JP4651900B2 - 端末装置、受信方法、サーバ装置及び情報配信方法 - Google Patents
端末装置、受信方法、サーバ装置及び情報配信方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介してユーザに提供するコンテンツに関するものであり、詳しくは放送局で放送される番組に関する情報を、ネットワークを介して送受信する端末装置、受信方法、サーバ装置及び情報配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの普及に伴い、インターネットを利用した電子商取引の件数が増加している。インターネットを利用した電子商取引は、ユーザの個人情報などに基づいて、ユーザにあわせた形で商品情報を提供することができるため、ユーザに対してきめ細かなサービスを安価に提供することができる。
【0003】
一般に、商品をユーザに販売するには、例えば、商品がいったいどのようなものであるのか、ユーザにとってどれだけ有用であるのかなどといった、広告をすることが必要である。このように商品を広告することでユーザの購買意欲を高め、積極的な消費を促すことが可能となる。
【0004】
上述したインターネットを利用した電子商取引においても、商取引をする商品などの広告をすることがユーザへの商品販売において非常に重要となっているため、インターネット上でも広告による集客は盛んに行われている。
【0005】
インターネットを利用した広告では、ユーザの特定・ニーズに合わせたきめ細かな情報提示をすることができるが、一度により多くの視聴者に広告を提供することはできない。
【0006】
一度により多くの視聴者に、広告を提供可能な広告媒体として、テレビジョン放送(テレビ放送)がある。しかし、テレビ放送は、上述のようにインターネットに比べて大勢の人に一度に情報を送ることができるというメリットを持つ反面、ユーザとのインタラクティブな処理を行うことができず、また、利用できる情報チャンネルが少ないため、ユーザの特性・ニーズに合わせたきめ細かな情報提示はしにくい。
【0007】
このように、広告媒体としてのインターネット、広告媒体としてのテレビ放送は、それぞれ異なる特性を備えており、それぞれの利点を組み合わせることで、より強力なマーケッティング・販売チャンネルを構築することができる。
【0008】
例えば、テレビ放送で商品のイメージ広告を幅広く流し、興味を持った顧客をインターネットに誘導することで、より詳しい説明を個別に行い、電子商取引を利用して実際の取引を完了するといったテレビ放送とインターネットとを連携する手法が可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、現行のテレビ放送では、インターネットのWebページを記述するための言語であるHTML(HyperText Markup Language)のタグを埋め込むといったことができないため、テレビ放送とインターネットとの連携は困難であった。
【0010】
また、テレビ放送でインターネットアドレスを放映し、その放映されたアドレスにアクセスを要求するという方法があるが、アドレスの入力が煩雑であるといった問題がある。
【0011】
そこで、次世代デジタル放送ではBML(Brodcast Markup Language)といったデータ放送向けのページ記述言語を用いて、テレビ放送される番組と、インターネットとが連携されたコンテンツを作成するという手法が考案されている。
【0012】
BMLで記述されたコンテンツは、BMLブラウザというソフトウエアを搭載した専用の端末装置で再生することができる。再生されたコンテンツは、ユーザに提供する番組はもちろん、番組に関連した情報、広告などをインターネットを介して取得することができ、テレビ放送と、インターネットとの連携をとることを可能としている。
【0013】
しかし、これはBMLを解釈可能なBMLブラウザを搭載した専用端末が必要であること、コンテンツ作成時にタグを埋め込まなければならないこと、正規の放送終了後、コンテンツを再放送する際にリンク先が変更されていた場合など、新たなリンク先を示すタグを再生成しなければならないといった煩雑な操作が常に伴ってしまうといった問題がある。
【0014】
このように、コンテンツの中に、例えば、インターネットを介した外部へのリンク情報などを組み込むと、柔軟な対応が容易にできないといった問題がある。
【0015】
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、簡単な操作でネットワークからコンテンツを取得できると共に、既存の放送番組、ネットワークコンテンツをそのまま利用しつつ、番組放送と、ネットワークによるコンテンツの配信とが連携された端末装置、受信方法、サーバ装置及び情報配信方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を解決するために、本発明は、番組を受信する番組受信手段と、ネットワークを介して接続されたサーバ装置から送信されてくるコンテンツを受信すると共に、アプリケーションソフトウェアを受信するコンテンツ受信手段と、上記コンテンツ受信手段によって受信された上記コンテンツを実行するコンテンツ実行手段と、上記番組受信手段によって受信された番組と、上記コンテンツ実行手段によって実行された上記コンテンツとを合成する合成手段と、上記合成手段によって合成された上記番組及び上記コンテンツを出力表示する出力表示手段と、上記番組のチャンネル変更をする場合に、上記番組のチャンネル番号情報を上記サーバ装置に送信するチャンネル番号情報送信手段を備え、上記アプリケーションソフトウェアは、上記コンテンツが更新された場合に、上記チャンネル番号情報を指定して、更新された最新のコンテンツを送信するように、上記サーバ装置に上記ネットワークを介して要求し、上記コンテンツ受信手段は、上記アプリケーションソフトウェアによって要求された上記最新のコンテンツを上記サーバ装置から受信するとともに、上記チャンネル番号情報送信手段によって送信された上記チャンネル番号情報と関連した上記コンテンツを上記サーバ装置から受信し、上記出力表示手段は、上記番組と上記コンテンツとを同期して出力表示する端末装置であって、上記アプリケーションソフトウェアは、更新予定コンテンツの更新時間情報に基づいて、上記サーバ装置に更新された上記更新予定コンテンツとともに次の更新時間情報を送信するように、上記ネットワークを介して上記サーバ装置に要求し、上記コンテンツ受信手段は、上記ネットワークを介して上記サーバ装置から送信されてくる更新されたコンテンツと共に上記サーバ装置に次に更新される予定の更新予定コンテンツの更新時間情報を受信することを特徴とする。
