JP4669242B2 - 燃料電池用配管部材及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持する発電セルを設けた燃料電池に接続される燃料電池用配管部材及びその製造方法に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜(電解質)の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を対設した電解質膜・電極構造体を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
この燃料電池において、アノード側電極には、燃料ガス、例えば、主に水素を含有するガス(以下、水素含有ガスともいう)が供給される一方、カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば、主に酸素を含有するガスあるいは空気(以下、酸素含有ガスともいう)が供給されている。アノード側電極に供給された燃料ガスは、電極触媒上で水素がイオン化され、電解質膜を介してカソード側電極側へと移動する。その間に生じた電子は外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。
上記の燃料電池では、燃料ガス、酸化剤ガス及び冷却媒体を流すために、種々の配管構造が採用されている。例えば、特許文献1に開示されている燃料電池の冷却装置では、図9に示すように、単セル1と冷却板2とを組み合せたセルスタック3を備えている。このセルスタック3の周側面には、冷媒ヘッダ兼用の燃料ガス供給用マニホールド4a及び燃料ガス排出用マニホールド4bと、酸化剤ガス供給用マニホールド5a及び酸化剤ガス排出用マニホールド5bとが配設されている。
燃料ガス供給用マニホールド4aには、入口中空部6aが設けられ、前記入口中空部6aに分岐管継手7aを介して冷媒チューブ8の一端が接続されている。冷媒チューブ8は、冷却板2に設けられている凹溝(図示せず)に嵌合して配管され、セルスタック3の側部で分岐管継手7bを介して出口中空部6bに接続されている。
冷媒チューブ8は、電気絶縁性を有する可撓性チューブであり、例えば、フッ素樹脂(電解質のリン酸に対する耐腐食が高い)で構成されている。これにより、単セル1間に電気的な短絡回路が形成されることを有効に阻止することができる、としている。
特開平5−82142号公報(図1)
上記の特許文献1では、通常、冷媒チューブ8が樹脂成形、例えば、射出成形により一体成形されている。このため、シール部位を構成するシール溝に金型のパーティングラインが形成されたり、アンダーカット部が存在することによって偏肉によるヒケ等が発生したりするおそれがあり、結果的にシール機能が低下するという問題がある。これにより、例えば、冷媒チューブ8の一端が分岐管継手7aに接続される際、この冷媒チューブ8の一端のシール性を良好に確保することができないおそれがある。
そこで、冷媒チューブ8の一端に、旋盤やマイクロマシニング等により切削加工を施すことが考えられる。しかしながら、旋盤による加工では、被加工物を回転させるため、長尺で且つ形状の複雑な冷媒チューブ8の加工に適さないという問題がある。一方、マイクロマシニングによる加工では、所望の寸法精度を得ることができないという問題がある。
さらに、樹脂成形後に切削加工を施す際には、ヒケや反り返り等が発生するおそれがあり、被加工物である冷媒チューブ8を相当に肉厚に成形する必要がある。このため、冷媒チューブ8全体が大径且つ肉厚になるという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単な構成及び工程で、シール部位に所望の寸法精度を維持するとともに、配管部材を効率的に製造することが可能な燃料電池用配管部材及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持する発電セルを設けた燃料電池に接続される燃料電池用配管部材である。この配管部材は、燃料電池内の少なくとも反応ガス流路又は冷却媒体流路のいずれかに連通する配管接続部に装着されるとともに、切削加工乃至研削加工によりシール部位が形成される樹脂製連結部と、樹脂成形される樹脂製配管本体とを備え、前記樹脂製連結部と前記樹脂製配管本体とが一体的に接合されている。なお、樹脂成形とは、例えば、射出成形等の成形処理をいう。
また、本発明は、電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持する発電セルを設けた燃料電池に接続される燃料電池用配管部材の製造方法である。この製造方法は、燃料電池内の少なくとも反応ガス流路又は冷却媒体流路のいずれかに連通する配管接続部に装着される樹脂製連結部に、切削加工乃至研削加工を施してシール部位を形成する工程と、樹脂成形処理を施して樹脂製配管本体を成形する工程と、前記樹脂製連結部と前記樹脂製配管本体とを一体的に接合する工程とを有している。
