JP4667498B2 - 同軸切替器及びその切替方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナへの接続を一の送信機の出力から別の送信機の出力に切り替える同軸切替器及びその切替方法に関する。
従来、アンテナへの接続を一の送信機の出力から別の送信機の出力に切り替える同軸切替器が知られている。同軸切替器は、切替時に送信機を停止し、2秒程度の停波を生じて切り替えるものが通常であるが、24時間放送が常態化した現在においては、保守・補修等により、放送中に送信機を現用から予備にシームレスに切り替えることが求められている。そのため、同軸切替器を用いる同軸切替装置として、切替時に送信機を停止させずに起動状態のまま切り替える、完全無停波(シームレス)の切替が可能なクロスオーバー方式の同軸切替装置が提案されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1の同軸切替装置は、結合度3dBの方向性結合器の両方の主線路入力端子に送信機出力を接続し、両方の主線路出力端子に負荷を接続し、主線路の出力端子同士及び副線路の結合出力端子同士を結び、且つそれらの中間に2個の容量結合形同軸切替器を置き、これを同時に開閉することによって動作中の送信機出力を切り替えるものである。
特許文献2の同軸切替装置は、正規化インピーダンス1の1/2波長線路を各々介して第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続し、正規化インピーダンス1の1/2波長線路を共通に介して第1の出力端子に共通に接続した第1の高周波スイッチ群と、正規化インピーダンス1の1/2波長線路を各々介して第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続し、正規化インピーダンス1/√2及び1をそれぞれ有する1/4波長線路を共通に直列に介して第1の出力端子に共通に接続すると共に、正規化インピーダンス1乃至1/√2の1/4波長線路を共通に介して第2の出力端子に共通に接続した第2の高周波スイッチの群とを備え、合成切替のための高周波スイッチの閉成が完了した後に合成切替のための高周波スイッチの開放を行うものであり、特許文献1の2個の同軸切替器に代えて第1、第2の高周波スイッチの群を設け、2個の方向性結合器に代えて7つのインピーダンス整合線路を設けたものである。
実開昭57−104668号公報 特開平1−280901号公報
ところで、上記クロスオーバー方式の同軸切替装置は、停波を生じさせずに送信機の出力を切り替えることが可能であるものの、2台の同軸切替器或いはこれに対応するスイッチ群が必要になるため、装置が大型化してしまうと共に、非常に高コストとなるという問題がある。そのため、地上デジタル放送において、受信機側で問題が生じない程度まで切替時間(クロスタイム)を短縮し、準シームレスで送信機を切り替えることを可能とすると共に、機器構成の小型化、低コスト化を図ることができる同軸切替器が求められている。
本発明は上記問題点に鑑みて提案するものであって、地上デジタル放送で使用した場合においては、受信機側で問題が生じない程度まで切替時間(クロスタイム)を短縮し、準シームレスで送信機を切り替えることを可能とすると共に、機器構成の小型化、低コスト化を図ることができるような同軸切替器及びその切替方法を提供することを目的とする。
本発明の同軸切替器は、第1の端子と第2の端子を短絡し、その短絡を解除する第1の内導体と、前記第2の端子と第3の端子を短絡し、その短絡を解除する第2の内導体と、前記第3の端子と第4の端子を短絡し、その短絡を解除する第3の内導体と、前記第4の端子と前記第1の端子を短絡し、その短絡を解除する第4の内導体とを備え、前記第2の内導体と前記第4の内導体での短絡を解除している状態で、且つ前記第1の内導体と前記第3の内導体で短絡している状態から、前記第1の内導体と前記第2の内導体と前記第3の内導体と前記第4の内導体で短絡している状態を経て、前記第1の内導体と前記第3の内導体での短絡を解除している状態で、且つ前記第2の内導体と前記第4の内導体で短絡している状態に至らせることを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、前記第1〜前記第4の内導体を移動して前記短絡及び前記短絡解除の状態にすることを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、前記第1〜前記第4の内導体を付勢体により前記各端子に付勢可能とすることを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、前記第1〜前記第4の内導体の前記各端子への接触部を弾性部材とすることを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、前記弾性部材をベローズ若しくはバネ材とすることを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、モータで駆動するピニオンと連動するラックで、前記第1〜前記第4の内導体を前記付勢体による付勢方向と反対方向に付勢し、前記付勢体による付勢を規制可能とすることを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、前記モータと前記ピニオンとの間に、前記付勢体の付勢により前記ピニオンに回転が生ずることを防止する逆回