【0017】
また、上述の目的を解決するために、本発明は、番組を受信する番組受信工程と、ネットワークを介して接続されたサーバ装置から送信されてくるコンテンツを受信すると共に、アプリケーションソフトウェアを受信するコンテンツ受信工程と、上記コンテンツ受信工程によって受信された上記コンテンツを実行するコンテンツ実行工程と、上記番組受信工程によって受信された番組と、上記コンテンツ実行工程によって実行された上記コンテンツとを合成する合成工程と、上記合成工程によって合成された上記番組及び上記コンテンツを出力表示する出力表示工程と、上記番組のチャンネル変更をする場合に、上記番組のチャンネル番号情報を上記サーバ装置に送信するチャンネル番号情報送信工程を備え、上記アプリケーションソフトウェアは、上記コンテンツが更新された場合に、上記チャンネル番号情報を指定して、更新された最新のコンテンツを送信するように、上記サーバ装置に上記ネットワークを介して要求し、上記コンテンツ受信工程では、上記アプリケーションソフトウェアによって要求された上記最新のコンテンツを上記サーバ装置から受信するとともに、上記チャンネル番号情報送信工程によって送信された上記チャンネル番号情報と関連した上記コンテンツを上記サーバ装置から受信し、上記出力表示工程では、上記番組と上記コンテンツとを同期して出力表示する受信方法であって、上記アプリケーションソフトウェアは、更新予定コンテンツの更新時間情報に基づいて、上記サーバ装置に更新された上記更新予定コンテンツとともに次の更新時間情報を送信するように、上記ネットワークを介して上記サーバ装置に要求し、上記コンテンツ受信工程では、上記ネットワークを介して上記サーバ装置から更新されたコンテンツと共に送信されてくる上記サーバ装置に次に更新される予定の更新予定コンテンツの更新時間情報を受信することを特徴とする。
【0018】
更に、上述の目的を解決するために、本発明は、番組送信手段から送信される番組を受信して、ネットワークを介して送られてくるコンテンツと合成し、合成された上記番組及び上記コンテンツを出力表示する機能を有する端末装置に、上記ネットワークを介して接続され、コンテンツと、アプリケーションソフトウェアとを送信するコンテンツ送信手段を備え、上記コンテンツ送信手段は、上記コンテンツが更新された場合に、上記ネットワークを介して上記端末装置に送信されたアプリケーションソフトウェアから上記番組のチャンネル番号情報を指定して、更新された最新のコンテンツを送信するように要求された場合に、要求された上記チャンネル番号情報と関連した最新のコンテンツを当該コンテンツと上記番組とが同期するように上記端末装置に送信するサーバ装置であって、上記コンテンツ送信手段は、コンテンツとともに更新予定コンテンツの更新時間情報を上記ネットワークを介して端末装置に送信し、上記端末装置からの上記アプリケーションソフトウェアによる更新予定コンテンツの更新時間情報に基づくコンテンツの送信要求に応じて、更新されたコンテンツと共に、次に更新される予定の更新予定コンテンツの更新時間情報を上記ネットワークを介して上記端末装置に送信することを特徴とする。
【0019】
また、上述の目的を解決するために、本発明は、番組送信手段から送信される番組を受信して、ネットワークを介して送られてくるコンテンツと合成し、合成された上記番組及び上記コンテンツを出力表示する機能を有する端末装置に、上記番組送信手段から番組を送信する番組送信工程と、サーバ装置からネットワークを介してコンテンツと、アプリケーションソフトウェアとを上記端末装置に送信するコンテンツ送信工程とを備え、上記コンテンツ送信工程では、上記コンテンツが更新された場合に、上記ネットワークを介して上記端末装置に送信されたアプリケーションソフトウェアから上記番組のチャンネル番号情報を指定して、更新された最新のコンテンツを送信するように要求されると、要求された上記チャンネル番号情報と関連した最新のコンテンツを当該コンテンツと上記番組とが同期するように上記端末装置に送信する情報配信方法であって、上記コンテンツ送信工程では、コンテンツとともに更新予定コンテンツの更新時間情報を上記ネットワークを介して端末装置に送信し、上記端末装置からの上記アプリケーションソフトウェアによる更新予定コンテンツの更新時間情報に基づくコンテンツの送信要求に応じて、更新されたコンテンツと共に、次に更新される予定の更新予定コンテンツの更新時間情報を上記ネットワークを介して上記端末装置に送信することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る端末装置、受信方法、サーバ装置及び情報配信方法の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
本発明は、図1に概略図として示した情報配信システムに適用される。
【0022】
情報配信システムは、複数の放送局10と、情報配信サーバ装置20と、電子商取引サーバ装置30と、端末装置40と、モニタ50とを備えている。情報配信サーバ装置20、電子商取引サーバ装置30、端末装置40とはインターネットなどのネットワークを介して接続されている。
【0023】
放送局10は、アンテナ11から所定の周波数の地上波を介して番組を端末装置40に送信する。また、放送局10は、図示しないBS(Broadcasting Satellite)、CS(Communications Satellite)に、番組を送信し、BS、CSを介して端末装置40に番組を所定の周波数の衛星波を介して送信するようにしてもよい。
【0024】
放送局10またはBS、CSが番組を送信する周波数帯域には、それぞれチャンネル番号が割り当てられており、ユーザはそれぞれに対応したチューナのチャンネル番号を所望の番組が放送される時間帯に指定することにより所望の放送局、つまり所望の番組を視聴することができる。
【0025】
放送局10は、情報配信サーバ装置20に当該放送局で放送予定の番組のスケジュール及び番組の詳細な内容が記述された番組表を提供する。
【0026】
また、放送局10は、情報配信サーバ装置20が当該放送局10で放送する番組の番組放送中に広告を配信することを許可し、広告の配信を許可することの対価として所定の料金を徴収する。徴収した料金は、放送局10の運営費や、番組制作費などに用いられる。
【0027】
情報配信サーバ装置20は、放送局10によって放送される番組中に当該番組とリンクした広告や番組関連情報などを適切な箇所に挿入し、端末装置40、モニタ50を介してユーザに提供するサービスを実施するサーバ装置である。
【0028】
情報配信サーバ装置20には、放送局10から当該放送局10で放送される番組の詳細な内容が記載された番組表が提供され、電子商取引サーバ装置30からは放送局10で番組放送中にユーザに提示する商品販売を促進するための広告情報、又は、放送される番組に関連した番組関連情報が記述されたコンテンツが提供される。
【0029】
情報配信サーバ装置20は、放送局10から提供される詳細な内容が記載された番組表に基づいて、電子商取引サーバ装置30から提供されるコンテンツを挿入する箇所である情報・広告枠を設定する。
【0030】
そして、情報配信サーバ装置20は、この情報・広告枠を電子商取引サーバ装置30に販売し、電子商取引サーバ装置30から販売した情報・広告枠に挿入するコンテンツを受け取る。
【0031】
コンテンツに記述された広告情報としては、例えば、放送される番組がドラマであった場合、そのドラマに出演する俳優が身につけているシャツ、靴、時計、俳優が乗っている車、又は劇中で俳優が住む家、家の中の家具などであり、番組に登場する小道具、大道具は全て対象となりうる。またドラマのロケ地なども観光用の広告情報になる。
【0032】
さらに広告情報としては、例えば、商品名、ブランド名、製造メーカ名、商品のスペック、デザイナー名、販売店名、価格、問い合わせ先、商品の納期などといった販売する商品固有の詳細な情報などであってもよい。
【0033】
コンテンツに記述された番組関連情報としては、例えば、料理番組で紹介される料理のレシピや、旅番組で紹介される場所への交通手段、宿の情報、お店情報、土産物情報といったものがあり、番組に関連した情報であればどんなものであってもかまわない。
【0034】
電子商取引サーバ装置30から提供されるコンテンツは、それぞれの電子商取引サーバ装置30が購入した情報・広告枠に正しく配信されるよう、情報配信サーバ装置20上に更新する時間を示す更新時間情報と、コンテンツとが対になってデータベース21に格納される。
【0035】
また、更新時間情報と、コンテンツとの対は、どの放送局10で放送されている番組かを特定するためにチャンネル番号情報ごとにデータベース21に格納されている。
【0036】
これにより、情報配信サーバ装置20は、チャンネル番号情報を取得することで、どの放送局10による放送かを特定し、現在時刻と、更新時間情報とを参照することで次に配信するコンテンツが特定されるため、現在放送されている番組と、コンテンツとはリンクすることになる。
【0037】
また、データベース21には、当該データベース21に格納されているコンテンツに関連した情報として、広告情報の依頼主の情報や、情報配信サーバ装置20から端末装置40へのコンテンツ配信に際して、指定された日時に自動的に配信するのか、生放送などに対応するために手動で配信するかどうかの区別を示す自動・手動区別情報や、番組中に登場する関連キーワードに応じてオペレータなどの操作によってコンテンツを配信するための関連キーワード情報なども記憶されている。
【0038】
情報配信サーバ装置20は、図2に示すようにDB(Data Base)データ読み出し部22と、コンテンツ更新部23とを備えている。
【0039】
DBデータ読み出し部22は、データベース21に記憶されているコンテンツを読みだして、コンテンツ更新部23に出力する。
【0040】
コンテンツ更新部23は、DBデータ読み出し部22から出力されたコンテンツから所定のコンテンツファイルを生成し、端末装置40に提供するコンテンツとして更新をする。
【0041】
情報配信サーバ装置20は、放送局10で放送される番組に広告を配信することの対価として放送局10に広告料金を支払う。
【0042】
電子商取引サーバ装置30は、端末装置40、モニタ50を操作するユーザと、ネットワークを介して電子商取引をするサーバ装置である。
【0043】
電子商取引サーバ装置30は、放送局10が放送する番組に設定されたコンテンツを挿入する箇所である情報・広告枠を情報配信サーバ装置20から購入する。
【0044】
電子商取引サーバ装置30は、上記情報配信サーバ装置20から購入した情報・広告枠に挿入する広告情報、番組関連情報を記載したコンテンツを生成し、購入した情報・広告枠に挿入してもらうよう情報配信サーバ装置20に依頼をする。
【0045】
情報・広告枠に挿入する広告情報、番組関連情報が記載されたコンテンツは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)などで記述されたWebページであり、インターネットを介して各種情報を提供するWebサーバ装置に格納されているWebページにリンクされている。
【0046】
電子商取引サーバ装置30は、データベース31を備えており、電子商取引をするユーザのユーザ情報を保持している。
【0047】
データベース31で保持しているユーザ情報は、ユーザの性別、年齢、職業、趣味、料金支払いのためのクレジットカードのカード番号などが、ユーザを識別するためのユーザID(IDentification)番号毎に管理されている。
【0048】
ユーザIDは、ユーザが始めて電子商取引をする際に行うユーザ登録時に端末装置40に付与される。ユーザは、ユーザ登録後、ユーザIDを入力及び同時に付与されたパスワードをモニタ50、端末装置40から入力することで正規利用者と認証され電子商取引サービスを利用することができる。
【0049】
端末装置40は、放送局10で放送される番組を受信し、情報配信サーバ装置20から上記番組に関連したコンテンツを受信するなど情報配信システムにおけるサービスをうけるサーバに対するクライアント装置である。
【0050】
端末装置40は、図示しない地上波を受信する地上波受信チューナ、BS(Broadcasting Satellite)チューナ、CS(Communications Satellite)チューナを内蔵している。
【0051】
