JP4652578B2 - 通信システムにおける利用可能な容量の使用を最大化するための方法及び装置 - Google Patents

通信システムにおける利用可能な容量の使用を最大化するための方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
発明の背景
1.発明の分野
この発明は通信システムの分野に関し、特に、多数のユーザに関連する信号が共通チャネルを介して同時に送信される通信システムにおける利用可能な容量の使用を最大化する通信システムに関する。
【0002】
2.従来技術の記載
遠隔通信トラフィックは多数のクラスに分割される。1つの分類方法は、トラフィックが送信されるレートとトラフィックの優先度に応じてトラフィックを分割する。この分類方法に従えば、トラフィックは、一定ビットレート(CBR)、可変ビットレート(VBR)、あるいは利用可能ビットレート(ABR)として分類される。CBRトラフィックは送信されるべきデータの要求とは無関係に固定したビットレートが割り当てられる。これは利用可能なサービスの中で最も高価なタイプである。VBRトラフィックは、トラフィックが各通信ごとに送信されるレートをユーザが決定するのを可能にするタイプである。ABRトラフィックは最も低い優先度のトラフィックである。ABRトラフィックは利用可能な任意のレートで送信される。従って、ABRサービスは比較的安価である。
【0003】
CBRサービスを使用して最良に送信されるトラフィックの1つの例は、従来の固定レートの回線交換トラフィックである。VBRサービスに適した可変の要求をもつ信号の例は、音声及びインターネットビデオサービスである。CBR及びVBRトラフィックはともに比較的高い品質のサービス要求をもちリアルタイムである。サービスの品質は、データが首尾よく受信される信頼性と受信における遅延により示される。ABRトラフィックは低い優先度をもち、トラフィックが短時間に配送される確率が高くない。ABRサービスに適したトラフィックはファイル転送及び電子メールの転送を含む。負荷(loading)が高くなく、従って遅延が高くなければ、大抵のワールドワイドウェブ送信はABRサービスを使用する。
【0004】
セルラ通信システムのフォワードリンク能力(すなわち、ユーザの数と各ユーザのビットレート)は、部分的には、システムの基地局から送信される信号を増幅するのに用いられるパワーアンプの能力によって制御される。例えば、符号分割多元接続(CDMA)通信システムにおいては、送信されるトラフィックストリームのぞれぞれに対して符号チャネルが割り当てられる。典型的なCDMAシステムの詳細は、米国特許4901307号(名称:衛星あるいは地上リピータを使用するスペクトル拡散多元接続通信システム)に記載されている。これは本発明の譲り受け人に譲渡されており、引用例としてその全体がここに組み込まれている。CDMAシステムにおける各チャネルは、周波数帯(各符号チャネルに対して同じである)にわたって変調されており、CDMAチャネルを形成するべく組み合わされる。各符号チャネルにおいて要求されるパワーの量は当該符号チャネルを介して送信されるトラフィックのビットレートと、(移動局などの)受信局及び(基地局などの)送信局におけるアンテナのゲインと、基地局と情報が送信されるリモート局との間の伝送路損失(すなわち信号の減衰の量)と、移動局での雑音レベルと、使用される変調方法のパフォーマンスに依存する。移動局における雑音レベルは、熱雑音、移動局が受信していない他のセルからの雑音、移動局が受信しているセルからの非直交信号成分からの雑音を含む。CDMAチャネルは基地局内でパワーアンプによって増幅される。基地局は、それに向けられた信号を所望のエラーレートで受信するために、意図する受信局に対して十分な全パワーを送信しなければならない。基地局は、CDMAチャネルによって供給されるパワーの全体の量が、パワーアンプが不要なひずみを発生しないで提供できるパワーの量を越えないように種々の方法を使用する。
【0005】
セルラ通信システムのフォワードリンク能力はさらに、ユーザ自身のセル(すなわち、TIA/EIA−95に示されるように、波形が直交した状態で送信されるならば非直交成分)からの干渉の量と、他のセルによって送信される信号からの干渉の量によって制限される。このことは基地局が送信するパワーの量とは無関係にある制限をもたらす。このような場合、基地局の送信パワーを制限を越えて増大させてもシステムの能力を部分的に増大させるだけである。
【0006】
基地局の最大出力パワーレベルは基地局のパワーアンプに関連した多数の設計パラメータによって決定される。パワーアンプの2つの関連のあるパラメータは、パワー放散と不要な放射である。不要な放射は送信信号の帯域外での放射である。不要な放射の多くはパワーアンプ内での相互変調(intermodulation)により発生する。相互変調はひずみの一形態である。相互変調ひずみは、パワーアンプが当該パワーアンプの最大出力に近くまで駆動されたときに増大する。連邦通信委員会(FCC)などの規制団体はしばしば不要な放射を制限する。工業標準もまた同じシステムあるいは他のシステムとの干渉を避けるために不要な放射に制限を設けている。
【0007】
不要な放射を要求された制限内に維持するために、パワーアンプの出力パワー能力は、不要な放射が要求された制限を越える確率が大変小さくなるように選択される。要求されたパワーが最大出力パワーを越えるときには、基地局は不要な放射を予め決められた制限内に維持するために出力パワーを制限できる。しかしながら、パワーアンプに関する要求は同時に送信されるトラフィックストリームの数によって決定される。それぞれの送信されたトラフィックストリームは任意に開始または停止する。したがって、基地局が特定の時間に送信することが必要なパワーの量を決定することは困難である。
【0008】
通信システムにおいて重要な判断基準は、信号対ノイズ比である。ディジタル通信システムにおいて、要求される信号対ノイズ比は、ビットレートと、全雑音スペクトル密度によって割り算されるビットあたりのエネルギーとの積である。通信システムのエラーレートはしばしばビットエラーレートあるいはフレームエラーレートで表現される。エラーレートは信号対ノイズ比の減少関数である。受信した信号対ノイズ比が低すぎる場合には、エラーが発生する確率が大変高い。すなわち、通信システムは、受信した信号対ノイズ比を所望のエラーレートに対して要求される信号対ノイズ比にあるいはそれよりも上に維持することを行なう。
【0009】
従って、CDMAシステムなどの、多数のユーザが共通のチャネルを介して同時に送信する移動無線通信システムにおいて、遠隔通信システム内で許可される同時VBR及びCBRユーザの数は概して制限される。この制限は、最大出力パワーを越える確率を低く維持するのに選択される。ユーザの数に関する制限を選択するときに、VBRサービスの可変レートの性質と、フォワードリンクに関する動的パワーコントロールとが考慮される。
【0010】
上記した特性はフォワードリンクに関連して記載されたが、同様の特性はリバースリンクにもまた適用される。
【0011】
本発明の要約
多数のユーザに関連した信号を同時に送信するための共通の周波数チャネルを使用する(CDMAシステムなどの)通信システムにおいて利用可能な容量の使用を最大化するための方法がここに開示される。開示の方法にしたがって、移動無線システムにおけるフォワードリンクは、多数のユーザに関連した複数のトラフィックストリームをサポートするとともに、(基地局などの)送信局から(移動局などの)受信局への少なくとも1つの共通チャネルを介して送信される。フォワードリンクは最大パワー限度(ceiling)の影響を受ける。フォワードリンクに関して基地局から移動局への第1セットのトラフィックストリームを同時に送信することに関する第1の出力パワーレベルが最初に決定される。次に、第1の出力パワーレベルは最大パワー限度と比較される。少なくとも1つのさらなるトラフィックストリームの一部を送信するための”利用可能な容量”を有するフォワードリンクにおける少なくとも1つの時間フレームが識別される。利用可能な容量を備えることにより、フォワードリンクを送信するのに要するパワーの量は、フォワードリンクが不要なひずみなしに送信できるパワーレベルよりも低い。第1セットのトラフィックストリームと少なくとも1つのさらなるトラフィックストリームの一部はその後、フォワードリンクに関する少なくとも1つのフレームの間に同時に送信される。さらなるトラフィックストリームは選択的にフォワードリンクを介して不連続に送信され、第1セットのトラフィックストリームよりも低い優先度を有している。不連続な送信は、時間内に互いに隣接しないフレーム(すなわち、不連続なストリームを含まないフレームは不連続なストリームを含むフレーム間に送信される)上の送信を意味する。
