JP4662887B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。特に、排気管内に配設されたNOX触媒やパティキュレートフィルタ等の排気浄化部材の上流側で排気管内に燃料を噴射する燃料噴射装置を備えた内燃機関の排気浄化装置に関する。
従来、ディーゼルエンジン等の内燃機関から排出される排出ガス中には、環境汚染を及ぼす可能性がある窒素酸化物(以下NOXと称する)や粒子状物質(以下PMと称する)等が含まれている。
このうち、NOXを還元して排出ガスを浄化するために、NOX吸蔵還元触媒やNOX選択還元触媒等のNOX触媒が用いられている。NOX吸蔵還元触媒は、排気空燃比がリーンの時に排出ガス中のNOXを一旦吸蔵し、排気空燃比がリッチの時に、排出ガス中の炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)等によってNOXを分解放出して還元浄化する触媒である。また、NOX選択還元触媒は、尿素やHCを還元剤として触媒上でNOXを選択的に還元浄化する触媒である。これらのNOX触媒を用いてNOXを還元浄化するにあたり、排気空燃比をリッチにしたり、排出ガス中にHCを混合したりするために、NOX触媒の上流側で排気管内に燃料を噴射する方法がある。
また、排出ガス中のPMを除去するために、パティキュレートフィルタが用いられている。このパティキュレートフィルタは、例えば、ハニカム構造からなるフィルタであって、排出ガス中のPMを捕集するとともに、所定のタイミングで、堆積したPMを燃焼させることにより再生を繰り返しながら使用される。そして、パティキュレートフィルタを再生するにあたり、パティキュレートフィルタの上流側に酸化触媒を配設するとともに、さらに上流側において排気管内に燃料を噴射し、燃料成分であるHC等が酸化触媒で酸化される際に発生する熱を利用して、パティキュレートフィルタに堆積したPMを燃焼させる方法がある。
ここで、排気管内に燃料を噴射する手段として、エンジンの気筒内に燃料を噴射する際に用いられているような電磁制御式の燃料噴射弁を用いた排気浄化装置がある。より具体的には、図9に示すように、エンジンの排気管404に介装されたNOX触媒と、NOX触媒よりも排気管404の上流側部分に設けられたNOX還元剤添加用のインジェクタ420とを備えたディーゼルエンジンの排気浄化装置410であって、インジェクタ420としてエンジンの燃料噴射用と同様のインジェクタ420を用いた排気浄化装置である(特許文献1参照)。
また、エンジンの燃料噴射用のインジェクタとは異なる燃料噴射弁を用いた排気浄化装置も提案されている。より具体的には、図10(a)〜(b)に示すように、制御弁491bとノズル491aとが接続配管491cを介して接続された排気浄化装置491であって、ノズルの一例として、ノズルボディ481と、ノズルピース483と、スプリング483cと、チェックボール483bとから構成され、燃料が旋回流を生成しながら噴射されるスワールノズル491aを用いた排気浄化装置が開示されている(特許文献2参照)。
特開平9−96212号公報 (段落[0022] 図1及び図2) 特開2000−240436号公報 (段落[0027]〜[0030] 図1〜図3)
しかしながら、特許文献1に開示された排気浄化装置に用いられるような電磁制御弁は、ノズルニードルが内部で往復動することにより噴射孔を内側でシートする構造、言い換えれば、ノズルニードルによる噴射孔の開閉が内側開きとなっている弁構造であるため、燃料噴射弁が排気熱によって高温になり、噴射孔部分で燃料が焼き付いてしまうと、目詰まりを生じるおそれがある。
また、特許文献2に開示された排気浄化装置に用いられたスワールノズルは、チェックボールのシート面がノズル先端部よりも奥まった位置にあり、排出ガスがノズル内部まで侵入するおそれがある。したがって、排気熱やすす等の異物がノズル内部に入り込み、排気熱によるノズルの焼損や、異物の堆積による噴射特性の不安定化、噴射孔の目詰まり等を生じるおそれがある。
そこで、本発明の発明者らは鋭意努力し、排気管内に燃料を噴射する燃料噴射装置を備えた内燃機関の排気浄化装置において、燃料噴射弁の噴射孔の開閉を外側開きとするとともに、バルブシート部が排気管内に面するように配置することにより、このような問題を解決できることを見出し、本発明を完成させたものである。
