JP4667277B2 - 置き忘れ通知装置、置き忘れ通知方法および置き忘れ通知プログラム - Google Patents

置き忘れ通知装置、置き忘れ通知方法および置き忘れ通知プログラム Download PDF

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Description

この発明は、置き忘れを通知する置き忘れ通知装置、置き忘れ通知方法および置き忘れ通知プログラムに関し、特に、携帯端末装置の基本機能を使用して、利用者による携帯端末装置の置き忘れを防止することができる置き忘れ通知装置、置き忘れ通知方法および置き忘れ通知プログラムに関するものである。
近年、携帯電話が広く普及し、多くの利用者が携帯電話を携帯し、使用している。しかし、利用者が携帯電話を携帯する場合、常に、置き忘れあるいは置き忘れた携帯電話を悪意のある第三者によって不正使用される危険性がある。
そこで、携帯電話の置き忘れを防止するために、無線IC(Integrated Circuit)タグを用いて、利用者と携帯電話との距離が一定距離以上はなれるとアラーム通知を行う方法や、利用者によって常時付帯される通信機器と携帯電話との間で定期通信することによって、携帯電話の紛失時を判定する方法などが考案されている。
また、利用者が携帯電話を紛失してしまった場合には、紛失した携帯電話に対して遠隔操作を行い、携帯電話の操作をロックすることで、悪意のある第三者によって、携帯電話が不正に使用されることを防止している。
また、特許文献1では、GPS(Global Positioning System)機能などを用いて携帯電話の状態が静止状態か移動状態かを認識する共に、静止状態の時間を計測し、静止状態の時間が所定時間を上回った場合に、利用者によって携帯電話が置き忘れられたと判定するという技術が公開されている。
特開平5−134904号公報
しかしながら、上述した従来技術では、携帯電話の置き忘れを防止するために、利用者が携帯電話と対になる通信機器あるいは無線ICタグなどを常時付帯する必要があり、利用者に対して大変使い勝手が悪いという問題があった。
また、特許文献1に記載されているように、携帯電話の状態(移動状態あるいは静止状態)を認識し、携帯電話の置き忘れを判定する方法も考えられるが、携帯電話の状態を認識するために用いられるGPS機能は一部の携帯電話にしか普及していないため、特許文献1に記載された手法は、一般的な携帯電話に対して適用させることができないという問題があった。
すなわち、携帯電話と対になる通信機器や無線ICタグなどを用いることなく、携帯電話の基本機能を使用して、携帯電話の置き忘れを防止することが極めて重要な課題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、携帯電話と対になる通信機器や無線ICタグなどを用いることなく、携帯電話の基本機能を使用して、携帯電話の置き忘れを防止することができる置き忘れ通知装置、置き忘れ通知方法および置き忘れ通知プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、置き忘れを通知する置き忘れ通知装置であって、自装置に対する操作の履歴を操作履歴情報として記録する操作履歴情報記録手段と、前記操作履歴情報記録手段を参照し、当該操作履歴情報が更新されているか否かを判定する更新有無判定手段と、前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知する置き忘れ通知手段と、を備え、更に、前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、登録先の端末装置に電話発信を行って自装置周辺の音を取得し、当該自装置周辺の音に前記登録先の端末装置の着信音が含まれていた場合に、当該端末装置の位置を自装置が置き忘れられた位置として、前記置き忘れ通知手段に通知する置き忘れ位置検出手段を備え、前記置き忘れ通知手段は、前記置き忘れられた位置を前記利用者の連絡先となる端末装置に通知することを特徴とする。
また、本発明は、置き忘れを通知する置き忘れ通知装置が行う置き忘れ通知方法であって、自装置に対する操作の履歴を操作履歴情報として記録する操作履歴情報記録手段を参照し、当該操作履歴情報が更新されているか否かを判定する更新有無判定工程と、前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知する置き忘れ通知工程と、を含み、更に、前記更新有無判定工程によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、登録先の端末装置に電話発信を行って自装置周辺の音を取得し、当該自装置周辺の音に前記登録先の端末装置の着信音が含まれていた場合に、当該端末装置の位置を自装置が置き忘れられた位置として検出する置き忘れ位置検出工程を含み、前記置き忘れ通知工程は、前記置き忘れ位置検出工程により検出された前記置き忘れられた位置を前記利用者の連絡先となる端末装置に通知することを特徴とする。