【0012】
好ましい実施形態によれば、フォワードリンクに関する任意の容量は、第2セットのトラフィックストリームに割り当てられる。ここで第2セットの各部は1つ以上のフレームを使用することによりフォワードリンクに関して不連続に送信される。この実施形態において、第2出力パワーレベルはフォワードリンクに関して第2セットのトラフィックストリームからフレームの群を同時に送信することに関連する。そして、第1の出力パワーレベル(すなわちフォワードリンクを介して第1セットのトラフィックストリームを送信することに関連する出力パワーレベル)と第2の出力パワーレベルの和は最大パワー限度よりも大きくない。特に好ましい第1及び第2の出力パワーレベルの和は複数の時間フレームにわたって一定レベル(好ましくは最大パワー限度)で維持される。本発明が高速のフォワードリンクパワー制御システムに関連して実行されるときに、本発明を実行するのに必要なパワー割当ての決定は好ましくは基地局受信機に配置されたパワーマネージャにおいて行なわれる。一方、システムが複数の基地局送信機に対するサービスを行なう基地局コントローラを含む場合は、パワー割当ての決定は基地局コントローラ内に配置されたスケジューラにおいて行なわれ、適当な基地局送信機に送信される。
【0013】
本発明のさらなる一面によれば、フォワードリンクに関して利用可能な容量が1つまたはそれ以上のフレームの群にわたって存在し、第2セットのトラフィックストリームに割り当てられる場合には、第2セットのトラフィックストリームにおける少なくとも1つのフレームは、まず、意図する受信移動局による正しい復調に十分でない第1のシンボルエネルギでフォワードリンクを介して送信される。この実施形態においては、まず第1のシンボルエネルギで送信された第2セットのトラフィックストリームにおける少なくとも1つのフレームは、後のタイミングで、意図する受信移動局による正しい復調のためにそれ自身十分でないさらなるシンボルエネルギで再送される。少なくとも1つのフレームの再送は、受信したシンボルエネルギの和が意図する受信移動局による正しい復調のために十分なエネルギになるまで1度以上実行される。
【0014】
フレームが、意図する受信移動局による正しい復調のために十分でない第1のシンボルエネルギ量でまず送信される場合、その移動局は、受信フレームが誤って受信されたと決定し、所定のプロトコルによって基地局に通知する。プロトコルは肯定あるいは否定の確認応答プロトコルである。言い換えると、移動局はそれが情報を正しく復調できるときは肯定の確認応答を送信し、他方、移動局は情報を正しく復号できないときはいつでも否定の確認応答を送信する。基地局は移動局で受信した情報のシンボルエネルギを推定できるので、移動局は、いずれかのプロトコルが使用されたときエネルギ情報を基地局に送信する(これは必須ではない)。すなわち、移動局へのフレームの再送のためのパワーレベルを選択するのに移動局から基地局への付加的なエネルギ情報の明示的な送信は、本発明では必須の事項ではない。
【0015】
本発明のさらなる側面によれば、第1セットのトラフィックストリームは少なくとも1つの一定ビットレートのトラフィックストリームと少なくとも1つの可変ビットレートトラフィックストリームを含み、一定ビットレートにおけるフレームと第2セットのトラフィックストリームにおけるフレームとは時間的に互いにオフセット関係を有する。第2セットのトラフィックストリームにおけるフレームの群は、異なる長さを有するメッセージを選択的に含む。さらにトラフィックストリームの各々は異なるフレーム長さを有する。
【0016】
意図する受信移動局での正しい復調に十分でないシンボルエネルギで基地局からトラフィック情報をまず送信し、次に、意図する受信移動局での正しい復調のために十分でないそれ自身による付加的なシンボルエネルギで基地局から同じトラフィック情報を再送する本発明の側面は、時間ダイバーシチを獲得するために、フォワードまたはリバースリンク送信において概して適用される。言い換えると、本発明のこの側面は、上記の実施形態において述べた特定のトラフィックストリームの1つを単に送信するためではなく、任意のトラフィックストリームを送信するのに用いられる。
【0017】
本発明の詳細な説明
図1は、セルラ通信システムのフォワードリンクにおけるトラフィックのグラフィックな表示10である。グラフィックな表示10は時間フレーム18a−fを含む時間期間を包囲する。時間フレーム18a−fは例えば20ミリ秒の時間である。グラフィックな表示10は3つの一定ビットレートのCBRトラフィックストリーム14a−cを含むフォワードリンクトラフィックを送信する通信システムの使用を含む。すべてのCBRトラフィックストリーム14a−cはすべての時間フレーム18a−fの間に送信される。さらに、3つの可変ビットレート(VBR)トラフィックストリーム14d−fがグラフィックな表示10で示されている。VBRトラフィックストリーム14d−fは、オンとオフの状態を行き来し、各時間フレーム18a−fの間変化する送信レートを有する。
【0018】
トラフィックストリーム14a−fは例えばCDMA変調を用いて共通のチャネルを介して同時に送信される。表示10により示されたフォワードリンク内で、時間フレーム18cは最も負荷が大きくなる。これは、基地局で要求される出力パワーは時間フレーム18cの間に最大になるからである。より詳細には、VBRトラフィックストリーム14d−fの要求のために時間フレーム18cは、他の時間フレーム18a−fよりもより大きなパワーを必要とする。2つのトラフィックストリーム14e、14fは比較的低いビットレートのために時間フレーム18cの間でほとんどパワーを要求されないので、時間フレーム18eは最も小さな負荷となる。グラフィックな表示10の空白の領域22は未使用のパワー、すなわち通信システム内で利用可能は容量を示す。
【0019】
図2は、時間フレーム18a−fを包囲する期間のセルラ通信システムのフォワードリンクにおけるトラフィックのグラフィックな表示である。グラフィックな表示はトラフィックストリームに対する通信システムの使用を示す。送信されたトラフィックは3つのCBRトラフィックストリーム14a−cと、3つのVBRトラフィックストリーム14d−fを含む。トラフィックストリーム14a−fは図1に示すグラフィックな表示に関して前述した方法により送信される。さらに、図2のグラフィックな表示はABRトラフィックストリーム20a、bを示す。ここでABRトラフィックストリーム20aはABRトラフィックストリーム20bと比較して高い優先度を有しているものとする。ABRトラフィックストリーム20a、bは例えばCDMA変調を用いてトラフィックストリーム14a−fとして同じチャネルを介して同時に送信される。
【0020】
図1に示すグラフィックな表示の空白の領域22によって表されるように、ABRトラフィックストリーム20a、bは残りの利用可能基地局出力パワーの全てを使用する。この例では、基地局は各時間フレーム18a−fにおいてフォワードリンクにCBR及びVBRトラフィックを載せる。次に基地局は、各フレームの間におけるCBR及びVBRの送信に必要なパワーと最大出力パワー値とを比較することにより、どの時間フレーム18a−fが、ABRトラフィックの送信に利用可能な余分な容量をもっているのかを決定する。次に基地局は使用されないで残っている利用可能な送信パワーを利用するために、ABRトラフィックをスケジュールあるいは送信する。ABRトラフィックの送信は、ABRトラフィックストリームの各々の相対的な優先度に応じて実行される。このスケジューリング方法は、CBR、VBR、ABRトラフィックのフレーム長さが一致しているので、図2に示す例において可能である。ここでCBRまたはVBRストリームは、これらのストリームに対するサービス要求の品質が満たされる限り、ABRストリームと同様の方法で利用可能な送信パワーを満たすのに使用される。
