JP4659815B2 - 波長選択装置および波長選択方法 - Google Patents

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Description

本発明は、音響光学型波長可変フィルタ(AOTF:Acousto−Optic Tunable Filter)を用いた波長選択装置および波長選択方法に関するものである。
従来、フォトニックネットワークにおいて、波長可変フィルタは、信号光の分岐を行うための波長選択に用いられる重要な光素子として位置づけられている。このような波長選択のための光素子のなかでも、近年、特に注目を集めているのがAOTFである。AOTFは、波長選択動作の高速性、可変波長範囲の広さに加え、集積化による小型化および低コスト化が可能である等の長所をもつ光フィルタの1種である。すでにこのAOTFによる波長選択装置は、実用化可能にあるが、さらにレーザ出力部を備え、このレーザを基準光源として利用することでAOTFによる波長選択の精度を向上させるAOTFサブシステムも提案されている。
図9は、従来のAOTFサブシステムの構成を示す図である。AOTFサブシステムとは、AOTFによる波長選択が正しく行われているかを判断して制御を行う機能部を備えたものである。図中のAOTFサブシステム10は、波長選択を行うAOTF11と、基準光源部12と、モニタ用AOTF13と、受光部14と、制御部15とによって構成される。また、光源となる素子の温度依存性に対応した制御を行う温度制御部16を備えている。
AOTFサブシステム10は、制御部15からAOTF11に入力したRF制御信号(RF:Radio Frequency)により特定の波長の信号光のみを出力させるというAOTFの波長選択機能と、基準光源部12からの基準光を用い、RF制御信号と選択波長の対応関係を記憶し、線形のRF制御信号−選択光波長特性を導き出すことで光信号の選択精度を向上させる機能とを併せ持った構成となっている。このような構成により、多重化された光信号(λa〜λh)をAOTFサブシステム10に入力すると、選択された波長の光信号(λd)のみを選択して出力できるようになる。
図10は、AOTFの構造を示す図である。図10を用いてAOTF11における波長選択の動作を説明する。なお、AOTF11とモニタ用AOTF13は、同一の素子構造であるが、用途にあわせて異なるポートへ入力を行うものであり、個別に記載した。AOTF11は、ニオブ酸リチウム(LiNbO3
)基板に作成した回路中に偏光ビームスプリッタ(以下、「PBS」という)20と、くし形電極21と、SAW導波路22を備えた構成となっている。
くし形電極21にRF制御信号を印加するとSAW(Surface Acoustic Wave:弾性表面波)が励起される。SAWが伝搬している直線のSAW導波路22内では、音響光学効果により特定の波長の偏波が回転する。このとき回路の交差部に集積化されたPBS20が偏光に無依存で動作することにより、入力光(λa〜λh)を選択光(λd)と、非選択光(λa,λb,λc,λe,λf,λg,λh)に分け、それぞれを異なるポートへ導くことができる。選択光の波長は、くし形電極21に印加されるRF制御信号の周波数に依存し、複数のRF制御信号を入力すれば複数の選択光を得ることができる。以上のような原理を用いてAOTF11による波長選択を行うことができる(例えば、下記非特許文献1参照。)。
基準光源部12としては、広い発光スペクトルを有するLEDを用いて構成したものが開示されている(例えば、下記特許文献1〜3参照。)。
特開平3−233425号公報 特開平6−120605号公報 特開平10−262031号公報 近間 輝美、"フォトニックネットワーク"、[online]、1999年7月、雑誌FUJITSU、[平成16年11月19日検索]、インターネット〈URL:http://magazine.fujitsu.com/index2.html〉