また、本発明は、置き忘れを通知する処理をコンピュータに実行させる置き忘れ通知プログラムであって、自装置に対する操作の履歴を操作履歴情報として記録する操作履歴情報記録手段を参照し、当該操作履歴情報が更新されているか否かを判定する更新有無判定手順と、前記更新有無判定手順によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知する置き忘れ通知手順と、をコンピュータに実行させ、更に、前記更新有無判定手順によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、登録先の端末装置に電話発信を行って自装置周辺の音を取得し、当該自装置周辺の音に前記登録先の端末装置の着信音が含まれていた場合に、当該端末装置の位置を自装置が置き忘れられた位置として検出する置き忘れ位置検出手順をコンピュータに実行させ、前記置き忘れ通知手順は、前記置き忘れ位置検出手順により置き忘れられた位置を前記利用者の連絡先となる端末装置に通知することを特徴とする。
本発明によれば、自装置(置き忘れ通知装置)に対する操作の履歴を操作履歴情報として記録し、所定時間ごとにこの操作履歴情報が更新されているか否かを判定し、操作履歴情報が更新されていない場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知するので、自装置と対になる通信機器を利用者が付帯しない場合でも、利用者に自装置を置き忘れた旨の情報を通知することができる。
また、本発明によれば、操作履歴情報が更新されていない場合に、登録先の端末装置に電話発信を行うと共に、自装置周辺の音を取得し、取得した音に着信音が含まれるか否かを判定し、着信音が含まれる場合に、この端末装置の位置を自装置が置き忘れられた位置として、利用者の連絡先となる端末装置に通知するので、特殊な機能を有しない一般的な装置(例えば、携帯電話など)であっても、置き忘れられた位置を検出することができる。
また、本発明によれば、操作履歴情報が更新されていないと判定された後に、自装置に送信された情報を、登録先の端末装置に転送するので、置き忘れ時における利用者の不便性を軽減させることができる。
また、本発明によれば、操作履歴情報が更新されていないと判定された場合に、自装置周辺の音を取得し、取得した音の情報を利用者の連絡先となる端末装置に出力するので、利用者の聞き覚えのある音であれば、利用者に自装置の位置を知らせることができる。
また、本発明によれば、操作履歴情報が更新されておらず、かつ自装置が移動していない場合に、自装置が置き忘れられたと判定するので、置き忘れにかかる判定精度を向上させることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る置き忘れ通知装置、置き忘れ通知方法および置き忘れ通知プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本発明の概要について説明する。図1は、本発明の概要を説明するための説明図である。同図に示すように、携帯電話等の携帯端末装置100は、利用者による操作の履歴情報(例えば、電話発信、電話着信応答、メール発信、メール受信などの操作イベントにかかる履歴情報;以下、操作履歴情報と表記する)を記録し、一定時間の周期毎にこの操作履歴情報が更新されているか(あるいは、新たな情報が操作履歴情報に追加されているか)否かを判定する。そして、操作履歴情報が更新されていないと判定した場合に、携帯端末装置100は、利用者が予め登録しておいた連絡先の端末装置に置き忘れた旨を通知する。
また、携帯端末装置100が、置き忘れられた位置を検出する場合には、予め利用者に登録された電話機(例えば、自宅や会社など、利用者が置き忘れそうな場所に設置された電話機;図1の場合では固定電話機10)に対する電話発信を行うと共に、携帯端末装置100のマイクをオンにして携帯端末装置100周辺の音を取得し、取得した音に固定電話機10の着信音が含まれているか否かを判定する。そして、固定電話機10の着信音が含まれている場合には、固定電話機10の設置位置を携帯端末装置100の位置として、連絡先となる端末装置に携帯端末装置100の位置を通知する。
このように、本発明では、携帯端末装置100の基本機能を使用して、携帯端末装置100の置き忘れや、携帯端末装置100の位置を検出して利用者に通知するので、広く普及している一般的な携帯端末装置にも容易に適用させることができる。また、携帯端末装置と対になる通信機器あるいは無線ICタグを利用者が常時付帯しなくとも置き忘れを検出することができるので、利用者の携帯端末装置100に対する使い勝手の悪さを改善することができる。
次に、本実施例1にかかる携帯端末装置の構成について説明する。図2は、本実施例1にかかる携帯端末装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この携帯端末装置100は、ディスプレイ110と、入力装置120と、スピーカ130と、復調器135と、マイク140と、変調器145と、入出力制御IF(Interface)部150と、無線通信制御IF(Interface)部160と、記憶部170と、制御部180とを備えて構成される。
このうち、ディスプレイ110は、各種の情報を表示する表示装置であり、例えば、利用者が予め登録したアドレスの情報、メールの情報などを表示させる。入力装置120は、各種の情報を入力する入力装置であり、利用者はこの入力装置120を用いて、電話番号、文字などを入力する。
