JP4664918B2 - 扁平多穴管および熱交換器 - Google Patents

扁平多穴管および熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP4664918B2
JP4664918B2 JP2006532761A JP2006532761A JP4664918B2 JP 4664918 B2 JP4664918 B2 JP 4664918B2 JP 2006532761 A JP2006532761 A JP 2006532761A JP 2006532761 A JP2006532761 A JP 2006532761A JP 4664918 B2 JP4664918 B2 JP 4664918B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
flat multi
partition wall
hole
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006532761A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006025465A1 (ja
Inventor
隆英 前澤
康裕 川津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Aircool Corp
Original Assignee
Denso Aircool Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Aircool Corp filed Critical Denso Aircool Corp
Publication of JPWO2006025465A1 publication Critical patent/JPWO2006025465A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4664918B2 publication Critical patent/JP4664918B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/02Tubular elements of cross-section which is non-circular
    • F28F1/022Tubular elements of cross-section which is non-circular with multiple channels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/053Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
    • F28D1/0535Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight the conduits having a non-circular cross-section
    • F28D1/05366Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/12Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
    • F28F1/24Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
    • F28F1/32Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

本発明は、熱交換器に用いられる扁平多穴管の構造に関するものである。
冷凍装置やラジエータなどに用いられる熱交換器として、一定の間隔をあけて並行に配置されたプレートフィンと、これらのフィンを貫通するように配置された複数の管(チューブ)とを有するプレートフィン型熱交換器が知られている。このプレートフィン型熱交換器を製造する際の1つの方法は、管がフィンを貫通するように組み立てた後に、管を拡管または拡張することにより、管とフィンとを接合させるものである。これらの管を拡張するために、管の内部に剛体棒または拡管子を挿入し、管を内側から押し広げる。管を拡張することにより管とフィンとが接触する。
熱交換器において、内部に複数の隔壁を有し、それらにより管内が複数の平行した流路に分割された扁平多穴管を用いることが知られている。
特開昭62−19691号公報には、楕円形か矩形かの横断面を有する導管が開示されている。この導管は、各対の継手の間の導管の表面の膨張により冷却用のひれに対して押圧しているものである。導管が膨張すると、継手は、初期の山形の形状が平らになり、導管の壁がその原位置へ収縮するのを防止する。
