JP4663997B2 - 広入力ダイナミックレンジ光増幅器を用いた光伝送装置 - Google Patents

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    • H04B10/2931Signal power control using AGC

Description

本発明は、WDM(Wavelength Division Multiplexing)装置において、光増幅器を有する光伝送装置に関する。
図16〜図18は、従来の技術を説明する図である。
一般に、WDM用の光増幅器の雑音指数(以下、NF:Noise Figure)は、出力を一定にした場合に、アンプの入力レベルの増加と共に増加する傾向がある。図16(a)では、光増幅器モジュールのNFの増加の様子を示している。Pinは、光増幅器モジュールへの入力光の入力レベルであり、1チャネルあたりの光強度を示している。この図では、光増幅器モジュールの入力ダイナミックレンジ全体に渡って、Pinが増加するに従い、非線形にNFが増加しているのが示されている。また、図16(b)は、PinとOSNR(Optical Signal-to-Noise Ratio)の関係を示している。OSNRは、Pinの増加に伴い、上側に凸のカーブを描いており、OSNRの最大となる点が存在する。なお、以下において、光増幅器ユニットとは、光増幅器モジュールと光増幅器モジュールのゲインを調整する制御回路等を含んだ光増幅器全体を含む構成である。また、光増幅器モジュールとは、光増幅媒体と励起光源とを少なくとも含む、光信号を増幅するために必要な最小限の構成を含んだ光増幅器ユニットの一部である。
また、WDM伝送では利得の波長依存性が光増幅器の利得に依存するため、利得を一定にする必要がある。結局、低NF、すなわち、発生する雑音を抑え、かつ、波長依存性を小さくすることと、光増幅器の入力ダイナミックレンジを広く確保することとの両立は困難である。
一般に、光増幅器を用いた光伝送システムにおいては、異なるロスを持つスパンが混在するため、光増幅中継器の入力はさまざまな値となり得、広い範囲の入力レベルを取りうる。したがって、システムの性能を最大に得るためには、異なるレベルの入力ダイナミックレンジを持つ光増幅器の種類を複数用意し、入力レベルに応じて最適な光増幅器の種類を選択することで、広範囲の入力レベルに対応せざるを得なかった。また、温度変動などによりスパンロスが変化することがある。また、支障移転(道路工事等に対応するための線路変更)などによりスパンロスが変化することもある。このような場合に、光増幅器の種類の変更が必要になり、新たな用品の手配が必要となる。既に運用開始されているルートでは、光増幅器のタイプの変更は、運用を停止しない限り不可能となる。
広範囲のスパンロスに対応するための手法としては、光増幅器モジュールの入力レベルを、アンプの持つ入力ダイナミックレンジ内に納まるよう調整する方法が考えられる。光レベルの調整を行う方法としては、光増幅器モジュールの前に可変アッテネータ(以下、可変ATT)を配置し、これと光増幅器モジュールの入力レベルを測定するモニタ用カプラとPDモニタを組み合わせ、モジュールの入力レベルが一定となるよう光レベル調整を行うという手法が考えられる。
図17は、従来の光増幅器ユニットの構成例である。
光増幅器ユニット10は、光増幅器モジュール16のほかに、光増幅モジュール16への入力の光レベルを調整するための可変アッテネータ(可変ATT)11、OSC光(Optical Supervisory Channel光)を分離、検出するための光カプラ12、光電気変換器13、光増幅器モジュール16への入力光の入力レベルをモニタするための、光カプラ14、PDモニタ15、光増幅器モジュール16の出力レベルをモニタするための、光カプラ17、PDモニタ18、OSC光を主信号に合波するための電気光変換器20、光カプラ19及び、可変ATT11を制御する制御回路21を備える。