転防止機構を設けることを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、前記モータのシャフトに一定以上の回転トルクの負荷で動力伝達を解除するフリクションクラッチを設けることを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、駆動するカム部の突出部で、前記第1〜前記第4の内導体の前記付勢体による付勢を規制可能とすることを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、第1の方向に於いて両側に突出する前記突出部を設け、前記第1の方向と略直交する第2の方向に於いて、前記第1の方向の前記突出部と異なる位置で両側に突出する突出部を設け、前記第1の方向と前記第2の方向と略直交する第3の方向に前記カム部を移動することにより、前記第1〜前記第4の内導体の前記付勢体による付勢を規制することを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、前記第1〜前記第4の内導体と前記第1〜前記第4の内導体が接触する前記各端子との間に誘電体を設けることを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、前記第1〜前記第4の端子と前記第1〜前記第4の内導体とが配置される空間の寸法を、使用周波数に対する遮断領域を構成するように設定することを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器は、前記第1〜前記第4の内導体のうち前記短絡解除の状態の内導体を接地することを特徴とする。
また、本発明の同軸切替器の切替方法は、第1の端子と第2の端子を短絡する第1の内導体と、前記第2の端子と第3の端子を短絡する第2の内導体と、前記第3の端子と第4の端子を短絡する第3の内導体と、前記第4の端子と前記第1の端子を短絡する第4の内導体とを備える同軸切替器の切替方法であって、前記第2の内導体と前記第4の内導体での短絡を解除し、且つ前記第1の内導体と前記第3の内導体で短絡している状態から、前記第1の内導体と前記第2の内導体と前記第3の内導体と前記第4の内導体で短絡している状態を経て、前記第1の内導体と前記第3の内導体での短絡を解除し、且つ前記第2の内導体と前記第4の内導体で短絡している状態に至らせることを特徴とする。
本発明の同軸切替器(請求項1)又はその切替方法(請求項14)は、一の組の内導体(第2の内導体と第4の内導体)による短絡を解除している状態で、別の組の内導体(第1の内導体と第3の内導体)で短絡している状態から、別の組の内導体による短絡を解除している状態で、一の組の内導体で短絡している状態とする際に、一の組と別の組の内導体による短絡状態を経ることにより、切替時間(クロスタイム)を大幅に短縮できると共に、送信機を起動状態にしたまま出力を切り替えることができる。因みに、地上デジタル放送では、送信電力の低下等により伝送信号に誤りが生じても、切替時間(クロスタイム)が概ね15msec以下ならば、受信機側の誤り訂正技術等により、映像・音声に影響を与えないシームレスに準じる切替が可能であることが実験により確認されているが、本発明では起動状態の2台の送信機の切替試験を行ったところ、切替時間は13msecを達成している。従って、地上デジタル放送において、受信機側で問題が生じない程度まで切替時間を短縮し、送信機を起動状態にしたまま送信機の出力を切り替えることで準シームレス切替ができる。また、単独の同軸切替器で準シームレスの切替が可能となるので、機器構成の大幅な小型化し、低コスト化することができる。
また、請求項2では、第1〜第4の内導体を移動して短絡及び短絡解除の状態にすることにより、簡単且つ小型化した構成で、準シームレスの切替が可能な同軸切替器を得ることができる。
また、請求項3では、第1〜第4の内導体を付勢体により各端子に付勢可能とすることにより、内導体を端子に確実に接触させて短絡することができる。
また、請求項4では、第1〜第4の内導体の各端子への接触部を弾性部材とすることにより、一の組と別の組の内導体を同時に短絡する状態を確実に得ることができる。
また、請求項5では、弾性部材をベローズ若しくはバネ材とすることにより、端子との接触が確保でき、且つ一の組と別の組の内導体による同時短絡状態をより一層確実に得ることができる。
また、請求項6では、モータで駆動するピニオンと連動するラックで、第1〜第4の内導体を付勢体による付勢方向と反対方向に付勢し、付勢体による付勢を規制可能とすることにより、内導体の移動機構の安定性や耐久性を高めることができる。
また、請求項7では、モータとピニオンとの間に、前記付勢体の付勢により前記ピニオンに回転が生ずることを防止する逆回転防止機構を設けることにより、付勢体の付勢で意図しないピニオンの回転が生ずることを防止し、所要の短絡状態及び短絡解除状態を確実に維持することができる。
また、請求項8では、モータのシャフトに一定以上の回転トルクの負荷で動力伝達を解除するフリクションクラッチを設けることにより、一定以上のトルク負荷時に動力が伝わらないようにし、動力伝達経路の各部に過大な負荷がかかることを防止し、強い衝撃を軽減することができると共に、モータに過大な負荷がかかることも防止できる。
また、請求項9では、駆動するカム部の突出部で、第1〜第4の内導体の付勢体による付勢を規制可能とすることにより、よりスムーズな切替動作が可能となる。
