JP4667877B2 - 高所作業車の遠隔操作装置 - Google Patents

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本発明は、高所作業車の遠隔操作装置に関するものである。
この種の高所作業車の遠隔操作装置として高所作業車の作業台に複数の操作手段取付け部を配置し、操作手段を複数の操作手段取付け部の内いずれかの操作手段取付け部に取付けた時に、操作手段の操作レバーの操作方向に車両の進行方向を一致対応させる技術が公知である(例えば特許文献1参照。)。
また、クレーンの遠隔操縦装置の技術として、遠隔指令装置と、該遠隔指令装置からの指令信号により作業方向を指示される作業体とを備えた遠隔操作装置の技術が公知である。この遠隔操縦装置は、遠隔指令装置と作業体の基準方向(地磁気の検出により定まる絶対方位)は両者に共通する方位であることから、遠隔指令装置の特定指向方向に対する操作方向角度を遠隔指令装置の基準方向に対して偏差角度として演算算出し、偏差角度を作業体に送信し、偏差角度を受信した作業体は、作業体の特定指向方向と作業体の基準方向のなす角から偏差角度を作業体の動作方向に変換するよう演算し、演算した動作方向に基づいて作業体の動作制御を行うようにしている(例えば特許文献2参照。)。
実開平7−13656号公報(第6頁〜第10頁、図1、図3〜図5) 特開平9−71386号公報(第3頁〜第4頁、図3、図4、図6)
しかし前者の公知技術は、作業台を車両に対して旋回ならびに首振り駆動させるようにした高所作業車にまで対応して操作レバーの操作方向と車両の進行方向を一致対応させているものではない。すなわち、操作手段を複数の操作手段取付部の内いずれかの操作手段取付部に取付けた時に、取付けた時の操作レバーの操作方向に車両の進行方向を一致対応させるようにしていても、作業台を車両に対して旋回あるいは首振り駆動すれば、操作レバーの操作方向と車両の進行方向が一致しなくなってしまうものである。このようなことにまで上記前者の公知技術は対応していないのである。
また、操作手段を複数の操作手段取付部の内いずれかの操作手段取付部に取付けたかを判断するに当たって、作業台側の各取付け部に突起を設け、操作手段の背面には突起に係止する取付け位置検出スイッチを設けており、この突起と取付け位置検出スイッチの組合せにより複数の操作手段取付部の内いずれかの操作手段取付部に操作手段を取付けたか判断するようにしており、予め用意した作業台の特定位置でしか操作手段を取付けることができない。そして突起と取付け位置検出スイッチを組合せて配置する必要があり、これらの配置が面倒である。更に、高所作業車を離れた位置からの操作が出来ない等の課題を有している。
次に、後者の公知技術は、遠隔指令装置を特定の位置に取付けなくてよいものの常に遠隔指令装置の基準方向を検出し、偏差角度を演算算出する必要がある。言い換えれば、遠隔指令装置を移動させると基準方向が変化することに付け加え、基準方向に対する偏差角度を演算算出する必要があり、遠隔指令装置を頻繁に移動すると、動作中の基準方向の検出を追従して検出できず、安定した動作が得られないという課題を有している。
本発明は、このような課題を解決した高所作業車の遠隔操作装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る請求項1記載の高所作業車の遠隔操作装置は、 車両上に旋回ならびに起伏駆動手段により旋回駆動ならびに起伏駆動可能に伸縮ブームを配置し、伸縮駆動手段により伸縮ブームを伸縮駆動可能にするとともに旋回駆動手段により伸縮ブームの先端部に作業台を首振り駆動可能に配置した高所作業車の遠隔操作装置であって、該高所作業車の遠隔操作装置は、遠隔指令装置と、高所作業車側に配置され遠隔指令装置からの指令信号により前記高所作業車の作業台を目的の水平動作方向に動作速度で水平移動するよう制御する制御装置とを備え、前記遠隔指令装置には、遠隔指令装置を前記作業台の適所に取付け可能にし作業台に取付けたことを判別して取付け信号を出力する指令装置取付け判別手段と、該取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と前記遠隔指令装置の特定指向方向とのなす第1基準方向角度を検出する第1基準方向検出手段と、高所作業車の水平動作方向を方向指令手段で指令する指令方向と遠隔指令装置の特定指向方向とのなす操作方向角度を検出する操作方向検出手段と、高所作業車の動作速度を指令する動作速度指令手段とが具備され、前記制御装置には、該高所作業車を作業状態に設置したことを判別し設置信号を出力する設置信号発生手段と、該設置信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と高所作業車の特定指向方向とのなす第2基準方向角度を検出する第2基準方向検出手段と、伸縮ブームの旋回角を検出する旋回角検出手段と、伸縮ブームの起伏角を検出する起伏角検出手段と、伸縮ブームの長さを検出するブーム長さ検出手段と、作業台の首振り角を検出する首振り角検出手段と、検出された第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後検出した補正値を利用した旋回角,首振り角および前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める動作方向補正手段と、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる制御演算手段とが具備されていることを特徴とするものである。
本発明に係る請求項2記載の高所作業車の遠隔操作装置は、車両上に旋回ならびに起伏駆動手段により旋回駆動ならびに起伏駆動可能に伸縮ブームを配置し、伸縮駆動手段により伸縮ブームを伸縮駆動可能にするとともに旋回駆動手段により伸縮ブームの先端部に作業台を首振り駆動可能に配置した高所作業車の遠隔操作装置であって、該高所作業車の遠隔操作装置は、遠隔指令装置と、高所作業車側に配置され遠隔指令装置からの指令信号により前記高所作業車の作業台を目的の水平動作方向に動作速度で水平移動するよう制御する制御装置とを備え、前記遠隔指令装置には、遠隔指令装置を作業現場の適所に固定取付け可能にし作業現場の適所に取付けたことを判別して取付け信号を出力する指令装置取付け判別手段と、該取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と前記遠隔指令装置の特定指向方向とのなす第1基準方向角度を検出する第1基準方向検出手段と、高所作業車の水平動作方向を方向指令手段で指令する指令方向と遠隔指令装置の特定指向方向とのなす操作方向角度を検出する操作方向検出手段と、高所作業車の動作速度を指令する動作速度指令手段とが具備され、前記制御装置には、該高所作業車