JP4668255B2 - タンク一体型ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のパワーステアリング装置等に用いられるポンプに関し、とりわけ、作動液を貯留するリザーバタンクをポンプハウジングと一体化したタンク一体型ポンプに関する。
この種のポンプは、通常、リザーバタンクとポンプハウジングが別体に形成され、後に両者が溶接またはボルト結合によって一体に結合される。
尚、この関連技術は、例えば以下の特許文献1に記載されたものが提案されている。
特開平2−237867号公報
しかし、リザーバタンクとポンプハウジングを溶接によって結合する場合には、溶接作業が大掛かりで繁雑であることから製造コストが増大するうえ、リザーバタンクとポンプハウジングを共に金属材料によって形成せざるを得ないことから、樹脂製のリザーバタンクを採用することができなかった。
また、リザーバタンクとポンプハウジングをボルト結合によって結合する場合には、このような不具合は起こらないものの、リザーバタンクとポンプハウジングに外側方向に張り出すボルト結合用のフランジを延設しなければならないため、装置の外形が大型化し、車両のエンジンルーム内等の限られたスペース内でのレイアウトが制限されてしまう。
そこで本発明は、外形の大型化を招いたり、リザーバタンクの材質の制限を受けることなく、リザーバタンクとポンプハウジングを容易にかつ確実に結合することのできるタンク一体型ポンプを提供しようとするものである。
本発明は、金属材料によって形成されたポンプハウジングと、前記ポンプハウジングに形成された吸入通路と、前記ポンプハウジングに回転自在に支持される駆動軸と、前記ポンプハウジングに収容されたカムリングと、前記カムリング内に回転自在に収容され、前記駆動軸の外周側に固設されるロータと、前記ロータに支持され、前記カムリング内で前記ロータと共に回転することにより前記吸入通路から作動油を吸入し、ポンプ作用を為す複数のベーンと、前記ポンプハウジングに設けられ、前記吸入通路と連通接続され、前記駆動軸に対して径方向に延びるように形成されたプラグ接続孔と、樹脂材料によって形成され、前記ポンプハウジングに供給するための作動油を貯留するリザーバタンクと、前記リザーバタンクの外側に突出するように樹脂材料によって前記リザーバタンクと一体に形成され、前記プラグ接続孔と接続されることにより前記リザーバタンク内の作動油を前記ポンプハウジングに供給する吸入プラグと、前記リザーバタンクの前記ポンプハウジング側に設けられ、窪みを有する第1の係止部と、前記リザーバタンクの前記ポンプハウジング側に設けられ、窪みを有する第2の係止部と、前記ポンプハウジングの前記リザーバタンクと対向する側に設けられ、窪みを有する第3の係止部と、前記ポンプハウジングの前記リザーバタンクと対向する側に設けられ、窪みを有する第4の係止部と、弾性を有する1対の脚部を有し、前記脚部の一方側が前記第1の係止部の窪みに挿入され、他方側が前記第3の係止部の窪みに挿入されると共に、前記第1の係止部と前記第3の係止部を介して前記ポンプハウジングと前記リザーバタンクとを結合させる第1のクリップと、弾性を有する1対の脚部を有し、前記脚部の一方側が前記第2の係止部の窪みに挿入され、他方側が前記第4の係止部の窪みに挿入されると共に、前記第2の係止部と前記第4の係止部を介して前記ポンプハウジングと前記リザーバタンクとを結合させる第2のクリップと、を備え、前記第1の係止部と第3の係止部との間に形成される結合面と、前記第2の係止部と第4の係止部との間に形成される結合面は、互いに同一平面上に形成されていると共に、前記吸入プラグの軸方向に対して直角かつ前記カムリングの径方向外側に配置形成されていることを特徴としている。
次に、本発明の一実施例を図1〜図4に基づいて説明する。
図面において、1は、リザーバタンク2とポンプハウジング3を一体に結合した本発明にかかるタンク一体型ポンプである。この実施例の場合、リザーバタンク2は樹脂材料によって形成され、ポンプハウジング3は金属材料によって形成されている。ポンプハウジング3に収容されるポンプ1の本体部4は所謂ベーン型のポンプによって構成されており、複数枚のベーン5を支持したロータ6がカムリング7内で回転することにより、隣接するベーン5,5間の容積が連続的に変化しポンプ作用を為すようになっている。尚、図中8は、ロータ6を支持する駆動軸であり、9は、駆動軸8に動力を伝達するプーリである。
