JP4222195B2 - 熱交換器 - Google Patents

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本発明は、熱交換器に関するもので、内燃機関に供給される燃焼用の空気と大気(空気)とを冷却して過給器にて加圧された燃焼用の空気を冷却するインタークーラに適用して有効である。
ラジエータやオイルクーラ等のいわゆるマルチフロー型の熱交換器は、複数本のチューブおよびチューブの外表面に接合されたフィンからなる熱交換コア、この熱交換コアの端部に配置されて熱交換コアを補強するサイドプレート、並びに複数本のチューブに連通するとともに、これら複数本のチューブおよびサイドプレートが接合されたヘッダタンク等から構成されている。
このとき、チューブ内には熱交換の対象となる流体、つまりエンジン冷却水や加圧された燃焼用の空気等が流れるのに対して、サイドプレートは大気に晒されているのみであるので、チューブの温度とサイドプレートの温度とが相違し易いことに加えて、例えチューブとサイドプレートとを同一の材料として比熱を同一としても、その質量の相違に起因する熱容量の相違のため、チューブの膨張量とサイドプレートの膨張量とが相違してしまう。
そして、チューブの膨張量とサイドプレートの膨張量との相違によって、ヘッダタンクのうちサイドプレートが接合された部位とチューブが接合された部位との近傍に熱歪みに伴う熱応力が発生し易いので、温度が繰り返し変化して熱応力が繰り返して変化すると、サイドプレートが接合された部位近傍が疲労破壊するおそれがある。
これに対して、従来は、サイドプレートの一部を湾曲させてサイドプレートがその長手方向に容易に伸縮することができるようにしてチューブの膨張量とサイドプレートの膨張量との相違を吸収し、サイドプレートが接合された部位近傍が疲労破壊することを未然に防止している(例えば、特許文献1参照)。
欧州特許出願公開第1001241号明細書
ところで、チューブ内に流入する流体の温度と冷却用空気との温度差が非常に大きい場合(例えば、200℃以上の場合)には、チューブ内を流れる流体のうち冷却風流れ上流側を流れる流体は、冷却風流れ下流側を流れる流体より冷却風との温度が大きいため、チューブ内を流れる流体のうち冷却風流れ上流側を流れる流体は、冷却風流れ下流側を流れる流体より大きく冷却され、1本のチューブのうち冷却風流れ上流側と冷却風流れ下流側とで大きな温度差が発生する。
このため、チューブのみを着目したとき、冷却風流れ下流側におけるチューブの温度が冷却風流れ上流側におけるチューブの温度より高くなるので、チューブは、冷却風流れ上流側に向けて曲がるように延びようとする。
一方、特許文献1に記載のサイドプレートは、その長手方向においては、容易に伸縮することができるものの、サイドプレートの一部を湾曲させているのみであるので、冷却風の流通方向に向けて曲がるように伸縮し難い。
したがって、チューブが曲がるように膨張する際の膨張量をサイドプレートにて吸収することが難しいので、サイドプレートが接合された部位近傍に発生する熱応力を緩和することは難しい。
因みに、特許文献1には、サイドプレートの一部を熱交換コア側に突出させるように湾曲させた発明、およびサイドプレートの一部を熱交換コアと反対側に突出させるように湾曲させた発明が記載されているが、サイドプレートの一部を熱交換コア側に突出させるように湾曲させて湾曲部を設けた場合には、湾曲部に対応する位置にはフィンを設けることができず、熱交換性能が低下する。
また、フィンが設けられていない部位は、ろう付け時にサイドプレートを熱交換コア側に押圧することができないので、フィンとサイドプレートとのろう付け性が悪化する。
また、サイドプレートの一部を熱交換コアと反対側に突出させるように湾曲させて湾曲部を設けた場合には、ろう付け時に、チューブとフィンとを圧接するように加圧するための冶具(例えば、ワイヤー)を配置することができないことに加えて、湾曲部においては、フィンとサイドプレートとが接触しないので、フィンとサイドプレートとのろう付け性、およびチューブとフィンとのろう付け性が悪化する。
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規な熱交換器を提供し、第2には、サイドプレートが接合された部位近傍に発生する熱応力を確実に緩和することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、熱交換用流体の流通方向と交差する方向に延びる複数本のチューブ(2)、およびこれらチューブ(2)の外表面に設けられてチューブ(2)内を流通する流体と熱交換用流体との熱交換を促進するフィン(3)を有する熱交換コア(4)と、熱交換コア(4)の端部に配置され、チューブ(2)の長手方向と並行に延びて熱交換コア(4)を補強するサイドプレート(5)と、複数本のチューブ(2)に連通するとともに、複数本のチューブ(2)およびサイドプレート(5)の長手方向端部に連結されたヘッダタンク(6)とを備え、サイドプレート(5)には、熱交換用流体の流通方向前進側端部から後退側に向かって延びる第1スリット(5a)、および熱交換用流体の流通方向後退側端部から前進側に向かって延びる第2スリット(5b)がサイドプレート(5)の長手方向において、千鳥状に設けられていることを特徴とする。