さらに、少なくとも樹脂製連結部の端面又は樹脂製配管本体の端面のいずれかを加熱した状態で、前記端面同士を熱溶着により一体的に接合することが好ましい。
本発明によれば、樹脂製連結部には、切削加工乃至研削加工によりシール部位が形成されるため、このシール部位の寸法精度が良好に向上し、所望のシール機能を確保することができる。しかも、樹脂製配管本体は、樹脂成形、例えば、射出成形により成形された後、樹脂製連結部と接合されている。このため、樹脂製配管本体は、相当に肉薄に設定可能であるとともに、前記樹脂製配管本体を効率的且つ経済的に製造することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池用配管部材10の分解斜視図であり、図2は、前記配管部材10が後述する配管接続部66に接続された状態の一部断面説明図である。
配管部材10は、樹脂製配管本体12と、前記樹脂製配管本体12の両端(少なくとも一端)に接合される樹脂製の第1及び第2連結部14a、14bとを一体的に設ける。配管本体12は、樹脂成形、例えば、フッ素系樹脂を使用して射出成形される一方、第1及び第2連結部14a、14bには、旋盤等による切削加工(乃至研削加工)が施されて内周面16a、16bと外周面(シール部位)18a、18bとが形成される。外周面18a、18bには、シール部材20a、20bを収容するためのリング状の凹部22a、22bが周回形成される。
第1連結部14aには、フランジ部24aが設けられるとともに、このフランジ部24aに孔部26が形成される。第2連結部14bには、フランジ部24bが形成される。
図3に示すように、配管部材10及びこの配管部材10と略同様に構成される配管部材10a〜10eは、燃料電池スタック30に接続される。この燃料電池スタック30は、例えば、自動車等の車両に搭載されている。
燃料電池スタック30は、複数の発電セル32が矢印A方向に積層された積層体34を備え、前記積層体34の積層方向両端には、インシュレータプレート36及びターミナルプレート38を介装してエンドプレート40a、40bが配置される。エンドプレート40a、40bは、図示しない締め付けボルトにより積層方向(矢印A方向)に締め付けられる。
図4に示すように、各発電セル32は、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)42と、前記電解質膜・電極構造体42を挟持する薄板波形状の第1及び第2金属セパレータ44、46とを備える。
発電セル32の長辺方向(図4中、矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔48a、冷却媒体を供給するための冷却媒体供給連通孔50a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔52bが設けられる。
発電セル32の長辺方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔52a、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔50b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔48bが設けられる。
電解質膜・電極構造体42は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜54と、前記固体高分子電解質膜54を挟持するアノード側電極56及びカソード側電極58とを備える。
アノード側電極56及びカソード側電極58は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されることにより形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜54の両面側に形成される。
第1金属セパレータ44は、電解質膜・電極構造体42に向かう面に燃料ガス供給連通孔52aと燃料ガス排出連通孔52bとを連通する燃料ガス流路60を設ける。第1金属セパレータ44は、反対の面に冷却媒体供給連通孔50aと冷却媒体排出連通孔50bとを連通する冷却媒体流路62を設ける。
第2金属セパレータ46は、電解質膜・電極構造体42に向かう面に酸化剤ガス流路64を設けるとともに、この酸化剤ガス流路64は、酸化剤ガス供給連通孔48aと酸化剤ガス排出連通孔48bとに連通する。第2金属セパレータ46は、反対の面に第1金属セパレータ44と重なり合って冷却媒体流路62が一体的に形成される。
燃料ガス流路60、冷却媒体流路62及び酸化剤ガス流路64は、例えば、矢印B方向に延在する複数本の溝部により構成される。第1及び第2金属セパレータ44、46の面の周縁部には、図示しないシール部材が一体成形される。