本発明の一つの形態は、扁平な外管と、その外管の内部を複数の流路に分割する複数の隔壁とを有する扁平多穴管である。それぞれの隔壁は、厚さtiで、一辺の長さaの2つの辺からなる山形に屈曲した断面形状を備え、外管の内面における隔壁の面間が距離Liになるように配置されており、外管の厚みtoは、以下の式に示す条件(1)を満たす。
Figure 0004664918
扁平多穴管の流路に拡管子を挿入して拡張する方法がある。その他に、扁平多穴管(チューブ)に流体を注入し、内圧を高めることにより隔壁を伸ばすことが検討されている。このチューブの内圧を高める方法(以下では、加圧拡管と称する場合もある。)であっても、拡管子による拡張であっても、それにより隔壁と隔壁との間の外管(以降では外壁)が膨張し、管外面が波形あるいは凹凸に変形することは好ましくない。管外面とフィンとの接触面積が減少し、伝熱性能が低下する。しかしながら、隔壁が所望のサイズまで伸びる以前に拡張を停止すると所望の性能が得られない。
山形(日本語の平仮名の「く」の字状)に屈曲された隔壁が伸びる現象を考えたとき、当初は、隔壁の両端から作用する引張力により、山形を構成する2辺の間の角度が開く(大きくなる)ように変形する。そして、2辺のなす角度がある程度の大きさに達すると、角度が大きくなる変形(隔壁の傾きが変わる変形)は殆どなくなり、隔壁の傾きは変わらなくなる(伸びきった状態)。そして、隔壁の両端から作用する引張力により、隔壁の厚みが減肉する変形(引張変形と称する)になる。隔壁の傾きを変えるための応力と、隔壁を引張変形させて、減肉を引き起こす応力は異なり、隔壁の傾きを変える応力の方が小さい。
上記の条件(1)を満たす厚みを備えた外管を有する扁平多穴管は、隔壁の傾きを変える程度の圧力範囲では、外管の隔壁の間の部分である外壁は変形しない。したがって、上記条件(1)を満足する扁平多穴管は、隔壁が伸びきるまでは外壁の変形を防止できる。そのため、この扁平多穴管は、隔壁の傾きが変形する範囲の内圧により、管外面が波形あるいは凹凸に変形することを防止した状態で拡管できる。
隔壁の傾きの変形量は、扁平多穴管の公差や加圧力のバラツキの影響を受けて変動する。このため、隔壁の傾きが変形する範囲における最大の圧力(内圧)、あるいはそれ以上の圧力により拡管することが好ましい。そのような圧力で拡管することにより、隔壁の傾きをほぼ伸びきった状態まで拡管できる。したがって、拡管するときに、細かな圧力制御を行わずに、扁平多穴管を所望の状態まで拡張できる。逆に、外管の厚みtoが条件(1)の範囲を外れて、外管の厚みtoが小さくなると、隔壁が伸びきる前に外管の変形が開始される可能性がある。したがって、拡管するときの圧力制御が難しい。
本発明の他の一つの形態は、上記の条件(1)を満足する複数の扁平多穴管と、それら複数の扁平多穴管が貫通した状態で取り付けられた複数のフィンとを有する熱交換器である。上述したように、条件(1)を満たす扁平多穴管であれば、流体を用いた加圧拡管であっても、拡管子による拡管であっても、外壁の変形を抑制しながら、隔壁を伸ばすことができる。このため、拡管後において、複数の扁平多穴管と、それらが貫通した状態で取り付けられるプレートフィンとの接触効率を上げられる。したがって、熱交換器における熱交換効率を向上できる。特に、流体を用いた加圧拡管であれば、拡管子を挿入しなくて良く、扁平多穴管の微細な流路の全てをほぼ均等に拡張するのに適している。
本発明の他の一つの形態は、上記条件(1)に加えて、外管の厚みtoが、さらに以下の条件(2)を満たす扁平多穴管である。
Figure 0004664918
複数の隔壁を備えた扁平多穴管の外管の厚みを、隔壁を備えていない扁平管に対して要求される外管の厚みまで大きくすることは、製品の小型化および軽量化などの点から経済的ではない。扁平多穴管を用いるメリットの一つは、内部に隔壁を設置したことにより扁平管の強度が確保できるので、外壁または外管を薄肉化できることである。
本発明の他の一つの形態は、上記条件(1)に加えて、外管の厚みtoが、さらに以下の条件(3)を満たす扁平多穴管である。
Figure 0004664918
拡管するときの圧力以上の圧力が、扁平多穴管に常用圧力となることはない。そのような圧力が常時加わると、扁平多穴管がさらに変形する可能性があり、そのような設計は行われない。したがって、拡管するときの圧力は、常用における耐圧条件の上限あるいはそれ以上になる。さらに、拡管するときの圧力は、それにより隔壁が伸びきった状態になる程度であり、減肉を伴う引張変形を開始するような圧力には設定しない。このため、減肉を伴う引張変形を開始する圧力では外壁も変形するように外管の厚みを設定することが経済的であり、外管は薄い方が熱伝達率も向上する。
