JP4651662B2 - 安全タイヤおよび中空リング体 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤが外傷等を受けることによってパンク状態となってなお、必要とされる距離を安全に継続走行することができる安全タイヤと、この安全タイヤに供する中空リング体に関するものである。
タイヤがパンク状態に陥った際に必要とされる距離を安全に継続走行することができる安全タイヤについては、様々な提案がなされている。
例えば、特許文献1には、タイヤを適用リムに装着し、タイヤと適用リムの組立体内部に、中空リング状の隔壁を介してリムに沿って周方向に延びる室を区画し、該室内に発泡性組成物を封入し、タイヤ受傷時に発泡性組成物の膨張によって隔壁を拡張して、この拡張した隔壁にてタイヤ内圧の復活を可能にする技術が開示されている。
特開2004−75039号公報
しかしながら、発泡性組成物の膨張にて隔壁を拡張させる際に、その拡張を制御することが難しいことと、発泡性組成物がタイヤとリムの組立体内部の容積を満たすためには、隔壁内に相当量の発泡性組成物を充填する必要があり重量及びコストが増大することが、残る問題であった。
そこで、本発明は、中空リング状の隔壁内に発泡性組成物とも称される中空粒子を充填した安全タイヤにおける上記問題を解決し、中空粒子の機能を十分に発現する隔壁構造を有する安全タイヤについて提案することを目的とする。
すなわち、本発明の要旨は、次のとおりである。
(1)タイヤを適用リムに装着し、タイヤと適用リムの組立体内部に、中空リング状の隔壁を介してリムに沿って周方向に延びる室を区画し、該室内に、樹脂による連続相と独立気泡とからなる熱膨張可能な中空粒子を充填して成る安全タイヤにおいて、
前記隔壁は、中空粒子が熱膨張した際に放出する気体のみを選択通過させるフィルターを有することを特徴とする安全タイヤ。
(2)隔壁がウレタン樹脂からなることを特徴とする上記(1)に記載の安全タイヤ。
(3)フィルターがガラス繊維、アルミナ系セラミック繊維、ポリエステル繊維およびナイロン繊維のいずれか少なくとも1種からなる耐熱フィルターであることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の安全タイヤ。
(4)タイヤを適用リムに装着したタイヤとリムの組立体の内部に供する中空リング体であって、気体のみを選択通過させるフィルターを有することを特徴とする中空リング体。
(5)タイヤを適用リムに装着したタイヤとリムの組立体の内部に供する中空リング体であって、内部に、樹脂による連続相と独立気泡とからなる熱膨張可能な中空粒子を充填して成り、該中空粒子が熱膨張した際に放出する気体のみを選択通過させるフィルターを有することを特徴とする中空リング体。
(6)前記フィルターは、剛構造体を介して中空リング体に取り付けられることを特徴とする上記(4)または(5)に記載の中空リング体。
(7)前記フィルターは、柔構造体を介して中空リング体に取り付けられることを特徴とする上記(4)または(5)に記載の中空リング体。
(8)前記フィルターは、中空リングの内部に伸びる管状部材を介して、中空リング体に取り付けられることを特徴とする上記(4)または(5)に記載の中空リング体。
本発明によれば、一旦は低下あるいは消失したタイヤの内圧が、中空粒子の作用によって再補填されるから、車重を支持するに足るタイヤ内圧を再度得ることができる。従って、パンク状態に陥ったタイヤでも、そのタイヤ骨格部に張力が付与される結果、受傷後も健全な走行が可能となる。
本発明の安全タイヤの幅方向断面図である。 本発明の安全タイヤに用いる中空リング状の隔壁を示す図である。 隔壁に設けるフィルターを示す図である。 安全タイヤの受傷後の挙動を示す図である。 本発明の安全タイヤの内圧復活を示す図である。 フィルターの機能を示す図である。 本発明の安全タイヤの内圧復活を示す図である。 フィルターの取り付け構造を示す図である。 フィルターの取り付け構造を示す図である。 フィルターの取り付け構造を示す図である。 フィルターの取り付け構造を示す図である。 フィルターの取り付け構造を示す図である。 フィルターの取り付け構造を示す図である。