スピーカ130は、各種の音を出力するスピーカであり、例えば、通話相手の音声や、着信音などを出力する。復調器135は、電話帯域用に変調された音(通話相手の音声など)の情報を復調し、復調した音の情報をスピーカに出力する装置である。
マイク140は、各種の音を入力するマイクであり、例えば、利用者の音声や、携帯端末装置100周辺の音を入力する際に用いられる。変調器145は、マイク140から入力された音の情報を、電話帯域用に変調する装置である。
入出力制御IF部150は、ディスプレイ110、入力装置120、スピーカ130およびマイク140による情報の入出力を制御する処理部であり、無線通信制御IF部160は、アンテナ50を用いて、携帯電話の基地局との間における無線通信を制御する処理部である。
記憶部170は、制御部180による各種処理に必要な情報およびプログラムを記憶する記憶部であり、特に、本発明に密接に関連するものとしては、図2に示すように、アドレス情報171と、メール情報172と、操作履歴管理情報173と、発信先情報174と、置き忘れ連絡先情報175とを備える。
このうち、アドレス情報171は、連絡先(自宅、会社、友人、親戚宅など)の端末装置にかかる電話番号およびメールアドレスの情報である。また、メール情報172は、利用者によって作成されたメールの情報および外部から受信したメールの情報を示す。
操作履歴管理情報173は、入力装置120を用いて利用者が行った操作の履歴情報(操作履歴情報)を含んだ情報である。図3は、操作履歴管理情報173のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この操作履歴管理情報173は、一時記録領域173aと、退避領域173bとを有する。操作履歴情報は、一旦、一時記録領域173aに記録され、一時記録領域173aに記録された操作履歴情報は、一定時間の周期毎に退避領域173bに退避される。
なお、一時記録領域173aに記録された操作履歴情報を、退避領域173bに退避させる時点で、一時記録領域173aに操作履歴情報が存在しない場合は、利用者が携帯端末装置100を操作していないこととなる(利用者が携帯端末装置100を置き忘れた可能性がある)。
発信先情報174は、携帯端末装置100が置き忘れられた場合に、携帯端末装置100の位置を検出するために電話発信を行う端末装置(固定電話など)の情報を示す(携帯端末装置100の位置検出については後述する)。図4は、発信先情報174のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この発信先情報174は、識別情報、名称、電話番号、住所からなる。
置き忘れ連絡先情報175は、携帯端末装置100を置き忘れた利用者に、携帯電話を置き忘れた旨の通知先として登録された端末装置の情報を示す。図5は、置き忘れ連絡先情報175のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この置き忘れ連絡先情報175は、識別情報、名称、電話番号、住所、メールアドレスからなる。
制御部180は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種種の処理を実行する処理部である。特に、本発明に密接に関連するものとしては、図2に示すように、通話制御部181と、メール送受信制御部182と、操作履歴情報作成部183と、置き忘れ判定部184と、置き忘れ位置検出部185と、置き忘れ通知処理部186と、操作抑制部187を備える。
このうち、通話制御部181は、通話を制御する処理部であり、例えば、入力装置120から電話番号を取得した場合に、取得した電話番号に対応する端末装置(携帯電話あるいは固定電話機など)に発信し、通話を確立する。また、通話制御部181は、入力装置120から、アドレス情報171の表示要求を取得した場合には、記憶部170に記憶されたアドレス情報をディスプレイ110に表示させる。
更に、通話制御部181は、後述する置き忘れ判定部184によって、携帯端末装置100が置き忘れられたと判定された後に、携帯端末装置100宛の電話着信を受付けた場合には、受付けた電話着信を置き忘れ連絡先情報175(図5参照)に登録された端末装置に転送する。
メール送受信制御部182は、メールの送受信を制御する処理部である。このメール送受信制御装置182は、ユーザによってメールが作成された場合には、作成されたメールを一旦、メール情報172に記録し、宛先にメールを送信する。また、メール送受信制御部182は、外部からメールを受信した場合には、受信したメールを一旦、メール情報172に記録し、閲覧要求に応じて、メール情報172をディスプレイ110に表示させる。
更に、メール送受信制御部182は、後述する置き忘れ判定部184によって、携帯端末装置100が置き忘れられたと判定された後に、携帯端末装置100宛のメールを受信した場合には、受信したメールを置き忘れ連絡先情報175(図5参照)に登録された端末装置に転送する。