また、請求項10では、第1の方向に於いて両側に突出する突出部を設け、第1の方向と略直交する第2の方向に於いて、第1の方向の突出部と異なる位置で両側に突出する突出部を設け、第1の方向と第2の方向と略直交する第3の方向にカム部を移動することにより、第1〜第4の内導体の付勢体による付勢を規制することにより、カム部を直線的に移動させる簡単な構成で切替を行うことが可能となる。
また、請求項11では、第1〜第4の内導体と第1〜第4の内導体が接触する各端子との間に誘電体を設けることにより、端子と内導体を接触せずとも一定距離まで近付けるだけで、端子と内導体を高周波的に短絡状態(容量性結合)とすることができる。また、送信機の起動状態、即ち端子と内導体との間に高周波電力が印加された状態において、切り替えを行っても、端子と内導体との間に誘電体が存在することにより、端子と内導体との間で高周波放電が発生することを防止できる。
また、請求項12では、第1〜第4の端子と第1〜第4の内導体とが配置される空間の寸法を、使用周波数に対する遮断領域を構成するように設定することにより、一方の端子から他方の端子への漏洩電波を遮断することが可能となり、端子間のアイソレーションを良くすることができる。
また、請求項13では、第1〜第4の内導体のうち短絡解除の状態の内導体を接地することにより、内導体を介して一方の端子から他方の端子への漏洩電波を遮断することが可能となり、端子間のアイソレーションを良くすることができる。
本発明の実施形態の同軸切替器について図面に基づき説明する。尚、本発明は、準シームレスの切替が可能で、地上デジタル放送の送信局に使用すると有用であるが、地上デジタル放送用に限られることなく、通信用など他の用途にも当然適用できるものである。
〔第1実施形態の同軸切替器〕
第1実施形態の同軸切替器10は、図1〜図3に示すように、平面視で方形の4辺に位置するようにそれぞれ配置される、内導体に相当する可動内導体21a〜21dと、平面視で方形の頂点に4箇所に略位置するようにそれぞれ配置される端子31〜34とを備える。第1の可動内導体21aは第1の端子31と第2の端子32を短絡/短絡解除可能に設けられ、第2の可動内導体21bは第2の端子32と第3の端子33を短絡/短絡解除可能に設けられ、第3の可動内導体21cは第3の端子33と第4の端子34を短絡/短絡解除可能に設けられ、第4の可動内導体21dは第4の端子34と第1の端子31を短絡/短絡解除可能に設けられている。尚、図1では図3の筐体50及び接触バネ52を省略して図示している。
可動内導体21a〜21dは各々細長の板状であり、接触部である長手方向の両端近傍の内面には、弾性部材として導電性のベローズ22a〜22dが配設され、各端子31〜34にベローズ22a〜22dを介して接触するようになっている。可動内導体21a〜21dの中央には棒状の伝達部材23a〜23dが貫通され、可動内導体21a〜21dに固定されている。可動内導体21a〜21dの外側における伝達部材23a〜23dの端部には付勢体として弾性バネ24a〜24dが設けられており、各可動内導体21a〜21dはそれぞれ弾性バネ24a〜24dによって端子31〜34がある内方に付勢され、ベローズ22a〜22dを介して端子31〜34に接触するように付勢されている。
伝達部材23a〜23dの内端には、ラック25a〜25dの外端がそれぞれ対応して配置されている。ラック25a、25cと、ラック25b、25dとは、外方に突出する動作と内方に引っ込む動作をそれぞれの組内で同様の方向に行うと共に、それぞれの組毎で相反して行うようになっており、可動内導体21a〜21dを弾性バネ24a〜24dによる付勢方向と反対方向に付勢し、付勢体である弾性バネ24a〜24dによる付勢を規制可能である。
即ち、図2に示すように、ラック25a、25cが内方に引っ込み、ラック25b、25dが外方に突出した場合に、ラック25a、25cの付勢解除と弾性バネ24a、24cの付勢により、可動内導体21aが端子31と端子32を短絡し、可動内導体21cが端子33と端子34を短絡すると共に、外方に突出するラック25b、25dの付勢により、可動内導体21b、21dが外方に移動し、可動内導体21bによる端子32と端子33の短絡が解除され、可動内導体21dによる端子34と端子31の短絡が解除される。逆に、ラック25b、25dが内方に引っ込み、ラック25a、25cが外方に突出した場合には、ラック25b、25dの付勢解除と弾性バネ24b、24dの付勢により、可動内導体21bが端子32と端子33を短絡し、可動内導体21dが端子34と端子31を短絡すると共に、外方に突出するラック25a、25cの付勢により、可動内導体21a、21cが外方に移動し、可動内導体21aによる端子31と端子32の短絡が解除され、可動内導体21cによる端子33と端子34の短絡が解除される。
同軸切替器10の略中央には、図示省略するモータの動力によって回動するシャフト40が設けられており、シャフト40にはピニオン41が取り付けられている。ピニオン41にはピニオン42、43が噛み合わされており、ピニオン42、43は、同軸切替器10の方形の対角線上に位置するように配置され、ピニオン41の両側に位置している。ピニオン42、43は軸部を介して下側のピニオン44、45とそれぞれ連結されており、ピニオン44にはラック25c、25dが噛み合わされ、ピニオン45にはラック25a、25bが噛み合わされている。