すなわち、本発明の目的は、燃料噴射弁内部にすす等の異物や排気熱が侵入し、燃料噴射弁の焼損や燃料噴射の不安定化を防止することができる内燃機関の排気浄化装置を提供することである。
本発明によれば、内燃機関の排気管内に配置され、内燃機関から排出される排出ガスを浄化するための排気浄化部材と、排気浄化部材の上流側で排気管内に燃料を噴射するための燃料噴射装置と、を備えた内燃機関の排気浄化装置であって、燃料噴射装置は、燃料を排気管内に噴射する燃料噴射弁を備えており、燃料噴射弁は、一端側につば部を有するとともに他端側にスプリング受け部を有する弁体と、当該弁体のつば部がシートされるシート面を燃料の噴射方向側に有するバルブシート部と、スプリング受け部及びバルブシート部に挟持され、弁体を閉弁方向に付勢するスプリングと、を備え、燃料噴射弁の先端部にバルブシート部のシート面を配置するとともに、バルブシート部を排気管内に面するように配置し、かつ、排気管に屈曲部を形成して燃料噴射弁を屈曲部に配置するとともに、燃料噴射弁の噴射方向を、排気管内の排気ガスの進行方向に向けて設定したことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置が提供され、上述した問題を解決することができる。
また、本発明の内燃機関の排気浄化装置を構成するにあたり、シート面を前記排気管の内周面と一致させることが好ましい。
また、本発明の内燃機関の排気浄化装置を構成するにあたり、燃料噴射弁から噴射する燃料噴射量を調整する調量部が、燃料パイプを介して燃料噴射弁と接続されており、調量部を、排気管から離間して配置することが好ましい。
また、本発明の内燃機関の排気浄化装置を構成するにあたり、燃料噴射弁は、排気管に固定され、冷却水の循環路を有する冷却部材の挿入孔に装着されており、燃料噴射弁の外周面の少なくとも一部と、冷却部材の挿入孔の内周面の少なくとも一部と、の接触部によってガスシール部を構成することが好ましい。
本発明の内燃機関の排気浄化装置によれば、燃料噴射弁における燃料の噴射孔を外開きの弁構造として構成することにより、排出ガスの熱や異物を燃料噴射弁の内部に侵入しにくくできるとともに、噴射孔にすす等の異物が堆積しそうな場合であっても、燃料噴射の勢いによって吹き飛ばし、自浄作用によって異物を除去することができる。また、弁体のシート面を燃料噴射弁の先端に配置するとともに、排気管内に面するように配置することにより、燃料噴射弁のシート面位置より外側に、排出ガスが滞留する領域が形成されないように構成することができる。したがって、燃料噴射弁の焼損を生じにくくできるとともに、異物の堆積によって噴射特性が不安定化することを防止することができ、排気浄化装置の信頼性を向上させることができる。
さらに、噴射弁が所定構造からなることにより、燃料を中空傘状に噴霧させることができるようになり、排気管内へ燃料を均一に分散させて混合させることができるという効果を得ることもできる。
その上、燃料噴射弁を排気管の屈曲部に配設することにより、排出ガスの進行方向に向けた燃料噴射が可能になり、排出ガス中に均一に分散させて混合させやすくなる。
また、本発明の内燃機関の排気浄化装置において、弁体のシート面を排気管の内周面と一致させて配置することにより、燃料噴射弁の先端が直接的に排出ガスの熱に晒されることがない一方、排出ガスの熱や異物を燃料噴射弁の内部により侵入しにくくすることができる。
また、本発明の内燃機関の排気浄化装置において、燃料噴射量の調量部を噴射部に対して接続パイプを介して接続するとともに、調量部を排気管から離間させて配置することにより、比較的熱に弱い電磁制御部分が排気熱の影響を受けにくくすることができる。したがって、排気浄化装置の信頼性をより向上させることができる。
また、本発明の内燃機関の排気浄化装置において、所定のシール構造を備えることにより、Oリング等の熱劣化しやすい部材を用いる必要がなくなり、排気熱の影響を受けにくくして排出ガスのシール性を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の内燃機関の排気浄化装置に関する実施形態について具体的に説明する。ただし、かかる実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更することが可能である。
