JP4660522B2 - 発光装置 - Google Patents

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本発明は、電界放出によって放出された電子によって発光する発光装置に関する。
発光装置として、電界放出を利用したいわゆるフィールドエミッション型発光装置が知られている。このような発光装置では、電界放出型電極(エミッタ電極)に電界を印加することで、真空中に電子を放出し、これにより蛍光体を発光させ所望の光を得ている。冷陰極素子については、例えば特許文献1がある。
また、発光装置としては電界放出効果を利用するものに限られず、LED(Light Emitting Diode)を用いるものもある。さらに、光の3原色であるRGBの光をそれぞれ発するLEDを互いに組み合わせることによって白色光を得ている。
特開2001−35424号公報
ところで、例えば歯科技工士が義歯の色を調節する場合等、このような発光装置下において色を見る場合、標準光源と呼ばれる光源であっても光源下で対象物を見るのと、太陽光(自然光)の下で見るのとで色合いが異なって見えることがある。従って、太陽光に近い波長、強度分布を有する光を得ることが望まれている。これは農業、服飾等の分野でも同様に生じる問題である。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、所望の波長域強度の光を発する発光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る発光装置は、
電界放出によって、電子を発生する第1の電極と、
前記第1の電極と対向するように設けられた第2の電極と、
前記第2の電極上に形成された第1の蛍光体層と、
少なくとも前記第1の蛍光体層上に形成された第2の蛍光体層と、
前記第2の蛍光体層上に形成された導電体層と、を備え、
前記第2の蛍光体層は、前記第1の電極から発せられた電子によって第1の波長の光を放出し、
前記第1の蛍光体層は、前記第2の蛍光体層から発せられた前記第1の波長の光を吸収し、前記第1の波長より長波長の光を発し、
前記導電体層の電位を調節することにより、前記第2の蛍光体層から発せられる光を調節し、
前記第1の蛍光体層は、第1の蛍光体が分散された第1の層と、第2の蛍光体が分散された第2の層とを備え、
前記第2の蛍光体層には、第3の蛍光体が分散されており、
前記第2の蛍光体層は、前記第1の蛍光体層の前記第1の層と前記第2の層との上と、前記第2の電極上に形成され、
発光装置から発せられる光は、400〜450nmの波長域において太陽光に対する強度比が、+10〜−80であり、450〜700nmの波長域において太陽光に対する強度比が、+50〜−40であり、
前記強度比は、500nm以下の太陽光の波長のスペクトルのピークを100として規格化した太陽光の相対的スペクトル曲線に基づいて、(前記第1の蛍光体層及び前記第2の蛍光体層の波長強度−太陽光の波長強度)×100/太陽光の波長強度、の式から算出した値であることを特徴とする。
前記第1の波長は、500nm以下に少なくとも1つのピークを有してもよい。
前記第2の蛍光体層から発せられる前記第1の波長の光は、紫外光であってもよい。
本発明によれば、電極上に第1の蛍光体層を形成し、さらに少なくとも第1の蛍光体層を覆うように第2の蛍光体層を形成することによって太陽光の波長と近い波長を発する発光装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る発光装置について図を用いて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る発光装置10の構成例を図1乃至図3に示す。発光装置10は、図示するように、カソード電極11と、アノード電極12と、ガラス管14と、配線15a,15cと、直流電源16と、第1の蛍光体層21R,21Gと、第2の蛍光体層22R,22G,22Bと、導電体層23R,23G,23Bと、を備える。カソード電極11及びアノード電極12は、ガラス管14内の真空雰囲気の空間に対向して配置されており、カソード電極11及びアノード電極12にそれぞれに接続されたニッケル、コバール等からなる配線15c,15aがガラス管14から外に導出されているとともにガラス管14の外で5kV〜15kV程度の直流電源16に接続されている。第1の蛍光体層21R,21Gと、第2の蛍光体層22R,22G,22Bと、導電体層23R,23G,23Bは、アノード電極12におけるカソード電極11との対向面側に設けられている。