さらに、条件(3)を満たす扁平多穴管であると、加圧拡管するときに、隔壁が引張変形するような過大な内圧が加えられると、外壁も膨張して管外面が変形する可能性がある。したがって、管外面の状態が、拡管したときの圧力状態をチェックする一つの要素となりえる。
図1は、熱交換器の概略を示す。 図1に示す熱交換器の扁平多穴管とフィンとが接合された状態を示す。 図3(a)は拡管前の扁平多穴管の状態を長軸方向の断面で示し、図3(b)はその短軸方向の断面で示す。 図4(a)は拡管後の扁平多穴管の状態を長軸方向の断面で示し、図4(b)はその扁平多穴管の端部を短軸方向の断面で示し、図4(c)はその扁平多穴管の他の部分を短軸方向の断面で示す。 図5(a)は隔壁が角度変形する様子を示し、図5(b)は隔壁が引張変形する様子を示す。 図6は、扁平多穴管の断面を拡大して示す。 図7は、内圧を高めていったときの扁平多穴管の内径の変化を示す。 図8は、公差などにより扁平多穴管の拡管量にバラツキが発生する様子を示す。 図9は、扁平多穴管の外管の厚みの上限および下限の一例を示す。
図1に、扁平多穴管を用いた熱交換器の概略を示してある。また、図2に、扁平多穴管が拡管された状態を斜視図により拡大して示してある。熱交換器1は、プレートフィン型熱交換器であり、一定の間隔で並行に配置された複数のプレート状のフィン2と、これらのフィン2に対して貫通した状態で接合され、並列になった複数本の扁平多穴管3とを有している。これらの扁平多穴管3は、扁平な外管21の内部が、複数の隔壁15により複数の平行な流路14に分割されたチューブである。扁平多穴管3の両側の端部4は、熱交換器1の左右に位置するヘッダ6および7の側壁9に形成された接合穴19に接続されている。ヘッダ6の供給口11から導入された熱媒体(内部流体)は、扁平多穴管3の流路14を通ってヘッダ7の出力口12へ導かれる。熱交換器1に、空気などの外部流体を通すと、扁平多穴管3およびフィン2に外部流体Bが接触し、熱媒体と外部流体との間で熱交換され、熱媒体および/または外部流体が冷却または加熱される。
図3(a)は、扁平多穴管3が拡管される前の状態を示している。熱交換器1を製造する際は、フィン2に予め設けられたバーリング穴18に扁平多穴管3を挿入し、フィン2と扁平多穴管3とを仮組する。
図3(b)に扁平多穴管3の断面を拡大して示す。扁平多穴管3の外管21は、上下に対面する外壁21wを備えている。扁平多穴管3は、外管21の上壁または天壁を構成する外壁21wと、下壁または底壁を構成する外壁21wとがほぼ平行となるように成形された扁平なチューブである。この扁平多穴管3は、その内部に、上下の外壁21wを接続し、それぞれの断面形状が山形に、扁平多穴管3の断面の長軸方向Xに屈曲した複数の隔壁15を備えている。これらの隔壁15により、扁平多穴管3の内部が分割され、複数の平行流路14が形成されている。
フィン2を貫通するように仮組された扁平多穴管3の端部4は、ヘッダ6および7に設けられた接合穴19に挿入される。これらの端部4は、ろう付け、あるいは他の適当な方法によりヘッダ6および7に接合される。各々の扁平多穴管3の平行流路14は、ヘッダ6および7を介して連通し、熱媒体が流れる管内回路が形成される。
図4(a)、図4(b)および図4(c)は、加圧拡管後の扁平多穴管3の状態を断面により示す。また、図5(a)および図5(b)は、扁平多穴管3の隔壁15が伸ばされる様子を示す。ヘッダ6および7を介して圧縮流体を扁平多穴管3に供給できる。圧縮流体により、平行流路14の内圧を高めることができ、扁平多穴管3を拡管(加圧拡管)できる。拡管することにより、図4(a)に示すように、扁平多穴管3と各々のフィン2とが密着する。熱交換器1では、ヘッダ6および7と扁平多穴管3の端部4とを前もって接合している。このため、図4(b)に示すように、端部4においては屈曲した隔壁15は伸ばされない。フィン2を貫通する部分を含む他の部分においては、図4(c)に示すように、屈曲した隔壁15が伸ばされる。
熱交換器1に使用されている扁平多穴管3の隔壁15は、厚さtiを備え、山形を成す2辺の内の一辺は長さaを備えている。外管21の外壁21wの内面における隔壁15の間(面間)は距離Liである。また、外管21の厚みtoは以下の式(1)の条件を満たす。
Figure 0004664918
一辺の長さaの2つ辺27が角度2θで山形に屈曲した断面形状の隔壁15を備えた扁平多穴管3を拡管することを検討する。図5(a)に示したように、内圧を高めると、外管21の壁21wに働く力により、山形に屈曲した隔壁15は上下方向に引っ張られ、一方の辺27の傾き角度θが90度に近づくように変形する。この変形を、隔壁の傾きが変わる変形、あるいは角度変形と称する。この角度変形は、隔壁15が外管21の壁21wに接続した部分の角(根元)26と、山形を形成する2つの辺27が交差した頂点25とが、ほぼ隔壁15の厚みtiだけオフセットした状態で伸びきった状態となり、終了すると想定される。その状態を図6に示してある。
