JP4653084B2 - 座席用の快適表面 - Google Patents

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Description

本発明は、フレーム構造に結合された快適表面を有し、フレーム構造のビーム強度を減少させることができるようにしながら、着座しているユーザを快適に支持するように構成された座席ユニットに関する。しかしながら、本発明は、座席より範囲が相当に広いと考えられる。
[関連出願の相互参照]
本発明は、2003年6月5日に出願された「快適表面を有する座席」(”SEATING WITH COMFORT SURFACE”)と題する米国特許出願第10/455,487号の一部継続出願であり、この出願の内容全体は、参照によって全面的に本明細書に援用される。本出願は、2004年3月3日に出願された「座席ユニット用の組み合わせ形張力及び背もたれ停止機能」(”COMBINED TENSION AND BACK STOP FUNCTION FOR SEATING UNIT”)と題する米国特許出願第10/792,309号、及び2004年5月14日に出願された「クロスバー座部支持部を有する座席ユニット」(”SEATING UNIT WITH CROSSBAR SEAT SUPPORT”)と題する米国特許出願第10/845,978号に関連し、これらの出願の内容全体は、参照によって全面的に本明細書に援用される。
[背景]
一部の最近の椅子は、着座しているユーザを支持するために伸張布地を組み込んでおり、それは、伸張布地は特徴的な外観を与えると共に、着座しているユーザに空気流を与える可能性があり、それによって快適性が高まるからである。しかしながら、伸張布地に伴う問題は、布地の張力が、ユーザが布地材に沈み込んで「捕らえられる」ようになる(それによる側部圧力を感じる)「ハンモック」様感覚を回避するのに十分な大きさでなければならないことである。このハンモック様感覚は、戸外でくつろぐ場合には受け入れられるであろうが、仕事をしようとする間の作業椅子(task chair)には適さないか、快適ではない。この「ハンモック様」感覚を防止するのに必要な張力は相当に大きく、従って、布地に十分な張力を掛けるために許容量の強度を与えるには、非常に強いフレームが必要である。さらに、フレーム内の布地にプリテンションを掛ける処理は、より困難な製造ステップである。また、「高」張力をかけた布地を支持するために必要なフレーム強度は、大量、強力/重量形/特殊材料及び大きい断面寸法を必要とし、これらは総て、格好のよい(sleek-look)椅子のデザインには望ましくない。しかしながら、大量且つ高強度特殊材料は、製品の重量及びコストを増加させ、このことは、競争が激しい家具産業では極めて望ましくない。
フレームが「超強力」でなければならない理由の1つは、伸張布地を使用するとき、外周フレーム部材に起きるエンジニアリング動力学のためである。緊張状態に引っ張られると、布地は、その向き合った縁部間に線(すなわち、布地の向き合った縁部を支持する側部フレーム部材間の線)を画定する。向き合った縁部間の中間点を押すことにより、中間点での小さい力が、布地の向き合った縁部に非常に大きい内向きの力を発生する。このため、人が椅子に座るとき、向き合った外周フレームセクションに加わる初期内向き力は、非常に大きい。椅子フレームは、そのように大きい内向き力に抵抗することができる十分な強度を、その力が存在する時点とともに、経時的に発生するクリープ及び永久変形(結果的に布地の張力が失われる)を防止するために経時的にも、有していなければならない。第2に、人が椅子に座るときには、座らないときと比べて、向き合った外周フレームセクションが発生させなければならない力の方向が変化する。具体的に言うと、誰も椅子に座らないとき、力は、シートに平行な線を画定する。人が着座すると、着座しているユーザの下向き体重と、布地に張力を維持するために発生した水平力との組み合わせである新しい方向にベクトル力が変化する。変化するベクトル力に十分に耐える(すなわち、力、及びそれらの力の方向変化に耐える)ために、外周フレーム部材は、必要な総ての方向に十分な強度及び曲げ強さを与えなければならない。このため、ある外周フレーム部材での断面寸法及びビーム強度の問題は、単一方向に限定されない。
このため、上記利点を有するとともに、上記問題を解決するシステムが望まれる。
[発明の概要]
本発明の一態様では、座席ユニットは、フレームと、フレームによって支持される撓み座席面と、着座しているユーザを支持するとき、座席面の輪郭を制御するように座席面に関連する複数の細長い弾性力分散部材とを有する。弾性力分散部材は、全体的にその長さに沿って撓み可能且つ曲げ可能であり、且つ座席面の局部ゆがみを減少させるのに、数及び座席面を横切る方向の分散の点で十分である。この構造により、弾性力分散部材は、着座しているユーザに付随する点接触圧力が減少する。
本発明の別の態様では、座席ユニット用の快適表面は、撓み座席面を有する。複数の細長い弾性力分散部材が、着座しているユーザを支持するときの座席面の輪郭を制御するように、座席面に関連しており、弾性力分散部材は、全体的にその長さに沿って曲げ可能であり、且つ座席面の局部ゆがみを制御し、それにより、着座しているユーザに付随する点接触圧力を減少させるのに、数及び座席面を横切る方向の分散の点で十分である。
本発明の別の態様では、支持構造部が、着座しているユーザを支持するようになっているシート材を有する。シート材は、第1方向及びそれに垂直な第2方向の両方を有する平面を画定する。複数の細長い弾性の曲げ可能な力分配部材が、シートに結合され、第2方向に向いている。シート材は、第2方向に平行な第2線を中心にして曲げ可能であり、弾性力分散部材は、点荷重による力を、第2方向に細長い分散領域に分散させる。