ポンプハウジング3は、その軸方向中央付近の上面に偏平面10が形成されると共に、その偏平面10の中央部にプラグ接続孔11が穿設されている。この接続孔11は、リザーバタンク2に一体に形成された吸入プラグ12が嵌合される部分で、ポンプハウジング3内の吸入通路13と連通接続されている。
ポンプハウジング3の偏平面10には断面L字形のブラケット14の水平壁15が載置され、その状態でブラケット14の垂直壁16がポンプハウジング3の側面にボルト17によって結合されている。ブラケット14の水平壁15はリザーバタンク2の底面とほぼ同サイズに形成され、偏平面10に重合されるその中央部にはポンプハウジング3のプラグ接続孔11に連続する貫通孔18が形成されている。ポンプハウジング3のプラグ接続孔11にはこの貫通孔18を通して吸入プラグ12が嵌合される。
また、ブラケット14の水平壁15とポンプハウジング3の上面の間には、図1に示すように、偏平面10を挟んで左右二つのコ字状の窪み19,20が形成されている。この図中右側の窪み20はポンプハウジング3の側方に直接開口しているが、図中左側の窪み19はブラケット14の水平壁15と垂直壁16の連接コーナに形成されたスリット孔21を通してポンプハウジング3の側方に開口している。このスリット孔21と左側の窪み19は、右側の窪み20と共に本発明におけるポンプハウジング3側の係止部を構成している。さらに、ブラケット14の水平壁15の基端部側(図1中左端部側)と先端部側(図1中右端部側)には、夫々各端面から所定距離離間した位置に長孔状のストッパ孔30,31(本発明における凹部)が形成されている。
一方、リザーバタンク2の底面は前記吸入プラグ12の突出部を除いて全域がほぼ偏平に形成されており、ブラケット14の水平壁15の上面に対して密接状態で当接するようになっている。尚、この実施例の場合、リザーバタンク2の底面とブラケット14の水平壁15の上面がリザーバタンク2側とポンプハウジング3側の結合面となっている。そして、リザーバタンク2の左右の側面のうちの底面近傍部分には所定幅をもつ窪み22,23が夫々リザーバタンク2の内側方向に向かって形成されている。これらの窪み22,23は本発明におけるリザーバタンク2側の係止部を構成するもので、リザーバタンク2とブラケット14の当接面を挟んでポンプハウジング3側の窪み19,20とほぼ対称位置に配置されている。
上記のリザーバタンク2とポンプハウジング3は一対のクリップ24,24によって結合されている。このクリップ24は、図4に示すように、弾性を有する二股の脚部25,26を有し、上側の脚部25がリザーバタンク2側の窪み22(23)に、下側の脚部26がポンプハウジング3側の窪み19(20)に夫々挿入係合されるようになっている。尚、図1中の左側の窪み19に対してはクリップ24の下側の脚部26はスリット孔21を通して挿入される。そして、上側の脚部25の先端は略直角な屈曲部27を有し、下側の脚部26は上側の脚部25よりも長く延出して形成されると共に、先端部近くに上方側に突出する突起28が屈曲形成されている。
実際にリザーバタンク2をポンプハウジング3に結合する場合には、最初にブラケット14をポンプハウジング3にボルト17によって一体に結合しておき、この状態において吸入プラグ12をポンプハウジング3の接続孔11に嵌合して、リザーバタンク2をブラケット14の水平壁15上に載置する。そして、この状態から各クリップ24の脚部25,26を若干押し広げリザーバタンク2側とポンプハウジング3側の各窪み19(20),22(23)内にスライド挿入する。
各クリップ24は、リザーバタンク2とポンプハウジング3の外側面から内側方向に向かって所定量押し入れられると、上側の脚部25の先端(屈曲部27)が窪み22(23)の底部に当接すると共に、下側の脚部26の突起28が図4に示すようにブラケット14のストッパ孔30(31)内に係合される。このとき、突起28はストッパ孔30(31)の端縁から同孔30(31)内に急激に落ち込むため、作業者はクリップ24の挿入が完了したことを確実に感じ取ることができる。
このようにして、各クリップ24の脚部25,26が窪み19(20),22(23)内に挿入されると、各クリップ24の二股基部29がブラケット14とリザーバタンク2の端縁を包み込むようにして上下から押さえ付けるようになり、その結果、リザーバタンク2とポンプハウジング3が強固に結合されることとなる。