符号の説明
1 タイヤ
2 リム
3 隔壁
4 室
5 中空粒子
6 フィルター
7 異物
8 傷口
まず、本発明が対象とする安全タイヤについて、その幅方向断面を示す図1に基づいて説明する。
すなわち、図1の安全タイヤは、タイヤ1をリム2に装着し、該タイヤ1とリム2とで区画されたタイヤ1の内部に、図2に示す中空リング状の隔壁3を介してリム2に沿って周方向に延びる室4を区画し、該室4内に、樹脂による連続相と独立気泡とからなる熱膨張可能な中空粒子5を充填して成る。なお、タイヤ1は、各種自動車用タイヤ、例えば乗用車用タイヤなどの一般に従うものであれば、特に構造を限定する必要はない。例えば、図示のタイヤは一般的な乗用車用タイヤであり、1対のビード部間でトロイド状に延びるカーカスのクラウン部に、その半径方向外側へ順にベルトおよびトレッドを配置して成る。
この隔壁3を、リム2のリムベースに沿って配置することによって、タイヤ1内面と接触しない配置とする。かような配置とすれば、仮に大きな入力をタイヤが受けた場合でも、隔壁3が上記の配置である上、それ自体が柔軟であるため、大きな衝撃を受けることなく、通常使用時に乗り心地が阻害されることはない。なお、隔壁3で区画された室4の外側には、窒素や空気などの気体を充填して内圧を付与する。
また、隔壁3は、例えばウレタン樹脂またはゴムからなることが好ましい。すなわち、隔壁3には、大きな伸び率を確保しつつ、走行中の遠心力によるクリープ性に優れた材料が適しており、ウレタン樹脂、特にポリウレタンが好適である。
さらに、隔壁3には、図3に示すように、中空粒子5が熱膨張した際に放出する気体のみを選択通過させるフィルター6を、中空リング状隔壁の外周部分に少なくとも1箇所、設けることが肝要である。また、外周の等分4ないし6箇所に設けることも可能である。複数個のフィルターを設けることにより、気体の通過がスムースに行われ、結果として速やかなタイヤ高さの復活が可能となるが、一方、中空リング状隔壁の機械的強度が、フィルターの増加に伴い低下する為、必要以上に増やす事は得策とは言えない。
上記中空粒子5は、略球形状の樹脂による連続相で囲まれた独立気泡を有する、平均粒径が20μm〜500μm程度の範囲で粒径分布を持った中空体、あるいは独立気泡による小部屋の多数を含む海綿状構造体である。すなわち、該中空粒子5は、外部と連通せずに密閉された独立気泡を内包する粒子であり、該独立気泡の数は単数であってもよいし、複数であってもよい。ここで、『中空粒子群の独立気泡内部』を総称して『中空部』と表現する。また、この中空粒子が独立気泡を有することは、該粒子が独立気泡を密閉状態で内包するための『樹脂製の殻』を有することを指す。さらに、上記の樹脂による連続相とは、この『樹脂製の殻を構成する成分組成上の連続相』を指す。なお、この樹脂製の殻の組成は後述のとおりである。
ここで、中空粒子はその原料である『膨張性樹脂粒子』、すなわちガス成分を液体状態の発泡剤として樹脂に封じ込めた粒子を加熱膨張することにより得られ、この膨張性樹脂粒子には膨張開始温度Ts1が存在する。更に、加熱膨張によって得られた中空粒子を室温から再度加熱すると、中空粒子は更なる膨張を開始し、ここに中空粒子の再膨張開始温度Ts2が存在する。発明者らは、これまで多くの膨張性樹脂粒子から中空粒子を製造し検討を重ねてきた結果、Ts1を膨張特性の指標としてきたが、中空粒子の膨張特性の指標としてはTs2が適切であることを見出すに到った。
まず、膨張性樹脂粒子を加熱膨張させる場合における膨張挙動を観察した。膨張性樹脂粒子は膨張する前の段階にあるため、中空粒子の状態に比して粒径が極端に小さく、樹脂製の殻部の厚さが極端に厚い。よって、マイクロカプセルとしての剛性が高い状態にある。したがって、加熱膨張の過程で樹脂製の殻部の連続相がガラス転移点を越えても、更なる加熱により殻部がある程度柔らかくなるまでは、内部ガスの拡張力が殻部の剛性にうち勝つことが出来ない。よって、Ts1は実際の殻部のガラス点移転よりも高い値を示す。