本発明の別の態様では、座席ユニット用の支持構造部が、複数の細長い弾性力分散部材を有し、これらの弾性力分散部材は、その中間部分に寄り掛かって着座しているユーザを支持するとき、弾性的に曲がり、それにより、点荷重による局部ゆがみを分散させるように構成されている。支持部が、向き合った端部を支持する、離隔配置された側部フレーム部材を有する。キャリヤが、フレーム部材上に弾性力分散部材を担持するが、複数の弾性力分散部材を側部フレーム部材から切り離し、それにより、側部フレーム部材の対応移動を伴うことなく、弾性力分散部材を撓ませ、且つ曲げることができる。
本発明の別の態様では、座席ユニットを形成する方法が、フレーム支持構造部を準備するステップと、支持サブアセンブリにするために複数の細長い弾性力分散部材を組み付けるステップとを含み、弾性力分散部材は、撓み時に、全体的その長さに沿って曲げ可能である。本方法は、さらに、支持サブアセンブリをフレーム支持構造部に取り付けるステップと、座席ユニットのユーザと接触する表面を形成するために、撓みカバーを支持サブアセンブリに被せて取り付けるステップとを含む。
本発明の別の態様では、座席ユニットは、向き合って、その間に空間を画定するフレーム部材を有するフレームと、着座しているユーザが点荷重を発生するときでも、分散した支持力で着座しているユーザを支持するために曲がり、且つ撓むようにした弾性支持手段とを有する。弾性支持手段が曲がって撓むとき、向き合ったフレーム部材が内向きに引き寄せられる望ましくない動作を伴うことなく、弾性支持手段をフレーム上に支持するように、デカップリング手段が設けられている。
本発明のこれら及び他の態様、目的及び特徴は、以下の明細書、添付の特許請求の範囲及び添付図面を検討すれば、当業者には理解且つ認識されるであろう。
[好適な実施形態の詳細な説明]
本発明は、開口を画定する外周フレーム(すなわち、座部及び背もたれ)と、フレームよって開口を横切って支持される撓み座席面(すなわち、着座しているユーザを支持するための座面又は背もたれ面)と、座席面に結合され、それにより、着座しているユーザを支持するとき、座席面の輪郭を制御する、平行且つ細長い弾性力分散部材とを有する座席ユニットを備える。弾性力分散部材は、剛直であるが、その長さに沿って曲げ可能であると共に、座席面の局部的ゆがみを大幅に減少させ、それにより、着座しているユーザが感じる圧力点接触を減少させるのに、数及び分散の点で十分である。弾性力分散部材は、様々な方法で外周フレームの向き合った側部に機能的に(operably)支持され、それにより、たとえば弾性力分散部材の端部に1つ又は複数の回転可能なピボット、弾性力分散部材の端部の摺動支持部、変形可能/歪み可能なゴム支持部(複数可)、弾性且つ/又はストレッチ生地、及び他の「デカップリング(decoupling)」機構及び装置(以下の説明では、まとめて「デカップリング手段」と呼ぶ)を設けることによって、弾性力分散部材が着座しているユーザから撓む間、フレームの向き合った側部に加わる望ましくない内向き圧力を減少させることが特に考えられる。この構造により、特に快適な座席面(以下の説明では「快適表面」とも呼ぶ)が比較的低コストで得られ、低コスト製造が可能になる。同時に、ストレッチ生地の中心を垂直方向に押し付けることによる大きい内向き力が排除される(本明細書の背景の説明を参照されたい)ので、外周フレームの断面寸法及び強度を大幅に減少させることができる。さらに、多くの形式で構成部品の大部分を分離して再利用することができるので、本構造は環境に優しい。
図示の座席ユニット50(図1〜図2)は、事務用椅子である。しかしながら、本発明は、椅子以外の家具、たとえばカウチや長腰掛けなどに使用されることもでき、さらに、事務用座席以外の座席、たとえば、自動車及び大量輸送用途(たとえば、自動車、バス、列車、飛行機)、スタジアム及び公会堂用座席、ボート及び水上車両用の座席、重量建設車両用の座席、及び耐久性がある快適な座席が望まれる他の場所で使用されることができると、特に考えられる。また、本発明は、特別且つ新規な支持を提供し、それにより、包装や、家具でなく、座席でもない他の用途にも使用することができるであろう。
座席ユニット50(図1)は、ベース51、背もたれ52、及び背もたれ52のリクライニング時に同期移動するようにベース51に枢着された座部53を有する。背もたれ52及び座部53の同期移動は、本発明の理解を得るために十分に以下に開示されるが、さらなる詳細は、上記参照によって援用された継続出願第10/792,309号に含まれることに注意されたい。ベース51(図1)は、放射状脚部56及び脚部56の各端部のキャスター57を有するハブ55を備える。高さ調節ポスト58(図5)が、ハブ55から上方に延出して、中央制御構造部59に係合する。板ばね様の弾性支持アーム60は、制御構造部59の前後端部に取り付けられている。前後の弾性支持アーム60は、形状及び機能が同様であって、前弾性支持アーム60は後方に傾斜し、後弾性支持アームは後方に傾斜している。座部支持構造部61は、側部フレーム部材62を有し、これらはクロスバー63で互いに固定的に接続され、それにより、上方から見てU字形を形成する。座部支持構造部61の前部は、前弾性支持アーム60の端部を回転可能且つ摺動可能に係合させるためのピボット64を有する(図5)。背もたれ52(図3)は、下方且つ前方に延出する下部アーム65であって、後弾性支持アーム60の端部を回転可能且つ摺動可能に係合させるためのピボット66を有する下部アーム65を備える。下部アーム65は、側部フレーム部材62の側部を枢動可能に係合させるピボット67も有する。前弾性支持アーム60の後方傾斜角及び後弾性支持アーム60の前方傾斜角により、背もたれ52の後方リクライニング時に、座部53は、方向68(図1及び図5)に前方且つ上方に移動する。
背もたれ52(図3)は、開放した中央領域(すなわち、開口74)を画定する上部、底部及び側部セクション70〜73を有する背もたれ外周フレーム69を備える。下部アーム65は、側部セクション72、73の下端部から延出している。側部セクション72、73(図4)は、それぞれ、互いに平行に延在する複数のポケット76を画定する。ポケット76(図6)は、シュート77(図4)を経て内向きに、内壁79上の開放した丸み付き又は傾斜面78を横切って開口74の方に開いている。(丸形断面を有する弾性ばね鋼ワイヤとして図示されている)弾性力分散部材80は、それぞれ、開口74を横切って延在する線形長尺セクション81を有すると共に、ポケット76の1つに摺動可能に嵌るL字形曲がり端部82も有する。側部セクション72、73を美しく覆うために、成形カバー83が側部セクション72(及びセクション73)上にはめ合い可能に取り付けられる。カバー83には、側部セクション72及び73のポケット76の間の開口付きボス85と整合する穴84が設けられて、カバー83を側部フレームセクション72、73に留め付けるために取り付けねじ86を受け取るようになっている。カバー83の内壁に、弾性力分散部材80と整合するノッチ87が設けられて、弾性力分散部材80が、望ましくない制限を受けることなく、撓み、且つ摺動できるようにしている。一定長さの弾性力分散部材80及びポケット76は、弾性力分散部材80が、制限されることなく、撓むことができるように選択的に形成されることができる。別法として、ポケット76の内側端部(図6)は、対応のL字形曲がり端部82の内向き移動を制限するために、その端部82に係合するように配置されることができる。たとえば、相当な重量が背もたれにかかる座席ユニット50の極端な乱用状態などで、端部82がポケット76から滑って完全に外れることを回避するために、これを行ってもよい。また、ポケット76の外側端部は、対応のL字形曲がり端部82の外向き移動を制限するために、その端部82に係合するように配置させることができる。たとえば、長尺セクション81内にプリテンション又はプリカーブ(寸法81’を参照されたい)を生じさせるために、これを行ってもよい。ユーザは、初めて椅子に座って、背もたれに寄り掛かるとき、プリテンションを好み、そのため、最初に椅子に腰掛けるときに抵抗を感じることが、試験から分かっている。また、ユーザが初めて背もたれに寄り掛かるときのユーザの期待に応えるために、長尺セクション81に事前曲がりを与え、それにより、事前成形された非線形の形状にすることができると考えられる。
座部53(図5)は、後部分91及び前部分92を有する外周構造部90を備える。後部分91は、着座しているユーザが座部の後部に「通常の」着座位置に位置付けられているとき、そのユーザの主たる支持を行う。後部分91は、開放内部(開口95)を画定する側部セクション93、94と前後セクション96及び96’とを有する。側部フレーム部材98は、側部セクション93及び94の底部に当接且つ固定される。側部フレーム部材98は、上述したポケット76と同様の複数のポケット99を有する。具体的に言うと、ポケット99は、シュートを経て内向きに、側部セクション93及び94の内壁上の開放した丸み付き又は傾斜面を横切って開口95の方に開いている。(丸形断面を有する弾性ばね鋼ワイヤとして図示されている)弾性力分散部材103は、それぞれ、開口95を横切って延在する線形長尺セクション104を有すると共に、ポケット99の1つに摺動可能に嵌るL字形曲がり端部105も有する。側部フレーム部材98用のカバーは、外周構造部90であり、これは、側部フレーム部材98上に嵌め合い可能に取り付けられる。側部セクション93及び94に、側部フレーム部材98のポケット99の間の開口付きボス108と整合する穴107が設けられて、外周構造部90及び側部フレーム部材98を互いに留め合わせるために取り付けねじを受け取るようになっている。側部フレーム部材98の内壁に、弾性力分散部材103と整合するノッチ110が設けられて、弾性力分散部材が、望ましくない制限を受けることなく、撓み、摺動且つ移動できるようにしている。一定長さの弾性力分散部材103及びポケット99は、弾性力分散部材103が、制限されることなく、撓むことができるように選択的に形成されることができる。別法として、ポケット99の内側端部は、対応のL字形曲がり端部105の内向き移動を制限するために、その端部105に係合するように配置させることができる。(図6を参照。)たとえば、座席ユニット50の極端な乱用状態などで、端部105がポケット99から滑って完全に外れることを回避するために、これを行ってもよい。また、ポケット99の外側端部は、対応のL字形曲がり端部105の外向き移動を制限するために、その端部105に係合するように配置させることができる。たとえば、長尺セクション104内にプリテンション又はプリカーブを生じさせるために、これを行ってもよい。ユーザは、初めて椅子に座るとき、プリテンションを好み、そのため、最初に椅子に腰掛けるときに抵抗を感じることが、試験から分かっているが、これはおそらく、背もたれ51の場合ほど重要ではない。長尺セクション104に事前曲がり(たとえば、アーチ湾曲又はスリング様湾曲)又は他の形状を組み付け前に与えることができると考えられる。これは、平坦面より視覚的に面白くすることができる三次元形状を快適表面に与える。事前曲がり形状は、ユーザが座部に腰掛けたときにユーザに与える初期感覚などの一部の実用的機能を満たすこともできる。注目すべきことに、組み付け前曲がり又は組み付け後曲がり/引張りは、座部と共に背もたれにも使用することができ、おそらくは、背もたれの、特に腰領域に望まれる比較的大きい撓みのために、背もたれに使用される可能性の方が高い。
注目すべきことに、図示の外周構造部90は、座部支持構造部61に取り付けられないとき、上座席面に対して垂直方向に驚くほど撓み易く、且つ捻り易いが、座部支持構造部61は、座部の捻りタイプの撓みに対して相当な強度を追加する。無応力状態(図5)では、L字形端部105は、ポケット99の外側端部付近にある。着座しているユーザが、ワイヤ弾性力分散部材103の線形セクション104上に座ると、端部105は、互いに引き寄せられる。注目すべきことに、ポケット99は、外周構造部90の向き合った側部93、94に内向きの応力を加えることなく、端部105の内向き移動を可能にする。(注目すべきことに、端部105の内向き移動が直接的に外周構造部90の抵抗を受ける場合、直線ワイヤがその中間領域で曲げられるときに端部105を内向きに引っ張る、すなわち引き寄せる機械的利益のために、外周構造部90に相当な力が加わるであろう。)外周構造部90の強度必要量が減少されるため、引張られている生地が座部フレームの開口を横切って引き伸ばされる椅子からその断面寸法を減少させることができる。
弾性力分散部材は、ワイヤロッド、事前曲がりワイヤ材、長い板ばね様ストリップ及び/又は他の、弾性剛性及び記憶力(memory)を有する弾性材料を含めた様々な異なる構造体であることができると考えられる。弾性力分散部材103は、異なる断面形状(たとえば、丸形、平形、湾曲形、Iビーム形、楕円形、オブラウンド(obround)など)を有することができ、且つそれらの長さに沿って不均一断面及び不均一強度を有することができる。また、弾性力分散部材は、様々な異なる材料、たとえば鋼、金属、熱可塑性、熱硬化性プラスチック、強化プラスチック及び/又は複合材料から形成することができる。さらに、力分散部材は、線形又はアーチ状又はスリング様又は他の形状を含めた、様々な異なる長さ形状を有することができる。本明細書において好適な態様の記述用語として「ワイヤ」という言葉をしばしば使用するが、この語句は、金属に限定されるものと解釈されるべきではない。
作用を説明すると、座席ユニット(たとえば、椅子50)用の支持構造部は、開口(又は空間)を画定する向き合った側部セクション(72、73又は93、94)を有する外周フレーム(69又は90)と、着座しているユーザを支持するために開口(又は空間)を覆う撓み快適表面とを備える。快適表面は、開口に対応する複数の細長い弾性力分散部材(80又は103)と、向き合った側部セクションに加わる内向き力を制限しながら、点接触の支持を開口の向き合った側部の方向に分散させるように、点接触による局部的ゆがみを減少させるために弾性力分散部材を機能的に支持するためのデカップリング手段(端部82/ポケット76又は端部105/ポケット99)とを備える。
図6Aは、図6と同様な構造を示すが、変更形ワイヤ支持部80’は、各端部のシュート77の内側の位置に「S字形」曲がり部80”を有する。「S字形」曲がり部80”は、直線状の長尺セクション81をカバー83及び側部セクション72及び73に対して上昇高さに位置付ける。上昇高さは、所望の任意距離にすることができる。たとえば、ワイヤセクション81の上面をカバー83の上面の僅かに上方に位置付けることが望ましいであろう。これにより、側部フレーム部材98上に肉厚の発泡パッド100を使用し、ワイヤ支持部80’の長尺セクション81を覆うために肉薄の発泡体100’を使用することができる。個々のワイヤ支持部80’の撓みによって与えられる有効な快適さが発泡体によって覆い隠されないように、長尺セクション81の上方には肉薄の発泡体が望ましいことに、注意されたい。同時に、外周フレーム90上に着座しているユーザが受ける支持性を柔軟にするために、側部フレーム部材98上及び外周フレーム90のほぼ周囲には、肉厚の発泡体が望ましい。図6Aに示された構造は、外周フレーム構造部90の前セクション96(図5を参照)が、横方向に直線的である一定の水平断面を有することができるようにすることに注意されたい。注目すべきことに、前セクション96は、やはり、開口95に隣接して下方に湾曲する「滝状(waterfall)」後縁部を有するが、前セクション96から開口95に移行するための下側中央領域を有する必要がない。注目すべきことに、ワイヤセクション81は、撓んで非常に快適な支持を行い、そのため、おそらくは美的観点を除けば、(発泡体又は他の)クッション及び上張り材(又は布カバー)が必要ない可能性がある。注目すべきことに、二重「S字形」曲がり部80”は、脚部128D(図10)又は脚部128F(図12)のような脚部を生じる。しかしながら、曲がり部80”は、側部フレーム部材内のポケット76内でのワイヤ支持部80’のL字形端部82の摺動を阻止するほど長くはない。
別法として、カバー83上にストレッチ生地を使用する、且つ/又は非発泡体を使用する場合など、ワイヤセクション81の上面をカバー83と同一高さに、又はカバー83より僅かに低く配置することが望ましいであろう。
幾つかの追加的実施形態を以下に開示する。同一又は同様の機能及び特徴は、同一の番号に文字「A」、「B」、「C」等を追加して使用することによって表される。これは、冗長説明を減らすために行われ、他意はない。また、冗長説明を減らすという目的のために、座部の構成要素を参照する。しかし、同一の説明が背もたれにも当てはまると考えられる。
図3及び図5は、L字形端部(図6)を有する単一のワイヤストランドを使用し、各長尺セクション(81又は104)が分離した個別ワイヤの一部であると共に、各端部セクションが摺動可能に支持されている背もたれ及び座部の実施形態を示す。矩形ワイヤループ103A(図7)の形成などにより、セットにした長尺セクションを互いに結合することができ、各ワイヤループ103Aが1対の長尺セクション104Aを有し、且つ各端部で長尺セクション104Aを接続する横方向延在端部セクション105Aを有することも考えられる。一方の端部セクション105Aが、2つの長尺セクション104A間の一体形ワイヤ中間セクションとして形成される一方、他方の端部セクションは、突き合わされた隣接自由端部セクションとして残されることができ、あるいは仮付け溶接されて、一体の連続的な矩形ワイヤループを形成してもよい。さらに、連続した長いワイヤストランドから蛇行構造を形成するなどにより、2つ以上の隣接ワイヤを結合することもできると考えられる。たとえば、蛇行構造は、第1長尺セクション、その第1端部から横方向に延在する第1端部セクション、第1端部セクションから第1長尺セクションに平行な方向に延在する第2長尺セクション、その第2端部から横方向に延在する第2端部セクション、第2長尺セクションに平行に延在する第3長尺セクション、(第1端部セクションと同じ端部で)その第2長尺セクションから横方向に延在する第3端部セクションなどを有し得る。その結果、各連続的長尺セクション104Aが、交互する端部で隣接の長尺セクションに接続され得る。(図13を参照。)