操作履歴情報作成部183は、入力装置120によって行われる利用者の操作を監視すると共に、利用者によって行われた操作の履歴情報である操作履歴情報を作成し、作成した操作履歴情報を図3に示した操作履歴管理情報173の一時記録領域173aに記録する処理部である。
置き忘れ判定部184は、利用者によって携帯端末装置100が置き忘れられたか否かを判定する処理部である。具体的に、この置き忘れ判定部184は、一定時間の周期毎に操作履歴管理情報173の一時記録領域173aを参照し、一時記録領域173aに操作履歴情報が存在しない場合に、利用者が携帯端末装置100を置き忘れていると判定する。そして、この場合、置き忘れ判定部184は、利用者が携帯端末装置100を置き忘れた旨の情報(以下、置き忘れ判定情報と表記する)を通話制御部181と、メール送受信制御部182と、置き忘れ位置検出部185、置き忘れ通知処理部186と、操作抑制部187に出力する。
一方、一時記録領域173aに操作履歴情報が存在する場合には、置き忘れ判定部184は、利用者が携帯端末装置100を置き忘れていないと判定する。そして、置き忘れ判定部184は、一時記録領域173aに記録された操作履歴情報を退避領域173bに退避させる。
なお、置き忘れ判定部184は、置き忘れの判定を実行する時点で、(図示しない)電源ユニットにアクセスし、携帯端末装置100が充電中である場合には、一時記録領域173aに操作履歴情報が記録されているか否かに関わらず、利用者が携帯端末装置100を置き忘れていないと判定する。すなわち、置き忘れ判定部184は、一時記録領域173aを参照した際に、操作履歴情報が一時記録領域173aに存在しない場合であっても、携帯端末装置100が充電中の場合には、置き忘れではないと判定する。
置き忘れ位置検出部185は、置き忘れ判定部184から置き忘れ判定情報を取得した場合に、携帯端末装置100の位置を検出する処理部である。具体的に、この置き忘れ位置検出部185は、置き忘れ判定情報を取得した場合に、マイク140をオンにし、発信先情報174を参照して順次電話発信を行う。図4に示す例では、自宅、会社、親戚宅・・・の順に電話発信を行う。
そして、置き忘れ位置検出部185は、マイク140から入力される音に着信音が含まれるか否かを判定し、マイク140から入力される音に着信音が含まれていると判定した場合に、電話発信先の固定電話の位置を、携帯端末装置100の位置として検出する。例えば、自宅の固定電話に電話発信を行っている最中に、マイク140から入力される音に着信音が含まれている場合には、携帯端末装置100の位置を、自宅(あるいは自宅の住所)として検出する。そして、置き忘れ位置検出部185は、検出した携帯端末装置100の位置の情報(以下、位置情報と表記する)を置き忘れ通知処理部186に出力する。
置き忘れ通知処理部186は、置き忘れ判定情報と位置情報とを取得した場合に、置き忘れ連絡先情報175(図5参照)に登録された端末装置に置き忘れた旨を通知する。置き忘れ通知処理部186は、メールによって置き忘れた旨と位置情報とを通知してもよいし、電話発信を行って予め録音された音声によって、置き忘れや位置情報などを通知してもよい。
操作抑制部187は、置き忘れ判定部184から置き忘れ判定情報を取得した場合に、携帯端末装置100に対する操作を抑制する処理部である。例えば、操作抑制部187は、置き忘れ判定情報を取得した後に、入力装置120を介して携帯端末装置100に対する何らかの操作要求が入力された場合には、パスワードを要求する(パスワードは、この操作抑制部187が保持しているものとする)。
そして、入力装置120から入力されるパスワードが正しくない場合(操作抑制部187が保持するパスワードと一致しない場合)には、「操作を禁止します」などの文字をディスプレイ110に表示させと共に、入力装置120から入力される各種の情報を無効化にする。このように、入力装置120から入力される各種の情報を無効化することによって、携帯端末装置100が第三者によって不正に使用されるといった問題を解消することができる。
一方、入力装置120から入力されるパスワードが正しい場合(操作抑制部187が保持するパスワードと一致する場合)には、入力装置120から入力される各種の情報を有効にし、通常通り、携帯端末装置100による通話およびメールの送受信などを利用可能とする。
次に、本実施例1にかかる携帯端末装置100の置き忘れ判定処理について説明する。図6は、本実施例1にかかる置き忘れ判定処理を示すフローチャートである。同図に示すように、携帯端末装置100は、置き忘れ判定部184が、一定時間経過後に一時記録領域173aに操作履歴情報が記録されているか否かを判定し(ステップS101)、記録されている場合には(ステップS102,Yes)、一時記録領域173aに記録された操作履歴情報を退避領域173bに退避させ(ステップS103)、ステップS101に移行する。
一方、一時記録領域173aに操作履歴情報が記録されていない場合には(ステップS102,No)、置き忘れ判定部184は、電源ユニットにアクセスして充電中か否かを判定し(ステップS104)、充電中である場合には(ステップS105,Yes)、ステップS101に移行する。
一方、充電中でない場合には(ステップS105,No)、置き忘れ位置検出部185が、マイク140をオンにし(ステップS106)、発信先情報174に登録された電話機に発信し(ステップS107)、マイク140から携帯端末装置100周辺の音の情報を取得する(ステップS108)。