を作業状態に設置したことを判別し設置信号を出力する設置信号発生手段と、該設置信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と高所作業車の特定指向方向とのなす第2基準方向角度を検出する第2基準方向検出手段と、伸縮ブームの旋回角を検出する旋回角検出手段と、伸縮ブームの起伏角を検出する起伏角検出手段と、伸縮ブームの長さを検出するブーム長さ検出手段と、作業台の首振り角を検出する首振り角検出手段と、検出された第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した前記操作方向角度から実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める動作方向補正手段と、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる制御演算手段とが具備されていることを特徴とする高所作業車の遠隔操作装置。
本発明に係る請求項3記載の高所作業車の遠隔操作装置は、車両上に旋回ならびに起伏駆動手段により旋回駆動ならびに起伏駆動可能に伸縮ブームを配置し、伸縮駆動手段により伸縮ブームを伸縮駆動可能にするとともに旋回駆動手段により伸縮ブームの先端部に作業台を首振り駆動可能に配置した高所作業車の遠隔操作装置であって、該高所作業車の遠隔操作装置は、遠隔指令装置と、高所作業車側に配置され遠隔指令装置からの指令信号により前記高所作業車の作業台を目的の水平動作方向に動作速度で水平移動するよう制御する制御装置とを備え、前記遠隔指令装置には、遠隔指令装置を前記作業台の適所に取付け可能にし作業台に取付けたことを判別して取付け信号を出力する指令装置取付け判別手段と、該取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と前記遠隔指令装置の特定指向方向とのなす第1基準方向角度を検出する第1基準方向検出手段と、高所作業車の水平動作方向を方向指令手段で指令する指令方向と遠隔指令装置の特定指向方向とのなす操作方向角度を検出する操作方向検出手段と、高所作業車の動作速度を指令する動作速度指令手段とが具備され、前記制御装置には、前記取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と高所作業車の特定指向方向とのなす第2基準方向角度を検出する第2基準方向検出手段と、伸縮ブームの旋回角を検出する旋回角検出手段と、伸縮ブームの起伏角を検出する起伏角検出手段と、伸縮ブームの長さを検出するブーム長さ検出手段と、作業台の首振り角を検出する首振り角検出手段と、検出された第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した旋回角,首振り角および前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める動作方向補正手段と、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる制御演算手段とが具備されていることを特徴とする高所作業車の遠隔操作装置。
本発明に係る請求項4記載の高所作業車の遠隔操作装置は、車両上に旋回ならびに起伏駆動手段により旋回駆動ならびに起伏駆動可能に伸縮ブームを配置し、伸縮駆動手段により伸縮ブームを伸縮駆動可能にするとともに旋回駆動手段により伸縮ブームの先端部に作業台を首振り駆動可能に配置した高所作業車の遠隔操作装置であって、該高所作業車の遠隔操作装置は、遠隔指令装置と、高所作業車側に配置され遠隔指令装置からの指令信号により前記高所作業車の作業台を目的の水平動作方向と動作速度で水平移動するよう制御する制御装置とを備え、前記遠隔指令装置には、遠隔指令装置を作業現場の適所に固定取付け可能にし作業現場の適所に取付けたことを判別し取付け信号を出力する指令装置取付け判別手段と、該取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と前記遠隔指令装置の特定指向方向とのなす第1基準方向角度を検出する第1基準方向検出手段と、高所作業車の水平動作方向を方向指令手段で指令する指令方向と遠隔指令装置の特定指向方向とのなす操作方向角度を検出する操作方向検出手段と、高所作業車の動作速度を指令する動作速度指令手段とが具備され、前記制御装置には、前記取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と高所作業車の特定指向方向とのなす第2基準方向角度を検出する第2基準方向検出手段と、伸縮ブームの旋回角を検出する旋回角検出手段と、伸縮ブームの起伏角を検出する起伏角検出手段と、伸縮ブームの長さを検出するブーム長さ検出手段と、作業台の首振り角を検出する首振り角検出手段と、検出された第1基準方向角度と第2基準方向角度とから前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した前記操作方向角度から実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める動作方向補正手段と、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角、首振り角、起伏角、ブーム長さおよび動作速度とから高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車を駆動させる制御演算手段とが具備されていることを特徴とするものである。
本発明に係る請求項5記載の高所作業車の遠隔操作装置は、請求項1または請求項2において、前記遠隔指令装置は、前記操作方向角度、動作速度、第1基準方向角度の各信号を送信する送信器を具備し、前記制御装置は、前記操作方向角度、動作速度、第1基準方向角度の各信号を受信する受信器を具備し、各信号は送信器と受信器を介して伝達されるよう構成していることを特徴とするものである。
本発明に係る請求項6記載の高所作業車の遠隔操作装置は、請求項3または請求項4において、前記遠隔指令装置は、前記操作方向角度、動作速度、第1基準方向角度、取付け信号の各信号を送信する送信器を具備し、前記制御装置は、前記操作方向角度、動作速度、第1基準方向角度、取付け信号の各信号を受信する受信器を具備し、各信号は送信器と受信器を介して伝達されるよう構成していることを特徴とするものである。
本発明に係る請求項7記載の高所作業車の遠隔操作装置は、請求項1乃至請求項4において、前記基準方位は、地磁気検出により定まる絶対方位を検出するように構成したことを特徴とするものである。