そして、各クリップ24は脚部25,26の先端が窪み19(20),22(23)内に挿入されてリザーバタンク2とポンプハウジング3の外側方向にほとんど突出することがないため、リザーバタンク2とポンプハウジング3の結合部構造のためにポンプ1の外形が大型化することはない。したがって、このポンプ1を採用した場合には、エンジンルーム等の限られたスペース内でのレイアウトの自由度が高まる。
また、このポンプ1は、ポンプハウジング3にブラケット14を取り付けて、このブラケット14とポンプハウジング3の間にポンプハウジング3側の窪み19(20)を形成するようにしているため、内部の配管等の関係で多くの制約のあるポンプハウジング3に直接窪みを加工する場合に比較して製造が容易であり、しかも、ポンプハウジング3の種々の仕様に容易に対応することができる。
さらに、このポンプ1の場合、クリップ24の脚部25,26に突起28を形成して、クリップ24の装着完了時にこの突起28がブラケット14のストッパ孔30(31)に係合されるようにしているため、一旦装着したクリップ24は振動等によって簡単に脱落することはない。
また、図5は本発明の他の実施例を示すものであり、この実施例のポンプ101は、クリップ124の脚部126に形成される突起128が、頂部32から脚部126先端側に向かって傾斜するガイド斜面33と、ガイド斜面33の頂部32に向かって垂立する垂立面34とを備えた構成となっている。ガイド斜面33はクリップ124の挿入時にブラケット14の水平壁15と係合してクリップ124の脚部125,126を次第に押し開くように機能し、垂立面34はクリップ124の装着を完了した状態でブラケット14のストッパ孔30(31)の内面に面接触してクリップ124の抜けを防止する。
したがって、この実施例のポンプ101の場合、クリップ124の挿入作業がより容易になると共に、クリップ124の抜けをより確実に防止できるようになる。
尚、この発明の実施例は以上で説明したものに限るものでなく、例えば、上記の実施例とは逆に突起を窪み(係止部)側に形成し、ストッパ孔(凹部)をクリップ側に形成するようにしても良い。
前記実施形態から把握される前記請求項に記載した発明以外の技術的思想について以下に説明する。
請求項(1) 作動液を貯留するリザーバタンクがポンプハウジングに一体に結合されたタンク一体型ポンプにおいて、リザーバタンク側とポンプハウジング側の両者の結合面を挟む位置に、リザーバタンクとポンプハウジングの各外側面側から内側方向に向かって窪む係止部を設け、リザーバタンクとポンプハウジングを両者の係止部に跨がるクリップによって結合したことを特徴とするタンク一体型ポンプ。
この発明によれば、リザーバタンク側とポンプハウジング側の両者の結合面を挟む位置に、リザーバタンクとポンプハウジングの各外側面側から内側方向に向かって窪む係止部を設け、リザーバタンクとポンプハウジングを両者の係止部に跨がるクリップによって結合するようにしたため、リザーバタンクの材質の制限を受けることなく、リザーバタンクとポンプハウジングを容易にかつ確実に結合することができ、しかも、両者を結合するクリップがリザーバタンクやポンプハウジングの内側方向に窪んだ係止部内に挿入されることから、リザーバタンクやポンプハウジングの外側方向への突出量が極めて小さくなり、装置の小型化が可能になる。したがって、この発明によればエンジンルーム等の限られたスペース内でのレイアウトの自由度が格段に向上する。
請求項(2) ポンプハウジングに、リザーバタンクに当接するブラケットを一体に結合し、このブラケットとポンプハウジングの間に、ポンプハウジングの外側面側から内側方向に向かって窪む係止部を設けたことを特徴とする請求項(1)に記載のタンク一体型ポンプ。
この発明によれば、請求項(1)の発明において、ポンプハウジングに、リザーバタンクに当接するブラケットを一体に結合し、このブラケットとポンプハウジングの間に、ポンプハウジングの外側面側から内側方向に向かって窪む係止部を設けるようにしたため、直接ポンプハウジングに係止部を加工することなく、ポンプハウジング側に容易に係止部を形成することができ、製造コストの高騰を招くことなく多様な仕様に容易に対応することが可能である。
請求項(3) クリップと係止部の一方側に、クリップ挿入方向と交差する方向に突出する突起を設け、クリップと係止部の他方側に前記突起と係合可能な凹部を設けたことを特徴とする請求項(1)または(2)に記載のタンク一体型ポンプ。
この発明によれば、請求項(1)または(2)の発明において、クリップと係止部の一方側に、クリップ挿入方向と交差する方向に突出する突起を設け、クリップと係止部の他方側に前記突起と係合可能な凹部を設けるようにしたため、突起と凹部の結合によって振動等によるクリップの抜けを確実に防止することができる。