この後の変形は、図5(b)に示したように、隔壁15の肉厚が減少する引張りによる変形(引張変形)になると想定される。したがって、加えられる内圧により、隔壁15の変形のメカニズムが変わる。このため、角度変形が終了してから、引張変形が開始されるまでの範囲の圧力を加えることにより、隔壁15をほぼ伸びきった状態まで、安定して変形させることができると考えられる。
図7は、チューブの内側の高さ(短軸方向Yの内径または内寸)Hiと内圧(加圧圧力)との関係を実測した結果を示している。この図7に示した実線A1は、隔壁15の板厚tiを0.19mmとしたときの測定値であり、一点鎖線A2は、隔壁15の屈曲した角度θの測定値から正接(tan)を計算した値である。実線A1から分かるように、隔壁15の厚みtiが0.19mmであると、内圧がほぼ2MPaを超えたあたりから、チューブ高さHiが急激に増大し、隔壁15が角度変形している。内圧が7.2MPaの近傍で、隔壁15の変形量が少なくなりはじめ、内圧が7.5MPa程度で、隔壁15の変形はほとんどなくなる。7.5MPa程度の圧力を加えることにより、隔壁15が伸びきった状態になり、それ以上の圧力を加えても隔壁15の変形は進まず、隔壁15の角度変形が終了していると考えられる。
図7に、一点鎖線A2で示した計算値と、実線A1で示した測定値とを比較すると、図内に示してあるように、「tanθ=Hi/(2ti)」のポイントで、チューブの角度変形は略終了している。これより、上述したように、隔壁15の頂点25が、根元部分26から隔壁15の厚さtiだけずれた位置になったときに、隔壁15は伸びきった状態となって角度変形が終了していることが推測される。測定値A1から判断すると、角度変形が終了するのは、内圧が7〜8MPa程度の場合である。したがって、拡管するときの圧力を7〜8MPa程度あるいはそれより上に設定できれば、隔壁15を伸びきった状態にすることができる。
図8に示すように、隔壁15の厚みtiなどには公差がある。その公差により、内圧Pに対する変形量(チューブの高さ)Hiの関係は変化する。拡管する際の高さHiの目標値を、図中のH2のような、角度変形が終了していない位置に設定すると、高さHiが目標値H2になるように個々のチューブにより内圧Pを制御しなくてはならない。そのような拡管作業は、経済的ではなく、また、拡管後の寸法精度が低下するので、扁平多穴管を採用した熱交換器の歩留まりも低下する。これに対し、拡管する際の高さHiの目標値を図中のH3のような、角度変形が終了した位置に設定すると、拡管する際の内圧を図中のP3のような、角度変形が終了する圧力の値、あるいはそれ以上の値にセットすることができる。このため、個々のチューブの公差に係らず、同じ圧力で拡管することにより、同じ高さHiまで拡管できる。したがって、拡管後のチューブ3の寸法精度が安定するので、扁平多穴管3を採用した熱交換器1の歩留まりおよび品質が向上する。
このように、扁平多穴管3においては、隔壁15が伸びきった状態、すなわち、図8に示す目標値H3になるまで拡管することにより、安定した拡管が可能となる。そのような拡管を行なうために必要な圧力は、図8に示した圧力P3であり、その圧力P3では、殆ど管外面には変形が見られないように外管21の外壁部分21wの厚みtoを決定する。
隔壁15が角度変形するために必要な力(内圧)は、図6に示した隔壁15が伸びきる状態のときに加えられる力から算出できる。その内圧が加えられたときに、少なくとも外管21の外壁21wが有意に変形しないことが1つの条件となる。図6において、隔壁15の一辺27の長さをa、その傾き(倒れ角)をθ、外管21の外壁部分21wの内面における隔壁15の面間距離(隔壁15の対峙する面と面との間の距離)をLi、扁平多穴管(チューブ)3の高さ(外管21の短軸方向Xの内径または内寸)をHiとすると、内圧Pが作用したときの外壁部分21wに発生する応力σoは以下のようになる。まず、外壁21wは、隔壁間距離Liに圧力Pの等分布荷重を受ける両端固定ばりと見なすことができるので、最大曲げモーメントMmaxおよび断面係数Zは、それぞれ式(4)および(5)となる。したがって、外壁21wに加わる最大応力σoは式(6)となる。
Figure 0004664918
Figure 0004664918
Figure 0004664918
隔壁15は根元26に生じる力により上下に引っ張られる。根元26は内圧Pにより、力(荷重)W(W=加圧力P×受圧面長さLi)を受ける。隔壁15は、根元26および2つの辺27が接続した中央頂点部分25に曲げモーメントが発生して変形すると考えられる。このとき、隔壁15は、中央25に集中荷重W´を受ける、実長2a、高さtiの両端固定ばりとしてモデル化できる。隔壁15に加わる集中荷重W´は、力Wが一定であればtanθが最大のときに、最小となるので、集中荷重W´が最小値のときに角度変形が行われる条件で計算を進める。tanθが最大となる場合は、隔壁15の角度変形が終了した伸びきった状態であり、傾きθは式(7)で表すことができる。したがって、集中荷重W´は式(8)のように求まる。