請求項1に係る本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、次のように作用する。すなわち、 本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、遠隔制御装置と高所作業車側に配置された制御装置間で共通する基準方位を介して方向認識させるようにし、遠隔制御装置の方向指令手段で指令する高所作業車の水平動作方向を実際の高所作業車の水平動作方向に変換させるのであるが、遠隔制御装置を作業台の適所に取付けた時に基準方位に対する遠隔制御装置の特定方向を第1基準方向検出手段で第1基準方向角度として決定し、高所作業車を設置した時に基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向検出手段で第2基準方向角度として決定するようにしている。そして、動作方向補正手段は、第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した旋回角,首振り角および前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める。制御演算手段は、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる。
このように作用する本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、基準方位に対する遠隔制御装置の特定方向を第1基準方向角度として遠隔制御装置を作業台の適所に取付けた時に決定し、基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向角度として高所作業車を設置した時に決定するようにしている。そして動作方向補正手段により、第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した旋回角,首振り角および前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしている。したがって、基準方位に対するそれぞれの特定方向の偏差角を常に算出しないので、動作中の基準方向の検出を追従して検出できず安定した動作が得られないという課題を解決することができる。
また、動作方向補正手段により、操作方向角度、旋回角、首振り角、および記憶した補正値を利用して実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしてあるものだから、作業台を車両に対して旋回ならびに首振り駆動させても操作方向と高所作業車の水平動作方向を一致させることができる。
請求項2に係る本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、次のように作用する。すなわち、本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、遠隔制御装置と高所作業車側に配置された制御装置間で共通する基準方位を介して方向認識させるようにし、遠隔制御装置の方向指令手段で指令する高所作業車の水平動作方向を実際の高所作業車の水平動作方向に変換させるのであるが、遠隔制御装置を作業現場の適所に取付けた時に基準方位に対する遠隔制御装置の特定方向を第1基準方向検出手段で第1基準方向角度として決定し、高所作業車を設置した時に基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向検出手段で第2基準方向角度として決定するようにしている。そして、動作方向補正手段は、第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める。制御演算手段は、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる。
このように作用する本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、基準方位に対する遠隔制御装置の特定方向を第1基準方向角度として遠隔制御装置を作業現場の適所に取付けた時に決定し、基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向角度として高所作業車を設置した時に決定するようにしている。そして動作方向補正手段により、第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしている。したがって、基準方位に対するそれぞれの特定方向の偏差角を常に算出しないので、動作中の基準方向の検出を追従して検出できず安定した動作が得られないという課題を解決することができる。
また、動作方向補正手段により、記憶した補正値を利用して検出した操作方向角度から実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしてあるものだから、作業台を車両に対して旋回ならびに首振り駆動させても遠隔指令装置による操作方向と高所作業車の水平動作方向を一致させることができる。
請求項3に係る本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、次のように作用する。すなわち、本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、遠隔制御装置と高所作業車側に配置された制御装置間で共通する基準方位を介して方向認識させるようにし、遠隔制御装置の方向指令手段で指令する高所作業車の水平動作方向を実際の高所作業車の水平動作方向に変換させるのであるが、遠隔制御装置を作業台の適所に取付けた時に基準方位に対する遠隔制御装置の特定方向を第1基準方向検出手段で第1基準方向角度として決定し、また遠隔制御装置を作業台の適所に取付けた時に基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向検出手段で第2基準方向角度として決定するようにしている。そして、動作方向補正手段は、第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した旋回角,首振り角および前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める。制御演算手段は、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる。