請求項(4) 前記突起を、クリップの挿入をガイドするガイド斜面と、このガイド斜面の頂部側において前記凹部と係合する垂立面とを備えた構成としたことを特徴とする請求項(3)に記載のタンク一体型ポンプ。
この発明によれば、請求項(3)の発明において、突起を、クリップの挿入をガイドするガイド斜面と、このガイド斜面の頂部側において凹部と係合する垂立面とを備えた構成としたため、クリップの挿入を容易にし、しかも、一旦クリップを装着した後にはクリップの抜けを確実に防止することができる。
本発明の一実施例を示す断面図。 同実施例を示す側面図。 同実施例を示す正面図。 同実施例を示す要部の拡大断面図。 本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図。
符号の説明
1,101…タンク一体型ポンプ、
2…リザーバタンク、
3…ポンプハウジング、
14…ブラケット、
19,20,22,23…窪み(係止部)、
21…スリット孔(係止部)、
24,124…クリップ、
28,128…突起、
30,31…ストッパ孔(凹部)、
32…頂部、
33…ガイド斜面、
34…垂立面

Claims (3)

  1. 金属材料によって形成されたポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングに形成された吸入通路と、
    前記ポンプハウジングに回転自在に支持される駆動軸と、
    前記ポンプハウジングに収容されたカムリングと、
    前記カムリング内に回転自在に収容され、前記駆動軸の外周側に固設されるロータと、
    前記ロータに支持され、前記カムリング内で前記ロータと共に回転することにより前記吸入通路から作動油を吸入し、ポンプ作用を為す複数のベーンと、
    前記ポンプハウジングに設けられ、前記吸入通路と連通接続され、前記駆動軸に対して径方向に延びるように形成されたプラグ接続孔と、
    樹脂材料によって形成され、前記ポンプハウジングに供給するための作動油を貯留するリザーバタンクと、
    前記リザーバタンクの外側に突出するように樹脂材料によって前記リザーバタンクと一体に形成され、前記プラグ接続孔と接続されることにより前記リザーバタンク内の作動油を前記ポンプハウジングに供給する吸入プラグと、
    前記リザーバタンクの前記ポンプハウジング側に設けられ、窪みを有する第1の係止部と、
    前記リザーバタンクの前記ポンプハウジング側に設けられ、窪みを有する第2の係止部と、
    前記ポンプハウジングの前記リザーバタンクと対向する側に設けられ、窪みを有する第3の係止部と、
    前記ポンプハウジングの前記リザーバタンクと対向する側に設けられ、窪みを有する第4の係止部と、
    弾性を有する1対の脚部を有し、前記脚部の一方側が前記第1の係止部の窪みに挿入され、他方側が前記第3の係止部の窪みに挿入されると共に、前記第1の係止部と前記第3の係止部を介して前記ポンプハウジングと前記リザーバタンクとを結合させる第1のクリップと、
    弾性を有する1対の脚部を有し、前記脚部の一方側が前記第2の係止部の窪みに挿入され、他方側が前記第4の係止部の窪みに挿入されると共に、前記第2の係止部と前記第4の係止部を介して前記ポンプハウジングと前記リザーバタンクとを結合させる第2のクリップと、を備え、
    前記第1の係止部と第3の係止部との間に形成される結合面と、前記第2の係止部と第4の係止部との間に形成される結合面は、互いに同一平面上に形成されていると共に、前記吸入プラグの軸方向に対して直角かつ前記カムリングの径方向外側に配置形成されていることを特徴とするタンク一体型ポンプ。
  2. 金属材料によって形成されたポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングに形成された吸入通路と、
    前記ポンプハウジングに回転自在に支持される駆動軸と、
    前記ポンプハウジングに収容されたカムリングと、
    前記カムリング内に回転自在に収容され、前記駆動軸の外周側に固設されるロータと、
    前記ロータに支持され、前記カムリング内で前記ロータと共に回転することにより前記吸入通路から作動油を吸入し、ポンプ作用を為す複数のベーンと、
    前記ポンプハウジングに設けられ、前記吸入通路と連通接続され、前記駆動軸に対して径方向に延びるように形成されたプラグ接続孔と、