一方で、中空粒子を再度加熱膨張させる場合では、中空粒子の殻部の厚さが極端に薄く、中空体としての剛性が低い状態にある。したがって、加熱膨張の過程で殻部の連続相がガラス転移点を越えると同時に膨張を開始するため、Ts2はTs1より低い位置づけとなる。
本発明では、一旦膨張させた中空粒子の更なる膨張特性を活用する。
すなわち、中空粒子のTs2は、90℃以上200℃以下であることが好ましい。なぜなら、中空粒子のTs2が90℃未満では、常用走行時のタイヤ気室内の温度環境下にて膨張する可能性があるからである。
一方200℃を超えると、パンク受傷後のランフラット走行において、中空粒子の摩擦発熱に起因する急激な温度上昇が起こっても、Ts2に達することが出来ない場合があり、よって目的とする『内圧復活機能』を十分に発現させることが出来なくなる場合がある。
よって、Ts2の範囲は90℃以上200℃以下であり、好ましくは110℃以上、更に好ましくは130℃以上であり、もっとも好ましくは160℃以上の範囲である。
以上のように、上記した上限値および下限値に従う膨張開始温度Ts2を有する中空粒子を配置することにより、内圧復活機能を確実に発現させる一方、常用走行での『内圧復活機能保持』が達成される。
次に、中空粒子の中空部(独立気泡)を構成する気体としては、窒素、空気、炭素数2から8の直鎖状及び分岐状の脂肪族炭化水素およびそのフルオロ化物、炭素数2から8の脂環式炭化水素およびそのフルオロ化物、そして次の一般式(III):
−O−R---- (III)
(式中のRおよびRは、それぞれ独立に炭素数が1から5の一価の炭化水素基であり、該炭化水素基の水素原子の一部をフッ素原子に置き換えても良い)にて表されるエーテル化合物、からなる群の中から選ばれた少なくとも1種が挙げられる。また、タイヤ気室内に充填する気体は空気でも良いが、上記粒子中の気体がフルオロ化物でない場合には、安全性の面から酸素を含まない気体、たとえば窒素や不活性ガス等が好ましい。
尚、独立気泡を有する中空粒子を得る方法は特に限定されないが、発泡剤を用いて『膨張性樹脂粒子』を作製し、これを加熱膨張させる方法が一般的である。この発泡剤としては、高圧圧縮ガス及び液化ガスなどの蒸気圧を活用する手法、熱分解によって気体を発生する熱分解性発泡剤を活用する手法などを挙げることができる。
後者の熱分解性発泡剤には窒素を発生させる特徴のあるものが多く、これらによる発泡によって得られる膨張性樹脂粒子の反応を適宜制御することによって得た粒子は気泡内に主に窒素を有するものとなる。この熱分解性発泡剤としては特に限定されないがジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾジカルボンアミド、パラトルエンスルフォニルヒドラジンおよびその誘導体、そしてオキシビスベンゼンスルフォニルヒドラジンを好適に挙げることができる。
次に、前者の高圧圧縮ガス及び液化ガスなどの蒸気圧を活用して中空粒子となる『膨張性樹脂粒子』を得る手法を説明する。
中空粒子を形成する前記樹脂による連続相を重合する際、炭素数2から8の直鎖状及び分岐状の脂肪族炭化水素およびそのフルオロ化物、炭素数2から8の脂環式炭化水素およびそのフルオロ化物、そして次の一般式(III):
−O−R---- (III)
(式中のRおよびRは、それぞれ独立に炭素数が1から5の一価の炭化水素基であり、該炭化水素基の水素原子の一部をフッ素原子に置き換えても良い)にて表されるエーテル化合物、からなる群の中から選ばれた少なくとも1種を発泡剤として高圧下で液化させ、反応溶媒中に分散させつつ、乳化重合させる手法である。これにより上記に示されるガス成分を液体状態の発泡剤として前術の樹脂連続相にて封じ込めた『膨張性樹脂粒子』を得ることができ、これを加熱膨張させる事によって、所望の中空粒子を得る事が出来る。