Figure 0004664918
Figure 0004664918
隔壁15が角度変形するときの最大曲げモーメントは式(9)のようになる。式(10)の断面係数Zを用いることにより、隔壁15に生じる最大応力σiは式(11)のようになる。なお、扁平多穴管の断面形状に基づきモデル化するために、1次元で応力を求めている。
Figure 0004664918
Figure 0004664918
Figure 0004664918
上述した条件で拡管するためには、隔壁15が角度変形する圧力範囲では外壁21wが変形しなければ良い。したがって、拡管用の最小の圧力Pminが扁平多穴管3に加えられたときに、外壁21wおよび隔壁15を構成する材料、例えばアルミニウムあるいは銅などを含む金属材料の限界応力σlimと、隔壁15が角度変形するときの最大応力σiと、外壁21wに加わる最大応力σoとの間に式(12)が成立すれば良い。
Figure 0004664918
式(12)により、上記条件(1)を導くことができる。なお、隔壁15の一辺27の長さaは以下の式(13)のように表される。
Figure 0004664918
扁平多穴管の1つのメリットは、内部に設置された隔壁により扁平管の強度を確保できるので、外壁21w、すなわち外管21を薄くできることである。ここで、扁平多穴管の最小単位である2つの流路14を備えた二穴管を考える。内圧Pが加わると外壁21wに発生する最大応力σoは、上述したように式(6)となる。二穴管と同じ管内断面積を備えた扁平管、すなわち、隔壁間が距離2Li、チューブ内寸(高さ)Hiの扁平管の場合、二穴管と同等の強度を得るためには、外壁21wの厚さtoを2倍にする必要がある。このため、外壁21wの厚さが、式(1)で求められた最小値の2倍を超えると、扁平多穴管の、この1つのメリットが失われる。したがって、外壁21wの厚みtoは、条件(2)を満足することが望ましい。
Figure 0004664918
一方、図8において、さらに圧力Pを高くすると、隔壁15が引張変形し、隔壁15が減肉されながら伸ばされ続ける。この場合、隔壁15が破断するタイミングを判断することは容易ではない。このため、引張変形が始まるような圧力Pを用いて拡管することは望ましくない。また、拡管するときの圧力は、扁平多穴管の耐圧の上限またはそれ以上であり、引張変形が始まるような圧力Pに対して、外管21の外壁21wが変形せずに耐えられる必要はない。さらに、経済的および熱交換効率の観点から、外管21の厚みtoは薄いことが好ましい。したがって、外管21の厚みtoは、隔壁15が引張変形するような圧力では変形する値で良い。さらに、隔壁15が引張変形するような圧力Pが加わったときに外壁21wが変形すれば、過剰な圧力が加わったことが、扁平多穴管3の外観から明瞭にわかるので、扁平多穴管3およびそれを用いた熱交換器1の品質を確認するための判断要素の1つとして利用できる。
隔壁15が引張変形されるときに、隔壁15に働く引張応力σsは式(14)のようになる。
Figure 0004664918
隔壁15が引張変形する前に外壁21wは変形して良いと考えられる。したがって、拡管用の最大の圧力Pmaxが扁平多穴管3に加えられたときに、扁平多穴管3の材料の限界応力σlimと、隔壁15が引張変形するときの応力σsと、外壁21wに加わる最大応力σoとの間に式(15)が成立して良い。
Figure 0004664918
この式(15)から条件(3)を導くことができ、外壁21wの厚みtoは、この条件を満足することがさらに望ましい。
Figure 0004664918
図9は、拡管するときの内寸Hiの目標値が1.5mmである、扁平多穴管3の外壁21wの厚さtoを、隔壁間距離Liおよび隔壁板厚tiに対して示してある。図9に示した面Cuは、条件(3)による厚みtoの上限を示し、面Clは、条件(1)による厚みtoの下限を示している。この範囲の厚みtoの外管21を備えた扁平多穴管3であれば、図8に示した、拡管するのに適当な圧力P3を設定することができ、歩留まり良く拡管することができる。さらに、拡管したときに外壁21wの変形を防止でき、安定した外形形状の扁平多穴管3によりフィン2との間で十分な接触面積を備えた、熱交換効率の高い熱交換器1を歩留まり良く製造することができる。隔壁15が引張変形を起こさずに、角度変形の範囲で、内寸Hiを所望の目標値に達するまで拡管するのに適した圧力P3の具体的な値は、扁平多穴管3を構成する材料の限界応力σlimに基づき設定できる。式(12)および式(15)を参照すれば、以下の範囲で拡管用の圧力P3を設定することが好ましいことが分かる。