このように作用する本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、基準方位に対する遠隔制御装置の特定方向を第1基準方向角度として遠隔制御装置を作業台の適所に取付けた時に決定し、また基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向角度として遠隔制御装置を作業台の適所に取付けた時に決定するようにしている。そして動作方向補正手段により、第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した旋回角,首振り角および前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしている。したがって、基準方位に対するそれぞれの特定方向の偏差角を常に算出しないので、動作中の基準方向の検出を追従して検出できず安定した動作が得られないという課題を解決することができる。
また、動作方向補正手段により、操作方向角度、旋回角、首振り角、および記憶した補正値を利用して実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしてあるものだから、作業台を車両に対して旋回ならびに首振り駆動させても操作方向と高所作業車の水平動作方向を一致させることができる。
請求項4に係る本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、次のように作用する。すなわち、本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、遠隔制御装置と高所作業車側に配置された制御装置間で共通する基準方位を介して方向認識させるようにし、遠隔制御装置の方向指令手段で指令する高所作業車の水平動作方向を実際の高所作業車の水平動作方向に変換させるのであるが、遠隔制御装置を作業現場の適所に取付けた時に基準方位に対する遠隔制御装置の特定方向を第1基準方向検出手段で第1基準方向角度として決定し、また遠隔制御装置を作業現場の適所に取付けた時に基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向検出手段で第2基準方向角度として決定するようにしている。そして、動作方向補正手段は、第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める。制御演算手段は、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる。
このように作用する本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、基準方位に対する遠隔制御装置の特定方向を第1基準方向角度として遠隔制御装置を作業現場の適所に取付けた時に決定し、また基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向角度として遠隔制御装置を作業現場の適所に取付けた時に決定するようにしている。そして動作方向補正手段により、第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしている。したがって、基準方位に対するそれぞれの特定方向の偏差角を常に算出しないので、動作中の基準方向の検出を追従して検出できず安定した動作が得られないという課題を解決することができる。
また、動作方向補正手段により、記憶した補正値を利用して検出した操作方向角度から実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしてあるものだから、作業台を車両に対して旋回ならびに首振り駆動させても遠隔指令装置による操作方向と高所作業車の水平動作方向を一致させることができる。
請求項5に係る本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、次のように作用する。すなわち、本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、請求項1または2において、前記操作方向角度、動作速度、第1基準方向角度の各信号を送信器と受信器を介して伝達されるようにしたものであるから、遠隔指令装置を作業台または作業現場の適所に移しそこから操作することができる。
請求項6に係る本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、次のように作用する。すなわち、本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、請求項3または4において、前記操作方向角度、動作速度、第1基準方向角度、取付け信号の各信号を送信器と受信器を介して伝達されるようにしたものであるから、遠隔指令装置を作業台または作業現場の適所に移しこから操作することができる。
請求項7に係る本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、次のように作用する。すなわち、本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、請求項1乃至請求項4において、前記基準方位は、地磁気検出で定まる絶対方位を検出するようにしたものであるから、遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位を検出することができる。
以下本発明に係る高所作業車の遠隔制御装置の実施形態について、図1〜図8に図示し以下に説明する。図7及び図8は、本発明に係る高所作業車を説明する説明図である。以下図7及び図8に基づいて高所作業車について説明する。高所作業車は車両1上に旋回駆動可能に旋回台2を配置し、旋回台2に伸縮ブーム3を揺動自在に取付けている。伸縮ブーム3は基端側ブーム3aに中間ブーム3bを、中間ブーム3bに先端側ブーム3cを順次伸縮自在に嵌挿させ、各ブーム間には適宜の伸縮駆動手段(図示しない)を配置している。基端側ブーム3aと旋回台2の適所間には起伏用油圧シリンダ4を配置して、伸縮ブーム3を起伏駆動させるようにしている。伸縮ブーム3の先端部には、伸縮ブーム3の起伏動に関わりなく鉛直姿勢を維持するようレベリング装置5を配置した鉛直ポスト6を配置している。鉛直ポスト6には旋回自在に作業台7を配置し、鉛直ポスト6と作業台7間には首振り駆動手段(図示しない)を配置し、鉛直ポスト6に対して作業台7を旋回駆動できるようにしている。車両1の前後左右にそれぞれ車両1より側方に張出しジャッキにより車両1を支持させるアウトリガ装置8を配置している。
第1実施形態
このように構成する高所作業車Aは、旋回台2を旋回駆動、伸縮ブーム3を起伏および伸縮駆動、作業台7を首振り駆動することで、作業台7を作業する高所の作業位置に位置させて作業台7に搭乗した作業者により高所作業をする目的で使用される。このように使用される高所作業車Aは、作業台7あるいは作業現場の適所から高所作業車Aを操縦する遠隔指令装置10と、高所作業車側に配置され遠隔指令装置からの指令信号により高所作業車Aの作業台7を目的の水平動作方向に動作速度で水平移動するよう制御する制御装置20とを備えている。