地上波受信チューナは、放送局10の送信アンテナ11を介して、所定の周波数の電波で搬送される変調された番組を受信アンテナ60を介して受信し、VIDEO信号及びAUDIO信号からなる番組へと復調する。BSチューナ、CSチューナは、BS,CSを介して所定の周波数の電波で搬送される変調された番組を図示しないBSアンテナ、CSアンテナを介して受信し、VIDEO信号及びAUDIO信号からなる番組へと復調する。
【0052】
また、端末装置40は、ネットワークと接続するための図示しないネットワークインターフェースを備えており、上記ネットワークを介して情報配信サーバ装置20からコンテンツを受信したり、電子商取引サーバ装置30と電子商取引をしたりする。
【0053】
また、端末装置40は、モニタ50と無線によるデータ及びコマンドなどの送受信を行うための無線アンテナ41と、図示しない変調器と、復調器とを備えており、上述した番組や、ネットワークを介して取得したコンテンツなどをモニタ50に無線によって送信する。
【0054】
モニタ50に送信する番組と、コンテンツとは、同一のモニタ50に合成して表示させるようにしてもよいし、1つのモニタ50に番組だけを送信し表示させ、別のモニタ50にコンテンツを送信して表示させるようにしてもよい。
【0055】
モニタ50は、端末装置40と無線によるデータ及びコマンドの送受信を行うための無線アンテナ51と、データ及びコマンドを変調する変調器及び無線アンテナ51で受信したデータ及びコマンドを復調する復調器を備える図示しない送受信部とを備えている。
【0056】
また、モニタ50は、端末装置40から送信され、受信したデータ、例えば、所定の番組やインターネット情報などを表示する液晶表示部52を備えている。液晶表示部52は、タッチパネルとなっており、ユーザは、所定のコマンドやデータの入力を行うことができる。
【0057】
端末装置40とモニタ50とは、それぞれ無線通信用アンテナ41,51、変調器、復調器などを備えることで、無線によるデータ及びコマンドの送受信を行うことができる。モニタ50は、端末装置40を制御する各種コマンドを入力することが可能であり、当該モニタ50を持ち運びが便利な形状、重量とすることで所定の距離離れた場所から端末装置40を遠隔操作することができる。
【0058】
例えば、端末装置40と、モニタ50との無線通信には、DSSS(Direct Sequence Spectrum Spread)変調方式を採用し、2.4GHz帯の周波数を使用する。これにより端末装置40から半径約30mの距離内で、モニタ50を介して端末装置40を制御し、端末装置40の各種機能を使用することができる。
【0059】
上述のように構成される、情報配信システムでは、放送局10から端末装置40に番組を送信し、情報配信サーバ装置20から上記番組の放送時間にリンクさせて広告情報、番組関連情報が記述されたコンテンツを端末装置40に送信し、端末装置40で受信した上記番組と、コンテンツとをモニタ50に送信することで、異なる通信経路にて端末装置40に送信された番組と、コンテンツとをユーザはモニタ50を介して同時に視聴することができる。
【0060】
続いて、情報配信システムにおいて端末装置40に放送局10から番組が送信され、情報配信サーバ装置20からリンクしたコンテンツが送信される際の動作について説明をしていく。
【0061】
まず、図3に示すフローチャートを用いて、放送局10から送信される番組と、情報配信サーバ装置20のデータベース21にチャンネル毎に格納されているコンテンツとのチャンネル同期をとる際の動作について説明をする。
【0062】
ステップS1において、ユーザは、所望する番組のチャンネル番号情報を、例えば、モニタ50の液晶表示部52から入力する。
【0063】
ステップS2において、モニタ50から入力されたチャンネル番号情報は、モニタ50の無線アンテナ51、無線アンテナ41及び当該端末装置40、さらにネットワークを介して情報配信サーバ装置20に送信される。
【0064】
ステップS3において、情報配信サーバ装置20のDBデータ読み出し部22は、端末装置40から送信されたチャンネル番号情報、及び、当該情報配信サーバ装置20に設定されている現在時刻情報とを用いて、データベース21に記憶された該当するコンテンツと、上記コンテンツと対になって記憶されている更新時間情報とを読み出す。読みだされたコンテンツ及び更新時間情報は、コンテンツ更新部23に送出される。
【0065】
ステップS4において、情報配信サーバ装置20のコンテンツ更新部23は、コンテンツ読み出し部22によって読みだされたコンテンツを用いてコンテンツファイルを生成する。コンテンツファイルには、端末装置40のチャンネル変更のトリガーとなるチャンネル番号情報が付与される。
【0066】
また、このコンテンツファイルには、端末装置40が情報配信サーバ装置20からコンテンツを取得するタイミング、つまり情報配信サーバ装置20へのアクセスを規定するサーバアクセスプログラムを添附するようにしてもよい。
【0067】
ステップS5において、情報配信サーバ装置20はネットワークを介して端末装置40に生成したコンテンツファイルを送信する。
【0068】
ステップS6において、端末装置40は、ネットワークを介して送信されたコンテンツファイルを受信する。端末装置40は、受信したコンテンツファイルに付与されたチャンネル番号情報を用いて、図示しないチューナのチャンネルを当該チャンネル番号情報で指定されたチャンネルにチューニングする。
【0069】
これにより、端末装置40の図示しないチューナーは、ユーザが指定したチャンネル番号の放送局10で放送している番組を受信する。受信された番組は、端末装置40の無線アンテナ41からモニタ50に無線アンテナ51介して送信され、VIDEO信号及びAUDIO信号からなる番組へと復調され液晶表示部52に出力表示される。
【0070】
このようにして、端末装置40は、チャンネル変更をする際、チャンネル番号情報をまず、情報配信サーバ装置20に送信する。これに対して、情報配信サーバ装置20は、端末装置40に送信するコンテンツファイルに端末装置40が送信したチャンネル番号情報を添附して送信し、端末装置40は、このコンテンツファイルに添付されたチャンネル番号情報をトリガーとして図示しないチューナーのチューニングをすることで、放送局10から送信される番組と、情報配信サーバ装置20から送信されるコンテンツとをチャンネルにおいて同期させる。
【0071】
次に、情報配信サーバ装置20からネットワークを介して端末装置40にコンテンツが送信される際の情報配信サーバ装置20、端末装置40のそれぞれの動作について説明をする。
【0072】
図4に示すフローチャートを用い、情報配信サーバ装置20の動作について説明をする。
【0073】
ステップS11において、DBデータ読み出し部22は、端末装置40によって指定されたチャンネル番号情報と、当該情報配信サーバ装置20に設定されている現在時刻情報とを用いて、データベース21から該当するコンテンツと、上記コンテンツと対になって記憶されている更新時間情報とを読み出す。
【0074】
なお、このステップS11は、図3に示したフローチャートのステップS3の工程に相当する説明となっている。
【0075】
ステップS12において、DBデータ読み出し部22は、読み出したコンテンツの更新時間情報と、現在時刻とを比較して上記コンテンツの更新時間になったかどうかを判断する。現在時刻がコンテンツの更新時間となった場合は工程をステップS13へと進め、現在時刻がまだコンテンツの更新時間となっていない場合は工程をステップS14へと進める。
【0076】
ステップS13において、DBデータ読み出し部22は、データベース21から読み出したコンテンツをコンテンツ更新部23に送出する。
【0077】
コンテンツ更新部23は、送出されたコンテンツからコンテンツファイルを生成し、生成したコンテンツファイルが端末装置40からの当該情報配信サーバ装置20へのアクセスに応じてネットワークを介して提供されるよう、更新前のコンテンツファイルを生成したコンテンツファイルに更新する。コンテンツファイルが生成され更新処理が実行されると、工程はステップS13に戻る。
【0078】
ステップS14において、コンテンツ更新部23はコンテンツの更新時間でないことに応じて、コンテンツの更新処理を停止し、ネットワークを介して端末装置40からの要求を受け付ける待機状態となる。
【0079】
端末装置40からネットワークを介してアクセスがあった場合、コンテンツ更新部23は、更新されたコンテンツファイルをネットワークインタフェース24からネットワークを介して端末装置40に送信する。
【0080】
このようにして、情報配信サーバ装置20は、データベース21にコンテンツと対になって記憶されている当該コンテンツの更新時間情報と、当該情報配信サーバ装置に設定されている現在時刻とを比較することで、データベース21に記憶された広告情報、番組関連情報を記載したコンテンツを放送局10で放送される番組の番組内容とリンクさせて端末装置40に送信することができる。
【0081】
次に、図5に示すフローチャートを用い、上述の図4に示したフローチャートで説明をした情報配信サーバ装置20の更新処理に対応した端末装置40の動作について説明をする。
【0082】
ステップS21において、ユーザは、モニタ50から端末装置40に対して、情報配信サーバ装置20にネットワークを介してアクセスするアクセス時間の設定をする。
【0083】
例えば、端末装置40にインストールされている情報配信サーバ装置20へのアクセス用アプリケーションソフトウエアに、始めて、情報配信サーバ装置20にアクセスする時刻と、次のアクセス時間までの時間間隔を設定することで、端末装置40は、所定の周期で情報配信サーバ装置20へネットワークを介してアクセスすることができる。
【0084】
ステップS22において、端末装置40の図示しない制御部は、現在時刻と、設定されたアクセス時間とを比較し、更新時刻になった場合は工程ステップS22へと進め、アクセス時間にまだならない場合は待機状態となる。
【0085】
ステップS23において、端末装置40の図示しない制御部は、アクセス時間になったことに応じて、情報配信サーバ装置20にネットワークを介してアクセスをする。
【0086】
ステップS24において、端末装置40は、ネットワークを介して情報配信サーバ装置40のコンテンツ更新部23にアクセスをし、当該端末装置40が取得済みのコンテンツファイルではなく、更新されたコンテンツファイルがあるかどかを判断する。
【0087】
更新されたコンテンツファイルがコンテンツ更新部23にある場合は工程をステップS25へと進め、コンテンツ更新部23にコンテンツファイルが更新されていない場合は工程をステップS22へと戻しアクセス時間となるまで待機状態となる。
【0088】
ステップS25において、端末装置40の図示しない制御部は、情報配信サーバ装置20のコンテンツ更新部23から更新されたコンテンツファイルを取得する。
【0089】
ステップS26において、端末装置40の図示しない制御部は、ステップS25で取得したコンテンツファイルを実行し、放送局10から送信され受信した番組と所定のアプリケーションソフトウエアなどで合成をする。
【0090】
合成された番組及びコンテンツは、モニタ50に無線アンテナ41、無線アンテナ51を介して送信され、モニタ50の液晶表示部52に出力表示される。
【0091】
このようにして、端末装置40に送信された番組及びコンテンツは、モニタ50を介してユーザに提示される。
【0092】
例えば、モニタ50の液晶表示部52に出力表示される番組とコンテンツとは、図6に示すようになる。この画面によると、番組はテニスの試合の中継であり、コンテンツとしては、テニスの試合をしている選手が使用しているラケット、又は、テニス選手のスポンサーとなっている企業が製造販売をしているラケットなどの広告が表示され、さらにテニススクールの会員を募集する広告も表示されている。
【0093】
これらの広告情報は、ハイパーリンクなどがなされており、モニタ50からの入力操作によって、ネットワークを介して所定のサーバ装置からさらに詳細な情報をWebページとして取得できるようになっている。
【0094】
例えば、テニススクールの会員募集の公告を指定すると、テニススクールのURLにリンクされておりネットワークを介してテニススクールのWebページを取得することが可能となる。ユーザはWebページを参照してテニススクールの詳細な情報を入手することができる。
【0095】
ところで、ユーザが使用する端末装置40に設定されている時刻は、ユーザが任意に設定可能であるため、例えば、誤った時刻設定方法や、時刻合わせの基準となる時計が不正確であった場合など、情報配信サーバ装置20に設定されている現在時刻と正確に一致していない場合がある。
【0096】