図17より、光増幅器ユニット10の入力(UPin)と、光増幅器モジュール16の入力(Pin)の間には可変ATT11、光カプラ2個12、14が存在し、これらの光部品の損失は光増幅器ユニット10のOSNR(Optical Signal to Noise Ratio、光S/N比)に影響する。図18(a)に光増幅器モジュール/ユニットのNF特性、図18(b)に光増幅器モジュール/ユニットのOSNR特性を示す。UPinが図18(b)の領域(A)にある場合、光増幅器ユニットのNFの傾きが0dB/dB程度になるが、このときOSNRは、1dB/dBの傾きを持ち、UPinが損失により減少すると、UPinが減少した分、OSNRも減少する。つまり、損失とOSNRが1:1で対応するため、上記の光部品の損失がそのまま、OSNRの劣化となる。従って、この損失をできるだけ減らすことが、OSNR向上のために必要となる。
従来の技術としては、特許文献1及び特許文献2がある。特許文献1は、光信号が断状態になった場合、光増幅器への入力レベルを一定に保つために、光入力レベルを変化させる技術が開示されている。特許文献2には、分岐比可変光カプラを用いて、ハードウェアを共用化した冗長化構成の技術が記載されている。
特開2000−312185号公報 特開2001−339344号公報
以上のように、光増幅器ユニット内の光部品の損失により、光増幅器ユニットの出力信号のOSNRが劣化することになるので、光増幅モジュールの性能を十分に活用しようとする場合、光増幅ユニットに含まれる光部品の損失をできるだけ小さくすることが有効である。
本発明の課題は、広入力ダイナミックレンジを確保しつつ、OSNRを大きくとることのできる光増幅器を備える光伝送装置を提供することである。
本発明の光伝送装置は、光信号を増幅する光増幅手段と、分岐比を可変でき、該光増幅手段への入力を分岐し、一方を該光増幅手段に入力し、他方を光強度の測定のために供給する可変光分岐手段と、該可変光分岐手段によって分岐された該他方の光強度を検出し、該光増幅手段に入力される光強度を検出し、該光増幅手段への入力光レベルを該可変光分岐手段の分岐比を制御することで調整し、該光増幅手段の信号対雑音比を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、光増幅手段への入力レベルを調整するのに、分岐比を可変できる可変分岐手段を用いている。従って、従来の構成の光カプラと光アッテネータの機能を併せ持つことができるので、光アッテネータの分だけ光損失を減少でき、光増幅手段のOSNRを高くすることができると共に、従来同様広入力ダイナミックレンジを保つことができる。
本発明によれば、広入力ダイナミックレンジを確保しつつ、OSNRを大きく取ることのできる光増幅器を備える光伝送装置を提供できる。
図1に、本発明の実施形態が適用されるシステム構成図、図2に、本発明の実施形態に従った光増幅器ユニットの構成図、図3に、本発明の実施形態に従った制御フローを示す。
図1において、OS(Optical Sender)25から送出された各波長の光信号は、マルチプレクサ26によって合波され、光波長多重信号として伝送路に送出される。光ファイバからなる伝送路には、波長分散のために設けられたDCF(Dispersion Compensation Fiber)28を備える光増幅器ユニット27が所定間隔毎に設けられている。この光増幅器ユニット27間のことをスパンと呼び、この1つのスパンにおいて生じる光信号の強度ロスのことをスパンロスと呼ぶ。光波長多重信号は、受信側のデマルチプレクサ29によって各波長の光信号に分波され、各波長毎に設けられたOR(Optical Receiver)30によって受信される。
図2において、図16と同じ構成要素には同じ参照符号を付して、説明を省略する。
光増幅器モジュール16への光入力レベルの調整制御には、PDモニタ15の測定値を用いる。光増幅器モジュール16への光入力レベルとPDモニタ15の測定値の関係は、可変光カプラ35の分岐比に依存するため、制御回路37内で、可変光カプラ35の分岐比とPDモニタ15の測定値から、光増幅器モジュール16への入力レベルへの変換処理を行う必要がある。
図4に、光可変カプラにおける電圧−出力特性を、図5に、光可変カプラにおける電圧−損失特性及び分岐比特性の例を示す。
ここで、OUT1、OUT2は光可変カプラのスルー方向とブランチ方向の出力レベルであり、IN1は、光可変カプラへの入力レベルであり、Vは可変カプラへの印加電圧をあらわす。