Figure 0004664918
なお、上記では、プレート状のフィン2を持つ熱交換器1を製造する過程を説明したが、フィンの形状はプレート状に限定されずに、波形をしているコルゲートフィンであっても良い。コルゲートフィンを用いた熱交換器においては、扁平多穴管の内、ヘッダに取り付けられた部分を拡げるだけで良く、フィンと接続する部分は拡げる必要は基本的にはない。しかしながら、フィンを接合した後に、扁平多穴管を拡管して接触面積を増加することは可能である。扁平多穴管の管内が複数の隔壁により微細な流路に区切られている場合は、それぞれの流路の断面積は小さいので、拡管子を挿入して拡張する方法よりも、扁平多穴管に流体を注入し、内圧を高めることにより隔壁を伸ばす方法が適している。上述した条件(1)を満たす扁平多穴管を採用することにより、内圧を高める方法(加圧拡管と称する場合もある)であっても、拡管子による拡張であっても、隔壁が所望のサイズまで伸びる以前に、流体または拡管子による内圧により、外管の外壁が変形して、外壁の外側が波打ったような状態に変形することを防止できる。すなわち、加圧拡管などにより、内圧により扁平多穴管を拡張するときに、管外壁の変形を抑えながら、隔壁を伸ばすことができ、扁平多穴管が所望のサイズになるまで、管の外形を制御できる。意図しない形状に管外壁が変形するのを防止することにより、管外面とフィンとの間で十分な接触面積を確保でき、伝熱性能を向上できる。したがって、熱交換効率が高く、信頼性の高い熱交換器を提供できる。

Claims (4)

  1. 扁平な外管と、
    その外管の内部を複数の流路に分割する複数の隔壁とを有し、
    それぞれの隔壁は、厚さtiで、一辺の長さaの2つの辺からなる山形に屈曲した断面形状を備え、前記外管の内面における隔壁の面間が距離Liとなるように配置されており、前記外管の厚みtoは、以下の条件を満たす、扁平多穴管。
    Figure 0004664918
  2. 前記外管の厚みtoは以下の条件を、さらに満たす、請求項1の扁平多穴管。
    Figure 0004664918
  3. 前記外管の厚みtoは以下の条件を、さらに満たす、請求項1の扁平多穴管。
    Figure 0004664918
  4. 複数の請求項1に記載の扁平多穴管と、
    前記複数の扁平多穴管が貫通した状態で取り付けられた複数のフィンとを有する熱交換器。
JP2006532761A 2004-08-31 2005-08-31 扁平多穴管および熱交換器 Expired - Fee Related JP4664918B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004252671 2004-08-31
JP2004252671 2004-08-31
PCT/JP2005/015940 WO2006025465A1 (ja) 2004-08-31 2005-08-31 扁平多穴管および熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006025465A1 JPWO2006025465A1 (ja) 2008-05-08
JP4664918B2 true JP4664918B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=36000114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006532761A Expired - Fee Related JP4664918B2 (ja) 2004-08-31 2005-08-31 扁平多穴管および熱交換器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20080087408A1 (ja)
EP (1) EP1795848A1 (ja)
JP (1) JP4664918B2 (ja)
CN (1) CN100516755C (ja)
WO (1) WO2006025465A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4659779B2 (ja) * 2007-03-23 2011-03-30 三菱電機株式会社 熱交換器及びこの熱交換器を備えた空気調和機
JP4671985B2 (ja) * 2007-04-10 2011-04-20 三菱電機株式会社 熱交換器及びこの熱交換器を備えた空気調和機
WO2009131072A1 (ja) * 2008-04-24 2009-10-29 三菱電機株式会社 熱交換器、及びこの熱交換器を用いた空気調和機
JP2009281693A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器、その製造方法及びこの熱交換器を用いた空調冷凍装置