また、前記『膨張性樹脂粒子』の表面に、シリカ粒子等のアンチブロッキング剤、カーボンブラック微粉、帯電防止剤、界面活性剤等をコーティングした上で加熱膨張させることにより、目的の中空粒子を得ることができる。
さて、この中空粒子5を室4内部に配置したタイヤに、図4(a)に示すように、例えば釘などの異物7が刺さり、その後走行中に異物7が抜けると、タイヤ1内の大気が徐々に漏洩する。建設現場などの荒地で使用する場合に受ける裂け傷などと異なり、一般路でのパンクの原因は釘やボルトなどのタイヤに刺さる異物である。かようなパンクの場合、異物が抜け落ちる頻度は極めて低く、多くの場合、異物が残ったままの状態で一昼夜程度放置された後、タイヤのパンクに気付く事になるのが一般的である。従って、傷口からタイヤ外に気体が漏洩する速度は非常に遅いものであり、図4(b)および(c)に示すように、徐々にタイヤ内圧が低下していく。
かように内圧が低下したタイヤ1は、継続した走行において、図5(a)に示すように、タイヤ1内の隔壁3がタイヤ1内面と接触した状態で、しかも荷重が付加されての走行が継続される結果、繰り返しの変形入力が与えられる。すると、この変形入力により隔壁3内の中空粒子5は相互に擦れ合い摩擦によって自己発熱して、中空粒子5の温度が上昇する。そして、該温度が、中空粒子の熱膨張開始温度Ts2(該樹脂のガラス転移温度に相当する)を超えると、該粒子の殻は軟化し始める。このとき、中空粒子の中空部内圧力が高いことに加え、中空粒子温度が急上昇するために、中空粒子が一気に体積膨張する。
膨張した中空粒子は、その連続相を構成する樹脂の厚みが減少してガス透過性が増加する結果、図5(b)に示すように、中空粒子の中空部の内包気体が中空粒子の外側の室4内に放出される。ここで、隔壁3には、図6に示すように、所定の位置に穿った穴60を塞ぐ形で、中空粒子5から放出された気体のみを選択通過させるフィルター6が設けられているため、放出気体はこのフィルター6を介して室4外のタイヤ内部に供給される。すなわち、中空粒子5からの放出気体によって室4の内圧は上昇する一方、この室4の外側のタイヤ内部圧力は傷口8からの気体漏洩によって減少しているため、室4の放出気体はフィルター6を介して低圧の室4外のタイヤ内部へ流動する。
この放出気体の中空粒子からの放出速度は、タイヤの傷口8からの気体の漏洩速度よりも速い。なぜなら、上記の如く、殆どのパンクは、異物が受傷部に残留した状態なので、タイヤ内空気の漏洩速度は、非常に遅いからである。仮に、異物を故意に除去した場合でも、柔軟なゴムの層が傷口を塞ぐ様に作用する為、タイヤ内空気の漏洩速度は、比較的遅いものである。従って、中空粒子からの気体の放出速度と傷口8からの大気の漏洩速度との差分をもって、図5(c)に示すように、タイヤ内圧を復活させることが可能となる。
ここで、フィルターが無い場合の現象を説明する。フィルターが無いと、中空粒子から放出された内包気体は隔壁内に残留することになり、その気体は、隔壁を拡張させる力を発揮する。かように、中空粒子の体積膨張を上回る速度で隔壁が膨張してしまうと、中空粒子の総嵩体積よりも大きな内容積を持つ中空リングとなってしまう。つまり中空リング内に余分な空間が形成されてしまい、中空粒子は隔壁内をサラサラと自由に移動できる状態となる。この様な状態では、パンク走行によって中空リングに変形入力が加わっても、その力を中空粒子に伝達することは出来ず、従って、十分な復活能力を発揮する事は出来ない。
なお、中空粒子からの放出気体のみを選択的に通過させるフィルター6には、ガラス繊維や、アルミナ系セラミック繊維、ポリエステル繊維およびナイロン繊維のいずれか少なくとも1種からなる耐熱フィルターを用いることが好ましい。なぜなら、熱膨張可能な中空粒子を充填して成る中空リングのタイヤ高さ復活メカニズムから、フィルターが高温環境下にさらされる事は避けられないからである。また、その形態は、焼結フィルターや不織布状でも良く、織布でも構わない。更に、中空粒子の膨張開始温度Ts2以上の耐熱性が必要な事は、勿論である。