摩擦のさらなる減少及び/又は他の機能的制御が望まれる場合、摺動係合できるように端部セクションを支持するために、低摩擦支承部を使用することもできる。たとえば、支承部116A(図7)は、側部フレーム部材98A内のポケット99Aに摺動可能に嵌るようになっている。支承部116Aは、ループ103Aの端部セクション105Aを受け取るためのU字形溝117Aを有し、さらにポケット99A内の対応の平坦な底面に摺動可能に係合するための平坦な底面を有する。所望ならば、溝117Aを、端部セクション105Aをスナップ式に受け取るような形状にすることができる。支承部116Aの内側及び外側表面は、過大な摩耗を防止するために表面積を増加させ、且つ支承部116Aの移動をその移動限界で制限し、それによって、乱用状態で発生するような長尺セクション104Aの撓みを制限するための最適な長寿命ストッパとなるような形状である。支承部116Aは、アセタルなどの低摩擦材料で形成することができる一方、ポケット99Aは、ナイロンなどの最適の対応材料から形成される。図7は、所望ならば、同一の座部構造において、支承部116Aを用いないで、矩形のワイヤループ弾性力分散部材(位置「B」を参照)を使用することができることも示す。
代替実施形態では、単一ワイヤの弾性力分散部材103C(図9)は、側部フレーム部材98C内を通って長尺セクション104Cと共直線的に延在する端部セクション105Cを含む。ストッパ120Cが端部セクション105Cの端部に、端部セクション105Cが摺動可能に嵌り込む穴121Cに挿通されない固定的な拡大ボール又はワッシャの取り付けなどによって形成される。長尺セクション104Cが使用中に撓んだり、曲がるとき、端部セクション105Cに加わる局部応力を減少させるために、位置122Cで穴の下側内面を拡大するか、逃げを取ることが好ましいであろう。
図10〜図11の実施形態では、側部フレーム部材98Dは、側部フレーム部材98Dの下側壁126Dに一体ヒンジ(living hinges)127D及び垂直脚部128Dによって接続されている複数の隣接した薄い平坦材料ストリップ125Dを有する。注目すべきことに、ストリップ125D、壁126D、一体ヒンジ127D及び垂直脚部128Dを側部フレーム部材98Dと一体成形することができ、これにより、部品コスト及び組立が減少する。ストリップ125Dは、側部フレーム部材98D間の開口95Dを横切って延在し、線形且つ長くて曲がり部がない弾性力分散部材103Dをスナップ式に受け取る形状の溝129Dを有する。図10に破線で示されているように、弾性力分散部材103D(すなわち、長尺セクション104D)が撓むとき、ヒンジ127Dが軸「C」を中心にして回転するピボットとして作用することができるように、垂直脚部128Dが十分に長くなっている。このため、図10の実施形態は、弾性力分散部材103Dの摺動支持をまったく必要としない点で、独特である。垂直脚部128Dを僅かに短く形成することもでき、それにより、垂直脚部128Dの上部の結合部の撓みを限定的にすることも考えられる。枢動運動の軸が弾性力分散部材103Dの端部に「近すぎる」ため、これは弾性力分散部材の「純粋な」回転支持を犠牲にするであろうが、他の構成要素が、着座しているユーザが動作中にこのわずかな犠牲に気づくことを防止することができるだけ十分に撓み、且つへこむ(give)ようになっていれば、場合によっては受け入れられないこともないであろう。たとえば、設計技術者が側部フレーム部材98Dの垂直高さを僅かに小さくしたい場合、これが行われるであろう。
図11は、図10の上面図であり、隣接ストリップ125Dが線形スリット130Dによって分離されるが、ストリップ125Dは、比較的互いに接近して平行である縁部130Dを有することを示す。このため、隣接ストリップが逆方向に撓み、且つ捻れるときでも、着座しているユーザがストリップ間の隙間を感じることはない。クッション及び/又は上張りを追加することは、前後方向への力の拡散を助けることが分かっている。図11Aは、縁部130Eが、相互嵌め合いフィンガ様突出タブ131Eを生じるように正弦波形状であることができることを示す。突出タブ131Eは、前後方向132Eへの点荷重の分散を高める。それらはまた、クッション又は上張りカバーを用いないで本構造を使用する場合などに、人の衣服が隣接ストリップ125D間に挟まれることを確実になくすのを助ける。それはまた、クッションを使用する場合、クッションがその間に捕らえられるのを防止する。この前後方向への支持の分散は、長尺セクション104Eの長さに平行な横方向への点接触の拡散及び点応力の分散を行う弾性力分散部材103Eの長尺セクションの機能を補完する。