以下この遠隔指令装置10と制御装置20を図1及び図2に図示し第1実施形態として説明する。図1は本発明に係る遠隔指令装置10をブロック図で説明する説明図である。遠隔指令装置10には、遠隔指令装置10を前記作業台7の適所に取付け可能にし作業台7に取付けたことを判別して取付け信号11aを出力する指令装置取付け判別手段11を備えている。また、遠隔指令装置10と高所作業車Aの共通する基準方位(例えば、地磁気の検出により定まる絶対方位で、遠隔指令装置10の絶対方位と高所作業車Aの絶対方位は同じ方向で共通している。)と、遠隔指令装置10の特定指向方向(例えば、遠隔指令装置の前方向)とのなす第1基準方向角度12aを前記取付け信号11aを受けて検出する第1基準方向検出手段12を備えている。そして、高所作業車の水平動作方向を指令方向として指令する方向指令手段13を備え、当該指令方向と前記遠隔指令装置の特定指向方向とのなす操作方向角度14aを検出する操作方向検出手段14を備えている。更に、遠隔指令装置は、高所作業車の動作速度15aを指令する動作速度指令手段15を備えている。遠隔指令装置10は、前記操作方向角度14a、動作速度15a、第1基準方向角度12aの各信号を無線で送信する送信器16を備えている。
次に前記制御装置20を図2にブロック図で図示し以下に説明する。制御装置20は、高所作業車Aの前記アウトリガ装置8により車両1を支持させた時に高所作業車Aを作業状態に設置したとして判別し設置信号21aを出力する設置信号発生手段21を備えている。また、遠隔指令装置10と高所作業車Aの共通する基準方位(例えば、地磁気の検出により定まる絶対方位で、遠隔指令装置10の絶対方位と高所作業車Aの絶対方位は同じ方向で共通している。)と、高所作業車Aの特定指向方向(例えば、高所作業車Aの前方向)とのなす第2基準方向角度22aを検出する第2基準方向検出手段22を備えている。また、制御装置20は、前記操作方向角度14a、動作速度15a、第1基準方向角度12aの各信号を無線で受信する受信器23を備えている。
更に、制御装置20は、伸縮ブーム3の旋回角(旋回台2の旋回角)を検出する旋回角検出手段24と、伸縮ブーム3の起伏角を検出する起伏角検出手段25と、伸縮ブーム3の長さを検出するブーム長さ検出手段26と、作業台7の首振り角を検出する首振り角検出手段27とを備えている。また、受信器23で受信した遠隔指令装置10で検出した第1基準方向角度12aと、第2基準方向検出手段22で検出された第2基準方向角度22aとから、前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を補正値算出手段28で算出して記憶する。以後、受信器23で受信した遠隔指令装置10の操作方向検出手段14で検出した操作方向角度14aと前記旋回角、首振り角および前記補正値算出手段28で記憶した補正値28aを利用して前記操作方向角度14aを実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める動作方向算出手段29を備えている。ここで補正値算出手段28と動作方向算出手段29は、動作方向補正手段30を形成している。そして、制御装置20は、動作方向算出手段29で求めた高所作業車の水平動作方向29aおよび各検出手段で検出された旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる制御演算手段31を備えている。
このように構成した本発明に係る高所作業車の遠隔制御装置は、次のように作用する。すなわち、本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、遠隔制御装置10と高所作業車側に配置された制御装置20間で共通する基準方位を介して方向認識させるようにし、遠隔制御装置10の方向指令手段で指令する高所作業車の水平動作方向を実際の高所作業車の水平動作方向に変換させるのであるが、遠隔制御装置10を作業台7の適所に取付けた時に基準方位に対する遠隔制御装置10の特定方向を第1基準方向検出手段12で第1基準方向角度12aとして決定し、高所作業車を設置した時に基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向検出手段22で第2基準方向角度22aとして決定するようにしている。そして、動作方向補正手段30は、第1基準方向角度12aおよび第2基準方向角度22aから前記操作方向角度14aを実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値28aを算出して記憶するとともに以後記憶した補正値28aを利用して検出した旋回角,首振り角および前記操作方向角度14aとから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める。制御演算手段31は、補正して求めた高所作業車の水平動作方向29aおよび検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる。
このように作用する本発明の高所作業車の遠隔制御装置は、基準方位に対する遠隔制御装置10の特定方向を第1基準方向角度12として遠隔制御装置10を作業台の適所に取付けた時に決定し、基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向角度22aとして高所作業車を設置した時に決定するようにしている。そして動作方向補正手段30により、第1基準方向角度12aおよび第2基準方向角度22aから前記操作方向角度14aを実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値28aを算出して記憶するとともに以後記憶した補正値28aを利用して検出した旋回角,首振り角および前記操作方向角度14aとから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしている。したがって、基準方位に対するそれぞれの特定方向の偏差角を常に算出しないので、動作中の基準方向の検出を追従して検出できず安定した動作が得られないという課題を解決することができる。
また、動作方向補正手段30により、操作方向角度14a、旋回角、首振り角、および記憶した補正値28aを利用して実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしてあるものだから、作業台7を車両に対して旋回ならびに首振り駆動させても操作方向と高所作業車の水平動作方向を一致させることができる。
第2実施形態