また、本実施形態において発光装置10は、電界放射型ランプ(Field Emission Lamp;FEL)である。発光装置10では、図示するようにアノード電極12と電界放出型電極(カソード電極)11との間に所定の電圧を印加することにより、カソード電極11の表面に電界を発生させ、トンネル効果により電子を放出させる。この冷電子を第2の蛍光体層22へと衝突させ、発光させる。また、本実施形態では、詳細に後述するように導電体層23R,23G,23Bに印加する電圧を調節することにより、R(赤)と、G(緑)と、B(青)と、R及びG(イエロー)と、R及びB(マゼンダ)と、G及びB(シアン)と、RGB全て(太陽に近い白色光)と、の合計8色の光を発することが可能である。
カソード電極11は、電子放出面が、電界放出によって冷電子を放出させることができる材料、ニッケル、モリブデン、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーン等の炭素材料で形成されていてもよく、微小ダイヤモンドが堆積されたダイヤ膜からなる電子放出膜でもよく、微小ダイヤモンドが堆積されたダイヤ膜の表面に芯のつまったソリッドの針状の炭素針が複数起立してなる構造の電界放出膜であってもよい。また、カソード電極11から放出された電子は、アノード電極12へと導かれる。
アノード電極12は、上述した蛍光体で放射される光を透過するようにITO(Indium Tin Oxide)等の透光性を有する導電材料からなっている。また、アノード電極12の上面には図2及び3に示すように第1の蛍光体層21と第2の蛍光体層22とが形成される。また、アノード電極12には、例えば配線15aが接続されており、配線を介して電圧が印加される。
ガラス管14は、無アルカリガラス等から形成される。また、ガラス管14内は例えば10-5〜10-6Torr程度の高真空に保たれている。なお、ガラス管14内にはゲッター材が封入されていても良い。
アノード電極12には、ストライプ状の赤色光領域、緑色光領域、青色光領域がこの順に繰り返し配列されている。第1の蛍光体層21R,21Gと第2の蛍光体層22R,22G,22Bとは、それぞれ蛍光体が分散された層である。第1の蛍光体層21R,21Gはそれぞれアノード電極12のカソード電極11との対向面における赤色光領域、緑色光領域上にそれぞれ形成されており、第2の蛍光体層22Rは、蛍光体層21R上に,第2の蛍光体層22Gは第1の蛍光体層21G上にそれぞれ形成される。また、第2の蛍光体層22Bは、アノード電極12のカソード電極11との対向面における青色光領域上に形成される。更に、導電体層23Rが第2の蛍光体層22R上に、導電体層23Gが第2の蛍光体層22G上に、導電体層23Bが第2の蛍光体層22B上にそれぞれ形成される。導電体層23R、導電体層23G、導電体層23Bは互いに電気的に絶縁されているが、導電体層23R、23R同士、導電体層23G、23G同士、並びに導電体層23B、23B同士は結線されており、それぞれ図示しない電源によって所定の電圧が印加される構造になっている。
第2の蛍光体層22R,22G,22Bにはそれぞれ、カソード電極11から放出される電子が入射されると青色の波長域の光を発する蛍光体が分散されている。第1の蛍光体層21R,21Gは、それぞれアノード電極12と第2の蛍光体層22R,22Gとの間に配置しているため、必然的に第2の蛍光体層22R,22Gからの青色の波長域の光が入射される構造となっている。この青色の波長域の光をエネルギーとして吸収した結果として、第1の蛍光体層21Gからは青色より長い波長である緑色の光が発せられるよう、所定の蛍光体が所定割合で分散されている。同様に第1の蛍光体層21Rについても、第2の蛍光体層22Rから放出される青色光を入射することによって第1の蛍光体層21Rから赤色の波長域の光が発せられるよう所定の蛍光体が所定割合で分散されている。なお、アノード電極12と、第1の蛍光体層21R,21G及び第2の蛍光体層22Rとの間にそれぞれ極薄い透明保護膜を介在させてもよく、また隣接する第1の蛍光体層21R、22G,22Bの間に極薄い透明保護膜を設けていてもよく、第1の蛍光体層21Rと第2の蛍光体層22Rとの間、第1の蛍光体層21Gと第2の蛍光体層22Gとの間、第2の蛍光体層22Bと導電体層23Bとの間にそれぞれ極薄い透明保護膜を設けてもよく、第2の蛍光体層22Rと導電体層23Rの間、第2の蛍光体層22Gと導電体層23Gの間にそれぞれ極薄い透明保護膜を設けてもよく、これらを複数組み合わせてもよい。