しかしながら、従来のAOTFサブシステム10における基準光源部12の光源素子としては、一つの素子につき一つの波長のみを出力するという特性からDFB(Distributed FeedBack)−LDが用いられていた。このDFB−LDは、受光部14において出力波形のピークが顕著であり、制御部15におけるピーク検出が容易であるという長所をもつ反面、温度依存性や経時劣化による光源の信頼性の低下、価格が高価である、等の問題点を有しており、DFB−LDに変わる素子を用いて基準光源部12を構成したい要望があった。なお、基準光源部12としてLEDを用いただけでは、出力波形のピークを検出することができず、LEDをそのままAOTFサブシステムに適用することはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、信頼性が高く、安価に実現できる基準光源部を有した波長選択装置および波長選択方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、一対の同様な音響光学型波長可変フィルタの一方を波長選択用とし、他方をモニタ用とし、前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタに対して特定の波長光を入力する基準光源と、前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタを透過した光の強度を検出する受光手段と、前記受光手段により検出された前記光の強度に基づいて、前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタに対し、入力された波長光の中から選択した任意の波長光を透過させる所定周波数の制御信号を出力する制御手段と、を備えた波長選択装置において、前記基準光源は、少なくとも2つの透過帯域を有する光フィルタと、前記光フィルタの前記少なくとも2つの透過帯域のピーク間隔以上の波長帯域の光を出力する発光素子と、前記制御手段は、前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタに前記制御信号を印加する制御信号印加手段と、前記制御信号印加手段によって印加した前記制御信号と、当該制御信号に対応する前記受光手段による読み取り値に基づいて、前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタに対し前記基準光源から入力された少なくとも2つの波長光の波長を検出する波長検出手段と、前記制御信号印加手段によって印加した前記制御信号の周波数と、当該制御信号を印加したときに前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタを透過した透過光の前記受光手段による読み取り値との対応を示す透過特性を求め、前記透過特性から前記読み取り値に含まれる雑音部分と前記読み取り値の頂点部分を抽出し、抽出した前記雑音部分と前記頂点部分の値の和を1/2にした値を識別点として算出し、前記透過特性上の前記識別点に位置する2つの制御信号の周波数を求め、当該2つの制御信号の周波数の中間に位置する周波数(以下、ピーク周波数という)を求める周波数特定手段と、前記波長検出手段によって検出された前記少なくとも2つの波長光の波長と、前記少なくとも2つの波長光に対応した前記ピーク周波数に基づいて、前記任意の波長光を透過させる前記制御信号の周波数を導く1次式を算出する制御信号周波数算出手段と、前記制御信号周波数算出手段により算出した前記1次式を記憶する記憶手段と、前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタに入力された光のなかから前記任意の波長光を透過させるため、前記記憶手段に記憶された前記1次式に基づいて前記任意の波長光を透過させる前記所定周波数の制御信号を導き出し、前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタへ印加する制御信号出力手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、基準光源として用いる発光素子から出力された光は、光フィルタにより2つの透過帯域を有して透過しモニタ用の音響光学素子に入力される。制御手段は、基準光源から出力される2つの波長光の波長を用いて任意の波長光に対応した周波数の制御信号を前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタに出力する。これにより、簡易な基準光源を用いていながら波長光の波長に対応した周波数の制御信号を得ることができるようになる。
本発明にかかる波長選択装置および波長選択方法によれば、汎用の光部品を用いて基準光源部を構成することができ、高い信頼性を有し、経時劣化が少ない波長選択装置を安価に提供できるという効果を奏する。
図1は、本実施例における波長選択装置の構成を示す図である。 図2は、一般的な基準光源部からの出力スペクトルを示す図である。 図3は、本実施例における基準光源部からの出力スペクトルを示す図である。 図4は、本実施例におけるピークの検出動作を示すフローチャートである。 図5は、RF制御信号の周波数とPDの読み取り値の関係を示す図表である。 図6は、RF制御信号周波数−透過波長特性を示す図表である。 図7は、実施例で用いた光フィルタの一例の透過特性を示す図表である。 図8は、PD入力時の光信号のパワーごとのPDの読み取り値を示す図表である。 図9は、従来のAOTFサブシステムの構成を示す図である。 図10は、AOTFの構造を示す図である。
符号の説明
100 波長選択装置
101 AOTF
102 基準光源部
103 モニタ用AOTF
104 受光部
105 制御部
106 温度制御部
107 LED
108 光フィルタ
以下に、本発明にかかる波長選択装置および波長選択方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施例における波長選択装置の構成を示す図である。本実施例において波長選択装置を実現する波長選択装置100は、波長選択を行うAOTF101と、基準光源部102と、モニタ用AOTF103と、受光部104と、制御部105と、温度制御部106とによって構成される。
AOTF101と、モニタ用AOTF103は、モジュール化された一つのAOTFモジュールであるが、AOTF101とモニタ用AOTF103では、それぞれ独立した入出力用ポートを有しているため個別に記載した。AOTF101は、外部からの入力光である多重化信号光(λa〜λh)を任意の波長の光のみを選択して出力光(λd)として外部に出力させるものであり、波長選択装置100の主機能部として用いている。
このAOTF101によって選択される光の波長は、制御部105から印加されるRF制御信号の周波数に依存するため、高精度に任意の波長の光を選択するためには、RF制御信号の周波数と、選択される光の波長との関係を導き出す必要がある。RF制御信号の周波数とAOTF101によって選択される光の波長との関係は、線形の1次式として表すことができる。
したがって、モニタ用AOTF103に既知の波長の光を入力し、この既知の波長の光が選択光としてモニタ用AOTF103を透過するためのRF制御信号の周波数の値を求める。このように、2つ以上の既知の波長の光に関し、モニタ用AOTF103を透過させるための周波数値から、任意の波長の光がモニタ用AOTF103を透過するためのRF制御信号の周波数を算出するための1次式を求める。
モニタ用AOTF103を用いて求めた1次式は、制御部105に格納され、AOTF101に入力された多重化信号光から任意の選択光を出力させるためのRF制御信号の周波数を設定する際に用いる。
基準光源部102は、広帯域な波長の光を出力するLED(Light Emitting Diode)107と、複数の透過域を有する光フィルタ108からなる。例えば汎用のSLED(Superluminescent−LED)を用いることができる。SLEDは、例えば1520nm〜1590nmという広帯域において−40dBm以上の光出力を得ることができ、安価である(但し、dBm値は、0.1nmレゾリューション(分解能)の光スペクトラムアナライザで観測した時の値である。以下に記す光パワーも同様である。)。また、発光波長はCバンド帯域の他、設計変更によりLバンド帯域で用いる波長とすることもできる。この他、励起光源とEDF(Erbium−Doped Fiber)を用いて構成することもできる。この基準光源部102から出力される基準光は、光フィルタ108の有する透過域の数のピークを含んでいる。本実施例では、光フィルタ108に2つの透過域をもつファブリペローフィルタ(以下、「FPフィルタ」という)を用いる。これにより、基準光源部102は、2つのピーク(波長λ1,λ2)を有した基準光を出力する。
モニタ用AOTF103には、基準光が入力されるとともに、制御部105からRF制御信号が印加される。このRF制御信号は、周波数可変であり前述したようにRF制御信号の周波数の変化に応じて、AOTF101およびモニタ用AOTF103を透過する光、つまり選択光の波長が変化する。
モニタ用AOTF103を透過した光は、受光部104へ入力される。受光部104は、受光素子としてPD(Photo Diode)を備えている。PDは、入力された光の強度に比例した量の電流値を出力する。モニタ用AOTF103に入力されているのは、基準光(波長λ1,λ2)のみであるため、λ1およびλ2の光を透過させる周波数のRF制御信号を印加しているとき、PDの電流値もピークを示す。