そして、置き忘れ位置検出部185は、取得した周辺の音の情報に着信音が含まれるか否かを判定し(ステップS109)、着信音が含まれる場合には(ステップS110,Yes)、電話発信先の電話機の位置を、携帯端末装置100の位置として検出し(ステップS111)、置き忘れ通知処理部186が、置き忘れ連絡先情報175に登録された端末装置に置き忘れた旨の情報および位置情報を送信する(ステップS112)。
一方、ステップS111において、周辺の音の情報に着信音が含まれていない場合には(ステップS110,No)、置き忘れた旨の情報を、置き忘れ連絡先情報175に登録された端末装置に送信する(ステップS113)。
このように、置き忘れ判定部184は、操作履歴管理情報173の一時記録領域173aに操作履歴情報が記録されているか否かを基にして、ユーザが携帯端末装置100を置き忘れているか否かを判定するので、容易に一般的な携帯端末装置に適用することができる。
上述してきたように、本実施例1にかかる携帯端末装置100は、置き忘れ判定部184が、一定時間の周期毎に操作履歴管理情報173をチェックし、一時記録領域173aに操作履歴情報が記録されておらず、かつ携帯端末装置100が充電中ではない場合に、携帯端末装置100が置き忘れられたと判定し、置き忘れ通知処理部186が、置き忘れ連絡先情報175に登録された連絡先の端末装置に置き忘れた旨の情報を送信するので、利用者は、従来技術のように、携帯端末装置と対になる通信機器あるいは無線ICタグを常時付帯しなくても、携帯端末装置100の置き忘れに気づくことができ、携帯端末装置にかかる使い勝手の悪さを改善することができる。
また、本実施例1にかかる携帯端末装置100は、置き忘れ判定部184が、携帯端末装置100が置き忘れられたと判定した際に、置き忘れ位置検出部185が、発信先情報174に登録された端末装置に電話発信し、その際、マイク140から入力される音に着信音が含まれるか否かを判定することによって、置き忘れられた携帯端末装置100の位置を検出するので、GPS機能を携帯端末装置100が備えていなくとも、携帯端末装置100の置き忘れられた位置を利用者に通知することができる。
また、本実施例1にかかる携帯端末装置100は、置き忘れ判定部184が、携帯端末装置100が置き忘れられたと判定した際に、通信制御部181およびメール送受信制御部182が、携帯端末装置100宛の電話着信およびメールを受付けた場合に、受付けた電話着信およびメールを置き忘れ連絡先情報175に登録された端末装置に転送するので、携帯電話置き忘れ時における利用者の不便性を軽減させることができる。
また、本実施例1にかかる携帯端末装置100は、置き忘れ判定部184が、携帯端末装置100が置き忘れられたと判定した場合に、操作抑制部187が、携帯端末装置100に対する操作を抑制するので、悪意のある第三者によって携帯端末装置100が不正に使用されることを防止することができる。
なお、本実施例1では説明を省略したが、置き忘れ位置検出部185が、携帯端末装置100の位置を検出できなかった場合には、置き忘れ通知処理部186は、マイク140から携帯端末装置100周辺の音の情報を取得し、置き忘れ連絡先情報175に登録された端末装置に送信してもよい。携帯端末装置100周辺の音が利用者の聞き覚えのある音であれば、利用者は、携帯端末装置100の位置を特定することができる。
また、置き忘れ位置検出部185は、携帯電話の基地局と通信し、通信対象となった基地局の通話エリア(あるいは、基地局の位置周辺)を携帯端末装置100の位置として検出してもよい。
次に、本実施例2にかかる携帯端末装置の概要について説明する。上述した実施例1にかかる携帯端末装置100は、操作履歴情報および充電を行っているか否かを基にして、置き忘れを判定していたが、本実施例2にかかる携帯端末装置は、さらに、携帯端末装置の状態(移動状態/静止状態)を基にして、置き忘れを判定することで、置き忘れの判定精度を向上させる。
続いて、本実施例2にかかる携帯端末装置の構成について説明する。図7は、本実施例2にかかる携帯端末装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この携帯端末装置200は、ディスプレイ110と、入力装置120と、スピーカ130と、復調器135と、マイク140と、変調器145と、入出力制御IF部150と、無線通信制御IF部160と、記憶部170と、状態検出部210と、制御部220とを備えて構成される。
このうち、ディスプレイ110、入力装置120、スピーカ130、復調器135、マイク140、変調器145、入出力制御IF部150、無線通信制御IF部160、記憶部170は、図2において示した各構成要素の説明と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
