の特性に応じた個人別サービスを提供することを主目的としたものではなかった。
そこで、非接触による充電等の機能を持ち、かつ利用者の個人識別を行って、利用者毎に個別のサービスを提供できる充電装置、さらにはそれを組み込んだサービス提供機器が望まれていた。
本発明に係る充電装置は、
充電用電力を外部機器に供給する充電装置であって、
非接触通信により電力供給相手機器のタグ情報を読み取るタグ読取手段と、
前記タグ読取部が読み取ったタグ情報に基づき、当該タグ情報を持つ機器が正当な電力供給相手機器であるか否かの認証を行う認証手段と、
前記認証手段の指示に基づき、非接触で充電用電力を供給する電力出力手段と、
正当な電力供給相手機器のタグ情報リストを保持するタグテーブルを格納した第1の記憶手段と、
充電用電力供給中に利用者へ提示するためのコンテンツを格納した第2の記憶手段と、
前記コンテンツを利用者へ提示するコンテンツ提示手段と、
前記コンテンツ提示手段に利用者の操作指示内容を伝達する操作信号伝達手段と、
を有し、
前記認証手段は、前記第1の記憶手段に格納されたタグテーブルを参照して、電力供給相手機器の認証を行い、
前記タグ読取手段は、電力供給相手機器の動きを検出して前記操作信号伝達手段に出力し、
前記操作信号伝達手段は、前記タグ読取手段の当該出力を利用者の操作指示とみなして前記コンテンツ提示手段に伝達し、
前記コンテンツ提示手段は、前記電力出力手段が電力供給を開始すると、前記第2の記憶手段よりコンテンツを読み出して利用者へ提示し、
前記操作信号伝達手段の出力に応じて、コンテンツの表示内容を変化させ、
前記電力出力手段が電力供給を終了すると、利用者へのコンテンツ提示を終了することを特徴とするものである。
本発明によれば、非接触で充電用電力を提供し、かつ非接触タグのタグ情報を用いて、利用者個人を識別することにより、利用者毎に個別のサービスを提供できる。また、充電装置と被充電機器との間の通信を、非接触タグのみにより行うため、被充電機器に格納している情報が不用意に漏洩する危険を低減することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る充電装置、及び被充電機器としての携帯情報端末の全体構成図を示すものである。
図1においては、携帯情報端末100は、充電装置107より充電用電力の供給を受けるものとする。
携帯情報端末100は、非接触充電端子部101、タグ102を有する。
充電装置107は、非接触充電用電力出力部103、タグ読取部104、記憶手段105、認証部106を有する。
まず、携帯情報端末100の構成要素について説明する。
非接触充電端子部101は、例えばインダクタなどで実現されるような、電磁誘導によって電力供給を受けることが可能であるという特徴を持つ機能部であり、図示しない充電池や電源回路と接続され、供給を受けた電力を充電することができる。
タグ102は、例えばRFID(Radio Frequency Identification)などで実現される、固有のIDを非接触で通信する機能を持つことを特徴とする機能部である。
次に、充電装置107の構成要素について説明する。
非接触充電用電力出力部103は、例えば誘導磁界を発生させるなどの方法で、非接触充電端子部101を持つ機器に対して電力を伝導できることを特徴とする機能部である。
タグ読取部104は、例えばRFIDリーダで実現されるような、タグ102と通信し特定のIDを読み取ることができることを特徴とする機能部である。
タグ読取部104は、読み取ったIDを認証部106に送信する。
記憶手段105は、図示しない顧客タグテーブル110、顧客テーブル111、利用履歴テーブル112を格納している。これらのテーブルの詳細は、後述の図3〜図5で説明する。
認証部106は、タグ読取部104がタグ102から取得したIDを受け取り、タグ102から取得できるIDと、記憶手段105内の顧客タグテーブル110が保持するデータとを対応付けるための処理を行い、当該IDに相当するレコードが存在するか否かを確認することを特徴とする機能部である。
また、認証部106は、記憶手段105内の利用履歴テーブル112より、該当IDの利用者の充電装置利用状況、例えば利用日時、利用時間などの情報を読み出し、あるいはこれらの情報を利用履歴テーブル112に記録する。
なお、本発明においては、非接触とは通信や電力供給を行うために、特定形状のコネクタ等を嵌め込む作業を要しないことを意味する。
また、図1における携帯情報端末100は、携帯電話、PDA、携帯型音楽プレイヤー、デジタルカメラなど、充電することが可能で、持ち運ぶことができる情報機器をさすものとする。
図2は、図1に示す全体構成図の外観イメージを示すものである。
タグ読取部104と非接触充電用電力出力部103は、例えば物理的に近距離にあることで、携帯情報端末を動かさずに認証と充電を行うことができるという特徴を持つ。
図3は、記憶手段105が格納している、顧客タグテーブル110の構成とデータ例を示すものである。以下、各列について説明する。
「タグID」列は、認証部106がタグIDを基に当該携帯情報端末の認証を行う際に用いる値である。認証部106は、タグ読取部104よりIDを受け取ると、本列の値を検索し、同じタグID値が存在すれば、その携帯情報端末は正当な機器であるものとみなす。
「顧客ID」列は、「タグID」列に関連付けられ、当該タグIDの携帯情報端末を保有する顧客を識別するためのIDである。図3においては、本列の値が「EFGH4567」であるレコードが2件存在しているが、これは当該顧客IDを持つ利用者が、該当する2つの携帯情報端末を保有していることを示している。
タグIDと顧客IDとの対応関係は、例えば専用のタグ読取機器を持つ店舗を利用者が訪問し、顧客IDの登録と同時にタグIDを登録するようにすることもできるし、あるいはコンピュータに専用のタグ読取機器を接続し、顧客ID登録用のWebサイトを通じて利用者自らが顧客IDとタグIDとの関連付けを行うようにしてもよい。
図4は、記憶手段105が格納している、顧客テーブル111の構成とデータ例を示すものである。以下、各列について説明する。
「顧客ID」列は、顧客タグテーブル110の「顧客ID」列と同義である。顧客タグテーブル110の「顧客ID」列に外部キー制約を付与して関連付けを行うことで、両テーブルの関連を表すことができる。
「氏名」列は、該当利用者の氏名を表す文字列であり、例えば顧客IDの登録時に設定することで、当該顧客へのサービス提供時などに、本列の値を利用することができる。
「生年月日」列は、該当利用者の生年月日を表す文字列であり、同様に当該顧客へのサービス提供時などに、本列の値を利用することができる。
図5は、記憶手段105が格納している、利用履歴テーブル112の構成とデータ例を示すものである。以下、各列について説明する。
「利用履歴ID」列は、レコード整理の便宜上付与した内部的なIDである。本列の値は、例えば昇順で自動採番するなどしておけばよい。
「タグID」列は、顧客タグテーブル110の「タグID」列と同義である。本列に外部キー制約を付与して、顧客タグテーブル110の「タグID」列との関連付けを行うことで、両テーブルの関連を表すことができる。
「利用年月日時刻」列は、該当するタグIDの携帯情報端末が充電装置を利用した年月日時刻を表すものである。本列の値は、利用開始時点を基準としてもよいし、利用終了時点を基準としてもよい。
「利用金額」列は、該当するタグIDの携帯情報端末が、該当する利用年月日時刻に充電装置を利用した際の、充電装置利用金額を表すものである。
「利用時間」列は、該当するタグIDの携帯情報端末が、該当する利用年月日時刻に充電装置を利用した際の、充電装置利用時間を表すものである。
図6は、本実施の形態1において、携帯情報端末100が充電装置107より電力供給を受ける際の全体処理シーケンスを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。
(S601)
利用者は、携帯情報端末100を充電装置107のタグ読取部104に置く。
(S602)
タグ読取部104は、携帯情報端末100のタグ102が送信する情報を受け取り、タグIDを読み取る。読み取ったタグIDは、認証部106に出力される。
(S603)
認証部106は、顧客タグテーブル110に、該当するタグIDが存在するか否かを照会する。
該当するタグIDが存在すれば、当該タグIDに関連付けられた顧客IDを合わせて照会する。該当するIDが存在しなければ、充電を行うことを認めず、その旨をビープ音や画面表示などにより利用者へ通知する。
(S604)