図4においては、電圧の変化に伴い、OUT1側の強度とOUT2側の強度が連続的に変化する様子が描かれている。この図から分かるように、OUT1とOUT2の強度の変化の仕方は、必ずしも線形的ではない。図5においては、可変カプラの電圧−損失特性が描かれているが、分岐比が大きくなるに従い、損失が大きくなっているのが分かる。したって、実際には、図5に「使用範囲」として示される範囲で可変光カプラを使用する。
本発明の実施形態では、可変光カプラ35の分岐比を可変させ、OUT2をPDモニタ15でモニタし、制御回路37内において、OUT2から分岐比特性を用いてOUT1の値の算出を行う。具体的には、制御回路37内にて分岐比特性テーブルをデータベースとして持つこととする。分岐比特性テーブルの例を表1に示す。
Figure 0004663997
OUT2(すなわち、図2のPDin)と、印加電圧と分岐比(表1)の関係から、OUT1、すなわちPinを計算する。なお、分岐比特性は、線形補間により計算するものとする。
上記により得られた光増幅器モジュール16への入力レベルPinを、アンプの入力ダイナミックレンジ内の制御目標値Ptgtに一致するように制御を行う。ここで、制御目標値Ptgtは、光増幅器モジュール16の入力ダイナミックレンジ内であれば伝送は可能となるが、システムのパフォーマンスを向上させるためには、OSNRが最良となるようにPtgtを設定するべきである。
このため、最適な入力レベルの算出を行う。制御回路37は、光増幅器モジュール16のNF値のデータベースを持つ。このNF値は、Pin対NFのテーブルとして保存されている(以下、NFマスクという)。表2に、NFマスクの例を示す。
Figure 0004663997
表2において、EDFA01〜EDFA04は、光増幅器モジュールのタイプを表し、Poutの+3.0と+2.0は、異なる出力パワーレベルを与える光増幅器モジュールの異なるモードを示す。表2に明示されていないNF値は、線形補間により計算するものとする。また、出力パワーレベルによって光増幅器モジュールのNF値は変動するため、NFマスクは光増幅器の出力パワーの値に応じて複数モード分用意する。
式(1)に光増幅器ユニットのOSNRを表す式を示す。
OSNR=Pin−NF−10log(hνΔf) (1)
ここで、OSNR(dB)は、光増幅器ユニットでの光S/N比、Pin(dBm/ch)は、光増幅器モジュールへの入力レベル、Δf(Hz)は、ASE光帯域幅、h(Js)は、プランク定数、ν(Hz)は、光周波数である。
ここで、光増幅器ユニットのOSNRを最大にするPinを考える。式(1)より、
Figure 0004663997
式(2)より、
Figure 0004663997
このときのPinを光増幅器モジュールへの入力パワーレベルの制御目標値とする。これより、NFカーブの傾きが1となる点が、制御目標値Ptgtとなることが分かる。
上記により制御目標値を求めることができるが、各NFマスクに対し、目標値の計算結果は固定値となるため、制御回路37での処理上は、あらかじめ上記目標値を計算しておき、値をNFマスクのテーブル36に記録しておくこととする。
制御回路37は、光増幅器モジュールのタイプ、モード、出力パワーレベルから、該当するNFマスクを選択し、NF値、及び制御目標値を取得する。
上記から、制御目標値Ptgt、及び光増幅器モジュールへの入力レベルPinが求まる。これより、PinをPtgtへ調整する制御を行う。Pinの目標値への制御は、大別して下記の2つのパターンに分かれる。
場合(1)(Pin>Ptgt):光可変カプラ35によりPinをPtgtまで調整するように制御を行う。
場合(2)(Pin<Ptgt):PinがPtgtより小さいため、目標値への制御はできない。この場合は、光可変カプラの損失が最小となるように制御する。
具体的な制御方法を、図3の制御フローに示す。以下、図3制御フローに従い、制御の流れを説明する。
始めに、ステップS10において、可変カプラへの印加電圧に主信号ロスが最小となる値を設定する。次に、下記2つの並行処理を行う。