これにより、サイドプレート(5)は、サイドプレート(5)の実質的な幅寸法が小さくなることとなるので、熱交換用流体の流通方向に向けて容易に曲がるように伸縮することができる。
したがって、例えばチューブ(2)が熱交換用流体の流れの上流側に向けて曲がるように延びようとしたときに、サイドプレート(5)も熱交換用流体の流れの上流側に向けて曲がるように延びることができるので、チューブ(2)が曲がるように膨張する際の膨張量をサイドプレート(5)にて吸収することができる。
したがって、サイドプレート(5)が接合された部位近傍に発生する熱応力を緩和することができるので、サイドプレート(5)が接合された部位近傍が疲労破壊することを確実に防止できる。
請求項2に記載の発明では、第1スリット(5a)および第2スリット(5b)の切り込み長さ(L)は、サイドプレート(5)の幅寸法(Wo)の略1/2であることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明では、第1スリット(5a)および第2スリット(5b)の先端側には、第1スリット(5a)および第2スリット(5b)の切り込み幅(W)の1/2より大きい曲率半径を有する穴(5c)が設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明では、第1スリット(5a)間のピッチ寸法(p1)または第2スリット(5b)間のピッチ寸法(p2)は、前記サイドプレート(5)の幅寸法(Wo)の略1/4であることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明では、第1スリット(5a)および第2スリット(5b)は、サイドプレート(5)の長手方向端部側から所定の範囲に設けられていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明では、サイドプレート(5)は、その長手方向から見て略コの字状に形成されていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明では、チューブ(2)内には、内燃機関に供給される燃焼用の空気が流通し、さらに、熱交換用流体は、空気であることを特徴とするものである。
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本実施形態は、本発明に係る熱交換器をディーゼルエンジン用のインタークーラに適用したものである。
なお、図1は本実施形態に係るインタークーラ1を冷却用空気の流通方向から見た正面図であり、図2は図1の右側面図であり、図3は図1の上面図であり、図4はサイドプレート5の三面図である。
因みに、インタークーラ1とは、内燃機関に供給される燃焼用の空気を冷却する熱交換器であり、本実施形態に係るインタークーラ1は、過給器にて加圧された燃焼用の空気と大気(空気)とを熱交換して燃焼用の空気を冷却する。
図1中、チューブ2は、内部に燃焼用の空気が流通するとともに、冷却用空気の流通方向(本実施形態では、車両前後方向)と交差する方向(本実施形態では、水平方向)に延びる管である。
なお、本実施形態に係るチューブ2は、アルミニウム合金等の金属に押し出し加工、または引き抜き加工を施して断面を扁平状としたものであり、断面の長径方向を冷却用空気の流通方向と一致させている。
また、チューブ2の扁平外表面には、チューブ2内を流通する流体、つまり燃焼用の空気と冷却用空気との熱交換を促進するフィン3がろう接等の接合方法にて接合されており、このチューブ2およびフィン3により熱交換コア4が構成されている。
なお、本実施形態に係るフィン3は、多数個の折曲部を有して波状に形成されたコルゲートフィンであり、隣り合う折曲部間を繋ぐ部位に、冷却用空気を蛇行させるように空気流れを乱して温度境界層が成長することを抑制する鎧窓状のルーバ(図示せず。)が形成されている。
ここで、「ろう接」とは、例えば「接続・接合技術」(東京電機大学出版局)に記載されているように、ろう材やはんだを用いて母材を溶融させないように接合する技術を言う。
因みに、融点が450℃以上の溶加材を用いて接合するときをろう付けと言い、その際の溶加材をろう材と呼び、融点が450℃以下の溶加材を用いて接合するときをはんだ付けと言い、その際の溶加材をはんだと呼ぶ。
また、略矩形状の熱交換コア4の端部には、チューブ2の長手方向と並行に延びて熱交換コア4を補強するサイドプレート5が設けられており、このサイドプレート5には、図3および図4(a)に示すように、冷却用空気の流通方向前進側端部から後退側に向かって延びる第1スリット5a、および冷却用空気の流通方向後退側端部から前進側に向かって延びる第2スリット5bがサイドプレート5の長手方向において、千鳥状に設けられている。
そして、第1スリット5aおよび第2スリット5bは、少なくともサイドプレート5の長手方向端部側から所定の範囲に設けられており、本実施形態では、サイドプレート5の長手方向寸法の略12%内の範囲内にのみ設けられている。