次に上記実施形態では遠隔制御装置10を作業台7の適所に取付けた時の実施形態を説明したが、遠隔制御装置10を作業現場の適所に固定取付けした場合(例えば、作業台7を建物のベランダに移動させてそこから荷物を出し入れする場合に、遠隔制御装置10を作業台7に取付けずにベランダに取付け高所作業車Aを操作する場合)を第2実施形態として以下に説明する。
したがって、図1に図示し説明した遠隔指令装置10の指令装置取付け判別手段は、遠隔制御装置10を作業現場の適所に固定取付けした場合に取付け信号11aを出力するようにしている点でのみ相違している。その他については同じであるので詳細な説明は省略する。そしてこの場合の制御装置40を図3にブロック図で図示し以下に説明する。図3に図示する制御装置40は、図2に図示し説明した制御装置20とは、動作方向算出手段が相違している。すなわち、制御装置40の動作方向算出手段32は、補正値算出手段28と動作方向算出手段32とで形成している。動作方向算出手段32は、受信器23で受信した操作方向角度14aと補正値算出手段28で記憶した補正値28aを受けて、前記操作方向角度14aを実際に動作させる高所作業車の水平動作方向32aを求めて、制御演算手段31に出力する。
すなわち、遠隔制御装置10をベランダなどの作業現場の適所に固定取付けし、作業台7に取付けていないので、動作方向算出手段32では補正値算出手段28で記憶させた補正値28aを伸縮ブーム3の旋回角および作業台7の首振り角で補正して実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を算出する必要がない。よって、動作方向算出手段32は、旋回角と首振り角を関係させないで操作方向角度14aと補正値28aでのみ実際に動作させる高所作業車の水平動作方向32aを算出するようにしている。
このように構成した第2実施形態では、遠隔制御装置10をベランダなどの作業現場の適所に固定取付けするようにした点と、動作方向算出手段32では旋回角と首振り角を関係させないで高所作業車の水平動作方向32aを算出するようにした点で上記に説明した第1実施形態と相違しているが、作用については第1実施形態と同様に作用することは説明しなくても理解できるのでここでは詳細な説明は省略する。
また、第2実施形態ではても同様に、基準方位に対するそれぞれの特定方向の偏差角を常に算出しないので、動作中の基準方向の検出を追従して検出できず安定した動作が得られないという課題を解決することができる。更に、動作方向補正手段30aにより、操作方向角度14aと記憶した補正値28aを利用して実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしてあるものだから、作業台7を車両に対して旋回ならびに首振り駆動させても操作方向と高所作業車の水平動作方向を一致させることができる。
第3実施形態
次に第3実施形態について説明する。上記実施形態では高所作業車Aの前記アウトリガ装置8により車両1を支持させた時に高所作業車Aを作業状態に設置したとして判別し設置信号21aを第2基準方向検出手段22に出力し、第2基準方向検出手段22が設置信号21aを受けた時に第2基準方向検出手段22で基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向角度22aとして決定するようにしたが、図5に図示するように遠隔制御装置10を作業台7に取付けて指令装置取付け判別手段11による取付け信号11aを第2基準方向検出手段62に出力し、第2基準方向検出手段62が取付け信号11aを受けた時に第2基準方向検出手段62で基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向角度62aとして決定するようにしてもよい。
すなわち、通常作業台7にオペレータが乗込む場合に、高所作業車のアウトリガ装置8により車両1を支持させ高所作業車Aを作業状態に設置していることから、第2基準方向検出手段62で第2基準方向角度62aを算出するのを遠隔制御装置10を作業台7に取付けて指令装置取付け判別手段11による取付け信号11aを利用して行うようにしても可能である。
この場合図4に図示するように、遠隔指令装置50の送信器56は、指令装置取付け判別手段11による取付け信号11aも送信するようにしている。また図5に図示する制御装置60は、受信器63により前記取付け信号11aを受信するようにしている。そして受信された取付け信号11aは、第2基準方向検出手段62に出力するようにしている。
このように第3実施形態では、遠隔制御装置10を作業台7に取付けたことによる取付け信号11aでもって第2基準方向検出手段62で基準方位に対する高所作業車の特定方向を第2基準方向角度62aとして決定するようにした点が上記第1形態と相違しているだけで、その他については同じであるので詳細な説明は省略する。
よって、第3実施形態でも同様に、基準方位に対するそれぞれの特定方向の偏差角を常に算出しないので、動作中の基準方向の検出を追従して検出できず安定した動作が得られないという課題を解決することができる。更に、動作方向補正手段30により、操作方向角度14a、旋回角、首振り角、および記憶した補正値28aを利用して実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしてあるものだから、作業台7を車両に対して旋回ならびに首振り駆動させても操作方向と高所作業車の水平動作方向を一致させることができる。
第4実施形態
更に、第3実施形態の場合で第2実施形態のように遠隔指令装置10を作業現場の適所に固定取付けした場合(例えば、作業台7を建物のベランダに移動させてそこから荷物を出し入れする場合に、遠隔制御装置10を作業台7に取付けずにベランダに取付け高所作業車Aを操作する場合)を第4実施形態として図6に図示し以下に説明する。図6に図示する制御装置70は、第3実施形態として図5に図示した制御装置60とは動作方向算出手段が相違している。すなわち、制御装置70の動作方向補正手段30aは、補正値算出手段28と動作方向算出手段32とで形成している。動作方向算出手段32は、受信器63で受信した操作方向角度14aと補正値算出手段28で記憶した補正値28aを受けて、前記操作方向角度14aを実際に動作させる高所作業車の水平動作方向32aを求めて、制御演算手段31に出力する。
すなわち、遠隔制御装置10をベランダなどの作業現場の適所に固定取付けし、作業台7に取付けていないので、動作方向算出手段32では補正値算出手段28で記憶させた補正値28aを伸縮ブーム3の旋回角および作業台7の首振り角で補正して実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を算出する必要がない。よって、動作方向算出手段32は、旋回角と首振り角を関係させないで操作方向角度14aと補正値28aでのみ実際に動作させる高所作業車の水平動作方向32aを算出するようにしている。