図1の一点鎖線矢印に示すように、モータを駆動してシャフト40とピニオン41を反時計周りに回転すると、ピニオン41と噛合されているピニオン42、43は時計周りに回転し、ピニオン42、43と同軸配置されているピニオン44、45も時計回りに回転する。そして、図2の一点鎖線矢印に示すように、ピニオン44の時計回りの回転により、ラック25cが外方に突出し且つラック25dが内方に引っ込められ、ピニオン45の時計回りの回転により、ラック25aが外方に突出し且つラック25bが内方に引っ込められる。逆に、モータを駆動してシャフト40とピニオン41を時計周りに回転すると、ピニオン41と噛合されているピニオン42、43は反時計周りに回転し、ピニオン42、43と同軸配置されているピニオン44、45も反時計回りに回転する。そして、ピニオン44の反時計回りの回転により、ラック25dが外方に突出し且つラック25cが内方に引っ込められ、ピニオン45の反時計回りの回転により、ラック25bが外方に突出し且つラック25aが内方に引っ込められる。
同軸切替器10は、図3に示すように、可動内導体21a〜21dの外側に平面視方形の箱形である導電性の筐体50を有し、筐体50の各側壁501の内面には、その内面に沿って平面的配置されている導電性の板バネ、メッシュ状のバネ等の接触バネ52が配設され、筐体50と導通することにより接地電位になっている。筐体50の側壁501と接触バネ52には貫通穴が設けられ、その貫通穴に各伝達部材23a〜23dが遊挿するようにして貫通されており、各伝達部材23a〜23dの外端部に設けられている弾性バネ24a〜24dは側壁501の外面に固定されている。接触バネ52には、ラック25a〜25dで外方に付勢された可動内導体21a〜21dが当接されるようになっており、短絡解除状態の可動内導体21a〜21dが接触バネ52と接触した際に接地するようになっている。また、筐体50の中央には、平面視略十字状に形成された内側壁51が設けられ、内側壁51内には、シャフト40、ピニオン41〜45、ラック25a〜25dから構成される可動機構60が収容され、伝達部材23a〜23dが各内側壁51を遊挿するように貫通するようにして設けられている。
図3(b)に示す筐体50の側壁501と下板502と上板503と内側壁51で形成され、可動内導体21a〜21dが配置される空間は、その断面視縦横の寸法で規定される周波数超の高周波のみを通し、その周波数以下の電波を減衰して遮断する導波管のようになっており、使用周波数に対する遮断領域を構成している。
第1実施形態の同軸切替器10を使用する場合には、例えば図4(a)に示すように、ラック25a、25cで伝達部材23a、23cを外方に付勢し弾性バネ24a、24cの内方付勢を規制して、可動内導体21a、21cを端子31、32や端子33、34に非接触とし、弾性バネ24b、24dの内方付勢で、可動内導体21b、21dをベローズ22b、22dを介して端子32、33や端子34、31と接触させた状態とする(第1の状態)。尚、端子31〜34の接続は、一方の対角線に位置するものを送信機に接続し、他方の対角線に位置するものをアンテナと擬似負荷に接続するものであれば適宜であり、例えば端子31を現用の送信機、端子33を予備の送信機、端子32をアンテナ、端子34を擬似負荷に接続する。
その後、モータを駆動してシャフト40やピニオン41〜45を回転し、ラック25aとラック25cを引き込むと共にラック25bとラック25dを突出する。尚、ラック25a〜25dの各先端部には、その歯と逆の背面側に段差部が形成されており、引き込み時に対抗するラック25aと25c或いはラック25bと25dが先端部で重なるようにして引き込まれ、狭いスペースで十分なストロークがとれるようになっている(図2参照)。
図4(b)に示すように、ラック25aとラック25cの引き込みにより、弾性バネ24a、24cで内方に付勢されている可動内導体21a、21cが内方に移動し、ベローズ22aが端子31、32に、ベローズ22cが端子33、34に接触し、可動内導体21a、21cにより端子31、32と端子33、34が短絡される。また、ラック25bとラック25dの外方突出により、伝達部材23b、23dが外方に押圧され、弾性バネ22b、24dの付勢を規制して可動内導体21b、21dが外方に移動する。この時、蛇腹状のベローズ22b、22dは、その弾性的な復元により、可動内導体21b、21dが所定距離だけ外方移動するまでは、端子32、33と端子34、31と接触し続け、端子31と32、端子32と33、端子33と34、端子34と31が、可動内導体21a〜21dで一度に短絡される状態となる(第2の状態)。
その後、図4(c)に示すように、可動内導体21a、21cの内方移動が進行し、ベローズ22a、22cがより端子31、32や端子33、34に押し付けられ、可動内導体21a、21cにより端子31、32や端子33、34がより安定して短絡される。他方で、可動内導体21b、21dの外方移動が進行し、可動内導体21b、21dが所定距離を超えて外方に移動すると、ベローズ22b、22dが自由長まで復元して端子32、33と端子34、31とから離れ、短絡が解除される(第3の状態)。尚、第3の状態から第1の状態に至る際にも、同様に端子31〜34を可動内導体21a〜21dで全短絡した第2の状態を経て変更される。
第1実施形態の同軸切替器10は、第1の状態から第3の状態或いは第3の状態から第1の状態に至る際に、端子31〜34を可動内導体21a〜21dで全短絡した第2の状態を経る構成により、切替時間(クロスタイム)を大幅に短縮することができる。従って、地上デジタル放送において、受像機側で問題が生じない程度まで切替時間を短縮し、送信機を起動状態にしたまま送信機の出力を切り替えることで、準シームレスに切り替えることができる。また、単独の同軸切替器で準シームレスの切替を行うことができるので、機器構成を大幅に小型化し、低コスト化することができる。