a.光増幅器モジュールのタイプ、モード、Poutから、NFマスクを選択し(ステップS11)、それに対応したOSNRが最良となる制御目標値Ptgtを求める(ステップS12)。
b.可変カプラからの分岐光OUT2をモニタし(ステップS13)、Pinを計算する(ステップS14)。
次に、Pin・Ptgtの大小を比較する(ステップS15)。Pin<Ptgt(上記、場合(2))の場合、可変光カプラ35への印加電圧は初期値(主信号ロス:最小)のままとし、Pinのレベル調整は終了とする。Pin>Ptgtの場合(上記、場合(1))は、下記処理に進む。
次に、PinとPtgtが一致しているか否かを確認する(ステップS16)。ここで、Pin調整目標値からの許容誤差として、Perrを定義する。これは、Ptgtからの許容可能な制御上のずれを定義するものである。下記条件式が成り立つ場合、許容誤差範囲内としてPinのレベル調整は終了とする。
|Pin−Ptgt|≦Perr (4)
それ以外の場合は、Pin・Ptgtの大小を比較する(ステップS17)。
Pin>Ptgtとなる場合、可変光カプラ35の主信号側透過損失L1がその最大値L1maxより小さいか否かを判断する(ステップS18)。ステップS18の判断がNOの場合には、ステップS19において、L1がL1maxより大きいか否かを判断し、大きくない場合には、可変カプラの主信号側透過損失が最大となる場合は、それ以上のレベル補正は不可能であるため、処理を終了し、大きい場合には、ステップS20において、L1=L1maxとして、処理を終了する。
ステップS18の判断がYESの場合には、印加電圧を上昇し、カプラの主信号(OUT1)側のロスを増加させる(ステップS21)。このとき、図5のように可変カプラにおける電圧−損失特性は電圧値により大きく異なるので、損失の変化が一定となるように、印加電圧の増加量は電圧値により可変させる。すなわち、印加電圧の変化量をΔVとすると、ΔV=a(V)×(Pin−Ptgt)とする。すなわち、印加電圧の値Vによって変化する電圧可変係数a(V)によって、損失の変化が一定になるような印加電圧値V’=V+ΔVを得る。そして、ステップS26に進む。
ステップS17の判断がNO、すなわち、Pin<Ptgtとなる場合は、ステップS22において、L1がL1の最小値より大きいか否かを判断する。ステップS22の判断がNOの場合には、ステップS23において、L1がL1minより小さいか否かを判断し、小さくない場合には、可変カプラの主信号側透過損失が最小となる場合は、それ以下のレベル補正は不可能であるため、処理を終了し、小さい場合には、ステップS24において、L1=L1minとして処理を終了する。
ステップS22の判断が、YESの場合には、ステップS25において、印加電圧を下降させ、カプラの主信号(OUT1)側のロスを減少させる。すなわち、Pin>Ptgtの場合と同様、損失の変化が一定となるように、印加電圧の増加量は電圧値により可変させる。特に、ΔVは、電圧可変係数a(V)を用いて、ΔV=−a(V)×(Pin−Ptgt)とし、変更後の印加電圧V’をV’=V+ΔVで求める。そして、ステップS26に進む。
ステップS26においては、可変光カプラ35からの分岐光OUT2をPDモニタ15で測定し、ステップS27において、可変光カプラ35の分岐比特性(図4)を用いて、Pin(=OUT1)を計算する。この場合、d(v)を分岐比として、以下の式に基づいて計算する。
Pin=PDin+d(V)
ステップS27の後は、ステップS16に戻って、制御を繰り返す。
以上の処理により、Pinのレベルは最適値に調整される。
図6に、光増幅器モジュールの入力制御時の光増幅器モジュール・PD入力レベル特性を示す。
図6のように、光増幅器モジュール16への入力レベル(図2のPin)は、可変光カプラ35の分岐比を制御することで目標値に保たれる。このときの可変光カプラ損失特性を図7に示す。
図6においては、最初(1)の線に沿って変化していたPinは、(3)の部分に来て、一定値に設定され、この一定値とPinの最小値が一致したところで、(2)に移り、更に上昇していく。図7においては、OUT1は、最小分岐損L1minであったが、IN1が0dBm/chになったところで、直線的に最大分岐損になるまで制御される。IN1が最大分岐損に至った場合には、この値を保持する。一方のOUT2は、最大分岐損であったもんが、非線形に減少し、最小分岐損にいたる。