このように構成した第4実施形態では、遠隔制御装置10をベランダなどの作業現場の適所に固定取付けするようにした点と、動作方向算出手段32では旋回角と首振り角を関係させないで高所作業車の水平動作方向32aを算出するようにした点で上記に説明した第3実施形態と相違しているが、作用については第3実施形態と同様に作用することは説明しなくても理解できるのでここでは詳細な説明は省略する。
また、第4実施形態でも同様に、基準方位に対するそれぞれの特定方向の偏差角を常に算出しないので、動作中の基準方向の検出を追従して検出できず安定した動作が得られないという課題を解決することができる。更に、動作方向補正手段30aにより、操作方向角度14aと記憶した補正値28aを利用して実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求めるようにしてあるものだから、作業台7を車両に対して旋回ならびに首振り駆動させても操作方向と高所作業車の水平動作方向を一致させることができる
なお、上記実施形態では遠隔指令装置から制御装置へ送信器と受信器を利用して無線により前記各信号を伝達させるようにして説明したが、有線あるいは光通信等の他の通信手段を利用して伝達させるようにしてもよい。
本発明に係る高所作業車の遠隔操作装置の遠隔指令装置を作業台または作業現場の適所に取付けた場合をブロック図で説明する説明図である。 本発明に係る高所作業車の遠隔操作装置であって、遠隔指令装置を作業台の適所に取付けた場合で、設置信号を受けた時に第2基準方向角度を検出するようにした制御装置をブロック図で説明する説明図である。 本発明に係る高所作業車の遠隔操作装置であって、遠隔指令装置を作業現場の適所に取付けた場合で、設置信号を受けた時に第2基準方向角度を検出するようにした制御装置をブロック図で説明する説明図である。 本発明に係る高所作業車の遠隔操作装置の遠隔指令装置を作業台または作業現場の適所に取付けた場合で、取付け信号を制御装置に伝達せるようにした遠隔指令装置をブロック図で説明する説明図である。 本発明に係る高所作業車の遠隔操作装置であって、遠隔指令装置を作業台の適所に取付けた場合で、取付け信号を受けた時に第2基準方向角度を検出するようにした制御装置をブロック図で説明する説明図である。 本発明に係る高所作業車の遠隔操作装置であって、遠隔指令装置を作業現場の適所に取付けた場合で、取付け信号を受けた時に第2基準方向角度を検出するようにした制御装置をブロック図で説明する説明図である。 本発明に係る高所作業車を平面視して説明する説明図である。 本発明に係る高所作業車を側面視して説明する説明図である。
符号の説明
1 車両
3 伸縮ブーム
7 作業台
10 遠隔指令装置
11 指令装置取付け判別手段
11a 取付け信号
12 第1基準方向検出手段
12a 第1基準方向角度
14 操作方向検出手段
14a 操作方向角度
15 動作速度指令手段
15a 動作速度
16 送信器
20 制御装置
21 設置信号発生手段
21a 設置信号
22 第2基準方向検出手段
22a 第2基準方向角度
23 受信器
24 旋回角検出器
25 起伏角検出器
26 ブーム長さ検出手段
27 首振り角検出手段
28a 補正値
29a 水平動作方向
30 動作方向補正手段
30a 動作方向補正手段
31 制御演算手段
32a 水平動作方向
40 制御装置
50 遠隔指令装置
56 送信器
60 制御装置
62 第2基準方向検出手段
62a 第2基準方向角度
63 受信器
70 制御装置

Claims (7)

  1. 車両上に旋回ならびに起伏駆動手段により旋回駆動ならびに起伏駆動可能に伸縮ブームを配置し、伸縮駆動手段により伸縮ブームを伸縮駆動可能にするとともに旋回駆動手段により伸縮ブームの先端部に作業台を首振り駆動可能に配置した高所作業車の遠隔操作装置であって、該高所作業車の遠隔操作装置は、遠隔指令装置と、高所作業車側に配置され遠隔指令装置からの指令信号により前記高所作業車の作業台を目的の水平動作方向に動作速度で水平移動するよう制御する制御装置とを備え、
    前記遠隔指令装置には、遠隔指令装置を前記作業台の適所に取付け可能にし作業台に取付けたことを判別して取付け信号を出力する指令装置取付け判別手段と、該取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と前記遠隔指令装置の特定指向方向とのなす第1基準方向角度を検出する第1基準方向検出手段と、高所作業車の水平動作方向を方向指令手段で指令する指令方向と遠隔指令装置の特定指向方向とのなす操作方向角度を検出する操作方向検出手段と、高所作業車の動作速度を指令する動作速度指令手段とが具備され、
    前記制御装置には、該高所作業車を作業状態に設置したことを判別し設置信号を出力する設置信号発生手段と、該設置信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と高所作業車の特定指向方向とのなす第2基準方向角度を検出する第2基準方向検出手段と、伸縮ブームの旋回角を検出する旋回角検出手段と、伸縮ブームの起伏角を検出する起伏角検出手段と、伸縮ブームの長さを検出するブーム長さ検出手段と、作業台の首振り角を検出する首振り角検出手段と、検出された第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した旋回角,首振り角および前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める動作方向補正手段と、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる制御演算手段とが具備されていることを特徴とする高所作業車の遠隔操作装置。
  2. 車両上に旋回ならびに起伏駆動手段により旋回駆動ならびに起伏駆動可能に伸縮ブームを配置し、伸縮駆動手段により伸縮ブームを伸縮駆動可能にするとともに旋回駆動手段により伸縮ブームの先端部に作業台を首振り駆動可能に配置した高所作業車の遠隔操作装置であって、該高所作業車の遠隔操作装置は、遠隔指令装置と、高所作業車側に配置され遠隔指令装置からの指令信号により前記高所作業車の作業台を目的の水平動作方向に動作速度で水平移動するよう制御する制御装置とを備え、
    前記遠隔指令装置には、遠隔指令装置を作業現場の適所に固定取付け可能にし作業現場の適所に取付けたことを判別して取付け信号を出力する指令装置取付け判別手段と、該取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と前記遠隔指令装置の特定指向方向とのなす第1基準方向角度を検出する第1基準方向検出手段と、高所作業車の水平動作方向を方向指令手段で指令する指令方向と遠隔指令装置の特定指向方向とのなす操作方向角度を検出する操作方向検出手段と、高所作業車の動作速度を指令する動作速度指令手段とが具備され、