また、第1スリット5aおよび第2スリット5bは、プレス加工等にてサイドプレート5に切り込みを設けることにより形成されたもので、本実施形態では、図4(a)に示すように、第1スリット5aおよび第2スリット5bの切り込み長さLを、サイドプレート5の長手方向と直交するする部位に長さ、つまりサイドプレート5の幅寸法Woの略1/2としている。
そして、第1スリット5aおよび第2スリット5bの先端側には、第1スリット5aおよび第2スリット5bの切り込み幅Wの1/2より大きい曲率半径を有する略真円状の穴5cが形成され、第1スリット5aおよび第2スリット5bの根元側は、丸取り加工または面取り加工が施されており、本実施形態では、穴5cおよび丸取りまたは面取りは、プレス加工等にて第1スリット5aおよび第2スリット5bの成形と同時に形成される。
ここで、スリットの先端側とは、第1スリット5aにあっては、冷却用空気の流通方向後退側端部を意味し、第2スリット5bにあっては、冷却用空気の流通方向前進側端部を意味し、スリットの根元側とは、第1スリット5aにあっては、冷却用空気の流通方向後前側端部を意味し、第2スリット5bにあっては、冷却用空気の流通方向後退側端部を意味する。
また、第1スリット5a間のピッチ寸法p1および第2スリット5b間のピッチ寸法p2をサイドプレート5の幅寸法Woの略1/4とするとともに、切り込み幅Wをサイドプレート5の板厚の略2倍とし、かつ、穴5cの曲率半径を切り込み幅Wの1/2の略2倍としている。
また、サイドプレート5は、図4(c)に示すように、その長手方向から見て略コの字状に形成されてサイドプレート5の板厚方向の曲げ剛性(断面二次モーメント)が高められている。なお、本実施形態では、サイドプレート5の長手方向端部は、後述するヘッダタンク6に挿入された状態で接合されるので、サイドプレート5の長手方向端部のみは、その断面形状を略コの字状とされておらず、単純な板状となっている。
因みに、本実施形態に係る第1スリット5aおよび第2スリット5bは、サイドプレート5をコの字状に成形する前の展開状態において形成されたもので、第1スリット5aおよび第2スリット5b形成した後、断面形状が略コの字状にプレス成形される。
このため、本実施形態に係る第1スリット5aおよび第2スリット5bは、断面コの字状に形成された部位の底面部および側面部の両部に渡って形成されている。
また、図1中、ヘッダタンク6は、チューブ2の長手方向端部に配置されて複数本のチューブ2に連通するとともに、複数本のチューブ2およびサイドプレート5の長手方向端部が挿入された状態でこれら2、5がろう接等の接合方法にて接合されたものである。
なお、本実施形態に係るヘッダタンク6は、チューブ2およびサイドプレート5が接合されたアルミニウム合金等の金属製のコアプレートと、このコアプレートと共にタンク内空間を構成するアルミニウム合金等の金属製のタンク本体とをろう接等の接合方法にて接合することにより構成されたもので、その長手方向端部には、燃焼用の空気が流れる吸気管にインタークーラ1を接続するための、接続パイプ部6aが溶接等の接合方法にて接合されている。
そして、ヘッダタンク6の断面積は、接続パイプ部6aが接合された長手方向一端側から他端側に向かうほど小さくなっている。これは、接続パイプ部6aが接合された長手方向一端側から他端側に向かうほど、ヘッダタンク6内を流れる燃焼用の空気の量が減少するからである。
次に、本実施形態に係るインタークーラ1の特徴を述べる。
本実施形態に係るサイドプレート5には、冷却用空気の流通方向前進側端部から後退側に向かって延びる第1スリット5a、および冷却用空気の流通方向後退側端部から前進側に向かって延びる第2スリット5bがサイドプレート5の長手方向において、千鳥状に設けられているので、サイドプレート5の実質的な幅寸法が小さくなり、サイドプレート5は、冷却用空気の流通方向に向けて容易に曲がるように伸縮することができる。
したがって、チューブ2が冷却空気の流れの上流側に向けて曲がるように延びようとしたときに、サイドプレート5も冷却用空気の流れの上流側に向けて曲がるように延びることができるので、チューブ2が曲がるように膨張する際の膨張量をサイドプレート5にて吸収することができる。
延いては、サイドプレート5が接合された部位近傍に発生する熱応力を緩和することができるので、サイドプレート5が接合された部位近傍が疲労破壊することを確実に防止できる。
また、上述の実施形態では、第1スリット5aおよび第2スリット5bは、サイドプレート5の長手方向端部側から所定の範囲内のみに設けられているので、サイドプレート5の剛性を過度に低下させて補強部材として機能を著しく低下させることなく、サイドプレート5が接合された部位近傍に発生する熱応力を緩和することができる。
また、湾曲部を設けることなく、チューブ2が膨張する際の膨張量をサイドプレート5にて吸収することができるので、フィン3をサイドプレート5の長手方向全域に設けてサイドプレート5に接触させることができる。