本発明の実施の形態は、内燃機関の排気管内に配置され、内燃機関から排出される排出ガスを浄化するための排気浄化部材と、排気浄化部材の上流側で排気管内に燃料を噴射するための燃料噴射装置と、を備えた内燃機関の排気浄化装置である。
かかる排気浄化装置において、燃料噴射装置が、燃料を排気管内に噴射する燃料噴射弁を備えており、燃料噴射弁は、一端側につば部を有するとともに他端側にスプリング受け部を有する弁体と、当該弁体のつば部がシートされるシート面を燃料の噴射方向側に有するバルブシート部と、スプリング受け部及びバルブシート部に挟持され、弁体を閉弁方向に付勢するスプリングと、を備え、燃料噴射弁の先端部にバルブシート部のシート面を配置するとともに、バルブシート部を排気管内に面するように配置し、かつ、排気管に屈曲部を形成して燃料噴射弁を屈曲部に配置するとともに、燃料噴射弁の噴射方向を、排気管内の排気ガスの進行方向に向けて設定したことを特徴とする。
以下、本実施形態にかかる排気浄化装置の構成について、図1〜図7に基づいて具体的に説明する。
1.内燃機関及び排気管
本実施形態にかかる排気浄化装置を図1に示す。この図1に示す排気浄化装置1において、排出ガスGを排出する内燃機関5としては、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンが典型的であるが、現状においてNOXやPMの浄化が課題とされているディーゼルエンジンを対象とすることがより適している。また、本実施形態の排気浄化装置1は、内燃機関5の回転数や、燃料噴射量、燃料噴射タイミング等を検出する内燃機関の運転状態検出手段7を備えており、検出結果を考慮して、NOX濃度やPM量を推定したり、排気管内への燃料噴射量を制御したりできるように構成されている。
また、排気管11は、内燃機関5の排出ガスの排出口に接続されており、その途中に、排出ガスを浄化するための排気浄化部材13が配設されている。かかる排気管11の断面形状は、円形、楕円、あるいは角柱の排気管等、特に制限されるものではないが、その途中に屈曲部14を有することが好ましい。かかる屈曲部14を有することにより、後述する燃料噴射装置20を屈曲部14に取り付け、排出ガスの進行方向に対して燃料を噴射させることができる。したがって、噴射した燃料が排気管11内に付着することを防ぐことができるとともに、排出ガス中に燃料を均一に分散させやすくすることができる
2.排気浄化部材
排気浄化部材13は、NOX触媒やパティキュレートフィルタが典型的である。
本発明の排気浄化装置に用いられるNOX触媒は、燃料噴射装置30によって供給される燃料を還元剤として利用し、排出ガス中に含まれるNOXを還元浄化するための触媒である。使用できるNOX触媒は特に制限されるものではなく、公知のもの、例えば、多孔質担体上に、活性成分としてのストロンチウム又はバリウム、及びマグネシウム等のアルカリ土類金属や、セリウムとランタン等の希土類金属、白金とロジウム等の貴金属等を含むものを用いることができる。
また、パティキュレートフィルタは、フィルタを通過する排出ガス中のPMを捕集し、排出ガスを浄化するためのフィルタ部材である。そして、排気浄化部材がパティキュレートフィルタである場合には、パティキュレートフィルタの上流側に、パティキュレートフィルタの再生に用いられる酸化触媒が配設される。このパティキュレートフィルタについても特に制限されるものではなく、公知のものを使用することができる。
3.燃料噴射装置
(1)全体構成
燃料噴射装置20は、排気浄化部材13の上流側で、排気管11内に燃料を噴射するための装置である。
本実施形態の排気浄化装置1に備えられる燃料噴射装置20の一例を図2に示す。この燃料噴射装置20は、燃料供給部30と、噴射燃料調量部40と、燃料噴射部50とから構成されている。
燃料供給部30は、燃料タンク31と、燃料タンク31内の燃料を汲み上げて圧送するフィードポンプ33と、圧送する燃料圧力を調整する調圧弁35とを備えている。
また、噴射燃料調量部40は、燃料供給部30から圧送されてくる燃料を調量して燃料噴射部50に移送する調量弁41と、調量弁41の上流側及び下流側に配置された圧力センサ43、45と、調量弁41の上流側に配置された燃料遮断弁47とを備えている。
