JP4655032B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本発明は、発光素子が封止されてなる半導体装置に関し、詳細には、所定の組成物を用いて封止されていることによって、安価且つ容易に製造することができ、且つ、光出力の劣化が少ない半導体装置に関する。
発光ダイオードやレーザダイオードを備えた半導体装置では、これらの発光素子を配置した容器等の開口部に封止部材を接合して該開口部を閉じ、該容器内部に発光素子を封止することが行われている。封止に用いる方法としては、封止部材を容器に、樹脂系の接着剤を介して接合するのが簡易である。しかし、発光素子の波長、出力によっては、樹脂が光劣化されて変色し、また、発光素子自体が汚染等されて光出力の低下が起こるという問題があった。
斯かる問題を解決するために、樹脂系の接着剤を使用せずに封止することが知られている。たとえば、メタルガスケットをシュテムとキャップとの間にはさんで、真空状態にしたチャンバ内で冷間圧接を行う方法(特許文献1参照)、ドライエア雰囲気でリングウェルド封止する方法(特許文献2)がある。
特開平7−122667号公報 特開2004−14820号公報
しかし、圧接又は溶接するためには特別な装置が必要であり、工程が煩雑であり、製造コストも高い。そこで、本発明は、樹脂の劣化を抑制し、簡易且つ安価に製造することができる半導体装置を提供することを目的とする。
即ち、本発明は、
発光素子と、
前記発光素子が配置された素子支持体と、
前記素子支持体と接合されて前記発光素子を封止する蓋状封止部材と、
を備え、前記素子支持体と前記蓋状封止部材とが、芳香族エポキシ樹脂を含む組成物から得られる硬化物により接合されていることを特徴とする半導体装置、
である。
上記本発明の半導体装置は、樹脂組成物で封止するので、安価且つ容易に製造することができる。また、該樹脂組成物は所定の樹脂を含み、光劣化等が無く、且つ、発光素子が汚染されることもない。
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置100の概略断面図である。同図において、半導体装置100は、発光素子110と、発光素子110が配置された平板状の素子支持体120と、蓋状封止部材130と、素子支持体120と蓋状封止部材130を接合する樹脂硬化物140を備える。素子支持体120には、スルーホール170などの導通部材が設けられており、素子支持体120の裏面に備えられた電極180に接続される。発光素子110には、これらスルーホール170及び電極180を介して電力が供給される。蓋状封止部材130は、発光素子110から発せられる光を透過するガラスなどからなる。本実施形態では、蓋状封止部材130がレンズ形状に形成されており、発光素子110から放射状に発せられた光を絞ることができる。
発光素子は、窒化物系発光素子、特に、窒化物系発光ダイオードや窒化物系レーザダイオードなどを用いることが好ましく、より好ましくは、可視光の短波長側の光や紫外線領域の光、即ち発光ピーク波長が300nm〜450nmの範囲にある光を発する窒化物系発光ダイオードや窒化物系レーザダイオードなどである。また、発光素子の数は特に限定されず、1以上であればよい。2以上の発光素子を用いる場合は、少なくとも1つが上記した窒化物系発光素子、特に、窒化物系発光ダイオードや窒化物系レーザダイオード、なかでも、可視光の短波長側の光や紫外線領域の光を発する窒化物系発光ダイオードや窒化物系レーザダイオードが好ましい。
素子支持体は、樹脂硬化温度に耐える材質で構成されていればよいが、好ましくはセラミック製である。また、蓋状封止部材は、光を透過させる場合は、少なくともその一部の材質が、例えば、ガラス、クォーツ等で構成されていることが望ましい。電極は、従来使用されている銀、金等の貴金属、アルミニウム製等であってよい。
樹脂硬化物140は、芳香族エポキシ樹脂を含む組成物の硬化物である。該芳香族エポキシ樹脂としては、式(2)のクレゾールノボラック型エポキシ樹脂、或いは式(3)のビスフェノール型エポキシ樹脂が好ましい。
Figure 0004655032
aは0以上の整数、好ましくは0乃至8の整数である。
Figure 0004655032
bは0以上の整数、好ましくは1乃至5の整数であり、Xはメチレン基または2、2-プロピレン基である。該クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、或いはビスフェノール型エポキシ樹脂は、気密性が高い封止を形成する。樹脂硬化物140がこれらの樹脂を含むことは、IR分析で確認することができる。
好ましくは、該芳香族エポキシ樹脂はその軟化点が50〜100℃、より好ましくは60〜90℃である。ここで軟化点が前記下限値未満であるものは、硬化物の変色、接着物周囲に在る素子の汚染等が起こす場合がある。一方、軟化点が前記上限値を越えると、取り扱い性が困難になる。なお、樹脂の軟化点は、例えば、JIS K7234、示差熱分析(DSC)により測定することができる。
上記クレゾールノボラック型エポキシ樹脂としては、例えば、EOCN1020(55)、EOCN1020(65)(いずれも商品名、日本化薬(株)製)が挙げられる。また、ビスフェノール型エポキシ樹脂としては、例えばEPIKOTE1001(商品名、油化シェルエポキシ(株)製)が挙げられる。
好ましくは、樹脂硬化物140はフェノール樹脂を含む。フェノール樹脂は、上記エポキシ樹脂と反応して、気密性が高い封止を形成する。また、アミン系硬化剤等と比べて、硬化前のBステージでの保存安定性が高い。
フェノール樹脂としては、エポキシ樹脂と同様の理由で、軟化点が50℃〜100℃、好ましくは60〜90℃である。好ましくは、式(4)で表されるフェノールノボラック樹脂である。
Figure 0004655032
上式において、cは0以上の整数、好ましくは1〜8の整数である。上記フェノールノボラック樹脂としては、例えばDL-92(商品名、明和化成製)が挙げられる。
樹脂硬化物140は、無機充填剤を含むことができ、例えば、シリカ、アルミナ、酸化チタンが挙げられる。該無機充填剤の含有量は、樹脂分の合計量100重量部に対して、100〜900重量部、好ましくは200〜400重量部である。該含有量は、例えば、熱天秤で測定することができる。
樹脂硬化物140は、芳香族エポキシ樹脂、フェノール樹脂、及び無機充填剤を含む組成物から得られる。フェノール樹脂は、エポキシ樹脂のエポキシ基モル量に対する、フェノール性水酸基のモル量の比が0.8〜1.2となる量で配合する。ここで、前記比が前記範囲外である場合は、封止の気密性が不十分となり得る。
該組成物は、熱可塑性樹脂をさらに含むことが好ましい。該熱可塑性樹脂は、組成物を硬化させるための加熱により、組成物の粘度が低下し過ぎて、蓋状封止部材がずれるのを防止する効果を奏する。該熱可塑性樹脂として好ましいものは、重量平均分子量(ポリスチレン換算)が5000〜150000、より好ましくは10000〜100000のフェノキシ樹脂である。
該熱可塑性樹脂は、エポキシ樹脂とフェノール樹脂の合計量の100重量部に対して1〜100重量部である。含有量が前記下限値未満である場合は、組成物の適切な粘度を維持することが困難となる。一方、熱可塑性樹脂の添加量が前記上限値より多い場合は、組成物の粘度を高く維持しすぎ、組成物の接着性を阻害する場合がある。
該組成物は、エポキシ樹脂のグリシジル基とフェノール樹脂の水酸基との反応を速くするために、硬化促進剤を含むことができる。好ましい硬化促進剤としては、下式(1)のテトラフェニルホスフィン・テトラフェニルボロン誘導体が挙げられる。
Figure 0004655032
乃至Rは水素原子、或いは炭素数1乃至10の炭化水素基、或いはハロゲン原子であり、より好ましくは、下記のものである。
Figure 0004655032
上記テトラフェニルホスフィン・テトラフェニルボロン誘導体は、反応活性温度が200℃近辺と高温であるために、組成物が後述する希釈剤を含む場合に、該希釈剤を除去してBステージ化する際の温度或いは時間の条件の幅を広く設定することを可能にし、さらにBステージで組成物を保存する際の安定性を達成する。
硬化促進剤は、エポキシ樹脂とフェノール樹脂の合計量の100重量部に対して0.1〜10重量部とすることが望ましい。ここで硬化促進剤の含有量が0.1重量未満である場合は、十分に硬化反応が進行しない場合がある。一方硬化促進剤の含有量が10重量部より多い場合は、組成物の保存安定性が損なわれる場合がある。
該組成物は、被着対象物に塗付する際の作業性を向上するために、希釈剤を含むことができる。好ましくは、沸点が180℃〜230℃のグリコールエステル、特にカルビトールアセテートが好ましい。
この希釈剤の含有量は、樹脂組成物全体の100重量部に対して5〜90重量部である。ここで希釈剤の含有量が5重量部未満である場合は、組成物の粘度が十分に低くならず、作業性に支障をきたす恐れがある。一方希釈剤の含有量が90重量部より多い場合は、無機充填剤が長期保存中に沈降する恐れがある。
該組成物は上述の6種類の必須成分以外にも、アルコキシシラン等の接着助剤、難燃助剤、イオントラップ剤等が目的や用途に応じて任意に添加される。
該組成物は、上記各成分をミキサー、ロール等を用い、混合して製造することができる。得られた組成物を、例えば以下の方法で使用して、本発明の装置を作ることができる。
(工程1)蓋状封止部材の、素子支持体の上端面に接着する部分に、上記組成物を施与し、
(工程2)前記組成物が施与された蓋状封止部材を80〜120℃で30〜90分間加熱し、
(工程3)前記蓋状封止部材を、施与された組成物を介して、その内部に発光素子が配置された素子支持体の上端面に圧着し、
(工程4)得られた蓋状封止部材及び素子支持体を150〜200℃で60〜240分間加熱する。
これにより、蓋状封止部材素子支持体とが硬化組成物により固定され、半導体装置を作ることができる。
ここで工程1では組成物が、ディスペンサー、プリンター等によって蓋に施与され、工程2では開閉式や連続式のオーブンで加熱されて、希釈剤が除去されて固形状にされ(Bステージ化)、工程3では必要に応じて加熱、加圧が可能なボンダー等で蓋状封止部材素子支持体上に搭載され、工程4では開閉式や連続式のオーブンで組成物が硬化される。工程2で得られるBステージの組成物が施与された状態で、蓋状封止部材を保存し、必要な時に工程3以降を行ってもよい。
該組成物は、工程4において、ほとんど揮発分を発生しない。このことは、例えば、発生ガスのGC/MS分析により半定量することができ、その詳細は実施例で述べる。このように硬化中の揮発分が少ないことによって、装置内に備えられた発光素子等を汚染することが無く、光出力の低下が極めて小さい。
光出力の低下は、所定の通電試験で測定することができる。通電試験としては、例えば、半導体装置の、素子支持体の温度を60℃に維持し、初期光出力が65mWになるように電流を設定した後、該電流値で1000時間通電後の光出力の変動を測定する。電流投入時の光出力を100%とし、1000時間経過後の光出力を測定したものを相対値で表す。本発明の装置は、図4に示すように、前記発光素子の光出力の低下が20%以下、好ましくは10%以下である。即ち、半導体装置の寿命が長い。
再び図1を参照すると、本発明の装置は、素子支持体に吸着剤150を備えることが好ましい。さらに、好ましくは光触媒160を備える。吸着剤は、たとえば、活性炭やゼオライトなどを用いることができる。また、光触媒としては、酸化チタン等を用いることができる。
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置200の概略断面図である。同図2に示すように、半導体装置200は、発光素子210と、発光素子210が配置される箱状の素子支持体220と、蓋状封止部材230と、素子支持体220と蓋状封止部材230とを接合する樹脂硬化物240と、を備えている。素子支持体220には、スルーホール270などの導通部材が設けられており、素子支持体220の裏面には、スルーホール270に接して電極280が設けられている。発光素子210には、これらスルーホール270及び電極280を介して電力が供給される。また、素子支持体220の底に凹部が設けられ、この凹部に発光素子210が配置されている。蓋状封止部材230は、樹脂硬化物240によって素子支持体220と接合され、発光素子210を封止し、発光素子210から発せられる光を透過するガラスなどからなる。好ましくは、吸着剤250、さらには、光触媒260を備える。
図3は、本発明の第3の実施の形態に係るレーザカプラ300の概略断面図である。図3に示すように、同レーザカプラ300は、2波長レーザダイオード310と、素子支持体320と、蓋状封止部材の一例である波長板330と、素子支持体320と波長板330とを接合する樹脂硬化物340と、吸着剤350と、複合レンズ360と、複合プリズム370と、受光素子380と、マイクロプリズム390と、を有している。本実施の形態に係るレーザカプラ300においては、2波長レーザダイオード310からの光がマイクロプリズム390で反射され、波長板330、複合レンズ360、複合プリズム370を介して、ディスクに照射される。また、ディスクからの光は、複合プリズム370、複合レンズ360、波長板330を介して、受光素子380に入射する。好ましくは、吸着剤350を備える。なお、図示してはいないが、第3の実施の形態においても、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の場合と同様にして、光触媒を備えることができる。なお、第2及び第3の実施形態において、発光素子、素子支持体蓋状封止部材、電極については、第1の実施形態に関して記載したものを使用することができる。
以下に発明の装置を実施例によりさらに詳細に説明する。
1)組成物の調製
下表に示す重量部の各物質を、25℃で、プラネタリーミキサーで混合した後、3本ロールで混練後、プラネタリーミキサーで再度混合して、樹脂組成物を得た。
Figure 0004655032

フェノキシ樹脂
Figure 0004655032
nの平均値は26である。

2)揮発分の測定
上記組成物を、アルミ製板(5mm×66mm)2枚の表面上に、厚みが150μmになるように夫々塗布し、100℃で1時間乾燥した。得られた試料を、150℃に設定したヘッドスペースサンプラー内で1時間保持し、その間に揮発される成分をガスサンプリングして、ガスクロマトグラフィー(SE−30キャピラリカラム、注入温度250℃、50℃で2分間保持後10℃/分で270℃まで昇温、検出器FID)で、ベンゼン及びフェノールについて定量し、試料1cm2当たりの試料の重量に対する揮発量(重量%)を計算し、平均を求めた。結果は、0.48重量%であった。
3)装置の作成(実施例1〜15)
図2に示す装置を15個作成した。発光素子210として発光ピーク波長が約405nmの窒化ガリウム系レーザダイオードを、素子支持体220としてセラミックス部材を、蓋状封止部材230としてガラスを、吸着剤250としてゼオライトを用いた。樹脂硬化物240は、実施例1〜15では上記組成物1を、前記ガラスの上端面にスクリーン印刷した後、100℃のオーブン中で60分間加熱し溶剤を揮発させた。次いで、前記ガラスを塗布された組成物を介して素子支持体に圧着して、150℃で240分間加熱して硬化させた。
4)1000時間通電試験
上記のようにして作成した半導体装置の素子支持体の温度を60℃に維持し、初期光出力が65mWになるように電流値一定で通電した後、1000時間経過後の光出力の変動を測定した通電試験で評価する。電流投入時の光出力を100%とし、1000時間経過後の光出力を測定したものを相対値で表す。図4に、実施例1乃至15で作成した半導体装置の1000時間通電試験の結果を示す。
図4から分かるように、実施例1〜15の半導体装置は、1000時間経過後の光出力の低下が20%以下(図4縦軸の0.8以上)であった。
以上説明した半導体装置は、発光素子を有する任意の半導体装置、たとえば、レーザカプラなど、にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の概略を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の概略を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るレーザカプラ300の概略を示す断面図である。 本発明の実施例1乃至15で作成した半導体装置の1000時間通電試験の結果を示すグラフである。
100、200 半導体装置
110、210 発光素子
120、220、320 素子支持体
130、230 蓋状封止部材
140、240、340 樹脂硬化物
150、250、350 吸着剤
160、260 光触媒
170、270 スルーホール
180、280 電極
300 レーザカプラ
310 2波長レーザダイオード
330 波長板
360 複合レンズ
370 複合プリズム
380 受光素子
390 マイクロプリズム

Claims (11)

  1. 発光素子と、
    前記発光素子が配置された素子支持体と、
    前記素子支持体と接合されて前記発光素子を封止する蓋状封止部材と、
    を備え、前記素子支持体と前記蓋状封止部材とが、
    (A)軟化点が50℃〜100℃のクレゾールノボラック型エポキシ樹脂又はビスフェノール型エポキシ樹脂、
    (B)軟化点が50℃〜100℃のフェノールノボラック樹脂 成分(A)のエポキシ基モル量に対するフェノール性水酸基のモル量の比が0.8〜1.2となる量、
    (C)熱可塑性樹脂 成分(A)と成分(B)の合計量の100重量部に対して1〜100重量部、
    (D)下記式(1):
    Figure 0004655032

    (R 〜R は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜10の炭化水素基、又はハロゲン原子である)、
    で表される硬化促進剤 成分(A)と成分(B)の合計量の100重量部に対して0.1〜10重量部、及び
    (F)希釈剤
    を含む組成物から得られる硬化物により接合されていることを特徴とする半導体装置。
  2. (F)成分の希釈剤が前記組成物全体の100重量部に対して5〜90重量部含まれることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記蓋状封止部材が、素子支持体上に配置された発光素子を囲む空間を封止している請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記素子支持体の温度を60℃に維持した状態で、初期光出力が65mWになるように電流を設定し、該電流を1000時間流した後の光出力の低下が前記初期光出力の20%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記組成物が、無機充填剤をさらに含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の半導体装置。
  6. 前記素子支持体と前記蓋状封止部材とで囲まれた空間に、吸着剤をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記吸着剤が、ゼオライトであることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記素子支持体と前記蓋状封止部材とで囲まれた空間に、光触媒をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記発光素子がレーザダイオードであり、前記素子支持体と前記蓋状封止部材とで囲まれた空間に、マイクロプリズムをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の半導体装置。
  10. 前記発光素子がレーザダイオードであり、前記素子支持体と前記蓋状封止部材とで囲まれた空間に、受光素子をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の半導体装置。
  11. 前記発光素子が、窒化物系半導体発光素子であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか項に記載の半導体装置。
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