認証部106は、ステップS603で取得した顧客IDを基に、顧客テーブル111へ該当する顧客情報を照会する。顧客情報をサービス提供に用いない場合は、本ステップはスキップしてもよい。
(S605)
非接触充電用電力出力部103により、充電が行われる。
(S606)
認証部106は、充電が完了する、もしくは利用者が充電を中止すると、これまでの利用状況を基に、利用履歴テーブル106に新たなレコードを追加する。
図7は、図6の全体処理シーケンスのうち、認証部106の認証処理を中心とした処理フローを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。
(S701)
利用者は、携帯情報端末100を充電装置107のタグ読取部104に置く。
本ステップは、図6のステップS601に相当する。
(S702)
タグ読取部104は、携帯情報端末100のタグ102が送信する情報を受け取り、タグIDを読み取る。読み取ったタグIDは、認証部106に出力される。
本ステップは、図6のステップS602に相当する。
(S703)
認証部106は、顧客タグテーブル110に、該当するタグIDが存在するか否かを照会し、読み取ったタグIDと、顧客タグテーブル110内の「タグID」列の値とを比較する。
本ステップは、図6のステップS603前段に相当する。
(S704)
認証部106は、顧客タグテーブル110に該当するタグIDが存在するか否かを判断する。
該当するタグIDが存在すれば、ステップS705へ進む。該当するIDが存在しなければ、処理を終了する。
本ステップは、図6のステップS603後段に相当する。
(S705)
認証部106は、読み取ったタグIDをキャッシュメモリなどに保存しておく。保存したタグIDは、後述のステップS708で用いられる。
(S706)
非接触充電用電力出力部103により、充電が行われる。
本ステップは、図6のステップS605に相当する。
(S707)
認証部106は、非接触充電用電力出力部103による充電中、タグ読取部104がタグ102のタグIDを読み取る。読み取れた場合はステップS708へ、読み取れない場合はS710へ進む。
(S708)
認証部106は、ステップS707で読み取ったタグIDと、ステップS705で保存したタグIDとを比較する。両者が一致すればステップS709へ、一致しなければステップS710へ進む。
(S709)
認証部106は、一定期間スリープした後、ステップS707へ戻る。
(S710)
認証部106は、非接触充電用電力出力部103による電力供給を終了させる。
(S711)
認証部106は、これまでの利用状況を基に、利用履歴テーブル106に新たなレコードを追加する。
このように、利用者個人をタグIDにより識別し、利用者の氏名等の情報とともに利用履歴を保存しておけば、利用履歴に応じて個人別サービスを行う際に利用することができる。
以上のように、本実施の形態1に係る充電装置によれば、
充電用電力を外部機器に供給する充電装置であって、
非接触通信により電力供給相手機器のタグ情報を読み取るタグ読取手段と、
前記タグ読取部が読み取ったタグ情報に基づき、当該タグ情報を持つ機器が正当な電力供給相手機器であるか否かの認証を行う認証手段と、
前記認証手段の指示に基づき、非接触で充電用電力を供給する電力出力手段と、
を有するので、
非接触で充電用電力を提供し、かつ非接触タグのタグ情報を用いて、利用者個人を識別することにより、利用者毎に個別のサービスを提供できる。また、充電装置と被充電機器との間の通信を、非接触タグのみにより行うため、被充電機器に格納している情報が不用意に漏洩する危険を低減することができる。
また、正当な電力供給相手機器のタグ情報リストを保持するタグテーブルを格納した第1の記憶手段を有し、
前記認証手段は、前記第1の記憶手段に格納されたタグテーブルを参照して、電力供給相手機器の認証を行うので、
あらかじめ正規な手続きを踏んで認証され、タグテーブルに格納されたタグIDを基にして、電力供給相手機器の認証を確実に行うことができる。
また、前記タグテーブルは、タグ情報に関連付けられた顧客IDを保持し、
前記第1の記憶手段は、前記顧客IDに関連付けられた顧客情報を保持する顧客テーブルを格納し、
前記認証手段は、前記第1の記憶手段に格納された顧客テーブルを参照して、電力供給相手機器の利用者を識別するので、
利用者の氏名等の情報を、サービス提供時に利用することができ、個人別サービスの提供に資する。
また、前記第1の記憶手段は、顧客毎の利用履歴を保持する履歴テーブルを格納し、
前記認証手段は、前記タグ情報もしくは前記顧客ID、又はその両者を基に、利用者毎の利用履歴を前記履歴テーブルに格納するので、
利用者毎のサービス利用履歴情報を、サービス提供時に利用することができ、個人別サービスを提供する際に、利用回数などに応じたきめ細かなサービス提供を行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、充電時間中は待ち時間となり、利用者に待ちを強制することとなる。そのため、充電が十分に完了しないうちに、利用者が充電を取りやめてしまうようなことが考えられる。
本発明の実施の形態2に係る充電装置おいては、上記のような課題を解決するため、充電装置に情報提示部を設け、充電中は利用者に映像や音声などを含むコンテンツを提示することで、待ち時間を強制される利用者の心理的負担を軽減し、もって充電途中で利用者が充電を取りやめてしまうことを回避することを図るものである。
図8は、本発明の実施の形態2に係る充電装置、及び被充電機器の全体構成図を示すものである。
図8においては、携帯情報端末800は、充電装置807より充電用電力の供給を受けるものとする。
図8の携帯情報端末800の構成は、実施の形態1における図1と同様であるため、説明を省略する。
充電装置807は、非接触充電用電力出力部803、タグ読取部804、記憶手段805、認証部806、情報提示部808、記憶手段809を有する。
非接触充電用電力出力部803〜認証部806の機能は、実施の形態1の図1における非接触充電用電力出力部103〜認証部106と同様であるため、説明を省略する。
情報提示部808は、例えばディスプレイとスピーカで構成され、記憶手段809に格納されているコンテンツを適宜表示する機能を持つ。
記憶手段809は、映像ファイルや音楽ファイル、もしくはテキストファイルなどのコンテンツを格納している。これらのコンテンツは、記憶手段809内にあらかじめ格納しておいてもよいし、閲覧要求を受けたときに図示しないネットワークを介してダウンロードし、記憶手段809内にキャッシュとして一時保存した上で情報提示部808により利用者に提示するようにしてもよい。
なお、本実施の形態2における「コンテンツ提示手段」は、情報提示部808がこれに相当するものである。
また、「第2の記憶手段」は、記憶手段809がこれに相当する。
図9は、図8の充電装置807の全体処理フローを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。なお、実施の形態1の図6に相当する処理シーケンスの説明は省略する。
(S901)〜(S905)
図7のステップS701〜S705と同様であるため、説明を省略する。
(S906)
非接触充電用電力出力部803により、充電が行われる。
また、情報提示部808は、記憶手段809よりコンテンツを読み込み、利用者への提供を開始する。
(S907)〜(S909)
図7のステップS907〜S909と同様であるため、説明を省略する。
(S910)
認証部806は、非接触充電用電力出力部803による電力供給を終了させる。また、情報提示部808によるコンテンツ提示を終了させる。
(S911)
図7のステップS711と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態2に係る充電装置によれば、
充電用電力供給中に利用者へ提示するためのコンテンツを格納した第2の記憶手段(記憶手段809)と、
前記コンテンツを利用者へ提示するコンテンツ提示手段(情報提示部808)と、
を有し、
前記コンテンツ提示手段は、
前記電力出力手段が電力供給を開始すると、前記第2の記憶手段よりコンテンツを読み出して利用者へ提示し、
電力供給が終了すると、利用者へのコンテンツ提示を終了するので、
情報提示部808により、利用者が携帯情報端末の充電を行っている際に、待ち時間の間に退屈させることなく充電サービスを提供でき、利用者の心理的負担を軽減し、充電が完了する前に充電装置を離れてしまうような事態の回避を図ることができる。さらには、サービス提供者側から広告コンテンツを提供することもできるため、サービス提供者としての利点もある。
実施の形態3.