状態検出部210は、携帯端末装置200の状態(移動状態あるいは静止状態であるか)を検出する処理部である。状態検出部210は、GPS機能を利用して、携帯端末装置200の状態を検出してもよいし、基地局と通信を行って、携帯端末装置200の状態を検出してもよい(例えば、通信対象となる基地局が絶えず切り替わっている場合には、移動状態であると検出でき、通信対象となる基地局が所定時間たっても切り替わらない場合には、静止状態であると検出できる)。そして、状態検出部210は、検出した状態の情報(以下、状態情報と表記する)を制御部220の置き忘れ判定部220aに出力する。
制御部220は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種種の処理を実行する処理部である。特に、本発明に密接に関連するものとしては、図7に示すように、通話制御部181と、メール送受信制御部182と、操作履歴情報作成部183と、置き忘れ判定部220aと、置き忘れ位置検出部185と、置き忘れ通知処理部186と、操作抑制部187を備える。
このうち、通話制御部181、メール送受信制御部182、操作履歴情報作成部183、置き忘れ位置検出部185、置き忘れ通知処理部186、操作抑制部187は、図2において示した各構成要素の説明と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
置き忘れ判定部220aは、利用者によって携帯端末装置200が置き忘れられたか否かを判定する処理部である。具体的に、この置き忘れ判定部220aは、一定時間の周期毎に操作履歴管理情報173の一時記録領域173aを参照し、一時記録領域173aに操作履歴情報が存在せず、携帯端末装置200が充電中でなく、かつ携帯端末装置200が静止状態である場合に、利用者が携帯端末装置200を置き忘れていると判定する。そして、この場合、置き忘れ判定部220aは、利用者が携帯端末装置200を置き忘れた旨の情報(置き忘れ判定情報)を通話制御部181と、メール送受信制御部182と、置き忘れ位置検出部185、置き忘れ通知処理部186と、操作抑制部187に出力する。
一方、一時記録領域173aに操作履歴情報が存在する場合、携帯端末装置200が充電中である場合、あるいは携帯端末装置200が移動状態である場合には、置き忘れ判定部220aは、利用者が携帯端末装置200を置き忘れていないと判定する。そして、置き忘れ判定部184は、一時記録領域173aに記録された操作履歴情報を退避領域173bに退避させる。
次に、本実施例2にかかる携帯端末装置200の置き忘れ判定処理について説明する。図8は、本実施例2にかかる置き忘れ処理を示すフローチャートである。同図に示すように、携帯端末装置200は、置き忘れ判定部220aが、一定時間経過後に一時記録領域173aに操作履歴情報が記録されているか否かを判定し(ステップS201)、操作履歴情報が一時記録領域173aに記録されている場合には(ステップS202,Yes)、一時記録領域173aに記録された操作履歴情報を退避領域173bに退避させ(ステップS203)、ステップS201に移行する。
一方、一時記録領域173aに操作履歴情報が記録されていない場合には(ステップS202,No)、置き忘れ判定部220aは、電源ユニットにアクセスして、携帯端末装置200が充電中か否かを判定し(ステップS204)、充電中である場合には(ステップS205,Yes)、ステップS201に移行する。
一方、携帯端末装置200が充電中でない場合には(ステップS205,No)、置き忘れ判定部220aは、状態検出部210から状態情報を取得して、携帯端末装置200が移動中か否かを判定し(ステップS206)、携帯端末装置200が移動中である場合には(ステップS207,Yes)、ステップS201に移行する。
携帯端末装置200が静止状態である場合には(ステップS207,No)、置き忘れ位置検出部185が、マイク140をオンにし(ステップS208)、発信先情報174に登録された電話機に発信し(ステップS209)、マイク140から携帯端末装置200周辺の音の情報を取得する(ステップS210)。
そして、置き忘れ位置検出部185は、取得した周辺の音の情報に着信音が含まれるか否かを判定し(ステップS211)、着信音が含まれる場合には(ステップS212,Yes)、電話発信先の電話機の位置を、携帯端末装置200の位置として検出し(ステップS213)、置き忘れ通知処理部186が、置き忘れ連絡先情報175に登録された端末装置に置き忘れた旨の情報および位置情報を送信する(ステップS214)。
一方、ステップS212において、周辺の音の情報に着信音が含まれていない場合には(ステップS212,No)、置き忘れた旨の情報を、置き忘れ連絡先情報175に登録された端末装置に送信する(ステップS215)。
このように、置き忘れ判定部220aは、操作履歴情報の他に、携帯端末装置200の状態を更に考慮して、携帯端末装置200の置き忘れを判定するので、置き忘れの判定精度を向上させることができる。
上述してきたように、本実施例2にかかる携帯端末装置200は、置き忘れ判定部220aが、一定時間の周期毎に操作履歴管理情報173をチェックし、一時記録領域173aに操作履歴情報が記録されておらず、携帯端末装置200が充電中でなく、かつ携帯端末装置200が静止状態である場合に、携帯端末装置200が置き忘れられたと判定し、置き忘れ通知処理部186が、置き忘れ連絡先情報175に登録された連絡先の端末装置に置き忘れた旨の情報を送信するので、携帯端末装置200は精度よく、置き忘れであることを判定可能となる。