また、可動内導体21a〜21dを弾性バネ24a〜24dにより各端子31〜34に付勢可能とし、接触部をベローズ22a〜22dとすることにより、可動内導体21a〜21dを端子31〜34に確実に接触させ、短絡することができると共に、一の組の可動内導体21a、21cの短絡と別の組の可動内導体21b、21dの短絡を同時に実現する状態を確実に得ることができる。また、モータで駆動するピニオン41〜45と連動するラック25a〜25dで、可動内導体21a〜21dを付勢体である弾性バネ24a〜24dの方向に付勢し、弾性バネ24a〜24dによる付勢を規制可能とすることにより、可動内導体21a〜21dの移動機構の安定性や耐久性を高めることができる。また、端子31〜34と可動内導体21a〜21dとが配置される空間の寸法を、使用周波数に対する遮断領域を構成するように設定することにより、又、短絡解除の状態の可動内導体21a〜21dを接触バネ52で接地することにより、端子31〜34間の漏洩電波を遮断することが可能となり、端子31〜34間のアイソレーションを高めることができる。
〔第2実施形態の同軸切替器〕
第2実施形態の同軸切替器は、図5に示すように、モータ70とピニオン41との間に、モータ70からの入力のトルクを増幅するトルク増幅機構と、ピニオン41の回転や、ピニオン41からモータ70への動力の入力を防止する逆回転防止機構を設けるものである。尚、これらに関わる構成以外は第1実施形態と同様であり、その説明を省略する。
モータ70のシャフト71の先端にはギア72が設けられ、ギア72はギア72より大径のギア73と噛合されており、ギア73でトルクが増幅され、ギア72とギア73でトルク増幅機構を構成している。
更に、ギア73にはシャフト74の一方の端部が連結され、シャフト74の他方の端部には、細長板状のローラアーム75の一方の端部が取り付けられている。ローラアーム75の他方の端部には、ローラアーム75のギア73とは逆の面から突出するローラ76が設けられている。また、一方の端部にピニオン41が取り付けられているシャフト40の他方の端部には、細長板状のローラガイド77の一方の端部が取り付けられている。ローラガイド77の他方の端部よりには長手方向に延びる長穴78が形成され、長穴78にローラアーム75のローラ76が係合されている。前記シャフト74、ローラアーム75、ローラ76、ローラガイド77、長穴78、シャフト40により、逆回転防止機構を構成している。
モータ70の回転時には、モータ70の回転力がギア72からギア73に伝達され、ギア73でトルクを増幅されてシャフト74の回転として伝達される。そして、シャフト74に取り付けられているローラアーム75が回転し、ローラ76が長穴78内を摺動する。ローラ76は摺動の開始時に長穴78の内端に位置し、ローラアーム75の回転の進行に応じて長穴78の外端に至り、その後、ローラ76は外端から長穴78の内端に至って摺動が終了する。更に、ローラ76の長穴78内の前記移動に応じて、ローラガイド77が回転し、シャフト40を介してピニオン41に回転が伝達され、例えばギア73、ローラアーム75の略270度の回転と対応してピニオン41が略90度回転するようになっている。また、ピニオン41を逆方向に回転する際には、モータ70を逆方向に回転して、上記と同様の逆方向の動作を行う。この際、モータ70の正逆回転の何れにおいても、ローラ76がシャフト40と最も近い長穴78の内端から回転を開始することから、モータ70の起動時にかかる負荷を軽くすることができる。
一方、弾性バネ24a、24c又は弾性バネ24b、24dが付勢する力が、モータ70による意図する回転方向とは逆方向の回転力として、ピニオン41に加わり、ローラガイド77に伝達される。しかし、前記ローラガイド77に伝達された力は、ローラガイド77をシャフト40を中心に回転する方向、即ちローラガイド70の長手方向と略直角方向に作用し、ローラ76を長穴78に沿って移動するローラガイド77の長手方向への力が作用しないため、ローラガイド77は摺動することができず、逆回転が防止される。
第2実施形態の同軸切替器を用いることにより、第1実施形態と同様の効果が得られることに加え、モータ70からより大きな回転力を得ることができる。従って、モータ70から大きなトルクを取り出せるので、大型のモータを使用する必要が無い等、モータ等の可動機構の構造を小型化し、同軸切替器の一層の小型化を図ることができる。また、付勢体である弾性バネ24a、24c又は弾性バネ24b、24dの付勢で、意図しない回転が生ずることを防止し、所要の短絡状態及び短絡解除状態を確実に維持することができる。
〔第3実施形態の同軸切替器〕
第3実施形態の同軸切替器は、図6に示すように、平面視で方形の頂点の4箇所に略位置するようにしてそれぞれ配置される端子31〜34を有し、前記方形の4辺の各中央に位置するようにして、内導体に相当する各々細長板状である可動内導体21a〜21dが配置されている。可動内導体21aには、両側に位置する端子31、32にそれぞれ向かい両側部から突出するようにして、弾性部材のバネ材に相当する板バネ26a・26aが設けられている。一対の板バネ26a・26aは、弾性変形する厚さ方向の面が端子31、32に面するように配置され、それぞれ端子31と端子32に前記方形の外側から当接可能である。他の可動内導体21b〜21dについても同様の配置で板バネ26b〜26dが設けられ、各端子31〜34に当接可能である。