実施の形態1又は2においては、充電を開始すると、充電終了までは利用者が携帯情報端末を操作することがないため、利用者が携帯情報端末を非接触充電端子部分に放置、置き忘れる可能性があった。
本発明の実施の形態3に係る充電装置は、上記のような課題を解決するため、情報提示部に例えばゲームのようなインタラクティブ性のあるコンテンツを表示し、また利用者の操作信号を反映する手段を設けることによって、充電中も利用者が携帯情報端末に常時接しているような状況を作出し、もって放置や置忘れの防止を図るものである。
図10は、本発明の実施の形態3に係る充電装置、及び被充電機器の全体構成図を示すものである。
図10においては、携帯情報端末1000は、充電装置1007より充電用電力の供給を受けるものとする。
図10の携帯情報端末1000の構成は、実施の形態2における図8と同様であるため、説明を省略する。
充電装置1007は、非接触充電用電力出力部1003、タグ読取部1004、記憶手段1005、認証部1006、情報提示部1008、記憶手段1009、操作部1010を有する。
タグ読取部1004は、タグ1002と通信し特定のIDを読み取ることができるとともに、携帯情報端末1000の位置、向きなどの情報、またボタン操作など利用者の意図を含んだ動作を、図示しないセンサなどの検出方法を用いて取得する機能を持つ。
タグ読取部1004が取得した動き情報は、操作部1010に出力される。
操作部1010は、タグ読取部1004から受け取った動き情報を処理し、利用者の操作指示情報として情報提示部1008に伝達する。
情報提示部1008は、操作部1010の出力に応じて、提示するコンテンツの内容を動的に変化させる。
記憶手段1009が格納しているコンテンツは、例えばゲームなどの、利用者の操作を必要とするインタラクティブ性のあるものである。
その他の構成は、実施の形態2の図8と同様であるため、説明を省略する。
なお、本実施の形態3における「操作信号伝達手段」は、操作部1010がこれに相当するものである。
図11は、図10の充電装置1007の全体処理フローを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。なお、実施の形態1の図6に相当する処理シーケンスの説明は省略する。
(S1101)〜(S1108)
図9のステップS901〜S908と同様であるため、説明を省略する。
(S1109)
タグ読取部1004は、タグ1002と通信し特定のIDを読み取ることができるとともに、携帯情報端末1000の位置、向きなどの情報、またボタン操作など利用者の意図を含んだ動作を読み取る。
(S1110)
タグ読取部1004は、取得した動き情報を操作部1010に出力する。
(S1111)
操作部1010は、タグ読取部1004から受け取った動き情報を処理し、利用者の操作指示情報として情報提示部1008に伝達する。
(S1112)
情報提示部1008は、操作部1010の出力に応じて、提示するコンテンツの内容を動的に変化させる。その後、ステップS1107に戻る。
(S1113)
認証部1006は、非接触充電用電力出力部1003による電力供給を終了させる。また、情報提示部1008によるコンテンツ提示を終了させる。
(S1114)
図9のステップS911と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態3に係る充電装置によれば、
前記コンテンツ提示手段に利用者の操作指示内容を伝達する操作信号伝達手段を有し、
前記タグ読取手段は、電力供給相手機器の動きを検出して前記操作信号伝達手段に出力し、
前記操作信号伝達手段は、前記タグ読取手段の当該出力を利用者の操作指示とみなして前記コンテンツ提示手段に伝達し、
前記コンテンツ提示手段は、前記操作信号伝達手段の出力に応じて、コンテンツの表示内容を動的に変化させるので、
充電中も利用者の意識を携帯情報端末に集中させることができ、放置や置忘れなどの防止につながる。また、広告コンテンツなどを同時に提示することで、実施の形態3と同様の効果を奏することもできる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3においては、充電装置単体で携帯情報端末に充電用電力を提供するため、利用者に充電サービス以外の機能を提供することができない。
本発明の実施の形態4においては、利用者に自動で応答する自動機器に充電装置を組み込み、自動機器が利用者に本来提供する機能に加えて、充電機能を提供できるようにするものである。
なお、本実施の形態4における自動機器とは、自動券売機や自動販売機、金融機関で使用される現金自動預け払い機(Automated Teller Machine:ATM)など、利用者が自ら操作してサービスの提供を受けるための機器のことをいう。
図12は、本実施の形態4に係る充電装置、及びそれを組み込んだ自動機器の全体構成図を示すものである。
図12においては、被充電機器である携帯情報端末は省略してある。
自動機器1220は、基本機能提供部1221、情報提示部1222、操作部1223を有する。
充電装置1207は、非接触充電用電力出力部1203、タグ読取部1204、記憶手段1205、認証部1206、情報提示部1208、記憶手段1209、操作状態監視部1211を有する。
まず、自動機器1220について説明する。
基本機能提供部1221は、例えばATMの場合であれば、カードの読み取り、認証、銀行側サーバとの通信、通帳や領収書の印刷などの機能を提供する機能部である。
情報提示部1222は、例えばATMの場合であればディスプレイなど利用者に対する動作の指示や利用者の入力結果の表示など、自動機器1220の機能を利用者に提供するために必要な情報を提示する機能部である。
操作部1223は、例えばATMの場合であれば、テンキーやタッチパネルなど、利用者が操作するための入力を受け付ける機能部である。
次に、充電装置1207について説明する。
タグ読取部1204は、操作状態監視部1211と通信し、操作状態監視部1211からの指示を受けて、実施の形態1〜3におけるタグ読取部と同様の動作を行う。
操作状態監視部1211は、自動機器1220が有する操作部1223と通信し、操作部1223の状態を監視して、利用者が特定の操作を行った場合に、タグ読取部1204を介して動作指令を発する。
その他の構成は、実施の形態2における図8と同様であるため、説明を省略する。
図12においては、充電装置1207と自動機器1220は分離して記載しているが、これに限られるものではなく、充電装置1207を自動機器1220に組み込み、配線により操作状態監視部1211と操作部1223を接続するように構成してもよい。
図13は、図12における自動機器1220がATMであるとした場合の、外観イメージを示すものである。
図13においては、基本機能提供部1221は例えば通帳の挿入口などであり、情報提示部1222はATMの操作画面、操作部1223は操作ボタンである。これらは通常のATMと同様の構成である。
図13に示すATMは、内部に組み込まれた充電装置1207の構成のうち、非接触充電用電力出力部1203、タグ読取部1204、情報提示部1208が筐体外部に露出し、充電装置としての機能を利用者に提供できるように構成されている。
なお、自動機器1220(ATM)が有する情報提示部1222と、充電装置1207が有する情報提示部1208とは、図13においてはそれぞれ設けられているが、これを一体化して構成してもよいし、さらにソフトウェアで1画面を2分割し、自動機器1220の情報提示と充電装置1207の情報提示を1画面で行うように構成してもよい。
図14は、図13に示すATMと、内部に組み込まれた充電装置1207との全体動作フローを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。
(S1401)
利用者は、携帯情報端末を自動機器(ATM)筐体外部に露出するタグ読取部1204に置く。
(S1402)
利用者は、自動機器(ATM)の操作を開始する。
(S1403)
操作状態監視部1211は、ATM利用者の処理の監視を開始し、捜査が一定の状態に達したこと、例えばカードを挿入した、あるいはボタンの入力を行った、といった状態を検知して、タグ読取部1204に読み取り開始指示を送信する。
(S1404)
タグ読取部1204は、携帯情報端末のタグが送信する情報を受け取り、タグIDを読み取る。読み取ったタグIDは、認証部1206に出力される。
(S1405)
認証部1206は、顧客タグテーブル110に、該当するタグIDが存在するか否かを照会し、読み取ったタグIDと、顧客タグテーブル110内の「タグID」列の値とを比較する。