さらに、燃料噴射部50は、噴射燃料調量部40から移送されてくる燃料を排気管内に噴射するための燃料噴射弁51と、燃料噴射弁51を排気熱から保護するための冷却部材53としてのクーリングアダプタ53Aとを備えている。
また、これらの燃料供給部30、噴射燃料調量部40、燃料噴射部50は、燃料流路としての接続パイプ(燃料パイプ)21を介して接続されている。この接続パイプ21は、ゴム製のホースや金属製のホースを用いることができる。ただし、金属製のホースを用いる場合には、噴射燃料調量部40と燃料噴射部50とを、エンジン側及び車体側に別々に分けて配置すると、振動時の位相や変位差が異なることによってホースが破損するおそれがあることから、噴射燃料調量部40及び燃料噴射部50を、それぞれエンジン側あるいは車体側のいずれか同一側に配置することが好ましい。
(2)燃料供給部
燃料供給部30における燃料タンク31は、排気管内に噴射する燃料を貯蔵しておくための専用のタンクを用いることもできるが、部品点数を増やすことなく省スペース化を図れることから、内燃機関燃焼用の燃料タンクと兼用することが好ましい。
また、フィードポンプ33は特に制限されるものではなく、機械式ポンプや電動ポンプを用いることができる。特に、電動ポンプを用いた場合には、燃料漏れ等の危険状態が生じた場合に一連の燃料流路の最上流で速やかに圧送を中止できるため、安全性が高められる一方、機械式ポンプを用いた場合には、運転時の消費エネルギーを小さくすることができる。
さらに、調圧弁35は、例えば、逆止弁構造の弁を用いて構成することができる。このような調圧弁であれば、燃料流路内の圧力が所定値を超える場合に弁が開放され、一部の燃料が燃料タンク内に戻されるため、圧送する燃料圧力を所定値に維持することができる。
また、図示しないものの、排気管内に噴射する燃料を供給する燃料供給部として、内燃機関の気筒内に高圧燃料を供給するための高圧ポンプにおける低圧系から還流される、余剰の燃料を利用した構成とすることもできる。このように構成する場合には、燃料漏れ等の異常時に高圧ポンプからの燃料の供給が継続して行われることを防ぐために、後述する噴射燃料調量部の燃料遮断弁等の、燃焼供給遮断手段を備えることが好ましい。
(3)噴射燃料調量部
噴射燃料調量部40における調量弁41としては、例えば、電磁ON/OFF弁を用いることができる。この電磁ON/OFF弁によって、NOX触媒において還元するNOX量や、パティキュレートフィルタに堆積したPM量に応じて必要とされる燃料噴射量をもとに、弁を開閉する通電時間を制御(PWM制御)して、燃料流量を制御することができる。
ただし、このような電磁ON/OFF弁以外にも、燃料流量を調整できるものであれば、それ以外の弁や、さらに弁以外のものを用いることもできる。
ここで、噴射燃料調量部40は、接続パイプ21を介して燃料噴射部50と接続されており、噴射燃料調量部40を排気管から離間して配置されることが好ましい。このように配置することにより、電磁ON/OFF弁等の燃料の調量を行う調量部に対して排気熱の影響が及ぶことを抑えることができる。したがって、調量部が焼損することを防止して、燃料噴射を安定的に行えるようにできるため、排気浄化装置の信頼性を向上させることができる。
また、圧力センサ43、45は、調量弁41の上流側及び下流側での燃料圧力を検知するために配置されている。この圧力センサ43、45によって検知される圧力値をもとに、例えば、燃料漏れの有無を監視したり、あるいは、上述の調圧弁による圧力値を補正することにより噴射特性を改善したりすることができる。
また、燃料遮断弁47は、例えば、圧力センサ43、45によって検知される圧力値が低下し燃料漏れのおそれが検知された場合に、燃料の供給を遮断して燃料の漏れ量を少なく抑えたり、引火を防いだりするために備えられる。ただし、上述したとおり、フィードポンプとして電動ポンプを用いる場合には、電源の供給をストップすることにより燃料の供給を遮断できることから、この燃料遮断弁を省略することができる。
(4)燃料噴射部
本実施形態の排気浄化装置における燃料噴射部を図3及び図4に示す。図3(a)は、燃料噴射部50が排気管11に取り付けられた状態を示しており、図3(b)は、その断面図である。また、図4は、燃料噴射部50をそれぞれの部材ごとに分けて示した図である。