【0021】
基地局は、使用されないで残っている利用可能なフォワードリンク送信パワーを活用するために、ABRトラフィックストリームをいかにもっとも良い方法でスケジュールあるいは送信するのかを決定するのに種々の方法を適用する。例えば、送信のために蓄積された種々のABRストリームの各々を送信するのに必要とされるパワーを決定した後、基地局は、利用可能な容量に等しいパワー要求で1つ以上のABRストリームを単に選択する。一方、基地局は、送信のために蓄積されたすべてのABRストリームの間で利用可能な容量を均等に分割する。さらにABRストリームは不連続で送信される。不連続な送信とは時間的に互いに隣接しないフレームの送信を意味する(すなわち、不連続なストリームを含まないフレームは、不連続なストリームを含むフレーム間に送信される)。
【0022】
以下に詳細に説明するように、送信のためのストリームをスケジューリングするにおいて、基地局は全パワー(移動局で送信された情報を正しく復調するのに基地局推定が要求されるパワーレベル)で与えられたABRストリームを送信することを選択するか、あるいは、基地局は、最初は、正しい復調のために要求される全パワー以下でABRトラフィック情報を送信し、後のタイミングで全パワー以下で再び同じトラフィック情報を再送することを意図的に選択する。同じトラフィック情報の多重送信を受信している移動局は、トラフィック情報を正しく復調するために、バッファ内で両方の送信をシンボル単位で組合わせる(和を求める)。一実施形態においては、最初は、意図する受信機によって正しく復調するのに十分なパワーでどのストリームも送信されないように、基地局は多数の異なるストリーム間でパワーを割り当てる。意図する受信機によって正しく復調するのに十分なパワー以下でトラフィック情報を最初は送信し、次に後のタイミングで同じ情報を再送することによって、基地局はABR送信に関連した時間ダイバーシチを獲得することができる。フェージング環境において、これは、要求された全Eb/Noを低くする。使用されないパワーを割り当てることに関して基地局が調整できる他のパラメータは、送信レートと、送信されたストリームの符号レートである。
【0023】
上記した方法でフォワードリンクを完全に満たすことの1つの利点は、フォワードリンクに関して基地局によって送信される全パワーIorは一定であることである。フォワードリンクの負荷(loading)の整合性は単にパワー制御を推し進める。しかしながら、フォワードリンクに関して利用可能なエネルギの全てを使用する必要はない。さらに、たとえすべての利用可能なエネルギが使用されるときでも、残りのパワーを完全にABRトラフィックストリームで満たす必要はない。例えば、付加的なCBRあるいはVBRトラフィックストリームをフォワードリンクを介して送信するのに十分なパワーがあるときには、例えば、利用可能な容量がCBRあるいはVBRトラフィックストリームを送信するのに使用される。
【0024】
図3は、時間フレーム18a−fを包囲する期間のセルラ通信システムのフォワードリンクにおけるトラフィックのグラフィックな表示50である。グラフィックな表示50は、3つのCBRトラフィックストリーム14a−cと3つのVBRトラフィックストリーム14d−fを含むトラフィックを送信する通信システムの使用を示す。トラフィックストリーム14a−cはグラフィックな表示10,30に関して前述した方法で送信される。しかしながら、グラフィックな表示50において、VBRトラフィックストリーム14d−fにおけるフレームは、時間フレーム18a−fに関してオフセット関係にある。グラフィックな表示50におけるフレームオフセットは、ピークプロセシング(すなわち、同時に処理されねばならない情報の量)、ピークバックホール処理peak backhaul usage(基地局送信機(BTS)や基地局コントローラ(BSC)などの他の基盤要素に送らなければならない情報の量)、通信システム内の遅延を低減する。この種のフレームオフセットは良く知られている。
【0025】
さらに、図3に示すオフセットは時間フレーム18a−f内で要求される全送信パワーを実質的に変化させる。TIA/EIA暫定標準に従って動作するCDMA無線電話システム(名称:“移動局−二重モード広帯域スペクトル拡散セルラシステムのための基地局両立性標準”、TIA/EIA/IS−95,1993年7月、この内容はここに引用例(IS−95)として組み込まれている)においては、時間フレーム18a−f内に16の可能な時間オフセットが存在する。従って送信パワーレベルは、各フレーム内で16回まで変化する。送信パワーレベルが16回変化するとき、トラフィックストリームの数が大きいので負荷の統計的平均化が発生する。それにもかかわらず、送信パワーレベルに実質的な変化が発生する。これは、ABRストリーム20a、bに対するパワーの割当てを困難にする。しかしながら、超高速のパワー制御方法が可能である。このパワー制御方法は、概してストリーム及び秒あたり800回で動作し、従って、要求されたストリームあたりの送信パワーを1.25ミリ秒ごとに増加あるいは減少させる。高速フォワードリンクパワー制御は米国出願NO.08/842993号(名称:フォワードリンクパワー制御のための方法及び装置)に開示されている。この米国出願は本発明の譲受人により所有され、その内容はここに引用例として組み込まれている。
【0026】
グラフィックな表示10,30,50のフレーム18a−fはすべて同じ時間長さである。好ましい実施形態においてはそれらは20msの時間長さである。さらに、異なる長さのフレームを使うことも可能である。例えば、20msの長さのフレームと混合された5msの長さをもつフレームを使用可能である。他方、40msなどのより長い時間長さをもつフレームを20msの時間長さのフレームと混合することも可能である。
【0027】
図4は、時間フレーム18a−fを包囲する期間に対するセルラ通信システムのフォワードリンクにおけるトラフィックのグラフィックな表示70である。グラフィックな表示70は基地局出力パワーレベルを一定のレベルに維持するのに適したスケジューリング方法を示している。図2に示すシステムの場合と同様に、図4に示すシステムにおいて、基地局は、使用されないで残っている利用可能な送信パワー(すなわち、図3に示すブロック22)を活用するために、ABRトラフィックストリーム20a、20bの送信を予定する。ABRトラフィックストリーム20a、bの送信パワーレベルは出力パワーを一定に維持するために動的に調整可能である。すなわち、基地局は、それが十分でない利用可能容量であるならば、ABRトラフィックストリーム20a、bのパワーを減らすことができる。20msフレームの中央で調整が可能である。その結果、ABRトラフィックストリーム20a、bの送信パワーレベルは動的な調整を使用するときには十分な受信に必要とするパワーレベルよりも低い。同様にして、基地局は当該基地局が利用可能な容量をもつならば、ABRトラフィックストリーム20a、20bのパワーを増やすことができる。図2に関して上記した種々のスケジューリング方法が図4に示すシステムの文脈において適用される。
【0028】
ここで、基地局が、意図する受信機による正しい復調のために必要とされるパワー以下で最初にABRトラフィック情報を送信する上記の方法について述べる。当業者は、通信システムにおいて情報ビットを首尾よく送信するには、ビットあたりの最小エネルギ/ノイズスペクトル密度Eb/Noを必要とすることを理解している。ビットエラーの確率はEb/Noの減少関数である。フレームは多数のビットから構成される。フレーム内の特定のビットがエラーであれば、フレームがエラーとなる。符号化なしの通信システムにおいては、フレームがエラーとならないためには、各ビットに対して高くて十分なEb/Noが必要となる。しかしながら、符号化及びインタリーブされたシステムにおいては、そのような要求はかならずしも各ビットに要求されない。むしろ、これらのシステムは概してして最小の平均Eb/Noを必要とする。符号化及びインタリーブされたシステムにおいて実際に必要とされる平均エネルギレベルは平均化、特に符号化及びインタリーブ処理の長さと、種々の時間に受信されるエネルギ量に依存する。