図8に、伝送システムにおける信号光、ASE光の状態を示す。
上記にて述べた手法では、OSNRが良いシステム(ASE発生量が少ない)、または、多波長時には問題ない。しかし、OSNRが少ないシステム、または、少数波長時には、ASEによる光レベル測定誤差の発生が問題となる。これは、Pinの測定にPDモニタの測定値(=信号光とASE光の合計値)を使っているためで、少数波長時やASE発生量が多い場合は、ASE光による誤差が問題となる。具体的には、図2のPDモニタ15により測定されるレベルは、主信号の他に光増幅器で発生するASE光を含んでいる。これに対し、光増幅器ユニットが通常持っているNFマスクは、信号光のパワーに対して規定されている。このためPD15にて測定される値をそのまま制御に用いると、正確なNF値が参照されないため、OSNRが最適値となる光増幅器入力レベルから誤差が生じることとなる。
本発明の実施形態では、1つ以上の光増幅器ユニットを上流側に持つ、中継局及び受信局の光増幅器ユニットにおいて、1つ上流側の光増幅器モジュール出力端におけるASEパワーに関する情報を受け取り、これとPD15にて測定されたトータル入力パワーから、ASEによる誤差が補正された信号光パワーを算出する。
ASE発生量の伝達には、監視制御用チャネルであるOSC(Optical Supervisory Channel)を使用する。図2のように、光カプラ12にてOSC光を取り込み、ASE発生量の情報を得る。更に、光増幅器モジュール内で発生するASE量を計算し、OSC光を通して1つの下流の光増幅器に伝達する。
一般に、ASE発生量は、式(5)にて計算できる。
ASE=10log(NFhν(G−1)BASE) (5)
ここで、Gは、信号光に対する増幅率、NFは、光増幅器モジュールのノイズ指数、h(Js)は、プランク定数、ν(Hz)は、光周波数、BASE(Hz)は、ASE光帯域幅である。
ここで、式(5)のNFはPinの関数である(以降、NF(Pin)と書く)。このPinには、図2のモニタPD15で測定される値からASE光を除いた値を用いる必要がある。この計算を行うため、下記の手順に従い送信光増幅器から順に計算を行う。
図8において、ノード1の光増幅器ユニット入力では、光増幅器モジュールによるASE光の発生は無い(図8の(1))。このためASEを考慮した補正は行わず、モニタPD15の値をPinとする。次に、NF(Pin)をNFマスクにより求め、式(5)によりPASE(1)を計算する。(以下、ノード番号1、2、3、・・・を用いて各ノードにおける変数をPASE(1)、PASE(2)、・・・のように書く)。次に、ノード2の中継光増幅器(1)の入力(図8の(2))を考えると、上流の光増幅器によるASEが含まれているため、OSCによって得たPASE(1)から、スパンロスによる劣化を考慮してノード2の光増幅器入力におけるASE量を計算する。この場合、(式6)を用いる。
ASE(2)=PASE(1)−SL(1) (6)
ここで、SL(dB)は、スパンロスである。
これにより、ノード2の中継光増幅器(1)のASEを除いた入力レベルPin(2)は、Pin_total(2)(図2のPD15での測定値)を用いて式(7)で計算できる。
Pin(2)=Pin_total(2)−PASE(2) (7)
式(7)で求めたPin(2)によりNF(Pin)を求め、式(5)によりPASE(2)を求める。この値を、OSCを使って1つ下流の光増幅器へ伝達する。
以降、中継光増幅器(2)、(3)、・・・でこれを繰り返すことで、各ノードにおいて、光増幅器入力のPD(図2のPD15)で測定した光増幅器入力パワー:Pin_total(n)(n:ノード番号)から、ASE量を除いたPin(n)を求めることができる。これにより、OSNRが最良となる光増幅器入力レベルの制御において、ASE量を除いたPin(n)を用いることで、ASEによる測定誤差を補正し、OSNRを最適化することが実現できる。
図9〜図12は、本発明の実施形態に使用可能な可変光カプラの構成例を示した図である。