(付記1)置き忘れを通知する置き忘れ通知装置であって、
自装置に対する操作の履歴を操作履歴情報として記録する操作履歴情報記録手段と、
前記操作履歴情報記録手段から、所定時間ごとに前記操作履歴情報を取得し、当該操作履歴情報が更新されているか否かを判定する更新有無判定手段と、
前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が更新されていないと判定された場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知する置き忘れ通知手段と、
を備えたことを特徴とする置き忘れ通知装置。
(付記2)前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が更新されていないと判定された場合に、登録先の端末装置に電話発信を行う発信手段と、前記発信手段によって電話発信が行われた場合に、自装置周辺の音を取得し、当該自装置周辺の音に前記端末装置の着信音が含まれるか否かを判定する着信音判定手段とを更に備え、前記置き忘れ通知手段は、前記着信音判定手段によって、前記端末装置の着信音が含まれると判定された場合に、当該端末装置の位置を自装置が置き忘れられた位置として、利用者の連絡先となる端末装置に通知することを特徴とする付記1に記載の置き忘れ通知装置。
(付記3)前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が更新されていないと判定された後に、自装置に送信された情報を、登録先の端末装置に転送する転送手段を更に備えたことを特徴とする付記1または2に記載の置き忘れ通知装置。
(付記4)前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が更新されていいないと判定された場合に、自装置に対する操作を抑制する操作抑制手段を更に備えたことを特徴とする付記1、2または3に記載の置き忘れ通知装置。
(付記5)前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が更新されていないと判定された場合に、自装置周辺の音を取得し、取得した音の情報を利用者の連絡先となる端末装置に出力する音情報出力手段を更に備えたことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の置き忘れ通知装置。
(付記6)前記置き忘れ通知手段は、前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が更新されていないと判定され、かつ自装置が充電中ではない場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の置き忘れ通知装置。
(付記7)自装置が移動しているか否かを判定する移動判定手段を更に備え、前記置き忘れ通知手段は、前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が更新されていないと判定され、かつ前記移動判定手段によって自装置が移動していないと判定された場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の置き忘れ通知装置。
(付記8)携帯端末装置の置き忘れを通知する置き忘れ通知方法であって、
携帯端末装置に対する操作の履歴を操作履歴情報として記録装置に記録する操作履歴情報記録工程と、
前記記録装置から、所定時間ごとに前記操作履歴情報を取得し、当該操作履歴情報が更新されているか否かを判定する更新有無判定工程と、
前記更新有無判定工程によって、前記操作履歴情報が更新されていないと判定された場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知する置き忘れ通知工程と、
を含んだことを特徴とする置き忘れ通知方法。
(付記9)前記更新有無判定工程によって、前記操作履歴情報が更新されていないと判定された場合に、登録先の端末装置に電話発信を行う発信工程と、前記発信工程によって電話発信が行われた場合に、前記携帯端末装置周辺の音を取得し、取得した音に前記端末装置の着信音が含まれるか否かを判定する着信音判定工程とを更に備え、前記置き忘れ通知工程は、前記着信音判定工程によって、前記端末装置の着信音が含まれると判定された場合に、当該端末装置の位置を前記携帯端末装置が置き忘れられた位置として、利用者の連絡先となる端末装置に通知することを特徴とする付記8に記載の置き忘れ通知方法。
(付記10)携帯端末装置の置き忘れを通知する置き忘れ通知プログラムであって、
携帯端末装置に対する操作の履歴を操作履歴情報として記録装置に記録する操作履歴情報記録手順と、
前記記録装置から、所定時間ごとに前記操作履歴情報を取得し、当該操作履歴情報が更新されているか否かを判定する更新有無判定手順と、
前記更新有無判定手順によって、前記操作履歴情報が更新されていないと判定された場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知する置き忘れ通知手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする置き忘れ通知プログラム。