このように、アノード電極12における赤色光領域には、第1の蛍光体層21R、第2の蛍光体層22R、導電体層23Rの積層体が設けられ、緑色光領域には、第1の蛍光体層21G、第2の蛍光体層22G、導電体層23Gの積層体が設けられ、青色光領域には、第2の蛍光体層22B、導電体層23Bの積層体が設けられている。
第1の蛍光体層21Gに分散させる緑色の蛍光体としては、CaSc:Ce等を用いることができる。また第1の蛍光体層21Rに分散させる赤色の蛍光体としては、CaAlSiN:Eu等を用いることができる。また、第2の蛍光体層22R,22G,22Bそれぞれに分散させる青色の蛍光体としては、例えばZnS:Ag等を用いることができる。
また、本実施形態では第1の蛍光体層21G内に分散させる緑色の蛍光体の量と、第1の蛍光体層21Rに分散させる赤色の蛍光体の量と、第2の蛍光体層22R,22G,22Bに分散される青色の蛍光体の量と、を調節し、及び/又は第1の蛍光体層21R,21Gの各面積及びアノード電極12上に形成されている第2の蛍光体層22Bの面積の比を調整することによって、各蛍光体から発せられる可視光の波長強度分布を調節している。
導電体層23R,23G,23Bは、導電体、例えば金属等からなり、図に示すように、それぞれ第2の蛍光体層22R,22G,22Bの上に形成される。本実施形態では、それぞれの蛍光体層から光を発するか、否かを導電体層23への印加電圧によって調節する。上述したように発光装置10は、カソード電極11から発せられた冷電子が正の電荷を有するアノード電極12に引きつけられ、この際冷電子が蛍光体層に衝突することにより発光する。従って、冷電子が蛍光体層に衝突すれば発光し、衝突しなければ発光しないため、導電体層23R,23G,23Bへの印加電圧を調節することにより、発光を調節することが出来る。例えば、図4に示すように、Rのみ消灯してシアン光(G及びB)を照射する場合は、カソード電極11の電圧を0kV、アノード電極12を10kVとなるように直流電源16が直流電圧を印加しさらに、導電体層23G,23Bはオープンな状態(フローティング状態)とし、一方、導電体層23Rは0kVとする。これにより、カソード電極11とアノード電極12よりもカソード電極11側に位置する導電体層23Rとの電位差がないため、カソード電極11から導電体層23Rへの電子線の照射がないのに対して、導電体層23G,23Bでは干渉する電圧が印加されないので、カソード電極11とアノード電極12との間の10kVの電位差によって、カソード電極11から導電体層23G及び導電体層23Bへ電子線が照射され、それぞれ第2の蛍光体層22G,22Bを励起して青色光を発光させる。第2の蛍光体層22Gの青色光は第1の蛍光体層21に入射されると、第1の蛍光体層21内で緑色光に変調し、第2の蛍光体層22Bの青色光とあいまってシアン光としてガラス管14外に出射される。同様に、Bを消灯してイエロー光を照射する場合は、導電体層23Bの電位を0kVとし、導電体層23R、23Gをフローティングにすればよく、Gを消灯してマゼンタ光を照射する場合は、導電体層23Gの電位を0kVとし、導電体層23R,23Bをフローティングにすればよい。逆に太陽光に近い白色光を点灯する場合は、RGBの各色に対応する導電体層23R,23G,23Bを全てフローティング状態とする。このように、導電体層23R,23G,23Bの電位を適宜調節することにより、R(赤)と、G(緑)と、B(青)と、イエローと、マゼンタと、シアンと、太陽光に近い白色と、の合計8色の光を発することが可能である。
このような第1の蛍光体層21R,21G及び第2の蛍光体層22R,22G,22Bでは、導電体層23R,23G,23Bがオープン状態である場合、まず、カソード電極11から放出された電子は、導電体層23R,23G,23Bへと導かれ、それぞれ第2の蛍光体層22R,22G,22Bに衝突する。次に、第2の蛍光体層22R,22G,22Bから、青色の光波長域、例えば400nm〜500nmの波長域に少なくとも1つのピークを有する光が発せられる。第2の蛍光体層22Bから発せられた光はアノード電極12を介してガラス管14外に放出される。また、第2の蛍光体層22Gで発し第1の蛍光体層21Gに吸収された青色の光は、第1の蛍光体層21G内に分散された緑色の蛍光体によって波長が長波長側へシフトされる。そして青色と比較しより波長の長い緑色の光波長域、例えば500nm〜560nmの波長域に少なくとも1つのピークを有する光として、第1の蛍光体層21G外に発せられる。同様に第2の蛍光体層22Rで発した青色の光の一部は第1の蛍光体層21R内に分散された赤色の蛍光体によって波長がシフトされ、赤色の光波長域、例えば600nm〜750nmの波長域に少なくとも1つのピークを有する光として第1の蛍光体層21R外に発せられる。このように第1の蛍光体層21R,21G及び第2の蛍光体層22R,22G,22Bによって、ガラス管14外に、青、緑、赤の光が発せられ、これらの3色の光が混ざることにより白色光が得られる。