(S1406)
認証部1206は、顧客タグテーブル110に該当するタグIDが存在するか否かを判断する。
該当するタグIDが存在すれば、ステップS1407へ進む。該当するIDが存在しなければ、処理を終了する。
(S1407)
認証部1206は、読み取ったタグIDをキャッシュメモリなどに保存しておく。保存したタグIDは、後述のステップS1410で用いられる。
(S1408)
非接触充電用電力出力部1203により、充電が行われる。
また、情報提示部1208は、記憶手段1209よりコンテンツを読み込み、利用者への提供を開始する。
(S1409)
認証部1206は、非接触充電用電力出力部1203による充電中、タグ読取部1204が携帯情報端末のタグIDを読み取る。読み取れた場合はステップS1410へ、読み取れない場合はS1415へ進む。
(S1410)
認証部1206は、ステップS1409で読み取ったタグIDと、ステップS1407で保存したタグIDとを比較する。両者が一致すればステップS1411へ、一致しなければステップS1415へ進む。
(S1411)
認証部1206は、一定期間スリープした後、ステップS1409へ戻る。
(S1412)
自動機器(ATM)は、ステップS1402で利用者の操作を受け付け、動作を開始する。
(S1413)
自動機器(ATM)は、利用者が要求したサービス提供を終了する。
(S1414)
自動機器(ATM)は、充電処理と、情報提示部による提供が終了しているか否かを判断する。終了していればそのまま終了し、終了していなければ、ステップS1415へ進む。
(S1415)
認証部1206は、非接触充電用電力出力部1203による電力供給を終了させる。また、情報提示部1208によるコンテンツ提示を終了させる。
(S1416)
認証部1206は、これまでの利用状況を基に、利用履歴テーブル106に新たなレコードを追加する。
なお、自動機器(ATM)に組み込む充電装置は、実施の形態1〜3のいずれの形態の充電装置であってもよい。
以上のように、本実施の形態4に係る自動機器(ATM)によれば、
実施の形態1〜3のいずれかの充電装置を備え、
少なくとも、前記タグ読取手段の読取面と、前記電力出力手段の電力供給面とが、本体筐体の外部に露出しているので、
タグIDにより非接触認証を行い、また非接触による充電用電力供給を行うとともに、充電中はATMの利用を促すことができる。これにより、利用者に対しては充電サービスとATMサービスの双方を提供することが可能になるとともに、サービス提供者側としては、利用者がATMを利用する機会の増加につながり、事業機会が増加するという効果もある。
実施の形態5.
実施の形態4の自動機器(ATM)は、利用者の携帯情報端末が有するタグIDを読み取り、利用者の個人識別を行うことができるが、その個人識別情報の利用対象は、利用履歴を記録するに留まっていた。
本発明の実施の形態5に係る自動機器(ATM)は、タグIDによる個人識別情報を積極的に活用し、クーポン券の贈呈などの個人別サービスを提供するものである。
本実施の形態5に係る自動機器(ATM)の構成は、原則として実施の形態4における図12〜図13と同様である。
ただし、記憶手段1205は、顧客ID毎のポイント情報を保持する顧客ポイントテーブル113(図示せず)を格納している点が、実施の形態4と異なる。顧客ポイントテーブル113の構成は、後述の図16で説明する。
また、タグ読取部1204は、タグライターの機能を兼ね備え、携帯情報端末に情報を送信することができるものとする。同様に、携帯情報端末のタグは、タグリーダーの機能を兼ね備えているものとする。
図15は、本実施の形態5における情報提示部の画面表示例を示すものである。ここでは、情報提示部が利用者に提示するコンテンツとして、サービス利用回数に応じたクーポン券を表示する例を示している。
本実施の形態5においては、利用者が充電装置を一定回数利用するごとに、特定の店舗(例えばATMを設置しているコンビニエンスストア)で利用できるクーポン券を入手できるものとする。
クーポン券の実体や、クーポン券入手の処理シーケンスについては、後述する。
図15においては、利用者は携帯情報端末1500を非接触充電用電力出力部1202に置き、充電を開始するとともに、自動機器(ATM)の操作を開始する。
このとき、利用回数が一定回数に達していれば、情報提示部1222(もしくは情報提示部1208)に、クーポン券の内容が表示される。このとき、携帯情報端末1500に同じ内容を表示するようにしてもよい。
クーポン券の内容は、記憶手段1209にあらかじめ格納しておいてもよいし、利用回数や顧客の生年月日などの属性に応じて、動的に生成してもよい。
なお、非接触充電用電力出力部1203〜操作部1223は、図13に示すものと同様であるので、説明を省略する。また、クーポン券を表示する際の処理シーケンスは、後述の図17で説明する。
図16は、記憶手段1205が格納する顧客ポイントテーブル113の構成とデータ例を説明するものである。以下、各列について説明する。
「顧客ID」列は、顧客テーブル111の「顧客ID」列と同義である。本列に外部キー制約を付与して関連付けを行うことで、両テーブルの関連を表すことができる。
「残りポイント」列は、該当する「顧客ID」を有する利用者の残存獲得ポイントを表すものである。
ポイントの付与は、例えば充電装置の利用ごとに規定のポイントを自動的に付与するようにしてもよいし、利用者が金銭でポイントを購入してあらかじめチャージしておくようにしてもよい。
図17は、図15において、情報提示部1208(もしくは情報提示部1222)及び携帯情報端末の画面にクーポン券の内容を表示する際の処理シーケンスを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。
(S1701)
利用者は、携帯情報端末1500を充電装置1207のタグ読取部1204に置く。
(S1702)
タグ読取部1204は、携帯情報端末1500のタグが送信する情報を受け取り、タグIDを読み取る。読み取ったタグIDは、認証部1206に出力される。
(S1703)
認証部1206は、顧客タグテーブル110に、該当するタグIDが存在するか否かを照会する。
該当するタグIDが存在すれば、当該タグIDに関連付けられた顧客IDを合わせて照会する。該当するIDが存在しなければ、充電を行うことを認めず、その旨をビープ音や画面表示などにより利用者へ通知する。
(S1704)
認証部1206は、ステップS1703で取得した顧客IDを基に、顧客ポイントテーブル113へ該当する顧客の残りポイントを照会する。
(S1705)
認証部1206は、情報提示部1208へクーポン券データを表示するよう指示する。
(S1706)
情報提示部1208は、認証部1206の指示に基づき、記憶手段1209より該当するクーポン券データを読み出し、利用者に提示する。クーポン券データの内容は、後述の図18で説明する。
なおこのとき、自動機器(ATM)の情報提示部1222にも同じ内容を表示するようにしてもよい。
(S1707)
認証部1206は、タグ読取部1204に、クーポン券データの内容を携帯情報端末1500へ送るように指示する。
本ステップ、及び以後のステップは、携帯情報端末1500にクーポン券データの内容を表示する必要がない場合は、スキップしてもよい。
(S1708)
タグ読取部1204は、クーポン券データの内容を携帯情報端末1500へ送信する。このとき送信するクーポン券データは、あらかじめ記憶手段1209に格納しておいたものを送信してもよいし、ネットワーク上のURLなどのロケーションを示す情報のみを送信し、携帯情報端末が自らクーポン券データを取得するようにしてもよい。
(S1709)
携帯情報端末1500は、受け取ったクーポン券データの内容を基に、クーポン券を画面表示する。
図18は、クーポン券データの構成例を示すものである。ここでは、図15に示すクーポン券の内容と同じものを例として示している。
クーポン券データは、前述のように比較的処理能力の小さい携帯情報端末などに表示する場合があるため、データ量は少ないほうが望ましい。また、クーポン券データを直接携帯情報端末に配信せず、ロケーションのみを通知する場合を考慮すると、クーポン券データは、インターネットを介して送信するのに適したフォーマットであることが望ましい。
そこで、図18に示すように、マークアップ言語の形式で記述されたテキストデータでクーポン券データを構成しておけば、データ容量が少なくてすむとともに、インターネットを介した配信も容易である。