DK2229970T3 (da) 2009-03-16 2012-09-10 Hoffmann La Roche Boblefældeanlæg til en infusionspumpe-indretning
KR101086917B1 (ko) * 2009-04-20 2011-11-29 주식회사 경동나비엔 열교환기
US20100263847A1 (en) * 2009-04-21 2010-10-21 Hamilton Sundstrand Corporation Microchannel heat exchanger
CN101995115B (zh) * 2009-08-07 2014-07-23 江森自控科技公司 多通道热交换器散热片
CN101844184B (zh) * 2010-03-31 2012-05-23 华南理工大学 一种用于内翅片管的相变无损胀管方法
CN102959353B (zh) * 2010-08-03 2015-01-21 江森自控科技公司 带有可变形隔壁的多通道管
CA2879828A1 (en) * 2012-06-28 2014-01-03 Cooper-Standard Automotive, Inc. Heat exchanger
JP2015058824A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ株式会社 扁平熱交換チューブ、それを用いた熱媒体加熱装置および車両用空調装置
JP6430289B2 (ja) * 2015-02-27 2018-11-28 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 熱媒体加熱装置の製造方法
CN107664903B (zh) * 2016-07-27 2020-04-28 深圳光峰科技股份有限公司 色轮装置及投影机
DE102020216059A1 (de) * 2020-12-16 2022-06-23 Mahle International Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Wärmeübertragers
US20230314093A1 (en) * 2022-03-31 2023-10-05 Deere & Company Heat exchanger
CN116379826B (zh) * 2023-06-02 2024-04-16 广东美的暖通设备有限公司 换热组件及其组装方法、微通道换热器、暖通设备

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58164995A (ja) * 1982-03-25 1983-09-29 Kobe Steel Ltd 熱交換器及びその製造方法
JPS61268985A (ja) * 1985-05-24 1986-11-28 Matsushita Refrig Co 熱交換器
JPS6219691A (ja) * 1985-07-19 1987-01-28 ペドロ・マンチン・ベルテイ 熱交換器装置または類似なものの収縮なし膨張の導管
JPH01127175A (ja) * 1987-11-11 1989-05-19 Hitachi Ltd 管と管板の取付構造
JPH11320005A (ja) * 1998-05-13 1999-11-24 Showa Alum Corp 熱交換器及びその製造方法
JP2003148889A (ja) * 2001-11-09 2003-05-21 Gac Corp 熱交換器およびその製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3730117C1 (de) * 1987-09-08 1988-06-01 Norsk Hydro As Verfahren zum Herstellen eines Waermetauschers,insbesondere eines Kraftfahrzeugkuehlers und Rohrprofil zur Verwendung bei einem derartigen Verfahren

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58164995A (ja) * 1982-03-25 1983-09-29 Kobe Steel Ltd 熱交換器及びその製造方法
JPS61268985A (ja) * 1985-05-24 1986-11-28 Matsushita Refrig Co 熱交換器
JPS6219691A (ja) * 1985-07-19 1987-01-28 ペドロ・マンチン・ベルテイ 熱交換器装置または類似なものの収縮なし膨張の導管