また、本実施形態では、RGB全ての光が発せられた際、以下に示すように白色光、特に太陽光スペクトルに近い白色光を得ることができる。なお、本明細書において、太陽光スペクトルとはフランフォーファー線、大気吸収等の特異な狭いスペクトルの減少を除去した包洛的なスペクトル曲線とする。また、以下に強度比という表現を用いるが、これは500nm以下の波長の各スペクトルのピークを100として規格化した相対的スペクトル曲線から、以下の式1によって算出したものである。
(式1)
(対象となる蛍光体層の波長強度−太陽光の波長強度)×100/太陽光の波長強度
図5〜図7に太陽光スペクトルと、第1の蛍光体層21R,21G及び第2の蛍光体層22R,22G,22Bから発せられる光の波長ごとの強度を示す。太陽光スペクトルは470nmの波長の強度を基準値100とし、その他の波長をこれに対する比(%)として相対的な強度を表したものである。また、線Aと線Bとは太陽光の強度に対して、それぞれ後述する蛍光体を適用した発光装置10の波長強度分布比(%)である。図6及び図7に示すグラフでは、第1の蛍光体層21Gに分布させる緑の蛍光体としてCaSc:Ceとを含み、第1の蛍光体層21Rに分布させる赤の蛍光体としてCaAlSiN:Euとを用いる。また、第2の蛍光体層22R,22G,22Bに分布させる青の蛍光体としてZnS:Agを用いる。更に、図に示す線Aは、CaSc:Ce(G)とCaAlSiN:Eu(R)との比を1:0.3の重量比で混合し、この混合物とZnS:Ag(B)との面積比を1.3:2.3としている。ZnS:Ag(B)は一部が混合物と重なっているため、CaSc:Ce(G)及びCaAlSiN:Eu(R)の混合物のガラス管14外への出射面積とZnS及びAg(B)のガラス管14外への出射面積の比は、1.3:1となる。また、図6に示す線Bは、CaSc:Ce(G)とCaAlSiN:Eu(R)とを1:0.4の重量比で混合し、この混合物とZnS及びAg(B)との面積比を1.4:2.4としているので、CaSc及びCe(G)及びCaAlSiN及びEu(R)の混合物のガラス管14外への出射面積とZnS及びAg(B)のガラス管14外への出射面積の比は、1.4:1となる。
本実施形態では、アノード電極12上に緑色又は赤色の蛍光体をそれぞれ分散させた第1の蛍光体層21R,21Gを形成し、更にアノード電極12上及び第1の蛍光体層21R,21G上に、青色の蛍光体を分散させた第2の蛍光体層22R,22G,22Bを形成する。これにより、カソード電極11から放出された電子によって第2の蛍光体層22R,22G,22Bを発光させ、この光を第1の蛍光体層21R,21Gによってより長波長の緑色と赤色の光とにシフトさせ、太陽光に近い波長強度分布の白色光を得ることが出来る。具体的に、図5に示すように可視光域である400nm〜700nmにわたって連続的なスペクトルを有する光を発することが出来る。また、図5に示すように、赤色の蛍光体の割合を増加させた線Bの方が、より赤色の光域において太陽光へ近づいている。
次に、上述した式1によって求めた強度比を図6に示す。図6に示すように、本実施形態ではA、Bともに太陽光に対する強度比は、特に青色の光域である400〜450nmの範囲では、強度比が+10〜−80である。また、450nm〜580nmの範囲では強度比は+10〜−10と、太陽光に近い強度が得られていることがわかる。また580nm〜700nmの範囲では強度比は+50〜−40である。このように451〜700nmでは、+50〜−40の範囲内である。
例えば、白色光を得る方法としては市販のLEDによってRGB光それぞれを発するLEDからの光を混色させる方法が考えられる。しかし、LEDでは放出される光の波長はバンドギャップに依存するため、狭い範囲の波長域を有する光が放出される。従って、RGBの3色をLEDで発し混色させた場合、各色の間の領域(波長域)は谷間のようになり連続的なスペクトルは得られない。従って、RGBの3色の光を発するLEDでは、他の領域と比較し光強度が弱い領域が存在し、本実施形態のように太陽光スペクトルに近い白色光、特に可視光域である400〜700nmの範囲において白色光に近いスペクトルを得ることはできない。例えば、青色LEDのスペクトルで同様に強度比を計算すると、特に紫外線〜青色の光域においては、ほとんど光が得られないため強度比は100に限りなく近くなる。