図2は、一般的な基準光源部からの出力スペクトルを示す図であり、図3は、本実施例における基準光源部からの出力スペクトルを示す図である。横軸は周波数、縦軸は出力レベルである。図2に示すように光源素子として2つのDFB−LDを用いた基準光源部12(図9参照)から出力される基準光は、鋭利な出力スペクトルを示し、受光部14(図9参照)において高精度にピークを検出することができる。検出したピークは、基準光(波長λ1,λ2)であるから、このときのRF制御信号と、波長λ1,λ2との関係から、任意の波長の光信号を透過させるときのRF制御信号を導き出し、AOTF101へ印加するRF制御信号として用いることにより高精度な波長選択が可能となる。
本発明における基準光源部102から出力される基準光は、図3に示すように、光フィルタ108(図1参照)の透過特性により切り出された出力スペクトルであるため、半値幅(FWHM:Full Width at Half−Maximum)が広い。このままでは、受光部104において正確にピークを見極めることはできない。
この半値幅とは、波形のピーク振幅の2分の1の高さにおける横の広がり幅のことであり、ここでは、光フィルタ108の透過能を表す値として用いる。半値幅が狭いほどピークの検出が容易であり、図2に示すような出力スペクトルの基準光であれば、半値幅が極めて狭く、ピークの検出が容易であるが、本実施例のように基準光源部102がLED107と光フィルタ108で構成されている場合の半値幅は、光フィルタ108の有する透過能に依存するため、光フィルタ108の性能までしか半値幅を狭めることができない。また、現在のところDFB−LDのようなピークを出力できる透過特性を有した光フィルタは存在しない。したがって、本発明の実施例では、ある程度の半値幅をもったピークであっても基準光に対応したピークを正確に検出するために、以下に説明する方法を用いる。
図4は、本実施例におけるピークの検出動作を示すフローチャートである。図4を用いて、本実施例におけるピークの検出動作を説明する。まず、基準光源部102からモニタ用AOTF103へ基準光(波長λ1,λ2)を入力する(ステップS401)。
つぎに、制御部105において、モニタ用AOTF103へ印加されているRF制御信号の周波数と、受光部104のPDの読み取り値との関係を記憶する(ステップS402)。このステップでは、基準光(波長λ1,λ2)が入力されている状態にあるモニタ用AOTF103に制御部105から、周波数を変化させながらRF制御信号が印加され、モニタ用AOTF103を透過した光は受光部104へ入力される。受光部104内にはPDが備えられており、このPDの読み取り値を制御部105へ送る。PDの読み取り値とは、PDが光を受けたときに流れる電流値のことである。光の強度とPDの電流量は比例するため、電流値は、そのまま相対的な光強度を表すことになる。よって、制御部105が、印加したRF制御信号の周波数と、周波数に対応したPDの読み取り値の関係を記憶することは、基準光を透過させるための周波数を求めるためのデータの蓄積を行っていることとなる。
つぎに、RF制御信号の周波数とPDの読み取り値の関係から、2つのピーク(P1,P2)を抽出し、記憶する(ステップS403)。図5は、RF制御信号の周波数とPDの読み取り値の関係を示す図表である。横軸は制御部105から印加したRF制御信号の周波数(Hz)を表し、縦軸は受光部104におけるPDの読み取り値を相対的に表す。ステップS402の動作により制御部105には、図5に示すような関係が記録されている。PDの読み取り値には、純粋なモニタ用AOTF103から透過した光のみならずPDの素子自体の雑音や、他のポートからの漏れ光により発生した雑音も含まれている。ステップS403では、制御部105に記憶されたRF制御信号の周波数とPDの読み取り値の関係から、まずノイズレベルPnioseを定め、つぎにPDの読み取り値のなかから2つのピーク(P1,P2)を抽出し、記憶する。
引き続き、制御部105では、ステップS403で記憶したPnoiseと、ピーク値P1,P2を用いて基準光(波長λ1,λ2)に対応する真のピークを検出するため、下記の式(1),(2)を用いてピーク値P1とP2のそれぞれの波形から識別点となるP1a(識別点)と、P2a(識別点)を求める(ステップS404)。
P1a(識別点)=(P1+Pnoise)/2 …(1)
P2a(識別点)=(P2+Pnoise)/2 …(2)
そして、ステップS404で求めたP1a(識別点)と、P2a(識別点)を制御部105に記憶してあるRF制御信号の周波数と、PDの読み取り値の関係に当てはめ、P1a(識別点)でのRF制御信号の周波数f1l,f1hと、P2a(識別点)でのRF制御信号の周波数f2l,f2hを求める(ステップS405)。これらf1l,f1hと、f2l,f2hは、図5に示すように、識別点P1a,P2aそれぞれの波形上に位置する2つ(短波長f1l,f2l側と長波長f1h,f2h側)のRF制御信号の値である。