この図3及び図4に示す燃料噴射部50は、噴射燃料調量部から移送された燃料を排気管内に噴射するための燃料噴射弁51が、冷却部材53としてのクーリングアダプタ53Aに装着されるとともに、当該クーリングアダプタ53Aが排気管11に取り付けられ固定されている。この燃料噴射弁51と冷却部材としてのクーリングアダプタ53Aとは、ネジ面59で接触し固定されている。
また、クーリングアダプタ53Aと排気管11の間には、クーリングアダプタ53A及び燃料噴射弁51に排気熱が及びにくくするための遮熱カバー(カバー部材)55を備えている。さらに、遮熱カバー55を両側から挟み込むように、クーリングアダプタ53Aに対して排気管11の熱が直接的に伝達されないようにするための低伝熱性のガスケット57A、57Bを備えている。
ここで、本実施形態で用いられる燃料噴射装置では、燃料噴射弁51が、電磁制御部を含まない機械式の弁構造を有している。具体的には、図5に示すように、燃料噴射弁51は、一端側につば部71aを有するとともに他端側にスプリング受け部71bを有する弁体71と、当該弁体71のつば部71aがシートされるシート面73aを燃料の噴射方向側に有するバルブシート部73と、スプリング受け部71b及びバルブシート部73に挟持され、弁体71を閉弁方向に付勢するスプリング75とを備えており、電磁制御部を有しない構造とされている。
このような機械式の弁構造であれば、構成部材を、耐熱性の高い材料を用いて形成することができ、排気熱に対する高耐久性を発揮させることができる。一方、比較的熱に弱い噴射燃料調量部を排気管から離間して配置することができるため、調量部の焼損を防ぐことができるとともに、熱変形等による動作不良を防止することができる。
なお、図5に示す燃料噴射弁51では、弁体71のスプリング受け部71bとして、弁体71にスプリングシート77が固定されている。
また、本発明においては、燃料噴射弁51のバルブシート部73のシート面73aが燃料噴射弁51の先端部に配置されるとともに、バルブシート部73が排気管11内に面するように配置されている。燃料噴射弁51におけるシート面73aが燃料噴射弁51の先端部に配置されていることにより、排出ガスが燃料噴射弁51の内部に侵入することを防ぐことができる。また、シート面73aが排気管11内に面するように配置されることになるために、燃料噴射弁51の噴射孔近傍に排出ガスが滞留しにくくなり、排出ガスの熱や異物を、燃料噴射弁51内に侵入させにくくすることができる。
特に、燃料噴射弁51の先端部に位置するシート面73aを、排気管11の内周面と実質的に一致させて配置した場合には、上述したように排気熱や異物の侵入を防ぐことができるとともに、さらに、排気熱によって燃料噴射弁51が熱せられることを防止することができる。したがって、排気熱によって燃料噴射弁51の構成部材が変形したり、燃料噴射弁51内部で燃料が劣化したり炭化したりすることを防ぐことができるとともに、排出ガス中に含まれる異物によって噴射孔が詰まったりすることを防ぐことができる。
また、燃料噴射弁51が、燃料の流入側に対していわゆる外開きの弁体71を含む所定構造を有していることにより、燃料噴射弁51の外側で排出ガスを遮断して、排出ガスが燃料噴射弁51の内部、特に噴射孔部分にでさえ侵入することを防ぐことができる。さらに、噴射孔にすす等の異物が堆積しそうな場合であっても、燃料噴射の勢いによって吹き飛ばし、自浄作用によって異物を除去することができる。
さらに、燃料噴射弁51が外開きの弁構造を有していることにより、燃料が中空傘状に噴射されるため、燃料が空気あるいは排出ガスに触れる面積が大きくなり、燃料の微粒化を促進することができる。したがって、排出ガスに対して燃料を均一に分散させて混合させることができ、燃料が排気管に付着しにくくなるとともに、排気浄化部材に対して均一に流入させることができる。よって、燃費の悪化を防ぎつつ、排気浄化効率の向上を図ることができる。