JPH01127175A (ja) * 1987-11-11 1989-05-19 Hitachi Ltd 管と管板の取付構造
JPH11320005A (ja) * 1998-05-13 1999-11-24 Showa Alum Corp 熱交換器及びその製造方法
JP2003148889A (ja) * 2001-11-09 2003-05-21 Gac Corp 熱交換器およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101010552A (zh) 2007-08-01
WO2006025465A1 (ja) 2006-03-09
JPWO2006025465A1 (ja) 2008-05-08
EP1795848A1 (en) 2007-06-13
CN100516755C (zh) 2009-07-22
US20080087408A1 (en) 2008-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4664918B2 (ja) 扁平多穴管および熱交換器
JP4109444B2 (ja) 熱交換器およびその製造方法
US9322602B2 (en) Heat exchanger having a plurality of plate-like fins and a plurality of flat-shaped heat transfer pipes orthogonal to the plate-like fins
US6928833B2 (en) Finned tube for heat exchangers, heat exchanger, process for producing heat exchanger finned tube, and process for fabricating heat exchanger
KR100741524B1 (ko) 열교환기, 열교환기의 제조방법 및 열교환기용 플레이트형핀
US5785119A (en) Heat exchanger and method for manufacturing the same
JP4099513B2 (ja) 偏平管製造用金属板、偏平管および偏平管の製造方法
EP1213555A1 (en) Heat exchanger, tube for heat exchanger, and method of manufacturing the heat exchanger and the tube
EP2985559B1 (en) Heat transfer fin, heat exchanger, and refrigeration cycle device
JP4751662B2 (ja) 偏平管製造用板状体、偏平管の製造方法および熱交換器の製造方法
JP4501286B2 (ja) 熱交換器
KR100971356B1 (ko) 자동차용 오일 쿨러 및 그 제조방법
WO2019203115A1 (ja) 扁平多穴管、熱交換器及び熱交換器の製造方法
JP5595343B2 (ja) 熱交換器、これを用いた冷凍サイクル回路及びこの冷凍サイクル回路を用いた冷蔵庫、空気調和機
JP5062067B2 (ja) 熱交換器
JP6948461B2 (ja) 熱伝達装置
JP6815205B2 (ja) 扁平管、フィンチューブ式熱交換器、およびそれらの製造方法
JP4222195B2 (ja) 熱交換器
JP2004239486A (ja) 熱交換器およびその製造方法
KR20180125881A (ko) 열교환기
JP5322631B2 (ja) 扁平管製造用板状体、扁平管および熱交換器
AU2002339744B2 (en) Finned tube for heat exchangers, heat exchanger, process for producing heat exchanger finned tube, and process for fabricating heat exchanger
KR20090126747A (ko) 플랫 튜브 및 이를 포함하는 열교환기
AU2002339744A1 (en) Finned tube for heat exchangers, heat exchanger, process for producing heat exchanger finned tube, and process for fabricating heat exchanger

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4664918

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees