JP4659616B2 - 渦流式液体微粒化ノズル - Google Patents

渦流式液体微粒化ノズル Download PDF

Info

Publication number
JP4659616B2
JP4659616B2 JP2005507192A JP2005507192A JP4659616B2 JP 4659616 B2 JP4659616 B2 JP 4659616B2 JP 2005507192 A JP2005507192 A JP 2005507192A JP 2005507192 A JP2005507192 A JP 2005507192A JP 4659616 B2 JP4659616 B2 JP 4659616B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
gas
nozzle
attachment
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005507192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2004112970A1 (ja
Inventor
正明 池田
大祐 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPWO2004112970A1 publication Critical patent/JPWO2004112970A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4659616B2 publication Critical patent/JP4659616B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/02Spray pistols; Apparatus for discharge
    • B05B7/10Spray pistols; Apparatus for discharge producing a swirling discharge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/24Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
    • B05B7/2489Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device an atomising fluid, e.g. a gas, being supplied to the discharge device

Landscapes

  • Nozzles (AREA)

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を微粒化して噴霧吐出するノズルに係り、更に詳細には、半導体製造、薄膜精密コーティング、医療分析、科学分析等に適する渦流式液体微粒化ノズルに関する。
【背景技術】
【0002】
液体を微粒化して噴霧吐出するノズルは、塗装、造粒、燃焼、窯業における釉薬吹き付け、磁気ディスク等の薄膜精密コーティング等の多種多様な産業分野で使用されてきた。
【0003】
特に、特開平4−21551号公報、特開平4−59023号公報等で提案された渦流方式の微粒化ノズル、即ち、ノズル内部に導入された気体に高速の渦流を生ぜしめ、この高速渦流によって液体を粉砕して微粒化するノズルは、精密かつ安定的に、所望の超微粒子を得ることができることから、各産業分野において普及している。
【0004】
しかしながら、上記微粒化ノズルにおいては、従来その材質がステンレス、高力黄銅、黄銅等の金属製に限定されていたことから、酸性又はアルカリ性の液体を微粒化する場合では、液体がノズルを通過する過程において、金属イオンが溶出してしまうことが懸念されていた。
【0005】
更には、金属製からなる上記従来のノズルは、重量が嵩むため、ノズルを取り付ける各種部材に余分な負荷を与えてしまう等の問題も指摘されており、軽量化も要請されていた。
【0006】
そこで、金属イオンの溶出がなく、更には、耐薬品性、耐熱性の特徴を備えるとともに、軽量化を実現した合成樹脂製の微粒化ノズルを提供し、微粒化特性に優れた渦流式ノズルの汎用性を拡大する上で有意義な微粒化ノズル(下記特許文献1)が提案された。
【0007】
これは、図7に示すように、前方に気体噴射口a1が開口し側方に気体導入口a2が開口する中空状の合成樹脂製ノズルボディaと、ノズルボディaの内部に後方から挿着一体化され、前方に前記気体噴射口a1に臨む液体噴出口b1が開口し後方に液体導入口b2が開口する中空状の合成樹脂製液体通路部材bとを備え、液体通路部材bの前端部外周には、ノズルボディaの尖頭部内側領域と協働して、液体噴出口b1の前方に焦点をもつ高速旋回渦流を生成する旋回溝b2が形成されて、液体導入口b1から噴出する液体が気体噴射口a1から噴射する気体の高速旋回渦流cにより破砕されて微粒化される構造となっている。符号dは気体送給用チューブ(エアチューブ)で、気体導入口a2に挿着されたアタッチメントeに接続されている。符号fは液体送給用チューブで、液体導入口b2に挿着されたアタッチメントgに接続されている。
【特許文献1】
特願平11−66307号(明細書全体、図1から図4)
【0008】
しかし、前記したノズルでは、ノズルボディaの気体導入口a2および液体通路部材bの気体導入口b2にはアタッチメントe,gがそれぞれ螺着一体化されているため、ノズル内部に設けられた液体通路および気体通路内には、凹部b3や螺合部b4,a4が露呈した形態となっている。このため、凹部b3や螺合部b4,a4では流れがよどみ、よどみ部に滞留した流体(液体や気体)中の含有物質が凹部b3や螺合部b4,a4に堆積して経年変化(劣化や変性)し、これが噴霧対象液の微粒子中に不純物として混入するおそれがあり、このノズルを例えば半導体製造設備において使用する際には到底採用できないという問題が発生した。
【0009】
本発明は、前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、金属イオンの溶出がなく、更には、耐薬品性、耐熱性の特徴を備えるとともに、噴霧対象液の微粒子中に不純物が混入することもなく、軽量化を実現した渦流式液体微粒化ノズルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、請求項1に係る渦流式微粒化ノズルでは、前方に気体噴射口が開口し側方に気体導入口が開口する中空状の合成樹脂製ノズルボディと、前記ノズルボディの内部に後方から封止手段を介在させて挿着一体化され、前方に前記気体噴射口に臨む液体噴出口が開口し後方に液体導入口が開口する液体通路を内部に形成した中空状の合成樹脂製液体通路部材とを備え、前記ノズルボディ内側領域と前記液体通路部材間には、前記気体導入口に導入された気体を前記気体噴射口に導く気体通路が画成されるとともに、前記液体通路部材の前端部外周には、前記ノズルボディの尖頭部内側領域と協働して、前記液体噴出口の前方に焦点をもつ高速旋回渦流を生成する旋回溝が形成されて、前記液体噴出口から噴出する液体が前記気体噴射口から噴射する高速旋回渦流により破砕されて微粒化される渦流式液体微粒化ノズルにおいて、
前記ノズルボディおよび前記液体通路部材がフッ素樹脂で構成され、前記気体導入口および液体導入口には、フッ素樹脂で構成された筒状の流体送給路構成部材がそれぞれ嵌合され、さらに該嵌合部がそれぞれ溶着により固定かつ封止された構造で、前記気体導入口および液体導入口にそれぞれ固着された流体送給路構成部材の内周面と前記ノズル側の気体通路または液体通路の内周面とがそれぞれ面一に連続する渦流式微粒化ノズルであって、
前記流体送給路構成部材は、気体又は液体を送給するフッ素樹脂製チューブ、又は前記チューブを挿脱着可能に接続したフッ素樹脂製アタッチメントで構成され、少なくとも前記液体導入口には前記アタッチメントが固着され、前記アタッチメントは、その長手方向中央部から前方に延出し、前記導入口に嵌合されて溶着固定される円筒状前方延出部と、前記中央部後方側に延出する円筒状後方延出部と、チューブ先端部に挿着されて前記後方延出部内に回り止めされた形態に収容された円筒型のチューブ挿着用スリーブと、前記後方延出部の外周に設けられた雄ねじに螺合する雌ねじの形成されたナットとを備え、前記スリーブを含む前記アタッチメントの流体通路の内周面と該アタッチメントに接続された前記チューブの内周面が略面一になるように構成した。
【0011】
(作用)ノズルボディと液体通路部材間の挿着部がOリングやシートパッキンや溶着等の封止手段により封止されるとともに、気体導入口および液体導入口とそれぞれの流体送給路構成部材との嵌合部がそれぞれ溶着により固定かつ封止されて、ノズルの気体導入口および液体導入口の気密性が確保されている。
【0012】
ノズルボディ,液体通路部材およびそれぞれの流体送給路構成部材をフッ素樹脂で構成したので、ノズルを含むノズル周辺全体を軽量化できるとともに、従来の金属製ノズルの場合のように、微粒化対象である液体中に金属イオンを溶出させてしまうこともなく、耐薬品製や耐医薬性に優れ、半導体製造業、医薬製造、薬品製造、医療機器、科学分析等の分野でも使用することができる。
【0013】
また、気体導入口および液体導入口にそれぞれ固定された流体送給路構成部材の内周面とノズル側の気体通路または液体通路の内周面はそれぞれ面一に連続し、気体導入口における気体導入路および液体導入口における液体導入路には、従来技術において見られるように、流れがよどむ原因となりかつよどみ部に集まった流体中の含有物質が付着堆積し易い凹部や螺合部が存在しない。このため、流体送給路構成部材からノズルの気体導入口および液体導入口に導入された気体および液体の流れは、気体導入口や液体導入口においてよどむことなく、ノズル内の気体通路および液体通路を介して気体噴射口および液体噴出口にそれぞれスムーズに導かれて、噴霧された液体微粒子中に液体や気体中の含有物質が経年変化(劣化や変性)したものが不純物として混入することがない。
【0014】
なお、ノズルボディと液体通路部材間の挿着部には螺合部や嵌合部といった部位が設けられており、これらがノズルの気体通路内に露呈することになるが、液体(含有物質)と比べてほとんど粘性のない気体(含有物質)はこれらの部位に付着堆積しにくいし、さらにこれらの部位(螺合部や嵌合部)は気体導入口を挟んだ気体噴射口と反対側の気体通路としてほとんど機能しない位置にあるため、ノズルボディと液体通路部材間の挿着部における螺合部や嵌合部に気体含有物質が付着堆積するおそれはほとんどない。
【0016】
また、ノズルの気体導入口および液体導入口のみならず、気体供給源から供給される加圧気体を気体導入口に送給する送給路(気体送給用チューブ)および液体供給源から供給される液体を液体導入口に送給する送給路(液体送給用チューブ)においても、流体中の含有物質が付着堆積する部位が存在しないので、ノズルから噴霧された液体微粒子中に液体や気体中の含有物質が経年変化(劣化や変性)したものが不純物として混入することが全くない。
【0018】
また、ノズルの液体導入口にアタッチメントが固着された場合には、ノズルの液体導入口に固着されているアタッチメントに対し液体送給用チューブを簡単に挿脱着できるので、必要に応じて液体送給用チューブのアタッチメントとの接続を解除して、液体中の含有物質が付着堆積するおそれのあるアタッチメントのチューブ接続部を洗浄することができる。また、別の液体供給源から延びる他の液体送給用チューブをアタッチメントに接続することで、他の液体を微粒子化できる。
【0020】
また、ノズルの気体導入口にアタッチメントが固着された場合には、ノズルの気体導入口に固着されているアタッチメントに対し気体送給用チューブを簡単に挿脱着できるので、必要に応じて気体送給用チューブのアタッチメントとの接続を解除して、気体中の含有物質が付着堆積するおそれのあるアタッチメントのチューブ接続部を洗浄することができる。
【0021】
また、別の気体供給源から延びる他の気体送給用チューブをアタッチメントに接続することで、他の気体を用いて液体を微粒子化できる。
【0023】
また、ノズルに固着されているそれぞれのアタッチメントに対し液体送給用チューブおよび気体送給用チューブを簡単に挿脱着できるので、必要に応じて液体送給用チューブおよび気体送給用チューブのアタッチメントとの接続を解除して、流体中の含有物質が付着堆積するおそれのあるアタッチメントのチューブ接続部を洗浄することができる。
【0024】
また、別の液体供給源から延びる他の液体送給用チューブや別の気体供給源から延びる他の気体送給用チューブをそれぞれのアタッチメントに接続することで、他の液体を微粒子化したり、他の気体を用いて液体を微粒子化できる。
【0025】
請求項においては、請求項1に記載の渦流式微粒化ノズルにおいて、前記ノズルボディの後端部に、前記気体噴射口に連通する挿着孔を設け、該挿着孔に、封止手段であるOリングを介して前記液体通路部材を螺着固定するように構成した。
【0026】
(作用)液体通路部材が挿着孔内に挿入される方向にノズルボディと液体通路部材とを螺合することで、ノズルとして簡単に固定一体化できる。液体通路部材を挿着しノズルボディの挿着孔における気密性は、封止手段であるOリングによって確保できる。
【発明の効果】
【0027】
請求項1によれば、ノズルボディ,液体通路部材およびそれぞれの流体送給路構成部材をフッ素樹脂で構成したので、軽量化によりノズルとしての取り扱いが容易で、微粒化対象である液体中に金属イオンも溶出しないので、半導体製造業、医薬製造、薬品製造、医療機器、科学分析などの広範な分野で広く使用することができる。
【0028】
また、ノズルの気体導入口および液体導入口にそれぞれ導入された気体および液体の流れは、気体導入口や液体導入口においてよどむことなくノズル内の気体通路および液体通路を介して気体噴射口および液体噴射口にそれぞれスムーズに導かれて、ノズルから噴霧された液体微粒子中に液体や気体中の含有物質が経年変化(劣化や変性)したものが不純物として混入することがないので、不純物の混入しない液体の超微粒化が可能となる。
【0029】
また、気体送給用チューブからノズルの気体噴射口に至るまでの気体送給路および液体送給用チューブからノズルの液体噴出口に至るまでの液体送給路には、流体中の含有物質が付着堆積するおそれのある部位が一切存在しないので、不純物が確実に混入しない液体の超微粒子化が可能となる。
【0030】
また、液体送給用チューブをアタッチメントから簡単に着脱できるので、液体中の含有物質が付着堆積するおそれのあるアタッチメントのチューブ接続部を適宜洗浄することで、噴霧された液体微粒子中への不純物の混入に対処できるとともに、液体送給用チューブとともに液体供給源を取り替えることで、種々の液体の微粒子化に対応できる。
【0031】
また、気体送給用チューブをアタッチメントから簡単に着脱できるので、気体中の含有物質が付着堆積するおそれのあるアタッチメントのチューブ接続部を適宜洗浄することで、噴霧された液体微粒子中への不純物の混入に対処できるとともに、気体送給用チューブとともに気体供給源を取り替えることで、種々の気体を用いた液体の微粒子化に対応できる。
【0032】
また、液体送給用チューブおよび気体送給用チューブをアタッチメントから簡単に着脱できるので、流体中の含有物質が付着堆積するおそれのあるアタッチメントのチューブ接続部を適宜洗浄することで、不純物の混入に対処できるとともに、液体送給用チューブとともに液体供給源を、また気体送給用チューブとともに気体供給源をそれぞれ取り替えることで、種々の気体を用いた種々の液体の微粒子化に対応できる。
【0033】
請求項によれば、構成が非常に簡潔な上に、ノズルボディの挿着孔にOリングを介在させて液体通路部材を螺合させることでノズルとして簡単に一体化できるので、ノズルの組み立ても容易である。
【0034】
次に、本発明の好適な実施形態について、実施例に基づいて説明する。
【0035】
図1〜4は、本発明の第1の実施例である液体微粒化ノズルを示し、図1は同ノズルの縦断面図、図2は同ノズルの部品構成を示す分解斜視図、図3は高速渦流発生部を形成する液体通路部材上端部(前端部)の構成を示す部分斜視図、図4は同ノズルを使用して液体を微粒化する場合の具体的な実施例を示す、簡略化したレイアウト図である。
【0036】
これらの図において、符号1は、液体微粒化ノズルのノズル本体で、その外観構成は、先細りのテーパー形状の尖頭部203を備えた中空のフッ素樹脂製のノズルボディ2と、該ノズルボディ2の内側に螺着されたフッ素樹脂製の液体通路部材3と、から構成され、ノズルボディ2にはフッ素樹脂製の気体送給用チューブ15が直接接続され、一方、液体通路部材3には、フッ素樹脂製のアタッチメント4を介してフッ素樹脂製の液体送給用チューブ5が接続されている。
【0037】
ノズルボディ2は、前後に開口する中空状の外周部207を垂直方向に刳り抜いて形成された気体導入口202と、前記尖頭部203の先端に形成された開口部であって、前記気体導入口202から導入される気体Aを前方外部に噴出する気体噴射口201と、ボディ2の後端に形成された開口部であって、中子状の液体通路部材3を挿着する挿着孔205と、ノズルボディ2の外周部207に対向形成された一対の凹状平坦部204(図2参照)と、から外観上構成されている。尚、上記一対の凹状平坦部204は、微粒化ノズル1を把持部材で挟んで、周辺部材に固定し易くしたり、スパナで把持される部位となってノズルの組立てを容易化したり等するために、設けられたものである。
【0038】
次に、図1〜3を参照して、液体通路部材3の外観構成を説明する。
【0039】
液体通路部材3は、上記ノズルボディ2の中空内部に挿着一体化されて、ノズルボディ2の内側と協働して空気通路7を画成するとともに、その内部には、前後に延びる液体通路8が形成されている。
【0040】
即ち、液体通路部材3は、液体Rの通路8となる円筒状の管部305と、該管部305の前端部に開口形成され、液体Rを外部に吐出する液体噴出口301と、該液体噴出口301のやや後方位置に管部305の周方向にリング状に突設され、気体Aを渦流化する複数の渦流形成溝304が設けられたリング部302と、該リング部302で囲まれた内側領域に前記渦流形成溝304と連通するように形成されて、前方に開口するリング状溝部303と、管部305の後方に周設され、ノズルボディ2の挿着孔205の内周に形成された雌ねじ部206に螺合する雄ねじ部308と、該雄ねじ部308の後方に周方向に突設したOリング装着用の段差部310と、該段差部310の更に後方に形成され、ノズルボディ2との間で溶着される部位となるフランジ部312と、最後端部に形成され、液体導入口316が設けられたスパナ把持部314と、から構成されている。符号312aは、フランジ部312の外周面に設けられた平坦なスパナ掛部である。
【0041】
符号317は、ノズルボディ2と液体通路部材3(の段差部310)間に介装されたOリングで、挿着方向(図1左右方向)に圧縮されることで、両者2,3間の螺合部206、308の圧接力を高めることで両者2,3の相対回動を拘束するとともに、挿着孔205を封止するように作用する。符号318は溶着部で、ノズルボディ2と液体通路部材3間の挿着固定と挿着孔205の封止を確実にするように作用する。なお、ノズルボディ2と液体通路部材3間の固定および挿着孔205の封止は、前記した螺合部206、308とOリング317だけでも十分であることから、この溶着部318は必ずしも必要ではない。
【0042】
一方、アタッチメント4は、全体が筒形状に形成されて、その内部には、液体通路401形成されており、長手方向中央部のアタッチメント基部402の前方に延出する円筒状前方延出部403と、アタッチメント基部402の後方に延出する円筒状後方延出部404と、後方延出部404内に回り止めされた形態に収容された円筒型のチューブ挿着用スリーブ405と、後方延出部404の外周に設けられた雄ねじ404aに螺合する雌ねじ406aの形成されたナット406で構成されている。
【0043】
そして、アタッチメント4の前方状延出部403が液体通路部材3の液体導入口316に嵌合されるとともに、液体導入口316の周縁部が溶着されて、液体通路部材3にアタッチメント4が固定されかつ嵌合部(液体導入口316)が封止されて、液体通路部材3の液体通路8とアタッチメント4の液体通路401とが連通している。符号410は、溶着部を示す。特に、図1に示すように、アタッチメント4の前方延出部403の内周面(液体通路401の内周面)403aと液体通路部材3の液体通路8の内周面8aは面一に連続するように構成されて、液体導入口316の液体導入路には、従来技術において見られるように、流れがよどむ原因となりかつよどみ部に集まった流体中の含有物質が付着堆積し易い凹部や螺合部が存在しない。このため、アタッチメント4の液体通路401からノズルの液体導入口316に導入された液体は、途中でよどむことなく液体通路8を介して前方の液体噴出口301にスムーズに導かれるので、ノズル1により噴霧された液体微粒子中に液体R中の含有物質が経年変化(劣化や変性)したものが不純物として混入することがない。
【0044】
また、チューブ挿着用スリーブ405は、特殊治具を使ってチューブ5の先端部に挿着することができ、挿着されたスリーブ405の内周面とチューブ5の内周面は略面一となる。そして、チューブ5に接続したスリーブ405をアタッチメント4の後方延出部404内に挿入し、ナット406を締め付けることで、図1に示すように、液体送給用チューブ5の先端部をチューブ挿着スリーブ405の外周面と後方延出部404内周面で把持した形態に保持でき、これによって液体送給用チューブ5をアタッチメント4の後端部に接続一体化できる。一方、ナット406を緩めることで、スリーブ405付液体送給用チューブ5の接続を解除することができ、スリーブ405付液体送給用チューブ5をアタッチメント4の後端部から簡単に取り外すことができる。
【0045】
また、アタッチメント4と液体送給用チューブ5との接続部には、例えばアタッチメント4の液体通路401とスリーブ405の内周面間の段差401a等といった、液体の流れがよどむ原因となる段差部が存在するが、ノズル1に一体化されているアタッチメント4に対し液体送給用チューブ5を簡単に挿脱着できるので、必要に応じてスリーブ付き液体送給用チューブ5のアタッチメント4との接続を解除して、液体中の含有物質が付着堆積するおそれのあるアタッチメント4のチューブ接続部を洗浄すればよい。
【0046】
また、ノズルボディ2の気体導入口202には、図1に示すように、フッ素樹脂製の気体送給用チューブ15が直接固着されている。すなわち、気体供給源から延びる気体送給用チューブ15の先端部が気体導入口202に嵌合され、該嵌合部が溶着により固定かつ封止されて、気体送給用チューブ15内と気体導入口202とが連通するとともに、気体導入口202の気密性が確保されている。符号320は、溶着部を示す。特に、気体送給用チューブ15の内周面15aとノズル1側の気体通路7の内周面7aは面一に連続するように構成されて、気体導入口202の気体導入路には、従来技術において見られるように、流れがよどむ原因となりかつよどみ部に集まった気体中の含有物質が付着堆積し易い凹部や螺合部が存在しない。このため、気体送給用チューブ15からノズルの気体導入口202に導入された気体は、途中でよどむことなく気体通路7を介して前方の気体噴射口201にスムーズに導かれるので、ノズル1により噴霧された液体微粒子中に気体A中の含有物質が経年変化(劣化や変性)したものが不純物として混入することがない。
【0047】
なお、気体通路7内には、ノズルボディ2と液体通路部材3間の螺合部206、308が露呈しているが、液体(含有物質)と比べて粘性のほとんどない気体(含有物質)はこれらの部位に付着堆積しにくいし、しかも螺合部206、308は気体導入口202を挟んだ気体噴射口201と反対側であって気体通路7としてほとんど機能しない位置にあるため、螺合部206、308に気体含有物質が付着堆積するおそれはほとんどない。したがって、螺合部206、308の存在が、噴霧された液体微粒子中に気体A中の含有物質が経年変化したものが不純物として混入する要因となることはない。
【0048】
前記したようにノズル1を構成するノズルボディ2と液体通路部材3に加えて、アタッチメント4,液体送給用チューブ5および気体送給用チューブ15もフッ素樹脂で構成されて、微粒化対象の液体Rに金属イオン(例えば、鉄イオン,銅イオン,アルミニウムイオンなど)を溶出させないことは勿論、ノズル本体1を含めたノズル周辺領域全体が軽量化されるとともに、耐薬品性、耐医薬性耐薬品製や耐医薬性に優れ、半導体製造業、医薬製造、薬品製造、医療機器、科学分析等の分野でも広く使用することができる。
【0049】
さらに、スリーブ付液体送給用チューブ5の着脱が簡単なことから、別の液体供給源から延びるスリーブ付液体送給用チューブをアタッチメント4に接続することで、他の液体の微粒子化にも簡単に対応できる。
【0050】
ここで、本実施例に係る微粒化ノズル1の内部構成について、図1,3に基づき説明する。
【0051】
ノズルボディ2の内周壁205と、液体通路部材3の管部305で囲まれた領域は、気体導入孔202から導入された気体Aが通過する気体通路7を形成し、該気体通路7を通って、気体Aは前方(図3では上方)へ向かい、下記する高速渦流発生部Wを経て、高速渦流気体(T)とされる。
【0052】
この高速渦流発生部Wは、液体通路部材3のリング部302に形成された渦流形成溝304と、該渦流形成溝304に連通するリング状溝部303と、このリング状溝部303から気体噴射口201へ至る領域と、ノズルボディ2の尖頭部203の内周壁と、から構成され、これらの部材等及び領域が協働して高速渦流気体Tを発生させる。
【0053】
渦流形成溝304は、リング部302にスパイラル状に溝切りされて形成されており、本実施例では、計6カ所、等間隔に形成されている。
【0054】
この渦流形成溝304の形状特性によって、気体通路7(図3参照)内を進行(図3では上昇)してきた気体Aは、上記高速渦流発生部Wにおいて、平均化された気流へ整流されながら前方(図3では上方)へ向かう(先細りの)略円錐状の高速渦流気体Tに変換され、気体噴射口201から噴出される。
【0055】
そして、図1に示す焦点Fの位置で、液体噴出口301から吐出されてくる液体Rが高速渦流気体Tと接触して破砕され、微粒化液体Rmとされて前方へ噴霧される。
【0056】
以下、図4を参照して、本実施例の微粒化ノズル1を使用して液体Rを微粒化する場合において、液体R、気体Aのそれぞれを、ノズル1に送り込む方法の実施例について説明する。
【0057】
まず、液体送給用チューブ5からノズル1に送り込まれる微粒化対象の液体(純水)Rは、液体タンク504に、必要量貯めておく。そして、液体(純水)Rは、該タンク504からストレーナ503で濾過した後、液送ポンプ502による圧力によって、液体送量調整バルブ(オリフィス又は電磁バルブなど)501で送量調整を行いノズル1へ送り込む。尚、符号505は、液体送量調整過程で、余分な液体(純水)Rを再び液体タンク504に戻す返送管を示している。
【0058】
一方、液体(純水)を微粒化するための気体(空気)Aは、エアーコンプレサ903からオンオバルブ902及び圧力微調整用バルブ901を経て、ノズル1の気体導入孔202からノズル1内部へ送り込まれる。
【0059】
尚、液体(純水)Rおよび気体(空気)Aのそれぞれを、ノズル1に送り込む方法は、上記実施形態に限定するものではなく、液体タンク504をエアーコンプレッサ903から導入される気体で加圧し、圧力調整弁を介して液体をノズル1に送り込む、タンク加圧方式等も採用し得る。
【0060】
図5は、本発明の第2の実施例である液体微粒化ノズルの縦断面図である。
前記した第1の実施例では、ノズル1の気体導入口202に直接、気体送給用チューブ15が溶着により固定され、ノズル1の液体導入口316に溶着により固定されたアタッチメント4に、液体送給用チューブ5が挿脱着できるように接続されているが、この第2の実施例では、ノズル1の気体導入202に固定されたフッ素樹脂製のアタッチメント4Aに、フッ素樹脂製の気体送給用チューブ15が挿脱着できるように接続されている。符号320は溶着部を示す。
【0061】
即ち、アタッチメント4Aは、直角に屈曲して貫通する気体通路401Aと、アタッチメント基部402Aの前方に延出する円筒状前方延出部403Aと、アタッチメント基部402Aの側方に延出する円筒状側方延出部404Aと、側方延出部404Aの内側に回り止めされた形態に収容されたチューブ挿着用スリーブ405Aと、側方延出部404Aの外周に設けられた雄ねじ404aに螺合する雌ねじ406aの形成されたナット406Aで構成されている。
【0062】
そして、アタッチメント4Aの前方延出部403Aが気体導入口202に嵌合されるとともに、気体導入口202の周縁部が溶着されて、嵌合部が固定されかつ封止されて、アタッチメント4Aの気体通路401Aとノズル1の気体通路7とが連通している。特に、アタッチメント4Aの前方延出部403Aの内周面(気体通路401Aの内周面)403aとノズル1の気体通路7内周面7aは面一に連続するように構成されて、アタッチメント4Aの気体通路401Aからノズル1の気体通路7に導かれ気体は、途中でよどむことなく前方の気体噴射口201にスムーズに導かれる。
【0063】
また、特殊治具を使って気体送給用チューブ15の先端にチューブ挿着用スリーブ405Aを挿着一体化して、チューブ15の内周面とスリーブ405の内周面とを略面一とした上で、スリーブ405Aをアタッチメント4Aの後方延出部404A内に挿入し、ナット406Aを締め付けることで、図5に示すように、気体送給用チューブ15の先端部をチューブ挿着スリーブ405Aの外周面と後方延出部404A内周面で把持した形態に保持でき、これによって気体送給用チューブ15をアタッチメント4Aの後端部に接続一体化できる。
【0064】
一方、ナット406Aを緩めることで、スリーブ付気体送給用チューブ15の接続を解除することができ、スリーブ付気体送給用チューブ15をアタッチメント4Aの後端部から簡単に取り外すことができる。このため、アタッチメント4Aと気体送給用チューブ15との接続部には、例えばアタッチメント4Aの気体通路401Aとスリーブ405Aの内周面間の段差401b等といった、気体の流れがよどむ原因となる段差部が存在するが、必要に応じてスリーブ付気体送給用チューブ15のアタッチメント4Aとの接続を解除して、気体中の含有物質が付着堆積するおそれのあるアタッチメント4Aのチューブ接続部を洗浄すればよい。
【0065】
また、アタッチメント4Aに対しスリーブ付気体送給用チューブ15を簡単に挿脱着できるので、スリーブ付気体送給用チューブ15を別の気体供給源から延びる他の気体送給用チューブに取り替えることで、他の気体を用いて液体を微粒子化することもできる。
【0066】
また、この第2の実施例では、前記第1の実施例で設けられている溶着部318が設けられておらず、ノズルボディ2と液体通路部材3間の固定および封止は、ノズルボディ2と液体通路部材3間の螺合部206,308とOリング317だけで構成されている。
【0067】
その他は前記した第1の実施例と同一であり、同一の符号を付すことで、その重複した説明は省略する。
【0068】
図6は、本発明の第3の実施例である液体微粒化ノズルの縦断面図である。
【0069】
前記した第1,第2の実施例では、ノズルボディ2と液体通路部材3間挿着部の固定手段が少なくとも螺合部206,308とOリング317で構成されているが、この第3の実施例では、ノズルボディ2と液体通路部材3間挿着部が溶着部312だけで固定かつ封止された構造となっている。
【0070】
即ち、ノズルボディ2の内周面および液体通路部材3の外周面には、雌ねじ部206,雄ねじ部308に相当するものがなく、互いに軸方向に係合する段差部209,309だけが設けられている。
【0071】
さらに、前記した第1の実施例では、ノズル1の気体導入口202に直接、気体送給用チューブ15が固定され、ノズル1の液体導入口316に固定されたアタッチメント4に対し液体送給用チューブ5が挿脱着できるように接続されているが、この第3の実施例では、ノズル1の液体導入口316にも直接、液体送給用チューブ5が固定されている。
【0072】
即ち、液体供給源から延びるフッ素樹脂製の液体送給用チューブ5の先端部が液体導入口316に嵌合され、該嵌合部が溶着により固定かつ封止されて、液体送給用チューブ5内と液体導入口316とが連続するとともに、液体導入口316の気密性が確保されている。特に、液体送給用チューブ5の内周面5aとノズル1側の液体通路8の内周面8aは面一に連続するように構成されて、液体送給用チューブ5からノズル1側の液体通路8に導かれた液体は、途中でよどむことなく前方の液体噴出口301にスムーズに導かれる。
【0073】
その他は、前記した第1の実施例と同一であり、同一の符号を付すことで、その重複した説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【0074】
[図1]本発明の第1の実施例である液体微粒化ノズルの縦断面図である。
[図2]同微粒化ノズルの部品構成を示す分解斜視図である。
[図3]高速渦流発生部を形成する液体通路部材上端部(前端部)の構成を示す部分斜視図である。
[図4]同ノズルを使用して液体を微粒化する場合の具体的な実施例を示す、簡略化したレイアウト図である。
[図5]本発明の第2の実施例である液体微粒化ノズルの縦断面図である。
[図6]本発明の第3の実施例である液体微粒化ノズルの縦断面図である。
[図7]従来の液体微粒化ノズルの縦断面図である。
【符号の説明】
【0075】
1 微粒化ノズル本体
2 ノズルボディ
3 液体通路部材
4 液体送給用チューブ接続用アタッチメント
4A 気体送給用チューブ接続用アタッチメント
5 液体送給用チューブ
5a 液体送給用チューブの内周面
7 気体通路
7a 気体通路の内周面
8 液体通路
8a 液体通路の内周面
15 気体送給用チューブ
15a 気体送給用チューブの内周面
201 気体噴射口
202 気体導入孔
203 尖頭部
206,308 ノズルボディと液体通路部材間の固定手段である螺合部
301 液体噴出口
309 液体通路管
316 液体導入口
317 ノズルボディと液体通路部材間の封止手段であるOリング
318、320、410 溶着部
W 高速渦流発生部
403a 気体(液体)送給用チューブ接続用アタッチメントの気体(液体)通路の内周面
504 液体供給源である液体タンク
903 気体供給源であるエアコンプレッサ

Claims (2)

  1. 前方に気体噴射口が開口し側方に気体導入口が開口する中空状の合成樹脂製ノズルボディと、
    前記ノズルボディの内部に後方から封止手段を介在させて挿着一体化され、前方に前記気体噴射口に臨む液体噴出口が開口し後方に液体導入口が開口する液体通路を内部に形成した中空状の合成樹脂製液体通路部材とを備え、
    前記ノズルボディ内側領域と前記液体通路部材間には、前記気体導入口に導入された気体を前記気体噴射口に導く気体通路が画成されるとともに、前記液体通路部材の前端部外周には、前記ノズルボディの尖頭部内側領域と協働して、前記液体噴出口の前方に焦点をもつ高速旋回渦流を生成する旋回溝が形成されて、前記液体噴出口から噴出する液体が前記気体噴射口から噴射する高速旋回渦流により破砕されて微粒化される渦流式液体微粒化ノズルにおいて、
    前記ノズルボディおよび前記液体通路部材がフッ素樹脂で構成され、
    前記気体導入口および液体導入口には、フッ素樹脂で構成された筒状の流体送給路構成部材がそれぞれ嵌合され、さらに該嵌合部がそれぞれ溶着により固定かつ封止された構造で、
    前記気体導入口および液体導入口にそれぞれ固着された流体送給路構成部材の内周面と前記ノズル側の気体通路または液体通路の内周面とがそれぞれ面一に連続する渦流式微粒化ノズルであって、
    前記流体送給路構成部材は、気体又は液体を送給するフッ素樹脂製チューブ、又は前記チューブを挿脱着可能に接続したフッ素樹脂製アタッチメントで構成され、
    少なくとも前記液体導入口には前記アタッチメントが固着され、
    前記アタッチメントは、その長手方向中央部から前方に延出し、前記導入口に嵌合されて溶着固定される円筒状前方延出部と、前記中央部後方側に延出する円筒状後方延出部と、チューブ先端部に挿着されて前記後方延出部内に回り止めされた形態に収容された円筒型のチューブ挿着用スリーブと、前記後方延出部の外周に設けられた雄ねじに螺合する雌ねじの形成されたナットとを備え、
    前記スリーブを含む前記アタッチメントの流体通路の内周面と該アタッチメントに接続された前記チューブの内周面が略面一に構成されたことを特徴とする渦流式微粒化ノズル。
  2. 前記ノズルボディの後端部には、前記気体通路に連通する挿着孔が設けられ、該挿着孔に、封止手段であるOリングを介して前記液体通路部材が螺着固定されたことを特徴とする請求項1に記載の微粒化ノズル。
JP2005507192A 2003-06-23 2004-05-28 渦流式液体微粒化ノズル Expired - Lifetime JP4659616B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003178318 2003-06-23
JP2003178318 2003-06-23
PCT/JP2004/007369 WO2004112970A1 (ja) 2003-06-23 2004-05-28 過流式液体微粒化ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2004112970A1 JPWO2004112970A1 (ja) 2006-07-27
JP4659616B2 true JP4659616B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=33534979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005507192A Expired - Lifetime JP4659616B2 (ja) 2003-06-23 2004-05-28 渦流式液体微粒化ノズル

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4659616B2 (ja)
WO (1) WO2004112970A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103657913A (zh) * 2013-11-30 2014-03-26 无锡大阿福信息科技有限公司 一种喷雾器喷嘴结构

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313049A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Atomakkusu:Kk 微粒子噴射装置
SG128596A1 (en) * 2005-06-13 2007-01-30 Victaulic Co Of America High velocity low pressure emitter
JP5638826B2 (ja) * 2010-03-31 2014-12-10 株式会社吉野工業所 粉体吸入デバイス
CN103846172B (zh) * 2012-11-28 2016-05-18 山东中烟工业有限责任公司青岛卷烟厂 外混式双介质雾化喷嘴

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0492121U (ja) * 1990-12-20 1992-08-11
JPH06296937A (ja) * 1993-04-13 1994-10-25 Kimitoshi Mato バブリング洗浄装置
JPH08128389A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Hitachi Ltd バルブ駆動制御方法およびバルブ駆動制御装置ならびに流動体供給制御装置
JPH1152392A (ja) * 1997-08-08 1999-02-26 Toshiba Electron Eng Corp 液晶表示装置の製造装置
JP2000254554A (ja) * 1999-03-12 2000-09-19 Kimitoshi Mato 微粒化ノズル
JP2001137747A (ja) * 1999-11-17 2001-05-22 Kimitoshi Mato 微粒化ノズル
JP2004008877A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Kimitoshi Mato 液体の微粒化方法および装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61248994A (ja) * 1985-04-27 1986-11-06 間藤 公利 二流体ノズル

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0492121U (ja) * 1990-12-20 1992-08-11
JPH06296937A (ja) * 1993-04-13 1994-10-25 Kimitoshi Mato バブリング洗浄装置
JPH08128389A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Hitachi Ltd バルブ駆動制御方法およびバルブ駆動制御装置ならびに流動体供給制御装置
JPH1152392A (ja) * 1997-08-08 1999-02-26 Toshiba Electron Eng Corp 液晶表示装置の製造装置
JP2000254554A (ja) * 1999-03-12 2000-09-19 Kimitoshi Mato 微粒化ノズル
JP2001137747A (ja) * 1999-11-17 2001-05-22 Kimitoshi Mato 微粒化ノズル
JP2004008877A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Kimitoshi Mato 液体の微粒化方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103657913A (zh) * 2013-11-30 2014-03-26 无锡大阿福信息科技有限公司 一种喷雾器喷嘴结构

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004112970A1 (ja) 2004-12-29
JPWO2004112970A1 (ja) 2006-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4442003A (en) Filter assembly
US9352341B2 (en) Methods and systems for delivering fluid through horns for applying multiple component material
US4537357A (en) Spray guns
EP2736651B2 (en) Spray head assembly with integrated air cap/nozzle for a liquid spray gun
JP2004243318A (ja) ガンに取りつけた自動空気式マニホールド
US7575182B2 (en) Nozzle structure
EP2319626B1 (en) Spray applicator for particulate material
JP4659616B2 (ja) 渦流式液体微粒化ノズル
JPH078850A (ja) 流体噴霧ガン
JP2000254554A (ja) 微粒化ノズル
JP5021925B2 (ja) 粉体と液体の多様な混合微粒化が可能な渦流式微粒化ノズル
US20180141063A1 (en) Cosmetic air brush
JP2001046920A (ja) 噴霧器
JP4914089B2 (ja) 液体送給菅嵌入型渦流式微粒化ノズル
JPH09103715A (ja) 粉体噴霧塗装用噴射装置
JPH0349669B2 (ja)
JP2008200602A (ja) 塗装用スプレーガン
SE504838C2 (sv) Anordning vid ett sprayrörsmunstycke
JP3228584U (ja) 材料供給装置を取り替えて取り付けるために両側に材料入口通路を有する手動の吹付け装置
JP5232267B2 (ja) 液体ホーニング用噴射ガン
GB2119288A (en) Air spray gun
JPS6326199Y2 (ja)
JPH0459023B2 (ja)
JPH0745018B2 (ja) 混合型スプレーガン
CN218340073U (zh) 手持充电式喷雾枪

Legal Events

Date Code Title Description
AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20060516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060518

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4659616

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250