特に、図6(a)〜(c)に示すように、燃料噴射弁51における弁体71の最大リフト量を制限することなく、自励的にリフト変動させた場合には、燃料が噴射される際に、燃料の噴射圧力と、スプリング75の付勢力とによって弁体71が細かく振動するチャタリング効果を得ることができる。したがって、噴射される燃料80の油膜厚さが変動し、燃料80の微粒化をさらに促進させることができる。そのため、排出ガス中により均一に分散しやすくなり、排気浄化効率等をさらに向上させることができる。
また、図7及び図8に例示するように、燃料噴射弁51が装着されるクーリングアダプタ53Aは、燃料噴射弁が装着される挿入孔53aと、当該挿入孔53aの外側に形成されたドーナツ状の空隙部53bと、当該空隙部53bに連通し、挿入孔53aに沿って形成され、一端が冷却水の給水口53cを構成する冷却水通路53dと、空隙部53bに連通し、挿入孔53aに沿って形成され、一端が冷却水の排水口53eを構成する冷却水通路53fとを有するとともに、排気管に取り付けるためのボルトが挿入されるボルト穴53gが設けられている。
なお、図7(a)は、クーリングアダプタ53Aを排気管に取り付けられる側から見た斜視図であり、図7(b)は、クーリングアダプタ53Aを燃料噴射弁の挿入側から見た斜視図である。また、図8(a)は、クーリングアダプタ53Aを冷却水の給水口及び排出口が存在する側から見た側面図であり、図8(b)は、図8(a)のクーリングアダプタ53Aを燃料噴射弁の挿入孔の軸線に沿って切断した断面図であり、図8(c)は、図8(a)中のAA断面を矢印方向に見た断面図であり、図8(d)は、図8(a)中のBB断面を矢印方向に見た断面図である。
このクーリングアダプタ53Aにおいては、冷却水通路53d、53f、ドーナツ状の空隙53bが冷却水の循環路を形成し、給水口53cから導入された冷却水が、冷却水通路53dを通過した後ドーナツ状の空隙部53bに流れ込み、さらに冷却水通路53fを通過して排水口53eから排出される。このとき、それぞれの冷却水通路53d、53f及びドーナツ状の空隙部53bが、燃料噴射弁が装着された挿入孔53aと近接しているため、冷却水が通過する際に、燃料噴射弁を効率的に冷却させることができる。
なお、クーリングアダプタ中を循環させる冷却水は、ラジエータ水を併用してもよく、あるいは、専用の冷却水を使用しても構わない。
このようなクーリングアダプタ53Aであれば、排気管とは別部材からなっているために排気熱の影響を受けにくくされており、排気管側に冷却水の通路を設けた場合と比較して、燃料噴射弁の冷却効率を著しく向上させることができる。また、排気管とは別部材からなることにより、クーリングアダプタ53Aが損傷を受ける等の不具合を生じた場合には、当該クーリングアダプタ53Aのみを交換することができるために、作業性や維持費の面において長期の使用に伴うメンテナンス性に優れている。
また、クーリングアダプタ53Aは、冷却効率を高めるために、鉄やクロム/モリブデン合金等の伝熱性の高い金属を用いて構成され、特に、燃料噴射弁が持つ熱を効率的に冷却水に放熱させることができる。燃料噴射弁とクーリングアダプタとの熱膨張による緩み防止のためには、線膨張係数を一致させるために、燃料噴射弁の構成材料と同等の金属を用いて構成することが好ましい。
また、図3及び図4に示す、クーリングアダプタ53Aと排気管11との間に備えられた遮熱カバー55は、燃料噴射弁51の先端部の近傍において、クーリングアダプタ53Aと排気管11との間に間隙Sを形成するために用いられる部材である。この間隙Sが形成されることによって、排気熱がクーリングアダプタ53Aあるいは燃料噴射弁51に及びにくくなる。したがって、冷却水による冷却効率が低下することを防ぐことができる。
この遮熱カバー55は、間隙を形成するための所定の深さを有する凹部55aを有しているとともに、燃料噴射弁51の先端を排気管内に望ませる開口55bと、排気管取り付け用のボルト69が挿入されるボルト穴55cが設けられている。
また、遮熱カバー55の構成材料に関し、本実施形態のように、遮熱カバー55と排気管11との間、及び遮熱カバー55とクーリングアダプタ53Aとの間に低伝熱性のガスケット57A、57Bを備える場合には、遮熱カバー55の構成材料は特に制限されるものではない。ただし、上記ガスケット57A、57B等の遮熱対策を施さない場合には、セラミック等の低伝熱性の材料を用いて構成することが好ましい。