代替座部53F(図12〜図13)は、座席支持構造部を形成する離隔配置された側部フレーム部材98Fを有し、側部フレーム部材98Fは、それぞれ、連続した平行溝135Fを画定する。蛇行状の弾性力分散部材103Fは、端部セクション105Fによって交互端部で互いに接続された幾つかの平行な長尺セクション104Fを有する。端部セクション105Fは、垂直脚部128Fと、溝135Fに嵌る横方向延在短尺セクション136Fとを有し、それらは回転可能に支持される。短尺セクション136Fは、各溝135Fに沿って「R」に回転軸を画定し、垂直脚部128Fは十分に長く、そのため、弾性力分散部材103Fは、図12に示されているように回転可能に支持されながら、撓み、且つ曲がることができる。注目すべことに、短尺セクション136F内のワイヤの半径は、短尺セクション136Fが溝135F内で回転するときに、わずかな量の摺動摩擦を生じるが、半径が非常に小さく、そのため、摺動抵抗は無視することができる。図示の垂直脚部128Fは、垂直方向に延出しているが、所望ならば、僅かに内向きに傾斜させ、それにより、長い弾性力分散部材103Fに対して90度より大きい角度をなすようにしてもよい。
別の座席構造(図14、図15)は、細長い弾性力分散部材103Gを以下のように回転可能に支持する離隔配置された側部フレーム部材98Gを有する。弾性支持部材は、長尺セクション104Gを有し、各端部に成形端部ピース140Gを備える。端部ピース140Gは、インサート成形などによって成形することができ、あるいは摩擦又は他の方法で取り付けることもできる。端部ピース140Gの本体141Gは、長尺セクション104Gの端部を受け取り、脚部142Gが、本体141Gから下方に延出している。脚部142Gは、側部フレーム部材98G内の対応溝に摺動可能に係合するための摺動ピボット面を形成する丸み付き底面143Gを有する。端部ピース140Gは、アセタルなどの材料から形成され、側部フレーム部材98Gは、ナイロンなどの材料から形成することができ、そのため、その間の摩擦及び摩耗は無視することができると考えられる。端部ピース140Gは、異なる手段によって互いに固定されることができる。図示のように、ワイヤ又はロッド144Gは、丸み付き底面143Gによって画定される回転軸に沿って延在する。これにより、ロッド144Gが端部ピース140Gを互いに隣接位置に固定することができるが、端部ピース140Gが独立的に回転できるようにする。これは、弾性力分散部材103Gの独立的作用を保全する。それはまた、端部ピース140Gを弾性力分散部材103Gの各端部に取り付け、それにより、相互接続して所望の長さの「シート状」快適表面にすることができる一連のモジュールを形成することができるようにする。弾性力分散部材103Gのモジュール化及びそれらの直列的な相互接続は、製造及び組み立てに潜在的な利点を有する。
快適表面を一連の弾性力分散部材103Hで形成し、長尺セクション105H(図16〜図19)をそれらの外端部でゴム又はエラストマーなどの弾性的な弾性材料ストリップ150Hによって互いに結合することができると考えられる。そして弾性材料150Hは、側部フレーム部材98Hにより、又はその上に支持されるであろう。図示の構造では、布カバー151Hが側部フレーム部材98Hの側部に取り付けられて、弾性力分散部材103Hを横切り、且つ開口95Hを横切って延在し、それにより、快適表面を保持し、且つ美観のためにより連続的な平坦面を形成するようになっている。弾性力分散部材103H(複数可)が撓むとき、図17及び図19に示されているように、弾性材料150Hが伸張して変形し、それにより、側部フレーム部材98Hに対する側部応力を減少させ、ほとんど除去する。
さらなる変更構造が、図20に示され、これは図15及び/又は図18の実施形態と異なるものではない。図20の快適表面では、個々のモジュールが、長尺セクション104Iの各端部にブロック160Iを固定している弾性力分散部材103Iから形成される。ブロック160Iは、各ブロック160Iを貫通してブロック160Iの個別回転を可能にする剛直ロッド161Iによって一緒に保持されている。ブロック160Iは、ブロック160I間でロッド161I上に配置された管状スリーブセクション162Iなどによって離隔配置される。ロッド161Iは、ブロック160I用の回転軸を画定する。回転軸は、弾性力分散部材103Iの長尺セクション104Iと同じか、それより低くすることができる。ロッド161Iの高さが長尺セクション104Iに比較的近い場合、ブロック160Iを伸張且つ変形する材料で形成することが好ましく、又は別法として、弾性力分散部材103Iがブロック160I内で摺動することが好ましいであろう。(図9と比較されたい。)さらに別の変更例では、ロッド161Iの代わりに、紐に通したビーズのようにロッド103Iを離隔配置して、図18のように保持する可撓性ケーブルを用いる。
図21〜図24の変更構造では、シート状の上張り材などのシート材165J(複数可)上に(又はシート状の軟質布地又はクッション材に)一連の平行な弾性力分散部材103Jを縫い付けるか、他の方法で取り付けることにより、快適表面が設けられる。シート165Jの外縁部166Jが、側部フレーム部材98Jに固定される。弾性力分散部材103Jの図示の外端部は、側部フレーム部材98Jの内面の手前で終了しているが、それらを図示のものよりさらに外側に延出させることもできると考えられる。上張りシート165Jは、一般的に緊張状態に引っ張られる。側部フレーム部材98Jの内縁部167Jに丸みが付けられ、それにより、上張りシート166Jが側部フレーム部材98Jから移行して離れるとき、より滑らかに移行するようにしている。人が快適表面に座るとき、弾性力分散部材103Jは、いずれの点接触からの応力もその長さに沿って分散させる。しかしながら、その力を側部フレーム部材98Jに伝達するのは、上張りシート材である。
図25の変更構造では、2枚のシート166K及び166K’が縫い合わされ、複数の平行な弾性力分散部材103Kがその間に配置されている。縫合170Kは、弾性力分散部材103Kを内部に保持するポケットを形成する。長い「快適表面」材料ストリップを形成することができ、且つそれを巻いて非常に長いシートにし、それを所望の長さに切り離すことができることは、当業者には明らかであろう。包装産業などで起きるように、所望の「快適表面」シート材の長さが前もって分からない場合、この構造が特に好都合である。シート166K/166K’と弾性力分散部材103Kとのアセンブリは、アセンブリの縁部が支持されるが、シートアセンブリが第1方向D1に強度を、それに垂直な第2方向D2に撓み性を必要とする場合に好都合なものを形成すると考えられる。
