JP4649654B2 - 官能基導入無機化合物および複合体の製造方法 - Google Patents
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Description
本実施の形態にかかる酸化チタンは、例えば、化学式;TiO2等で表される化合物であるとともに、この化合物の表面に水酸基を有するものである。すなわち、本実施の形態にかかる酸化チタンとは、表面に水酸基を有している酸化チタンを示す。
上記リン酸カルシウムは、生体活性が高い。上記リン酸カルシウムとしては、具体的には、例えば、ハイドロキシアパタイト(Ca10(PO4)6(OH)2)、トリリン酸カルシウム(β(α)−トリリン酸カルシウム(Ca3(PO4)2))、メタリン酸カルシウム(Ca(PO3)2)、オクタリン酸カルシウム(OCP)、Ca10(PO4)6F2、Ca10(PO4)6Cl2等が挙げられる。なお、上記リン酸カルシウムは、湿式法や、乾式法、加水分解法、水熱法等の公知の製造方法によって、人工的に製造されたものであってもよく、また、骨、歯等から得られる天然由来のものであってもよい。また、上記リン酸カルシウムには、水酸イオンおよび/またはリン酸イオンの一部がストロンチウムイオン、バリウムイオン、ナトリウムイオン、重炭酸イオン、炭酸イオン、塩化物イオン、フッ化物イオン等で置換された化合物等が含まれていてもよい。上記例示のうち、ハイドロキシアパタイトが好適である。
(無機基材)
上記無機基材は、無機化合物から構成されている。上記無機基材を構成する材料としては、具体的には、例えば、金属、ガラス、水晶、雲母、セリサイト、カオリン、タルク、アルミナ等が挙げられる。また、上記金属としては、具体的には、アルカンチオールと反応可能な金属、および、アルコキシシリル基と反応可能な金属等が挙げられ、詳細には、アルカンチオールと反応可能な金(Au)、銀(Ag)、および、アルコキシシリル基と反応可能な銅(Cu)、ニッケル(Ni)等が挙げられる。また、上記金属としては、他にTi、Zr、Al、Fe、Cr、Co等を用いても良い。また、上記アルカンチオールとしては、炭素数が1〜10程度のものであればよい。
(複合体)
上記複合体は、上記リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンと、上記無機基材とが化学結合で結合されている。換言すると、上記複合体は、上記無機基材の表面にリン酸カルシウムおよび/または酸化チタンが化学結合している。
上記の場合、無機基材が備えている1つの(−Si≡(OR)3)に対して、ハイドロキシアパタイト焼結体の3個の水酸基が反応していることとなる。従って、例えば、アルコキシシリル基の数が少ない無機基材であっても、ハイドロキシアパタイト焼結体を多く結合させることができる。従って、無機基材にアルコキシシリル基を導入する場合には、この導入するアルコキシシリル基の数を、従来と比べて、減らすことができる。なお、上記化学式(1)のケイ素原子(Si)は、無機基材が有するアルコキシシリル基の一部である。具体的には、上記ケイ素原子は、表面修飾したグラフト鎖の一部でもよく、高分子鎖が有するアルコキシシリル基の一部でもよい。また、上記化学式(1)の酸素原子(O)は、無機基材が有するアルコキシシリル基の一部、または、ハイドロキシアパタイト焼結体が有する水酸基の一部である。また、上記化学式(1)のXとSiとの間は、高分子鎖で結合されていてもよく、低分子鎖で結合されていてもよく、直接結合していてもよい。
(複合体の製造方法)
ここで、本実施の形態にかかる複合体の製造方法について説明する。上記複合体の製造方法は、大別すると3つの方法が挙げられる。具体的には、(1)酸化チタンまたはリン酸カルシウムと反応可能な官能基を有するまたは上記官能基が導入された無機基材と、酸化チタンまたはリン酸カルシウムとを反応させる、(2)無機基材と反応可能な反応基を有するまたは上記反応基が導入された酸化チタンおよび/またはリン酸カルシウムと、無機基材とを反応させる、(3)反応性官能基を有するまたは当該反応性官能基が導入されたリン酸カルシウムおよび/または酸化チタンと、上記反応性官能基と反応する活性基を有するまたは当該活性基が導入された無機基材とを反応させる、の3つの方法が挙げられる。
(活性基導入工程)
活性基導入工程では、活性基を有するアルカンチオール(チオール化合物)を用いて金に活性基を導入する。上記アルカンチオールは、チオール基(−SH)を有しており、上記チオール基が金と反応(金−チオール反応(金−イオウ結合))し、金に活性基が導入される。
(官能基導入工程)
官能基導入工程では、金に官能基を導入する。具体的には、上記金に導入された活性基と反応可能な反応性官能基と上記イソシアネート基、アルコキシシリル基、カルボキシル基、および4‐メタクリロキシエチルトリメルリテートアンハイドライド基からなる群より選ばれる少なくとも1つの官能基とを有する化合物を用いて、金に上記官能基を導入する。
上記Zは、活性基と化学結合することができる反応性官能基であればよく、具体的には、例えば、ビニル基、エポキシ基、アミノ基、(メタ)アクリロキシ基、メルカプト基等が挙げられる。また、上記ORは、リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンと化学結合することができるものであればよく、具体的には、例えば、メトキシ基、エトキシ基等が挙げられる。また、上記化学式(2)中の反応性官能基であるZとSiとは、高分子鎖で結合されていてもよく、低分子鎖で結合されていてもよく、直接結合されていてもよい。
反応工程では、上記官能基導入工程により、金(無機基材)に導入されたアルコキシシリル基またはイソシアネート基と、リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンとを反応させる。具体的には、リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンを分散させた分散液に、上記アルコキシシリル基が導入された金(以下、導入物と称する)を浸漬することにより、導入物の表面にリン酸カルシウムおよび/または酸化チタンを吸着させる。そして、上記表面に吸着したリン酸カルシウムおよび/または酸化チタンと、アルコキシシリル基またはイソシアネート基とを反応させる。なお、以下の説明では、導入物として、アルコキシシリル基が導入された金であり、リン酸カルシウムがハイドロキシアパタイト焼結体である例について説明する。なお、ハイドロキシアパタイト焼結体とは、アモルファスのハイドロキシアパタイトを焼結させたものである。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施の形態1にて示した各部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
リン酸カルシウム焼結体と無機基材とがイオン的相互作用によって結合した複合体の場合、官能基は、後述するイオン化工程により、該官能基自体をイオン化することができるものである。
イオン化工程では、無機基材に導入した官能基をイオン化する。具体的には、例えば、官能基を導入した無機基材をアルカリ処理または酸処理することにより、官能基をイオン化することができる。
反応工程では、上記イオン化工程により、イオン化されたイオン性官能基とハイドロキシアパタイト焼結体の表面に存在するイオンとを反応させる。具体的には、ハイドロキシアパタイト焼結体を分散させた分散液に、上記無機基材を浸漬することにより、無機基材の表面にハイドロキシアパタイト焼結体を吸着させる。そして、上記表面に吸着したハイドロキシアパタイト焼結体の表面に存在するイオン(カルシウムイオン)と上記イオン性官能基(−COO−)とを反応させる。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施の形態について説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施の形態1および2にて示した各部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
(官能基導入無機基材の製造)
ここで、官能基導入無機材料の製造方法について説明する。なお、以下の説明では、官能基がアルコキシシリル基であり、無機基材が金である場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。
まず、本実施例にかかるハイドロキシアパタイト焼結体の製造方法についた説明する。
(複合体の製造方法)
まず、エタノール4ml中に上記HAp粒子8mgを加えて、2分間超音波処理することにより、エタノール中にHAp粒子を分散させた。
Claims (11)
- リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンと無機基材とが化学結合してなる複合体の製造方法であって、
(i)活性基を有するアルカンチオールと、
アルカンチオールと反応可能な金属、または当該金属元素を含む合金もしくは当該金属元素を含む金属複合材料からなる無機基材とを反応させて、無機基材に活性基を導入する活性基導入工程、
(ii)上記活性基導入工程によって無機基材に導入された活性基と、
上記活性基と反応可能な反応性官能基、並びにイソシアネート基、アルコキシシリル基、カルボキシル基、および4‐メタクリロキシエチルトリメルリテートアンハイドライド基からなる群より選ばれる少なくとも1つの官能基を有する化合物の反応性官能基とを反応させて無機基材に官能基を導入する官能基導入工程、
(iii)上記官能基導入工程によって得られた官能基を有する無機基材と、
リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンとを反応させる反応工程、
を含むことを特徴とする複合体の製造方法。 - リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンと無機基材とが化学結合してなる複合体の製造方法であって、
(i)活性基を有するアルカンチオールと、
アルカンチオールと反応可能な金属、または当該金属元素を含む合金もしくは当該金属元素を含む金属複合材料からなる無機基材とを反応させて、無機基材に活性基を導入する活性基導入工程、
(ii’)上記活性基と反応可能な反応性官能基、並びにイソシアネート基、アルコキシシリル基、カルボキシル基、および4‐メタクリロキシエチルトリメルリテートアンハイドライド基からなる群より選ばれる少なくとも1つの官能基を有する化合物と、
リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンとを反応させることにより、リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンに反応性官能基を導入する反応性官能基導入工程、
(iii’)上記活性基導入工程によって得られた活性基を有する無機基材と、
上記反応性官能基導入工程によって得られた反応性官能基を有するリン酸カルシウムおよび/または酸化チタンとを用い、上記反応性官能基と活性基とを反応させる反応工程を含むことを特徴とする複合体の製造方法。 - 上記アルカンチオールと反応可能な金属は、金または銀であることを特徴とする請求項1または2に記載の複合体の製造方法。
- (i)活性基を有するアルカンチオールと、
アルカンチオールと反応可能な金属、または当該金属元素を含む合金もしくは当該金属元素を含む金属複合材料からなる無機基材とを反応させて、無機基材に活性基を導入する活性基導入工程、
(ii)上記活性基導入工程によって無機基材に導入された活性基と、
上記活性基と反応可能な反応性官能基、並びにイソシアネート基、アルコキシシリル基、カルボキシル基、および4‐メタクリロキシエチルトリメルリテートアンハイドライド基からなる群より選ばれる少なくとも1つの官能基を有する化合物の反応性官能基とを反応させて無機基材に官能基を導入する官能基導入工程、
を含むことを特徴とする官能基導入無機基材の製造方法。 - 上記アルカンチオールと反応可能な金属は、金または銀であることを特徴とする請求項4に記載の官能基導入無機基材の製造方法。
- リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンと無機基材とが化学結合してなる複合体の製造方法であって、
(i’)シランカップリング反応によって、銅、または銅元素を含む合金もしくは銅元素を含む金属複合材料からなる無機基材に活性基を導入する活性基導入工程、
(ii)上記活性基導入工程によって無機基材に導入された活性基と、
上記活性基と反応可能な反応性官能基、並びにイソシアネート基、アルコキシシリル基、カルボキシル基、および4‐メタクリロキシエチルトリメルリテートアンハイドライド基からなる群より選ばれる少なくとも1つの官能基を有する化合物の反応性官能基とを反応させて無機基材に官能基を導入する官能基導入工程、
(iii)上記官能基導入工程によって得られた官能基を有する無機基材と、
リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンとを反応させる反応工程、
を含むことを特徴とする複合体の製造方法。 - リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンと無機基材とが化学結合してなる複合体の製造方法であって、
(i’)シランカップリング反応によって、銅、または銅元素を含む合金もしくは銅元素を含む金属複合材料からなる無機基材に活性基を導入する活性基導入工程、
(ii’)上記活性基と反応可能な反応性官能基、並びにイソシアネート基、アルコキシシリル基、カルボキシル基、および4‐メタクリロキシエチルトリメルリテートアンハイドライド基からなる群より選ばれる少なくとも1つの官能基を有する化合物と、
リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンとを反応させることにより、リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンに反応性官能基を導入する反応性官能基導入工程、
(iii’)上記活性基導入工程によって得られた活性基を有する無機基材と、
上記反応性官能基導入工程によって得られた反応性官能基を有するリン酸カルシウムおよび/または酸化チタンとを用い、上記反応性官能基と活性基とを反応させる反応工程を含むことを特徴とする複合体の製造方法。 - (i’)シランカップリング反応によって、銅、または銅元素を含む合金もしくは銅元素を含む金属複合材料からなる無機基材に活性基を導入する活性基導入工程、
(ii)上記活性基導入工程によって無機基材に導入された活性基と、
上記活性基と反応可能な反応性官能基、並びにイソシアネート基、アルコキシシリル基、カルボキシル基、および4‐メタクリロキシエチルトリメルリテートアンハイドライド基からなる群より選ばれる少なくとも1つの官能基を有する化合物の反応性官能基とを反応させて無機基材に官能基を導入する官能基導入工程、
を含むことを特徴とする官能基導入無機基材の製造方法。 - 上記化合物がシランカップリング剤であることを特徴とする請求項1、2、3、6、または7に記載の複合体の製造方法。
- 上記化合物がシランカップリング剤であることを特徴とする請求項4、5、または8に記載の官能基導入無機基材の製造方法。
- リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンと無機基材とが化学結合してなる複合体の製造方法であって、
上記無機基材にカルボキシル基および/または4‐メタクリロキシエチルトリメルリテートアンハイドライド基である官能基を導入する官能基導入工程と、
上記官能基導入工程によって得られたカルボキシル基および4‐メタクリロキシエチルトリメルリテートアンハイドライド基からなる群より選ばれる少なくとも1つの官能基を有する無機基材の官能基をイオン化させるイオン化工程、
上記イオン化工程によってイオン化された官能基と、リン酸カルシウムおよび/または酸化チタンの表面に存在するイオンとを反応させる反応工程を含むことを特徴とする複合体の製造方法。
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