また、遮熱カバー55とクーリングアダプタ53Aとの間、遮熱カバー55と排気管11との間にそれぞれ介在する低伝熱性のガスケット57A、57Bは、排気管11が持つ熱が、直接的にクーリングアダプタ53Aに伝達されることを防ぐための部材である。かかる低伝熱性のガスケットを介在させることにより、冷却水による冷却効率が低下することを防止することができる。
この低伝熱性のガスケットは、図4に示すように、遮熱カバー55に設けられた凹部55aの外周とほぼ等しい大きさの開口57Aa、57Baと、排気管取り付け用のボルト69が挿入されるボルト穴57Ab、57Bbが設けられている。また、このガスケットは、ガスケットの伝熱性を低く抑えるべく、セラミック材料や、メタルビーズを用いて形成されている。
なお、「低伝熱性のガスケット」とは、少なくとも冷却部材の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有するガスケットを意味し、例えば、鉄からなる冷却部材に対して、セラミック材料やメタルビーズ等を用いて構成したガスケットが該当する。
また、図3(b)に示すように、クーリングアダプタ53Aは、排気管11に嵌め合わせられる凸部54を備え、燃料噴射弁51の先端が当該凸部54の先端近傍に位置し、燃料噴射部50が排気管11に取り付けられた状態で、燃料噴射弁51の先端の位置を排気管11の内周面と実質的に一致させられている。すなわち、図3(b)では、クーリングアダプタ53Aの凸部54の高さ、さらに、当該凸部54を被覆する遮熱カバー55の凹部55aの深さは、排気管11の壁面の厚さと実質的に一致しており、燃料噴射弁51の先端位置が排気管11の内周面と一致するように取り付けられている。
したがって、上述したとおり、燃料噴射弁の先端が排出ガスに晒されることがない一方で、排出ガスが燃料噴射弁先端付近に滞留することがなく、燃料噴射弁の先端に排気熱の影響を及びにくくすることができる。
さらに、図3(b)及び図4に示す燃料噴射部50では、燃料噴射弁51が、クーリングアダプタ53Aの挿入孔に挿入される部分において大径部52aと小径部52bとを有することにより、外周面に段差65が設けられるとともに、クーリングアダプタ53Aが、燃料噴射弁51の段差65と当接するシート部67を有している。この段差65とシート部67とがシートされることによってシール部が構成され、排出ガスが燃料噴射弁とクーリングアダプタとの隙間から漏れ出すことを防止することができる。このようなシール部であれば、Oリング等の比較的熱に弱いシール部材を用いることなく排出ガスのシール部を構成できるために、クーリングアダプタ53A及び燃料噴射弁51が高温に晒された場合であっても、排出ガスが漏れ出すことを防止することができる。
また、燃料噴射弁51におけるクーリングアダプタ53Aに挿入される部分の外周面、及びクーリングアダプタ53Aにおける燃料噴射弁が挿入される挿入孔53aの内周面に、それぞれネジ溝61、63が形成されており、互いにネジ面59で接触し固定されている。したがって、燃料噴射弁とクーリングアダプタとの接触面積が大きくされているために、冷却水による冷却効率が著しく高められている。
また、図3(b)に示すように、クーリングアダプタ53Aにおける冷却水の給水口53cを、排水口53eよりも燃料噴射弁51の先端側に形成することが好ましい。このように配置することにより、冷却水が温められる前に、まず排気熱の影響を受けやすい燃料噴射弁の先端部分を冷却することができる。すなわち、燃料噴射弁の先端部分には、上述の弁体やバルブシート部、スプリングが配設されていることから、この先端部分を重点的に冷却させることができる。したがって、燃料噴射弁の焼損を防ぐことができるとともに、噴射孔付近で燃料の焼付きが生じ、噴射特性が不安定になったりすることをより効果的に防止することができる。
なお、図3のクーリングアダプタでは、給水口及び排水口を同一の面側に配置しているが、このような構成に限られるものではなく、互いに反対の面側に配置してもよく、さらに、給水口又は排水口を任意の面に複数設けることもできる。