可変光カプラとして、マッハツェンダ干渉計構成で、電気光学効果を利用したカプラ(図9)を適用することを考える。電気光学効果とは、電圧を印加することにより屈折率が変化する効果で、これを用い、図9のように、光路の屈折率(光路長)を変化させる。これにより、干渉状態を変化させ、分岐比の可変を行うことができる。
電気光学効果の代わりに、熱光学効果を利用したマッハツェンダ干渉計構成の可変光カプラを用いても良い。図10のように、温度の高低により屈折率を変化させることで、分岐比を変化させ、目標値へのレベル調整を行う。温度を変化させる方法としては、薄膜ヒータや、ペルチェ素子等を使う方法が考えられる。
また、2本の光ファイバのコアを近接させ、それぞれの光ファイバのモード結合を発生させることで、光パワーの分岐を行うカプラを用いることを考える。分岐比は、コア間が近接している距離(結合長)により変化させることができるが、図11のように、電気光学効果を利用し、光路の屈折率を変化させ光路長を変えることで、光パワーの分岐比を調節する可変光カプラを使用する。
また、モード結合を利用した可変カプラにおいて、電気光学効果ではなく、熱光学効果を利用したものを用いてもよい。図12のように、薄膜ヒータやペルチェ素子等で温度を変化させ、これにより光路の屈折率を変化させて分岐比を調節する可変光カプラを使用する。
以上のような可変光カプラのほかに、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を利用したカプラを利用することが可能である。MEMSとは。主に、半導体の製造技術を用いて1つの基板上に電子と機械機構を融合させた微小デバイスであり、これにより、極小の可動ミラー等を用いて電圧制御等により分岐比の可変が可能な光カプラを構成する。このようなMEMSを用いた可変光カプラでも本発明の実施形態に使用可能である。
以下に、具体的数値例を示す。
(1)本発明の実施形態における光レベルの遷移
条件:光増幅器モード:EDFA01(表2参照)、Vini=0.083V、Pout:+3.0dBm/ch、Perr:0.1dB、L1max:12.1dB、L1min:0.6dB、1波伝送
光増幅器タイプ:EDFA01、Pout=+3.0dBm/chより、表2から、Ptgt=−22.5dBm/ch
図3の制御フローに従い、図1の構成の装置において処理を行った場合について、初期状態からレベル調整終了までの値の遷移を図13の表3に示す。
また、上記実施形態では、可変光カプラの分岐比を自動で制御することを前提に説明したが、必ずしも自動でなくても良く、手動で分岐比を制御することも可能である。
図14は、可変光カプラの分岐比を手動で可変し、OSNRを最適に保つための光増幅器ユニットの構成を示す図である。同図において、図2と同じ構成要素には、同じ参照符号を付して、説明を省略する。
上記OSNR最適値への光レベルの調整は、光増幅器モジュール16の出力に光カプラ42を追加し、これにスペクトルアナライザ40等を接続して、出力スペクトルを実測し、光S/Nが最適値となるように光増幅器モジュール入力の手動調整を行っても良い。手動調整の入力は、制御回路37’に接続された端末41から行う。
ここで、従来法(図17)と本発明(図2)の構成を比較し、光部品損失の差異を説明する。本発明の実施形態では光レベル調整の手法として、可変光カプラを使用する。可変光カプラは、図2のように、従来法では分岐比固定の光カプラを用いていた、PDモニタへの分岐箇所に配置する。
図15は、本発明の実施形態と従来法の性能の比較を行った図である。
下記に、従来法と本発明の実施形態のUPin〜Pin間の損失をまとめた。従来法では、光カプラ2つと可変ATT、本発明の実施形態では、光カプラを1つと可変カプラを1つ使っているが、これらのカプラについての分岐損、デッドロスの合計値はほぼ同じで、それぞれの損失値をβ、γ(0.6dB程度)とする。また、可変ATTの損失を、α(1.5dB〜2.5dB程度)とする。以上より、従来法・本発明の差分は、可変ATTの損失:αであり、この損失分だけノードOSNRに差が発生する。すなわち、図15(a)に示されるように、従来法に比べ、本発明の実施形態の場合の方が、可変ATTの分だけ損失が小さくなっており、従って、NFの上昇の仕方が小さくなっている。また、図15(b)に示すように、従来法に比べ、本発明の実施形態の方が、可変ATTの分だけ、OSNRがよくなっている。