上記した内圧復活に寄与する中空粒子からの気体の放出は、隔壁3に対する入力がなくなって中空粒子の温度が熱膨張開始温度Ts2未満になるまで、あるいは、中空粒子内の内圧とタイヤの内圧が平衡に達するまで継続し、内圧を復活させるべく機能する。その後、中空粒子からの気体の放出が停止し、タイヤの傷口8からの気体の漏洩が進むと、再度内圧が低下して図5(a)に示した、タイヤ1内の隔壁3がタイヤ1内面と接触した状態に再び陥ることになる。すると、図5(b)から(c)に示した隔壁3への入力から中空粒子の発熱、そして気体の放出を繰り返されて内圧の復活がはかられる。以上の内圧の低減と内圧の復活を繰り返す過程を経て、パンク状態となった後も必要とされる距離を安全に継続走行することが可能になる。
ここで、例えばウレタン樹脂からなる隔壁3は、中空粒子から内包圧が放出されている状態において、隔壁3に大きな変形入力があって破壊した場合について、図7を参照して説明する。すなわち、図7(a)に示すように、隔壁3に変形入力があったことによって隔壁3内の中空粒子5は既に発熱して気体を放出しているために、図7(b)から(c)に示すように、上述と同様のメカニズムにて低下したタイヤ内圧を復活させることが可能である。
また、隔壁3の破壊によってタイヤ1内部に飛散した中空粒子5は、タイヤ1の傷口8を閉塞し、急激なタイヤ内圧力の低下を抑制するのに寄与する。
すなわち、傷口8はタイヤ気室内の気体が漏れ出る流路となるが、その流路長さはタイヤの肉厚分にほぼ相当する。本発明の中空粒子は、上記流路内において『圧密』状態で入り込んで多数の中空粒子によって流路を詰まらせることができる。更に上述した内圧復活機構によりタイヤ気室内の圧力が増加されると、タイヤ骨格に張力が与えられることにより、傷口の内径は絞り込まれるように減少していく。ゆえに傷口内に圧密状態で入り込んだ中空粒子群には、タイヤ気室内の増圧によりタイヤ側から絞り込まれるように圧縮力が働く。ここで、本発明の中空粒子は、中空部圧力が高いために、この圧縮力に対して中空部圧力に起因する反力が発生するため、圧密の度合いを高めることができ、より大きな内径の傷口においても、タイヤ気室内の気体がほとんど漏れ出さない程度まで傷口を閉塞できるのである。
従って、パンクの原因となった傷口は、瞬時にかつ確実に中空粒子によって塞ぐことができるのである。
なお、隔壁3に強度の低い材料を用いて、隔壁3が中空粒子5の発熱前に破壊し中空粒子5が隔壁3外に開放された場合にあっても、タイヤ内で発生する熱の供給を受けた中空粒子5が、体積膨張や内包気体の漏洩を引き起こし、同様にタイヤ高さを復活させる事が可能である。すなわち、パンク状態となったタイヤ1は、内圧の低下に伴いタイヤの撓み量が増加し、タイヤ内容積が減少するため、中空粒子5はタイヤ内面とリム内面との間に挟まれながら、圧縮とせん断の入力を受けて発熱し、上述の内圧復活が達成されることになる。
更に、タィヤ内面同士が接触しながら走行する場合は、その接触部分に挟み込まれた中空粒子5の機械的破壊も起こり、その内包気体の放出が加速する。
ちなみに、上記の現象である中空粒子5の体積膨張と内包気体の放出とは、明確に分離することができるものではなく同時に並行して発現している場合が多いと考えられる。
以上の中空粒子5による内圧の再補填を実現するに当たって、室4における中空粒子5の充填量は、タイヤの内容積に対して、20%から60%の嵩体積とする事が好ましい。すなわち、中空粒子5の嵩体積が20%未満では、中空粒子から供給される気体の総量が少なく、良好な復活能力が得られない事に加え、パンク時に中空リングに加わる入力が不足し、十分な発熱を得られない為である。一方、60%を超える嵩体積とした場合、タイヤをホイールに組み込む際の障害が大きく、実用性に乏しくなる。従って、本発明が供されるタイヤサイズによって、中空リング隔壁を適切に設計することが必要になる。