図26の変更構造は、図25に似ているが、2枚のシート166K及び166K’の代わりに、弾性力分散部材103Lの各端部に沿って2つの弾性的な弾性ストリップ180Lを用いて、弾性力分散部材103Lを巻き上げることができる制御状態に互いに取り付けることができるようにしている。所望ならば、アセンブリを広げたとき、側部フレーム部材98L上のそれらの使用位置に位置決めされるまで、弾性力分散部材103Lをより良好に制御するために、弾性材料の中央ストリップ181Lを弾性力分散部材103Lの中央に沿って接着する(又は他の方法で取り付ける)ことができる。
図27〜図33は、弾性力分散部材R、支持部S及びデカップリング手段DMの本発明の概念及びそれらの相互接続関係を概略的に示そうとするものである。図27は、図1、図2に示されたような座部を使用して着座している人を示す斜視図である。ここに示すいずれの概念も、背もたれ、ヘッドレスト又は肘掛けにも使用することができると考えられる。さらに、本概念は、スタジアム、大量輸送手段、医療機関などの任意の座席ユニットにも使用されることができる。さらに、本概念は、点荷重接触を分散支持力に分散させることが望まれる任意の装置に使用することができるであろう。図28及び図29は、端部で回転可能に支持された弾性力分散部材の概略図であり、図30及び図31は、端部で摺動可能に支持された弾性力分散部材の概略図であり、図32及び図33は、端部の弾性ブロックによって支持された弾性力分散部材の概略図である。上記概念を組み合わせることにより、混成構造を形成することができる。たとえば、図28及び図29の構造では、回転点から支持部材Rの端部までのピボットアームに最適高さ、距離及び角度がある。ピボットアームが短すぎる場合、支持部材Rの撓み時に、結合部に張力が発生する。この張力は、回転点が摺動するか、伸張することができるようにすることによって回避される。ピボットアームが高すぎる場合、部材Rの撓み時に、(それの支持部が摺動又は伸張することができない場合に)ピボットアームが強制的に曲げられる。ピボットアームの長さが「適正」である場合、張力又は曲がりのいずれも強制されず、ワイヤの線形長尺セクションが自由に、但し一点までだけ、撓むことができる。この関係の幾何学的形状は概略的にすぎず、大きい変形で壊れる。
本発明の概念から逸脱しない限り、上記の構造に変形及び変更を加えることができることを理解すべきであり、さらに、添付の特許請求の範囲においてその文言により特に明記されない限り、かかる概念は当該特許請求の範囲により包含されることが意図されることを理解すべきである。
本発明を具現した支持構造部を有する座席ユニットの前方斜視図である。 本発明を具現した支持構造部を有する座席ユニットの後方斜視図である。 図1に示される背もたれの斜視図である。 弾性支持部の端部が外周背もたれフレームによって摺動可能に支持された、図3の円で囲んだ領域IVの拡大図である。 図1に示される座部の分解斜視図である。 弾性支持部の端部が外周座部フレームによって摺動可能に支持されることを示す、図5の座部の横方向に沿った断面図である。 図6と同様であるが、変更形ワイヤ支持部の断面図である。 弾性支持部の端部の摺動支持を示す第2変更例の斜視図である。 弾性支持部の端部の摺動支持を示す第3変更例の側面図である。 弾性支持部の端部の摺動支持を示す第4変更例の側面図である。 ワイヤ補強形弾性支持部の端部を回転可能に支持するためのピボットを画定する端部支持部材を含む、本発明を具現した支持構造部の第5変更例の正面断面図である。 図10の平面図である。 図11の変更例の平面図である。 本発明を具現した、弾性支持部を回転可能に支持するための支持構造部の第6変更例の端面図である。 図12の破断斜視図である。 本発明を具現した、弾性支持部を回転可能に支持するための支持構造部の第7変更例の端面図である。 図13の破断斜視図である。 本発明を具現した、弾性支持部を回転可能且つ伸張可能に支持するための弾性支持構造部の第8変更例の、支持構造部の無応力状態を示す端面図である。 本発明を具現した、弾性支持部を回転可能且つ伸張可能に支持する弾性支持構造部の第8変更例の、応力を受けて伸張した状態を示す端面図である。 支持構造部の無応力状態を示す図16の斜視図である。 応力を受けて伸張した状態を示す図17の斜視図である。 本発明を具現した、弾性支持部を回転可能に支持するための弾性支持構造部の第9変更例の端面図である。 本発明を具現した、弾性支持部を回転可能に支持するための弾性支持構造部の第10変更例の、支持構造部の無応力状態を示す端面図である。 本発明を具現した、弾性支持部を回転可能に支持する弾性支持構造部の第10変更例の、応力を受けて伸張した状態を示す端面図である。 支持構造部の無応力状態を示す図21の斜視図である。 応力を受けて伸張した状態を示す図22の斜視図である。 1対の上張りシートを縫い合わせ、その間で平行な弾性力分散部材を縁部間に延在させた、本発明を組み込んだロール状シートを有する第11実施形態の斜視図である。 2つのゴム縁部ストリップがその間に延在する平行な弾性力分散部材を接着且つ担持するとともに、弾性力分散部材を安定させるために中央ゴムストリップを有する、本発明を組み込んだロール状シートを有する第12実施形態の斜視図である。 図1及び図2に示されたものと同様の座部を使用して着座しているユーザを示す斜視図である。 端部で回転可能に支持された弾性力分散部材の概略図である。 端部で回転可能に支持された弾性力分散部材の概略図である。 端部で摺動可能に支持された弾性力分散部材の概略図である。 端部で摺動可能に支持された弾性力分散部材の概略図である。 端部で弾性ブロックによって支持された弾性力分散部材の概略図である。 端部で弾性ブロックによって支持された弾性力分散部材の概略図である。