表4に、上記したことをまとめる。
Figure 0004663997
本発明の実施形態では、従来法と本発明の実施形態の差分である可変ATTの損失αによって生じるOSNRの差分だけ、より長距離のシステムが設計可能となる。具体的には、可変ATTの損失分をスパンロスに置き換えて考えると、スパン数:15の長距離伝送システムの場合、ロス係数:0.2[dB/km]、デッドロス:2.0[dB]として、2.0÷0.2[dB/km]×15=150[km]の改善となる。また、特に、図18の領域(A)のように、OSNRと損失が1対1で対応する場合には、可変ATTの損失分がそのままOSNRの改善となるため、スパン数が10(2/10)=1.58倍だけ増加する。スパン数:15、スパン100kmの伝送システムの場合、1500[km]→2520[km]への改善となる。
また、図15の光増幅器ユニットのNF/OSNR特性では、上述のように、光増幅器ユニットにて光増幅器モジュールの入力レベルが一定となるよう調整を行っている。このため、入力ダイナミックレンジが、モジュール特性(図16)に比べ拡大している。また、図15(b)では、領域(B)において、図16(b)、図18(b)とは異なりOSNR一定となっているが、これは、光増幅器ユニットにて、OSNRが最大となる制御目標値にPinを調整しているためである。
(付記1)
光信号を増幅する光増幅手段と、
分岐比を可変でき、該光増幅手段への入力を分岐し、一方を該光増幅手段に入力し、他方を光強度の測定のために供給する可変光分岐手段と、
該可変光分岐手段によって分岐された該他方の光強度を検出し、該光増幅手段に入力される光強度を検出し、該光増幅手段への入力光レベルを該可変光分岐手段の分岐比を制御することで調整し、該光増幅手段の信号対雑音比を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする光伝送装置。
(付記2)
前記光増幅手段への入力光の内の雑音成分を見積もり、該光増幅手段からの出力される光信号レベルが目標値となるように前記可変分岐手段の分岐比を制御することを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記3)
前記可変分岐手段は、電気光学効果を利用した、分岐比を可変できるカプラであることを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記4)
前記可変分岐手段は、熱光学効果を利用した、分岐比を可変できるカプラであることを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記5)
前記可変分岐手段は、MEMSを利用した、分岐比を可変できるカプラであることを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記6)
前記可変分岐手段は、マッハツェンダ型の構成を採用したカプラであることを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記7)
前記可変分岐手段は、伝送路のコアを近接させモード結合を発生させることで光パワーの分岐を行うカプラであることを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記8)
前記制御手段の制御の内、前記可変分岐手段の分岐比の制御は、前記光増幅手段の出力光のスペクトルを実測した結果を使用することによって得られる信号対雑音比を改善するように、手動で行われることを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記9)
光信号を増幅する光増幅ステップと、
分岐比を可変でき、該光増幅ステップでの増幅のための入力を分岐し、一方を該光増幅ステップの増幅に使用し、他方を光強度の測定のために供給する可変光分岐ステップと、
該可変光分岐ステップによって分岐された該他方の光強度を検出し、該光増幅ステップで増幅に用いられる光入力の強度を検出し、該光増幅ステップの増幅に使用する入力光レベルを該可変光分岐ステップにおける分岐比を制御することで調整し、該光増幅ステップにおける信号対雑音比を制御する制御ステップと、