エンドプレート40aには、配管接続部66、68が積層体34とは反対の面に個別に、あるいは一体的に設けられる。配管接続部66には、酸化剤ガス供給連通孔48a、冷却媒体供給連通孔50a、及び燃料ガス排出連通孔52bに連通する接続用筒状部70a、72a及び74bが、矢印A方向に膨出形成されるとともに、前記筒状部70a、72a及び74bには、酸化剤ガス供給連通孔48a、冷却媒体供給連通孔50a及び燃料ガス排出連通孔52bに連通する孔部71a、73a及び75bが形成される。筒状部70a、72a及び74bの端部には、孔部71a、73a及び75bに平行してそれぞれねじ穴78が設けられる。
配管接続部68は、燃料ガス供給連通孔52a、冷却媒体排出連通孔50b及び酸化剤ガス排出連通孔48bに連通する孔部75a、73b及び71bが形成された接続用筒状部74a、72b及び70bが矢印A方向に膨出形成される。筒状部74a、72b及び70bの端部には、孔部75a、73b及び71bに平行してそれぞれねじ穴78が形成される。
図2に示すように、筒状部70aは、配管部材10を構成する第1連結部14aの外周面18aに嵌合する。フランジ部24aの孔部26と筒状部70aに形成されるねじ穴78とに止めねじ80が挿入され、前記第1連結部14aが前記配管接続部66に固定される。筒状部72a、74b、74a、72b及び70bには、同様にして配管部材10a〜10eが接続される。
図5に示すように、配管部材10、10eは、酸化剤ガス供給部86を構成している。酸化剤ガス供給部86は、空気を圧縮して供給するためのスーパーチャージャ(又はポンプ)88を設けるともに、このスーパーチャージャ88は、加湿器90に接続される。加湿器90は、図示していないが、水透過性膜や中空糸膜等を用いており、前記加湿器90に配管部材10a、10eが接続されて、前記配管部材10eを流れる使用済みの空気(オフガス)よって前記配管部材10を流れる反応前の空気が加湿される。
配管部材10c、10bは、燃料ガスを供給及び排出するための燃料ガス供給部(図示せず)を構成するとともに、配管部材10a、10dは、図示しない冷却媒体循環系を構成しており、ポンプ等によって前記配管部材10dから排出された冷却媒体を前記配管部材10aに循環供給する。
次に、本実施形態に係る配管部材10の製造方法について説明する。
先ず、配管本体12が、例えば、フッ素系樹脂を使用して射出成形されるとともに、第1及び第2連結部14a、14bが旋盤等により切削加工乃至研削加工される。そして、図6に示すように、加熱部材92が所定の温度に加熱された状態で、この加熱部材92を介して配管本体12の一方の接合端面と第1連結部14aの接合端面とが加熱される。なお、配管本体12の一方の接合端面のみ、あるいは第1連結部14aの接合端面のみを加熱してもよい。
さらに、図7に示すように、加熱部材92又は配管本体12及び第1連結部14aが加熱位置から取り出された後、前記配管本体12と前記第1連結部14aとは、互いに近接する方向に移動される。このため、図8に示すように、配管本体12の一方の接合端面と第1連結部14aの接合端面とは、互いに溶融して接合される。
同様に、配管本体12の他方の接合端面と第2連結部14bの接合端面とは、所定の加熱状態で互いに溶融して接合される。これにより、配管部材10が製造される。なお、他の配管部材10a〜10eは、上記の配管部材10と同様に製造される。
この場合、本実施形態では、第1及び第2連結部14a、14bには、切削加工乃至研削加工処理が施されてシール部位である外周面18a、18bが形成される。このため、外周面18a、18bの寸法精度が良好に向上し、所望のシール機能を確保することができるという効果が得られる。
しかも、配管本体12は、樹脂成形、例えば、射出成形により成形された後、第1及び第2連結部14a、14bと接合されている。これにより、配管本体12は、相当に肉薄に設定可能であるとともに、前記配管本体12を効率的且つ経済的に製造することができる。
次いで、燃料電池スタック30の動作について説明する。
先ず、図5に示すように、酸化剤ガス供給部86において、スーパーチャージャ88を介して圧縮された空気が加湿器90に供給される。この加湿器90には、燃料電池スタック30の発電に使用された反応済みの空気であるオフガスが配管部材10eを介して供給され、このオフガスから使用前の空気に加湿が行われる。そして、加湿された空気は、配管部材10を通って燃料電池スタック30の酸化剤ガス供給連通孔48aに供給される。
一方、図示しない燃料ガス供給部から配管部材10cを通って燃料電池スタック30の燃料ガス供給連通孔52aに供給される。また、図示しない冷却媒体供給部から配管部材10aを通って燃料電池スタック30の冷却媒体供給連通孔50aに冷却媒体が供給される。
図4に示すように、燃料電池スタック30内では、酸化剤ガスが、酸化剤ガス供給連通孔48aから第2金属セパレータ46の酸化剤ガス流路64に導入され、電解質膜・電極構造体42のカソード側電極58に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔52aから第1金属セパレータ44の燃料ガス流路60に導入され、電解質膜・電極構造体42のアノード側電極56に沿って移動する。