【0029】
符号化及びインタリーブ処理は概して送信チャネルにおいてしばしば発生するフェージング効果に対処するために用いられる。IS−95標準と両立する通信システムにおいて、符号化及びインタリーブ処理は、20msフレームの長さに渡って実行される。すなわち、この種のシステムにおいては、フレームあたり受信される全エネルギは重要な量である。したがって、グラフィックな表示と本発明のシステム及び方法との関連性の理解のためには,送信エネルギ及びエラーレートのより詳細な説明が提供されることが重要である。
【0030】
フレームごとに受信される全エネルギは、E/Nとして表される。フレームあたりNの符号化シンボルがあり、それぞれが等しいE/Nを有するならば、
=NE/N
である。ここで、Eはシンボルのエネルギである。
【0031】
(E/Nrkiをk番目のフレームのi番目のシンボルに対する受信E/Nとする。さらに、(E/Nrkをk番目のフレームにおける受信エネルギとする。k番目のフレームの間に受信するスペクトルノイズ密度に対するエネルギは、
(E/Nrk=Σ(E/Nrki
i=0
で表される。k番目のフレームが正しく受信される(すなわち、k番目のフレームが意図する受信機による正しい復調を可能にするのに十分なエネルギで受信される)確率は、(E/Nrkに比例する。すなわち、(E/Nrkが所定の値を越えるならばk番目のフレームは正しく受信された確率が高い。移動局で受信されるE/NはPC/N/Rから決定される。ここでPは受信パワー、Cは符号レート、Rは送信レートである。一方、E/Nは当業者に知られた多くの技術の任意の1つにより決定される。IS−95システムなどのようなシステムの場合、Eは符号チャネルについて受信したシンボルあたりのエネルギであり、Pは符号チャネルについて受信したパワーである。
【0032】
ABRトラフィックストリームの送信パワーが変化することが許されるならば、ビットレートあるいは受信E/Nが変化しなければならない。ABRトラフィックストリームの送信パワーの急速な変化が高い基地局出力パワーレベルを維持するために望まれる。しかしながら、新しい送信レートを信頼性をもって移動局に知らせることは困難である。IS−95タイプのシステムにとって、出力パワーレベルは上述したように1.25ミリ秒ごとに変化する。すなわち、受信E/Nは変化するようにすることができ、これより、(E/Nrkを変化するようにすることが可能である。(E/Nrkを大変小さなエラー確率を提供するのに十分な大きさにするパワーレベルで送信するならば基地局はパワーを無駄にする。一方、基地局が低すぎるパワーレベルで送信するならば、フレームにおける高いエラー確率を引き起こす。
【0033】
基地局は、符号チャネルを介して送信されるパワーの量に基いて移動局で受信(E/Nrkを推定することが可能である。基地局は、符号チャネルを介して送信される符号化シンボルエネルギの和を算出することによりこの推定を実行することができる。全体の(E/Nrkは正しいフレーム受信の確率の良い表示となるから、基地局は、正しい受信の所望の確率をもつのに十分高いエネルギレベルを送信したかどうかを決定することができる。送信エネルギレベルが高くない場合、基地局は、補償により所望の送信(E/Nに近づけるために、フレームの後部の間に送信パワーレベルを増やすことができる。同様にして、基地局がフレームの前部において必要とされるエネルギよりも多いエネルギを送信するならば、フレームの後部でエネルギ量を減らして、節約したエネルギを残りの符号チャネルに適用することができる。基地局は実際に(E/Nrkを計算することは必要でなく、その代わりに、正規化されたシンボルエネルギ値を計算する。基地局は、当業者に知られた任意の方法を用いてフレームあたりの必要な正規化全送信エネルギを決定することができる。
【0034】
上記したように、本発明は移動局から基地局への余分なエネルギ情報の明示的な送信を行なうことなしに使用可能である。特に、移動局は受信フレームが正しく受信されたかどうかを決定でき、基地局との確認応答プロトコルを実行する。そのプロトコルは、肯定あるいは否定の確認応答プロトコルである。言い換えると、移動局は、情報を正しく復調することができるならば肯定の確認応答を送信し、情報を正しく復調できないときはいつでも否定の確認応答を送信する。本発明に関連して用いられる2つの具体的な確認応答プロトコルについて図5及び図6を参照して以下に述べる。過去のパワー制御が用いられるならば、基地局は移動局で受信される情報のシンボルエネルギを推定することができる。次に移動局はいずれかのプロトコルが使用されるときにエネルギ情報を基地局に送り返す。しかしこれは必須ではない。すなわち、そのようなエネルギ情報の移動局から基地への送信は本発明においては選択事項である。
【0035】
送信パワーの量を動的に変化させることは移動局受信機における復調処理に悪影響を及ぼす。受信機において、最適なプロセスは、各シンボルに対する信号対ノイズ比によって蓄積されたシンボルの振幅を重み付けすることである。そのような復調処理は米国特許出願08/969319号(名称:シンボル蓄積を用いた時間能率再送のための方法及び装置)に開示されている。これは、本発明の譲受人によって所有されており、その内容はここに引用例として組み込まれている。たいていのIS−95実装において、重み付けは共通のパイロット信号を使用する。これは符号チャネルパワーはフレームにわたって一定であり、パイロットE/Iは信号対ノイズ比の縮尺値である。(米国特許出願08/842993に記載されているような)高速フォワードリンクパワー制御においては、パワーはフレーム内で変化し、これによって符号チャネルのパワーは共通パイロット信号に対して定比例しない。フレーム内のパワー変化は問題ではない。これは、必要ならば適切な重み付け方法を開発することができるからである。しかしながら、基地局が1つ以上の他の符号チャネルについてそれを使用するために、符号チャネルの送信エネルギを減らすときに、重み付けは大変異なってしまい、移動局は基地局が使用しているパワーを見逃してしまう。例えば、第1のフレームの終端でのグラフィックな表示50のABRストリーム14fに適用される重み付けは、第2のフレームの終端で適用される重み付けよりもはるかに大きくなる。ここで、大量のパワーが第1のフレームの終端でストリームに対して送信され、少ないパワーが第3のフレームの終端で送信されることに注目されたい。このような状況において正確な重み付けを行なうために、移動局は受信シンボル内のエネルギとノイズを推定して最適な重み付けを適用する。
【0036】
上記の段落で説明したような重み付けに対して共通のパイロットチャネルを使用するのではなく、専用のパイロットチャネルを用いる重み付けを開発することも可能である。専用のパイロットチャネルは特定の移動局に向けられたパイロットである。専用のパイロットパワーは特定の移動局に送信されるパワーの一部である。専用のパイロットでは、データチャネルについての送信パワーに比例してパイロットレベルを調整することが可能である。この方法の欠点は、位相推定器の変動を増大させる影響を及ぼしパフォーマンスを低下させてしまう。さらに、重み付けに対する専用のパイロットチャネルによる方法は、非ABRサービスが移動局に送信されている場合には機能せず、そのような非ABRサービスは適切なパフォーマンスに対して高いパイロットレベルを必要とする。そのような場合において、専用パイロットのレベルは高いレベルに維持され、それによってパワーを無駄にしかつ、重み付けの開発に対する専用パイロットチャネルの使用を妨げる。
【0037】