ここで、上記の隔壁は中空リング体で構成されるから、この中空リング体に予め中空粒子を充填し、この充填後の中空リング体をタイヤ内に組み込む使途が推奨される。
この中空リング体は、上述したフィルター6が適切に機能することが肝要である。そのためには、内圧低下時のタイヤの撓みに伴って中空リング体が変形した際に、該中空リング体の変形による応力が、フィルター6と中空リング体(図6における隔壁3)との取り付け部分に集中して破損し、フィルター6と中空リング体との間に隙間が生じて中空粒子が中空リング体から漏れ出る、ことを回避する必要がある。
そこで、図8および図9に示すように、フィルター6は例えば、素材剛性の高い樹脂や金属などの剛構造体30を介して、あるいは剛構造体30を埋め込んで、中空リング体(隔壁3)に取り付けることによって、フィルター6と中空リング体(隔壁3)との取り付け部分に歪みが集中することのない構造とするとよい。
ここで、剛構造体30として樹脂リングを採用する場合には、隔壁と同系統の材料を用いるのが得策である。何故ならば、同系統の樹脂同士であれば、熱溶着による溶着が容易であるからである。例えば、熱可塑性ポリウレタン系の素材の場合、隔壁3との熱溶着性に加え、素材剛性を任意に設定できる利点も有り、更に好適である。一方、隔壁との相溶性に乏しい樹脂や金属を用いる場合は、特に隔壁3との接着性を確保する必要が有る事に留意せねばならない。
何れの場合も、隔壁3よりも高剛性の部材を介してフィルターを装着する必要が有る事は自明である。
一方、図10に示すように、異種素材を用いずとも、フィルターと隔壁3との取り付け部分に歪みが集中することのない構造を得る手法も有る。例えば、フィルター取り付け部分の隔壁3厚みを大きくすることによって、結果的に当該部分の剛性を高め、フィルターへの歪集中を回避可能である。
同様に、図11に示すように、フィルター6は例えば、素材剛性の低い樹脂などの柔構造体31を介して中空リング体(隔壁3)に取り付けることによって、フィルター6と中空リング体(隔壁3)との取り付け部分の歪みを緩和する構造とすることも有効である。
上述のごとく、熱可塑性ポリウレタン系の素材を用いれば、素材剛性を任意に設定できるため、柔構造体の適用も容易である。ただし、一般的に、剛性低下は耐熱性が低下する傾向にあるため、本発明の使用環境を考慮した材料選定が肝要である。
また、かような歪み緩和の観点からは、フィルター6自体を伸縮性のある材料、例えば織布・不織布を問わず、その製造工程において、伸縮性を確保した物が使用可能である。また、蛇腹状の成型加工により形状的な伸縮性を持たせたフィルターや、連通気泡からなるスポンジ状のフィルターも用いることができる。
あるいは、例えば図12(a)および(b)に示すように、隔壁3とフィルター6が、中空リング体の内側に伸びる管状部材32を介して連結されていれば、隔壁3の変形がフィルター6にまで到達することがないので、同様の効果を得ることが可能である。なお、図12(a)は管状部材32の基部を中空リング体の内壁に接着した例および、同図(b)は管状部材32の基部を中空リング体の外壁に接着した例である。
サイズ175/70R13の乗用車用タイヤを5.5J×13のリムに装着した車輪について、以下に示す種々の仕様で試作した。本発明に従う例では、所定量の中空粒子を、予め中空リング体内に充填して安全タイヤ用中子を作製し、タイヤをリムに組み込む際に中子をタイヤ内部のリムに沿って配置した。ここで、発明例1においては、中空リング状の隔壁を厚さ2mmの熱可塑性ポリウレタンとし、発明例2においては、厚さ4mmの熱可塑性ポリウレタンを用い、各隔壁にはガラス繊維フィルターを周上4箇所に、等間隔に設けた。また、従来例としては、通常のタイヤ−リム組み体を用いた。さらに、比較例として、隔壁にフィルターを設けない以外は発明例1と同様の構成のタイヤも試作した。
いずれのタイヤに関しても、直径5.3mmの釘を刺し、タイヤ内面まで貫通したことを確認した後、釘を除去して受傷タイヤとした。なお、発明例に用いた隔壁(熱可塑性ポリウレタン)およびフィルターの物性は、表1に示す通りである。