図5に示したフローチャートで説明したように端末装置40が情報配信サーバ装置20へアクセスする時間というのは、端末装置40にインストールしたアプリケーションソフトウエアで管理されているため、端末装置40に設定されている時刻が正確でないと、情報配信サーバ装置20の時刻が正確であって、且つ、コンテンツ更新部23の更新処理が怠りなく進んだとしても端末装置40が取得するコンテンツは番組と正確にリンクしない場合も想定される。
【0097】
そこで、データベース21にコンテンツと対になってい記憶されている更新時間情報を利用して端末装置40が情報配信サーバ装置20にアクセスする手法が考えられる。
【0098】
端末装置40が、更新時間情報に基づいて情報配信サーバ装置20へアクセスをしコンテンツを取得する動作について、図7、図8に示すフローチャートを用いて説明をする。
【0099】
まず、図7に示すフローチャートを用いて、情報配信サーバ装置20の動作について説明をする。
【0100】
ステップS31において、DBデータ読み出し部22は、端末装置40によって指定されたチャンネル番号情報と、当該情報配信サーバ装置20に設定されている現在時刻情報とを用いて、データベース21から更新時間が現在時刻に最も近いコンテンツ(以下、第1のコンテンツとも呼ぶ)と、上記第1のコンテンツと対になって記憶されている更新時間情報とを読み出す。
【0101】
さらに、DB読み出し部22は現在時刻に2番目に近いコンテンツ(以下、第2のコンテンツとも呼ぶ)と、上記第2のコンテンツと対になって記憶されている更新時間情報とを読み出す。つまり次回、DB読み出し部22に読み出されるコンテンツと、更新時間情報とを続けて読み出す。
【0102】
ステップS32において、DBデータ読み出し部22は、読み出した第1のコンテンツの更新時間と、現在時刻とを比較して上記コンテンツの更新時間になったかどうかを判断する。現在時刻が第1のコンテンツの更新時間となった場合は工程をステップS33へと進め、現在時刻がまだ第1のコンテンツ情報の更新時間となっていない場合は工程をステップS34へと進める。
【0103】
ステップS33において、DBデータ読み出し部22は、データベース21から読み出した第1のコンテンツと、第2のコンテンツの更新時間情報とをコンテンツ更新部23に送出する。
【0104】
コンテンツ更新部23は、送出された第1のコンテンツと、第2のコンテンツの更新時間情報とからコンテンツファイルを生成する。第2のコンテンツの更新時間情報は、端末装置40が当該情報配信サーバ装置20へアクセスする時間をとして使用される。
【0105】
さらに、コンテンツ更新部は23は、生成したコンテンツファイルが端末装置40からの当該情報配信サーバ装置20へのアクセスに応じてネットワークを介して提供されるよう、更新前のコンテンツファイルを生成したコンテンツファイルに更新する。コンテンツファイルが生成され更新処理が実行されると、工程はステップS31に戻る。
【0106】
ステップS34において、コンテンツ更新部23は、コンテンツの更新時間でないことに応じて、コンテンツの更新処理を停止し、ネットワークを介して端末装置40からの要求を受け付ける待機状態となる。
【0107】
端末装置40からネットワークを介してアクセスがあった場合、コンテンツ更新部23は、更新されたコンテンツをネットワークインターフェース24からネットワークを介して端末装置40に送信する。
【0108】
このようにして、情報配信サーバ装置20は、データベース21にコンテンツと対になって記憶されている当該第1のコンテンツの更新時間情報と、当該情報配信サーバ装置20に設定されている現在時刻とを比較することで、データベース21に記憶された広告情報、番組関連情報を記載した第1のコンテンツを放送局10で放送される番組の番組内容とリンクさせて端末装置40に送信すると共に、第2のコンテンツの更新時間情報を端末装置40に対して送信する。
【0109】
続いて、図8に示すフローチャートを用いて、端末装置40の動作について説明をする。
【0110】
ステップS41において、端末装置40の図示しない制御部は、コンテンツファイルを取得するために情報配信サーバ装置20に所定の時間にアクセスをするサーバアクセスプログラムを起動させる。
【0111】
サーバアクセスプログラムは、図3に示したフローチャートで説明したように端末装置40からチャンネル変更要求を送信したことに応じて返信されるコンテンツファイルに添付され端末装置40にインストールされる。
【0112】
サーバアクセスプログラムは、情報配信サーバ装置20のコンテンツ更新部23でコンテンツが更新されたことに応じて起動され、次に更新される予定のコンテンツの更新時間情報に基づいて最新のコンテンツを情報配信サーバ装置20に自動的にアクセスして取得しに行く。
【0113】
ステップS42において、端末装置40の図示しない制御部は、現在時刻と、コンテンツファイルに添付された第1のコンテンツの更新時間とを比較し、更新時間になった場合は工程をステップS43へと進め、第1のコンテンツの更新時間にまだならない場合は工程を当該ステップS42へと戻す。
【0114】
ステップS43において、端末装置40の図示しない制御部は、サーバアクセスプログラムに基づいて、情報配信サーバ装置20にネットワークを介してアクセスをする。
【0115】
ステップS44において、端末装置40は、情報配信サーバ装置40のコンテンツ更新部23にアクセスをし、当該端末装置40が取得済みのコンテンツファイルではなく、更新されたコンテンツファイルがあるかどうかを判断する。
【0116】
更新されたコンテンツファイルがコンテンツ更新部23にある場合は工程をステップS45へと進め、コンテンツ更新部23にコンテンツファイルが更新されていない場合は工程をステップS42へと戻しアクセス時間となるまで待機状態となる。
【0117】
ステップS45において、端末装置40の図示しない制御部は、情報配信サーバ装置20のコンテンツ更新部23から更新されたコンテンツファイルを取得する。
【0118】
ステップS46において、端末装置40の図示しない制御部は、ステップS45で取得したコンテンツファイルを実行し、放送局10から送信され受信した番組と所定のアプリケーションソフトウエアなどで合成をする。
【0119】
合成された番組及び第1のコンテンツは、モニタ50に無線アンテナ41、無線アンテナ51を介して送信され、モニタ50の液晶表示部52に出力表示される。
【0120】
ステップS47において、端末装置40の図示しない制御部は、コンテンツファイルに添付されていた第2のコンテンツの更新時間情報を、サーバアプリケーションプログラムに設定する。