即ち、可動内導体21a及び板バネ26a、可動内導体21b及び板バネ26b、可動内導体21c及び板バネ26c、可動内導体21d及び板バネ26dは、それぞれ前記方形の4辺に位置するように配置されており、第1の可動内導体21a或いはこれと板バネ26aは第1の端子31と第2の端子32を短絡/短絡解除可能に設けられ、第2の可動内導体21b或いはこれと板バネ26bは第2の端子32と第3の端子33を短絡/短絡解除可能に設けられ、第3の可動内導体21c或いはこれと板バネ26cは第3の端子33と第4の端子34を短絡/短絡解除可能に設けられ、第4の可動内導体21d或いはこれと板バネ26dは第4の端子34と第1の端子31を短絡/短絡解除可能に設けられ、可動内導体21a〜21dは各端子31〜34に板バネ26a〜26dを介して接触する。
また、第1実施形態と同様に、可動内導体21a〜21dの中央には棒状の伝達部材23a〜23dが貫通され、可動内導体21a〜21dに固定されている。可動内導体21a〜21dの外側における伝達部材23a〜23dの端部には付勢体として弾性バネ24a〜24dが設けられており、各可動内導体21a〜21dはそれぞれ弾性バネ24a〜24dによって端子31〜34がある内方に付勢され、板バネ26a〜26dを介して端子31〜34に接触するように付勢されている。尚、図6では第1実施形態と同様に筐体50及び接触バネ52を省略して図示している。
伝達部材23a〜23dの内端に対応する位置にはカム部83が配置されている。カム部83は、平面視略十字形の部材であり、その上面831の中央から突出するようにしてシャフト82が設けられ、カム部83と反対側のシャフト82の端部はソレノイド81に取り付けられている。ソレノイド81は例えばラッチングソレノイドで構成され、ソレノイド81内のコイルに電流を流してソレノイド81を駆動することにより、シャフト82が直線的に移動し、そのシャフト82を介してカム部82が直線的に移動するようになっている。
図7に示すように、カム部83の可動内導体21a、21cに向いている各側面832には、その下端部に外側に突出する突出部833が設けられており、第1の方向に相当する可動内導体21a、21cと対向する方向で突出部833・833が両側に突出して設けられている。突出部833は、垂直に平面状に延びる側面832から略下端に向かって傾斜する形状で形成されており、突出部833が形成されていない側面832から突出部833の側面にはなだらかに移行するようになっている。また、カム部83の可動内導体21b、21dに向いている各側面834には、その上端部から中間部にかけて外側に突出する突出部835が設けられており、第1の方向と略直交する第2に方向に相当する可動内導体21b、21dと対向する方向において、突出部833・833と異なる位置或いは高さで突出部835・835が両側に突出して設けられている。突出部835は、垂直に平面状に延びる側面834から略上端に向かって略弧状に凸となるように傾斜する形状で形成されており、突出部835が形成されていない側面834から突出部835の側面にはなだらかに移行するようになっている。
伝達部材23aと23cの内端は、弾性バネ24a、24cの付勢により、カム部83の突出部833が形成されていない側面832の部分又は突出部833に当接しており、伝達部材23bと23dの内端は、弾性バネ24b、24dの付勢により、カム部83の突出部835又は突出部835が形成されていない側面834の部分に当接している。
図6の状態では、第1の方向において伝達部材23aと23cの内端がカム部83の突出部833が形成されていない側面832の部分に当接し、弾性バネ24a、24cの付勢により、可動内導体21aが板バネ26a・26aを介して端子31と32に、可動内導体21cが板バネ26c・26cを介して端子33と34にそれぞれ接触し、可動内導体21aが端子31と端子32を短絡し、可動内導体21cが端子33と端子34を短絡している。同時に、第1の方向と略直交する第2の方向において伝達部材23bと23dの内端がカム部83の突出部835に当接し、弾性バネ24b、24dの付勢の突出部835による規制により、可動内導体21bによる端子32と33の短絡と、可動内導体21dによる端子34と31の短絡を解除している(第3の状態)。
図6の状態から、端子31と32の短絡解除、端子33と34の短絡解除、端子32と33の短絡、端子34と31の短絡の状態(第1の状態)に切り替える際には、ソレノイド81を駆動し、前記第1の方向と前記第2の方向と略直交する第3の方向に相当する上下方向において、シャフト82を介してカム部83を上方向に移動する。カム部83の上方向の移動により、伝達部材23a、23cの内端は側面832に沿って突出部833の側面の位置まで移動していくと共に、伝達部材23b、23dの内端は突出部835の側面から突出部835が形成されていない側面834まで移動していくが、その移動過程において、端子31と32の短絡と端子33と34の短絡が解除される前で且つ端子32と33及び端子34と31が短絡された状態、即ち全ての可動内導体21a〜21dで、端子31と32、端子32と33、端子33と34、端子34と31と一度に短絡する中間状態(第2の状態)を経る。前記中間状態は、カム部83における、突出部833が形成されていない側面832から突出部833に至る傾斜部と、突出部835から突出部835が形成されていない側面834に至る傾斜部で生ずる。