つぎに、ステップS405で求めたf1l,f1hと、f2l,f2hから、下記の式(3),(4)を用いて、基準光(波長λ1,λ2)に対応した真のピークを透過させたRF制御信号の周波数f1,f2を求め(ステップS406)、ピークの検出動作は終了する。なお、実験から、半値幅0.8nm以下の光フィルタ108であれば、このピークの検出の方法によって正確にピークを検出できることが確認されている。
f1=(f1l+f1h)/2 …(3)
f2=(f2l+f2h)/2 …(4)
図6は、RF制御信号周波数−透過波長特性を示す図表である。縦軸は、RF制御信号周波数(Hz)を表し、横軸は、透過波長(nm)を表す。基準光(波長λ1,λ2)と、基準光(波長λ1,λ2)がモニタ用AOTF103を透過するためのRF制御信号の周波数f1,f2が定まったことからRF制御信号周波数−透過波長特性を表す1次直線が求まる。この1次直線は、下記の式(5)で求めることができる。この1次直線から任意の波長λ3の光信号を透過させるためのRF制御信号の周波数f3を設定することができる。式(5)に示す1次直線は、制御部105に設けられた図示しない記憶部に記憶される。
f3=(f2−f1)/(λ2−λ1)×(λ3−λ1)+f1 …(5)
したがって、図1中の波長選択装置100において、Inから入力された多重化光信号(λa〜λh)のうち選択した波長(図示する例ではλd)の光信号のみをOutから出力するためには、多重化光信号が入力されるAOTF101に対し制御部105は、波長λdに対応したRF制御信号を印加すればよい。このとき印加するRF制御信号の周波数は、基準光(波長λ1,λ2)を用いて導き出した上記の式(5)を記憶部から読み出して用いればよい。また、複数の波長の光信号を出力したい場合には、上記の式(5)を用いて求めた複数のRF制御信号を印加すればよい。このように、2つの基準光の値と、この基準光を透過させるための制御信号の周波数の値との組み合わせによって、透過する波長光と、制御信号の周波数の関係を表す1次式の傾きと切片を求めた後、任意の波長光λ3を1次式である上記の式(5)の変数として入力し、この任意の波長光を透過させるための制御信号の周波数f3を算出する。
図7は、実施例で用いた光フィルタの一例の透過特性を示す図表である。縦軸は、透過損失(dB)を表し、横軸は、透過する光の波長(nm)を表す。図示のように、この光フィルタ108は、2つのピークを有する透過特性を有している。この光フィルタ108は、多層膜型のFPフィルタ(例えば、サンテック株式会社製;特開2004−138798および特開2004−177658参照。)であり、FSR(Free Spectro−Range):60nm、透過損失:5dB以下、Cバンド抑圧比:15dB以上、半値幅0.5nm以下という特性を有している。この光フィルタ108の透過特性を示したのが図7である。FSRは、波形のピーク間隔を表す値で、半値幅と同様に光フィルタ108の透過能を表す要素の一つである。
通常、基準光(波長λ1,λ2)には、伝送を行う光信号の波長帯域と異なる波長の光を利用し、なおかつ2つの基準光が光信号の波長帯域を挟むような配置となる波長である必要がある。また、現在の光ネットワークにおいては、主にCバンド(1530nm〜1565nm)波長の光が用いられており、例示した光フィルタ108のようにCバンドを挟み込むような位置となる波長の光を出力できるような特性が求められる。そのため、LED107から入力されるレーザ光の波長帯域は、光フィルタ108のFSR幅以上でなければならない。また、近年ではCバンドに加え、さらに波長の長いLバンド(1565nm〜1625nm)の利用も進められており、このような広帯域の多重化信号光に対応させる場合は、CバンドとLバンド両方を挟むような広いFSR幅を有した光フィルタ108および、そのFSR幅以上の波長帯域のLED107を用いる。
図8は、PD入力時の光信号のパワーごとのPDの読み取り値を示す図表である。この図8を用いて基準光を構成するLED107(図1参照)の性能の検討を行う。図8の横軸は制御部105からの制御信号周波数(kHz)を表し、縦軸は受光部104におけるPD読み取り値(光の相対強度)を表す。PDへの入力時の基準光のパワー(入力パワー)の値ごとにPDの読み取り値の波形にも変化が生じる。図8の結果と実験データから考慮して、ピークの判別が可能な波形を得るには、−65dBm以上入力パワーが必要である。先に述べたように本実施例の光フィルタ108(FPフィルタ)の透過損失は、5dB以下、AOTF103の透過損失は、最悪で5dBであることから、PDへの入力時に−65dBm以上の入力パワーをもつためのLED107の出力パワーは、−55dBm以上であればよい。