利用者の残りポイントなど、個人毎あるいは利用毎に異なるクーポン券の内容を提示したい場合には、変動する可能性のある部分をパラメータ化しておくこともできる。
例えば、図18に示すクーポン券データの6行目「_$point」と記載している部分は、顧客ポイントテーブル113の内容に応じて動的に生成し、携帯情報端末に送信するようにすることができる。
同様に、有効期限をクーポン券発効日から所定の日数とする場合には、13行目の「_$expire」と記載している部分を、動的に生成することができる。
図19は、クーポン券データを送信する際に、顧客テーブル111より利用者に関する情報を、利用履歴テーブルより利用履歴情報を取得し、取得した情報に基づいて動的にクーポン券データを生成する場合の処理シーケンスを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。
なお、記載の便宜上、図17の携帯情報端末に相当する部分は省略している。
(S1901)
タグ読取部1204は、携帯情報端末1500のタグが送信する情報を受け取り、タグIDを読み取る。読み取ったタグIDは、認証部1206に出力される。
(S1902)
認証部1206は、顧客タグテーブル110に、該当するタグIDが存在するか否かを照会する。
該当するタグIDが存在すれば、当該タグIDに関連付けられた顧客IDを合わせて照会する。該当するIDが存在しなければ、充電を行うことを認めず、その旨をビープ音や画面表示などにより利用者へ通知する。
(S1903)
認証部1206は、ステップS1902で取得した顧客IDを基に、利用履歴テーブル112へ、該当する利用者のこれまでの利用履歴を照会する。
(S1904)
認証部1206は、ステップS1902で取得した顧客IDを基に、顧客テーブル111へ、該当する利用者の氏名などの情報を照会する。
(S1905)
認証部1206は、情報提示部1208へクーポン券データを表示するよう指示する。クーポン券データの内容は、ステップS1903〜S1904で取得した情報を反映するようにすることができる。
(S1906)
情報提示部1208は、認証部1206の指示に基づき、記憶手段1209より該当するクーポン券データを読み出し、利用者に提示する。
なおこのとき、自動機器(ATM)の情報提示部1222にも同じ内容を表示するようにしてもよい。
(S1907)
認証部1206は、タグ読取部1204に、クーポン券データの内容を携帯情報端末1500へ送るように指示する。
本ステップ、及び以後のステップは、携帯情報端末1500にクーポン券データの内容を表示する必要がない場合は、スキップしてもよい。
(S1908)
タグ読取部1204は、クーポン券データの内容を携帯情報端末1500へ送信する。このとき送信するクーポン券データは、あらかじめ記憶手段1209に格納しておいたものを送信してもよいし、ネットワーク上のURLなどのロケーションを示す情報のみを送信し、携帯情報端末が自らクーポン券データを取得するようにしてもよい。
以上、タグIDの情報を基に利用者個人を識別し、利用者ごとにカスタマイズされたクーポン券贈呈サービスを提供する例を説明したが、ATMのバンキング機能を提供するに際して、同様に利用者個人を識別することにより、バンキングサービスと連携することも可能である。
以下、口座情報を画面表示する例について、図20と図21を用いて説明する。
図20は、利用者が有する銀行口座の残高情報を保持する口座テーブルの構成とデータ例を示すものである。以下、各列について説明する。
「口座番号」列は、利用者が保有する銀行口座の口座番号である。
「顧客ID」列は、顧客テーブル111の「顧客ID」列と同義である。
「残高」列は、該当する利用者の保有口座の預金残高である。
口座情報は、通常はATMに銀行カードを挿入し、暗証番号を入力することによってアクセスされるものであるが、利用者が保有する携帯情報端末のタグIDと、当該利用者が保有する口座番号等とが事前に分かっていれば、銀行カードと暗証番号を用いる代わりにタグIDを以って利用者を認証し、口座情報へのアクセスを許可することも可能である。
なお、口座情報は通常、遠隔地のデータセンター内に保持されているため、タグIDを用いた認証が完了した後は、当該認証情報を基に、ネットワークを介して口座情報にアクセスすることになる。
図21は、口座情報を取得し、画面表示する際の処理シーケンスを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。
(S2101)〜(S2103)
図17のステップS1701〜S1703と同様であるため、説明を省略する。
(S2104)
認証部1206は、図示しないネットワークを介して、口座テーブルの該当するデータを照会し、残高情報を取得する。
(S2105)
認証部1206は、情報提示部1208に、ステップS2104で取得した残高情報を表示するように指示する。
(S2106)
情報提示部1208は、認証部1206の指示に基づき、ステップS2104で取得した残高情報を表示する。
ステップS2106においては、同時にATMの情報提示部1222にも残高情報を提示するようにしてもよい。また、始めから情報提示部1208と情報提示部1222を一体化して構成しておいてもよい。
図20においては、口座番号と顧客IDが1のテーブル内において関連付けられている例を示したが、利用者が有するタグのタグIDと保有口座との関連が分かりさえすれば、この構成に限る必要はなく、タグIDと口座番号との関係を表すテーブルを別に設ける、あるいは別の認証手段により両者の関係を特定するなど、任意の手法を用いることができる。
また、自動機器(ATM)に組み込む充電装置は、実施の形態1〜3のいずれの形態の充電装置であってもよい。
クーポン券データのカスタマイズ内容は、利用履歴のみに基づくものとしたが、これに限られるものではなく、例えばあらかじめ設定された利用者の嗜好情報に基づき、クーポン券の商品カテゴリをカスタマイズするような構成も可能である。
このように、本実施の形態5によれば、簡易なデータフォーマットを用いて、利用者ごとにカスタマイズされたクーポン券贈呈サービスを提供することができる。
データフォーマットは図18に例示したものに限られるものではなく、任意のフォーマットとすることができる。また、提供可能なコンテンツはクーポン券に限られたものではなく、記憶手段1205に格納したテーブルの情報を用いて、利用者ごとにカスタマイズされた種々のコンテンツを提供することができる。
また、口座テーブルの内容を基に残高情報を表示する例を説明したが、タグIDにより個人を識別し、該当する外部の情報を読み込んで表示するものであれば、任意の情報について同様の手順を適用できる。
また、本実施の形態5においては、口座テーブルと顧客ポイントテーブルとは、顧客IDのみにより関連付けられており、充電サービスと銀行口座との関連性は最小限にとどめたが、サービス提供上は両者の関連をより密接にし、例えばポイントを口座預金からの自動引落で購入するような構成とすることもできる。
以上のように、本実施の形態5に係るATMによれば、
上記に説明した充電装置を備え、
前記タグ読取手段の読取面と、前記電力出力手段の電力供給面と、前記コンテンツ提示手段の表示面とが、本体筐体の外部に露出しており、
前記第1の記憶手段は、
前記顧客IDに関連付けられたポイント情報を保持する顧客ポイントテーブルを格納し、
前記認証手段は、
前記履歴テーブルを参照し、利用者毎の履歴に応じて前記顧客ポイントテーブルの内容を更新し、
前記コンテンツ提示手段は、
前記顧客ポイントテーブルの内容に応じてあらかじめ定められたコンテンツを、前記第2の記憶手段より読み出して利用者へ提示するので、
タグIDにより識別した利用者毎にカスタマイズされたコンテンツを提供することができ、充電装置が備える認証機能と情報提示機能との相乗機能をATMに持たせることができる。
また、タグ読取部1204にタグライターの機能を持たせ、携帯情報端末のタグにタグリーダーの機能を持たせれば、携帯情報端末にも、利用者毎にカスタマイズされたコンテンツを提供することができる。
さらには、利用者毎の履歴に応じて顧客ポイントテーブルの内容を更新するので、利用者がATMを頻繁に利用することを促し、販売機会の増加につながるという効果もある。
また、前記認証手段は、
前記顧客IDを基に、当該顧客の口座情報を照会し、
前記コンテンツ提示手段は、
前記認証手段が照会した口座情報を表示するので、
利用者は銀行カードの挿入や暗証番号の入力を行わなくても、簡単に自身の口座情報を照会することができる。
実施の形態6.