【0121】
ステップS47が終了すると、工程はステップS42へと戻り、ステップS42〜ステップS47の工程が繰り返される。
【0122】
このようにして、端末装置40は、情報配信サーバ装置20から次回更新予定のコンテンツの更新時間を事前に取得して、取得した更新時間に基づいて情報配信サーバ装置20へアクセスをすることで、情報配信サーバ装置20で更新処理が実行される毎に更新されたコンテンツを正確に取得することができる。
【0123】
なお、図7、図8のフローチャートを用いて説明した動作において、次回更新予定のコンテンツの更新時間は、絶対時間で指定してもよいし、現在時刻と更新予定時間との差で指定してもよく、いずれかが、コンテンツファイルに添付されて情報配信サーバ装置20から端末装置40に送信される。
【0124】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明の端末装置では、コンテンツが更新された場合に、更新された最新のコンテンツを送信するように、サーバ装置にネットワークを介して要求するアプリケーションソフトウェアがコンテンツ受信手段によって受信され、当該アプリケーションソフトウェアによって要求された最新のコンテンツが、ネットワークを介してサーバ装置から受信されるので、所定の周波数で放送する番組と、ネットワークによるコンテンツ配信とを連携させることができ、しかも、この端末装置では、サーバ装置から次回更新予定のコンテンツの更新時間を事前に取得して、取得した更新時間に基づいて上記サーバ装置へアクセスをすることで、上記サーバ装置で更新処理が実行される毎に更新されたコンテンツを正確に取得することができる。
【0129】
したがって、放送する番組への加工を必要とせずに、一度に大勢のユーザに対してネットワークを介してコンテンツを提供することが可能となり、さらにネットワークを利用することできめ細かなマーケッティングを実行することが可能となる。
【0130】
さらにまた、配信するコンテンツをHTML(HyperText Markup Language)で記述することで、ユーザは当該端末装置を介して放送局から放送される番組を視聴し、ネットワーク上から番組に関連した商品に関する情報を得たり、実際にネットワークを介して商品を購入したりといった操作をリンクをたどることで簡便に行うことを可能とする。
【0131】
以上の説明からも明らかなように、本発明の受信方法では、コンテンツが更新された場合に、更新された最新のコンテンツを送信するように、サーバ装置にネットワークを介して要求するアプリケーションソフトウェアが受信され、当該アプリケーションソフトウェアによって要求された最新のコンテンツが、ネットワークを介してサーバ装置から受信されるので、所定の周波数で放送する番組と、ネットワークによるコンテンツ配信とを連携させることができ、しかも、この受信方法では、サーバ装置から次回更新予定のコンテンツの更新時間を事前に取得して、取得した更新時間に基づいて上記サーバ装置へアクセスをすることで、上記サーバ装置で更新処理が実行される毎に更新されたコンテンツを正確に取得することができる。
【0135】
以上の説明からも明らかなように、本発明のサーバ装置では、コンテンツが更新された場合に、ネットワークを介して端末装置に送信されたアプリケーションソフトウェアから更新された最新のコンテンツを送信するように要求された場合に、アプリケーションソフトウェアによって要求された最新のコンテンツが端末装置に送信されるので、所定の周波数で放送する番組と、ネットワークによるコンテンツ配信とを連携させることができ、しかも、このサーバ装置では、コンテンツ送信手段から次回更新予定のコンテンツの更新時間を事前に送信するので、端末装置側は、取得した更新時間に基づいて上記コンテンツ送信手段へアクセスをすることで、上記コンテンツ送信手段で更新処理が実行される毎に更新されたコンテンツを正確に取得することができる。
【0138】
以上の説明からも明らかなように、本発明の情報配信方法では、コンテンツが更新された場合に、ネットワークを介して端末装置に送信されたアプリケーションソフトウェアから更新された最新のコンテンツを送信するように要求された場合に、アプリケーションソフトウェアによって要求された最新のコンテンツが端末装置に送信されるので、所定の周波数で放送する番組と、ネットワークによるコンテンツ配信とを連携させることができ、しかも、この情報配信方法では、コンテンツ送信工程において次回更新予定のコンテンツの更新時間を事前に送信するので、端末装置側は、取得した更新時間に基づいて上記コンテンツ送信手段へアクセスをすることで、上記コンテンツ送信手段で更新処理が実行される毎に更新されたコンテンツを正確に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す情報配信システムの概略構成を説明するための図である。
【図2】同情報配信システムにおいて、情報配信サーバ装置の概略構成を説明するための図である。
【図3】同情報配信システムにおいて、チャンネルを切り換える際の動作について説明するためのフローチャートである。
【図4】同情報配信システムにおいて、端末装置にコンテンツを配信する際の情報配信サーバ装置の動作について説明するためのフローチャートである。
【図5】同情報配信システムにおいて、情報配信サーバ装置からコンテンツを取得する際の端末装置の動作について説明するためのフローチャートである。
【図6】同情報配信システムにおいて、モニタに表示される番組と、コンテンツの合成画像を示した図である。
【図7】同情報配信システムにおいて、端末装置にコンテンツを配信する際の情報配信サーバ装置の動作について説明するためのフローチャートである。
【図8】同情報配信システムにおいて、情報配信サーバ装置からコンテンツを取得する際の端末装置の動作について説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 放送局、11 アンテナ、20 情報配信サーバ装置、21 データベース、22 DB(Data Base)データ読み出し部、23 コンテンツ更新部、24 ネットワーク接続インタフェース、30 電子商取引サーバ装置、31 データベース、40 端末装置、41 無線アンテナ、50 モニタ、51 無線アンテナ、52 無線アンテ、60 受信アンテナ
Claims (5)