    樹脂材料によって形成され、前記ポンプハウジングに供給するための作動油を貯留するリザーバタンクと、
    前記リザーバタンクの外側に突出するように樹脂材料によって前記リザーバタンクと一体に形成され、前記プラグ接続孔と接続されることにより前記リザーバタンク内の作動油を前記ポンプハウジングに供給する吸入プラグと、
    前記リザーバタンクの前記ポンプハウジング側に設けられ、窪みを有する第1の係止部と、
    前記リザーバタンクの前記ポンプハウジング側に設けられ、窪みを有する第2の係止部と、
    前記ポンプハウジングの前記リザーバタンクと対向する側に設けられ、窪みを有する第3の係止部と、
    前記ポンプハウジングの前記リザーバタンクと対向する側に設けられ、窪みを有する第4の係止部と、
    一対の脚部を有し、前記脚部の一方側が前記第1の係止部の窪みに挿入され他方側が前記第3の係止部の窪みに挿入されると共に、前記第1の係止部と前記第3の係止部を、前記吸入プラグの軸方向に押さえ付けることにより前記ポンプハウジングと前記リザーバタンクとを結合させる第1のクリップと、
    一対の脚部を有し、前記脚部の一方側が前記第2の係止部の窪みに挿入され他方側が前記第4の係止部の窪みに挿入されると共に、前記第2の係止部と前記第4の係止部を、前記吸入プラグの軸方向に押さえ付けることにより前記ポンプハウジングと前記リザーバタンクとを結合させる第2のクリップと、を備え、
    前記第1の係止部と第3の係止部との間に形成される結合面と、前記第2の係止部と第4の係止部との間に形成される結合面は、互いに同一平面上に形成されていると共に、前記吸入プラグの軸方向に対して直角かつ前記カムリングの径方向外側に配置形成されていることを特徴とするタンク一体型ポンプ。
  3. 金属材料によって形成されたポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングに形成された吸入通路と、
    前記ポンプハウジングに回転自在に支持される駆動軸と、
    前記ポンプハウジングに収容されたカムリングと、
    前記カムリング内に回転自在に収容され、前記駆動軸の外周側に固設されるロータと、
    前記ロータに支持され、前記カムリング内で前記ロータと共に回転することにより前記吸入通路から作動油を吸入し、ポンプ作用を為す複数のベーンと、
    前記ポンプハウジングに設けられ、前記吸入通路と連通接続され、前記駆動軸に対して径方向に延びるように形成されたプラグ接続孔と、
    樹脂材料によって形成され、前記ポンプハウジングに供給するための作動油を貯留するリザーバタンクと、
    前記リザーバタンクの外側に突出するように樹脂材料によって前記リザーバタンクと一体に形成され、前記プラグ接続孔と接続されることにより前記リザーバタンク内の作動油を前記ポンプハウジングに供給する吸入プラグと、
    前記リザーバタンクの前記ポンプハウジング側に設けられ、前記吸入プラグの軸方向に対して径方向内側に向かって窪んだ窪みを有する第1の係止部と、
    前記リザーバタンクの前記ポンプハウジング側に設けられ、前記吸入プラグの軸方向に対して径方向内側に向かって窪んだ窪みを有する第2の係止部と、
    前記ポンプハウジングの前記リザーバタンクと対向する側に設けられ、窪みを有する第3の係止部と、
    前記ポンプハウジングの前記リザーバタンクと対向する側に設けられ、窪みを有する第4の係止部と、
    弾性を有する一対の脚部を有し、前記脚部の一方側が前記第1の係止部の窪みに挿入され他方側が前記第3の係止部の窪みに挿入されると共に、前記第1の係止部と前記第3の係止部を介して前記ポンプハウジングと前記リザーバタンクとを結合させる第1のクリップと、
    弾性を有する一対の脚部を有し、前記脚部の一方側が前記第2の係止部の窪みに挿入され他方側が前記第4の係止部の窪みに挿入されると共に、前記第2の係止部と前記第4の係止部を介して前記ポンプハウジングと前記リザーバタンクとを結合させる第2のクリップと、を備え、
    前記第1の係止部と第3の係止部との間に形成される結合面と、前記第2の係止部と第4の係止部との間に形成される結合面は、互いに同一平面上に形成されていると共に、前記吸入プラグの軸方向に対して直角かつ前記カムリングの径方向外側に配置形成されていることを特徴とするタンク一体型ポンプ。
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