実施の形態3において、インタラクティブ性のあるコンテンツを利用者に提示し、充電中の待ち時間を負担に感じさせないことを図る構成を説明した。
同様の構成を、実施の形態5で説明したような利用者ごとにカスタマイズされたポイントサービスを提供する構成に適用した場合、例えばゲームの成績に応じてポイントを付与するような構成が考えられる。
本発明の実施の形態6では、このようなゲームの一例として、利用者に株価の日平均値を予測させ、予測が的中すれば所定のポイントを付与する構成について説明する。
図22は、本実施の形態6で提供する、ボラティリティトレードゲームコンテンツの画面イメージを示すものである。
ボラティリティとは、証券などの価格の変動性を示す指標であり、ボラティリティが高ければ価格の変動性が大きく、予測が外れる可能性が高いといえる。
利用者は、充電装置による充電中に、携帯情報端末を傾けるなどの操作を行って、図22に示す2本のラインの幅と位置を、情報提示部の画面上で設定する。
なお、株価の日平均の情報は、株価情報を提供するWebサイトなどから、インターネットを介して定期的に自動取得する、あるいは事前に証券システムとのコネクションを確立しておき、プッシュ配信又はプル配信で受け取るなどすればよい。この際、自動取得の頻度により株価情報の正確性に差異があるが、ゲームであるため多少の誤差がある旨を利用者にあらかじめ通知しておけば、特段の問題はないと思われる。
利用者は、図22に示すような画面で株価の予測範囲を設定し、次回にゲームを起動した際に、実際の株価が予測範囲内にあれば、ポイントを取得することができる。取得したポイントは、顧客ポイントテーブル113に自動的にセットされる。
一般に、近い将来の株価を予測するほうが容易であるため、上記のようにゲームのルールを設定することで、利用者が頻繁にATMを利用することを促すことができ、顧客への販売機会などの上昇につながる効果が期待できる。
予測が的中した際に付与するポイントは、予測の難易度に応じて異なるものとしてもよい。例えば、図23と図24に示すようなルールテーブルを設けておくことができる。
図23は、予測が的中した際に利用者へ付与するポイントのルールを格納した、ポイントテーブルの構成とデータ例を示すものである。
図23に示すポイントテーブルは、記憶手段1205に格納される。
一般に、図22の2本の予測ラインの幅が広いほうが予測的中確率が高いため、同幅が広い、即ち予測幅金額が大きいほど、図23に示すように付与ポイントを小さくする。
図24は、記憶手段1205に格納されるポイント係数テーブルの構成とデータ例を示すものである。
予測幅を小さくしたとしても、ごく近い将来の株価を予測するのであれば、的中確率は高いものと思われる。そこで、図24に示すように、予想期間の大小に応じて係数を設けて、同係数を図23の付与ポイントに乗じた値を、最終的な付与ポイントとすることも可能である。
なお、ゲームのオプションルールとして、予測が的中すると、次回予測時に選択できる株価範囲の幅(図22の2本のライン幅)が大きくなり、選択肢が増すような構成としてもよい。同様に、予測が外れた際には、幅の選択肢が小さくなるようにしてもよい。
図25は、記憶手段1205に格納される顧客予想テーブルの構成とデータ例を説明するものである。
利用者が携帯情報端末を操作し、図22の画面で予測幅を設定すると、予測した内容が図25に示す顧客予想テーブルに記録される。
利用者が次回にゲームを起動した際には、同テーブルの該当データが読み出され、実際の株価との比較が行われる。
利用者が予想幅を設定する際、及び設定値を読み出す際の処理シーケンスは、後述の図26と図27で説明する。
図26は、利用者が図22の画面で株価の予測幅を設定する際の処理シーケンスを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。なお、株価情報は事前に取得しているものとする。
(S2601)
利用者は、携帯情報端末1500を充電装置1207のタグ読取部1204に置く。
(S2602)
タグ読取部1204は、携帯情報端末1500のタグが送信する情報を受け取り、タグIDを読み取る。読み取ったタグIDは、認証部1206に出力される。
(S2603)
認証部1206は、顧客タグテーブル110に、該当するタグIDが存在するか否かを照会する。
該当するタグIDが存在すれば、当該タグIDに関連付けられた顧客IDを合わせて照会する。該当するIDが存在しなければ、充電を行うことを認めず、その旨をビープ音や画面表示などにより利用者へ通知する。
(S2604)
認証部1206は、図22のゲーム画面を表示するよう、情報提示部1208に指示を出す。
(S2605)
情報提示部1208は、認証部1206の指示に基づき、図22のゲーム画面を表示する。
(S2606)
利用者は、携帯情報端末1500を操作して、図22の2本の予測ラインの操作指示を行う。
(S2607)
タグ読取部1204は、ステップS2606において利用者が操作した内容を、非接触通信により読み取る。読み取った内容は、認証部1206に出力される。
(S2608)
認証部1206は、予測内容を顧客予想テーブルに格納する。
図27は、利用者が図22の画面で株価の予測幅を設定した後、次回ゲーム起動時に、前回予測内容を読み取る際の処理シーケンスを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。なお、株価情報は事前に取得しているものとする。
(S2701)〜(S2703)
図26のステップS2601〜S2603と同様であるため、説明を省略する。
(S2704)
認証部1206は、ステップS2703で取得した顧客IDを基に、顧客予想テーブルに、前回予想内容を照会する。
(S2705)
認証部1206は、予測の適否、ポイントテーブルの内容及びポイント係数テーブルの内容に応じて、顧客ポイントテーブルの内容を更新する。
地理的な事情などにより、利用者が頻繁にATMを利用することが困難である場合には、別途設けたサーバセンタに予測内容を転送し、利用者の自宅コンピュータなどを用いてインターネット経由で予測結果の確認などをすることも可能である。
なおこの場合、自宅コンピュータにもタグIDの読取装置を備えていることが望ましいが、事前に設定したログインIDとパスワードなどにより代用してもよい。
図28は、サーバセンタとATMとの間でデータを同期させる手順を示すものである。
同期の間隔は、所定時間であってもよいし、更新を行うたびに即時同期を行うようにしてもよい。
このように、ゲームのルールを工夫して、利用者が頻繁にATMを利用したくなるようにしておけば、ATMの利用の機会に、他の商品の広告を流すなど、販売機会の増加につながり、サービス提供者としてのメリットが大きい。
なお、実施の形態1〜6における充電装置の認証部は、マイコン上にソフトウェアを実装する、あるいは記憶手段にソフトウェアを格納しておき、その指示に基づき動作する演算手段を用いる、などの方法により実現することができる。
以上のように、本実施の形態6によれば、
実施の形態3に記載の充電装置を備え、
前記タグ読取手段の読取面と、前記電力出力手段の電力供給面と、前記コンテンツ提示手段の表示面とが、本体筐体の外部に露出しており、
前記第1の記憶手段は、
前記顧客IDに関連付けられたポイント情報を保持する顧客ポイントテーブルと、
前記タグ読取手段が検出した利用者の操作指示内容を前記顧客IDに関連付けて保持する顧客操作テーブルとを格納し、