- 番組を受信する番組受信手段と、ネットワークを介して接続されたサーバ装置から送信されてくるコンテンツを受信すると共に、アプリケーションソフトウェアを受信するコンテンツ受信手段と、上記コンテンツ受信手段によって受信された上記コンテンツを実行するコンテンツ実行手段と、上記番組受信手段によって受信された番組と、上記コンテンツ実行手段によって実行された上記コンテンツとを合成する合成手段と、上記合成手段によって合成された上記番組及び上記コンテンツを出力表示する出力表示手段と、上記番組のチャンネル変更をする場合に、上記番組のチャンネル番号情報を上記サーバ装置に送信するチャンネル番号情報送信手段を備え、上記アプリケーションソフトウェアは、上記コンテンツが更新された場合に、上記チャンネル番号情報を指定して、更新された最新のコンテンツを送信するように、上記サーバ装置に上記ネットワークを介して要求し、上記コンテンツ受信手段は、上記アプリケーションソフトウェアによって要求された上記最新のコンテンツを上記サーバ装置から受信するとともに、上記チャンネル番号情報送信手段によって送信された上記チャンネル番号情報と関連した上記コンテンツを上記サーバ装置から受信し、上記出力表示手段は、上記番組と上記コンテンツとを同期して出力表示する端末装置であって、
上記アプリケーションソフトウェアは、更新予定コンテンツの更新時間情報に基づいて、上記サーバ装置に更新された上記更新予定コンテンツとともに次の更新時間情報を送信するように、上記ネットワークを介して上記サーバ装置に要求し、
上記コンテンツ受信手段は、上記ネットワークを介して上記サーバ装置から送信されてくる更新されたコンテンツと共に上記サーバ装置に次に更新される予定の更新予定コンテンツの更新時間情報を受信する
ことを特徴とする端末装置。 - 上記コンテンツは、ハイパーリンクを含み、
上記ハイパーリンクが指定された場合に、上記ネットワークを介して上記番組と上記コンテンツに関する情報とを取得すること
を特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 番組を受信する番組受信工程と、ネットワークを介して接続されたサーバ装置から送信されてくるコンテンツを受信すると共に、アプリケーションソフトウェアを受信するコンテンツ受信工程と、上記コンテンツ受信工程によって受信された上記コンテンツを実行するコンテンツ実行工程と、上記番組受信工程によって受信された番組と、上記コンテンツ実行工程によって実行された上記コンテンツとを合成する合成工程と、上記合成工程によって合成された上記番組及び上記コンテンツを出力表示する出力表示工程と、上記番組のチャンネル変更をする場合に、上記番組のチャンネル番号情報を上記サーバ装置に送信するチャンネル番号情報送信工程を備え、上記アプリケーションソフトウェアは、上記コンテンツが更新された場合に、上記チャンネル番号情報を指定して、更新された最新のコンテンツを送信するように、上記サーバ装置に上記ネットワークを介して要求し、上記コンテンツ受信工程では、上記アプリケーションソフトウェアによって要求された上記最新のコンテンツを上記サーバ装置から受信するとともに、上記チャンネル番号情報送信工程によって送信された上記チャンネル番号情報と関連した上記コンテンツを上記サーバ装置から受信し、上記出力表示工程では、上記番組と上記コンテンツとを同期して出力表示する受信方法であって、
上記アプリケーションソフトウェアは、更新予定コンテンツの更新時間情報に基づいて、上記サーバ装置に更新された上記更新予定コンテンツとともに次の更新時間情報を送信するように、上記ネットワークを介して上記サーバ装置に要求し、
上記コンテンツ受信工程では、上記ネットワークを介して上記サーバ装置から更新されたコンテンツと共に送信されてくる上記サーバ装置に次に更新される予定の更新予定コンテンツの更新時間情報を受信する
ことを特徴とする受信方法。 - 番組送信手段から送信される番組を受信して、ネットワークを介して送られてくるコンテンツと合成し、合成された上記番組及び上記コンテンツを出力表示する機能を有する端末装置に、上記ネットワークを介して接続され、コンテンツと、アプリケーションソフトウェアとを送信するコンテンツ送信手段を備え、上記コンテンツ送信手段は、上記コンテンツが更新された場合に、上記ネットワークを介して上記端末装置に送信されたアプリケーションソフトウェアから上記番組のチャンネル番号情報を指定して、更新された最新のコンテンツを送信するように要求された場合に、要求された上記チャンネル番号情報と関連した最新のコンテンツを当該コンテンツと上記番組とが同期するように上記端末装置に送信するサーバ装置であって、
上記コンテンツ送信手段は、コンテンツとともに更新予定コンテンツの更新時間情報を上記ネットワークを介して端末装置に送信し、上記端末装置からの上記アプリケーションソフトウェアによる更新予定コンテンツの更新時間情報に基づくコンテンツの送信要求に応じて、更新されたコンテンツと共に、次に更新される予定の更新予定コンテンツの更新時間情報を上記ネットワークを介して上記端末装置に送信する
ことを特徴とするサーバ装置。 - 番組送信手段から送信される番組を受信して、ネットワークを介して送られてくるコンテンツと合成し、合成された上記番組及び上記コンテンツを出力表示する機能を有する端末装置に、上記番組送信手段から番組を送信する番組送信工程と、サーバ装置からネットワークを介してコンテンツと、アプリケーションソフトウェアとを上記端末装置に送信するコンテンツ送信工程とを備え、上記コンテンツ送信工程では、上記コンテンツが更新された場合に、上記ネットワークを介して上記端末装置に送信されたアプリケーションソフトウェアから上記番組のチャンネル番号情報を指定して、更新された最新のコンテンツを送信するように要求されると、要求された上記チャンネル番号情報と関連した最新のコンテンツを当該コンテンツと上記番組とが同期するように上記端末装置に送信する情報配信方法であって、
上記コンテンツ送信工程では、コンテンツとともに更新予定コンテンツの更新時間情報を上記ネットワークを介して端末装置に送信し、上記端末装置からの上記アプリケーションソフトウェアによる更新予定コンテンツの更新時間情報に基づくコンテンツの送信要求に応じて、更新されたコンテンツと共に、次に更新される予定の更新予定コンテンツの更新時間情報を上記ネットワークを介して上記端末装置に送信する
ことを特徴とする情報配信方法。
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