上記した状況下では、移動局は少ないエラーでストリームを復調(すなわちストリームを正しく復調)するのに十分なパワーでABRトラフィックストリームを受信することができない。移動局は、フレームが重要な損失を受けたか否かを決定するために、サイクリックリダンダンシー(CRC)ビットをチェックする処理と、再符号化されたシンボルエラーレートを試験する処理と、全受信エネルギをチェックする処理の組合わせを使用することができる。当業者に知られた他の方法も使用可能である。
【0038】
本発明によれば、フレームがエラーであると決定されたとき、移動局はフレームに対する受信符号シンボルをバッファに蓄積する。本発明の一実施形態によれば、移動局は次にフレームにおいて受信したエネルギに基いて(E/Nを計算する。必要なエラーレートで復調されるフレームに必要な付加的な(E/Nの量が推定される。移動局は基地局に対して否定の確認応答を送信し、これは余分に必要とされる(E/Nrkの量の推定を含む。必要となる全(E/Nは、基本チャネルまたはDCCHチャネルに対して必要な外部ループパワー(または閾値)に基いてこのパワー制御方法に於いて推定可能である。米国特許出願08/842993(上述)は必要な外部ループパワーに基いて必要な全(E/Nを推定するための方法を開示している。
【0039】
他方、使用中のチャネルに対する別個の外部ループパワー制御方法がある。フレームが正しく受信されない(すなわち不要な数のエラーを有する)とき、(E/Nは十分ではない。すなわち、最適なパワーレベルは、前回の試みが正確に受信できなかったという事実を考慮した条件付統計によって決定される。必要な余分の(E/Nrkの量を送信する代わりに、移動局は受信した(E/Nrkの量を基地局に送信することができる。移動局はまた、基地局に送信される情報の正しい復調のために必要とされる量の推定を含む。
【0040】
図5は、本発明の方法の実行に適した通信システムの基地局と移動局間の確認応答プロトコルのスケジューリング時間ラインを示すグラフィックな表示90である。グラフィックな表示90の確認応答プロトコルは上記したパワー制御方法において使用可能である。グラフィックな表示90の方法の好ましい実施形態は、IS−95第3世代のシステムにおいて実行される。IS−95第3世代のシステムにおいて、フォワードリンクに関するABRトラフィックストリームの送信には追加チャネル(F−SCH)が使用可能である。追加チャネルは概してスケジューリングチャネルである。しかしながら、それは固定あるいは可変チャネルであってもよい。F−DCCHとR−DCCHはそれぞれフォワード及びリバース制御チャネルである。本発明に従ってフォワードリンクに関するABRトラフィックストリームの送信に追加チャネル(F−SCH)が使用されるとき、DCCHチャネルのエラーレートは概して追加チャネル(F−SCH)のエラーレートよりも低い。グラフィックな表示90の確認応答プロトコルにおいて、基地局はメディアアクセス制御(MAC)メッセージ94及び98におけるスケジュールを移動局に送信する。スケジュールは送信されるフレームの数、送信レート、フレーム番号(これらに限定されない)を含む送信に関する多くの状況を移動局に知らせる。本発明の一実施形態において、MACメッセージ94は移動局に使用される送信レートを提供する。この実施形態では、移動局はF−SCHを受信する試みを継続的に行なう。
【0041】
基地局は、2つの無線リンクプロトコル(RLP)フレーム102,106を移動局に送信しなければならないことを示す。RLPは通信システムの上位層フレーミングプロトコルである。TIA標準IS−707に記載されたそれと類似のRLPが使用可能であるが、多くの異なる上位層フレーミングプロトコルが使用可能である。次に、RLPフレームはまさに物理層フレームにマッピングするものと仮定されるが、これは必ずしも本発明の一部ではない。RLPフレーム102、106のシーケンス番号はそれぞれ、k及びk+1である。RLPフレーム102、106はそれぞれ、物理的フレームi+1及びi+2の間に送信される。移動局がRLPフレームk+1(106)の送信を正しく受信するとき、それはメッセージ112を使用するフレームを確認する。基地局はRLPフレームk(102)の確認応答を受信しないので、基地局は、RLPフレームkは物理的フレームi+5(110)の間に再送されることになっていることを示す、MACメッセージ98における新たなフォワードリンク割り当てを送信する。移動局はMACメッセージ98から、それはフレームi+5(110)の間に受信した信号と、フレームi+1(102)の間に受信した信号とを組み合わせなければならないことを把握する。物理的フレームi+1が物理的フレームi+5の間に再送された後、移動局は、再送された物理的フレームi+5において各シンボルに対して受信したエネルギと、フレームi+1(上記のようにバッファに蓄積されている)の間における元の送信の受信エネルギとを組み合わせ、以下に述べるようにフレームの組み合わされた受信エネルギを復号する。
【0042】
移動局は、確認応答メッセージ114を使用してフレームi+6の間にRLPフレームkを確認する。この確認に基く方法では、エネルギ不足は基地局に送信されない。さらに、さらなる実施形態において、エネルギ不足はRLPフレームk+2の確認応答とともに基地局に送信される。すなわちこの実施形態では、確認応答はいつも、エラーであった第1のフレーmから要求される余分の(E/N)kの量の推定を含んでいる。しかしながらこの方法は、フレームシーケンスの最後のフレームが移動局によって正しく受信されなかった場合にはうまくいかない。
【0043】
基地局が確認応答が移動局から受信されなかったことを決定し、そのメッセージを再送することを望んだとき、基地局はメッセージを送信するときのレベルを決定する。基地局は、移動局によって必要とされたエネルギの量に関するフィードバック情報に基づいてレベルを選択することができる。あるいは、基地局は、移動局がすでに受信したエネルギの量を推定し、これを再送するときのレベルを決定するのに使用する。一実施形態では、再送のために選択されたパワーレベルは、元のメッセージのシンボルエネルギと再送されたメッセージが受信バッファ内で組み合わされるときに、正しい復調のために必要な最小パワーレベルに対応する。基地局は、フォワードパワー制御からの情報と、送信レートと、伝播状態と、フレームを送信するのにすでに使用されたパワーの量と、伝送路損失を用いて、移動局がすでに受信したエネルギ量を推定することができる。この推定を行なうのに用いられる実際の情報は、基地局で利用可能なこれらのあるいは他の任意のパラメータを含む。他方、基地局は単に固定パワー(あるいはフォワードパワー制御レベルに関して固定のパワー)を移動局に送信することが可能である。この固定パワーレベルは基地局によって予め決定される。
【0044】
再送フレームの身元を提供するために基地局がメッセージ98を移動局に送信する明示的な方法に代わって、移動局は、送信データからまずまずの正確さで再送されたフレームの身元を暗黙のうちに決定することができる。例えば、フレームi+5が、フレームi+1などの確認応答されなかった以前のフレームにおいて受信したデータに一致するかどうかを決定するのにユークリッド距離が使用される。すなわち、メッセージ98の明示的な再送はこの発明では必要とされない。この代わりの実施形態では、移動局は、現在のフレームから受信したシンボルと、移動局のバッファに蓄積されているすべての以前のフレームからのシンボルと比較する。移動局が、再送されたフレームがすでにバッファ内にあるフレームに対応すると決定したのなら、移動局は、各シンボルに対するエネルギを組み合わせて当該フレームを復号することを試みる。
【0045】
図5に示すプロトコルの代わりの実施形態においては、メッセージ94は必要とされない。メッセージ94は上記の実施形態では、フレーム102及び106が送信されることを移動局に示すために使用される。この代わりの実施形態において、移動局は、現在のフレームが新たなフレームであるか再送されたフレームであるかを、上記したユークリッド距離解析を用いて送信されたデータからまずまずの正確さで暗黙のうちに決定する。
【0046】