Figure 0004651662
また、発明例および比較例のタイヤに供した中空粒子の物性は下記の通りであり、一つの試験タイヤに用いた中空粒子の嵩体積は、各々8リットルである。

連続相樹脂組成:アクリロニトリル/メチルメタクリレート供重合体
中空部内包ガス:HFE-7000(C3F7OCH3)
平均粒径: 96μm
膨張開始温度: 92℃
真比重: 0.031g/cc
連続相膜厚: 0.3μm
次に、試験タイヤのそれぞれについて、1000ccクラスの前輪駆動乗用車に装着して、4名乗車相当の荷重を付加して、次に示す評価を行った。
すなわち、テスト車両の左前輪に試験タイヤを装着して、内圧を完全に放出した状態から走行を開始した。残る3輪は、通常のタイヤである。テストコースを時速80kmで1時間走行し、走行中のタイヤ内圧及び地上からリムフランジまでの高さ(以後、タイヤ高さと称す)を測定し、発明例と従来例との比較を行った。その評価結果を表2に示す。
Figure 0004651662
表2に示すように、従来例においては、走行開始後67秒後にタイヤサイドウォール部分が裂け、走行不能となった。また、比較例では、走行開始後15分22秒後に、タイヤのサイドウォール部が裂け、走行不能となった。比較例においては、上述の如くフィルターが無い為、中空粒子への入力が早期に緩和されてしまい、タイヤ高さを十分に復活出来なかった結果、サイドウォール部を路面に擦りながら走行を続けることとなり、十分な走行距離を得られなかった為である。
一方、発明例においては、走行後にタイヤ内の中空リング体を取り出したところ、発明例1では中空リング状隔壁が破壊しており、隔壁外に開放された中空粒子が放出した気体の圧力によってタイヤ高さを回復していた事が明らかとなった。
更に、発明例2では中空リング状隔壁は破壊しておらず、中空リング内の中空粒子から漏洩した気体の気圧によってタイヤ高さを回復していた。
なお、各発明例において、復活したタイヤ高さが徐々に減衰してゆくのは、傷口からタイヤ外への気体漏洩が徐々に進行するためである。

Claims (8)

  1. タイヤを適用リムに装着し、タイヤと適用リムの組立体内部に、中空リング状の隔壁を介してリムに沿って周方向に延びる室を区画し、該室内に、樹脂による連続相と独立気泡とからなる熱膨張可能な中空粒子を充填して成る安全タイヤにおいて、
    前記隔壁は、中空粒子が熱膨張した際に放出する気体のみを選択通過させるフィルターを有することを特徴とする安全タイヤ。
  2. 隔壁がウレタン樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の安全タイヤ。
  3. フィルターがガラス繊維、アルミナ系セラミック繊維、ポリエステル繊維およびナイロン繊維のいずれか少なくとも1種からなる耐熱フィルターであることを特徴とする請求項1または2に記載の安全タイヤ。
  4. タイヤを適用リムに装着したタイヤとリムの組立体の内部に供する中空リング体であって、気体のみを選択通過させるフィルターを有することを特徴とする中空リング体。
  5. タイヤを適用リムに装着したタイヤとリムの組立体の内部に供する中空リング体であって、内部に、樹脂による連続相と独立気泡とからなる熱膨張可能な中空粒子を充填して成り、該中空粒子が熱膨張した際に放出する気体のみを選択通過させるフィルターを有することを特徴とする中空リング体。
  6. 前記フィルターは、剛構造体を介して中空リング体に取り付けられることを特徴とする請求項4または5に記載の中空リング体。
  7. 前記フィルターは、柔構造体を介して中空リング体に取り付けられることを特徴とする請求項4または5に記載の中空リング体。
  8. 前記フィルターは、中空リング体の内部に伸びる管状部材を介して中空リング体に取り付けられることを特徴とする請求項4または5に記載の中空リング体。
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