また、青色LEDから発せられる光を蛍光体によって緑、赤色にシフトさせる方法も考えられるが、少なくとも青色の光については狭い範囲の鋭いピークであるため、少なくとも青色〜紫外光域については、太陽光に近い光は得られず、この領域については太陽光からは離れたスペクトルとなる。従って、RGBを全てLEDで発光させる場合と同様に、特に紫外線〜青色の光域においては、ほとんど光が得られないため強度比は100に限りなく近くなる点は変わりない。
これに対し、本実施形態では、アノード電極12上に第1の蛍光体層21を形成し、さらに第1の蛍光体層21を覆うように第2の蛍光体層22を形成する。これにより、第2の蛍光体層22から発せられる青色の波長域の光の一部を緑色の波長、赤色の波長へとシフトさせることにより、太陽光のスペクトルに近い白色光を発する発光装置を得ることができる。
また、本実施形態では、第2の蛍光体層22R,22G,22B上に導電体層23R,23G,23Bを設け、導電体層に印加する電圧を調節することにより、それぞれの蛍光体層から光を発するか、否かを調節することができる。これにより、R(赤)と、G(緑)と、B(青)と、R及びG(イエロー)と、R及びB(マゼンダ)と、G及びB(シアン)と、RGB全て(太陽に近い白色光)と、の合計8色の光を発することが可能である。
(実施形態2)
本発明の実施形態2に係る発光装置40を図8〜10に示す。本実施形態に係る発光装置が上述した実施形態1の発光装置と異なる点は、実施形態1では青色の蛍光体を含む第2の蛍光体層から発せられた光を緑の蛍光体と赤の蛍光体とがそれぞれ分散された第1の蛍光体層によって緑、赤の波長域の光へとシフトさせた。これに対し実施形態2では、第2の蛍光体層からは紫外線(360nm以下の波長の電磁波)を発し、この光を青、緑、赤の波長域へとシフトさせる点にある。実施形態1と共通する部分については同一の引用番号を付し、詳細な説明を省略する。
発光装置40は、図8に示すようにカソード電極11と、アノード電極12と、ガラス管14と、配線15a,15cと、直流電源16と、第1の蛍光体層41R,41G,41Bと、第2の蛍光体層42R,42G,42Bと、導電体層43R,43G,43Bと、を備える。
第1の蛍光体層41R,41G,41Bは、図8乃至10に示すように、それぞれアノード電極12上に形成される。また、第1の蛍光体層41R,41G,41B上には電子によって励起されて紫外光を発する第2の蛍光体層42R,42G,42Bが形成されている。第2の蛍光体層42R,42G,42Bから発せられる紫外光は、第1の蛍光体層41R,41G,41Bによってそれぞれ青、緑、赤色の波長域の光へとシフトされ、アノード電極12を介してガラス管14外に放出される。そして、これらの3色の光が混ざることにより太陽光スペクトルに近い白色光が得られる。
第1の蛍光体層41Rには、紫外線により励起されて、赤色の光波長域、例えば600nm〜750nmの波長域に少なくとも1つのピークを有する光を発する蛍光体、例えばCaAlSiN:Euが分散されている。
第1の蛍光体層41Gには、紫外線により励起されて、緑色の光波長域、例えば500nm〜560nmの波長域に少なくとも1つのピークを有する光を発する蛍光体、例えばCaSc:Ceが分散されている。
第1の蛍光体層41Bには、紫外線により励起されて、青色の光波長域、例えば400nm〜500nmの波長域に少なくとも1つのピークを有する光を発する蛍光体、例えばBaMgAl1017:Euが分散されている。
第2の蛍光体層42R,42G,42Bには、電界放射された電子が入射されることによって紫外線を発する蛍光体、例えばY:Zn、ZnO:Hが分散されている。
導電体層43R,43G,43Bは、導電体、例えば金属等からなり、図8及び10に示すように、それぞれ第2の蛍光体層42R,42G,42Bの上に形成される。本実施形態では、それぞれの蛍光体層から光を発するか、否かを導電体層43R,43G,43Bへの印加電圧によって調節する。上述したように発光装置40は、カソード電極11から発せられた冷電子が正の電荷を有するアノード電極12に引きつけられ、この際冷電子が蛍光体層に衝突することにより発光する。従って、冷電子が蛍光体層に衝突すれば発光し、衝突しなければ発光しないため、導電体層43R,43G,43Bへの印加電圧を調節することにより、発光を調節することが出来る。