従って、各電解質膜・電極構造体42では、カソード側電極58に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極56に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極58に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔48bに沿って流動した後、エンドプレート40aに連結された配管部材10eに排出される。同様に、アノード側電極56に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔52bに排出されて流動し、エンドプレート40aに連結された配管部材10bに排出される。
また、配管部材10aから燃料電池スタック30内の冷却媒体供給連通孔50aに供給される冷却媒体は、第1及び第2金属セパレータ44、46間の冷却媒体流路62に導入された後、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体42を冷却した後、冷却媒体排出連通孔50bを移動してエンドプレート40aに連結された配管部材10dに排出され、循環使用される。
本発明の実施形態に係る燃料電池用配管部材の分解斜視図である。 前記配管部材が配管接続部に接続された状態の一部断面説明図である。 前記配管部材が接続される燃料電池スタックの概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの要部分解斜視説明図である。 酸化剤ガス供給部の概略説明図である。 前記配管部材を構成する配管本体と連結部とが加熱部材により加熱される際の説明図である。 前記加熱部材が取り出される際の説明図である。 前記配管本体と前記連結部とが溶融して接合される際の説明図である。 特許文献1に開示されている燃料電池の冷却装置の説明図である。
符号の説明
10、10a〜10e…配管部材 12…配管本体
14a、14b…連結部 16a、16b…内周面
18a、18b…外周面 30…燃料電池スタック
32…発電セル 34…積層体
40a、40b…エンドプレート 48a…酸化ガス供給連通孔
48b…酸化ガス排出連通孔 50a…冷却媒体供給連通孔
50b…冷却媒体排出連通孔 52a…燃料ガス供給連通孔
52b…燃料ガス排出連通孔 54…固体高分子電解質膜
56…アノード側電極 58…カソード側電極
60…燃料ガス流路 62…冷却媒体流路
64…酸化ガス流路 66、68…配管接続部
70a、70b、72a、72b、74a、74b…筒状部
86…酸化ガス供給部

Claims (3)

  1. 電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持する発電セルを設けた燃料電池に接続される燃料電池用配管部材であって、
    前記燃料電池は、前記燃料電池内の少なくとも反応ガス流路又は冷却媒体流路のいずれかに連通する孔部が形成された配管接続部を有し、
    前記配管接続部の前記孔部に嵌入される中空の筒状体を有するとともに、切削加工乃至研削加工により前記筒状体の外周面に、前記配管接続部の前記孔部の内周面に対するシール部位が形成される樹脂製連結部と、
    樹脂成形される樹脂製配管本体と、
    を備え、
    前記樹脂製連結部の前記配管接続部に嵌入される側とは反対側の端部前記樹脂製配管本体の一端部とが一体的に接合されることを特徴とする燃料電池用配管部材。
  2. 電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持する発電セルを設けた燃料電池に接続される燃料電池用配管部材の製造方法であって、
    前記燃料電池は、前記燃料電池内の少なくとも反応ガス流路又は冷却媒体流路のいずれかに連通する孔部が形成された配管接続部を有し、
    前記配管接続部の前記孔部に嵌入される中空の筒状体を有する樹脂製連結部に、切削加工乃至研削加工を施して、前記筒状体の外周面に前記配管接続部の前記孔部の内周面に対するシール部位を形成する工程と、
    樹脂成形処理を施して樹脂製配管本体を成形する工程と、
    前記樹脂製連結部の前記配管接続部に嵌入される側とは反対側の端部前記樹脂製配管本体の一端部とを一体的に接合する接合工程と、
    を有することを特徴とする燃料電池用配管部材の製造方法。
  3. 請求項2記載の製造方法において、
    前記接合工程において、
    加熱部材の一側の加熱面で前記樹脂製配管本体の接合端面を加熱して溶融させるとともに、前記加熱部材の他側の加熱面で前記樹脂製連結部の接合端面を加熱して溶融させ、
    前記樹脂製配管本体の溶融した前記接合端面と前記樹脂製連結部の溶融した前記接合端面との間から、前記加熱部材を取り出し、
    前記樹脂製配管本体と前記樹脂製連結部とを、互いに近接する方向に移動させて、前記樹脂性配管本体の接合端面と前記樹脂製連結部の接合端面とを接合することを特徴とする燃料電池用配管部材の製造方法。
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