図6は、基地局と本発明のシステムにおける実行に適した移動局の間の否定の確認応答プロトコルのスケジューリング時間ラインを示すグラフィックな表示120である。グラフィックな表示120の否定確認応答プロトコルは上記したパワー制御方法において使用される。
【0047】
グラフィックな表示120の否定の確認応答プロトコルにおいて、基地局は、RLPフレーム102,106を送信すべきであること、及びMACメッセージ94によって物理層フレームを送信すべきであることを移動局に知らせる。基地局は次にフレーム102,106を移動局に送る。移動局がRLPフレーム102を正しく受信しなかったときに、移動局は否定の確認応答116を基地局に送る。基地局は次に前記した方法によりメッセージ98を送り、フレーム102の情報はフレーム110として再送される。
【0048】
否定確認応答に基くプロトコルの欠点の一つは、基地局は否定の確認応答が移動局から受信されなかったときに、フレーム102を再送するための行動を起こすことができないということである。ABRトラフィックでは、フォワードリンクに関して送信されるフレームがエラーとなる確率は、リバースリンクに関して送信される否定の確認応答がエラーとなる確率よりもはるかに大きい。これは、フォワードリンクに関して多数ビットでフレームを送信するのに要するパワーの量は、確認応答を送信するのに必要となるパワーの量よりもかなり高いためである。否定の確認応答プロトコルは、フレームが再送されていることを示すためにMACメッセージ98を使用することができる。MACメッセージ98は、図5に示される確認応答プロトコルのために用いられるそれと類似している。否定の確認応答プロトコルは、図5に示す確認応答プロトコルに対して述べられたプロトコルに類似する再送フレームの身元を決定するための暗黙の方法としても使用できる。
【0049】
否定確認応答に基くプロトコルのいくつかの他の実施形態が可能である。その1つの実施形態では、基地局は、元の送信のフレームについては移動局に通知せず、フレームが送信される時間間隔について移動局に通知する。移動局は全ての物理的フレームを復調する。移動局がRLPフレームk+1を正しく受信できなかった場合には、R−DCCHに関して(k番目のフレームを含む)喪失フレームに対する否定確認応答を送信する。このプロトコルの欠点は、移動局が、種々のフレームからのシンボルエネルギを蓄積するのに用いられるメモリをいつ開放するのかを知らないことである。この欠点はいくつかの方法により克服できる。1つの方法は、固定された量のメモリを提供し、移動局がさらなるメモリが必要になったときには、最も前に受信した物理層フレームシンボルエネルギを廃棄させることである。他方、移動局は、所定時間よりも過去に受信した物理層フレームに対応するメモリを廃棄することができる。
【0050】
このプロトコルのさらなる欠点は、移動局は、エラーの状態で受信したフレームに対する迅速な否定確認応答をいつ送信するのかを知らないことである。この欠点は、2,3のフレームのみが第1の送信に関して正しく受信されるという事実により助長される。この欠点は、基地局がF−DCCHに関する移動局に対して第2の完了(done)メッセージをしばしば送信することにより克服できる。この完了メッセージは、基地局が一連のフレームを送信したことを移動局に知らせて、移動局が受信すべきだったフレームを決定することを可能にする。移動局は次に受信しなかったフレームに対する否定の確認応答を送信する。任意の完了メッセージは、フレームが送信されることを示すメッセージなど、他の任意のメッセージと組み合わせることが可能である。
【0051】
重要なことだが、前記したように、フレームが、意図する受信機による正しい復調を可能にするのに十分でないエネルギで最初に送信されて、その後再送されたときには、この再送は時間ダイバーシチを提供する。その結果、(再送を含む)フレームの全送信エネルギは低い。言いかえると、初期送信とフレームの再送の両方に対する組み合わせシンボルエネルギは、フルパワー(すなわち、意図する受信機による正しい復調を自身で可能にするのに十分なパワーレベル)で最初にフレームを送信するのに必要とされるエネルギよりも低い。このことは、この再送の方法が使用されるとき、所定のビットエラーレートまたはフレームエラーレートに対する必要なEb/Ntは低いことから判断することができる。
【0052】
さらに、高速フォワードリンクパワー制御(米国特許出願08/842993は、上記した再送方法を利用するABRトラフィックストリームの場合にはそれほど重要ではない。高速フォワードリンクパワー制御は、再送方法がパワー制御の一形態であるのでそれほど重要ではない。さらに、高速フォワードリンクパワー制御は、再送の方法が使用されているときにはそれほど重要ではない、なぜなら、高速フォワードリンクパワー制御は、移動局でE/Nを一定に維持しようとするからである。すなわち、ABRサービスに対しては高速フォワードリンクパワー制御を使用しないほうが望ましい。
【0053】
フォワードリンクの場合において、基地局は、基地局からのチャネルに対してさらなるパワーを供給することができないときに、そのチャネルに対する送信パワーを調整する。これは例えば、VBRユーザまたは一連のVBRユーザにおいて、より高い優先度のストリーム(CBRまたはVBRストリーム)あるいは一連の高い優先度のストリームが異なる伝送路損失または伝播状態であるためにさらなる送信パワーが必要になったとき、または、フォワードリンク伝送路損失が移動ユニットと基地局との間で増大したときに発生する。
【0054】
本発明は、CBR及びVBRストリームなどのフォワードリンクサービスを送信するための基地局負荷における変形例及びパワー制御による変形例に関して説明した。しかしながら、本発明は、リバースリンクに関する送信を含む他の状況にも適用することができる。
【0055】
リバースリンクにおいて重要なパラメータは、ノイズの全体量のレベルが基地局での熱ノイズのレベルを越えて上昇することである(以下ではこれを”熱を越えた上昇”と呼ぶ)。この熱を越えた上昇は、リバースリンク負荷に対応している。負荷を有するシステムは熱を越えた上昇を所定の値近辺に維持しようとする。熱を越えた上昇が余りにも大きい場合にはセルの範囲が減らされ、リバースリンクが不安定になる。熱を越えた上昇が大きいことは、瞬間的負荷の小さな変化を引き起こし、移動局の出力パワーの大きな変動につながる。しかしながら、熱を越えた上昇が小さいことは、リバースリンクの負荷が小さいことを示し、利用可能な容量を消費してしまう可能性がある。ここで当業者ならば、リバースリンクの負荷を決定するために上記熱を越えた上昇を測定すること以外の方法を用いることができることは勿論である。
【0056】
ABRトラフィックストリームはまた、熱を越えた上昇を一定に維持するためにリバースリンクに関する利用可能な容量を割り当てることができる。基地局は、高レートRLP制御によりリバースリンク送信を制御することができる。IS−95の第3世代は、パイロットと、R−FCHと、R−SCHと、R−DCCHとを同時に制御する単一のパワー制御ストリームを有する。このIS−95の実施形態においては、チャネル間のパワー割り当てを制御するためにより遅いシグナリングが使用される。概してR−SCHは、高レートのデータストリームを抱えているので送信パワーの多くを必要とする。すべてのチャネルが高レートのパワー制御ストリームにより制御されるならば、基地局が負荷を制御するためにR−SCHに関するパワーの低減を必要とするときに、すべてのチャネルのパワーが減らされる。このことは、パイロット、R−FCHそしてR−SCHとが低すぎるレベルで基地局で受信されることになり好ましいことではない。
【0057】
基地局から移動局への別個の高レートパワー制御が、IS−95第3世代システムに関するリバースリンクパワー制御に対して用いられる。リバースリンクに対するパワー制御レートは、秒あたり800ビットである。同じレートが他のチャネルとは独立にR−SCHを制御するのに使用されるが、800bpsレートは、必要以上に大きい基地局送信パワーを必要とする。すなわち、R−SCHに対するパワー制御レートは、フェージング状態において完全に維持する必要が無いのでいくぶん低いものとなっている。さらに、R−SCHに対するパワー制御は、R−SCH、R−DCCH、パイロットを制御する主パワー制御ストリームに関してオフセット関係をもつ。パワー制御ビットストリームの代わりに、この相対パワー制御を提供するためにシグナリングメッセージあるいは他のシグナリングストリームが移動局に対して送信される。