以上述べたように、本実施例における基準光源部102を構成するLED107は、最低でも一つのバンド(Cバンド、Lバンド等)に対応するため、出力レーザの帯域幅が30nm以上、出力パワーが−55dBm以上であればよい。また光フィルタ108については、最低でも一つのバンドを挟み込むような基準光を生成するため、FSRが30nm以上であり、ピークを検出するために半値幅は0.8nm以下とすることが望ましい。
このような条件の要求は、一般的なLED素子や光フィルタを用いて満足させることができるものであり、この発明の波長選択装置100は、従来のAOTFサブシステムより安価に製造できる。また、光フィルタ108は、受動素子であるため、経時劣化が起こらない。また、LED107も、DFB−LDと比較して端面劣化が少なく、また、精密な波長制御が要求されないため経時劣化の要因が少なく長寿命である。以上のことから、基準光源部102全体として高い信頼性を有し、安定した性能を維持できるものである。
以上説明したように、本実施例による波長選択装置および波長選択方法によれば、波長選択に必要な基準光源を安価な部品を用いて構成でき、信頼性の高い波長選択装置を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる波長選択装置および波長選択方法は、高い信頼性が求められるフォトニックネットワークの構成要素として有用であり、特に、メトロネットワークにおける光分岐挿入ノードに適している。

Claims (6)

  1. 一対の同様な音響光学型波長可変フィルタの一方を波長選択用とし、他方をモニタ用とし、前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタに対して特定の波長光を入力する基準光源と、前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタを透過した光の強度を検出する受光手段と、前記受光手段により検出された前記光の強度に基づいて、前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタに対し、入力された波長光の中から選択した任意の波長光を透過させる所定周波数の制御信号を出力する制御手段と、を備えた波長選択装置において、
    前記基準光源は、少なくとも2つの透過帯域を有する光フィルタと
    前記光フィルタの前記少なくとも2つの透過帯域のピーク間隔以上の波長帯域の光を出力する発光素子と、
    前記制御手段は、
    前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタに前記制御信号を印加する制御信号印加手段と、
    前記制御信号印加手段によって印加した前記制御信号と、当該制御信号に対応する前記受光手段による読み取り値に基づいて、前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタに対し前記基準光源から入力された少なくとも2つの波長光の波長を検出する波長検出手段と、
    前記制御信号印加手段によって印加した前記制御信号の周波数と、当該制御信号を印加したときに前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタを透過した透過光の前記受光手段による読み取り値との対応を示す透過特性を求め、前記透過特性から前記読み取り値に含まれる雑音部分と前記読み取り値の頂点部分を抽出し、抽出した前記雑音部分と前記頂点部分の値の和を1/2にした値を識別点として算出し、前記透過特性上の前記識別点に位置する2つの制御信号の周波数を求め、当該2つの制御信号の周波数の中間に位置する周波数(以下、ピーク周波数という)を求める周波数特定手段と、
    前記波長検出手段によって検出された前記少なくとも2つの波長光の波長と、前記少なくとも2つの波長光に対応した前記ピーク周波数に基づいて、前記任意の波長光を透過させる前記制御信号の周波数を導く1次式を算出する制御信号周波数算出手段と、
    前記制御信号周波数算出手段により算出した前記1次式を記憶する記憶手段と、