を備えることを特徴とする光増幅制御方法。
本発明の実施形態が適用されるシステム構成図である。 本発明の実施形態に従った光増幅器ユニットの構成図である。 本発明の実施形態に従った制御フローを示す図である。 光可変カプラにおける電圧−出力特性の例を示す図である。 光可変カプラにおける電圧−損失特性及び分岐比特性の例を示す図である。 光増幅器モジュールの入力制御時の光増幅器モジュール・PD入力レベル特性を示す図である。 可変光カプラ損失特性を示す図である。 伝送システムにおける信号光、ASE光の状態を示す。 本発明の実施形態に使用可能な可変光カプラの構成例を示した図(その1)である。 本発明の実施形態に使用可能な可変光カプラの構成例を示した図(その2)である。 本発明の実施形態に使用可能な可変光カプラの構成例を示した図(その3)である。 本発明の実施形態に使用可能な可変光カプラの構成例を示した図(その4)である。 図3の制御フローに従い、図1の構成の装置において処理を行った場合について、初期状態からレベル調整終了までの値の遷移を示す表の図である。 可変光カプラの分岐比を手動で可変し、OSNRを最適に保つための光増幅器ユニットの構成を示す図である。 本発明の実施形態と従来法の性能の比較を行った図である。 従来の技術を説明する図(その1)である。 従来の技術を説明する図(その2)である。 従来の技術を説明する図(その3)である。
符号の説明
12、17、19 光カプラ
13 光電気変換器
15、18 PDモニタ
16 光増幅器モジュール
20 電気光変換器
27 光増幅器ユニット
35 可変光カプラ
36 光増幅器NFデータ(NFマスク)
37 制御回路

Claims (5)

  1. 光信号を増幅する光増幅手段と、
    分岐比を可変でき、該光増幅手段への入力を分岐し、一方を該光増幅手段に入力し、他方を光強度の測定のために供給する可変光分岐手段と、
    該可変光分岐手段によって分岐された該他方の光強度を検出し、該光増幅手段に入力される光強度を検出し、該光増幅手段への入力光レベルを該可変光分岐手段の分岐比を制御することで調整するとともに、該分岐比を制御することにより検出された該他方の光強度の分岐比特性に基づき該光増幅手段への入力光レベルを算出し、該光増幅手段の信号対雑音比を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記光増幅手段への入力と出力の値に対応して、入力光レベルの目標値が登録されたテーブルを有し、光増幅手段への入力光レベルの値から目標値を取得し、目標値が入力光レベルより小さい場合には、可変光分岐手段の分岐比を制御することにより入力光レベルが目標値となるように制御し、目標値が入力光レベルより大きい場合には、可変光分岐手段の使用範囲における分岐比を初期値である主信号のロスが最小となる値に設定することを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記可変光分岐手段は、電気光学効果を利用した、分岐比を可変できるカプラであることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記可変光分岐手段は、熱光学効果を利用した、分岐比を可変できるカプラであることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記可変光分岐手段は、MEMSを利用した、分岐比を可変できるカプラであることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  5. 該可変光分岐手段で分岐された該他方の光強度を検出することによって、前記光増幅手段への入力光レベルは、該検出された光強度に基づき分岐比特性テーブルを参照することによって得られることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
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