【0058】
他の実施形態において、自身の個々のパワー制御ストリームに関してすべての移動局に補正を提供するために、別個の低レートのパワー制御ストリームが使用可能である。これは、自身の個々のパワー制御ストリームに関する移動局に対するパワーの増大あるいは減少を特定する二進ストリームである。これは、増大、減少あるいは変化無しを示す3レベルの方法である。さらに、他の既知のパワー制御ストリームが別個の低レートパワー制御に用いることができる。
【0059】
ここに開示された方法は、移動局が、正しい復調を可能にする受信パワーレベルで意図する受信機に送信されるべき全てのストリームを送信するのに十分でないパワーを有しているときに用いることができる。このような場合、移動局は、R−FCH及びR−DCCHを所望の出力パワーレベルに維持しようとするためにR−SCHに関する送信パワーを減らすことができる。この方法はフォワードリンクに関して使用される方法と類似している。基地局は、移動局からパワーを受信するので、送信中に必要とされるパワーの量は少量である。
【0060】
図7は、グラフィックな表示150を示している。グラフィックな表示150は、本発明に使用するのに適した通信システムの基地局及び移動局間のリバースリンクに関する否定の確認応答プロトコルである。グラフィックな表示150の否定の確認応答プロトコルが上記したようなパワー制御方法において使用可能である。
【0061】
リバースリンクのタイミング及び確認応答構造の多くがフォワードリンクに関して上記したのと同じ方法で動作する。ただし以下の例外がある。リバースリンクにおいて、移動局は、要求176によって高レートABRフレーム164,168を送信するための許可を要求する。基地局は、割り当てメッセージ152によってABRフレーム164、168をいつ送信するのかを移動局に知らせる。グラフィックな表示150の移動局は、エラーフレーム164の再送を要求する必要がない。しかしながら、基地局は、フレーム164がエラーであり、リバースリンクが利用可能な容量を有するときに再送を予定することを知る。さらに、基地局によって送信された否定の確認応答メッセージ156は、リバースリンクパワーフレーム172と送信するためのスロットを再送するための許可を含む。
【0062】
フォワードリンクに関して上記した他の実施形態はリバースリンクに対しても適用可能である。例えば、リバースリンクの一実施形態において、移動局はMACメッセージ176を用いて送信を要求する必要がない。さらに、基地局はMACメッセージ152を用いてチャネルに対するアクセスを許可する必要がない。他の実施形態において、基地局は、メッセージ176を使用してメッセージを再送すべきフレームについて移動局に明示的に知らせる必要がない。
【0063】
図8において、ブロック図は、本発明の実施形態に従う異なるトラフィックストリーム間でフォワードリンクパワーを割り当てるためのスケジューラ812を含む基地局コントローラ(BSC)810を示している。パワーを送信ストリームに対して割り当てるための種々の方法は、スケジューラ812を使用してソフトウェアによって行なわれる。本発明に従ってパワーを割り当てるためのソフトウェアを含むように変更されるスケジューラの動作は、米国特許出願08/798951号(名称:フォワードリンクレートスケジューリングのための新たな改善された方法)に開示されている。これは、本発明の譲受人によって所有され、その内容はここに引用例として組み込まれている。図8に示す実施形態において、BSC800は、送信されるデータストリームのそれぞれに対するパワー割り当てを決定し、このパワー割り当て情報は次に基地局送信機システム(BTS)820,822に送信される。基地局送信機システム(BTS)820,822は、スケジューラ810でなされたパワー割り当て決定に従って種々のデータストリームを1つ以上の移動局830に送信する。
【0064】
図9において、ブロック図は、各々が、本発明の他の実施形態に従って異なるトラフィックストリーム間でフォワードリンクパワーを割り当てるためのパワーマネージャ821を含む、2つの基地局送信機820a、822aを示している。図9に示す実施形態は、高速フォワードリンクパワー制御が適用されているときに有用である。これは、この実施形態では、パワー割り当て決定は(BSC800ではなく)BTSでなされ、それによって、BTSからBSCへのフォワードリンクを介して送信されるパワーの送信による遅延及び、BSC800からBTSへのパワー割り当て情報を除去するからである。図9に示す実施形態において、パワーをABR送信ストリームに対して割り当てるための種々の方法は、パワーマネージャ821を使用してソフトウェアにより行なわれる。各パワーマネージャ821は、対応するBTSによって送信されるデータストリームの各々に対するパワー割り当てを決定し、BTSは次に、パワーマネージャ821によって行なわれたパワー割り当て決定に従って、1つ以上の移動局830に対して種々のデータストリームを送信する。他の実施形態において、BSCにおけるスケジューラ810は、BTSにおけるパワーマネージャ821が実行するいくつかの一般的なパワー割り当て方法を設定する。これは、パワーマネージャ821は、BTSとBSC間の遅延を起こすことなしに短期間の変動を処理して、すべてのデータストリームにわたって整合性のあるスケジューリング方法を提供する。
【0065】
要約すると、異なるスケジューリング方法が時間フレーム18a−fの送信の間で可能である。フレームスケジューリング方法は、送信されるまで待機している複数の信号のうちどれが実際にフレームに挿入されるのかを決定するための一連の規則である。一スケジューリング方法において、基地局は、意図する受信移動局によって十分なパワーで受信されるトラフィックストリームを送信することができる。他方、フォワードリンクが第1の送信に関して意図する受信移動局による正しい復調を行なうのに十分なパワーで送信される場合に対応するスケジューリング方法が使用される。他の実施形態においては、基地局は、上記したように、少なくとも1回の再送なしに受信機による信頼性のある復調を可能にするのに十分なパワーでどのストリームも送信されないように、多数の異なるストリームに対してパワーを割り当てることができる。送信レート及び送信されたストリームの符号レートは基地局がこの場合に調整できる他のパラメータの一部である。さらに、本発明の一実施形態は、移動局がすべてのビットストリームを送信するのに十分なパワーを有していない場合に向けられている。この場合には、移動局は、R−FCHとR−DCCHを要求されたパワーレベルに維持するなかでR−SCHに関する送信パワーを減らすことができる。この方法は、フォワードリンクに対して用いられたものと類似する。基地局は、移動局から何らかのパワーを受信するので、送信中に必要とされるパワーの量は少ない。ここに開示された方法のすべては呼のセットアップあるいはセットアップ後の送信における任意の時間に使用することができる。
【0066】
好ましい実施形態についての上記の説明は、当業者が本発明を製造または使用することができるようにするために提供された。これらの実施形態に対する種々の変更は当業者にとってたやすいことであり、ここに規定された一般的原理は、発明能力を使用することなしに他の実施形態に適用可能である。すなわち、本発明は、ここに開示された実施形態に限定されるべきではなく、ここに開示された原理と新規な特徴に一致した広い権利範囲が与えられるべきである。さらに、請求の範囲におけるパラグラフ及びサブパラグラフは文字及び数により識別されているが、これらの表記は、関連する限定の重要度の順番あるいはステップが実行される順番を示すものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 利用可能な容量を有する複数の時間フレームを包囲する期間に対するセルラ通信システムのフォワードリンクにおけるトラフィックのグラフィックな表示である。