    前記制御装置には、該高所作業車を作業状態に設置したことを判別し設置信号を出力する設置信号発生手段と、該設置信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と高所作業車の特定指向方向とのなす第2基準方向角度を検出する第2基準方向検出手段と、伸縮ブームの旋回角を検出する旋回角検出手段と、伸縮ブームの起伏角を検出する起伏角検出手段と、伸縮ブームの長さを検出するブーム長さ検出手段と、作業台の首振り角を検出する首振り角検出手段と、検出された第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した前記操作方向角度から実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める動作方向補正手段と、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる制御演算手段とが具備されていることを特徴とする高所作業車の遠隔操作装置。
  3. 車両上に旋回ならびに起伏駆動手段により旋回駆動ならびに起伏駆動可能に伸縮ブームを配置し、伸縮駆動手段により伸縮ブームを伸縮駆動可能にするとともに旋回駆動手段により伸縮ブームの先端部に作業台を首振り駆動可能に配置した高所作業車の遠隔操作装置であって、該高所作業車の遠隔操作装置は、遠隔指令装置と、高所作業車側に配置され遠隔指令装置からの指令信号により前記高所作業車の作業台を目的の水平動作方向に動作速度で水平移動するよう制御する制御装置とを備え、
    前記遠隔指令装置には、遠隔指令装置を前記作業台の適所に取付け可能にし作業台に取付けたことを判別して取付け信号を出力する指令装置取付け判別手段と、該取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と前記遠隔指令装置の特定指向方向とのなす第1基準方向角度を検出する第1基準方向検出手段と、高所作業車の水平動作方向を方向指令手段で指令する指令方向と遠隔指令装置の特定指向方向とのなす操作方向角度を検出する操作方向検出手段と、高所作業車の動作速度を指令する動作速度指令手段とが具備され、
    前記制御装置には、前記取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と高所作業車の特定指向方向とのなす第2基準方向角度を検出する第2基準方向検出手段と、伸縮ブームの旋回角を検出する旋回角検出手段と、伸縮ブームの起伏角を検出する起伏角検出手段と、伸縮ブームの長さを検出するブーム長さ検出手段と、作業台の首振り角を検出する首振り角検出手段と、検出された第1基準方向角度および第2基準方向角度から前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した旋回角,首振り角および前記操作方向角度とから実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める動作方向補正手段と、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角,首振り角,起伏角,ブーム長さ,および前記動作速度から高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車の各駆動手段を駆動させる制御演算手段とが具備されていることを特徴とする高所作業車の遠隔操作装置。
  4. 車両上に旋回ならびに起伏駆動手段により旋回駆動ならびに起伏駆動可能に伸縮ブームを配置し、伸縮駆動手段により伸縮ブームを伸縮駆動可能にするとともに旋回駆動手段により伸縮ブームの先端部に作業台を首振り駆動可能に配置した高所作業車の遠隔操作装置であって、該高所作業車の遠隔操作装置は、遠隔指令装置と、高所作業車側に配置され遠隔指令装置からの指令信号により前記高所作業車の作業台を目的の水平動作方向と動作速度で水平移動するよう制御する制御装置とを備え、
    前記遠隔指令装置には、遠隔指令装置を作業現場の適所に固定取付け可能にし作業現場の適所に取付けたことを判別し取付け信号を出力する指令装置取付け判別手段と、該取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と前記遠隔指令装置の特定指向方向とのなす第1基準方向角度を検出する第1基準方向検出手段と、高所作業車の水平動作方向を方向指令手段で指令する指令方向と遠隔指令装置の特定指向方向とのなす操作方向角度を検出する操作方向検出手段と、高所作業車の動作速度を指令する動作速度指令手段とが具備され、
    前記制御装置には、前記取付け信号を受けて遠隔指令装置と高所作業車の共通する基準方位と高所作業車の特定指向方向とのなす第2基準方向角度を検出する第2基準方向検出手段と、伸縮ブームの旋回角を検出する旋回角検出手段と、伸縮ブームの起伏角を検出する起伏角検出手段と、伸縮ブームの長さを検出するブーム長さ検出手段と、作業台の首振り角を検出する首振り角検出手段と、検出された第1基準方向角度と第2基準方向角度とから前記操作方向角度を実際に動作させる高所作業車の水平動作方向に補正する補正値を算出して記憶するとともに以後記憶した補正値を利用して検出した前記操作方向角度から実際に動作させる高所作業車の水平動作方向を求める動作方向補正手段と、補正して求めた高所作業車の水平動作方向および検出される旋回角、首振り角、起伏角、ブーム長さおよび動作速度とから高所作業車を目的の水平動作方向に指令した動作速度で移動させるよう高所作業車を駆動させる制御演算手段とが具備されていることを特徴とする高所作業車の遠隔操作装置。
  5. 請求項1または請求項2において、前記遠隔指令装置は、前記操作方向角度、動作速度、第1基準方向角度の各信号を送信する送信器を具備し、前記制御装置は、前記操作方向角度、動作速度、第1基準方向角度の各信号を受信する受信器を具備し、各信号は送信器と受信器を介して伝達されるよう構成していることを特徴とする高所作業車の遠隔操作装置。
  6. 請求項3または請求項4において、前記遠隔指令装置は、前記操作方向角度、動作速度、第1基準方向角度、取付け信号の各信号を送信する送信器を具備し、前記制御装置は、前記操作方向角度、動作速度、第1基準方向角度、取付け信号の各信号を受信する受信器を具備し、各信号は送信器と受信器を介して伝達されるよう構成していることを特徴とする高所作業車の遠隔操作装置。
  7. 請求項1乃至請求項4において、前記基準方位は、地磁気検出により定まる絶対方位を検出するように構成したことを特徴とする高所作業車の遠隔操作装置。
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