例えば、図11に示すように、Rのみ消灯してシアン光(B及びG)を照射する場合は、導電体層43G,43Bの電位をオープンな状態(フローティング状態)とし、一方、導電体層43Rは0kVとする。これにより、カソード電極11から発せられた冷電子は、導電体層43Rには導かれず、更には第2の蛍光体層42Rに衝突することがないため、赤色の蛍光体が分散された第1の蛍光体層41Rから光が発せられることはない。同様に、Bを消灯してイエロー光を照射する場合は、導電体層43Bの電位を0kVとし、導電体層43R,43Gの電位をオープンな状態(フローティング状態)とすればよく、Gを消灯してマゼンタ光を照射する場合は、導電体層43Gの電位を0kVとし、導電体層43R、43Bをフローティングにすればよい。太陽光に近い白色光を点灯する場合は、RGBの各色に対応する導電体層43R,43G,43Rをオープンな状態とする。このように、導電体層43R,43G,43Rの電位を適宜調節して発光する部位のみ電位差を生じさせることにより、R(赤)と、G(緑)と、B(青)と、イエローと、マゼンタと、シアンと、太陽光に近い白色と、の合計8色の光を発することが可能である。
本実施の形態でも、上述した各実施形態と同様に、アノード電極12上にRGBそれぞれの蛍光体を分散させた第1の蛍光体層41R,41G,41Bを形成し、さらに、それぞれの第1の蛍光体層41R,41G,41Bの上面に第2の蛍光体層42R,42G,42Bを形成する。これにより、第2の蛍光体層42R,42G,42Bから発せられる紫外域の光を青色、緑色、赤色の各波長域へとシフトさせることにより、太陽光のスペクトルに近い白色光を発する発光装置を得ることができる。
同様に、本実施形態では、第2の蛍光体層42R,42G,42B上に導電体層43R,43G,43Bを設け、導電体層に印加する電圧を調節することにより、それぞれの蛍光体層から光を発するか、否かを調節することができる。これにより、R(赤)と、G(緑)と、B(青)と、イエローと、マゼンタと、シアンと、太陽光に近い白色と、の合計8色の光を発することが可能である。
なお、アノード電極12と、第1の蛍光体層41R,41G,41Bとの間にそれぞれ極薄い透明保護膜を介在させてもよく、また隣接する第1の蛍光体層41R,41G,41B同士の間に極薄い透明保護膜を設けていてもよく、隣接する第2の蛍光体層42R,42G,42B同士の間に極薄い透明保護膜を設けていてもよく、第2の蛍光体層42Rと導電体層43Rの間、第2の蛍光体層42Gと導電体層43Gの間、第2の蛍光体層42Bと導電体層43Bの間にそれぞれ極薄い透明保護膜を設けていてもよく、これらを複数組み合わせてもよい。
(実施形態3)
本発明の実施形態3に係る発光装置60を図12〜15に示す。本実施形態に係る発光装置が上述した各実施形態の発光装置と異なる点は、実施形態1では蛍光体が可視光によって励起され、実施形態2では紫外線によって励起され、これらの波長をシフトさせていたが、実施形態3ではX線によって励起される点にある。上述した実施形態と共通する部分については同一の引用番号を付し、詳細な説明を省略する。
発光装置60は、図12に示すように、カソード電極11と、ガラス管14と、配線15a,15cと、直流電源16と、蛍光体層61R,61G,61Bと、導電体層62R,62G,62Bと、を備える。
蛍光体層61R,61G,61Bは、図12〜図14に示すようにガラス管14上に形成される。蛍光体層61B,61Gは、それぞれX線が入射されると青色、緑色の光を発する層であり、これらの蛍光体が所定割合で分散されている。具体的に、本実施形態では青色の蛍光体としてCaWOを、緑色の蛍光体としてGaS:Tbを用いる。なお、本実施形態では、X線励起層62において、電子によってX線(0.01nm〜10nmの波長の電磁波)が励起されるため、X線を比較的波長の長い赤色の光まで1つの蛍光体によって波長をシフトさせることは難しい。従って、赤色の光を発する蛍光体層61Rを、図14に示すように蛍光体層61R1と61R2との2層構造に形成する。蛍光体層61R2には、橙色の光を発する蛍光体を分散させ、この層においてX線を橙色の光(600nm〜620nm)にシフトさせる。そして蛍光体層61R2から発せられた橙色光を蛍光体層61R1によって赤色の波長域にシフトさせる。具体的に、橙色の蛍光体としては(Y,Sr)Ta:Nbを、赤色の蛍光体としてCaSiN:Euを用いる。
また、蛍光体層61R,61B,61Gから発せられる光の強度の比は、例えば、蛍光体を分散させる濃度、それぞれの面積比を変化させることにより調節する。