【図2】 フォワードリンクにおけるすべての利用可能な容量がABRトラフィックに割り当てられた複数の時間フレームを包囲する期間に対するセルラ通信システムのフォワードリンクにおけるトラフィックのグラフィックな表示である。
【図3】 時間オフセットが送信信号に適用される複数の時間フレームを包囲する期間に対するセルラ通信システムのフォワードリンクにおけるトラフィックのグラフィックな表示である。
【図4】 所定のスケジューリング方法が適用される複数の時間フレームを包囲する期間に対するセルラ通信システムのフォワードリンクにおけるトラフィックのグラフィックな表示である。
【図5】 本発明のシステムにおける実行に適した通信システムの基地局と移動局間の確認応答プロトコルのスケジューリング時間ラインである。
【図6】 本発明のシステムにおける実行に適した通信システムの基地局と移動局間の否定の確認応答プロトコルのスケジューリング時間ラインである。
【図7】 本発明のシステムにおける実行に適した通信システムの基地局と移動局間の否定の確認応答プロトコルのスケジューリング時間ラインである。
【図8】 本発明による異なるトラフィックストリーム間でフォワードリンクパワーを割り当てるためのスケジューラを含む基地局コントローラを示すブロック図である。
【図9】 2つの基地局送信機を示すブロック図であり、それぞれが本発明による異なるトラフィックストリーム間でフォワードリンクパワーを割り当てるためのパワーマネージャを含む。
【符号の説明】
800 BSC
810 スケジューラ
820、822、820A、822A 基地局送信機システム(BTS)
821 パワーマネージャ
830 移動局(MS)

Claims (17)

  1. 通信システムにおいて基地局から移動局へ情報を送信する方法であって、
    フォワードリンク内の時間フレームの少なくとも一部を識別するステップ(A)であって、前記フレームの識別された部分は、前記フォワードリンクを介しての予め送信が予定された任意のトラフィックストリームに加えて、少なくとも1つの、予め送信が予定されていないトラフィックストリームの少なくとも一部を送信するための利用可能な容量を有するステップ(A)と、
    前記フレームの前記識別された部分の間に、予め送信が予定されたトラフィックストリームと予め送信が予定されていないトラフィックストリームの一部とを同時に送信するステップ(B)と、
    を具備し、
    前記送信が予定されたトラフィックストリームと前記送信が予定されていないトラフィックストリームの和は、最大パワー限度よりも大きくない方法。
  2. ステップ(B)は、前記識別されたフレームの利用可能な容量の少なくとも一部を前記予め送信が予定されていないトラフィックストリームに割り当てるステップを具備する請求項1に記載の方法。
  3. 前記和は前記最大パワー限度に実質的に等しく、前記和は、前記請求項1のステップを反復することによって、複数の時間フレームにわたって一定に維持される請求項2に記載の方法。
  4. 前記予め送信が予定されていないセットのトラフィックストリームにおける1つのフレームの少なくとも一部は、意図した受信局による正しい復調に十分でない第1のシンボルエネルギで意図的に送信される請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1のシンボルエネルギで予め送信された情報の少なくとも一部を前記フォワードリンクに関して再送するステップをさらに具備し、前記再送された部分は、前記意図した受信局による正しい復調のためにそれ自身十分でないシンボルエネルギで再送される請求項4に記載の方法。
  6. 受信したシンボルエネルギの和が前記意図した受信局による正しい復調を可能とする大きさになるまで、前記再送部分の再送を反復するステップを具備する請求項5に記載の方法。
  7. 前記予め送信が予定されたトラフィックストリームは、少なくとも1つの一定のビットレートトラフィックストリームと、少なくとも1つの可変ビットレートトラフィックストリームとを含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記一定ビットレートトラフィックストリームにおけるフレームと、
    前記予め送信が予定されていないトラフィックストリームにおけるフレームとは互いに時間的にオフセット関係にある請求項7に記載の方法。
  9. 前記予め送信が予定されていないトラフィックストリームは、異なる長さをもつメッセージを含む請求項8に記載の方法。
  10. 前記予め送信が予定されていないストリームからのトラフィックストリームは、前記予め送信が予定されているストリームからのトラフィックストリームとは異なるフレーム長さを有している請求項2に記載の方法。
  11. 前記さらなるトラフィックストリームは不連続に送信される請求項10に記載の方法。
  12. 前記予め送信が予定されていないトラフィックストリームは、予め送信が予定されているトラフィックストリームよりも低い優先度を有している請求項11に記載の方法。
  13. 前記予め送信が予定されているトラフィックストリームの少なくとも一つにおけるフレームと、前記少なくとも1つの予め送信が予定されていないトラフィックストリームにおけるフレームとは、互いに時間的にオフセット関係を有している請求項1に記載の方法。
  14. 前記予め送信が予定されているトラフィックストリームの少なくとも1つにおけるフレームと、少なくとも1つの予め送信が予定されていないトラフィックストリームにおけるフレームとは異なる長さを有する請求項13に記載の方法。
  15. 前記通信システムは、符号分割多元接続(CDMA)変調を使用する請求項1に記載の方法。
  16. 基地局と複数の移動局を有する無線通信システムにおいて、複数のトラフィックストリームを含むフォワードリンクは、前記基地局から前記移動局への少なくとも1つのチャネルを介して送信され、前記フォワードリンクは、最大パワー限度の影響を受け、前記基地局から前記移動局へ情報を送信するための装置は、
    前記フォワードリンクに関して前記基地局から前記移動局へ1つ以上のトラフィックストリームの第1のセットを同時に送信することに関連する出力パワーレベルを決定し、前記出力パワーレベルと前記最大パワー限度とを比較し、第2のセットの1つ以上のトラフィックストリームの一部を送信するための利用可能な容量を有するフォワードリンクにおける少なくとも1つの時間フレームを識別する基地局コントローラ(A)と、
    前記フォワードリンクに関する少なくとも1つのフレームの間に、前記1つ以上のトラフィックストリームの第1のセットと、前記1つ以上のトラフィックストリームの前記第2のセットの一部とを同時に送信する基地局送信機(B)と
    を具備する装置。
  17. 基地局と複数の移動局を有する無線通信システムにおいて、複数のトラフィックストリームを含むフォワードリンクは、前記基地局から前記移動局へ少なくとも1つのチャネルを介して送信され、前記フォワードリンクは、最大パワー限度の影響を受け、前記基地局から前記移動局へ情報を送信するための装置は、
    前記フォワードリンクに関して前記基地局から前記移動局へ1つ以上のトラフィックストリームの第1のセットを同時に送信することに関連する出力パワーレベルを決定するための手段(A)と、
    前記出力パワーレベルと前記最大パワー限度とを比較するための手段(B)と、
    1つ以上のトラフィックストリームの第2のセットの一部を送信するための利用可能な容量を有するフォワードリンクにおける少なくとも1つの時間フレームを識別するための手段(C)と、
    前記フォワードリンクに関する少なくとも1つのフレームの間に、前記1つ以上のトラフィックストリームの第1のセットと、前記1つ以上のトラフィックストリームの第2のセットの一部とを同時に送信するための手段(D)と、
    を具備する装置。
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