したがって、熱交換コア4(インタークーラ1)の熱交換能力を低下させることなく、フィン3とサイドプレート5とのろう接性、およびチューブ2とフィン3とのろう接性を特許文献1に記載の発明より向上させることができる。
また、第1スリット5aおよび第2スリット5bの先端側には、第1スリット5aおよび第2スリット5bの切り込み幅Wの1/2より大きい曲率半径を有する穴5cが設けられているので、第1スリット5aおよび第2スリット5bの先端側に応力が集中することを未然に防止できる。
したがって、サイドプレート5の伸縮に伴って発生する応力が第1スリット5aおよび第2スリット5bの先端側に集中してしまうことを防止できるので、サイドプレート5に亀裂が発生することを未然に防止できる。
また、湾曲部を設けることなく、チューブ2が膨張する際の膨張量をサイドプレート5にて吸収することができるので、湾曲部を設けた特許文献1に記載の発明に比べて、サイドプレート5の材料費を低減することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明に係る熱交換器をインタークーラ1に適用したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、第1スリット5aおよび第2スリット5bの切り込み長さL、切り込み幅Wおよび穴5cの曲率半径は、上述の実施形態に示されたものに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、サイドプレート5の断面形状を略コの字状としたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、チューブ2の長手方向が水平方向に一致していたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るインタークーラを冷却用空気の流通方向から見た正面図である。 図1の右側面図である。 図1の上面図である。 (a)本発明の実施形態に係るインタークーラに用いられるサイドプレートの正面図であり、(b)は(a)の下面図であり、(c)は(a)のA−A断面図である。
符号の説明
5…サイドプレート、5a…第1スリット、5b…第2スリット、5c…穴。

Claims (7)

  1. 熱交換用流体の流通方向と交差する方向に延びる複数本のチューブ(2)、およびこれらチューブ(2)の外表面に設けられて前記チューブ(2)内を流通する流体と前記熱交換用流体との熱交換を促進するフィン(3)を有する熱交換コア(4)と、
    前記熱交換コア(4)の端部に配置され、前記チューブ(2)の長手方向と並行に延びて前記熱交換コア(4)を補強するサイドプレート(5)と、
    前記複数本のチューブ(2)に連通するとともに、前記複数本のチューブ(2)および前記サイドプレート(5)の長手方向端部に連結されたヘッダタンク(6)とを備え、
    前記サイドプレート(5)には、前記熱交換用流体の流通方向前進側端部から後退側に向かって延びる第1スリット(5a)、および前記熱交換用流体の流通方向後退側端部から前進側に向かって延びる第2スリット(5b)が前記サイドプレート(5)の長手方向において、千鳥状に設けられていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記第1スリット(5a)および前記第2スリット(5b)の切り込み長さ(L)は、前記サイドプレート(5)の幅寸法(Wo)の略1/2であることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記第1スリット(5a)および前記第2スリット(5b)の先端側には、前記第1スリット(5a)および前記第2スリット(5b)の切り込み幅(W)の1/2より大きい曲率半径を有する穴(5c)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記第1スリット(5a)間のピッチ寸法(p1)または前記第2スリット(5b)間のピッチ寸法(p2)は、前記サイドプレート(5)の幅寸法(Wo)の略1/4であることを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記第1スリット(5a)および前記第2スリット(5b)は、前記サイドプレート(5)の長手方向端部側から所定の範囲に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の熱交換器。
  6. 前記サイドプレート(5)は、その長手方向から見て略コの字状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の熱交換器。
  7. 前記チューブ(2)内には、内燃機関に供給される燃焼用の空気が流通し、
    さらに、前記熱交換用流体は、空気であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の熱交換器。
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