    前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタに入力された光のなかから前記任意の波長光を透過させるため、前記記憶手段に記憶された前記1次式に基づいて前記任意の波長光を透過させる前記所定周波数の制御信号を導き出し、前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタへ印加する制御信号出力手段と、
    を備えることを特徴とする波長選択装置。
  2. 前記制御信号周波数算出手段は、前記波長検出手段によって検出された前記少なくとも2つの波長光のうち、2つの波長光の波長と、当該2つの波長光を透過させるための前記ピーク周波数の値との組み合わせによって、前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタを透過する波長光の波長と、前記制御信号の周波数の関係を表す前記1次式の傾きと切片を求め、前記任意の波長光の波長を前記1次式の変数として入力し、前記任意の波長光を透過させるための前記所定周波数の制御信号を算出することを特徴とする請求項1に記載の波長選択装置。
  3. 前記発光素子は、LEDであることを特徴とする請求項1または2に記載の波長選択装置。
  4. 前記光フィルタは、多層膜型のファブリ・ペローフィルタであることを特徴とする請求項1または2に記載の波長選択装置。
  5. 前記音響光学型波長可変フィルタは、単一の素子上に前記モニタ用のポートと、前記波長選択用のポートとが独立して設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の波長選択装置。
  6. 一対の同様な音響光学型波長可変フィルタの一方を波長選択用とし、他方をモニタ用とし、少なくとも2つの透過帯域を有する光フィルタと、前記光フィルタの前記少なくとも2つの透過帯域のピーク間隔以上の波長帯域の光を出力する発光素子と、を備え、前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタに対して特定の波長光を入力する基準光源と、前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタを透過した光の強度を検出する受光手段と、前記受光手段により検出された前記光の強度に基づいて、前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタに対し、入力された波長光の中から選択した任意の波長光を透過させる所定周波数の制御信号を出力する制御手段と、を備えた波長選択装置の波長選択方法において、
    前記制御手段により実行される制御工程は、
    前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタに前記制御信号を印加する制御信号印加工程と、
    前記制御信号印加工程によって印加した前記制御信号と、当該制御信号に対応する前記受光手段による読み取り値に基づいて、前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタに対し前記基準光源から入力された少なくとも2つの波長光の波長を検出する波長検出工程と、
    前記制御信号印加工程によって印加した前記制御信号の周波数と、当該制御信号を印加したときに前記モニタ用の音響光学型波長可変フィルタを透過した透過光の前記受光手段による読み取り値との対応を示す透過特性を求め、前記透過特性から前記読み取り値に含まれる雑音部分と前記読み取り値の頂点部分を抽出し、抽出した前記雑音部分と前記頂点部分の値の和を1/2にした値を識別点として算出し、前記透過特性上の前記識別点に位置する2つの制御信号の周波数を求め、当該2つの制御信号の周波数の中間に位置する周波数(以下、ピーク周波数という)を求める周波数特定工程と、
    前記波長検出工程によって検出された前記少なくとも2つの波長光の波長と、前記少なくとも2つの波長光に対応した前記ピーク周波数に基づいて、前記任意の波長光を透過させる前記制御信号の周波数を導く1次式を算出する制御信号周波数算出工程と、
    前記制御信号周波数算出工程により算出した前記1次式を記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタに入力された光のなかから前記任意の波長光を透過させるため、前記記憶手段に記憶された前記1次式に基づいて前記任意の波長光を透過させる前記所定周波数の制御信号を導き出し、前記波長選択用の音響光学型波長可変フィルタへ印加する制御信号出力工程と、
    を含むことを特徴とする波長選択方法。
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