以上のように、本発明にかかる置き忘れ通知装置、置き忘れ通知方法および置き忘れ通知プログラムは、利用者が携帯する携帯端末装置に対して有用であり、特に、携帯端末装置の基本的な機能を使用して携帯端末装置の置き忘れを利用者に通知する場合に適している。
本発明の概要を説明するための説明図である。 本実施例1にかかる携帯端末装置の構成を示す機能ブロック図である。 操作履歴管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 発信先情報のデータ構造の一例を示す図である。 置き忘れ連絡先情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施例1にかかる置き忘れ判定処理を示すフローチャートである。 本実施例2にかかる携帯端末装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例2にかかる置き忘れ処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 固定電話機
50 アンテナ
100 携帯端末装置
110 ディスプレイ
120 入力装置
130 スピーカ
135 復調器
140 マイク
145 変調器
150 入出力制御IF部
160 無線通信制御IF部
170 記憶部
171 アドレス情報
172 メール情報
173 操作履歴管理情報
173a 一時記録領域
173b 退避領域
174 発信先情報
175 置き忘れ連絡先情報
180 制御部
181 通話制御部
182 メール送受信制御部
183 操作履歴情報作成部
184 置き忘れ判定部
185 置き忘れ位置検出部
186 置き忘れ通知処理部
187 操作抑制部

Claims (3)

  1. 置き忘れを通知する置き忘れ通知装置であって、
    自装置に対する操作の履歴を操作履歴情報として記録する操作履歴情報記録手段と、
    前記操作履歴情報記録手段を参照し、当該操作履歴情報が更新されているか否かを判定する更新有無判定手段と、
    前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知する置き忘れ通知手段と、
    を備え、更に、
    前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、登録先の端末装置に電話発信を行って自装置周辺の音を取得し、当該自装置周辺の音に前記登録先の端末装置の着信音が含まれていた場合に、当該端末装置の位置を自装置が置き忘れられた位置として、前記置き忘れ通知手段に通知する置き忘れ位置検出手段を備え、
    前記置き忘れ通知手段は、前記置き忘れられた位置を前記利用者の連絡先となる端末装置に通知することを特徴とする置き忘れ通知装置。
  2. 置き忘れを通知する置き忘れ通知装置が行う置き忘れ通知方法であって、
    自装置に対する操作の履歴を操作履歴情報として記録する操作履歴情報記録手段を参照し、当該操作履歴情報が更新されているか否かを判定する更新有無判定工程と、
    前記更新有無判定手段によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知する置き忘れ通知工程と、
    を含み、更に、
    前記更新有無判定工程によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、登録先の端末装置に電話発信を行って自装置周辺の音を取得し、当該自装置周辺の音に前記登録先の端末装置の着信音が含まれていた場合に、当該端末装置の位置を自装置が置き忘れられた位置として検出する置き忘れ位置検出工程を含み、
    前記置き忘れ通知工程は、前記置き忘れ位置検出工程により検出された前記置き忘れられた位置を前記利用者の連絡先となる端末装置に通知することを特徴とする置き忘れ通知方法。
  3. 置き忘れを通知する処理をコンピュータに実行させる置き忘れ通知プログラムであって、
    自装置に対する操作の履歴を操作履歴情報として記録する操作履歴情報記録手段を参照し、当該操作履歴情報が更新されているか否かを判定する更新有無判定手順と、
    前記更新有無判定手順によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、利用者の連絡先となる端末装置に置き忘れた旨の情報を通知する置き忘れ通知手順と、
    をコンピュータに実行させ、更に、
    前記更新有無判定手順によって、前記操作履歴情報が所定時間更新されていないと判定された場合に、登録先の端末装置に電話発信を行って自装置周辺の音を取得し、当該自装置周辺の音に前記登録先の端末装置の着信音が含まれていた場合に、当該端末装置の位置を自装置が置き忘れられた位置として検出する置き忘れ位置検出手順をコンピュータに実行させ、
    前記置き忘れ通知手順は、前記置き忘れ位置検出手順により置き忘れられた位置を前記利用者の連絡先となる端末装置に通知することを特徴とする置き忘れ通知プログラム。
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