導電体層(X線励起層)62R,62G,62Bは、カソード電極11と導電体層62R,62G,62Bとの間の電位差によって加速された電子が衝突することによってX線を励起することが可能な材料、具体的にはAl、Cu、W、Mo等の金属から形成される。金属は一般に導電性を有するため、X線を励起するための層をアノード電極としても機能させることが出来る。このようにX線励起層62R,62G,62Bは、アノード電極としても機能する。また、X線励起層62R,62G,62Bとして高反射性の金属を用いると、発光装置60から発せられる光を反射させることができ、取り出し効率を高めることができるため、好ましい。
また、本実施形態では、それぞれの蛍光体層から光を発するか、否かを導電体層62R,62G,62Bに印加する電圧によって調節する。上述したように発光装置60は、カソード電極11から発せられた冷電子が正の電荷を有するアノード電極に引きつけられ、この際冷電子が蛍光体層に衝突することにより発光する。従って、冷電子が蛍光体層に衝突すれば発光し、衝突しなければ発光しないため、導電体層62R,62G,62Bへの印加電圧を調節することにより、発光を調節することが出来る。
具体的には、図15に示すように、例えばRのみ消灯して、シアン光(G及びB)を照射する場合は、カソード電極11の電圧を0kVとした上で、導電体層62G,62Bに印加する電圧を10kVとし、一方、導電体層62Rは0kVとする。これにより、カソード電極11から発せられた冷電子は、導電体層62Rには導かれず、更には蛍光体層61Rに衝突することがないため、蛍光体層61Rから光が発せられることはない。同様に、Bを消灯してイエロー光を照射する場合は、導電体層62Bの電位を0kVとし、導電体層62R,62Gに印加する電圧を10kVとすればよく、Gを消灯してマゼンタ光を照射する場合は、導電体層62Gの電位を0kVとし、導電体層62R,62Bに印加する電圧を10kVとすればよい。太陽光に近い白色光を点灯する場合は、RGBの各色に対応する導電体層62R,62G,62Bに例えば10kVの電圧を印加する。このように、導電体層62R,62G,62Bの電位を適宜調節して発光する部位のみ電位差を生じさせることにより、R(赤)と、G(緑)と、B(青)と、イエローと、マゼンタと、シアンと、太陽光に近い白色と、の合計8色の光を発することが可能である
本実施形態では、ガラス管14上に蛍光体層61R,61G,61Bを形成し、さらに蛍光体層61B,61G,61Rを覆うように導電体層(X線励起層)62R,62G,62Bを形成する。これにより、X線励起層62R,62G,62Bから発せられるX線を青色、緑色、赤色の波長へとシフトさせることにより、太陽光のスペクトルに近い白色光を発する発光装置を得ることができる。
本実施形態では特に、電子によりX線を発する材料が導電性を備えるため、これをアノード電極として機能させることができ、アノード電極を省略することが可能である。従って、太陽光に近い白色光を得られるばかりでなく、構造がより簡略化され、製造工程が簡略化された発光装置を提供することが出来る。
また、本実施形態では、蛍光体層61R,61G,61B上に導電体層62R,62G,62Bを設け、導電体層に印加する電圧を調節することにより、それぞれの蛍光体層から光を発するか、否かを調節することができる。これにより、R(赤)と、G(緑)と、B(青)と、R及びG(イエロー)と、R及びB(マゼンダ)と、G及びB(シアン)と、RGB全て(太陽に近い白色光)と、の合計8色の光を発することが可能である。
なお、アノード電極12と、蛍光体層61R,61G,61Bとの間にそれぞれ極薄い透明保護膜を介在させてもよく、また蛍光体層61R,61G,61B同士の間に極薄い透明保護膜を設けていてもよい。
本発明は上述した実施形態に限られず、様々な変形及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、蛍光体層の配置としてストライプパターンを例に挙げて説明したが、各色の面積比を保つことができれば、パターン形状、配置は上述した例に限られない。
また、上述した実施形態1ではZnS:Ag(B)と、CaSc:Ce(G)と、CaAlSiN:Eu(R)の発光面積比を2.3:1:0.3の割合となるので、それぞれのガラス管14外への出射面積の比が、1:1:0.3となるものと、ZnS:Ag(B)と、CaSc:Ce(G)と、CaAlSiN:Eu(R)の発光面積比を2.4:1:0.4の割合となるので、それぞれのガラス管14外への出射面積の比が、1:1:0.4となるものとを例に挙げて説明したが、蛍光体として用いる物質及び割合は上述した実施形態に限られない。