その後、伝達部材23a、23cの内端が突出部833の側面の位置まで移動し、伝達部材23b、23dの内端が突出部835が形成されていない側面834まで移動すると、弾性バネ24a、24cによる付勢の突出部833の規制により、伝達部材23a、23cの外方への移動を介して可動内導体21a、21c及び板バネ26a、26cが外方へ移動し、可動内導体21a、21c或いはこれと板バネ26a、26cによる端子31と32の短絡及び端子33と34の短絡が解除される。また、弾性バネ24b、24dによる付勢により、伝達部材23b、23dの内方への移動を介して可動内導体21b、21d及び板バネ26b、26dが内方へ移動し、可動内導体21b、21d或いはこれと板バネ26b、26dにより端子32と33、端子34と31が短絡される。
端子32と33、端子34と31が短絡され、端子31と32、端子33と34の短絡が解除された状態から、図6の状態とする際には、ソレノイド81を駆動し、前記第3の方向である上下方向において、シャフト82を介してカム部83を下方向に移動する。カム部83が下方向に移動すると、上記中間状態を得ながら上記と逆の動作を経て、図6の端子32と33、端子34と31の短絡が解除され、端子31と32、端子33と34が短絡された状態となる。その他の構成や変形・適用可能な構成については第1実施形態と同様である。
第3実施形態の同軸切替器10も、第1の状態から第3の状態或いは第3の状態から第1の状態に至る際に、端子31〜34を可動内導体21a〜21dで全短絡した第2の状態を経る構成により、切替時間(クロスタイム)を大幅に短縮することができる。従って、地上デジタル放送において、受像機側で問題が生じない程度まで切替時間を短縮し、送信機を起動状態にしたまま送信機の出力を切り替えることで、準シームレスに切り替えることができる。また、単独の同軸切替器で準シームレスの切替を行うことができるので、機器構成を大幅に小型化し、低コスト化することができる。
また、可動内導体21a〜21dを弾性バネ24a〜24dにより各端子31〜34に付勢可能とし、カム部83のなだらかな面で突出部833、835と突出部833、835でない側面832、834との間を形成することにより、可動内導体21a〜21dを端子31〜34に確実に接触させ、短絡することができると共に、一の組の可動内導体21a、21cの短絡と別の組の可動内導体21b、21dの短絡を同時に実現する状態を確実に得ることができる。また、カム部83を直線的に移動させる簡単な構成でスムーズな切替動作を行うことができる。
〔実施形態の変形例等〕
尚、本明細書開示の発明には、各発明や各実施形態の構成の他に、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものも含まれる。
例えば第1実施形態では付勢体として、圧縮コイルバネ等の弾性バネ24a〜24dを用いる例について説明したが、本発明の付勢体は、内側に可動内導体を引き寄せることができるものであれば適宜である。また、第1実施形態では弾性部材としてベローズ22a〜22d、第3実施形態では弾性部材としていた板バネ26a〜26dを用いる例について説明したが、本発明の弾性部材は、端子31〜34への接触状態から被接触状態に移行する際に、弾性的な復元で接触状態を所要期間維持できるものであれば適宜である。また、本発明の逆回転防止機構は、ラック23a〜23dを駆動させるピニオン41の逆回転を防止可能なのものであれば適宜である。
また、第1実施形態では、可動内導体21a〜21dのベローズ22a〜22dが端子31〜34に直接接触する構成、第3実施形態では、可動内導体21a〜21dの板バネ26a〜26dが端子31〜34に直接接触する構成について説明したが、可動内導体21a〜21dの接触部に誘電体を設ける構成としてもよく、例えば誘電率10のアルミナ等を溶射してベローズ22a〜22dの先端に誘電体層を設ける構成等とすることが可能である。前記誘電体を設けることにより、端子31〜34と可動内導体21a、21bを接触せずとも一定距離まで近付けるだけで、端子31〜34と可動内導体21a〜21dを高周波的に短絡状態(容量性結合)とすることができる。また、端子31〜34と可動内導体21a〜21dとの間に高周波電力が印加された状態において、切り替えを行っても、端子31〜34と可動内導体21a〜21dとの間で高周波放電が発生することを防止できる。
また、第1、第2実施形態のモータ70等のシャフト71等に、一定以上のトルクの負荷で動力伝達を解除するフリクションクラッチを設けると良好であり、一定以上のトルク負荷時に動力が伝わらないようにして、短い切替時間で高速駆動が要求される動力伝達経路の各部に過大な負荷がかかることを防止し、強い衝撃を軽減することができると共に、モータに過大な負荷がかかることを防止できる。特に、第2実施形態の如く、モータ70とピニオン41との間にトルク増幅機構を設ける場合には、フリクションクラッチを設けることで、高速で駆動するトルク増幅機構にかかる負担を大幅に軽減することができる。
本発明は、例えば地上デジタル放送の送信局において、アンテナへの接続を複数の送信機の出力に切り替える同軸切替器として利用することができる。
第1実施形態の同軸切替器の要部構成を示す斜視図。 第1実施形態の同軸切替器におけるピニオンとラックの噛合部分を示す平面説明図。 (a)は第1実施形態の同軸切替器を示す平面説明図、(b)は同図(a)のA―A線断面図。 (a)〜(c)は端子に対する可動内導体の動作を示す説明図。 第2実施形態の同軸切替器におけるモータと逆回転防止機構を示す斜視説明図。 第3実施形態の同軸切替器の要部構成を示す斜視図。 図6の同軸切替器のカム部を示す斜視図。