前記認証手段は、
前記タグ読取手段が検出した利用者の操作指示内容に基づき、前記顧客操作テーブルの内容を更新し、
前記コンテンツ提示手段は、
前記顧客ポイントテーブルの内容に応じてあらかじめ定められたコンテンツを、前記第2の記憶手段より読み出して利用者へ提示するので、
利用者の操作指示を提示コンテンツに反映させて動的コンテンツを提供できるとともに、過去の操作指示内容に基づき、本実施の形態6に示したボラティリティトレードゲームのような、新たなコンテンツを提供することが可能となる。
さらには、ゲームの成績に基づき顧客ポイントテーブルを更新することで、ゲームの利用を促し、以ってATMへの訪問機会を増やして、販売機会の増加を図ることができる。
また、前記認証手段は、
あらかじめ与えられた認証情報に基づき、株価情報を外部より取得し、
前記コンテンツ提示手段は、
前記認証手段が取得した株価情報を利用者に提示し、
前記顧客操作テーブルは、
前記タグ読取手段が検出した利用者の操作指示内容に基づき、利用者が予測した株価予測範囲データを保持するので、
充電装置やATM単体では提供することのできない、ボラティリティトレードゲームのような新たなコンテンツを提供することが可能となる。
また、前記認証手段は、
実際の株価が、前記顧客操作テーブルが保持している株価予測範囲内にあるときには、前記顧客ポイントテーブルの内容を更新するので、
利用者が短い時間間隔でATMを訪問することを促し、販売機会の増加を図ることができる。
実施の形態7.
実施の形態1〜6においては、携帯情報端末を始めとする被充電機器が、タグや非接触充電端子部を備えている必要があり、充電対象の端末が限られている。
本発明の実施の形態7においては、これらの実施の形態で説明した非接触充電可能な携帯情報端末と同様の充電アダプタの構成について説明する。
通常の有線コネクタ接続等により充電を行う携帯情報端末に、本実施の形態7に係る充電アダプタを接続することで、実施の形態1〜6に係る充電装置によるサービス提供を受けることが可能となる。
図29は、本実施の形態7に係る充電アダプタ、充電装置、被充電機器の全体構成を説明するものである。
図29においては、被充電機器2922は、充電アダプタ2920を介して、充電装置2907より充電用電力の供給を受けるものとする。
まず、充電アダプタ2920の構成について説明する。
充電アダプタ2920は、非接触充電端子部2901、タグ2902、接触充電端子部2921を有する。
非接触充電端子部2901、タグ2902の機能は、実施の形態1の図1における非接触充電端子部101、タグ102と同様であるため、説明を省略する。
接触充電端子部2921は、非接触充電端子部2901が受け取った充電用電力を、有線コネクタ等により接触方式で被充電機器2922に供給する。
充電装置2907は、非接触充電用電力出力部2903、タグ読取部2904、記憶手段2905、認証部2906を有する。これらの機能は、実施の形態1の図1における充電装置107と同様であるため、説明を省略する。
図30は、図29の充電装置2907の全体処理フローを説明するものである。以下、各ステップについて説明する。なお、実施の形態1の図6に相当する処理シーケンスの説明は省略する。
(S3001)
利用者は、被充電機器2922を接続した充電アダプタ2920を、充電装置2907のタグ読取部2904に置く。
(S3002)
タグ読取部2904は、充電アダプタ2920のタグ2902が送信する情報を受け取り、タグIDを読み取る。読み取ったタグIDは、認証部2906に出力される。
(S3003)
認証部2906は、顧客タグテーブル110に、該当するタグIDが存在するか否かを照会し、読み取ったタグIDと、顧客タグテーブル110内の「タグID」列の値とを比較する。
(S3004)
認証部2906は、顧客タグテーブル110に該当するタグIDが存在するか否かを判断する。
該当するタグIDが存在すれば、ステップS3005へ進む。該当するIDが存在しなければ、処理を終了する。
(S3005)
認証部2906は、読み取ったタグIDをキャッシュメモリなどに保存しておく。保存したタグIDは、後述のステップS3008で用いられる。
(S3006)
非接触充電用電力出力部2903により、充電が行われる。
(S3007)
認証部2906は、非接触充電用電力出力部2903による充電中、タグ読取部2904がタグ2902のタグIDを読み取る。読み取れた場合はステップS3008へ、読み取れない場合はS3010へ進む。
(S3008)
認証部2906は、ステップS3007で読み取ったタグIDと、ステップS3005で保存したタグIDとを比較する。両者が一致すればステップS3009へ、一致しなければステップS3010へ進む。
(S3009)
認証部2906は、一定期間スリープした後、ステップS3007へ戻る。
(S3010)
認証部2906は、非接触充電用電力出力部2903による電力供給を終了させる。
(S3011)
認証部2906は、これまでの利用状況を基に、利用履歴テーブル106に新たなレコードを追加する。
このように、本実施の形態7に係る充電アダプタを用いれば、非接触タグや非接触充電機構を備えていない携帯情報端末であっても、本発明に係る充電装置の提供する機能を享受できる。
なお、本実施の形態7においては、充電装置2907が実施の形態1と同様の構成を有する場合について説明したが、これに限られるものではなく、他の実施の形態と同様の構成を有する場合であっても同様である。
以上のように、本実施の形態7に係る充電アダプタによれば、
非接触通信によりタグ情報を送信する非接触タグと、
非接触で充電用電力を受け取る非接触充電端子と、
前記非接触充電端子が受け取った充電用電力を外部機器に供給する接触充電端子と、
を有するので、
通常の有線コネクタ接続等により充電を行う携帯情報端末に、本実施の形態7に係る充電アダプタを接続することで、実施の形態1〜6に係る充電装置によるサービス提供を受けることが可能となる。
実施の形態1に係る充電装置、及び被充電機器としての携帯情報端末の全体構成図を示すものである。 図1に示す全体構成図の概観イメージを示すものである。 記憶手段105が格納している、顧客タグテーブル110の構成とデータ例を示すものである。 記憶手段105が格納している、顧客テーブル111の構成とデータ例を示すものである。 記憶手段105が格納している、利用履歴テーブル112の構成とデータ例を示すものである。 実施の形態1において、携帯情報端末100が充電装置107より電力供給を受ける際の全体処理シーケンスを説明するものである。 図6の全体処理シーケンスーのうち、認証部106の認証処理を中心とした処理フローを説明するものである。 実施の形態2に係る充電装置、及び被充電機器の全体構成図を示すものである。 図8の充電装置807の全体処理フローを説明するものである。 実施の形態3に係る充電装置、及び被充電機器の全体構成図を示すものである。 図10の充電装置1007の全体処理フローを説明するものである。 実施の形態4に係る充電装置、及びそれを組み込んだ自動機器の全体構成図を示すものである。 図12における自動機器1220がATMであるとした場合の、外観イメージを示すものである。 図13に示すATMと、内部に組み込まれた充電装置1207との全体動作フローを説明するものである。 実施の形態5における情報提示部の画面表示例を示すものである。 記憶手段1205が格納する顧客ポイントテーブル113の構成とデータ例を説明するものである。 