以上説明したように、本発明の内燃機関の排気浄化装置であれば、燃料噴射弁として外開きの弁構造の燃料噴射弁を用いるとともに、シート面を燃料噴射弁の先端かつ排気管内に臨ませて配置することにより、燃料噴射弁の内部に排出ガスが侵入することを防止することができる。したがって、燃料噴射弁が排気熱の影響を受けたり、排出ガス中の異物が弁内部に堆積したりすることを防ぐことができる。その上、燃料噴射弁を排気管の屈曲部に配設することにより、排出ガスの進行方向に向けた燃料噴射が可能になり、排出ガス中に均一に分散させて混合させやすくなる。よって、燃料噴射を安定的に行うことができるとともに、排気浄化装置の信頼性を向上させることができるようになった。

本発明の実施の形態にかかる内燃機関の排気浄化装置の全体構成を説明するために供する図である。 本発明の実施の形態に用いられる燃料噴射装置の構成例を示す図である。 燃料噴射装置の燃料噴射部の構成例を説明するために供する図である。 燃料噴射部の構成部品を説明するために供する図である。 機械式の燃料噴射弁の構成例を示す図である。 弁体のチャタリング効果を説明するために供する図である。 冷却部材としてのクーリングアダプタの構成例を説明するために供する斜視図である。 冷却部材としてのクーリングアダプタの構成例を説明するために供する側面図及び断面図である。 従来の排気浄化装置の構成について説明するために供する図である。 従来の別の排気浄化装置の構成について説明するために供する図である。
符号の説明
1:排気浄化装置、5:内燃機関、7:運転状態検出手段、11:排気管、13:排気浄化部材、20:燃料噴射装置、21:接続パイプ、30:燃料供給部、31:燃料タンク、33:フィードポンプ、35:調圧弁、40:噴射燃料調量部、41:調量弁、43・45:圧力センサ、47:燃料遮断弁、50:燃料噴射部、51:燃料噴射弁、52a:大径部、52b:小径部、53:冷却部材、53A:クーリングアダプタ、54:凸部、55:遮熱カバー(カバー部材)、55a:凹部、55b:開口部、55c:ボルト穴、57A・57B:低伝熱性ガスケット、57Aa・57Ba:開口部、57Ab・57Bb:ボルト穴、59:ネジ面、61・63:ネジ溝、65:段差、67:シート部、69:ボルト、71:弁体、71a:つば部、71b:スプリング受け部、73:バルブシート部、73a:シート面、75:スプリング

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気管内に配置され、前記内燃機関から排出される排出ガスを浄化するための排気浄化部材と、前記排気浄化部材の上流側で前記排気管内に燃料を噴射するための燃料噴射装置と、を備えた内燃機関の排気浄化装置において、
    前記燃料噴射装置は、前記燃料を前記排気管内に噴射する燃料噴射弁を備えており、
    前記燃料噴射弁は、一端側につば部を有するとともに他端側にスプリング受け部を有する弁体と、当該弁体のつば部がシートされるシート面を前記燃料の噴射方向側に有するバルブシート部と、前記スプリング受け部及び前記バルブシート部に挟持され、前記弁体を閉弁方向に付勢するスプリングと、を備え
    前記燃料噴射弁の先端部に前記バルブシート部のシート面を配置するとともに、前記バルブシート部を前記排気管内に面するように配置し、かつ、
    前記排気管に屈曲部を形成して前記燃料噴射弁を前記屈曲部に配置するとともに、前記燃料噴射弁の噴射方向を、前記排気管内の排気ガスの進行方向に向けて設定したことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記シート面を前記排気管の内周面と一致させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記燃料噴射弁から噴射する燃料噴射量を調整する調量部が、燃料パイプを介して前記燃料噴射弁と接続されており、前記調量部を、前記排気管から離間して配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記燃料噴射弁は、前記排気管に固定され、冷却水の循環路を有する冷却部材の挿入孔に装着されており、前記燃料噴射弁の外周面の少なくとも一部と、前記冷却部材の前記挿入孔の内周面の少なくとも一部と、の接触部によってガスシール部を構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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