また、上述した各実施形態において、カソード電極11とアノード電極12、62との間にグリッド電極を配置させてもよい。グリッド電極は冷電子の通り道に貫通孔のある金属板であり、所定の電圧を印加することによって、カソード電極11から冷電子を誘引させる。
また、上述した各実施形態では、アノード電極12がガラス管14内壁面に形成されているが、これに限られずガラス管14内であれば、ガラス管14に直接接しなくてもよく、また、アノード電極12の透光性を有する導電材料をガラス基板等の透明基板上に被膜して、ガラス基板及び透光性導電材料膜をガラス管14内に配置させてもよい。
また、上述した各実施形態では発光装置としてFELを例に挙げて説明したが、このような発光領域を画素として複数備えたフラットなパネル構造のFED(Field Emission Display)として利用することもできる。
また、上述した各実施形態では、DC駆動であっても、パルス駆動であっても発光又は表示が可能となる。
本発明の実施形態1に係る発光装置の構成例を模式的に示す図である。 第1の蛍光体層及び第2の蛍光体層を示す平面図である。 図2に示すA−A線断面図である。 赤(R)のみを消灯する場合の発光装置の構成例を模式的に示す図である。 太陽光スペクトルの相対強度を示すグラフである。 本実施形態の発光装置から発せられる光のスペクトルを示すグラフである。 本実施形態の発光装置から発せられる光の太陽光に対する強度比を示すグラフである。 本発明の実施形態2に係る発光装置の構成例を模式的に示す図である。 第1の蛍光体層及び第2の蛍光体層を示す平面図である。 図9に示すB−B線断面図である。 赤(R)のみを消灯する場合の発光装置の構成例を模式的に示す図である。 本発明の実施形態3に係る発光装置の構成例を模式的に示す図である。 第1の蛍光体層及び第2の蛍光体層を示す平面図である。 図13に示すC−C線断面図である。 赤(R)のみを消灯する場合の発光装置の構成例を模式的に示す図である。
符号の説明
10,40,60・・・発光装置、11・・・カソード電極、12・・・アノード電極、14・・・ガラス管、15a,15c・・・配線、16・・・直流電源、21R,21G,41R,41G,41B・・・第1の蛍光体層、22R,22G,22B,42R,42G,42B・・・第2の蛍光体層、61R,61G,61B・・・蛍光体層、23R,23G,23B,43R,43G,43B,62R,62G,62B・・・導電体層

Claims (3)

  1. 電界放出によって、電子を発生する第1の電極と、
    前記第1の電極と対向するように設けられた第2の電極と、
    前記第2の電極上に形成された第1の蛍光体層と、
    少なくとも前記第1の蛍光体層上に形成された第2の蛍光体層と、
    前記第2の蛍光体層上に形成された導電体層と、を備え、
    前記第2の蛍光体層は、前記第1の電極から発せられた電子によって第1の波長の光を放出し、
    前記第1の蛍光体層は、前記第2の蛍光体層から発せられた前記第1の波長の光を吸収し、前記第1の波長より長波長の光を発し、
    前記導電体層の電位を調節することにより、前記第2の蛍光体層から発せられる光を調節し、
    前記第1の蛍光体層は、第1の蛍光体が分散された第1の層と、第2の蛍光体が分散された第2の層とを備え、
    前記第2の蛍光体層には、第3の蛍光体が分散されており、
    前記第2の蛍光体層は、前記第1の蛍光体層の前記第1の層と前記第2の層との上と、前記第2の電極上に形成され、
    発光装置から発せられる光は、400〜450nmの波長域において太陽光に対する強度比が、+10〜−80であり、450〜700nmの波長域において太陽光に対する強度比が、+50〜−40であり、
    前記強度比は、500nm以下の太陽光の波長のスペクトルのピークを100として規格化した太陽光の相対的スペクトル曲線に基づいて、(前記第1の蛍光体層及び前記第2の蛍光体層の波長強度−太陽光の波長強度)×100/太陽光の波長強度、の式から算出した値であることを特徴とする発光装置。
  2. 前記第1の波長は、500nm以下に少なくとも1つのピークを有することを特徴とする請求項に記載の発光装置。
  3. 前記第2の蛍光体層から発せられる前記第1の波長の光は、紫外光であることを特徴とする請求項に記載の発光装置。
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