図15において、情報提示部1208及び携帯情報端末の画面にクーポン券の内容を表示する際の処理シーケンスを説明するものである。 クーポン券データの構成例を示すものである。 動的にクーポン券データを生成する場合の処理シーケンスを説明するものである。 利用者が有する銀行口座の残高情報を保持する口座テーブルの構成とデータ例を示すものである。 口座情報を取得し、画面表示する際の処理シーケンスを説明するものである。 実施の形態6で提供する、ボラティリティトレードゲームコンテンツの画面イメージを示すものである。 予測が的中した際に利用者へ付与するポイントのルールを格納した、ポイントテーブルの構成とデータ例を示すものである。 記憶手段1205に格納されるポイント係数テーブルの構成とデータ例を示すものである。 記憶手段1205に格納される顧客予想テーブルの構成とデータ例を説明するものである。 利用者が図22の画面で株価の予測幅を設定する際の処理シーケンスを説明するものである。 利用者が図22の画面で株価の予測幅を設定した後、次回ゲーム起動時に、前回予測内容を読み取る際の処理シーケンスを説明するものである。 サーバセンタとATMとの間でデータを同期させる手順を示すものである。 実施の形態7に係る充電アダプタ、充電装置、被充電機器の全体構成を説明するものである。 図29の充電装置2907の全体処理フローを説明するものである。
符号の説明
100 携帯情報端末、101 非接触充電端子部、102 タグ、103 非接触充電用電力出力部、104 タグ読取部、105 記憶手段、106 認証部、107 充電装置、800 携帯情報端末、801 非接触充電端子部、802 タグ、803 非接触充電用電力出力部、804 タグ読取部、805 記憶手段、806 認証部、807 充電装置、808 情報提示部、809 記憶手段、1000 携帯情報端末、1001 非接触充電端子部、1002 タグ、1003 非接触充電用電力出力部、1004 タグ読取部、1005 記憶手段、1006 認証部、1007 充電装置、1008 情報提示部、1009 記憶手段、1010 操作部、1203 非接触充電用電力出力部、1204 タグ読取部、1205 記憶手段、1206 認証部、1207 充電装置、1208 情報提示部、1209 記憶手段、1211 操作状態監視部、1220 自動機器、1221 基本機能提供部、1222 情報提示部、1223 操作部、1500 携帯情報端末、2801 サーバセンタ、2901 非接触充電端子部、2902 タグ、2903 非接触充電用電力出力部、2904 タグ読取部、2905 記憶手段、2906 認証部、2907 充電装置、2920 充電アダプタ、2921 接触充電端子部、2922 被充電機器。

Claims (8)

  1. 充電用電力を外部機器に供給する充電装置であって、
    非接触通信により電力供給相手機器のタグ情報を読み取るタグ読取手段と、
    前記タグ読取部が読み取ったタグ情報に基づき、当該タグ情報を持つ機器が正当な電力供給相手機器であるか否かの認証を行う認証手段と、
    前記認証手段の指示に基づき、非接触で充電用電力を供給する電力出力手段と、
    正当な電力供給相手機器のタグ情報リストを保持するタグテーブルを格納した第1の記憶手段と、
    充電用電力供給中に利用者へ提示するためのコンテンツを格納した第2の記憶手段と、
    前記コンテンツを利用者へ提示するコンテンツ提示手段と、
    前記コンテンツ提示手段に利用者の操作指示内容を伝達する操作信号伝達手段と、
    を有し、
    前記認証手段は、前記第1の記憶手段に格納されたタグテーブルを参照して、電力供給相手機器の認証を行い、
    前記タグ読取手段は、電力供給相手機器の動きを検出して前記操作信号伝達手段に出力し、
    前記操作信号伝達手段は、前記タグ読取手段の当該出力を利用者の操作指示とみなして前記コンテンツ提示手段に伝達し、
    前記コンテンツ提示手段は、前記電力出力手段が電力供給を開始すると、前記第2の記憶手段よりコンテンツを読み出して利用者へ提示し、
    前記操作信号伝達手段の出力に応じて、コンテンツの表示内容を変化させ、
    前記電力出力手段が電力供給を終了すると、利用者へのコンテンツ提示を終了する
    ことを特徴とする充電装置。
  2. 前記タグ読取手段は、前記電力供給相手機器の動きをセンサにより検出することを特徴とする請求項に記載の充電装置。
  3. 前記タグテーブルは、タグ情報に関連付けられた顧客IDを保持し、
    前記第1の記憶手段は、前記顧客IDに関連付けられた顧客情報を保持する顧客テーブルを格納し、
    前記認証手段は、前記第1の記憶手段に格納された顧客テーブルを参照して、電力供給相手機器の利用者を識別することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充電装置。
  4. 前記第1の記憶手段は、顧客毎の利用履歴を保持する履歴テーブルを格納し、
    前記認証手段は、前記タグ情報もしくは前記顧客ID、又はその両者を基に、利用者毎の利用履歴を前記履歴テーブルに格納することを特徴とする請求項3に記載の充電装置。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の充電装置を備え、
    少なくとも、前記タグ読取手段の読取面と、前記電力出力手段の電力供給面とが、本体筐体の外部に露出していることを特徴とする自動機器。
  6. 請求項に記載の充電装置を備え、
    前記タグ読取手段の読取面と、前記電力出力手段の電力供給面と、前記コンテンツ提示手段の表示面とが、本体筐体の外部に露出しており、
    前記第1の記憶手段は、
    前記顧客IDに関連付けられたポイント情報を保持する顧客ポイントテーブルを格納し、
    前記認証手段は、
    前記履歴テーブルを参照し、利用者毎の履歴に応じて前記顧客ポイントテーブルの内容を更新し、
    前記コンテンツ提示手段は、
    前記顧客ポイントテーブルの内容に応じてあらかじめ定められたコンテンツを、前記第2の記憶手段より読み出して利用者へ提示することを特徴とする自動機器。
  7. 前記認証手段は、
    前記顧客IDを基に、当該顧客の口座情報を照会し、
    前記コンテンツ提示手段は、
    前記認証手段が照会した口座情報を表示することを特徴とする請求項に記載の自動機器。
  8. 請求項3又は請求項4に記載の充電装置を備え、
    前記タグ読取手段の読取面と、前記電力出力手段の電力供給面と、前記コンテンツ提示手段の表示面とが、本体筐体の外部に露出しており、
    前記第1の記憶手段は、
    前記顧客IDに関連付けられたポイント情報を保持する顧客ポイントテーブルと、
    前記タグ読取手段が検出した利用者の操作指示内容を前記顧客IDに関連付けて保持する顧客操作テーブルとを格納し、
    前記認証手段は、
    前記タグ読取手段が検出した利用者の操作指示内容に基づき、前記顧客操作テーブルの内容を更新し、
    前記コンテンツ提示手段は、
    前記顧客ポイントテーブルの内容に応じてあらかじめ定められたコンテンツを、前記第2の記憶手段より読み出して利用者へ提示することを特徴とする自動機器。
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