Claims (18)

  1. 座席ユニット(50)であって、
    腰領域に前方突出形状を形成する一対の側部セクション(72,73:93,94)を有する背もたれフレーム(69:90)と、
    該背もたれフレームによって支持される撓み座席面と、
    着座しているユーザを支持するとき、前記撓み座席面の輪郭を制御するように前記撓み座席面に関連する複数の細長い弾性力分散部材(80:103)であって、該弾性力分散部材は、前記撓み座席面の局部ゆがみを減少させるように、全体的にその長さ(81:104)に沿って撓み可能且つ曲げ可能である、複数の細長い弾性力分散部材と、
    前記複数の細長い弾性力分散部材の少なくとも幾つかを弾性的に曲げ、それによってプリテンションを掛ける(81’)ようにするために、前記複数の細長い弾性力分散部材の外側端部(82:105)に係合する一対前記側部セクションと、
    を備える座席ユニット。
  2. 前記側部セクションは、前記弾性力分散部材に応力を加え、且つ該弾性力分散部材を曲げるように、前記弾性力分散部材の端部に当接する表面を有する、請求項1に記載の座席ユニット。
  3. 前記弾性力分散部材は、前記側部セクションで支持された端部を有する、請求項1または2に記載の座席ユニット。
  4. 前記弾性力分散部材の前記端部は、下向きに曲がったワイヤセクションを有する、請求項3に記載の座席ユニット。
  5. 前記背もたれフレームの前記側部セクションは、それぞれが平行側壁を有して前記下向きに曲がったワイヤセクションを支持するように構成された複数のリセスを有する、請求項4に記載の座席ユニット。
  6. 前記側部セクションは、前記弾性力分散部材の端部を摺動可能に支持するリセスを有し、各側部セクションは、前記弾性力分散部材が最大撓み位置まで撓むとき、前記弾性力分散部材に当接してそれを支持する表面を有する、請求項1乃至の内のいずれか1項に記載の座席ユニット。
  7. 前記背もたれフレーム及び前記弾性力分散部材上に載置されたクッションを備える、請求項1乃至の内のいずれか1項に記載の座席ユニット。
  8. 前記撓み座席面は、前記背もたれフレームを覆う撓みシートを有する、請求項1乃至の内のいずれか1項に記載の座席ユニット。
  9. 前記弾性力分散部材は長手方向に剛直である材料で形成されている、請求項1乃至の内のいずれか1項に記載の座席ユニット。
  10. 前記背もたれフレームは、前記側部セクションに接続して前記背もたれフレーム内に開口を画定する、向き合って横方向に延在するセクションを有し、前記背もたれフレームは、前記開口の周囲に延在する、請求項1乃至の内のいずれか1項に記載の座席ユニット。
  11. 前記弾性力分散部材は、丸形断面を有する、請求項1乃至10の内のいずれか1項に記載の座席ユニット。
  12. 前記背もたれフレーム上に前記弾性力分散部材を担持する支承部を備え、該支承部は、前記複数の弾性力分散部材を前記側部セクションから切り離し、それにより、前記弾性力分散部材が撓み、且つ曲げられたとき、前記側部セクションの対応移動を伴うことなく、前記弾性力分散部材の向き合った端部の内向き移動を可能にする、請求項1乃至11の内のいずれか1項に記載の座席ユニット。
  13. 前記弾性力分散部材は、端部と、該端部付近のS字形曲がり部とを有する、請求項1乃至12の内のいずれか1項に記載の座席ユニット。
  14. 座席ユニット(50)であって、
    着座しているユーザを支持するようになっているフレーム(69:90)であって、向き合った一対の側部セクション(72,73:93,94)を有し、該側部セクションは、それぞれ、内側方向に面する開放端部を有し且つ下向きの深さ方向に延在する一連の平行な細長いポケット(76:99)を有する、フレームと、
    一対の前記側部セクション間に延在する複数の弾性ワイヤ(80:103)であって、各ワイヤは、独立的に曲げ可能であると共に、前記ポケット内に延在且つ下向きの深さ方向に延在する曲がり部分を有する端部(82:105)を有する、複数の弾性ワイヤと、
    前記弾性ワイヤが弾性的に曲げられたとき、前記ポケット内で制御された摺動を行うようにするために、前記弾性ワイヤの前記端部を前記ポケット内に摺動可能に支持する内側端部と、
    前記複数の弾性ワイヤの少なくとも幾つかが無応力状態での形状と異なる所望の曲がり形状になるように張力を掛ける(81’)ために、前記弾性ワイヤの端部に当接する前記側部セクションのポケット内の表面と、
    を備える座席ユニット。
  15. 前記弾性ワイヤの前記端部は、下向きに曲がった端部を有し、前記端部を前記ポケット内に摺動可能に支持する前記内側端部は、前記ポケットの形状を、前記下向きに曲がった端部を収容できるような寸法にする、請求項14に記載の座席ユニット。
  16. 張力を掛けるための前記側部セクションの前記表面は、前記フレーム及び前記弾性ワイヤを覆う緊張した上張りを有する、請求項15に記載の座席ユニット。
  17. 張力を掛けるための前記側部セクションの前記表面は、前記弾性ワイヤの端部に当接するように構成され、且つ位置決めされる前記フレーム上の表面であって、前記ポケットの一部を形成する表面を有する、請求項14に記載の座席ユニット。
  18. 座席ユニット(50)であって、
    離隔配置された一対のフレームセクション(72,73:93,94)と、
    一対の該フレームセクション間に延在して、着座しているユーザを支持するように構成された複数の細長い弾性支持部(80:103)と、を備え、
    一対の前記フレームセクションは、該弾性支持部と係合し且つ該弾性支持部を非線形の形状に曲げる(81’)
    座席ユニット。
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