符号の説明
10…同軸切替器 21a、21b、21c、21d…可動内導体 22a、22b、22c、22d…ベローズ 23a、23b、23c、23d…伝達部材 24a、24b、24c、24d…弾性バネ 25a、25b、25c、25d…ラック 26a、26b、26c、26d…板バネ 31、32、33、34…端子 40…シャフト 41、42、43、44、45…ピニオン 50…筐体 501…側壁 502…下板 503…上板 51…内側壁 52…接触バネ 60…可動機構 70…モータ 71…シャフト 72、73…ギア 74…シャフト 75…ローラアーム 76…ローラ 77…ローラガイド 78…長穴 81…ソレノイド 82…シャフト 83…カム部 831…上面 832、834…側面 833、835…突出部

Claims (14)

  1. 第1の端子と第2の端子を短絡し、その短絡を解除する第1の内導体と、
    前記第2の端子と第3の端子を短絡し、その短絡を解除する第2の内導体と、
    前記第3の端子と第4の端子を短絡し、その短絡を解除する第3の内導体と、
    前記第4の端子と前記第1の端子を短絡し、その短絡を解除する第4の内導体とを備え、
    前記第2の内導体と前記第4の内導体での短絡を解除している状態で、且つ前記第1の内導体と前記第3の内導体で短絡している状態から、
    前記第1の内導体と前記第2の内導体と前記第3の内導体と前記第4の内導体で短絡している状態を経て、
    前記第1の内導体と前記第3の内導体での短絡を解除している状態で、且つ前記第2の内導体と前記第4の内導体で短絡している状態に至らせることを特徴とする同軸切替器。
  2. 前記第1〜前記第4の内導体を移動して前記短絡及び前記短絡解除の状態にすることを特徴とする請求項1記載の同軸切替器。
  3. 前記第1〜前記第4の内導体を付勢体により前記各端子に付勢可能とすることを特徴とする請求項2記載の同軸切替器。
  4. 前記第1〜前記第4の内導体の前記各端子への接触部を弾性部材とすることを特徴とする請求項2又は3記載の同軸切替器。
  5. 前記弾性部材をベローズ若しくはバネ材とすることを特徴とする請求項4記載の同軸切替器。
  6. モータで駆動するピニオンと連動するラックで、前記第1〜前記第4の内導体を前記付勢体による付勢方向と反対方向に付勢し、前記付勢体による付勢を規制可能とすることを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載の同軸切替器。
  7. 前記モータと前記ピニオンとの間に、前記付勢体の付勢により前記ピニオンに回転が生ずることを防止する逆回転防止機構を設けることを特徴とする請求項6記載の同軸切替器。
  8. 前記モータのシャフトに一定以上の回転トルクの負荷で動力伝達を解除するフリクションクラッチを設けることを特徴とする請求項6又は7記載の同軸切替器。
  9. 駆動するカム部の突出部で、前記第1〜前記第4の内導体の前記付勢体による付勢を規制可能とすることを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載の同軸切替器。
  10. 第1の方向に於いて両側に突出する前記突出部を設け、
    前記第1の方向と略直交する第2の方向に於いて、前記第1の方向の前記突出部と異なる位置で両側に突出する突出部を設け、
    前記第1の方向と前記第2の方向と略直交する第3の方向に前記カム部を移動することにより、前記第1〜前記第4の内導体の前記付勢体による付勢を規制することを特徴とする請求項9記載の同軸切替器。
  11. 前記第1〜前記第4の内導体と前記第1〜前記第4の内導体が接触する前記各端子との間に誘電体を設けることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の同軸切替器。
  12. 前記第1〜前記第4の端子と前記第1〜前記第4の内導体とが配置される空間の寸法を、使用周波数に対する遮断領域を構成するように設定することを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の同軸切替器。
  13. 前記第1〜前記第4の内導体のうち前記短絡解除の状態の内導体を接地することを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載の同軸切替器。
  14. 第1の端子と第2の端子を短絡する第1の内導体と、
    前記第2の端子と第3の端子を短絡する第2の内導体と、
    前記第3の端子と第4の端子を短絡する第3の内導体と、
    前記第4の端子と前記第1の端子を短絡する第4の内導体とを備える同軸切替器の切替方法であって、
    前記第2の内導体と前記第4の内導体での短絡を解除し、且つ前記第1の内導体と前記第3の内導体で短絡している状態から、
    前記第1の内導体と前記第2の内導体と前記第3の内導体と前記第4の内導体で短絡している状態を経て、
    前記第1の内導体と前記第3の内導体での短絡を解除し、且つ前記第2の内導体と前記第4の内導体で短絡している状態に至らせることを特徴とする同軸切替器の切替方法。
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