JP4649031B2 - 人工魚礁とそれに用いられる滑動防止装置 - Google Patents

人工魚礁とそれに用いられる滑動防止装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は人工魚礁とそれに用いられる滑動防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、人工魚礁が波力や潮流による流体力によって海底を滑る現象、即ち滑動を防止するために、
▲1▼.魚礁を重くする。
▲2▼.魚礁が流れに当たる面積を小さくする(=より骨細構造にする)。
▲3▼.図8、9に示すように、魚礁の底部にスパイク状の突起物を設ける等の方法、即ち人工魚礁本体1の底部にスパイク2を突出させて設ける方法が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記▲1▼の魚礁を重くする方法では、コンクリートを底部に充填したりする必要があるが、その充填に時間がかかる上に作業コストが大きい問題があった。重量を十分に重くしようとすると、構造強度上から底部以外の部分の部材の断面も大きくする必要が発生する場合がある。断面を大きくすれば更に重くなり、再び構造強度上の問題が生じるというイタチごっこが起こる。また製作地から組み立て・沈設地への運搬費も増大する。
また上記▲2▼の骨細構造にする方法では、魚類等を集めて滞留させるという魚礁本来の目的に適合しない。なぜなら、魚礁等を集めて滞留させる機能は、流体に魚礁が抵抗する程度、即ち刺激密度に関係すると考えられているからである。
一方、上記▲3▼のスパイク2等の突起物を人工魚礁本体1の底部に設ける方法は、魚礁の滑動を防止する1つの手段としては良い方法である。が、スパイク2のような突起物の場合には、魚礁の滑動を抑止する効果、即ち滑動に対する抵抗効果があまり大きくなく、適正な滑動防止効果を得るためには、図8、9に示すように多数の突起物を設ける必要があり、取り付け費用や突起物の製作費用等のコストが高くつく問題があった。
【0004】
そこで、本発明は上記従来の人工魚礁の滑動防止方法の問題を解消し、製作や取り付けが簡単で、コストが安く、しかも滑動防止効果の大きい人工魚礁とそれに用いられる滑動防止装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の人工魚礁は、海底に沈めた状態で用いる人工魚礁であって、立体構造を構成する人工魚礁本体の底面に、長尺の湾曲した垂下突条片を、底面に沿って且つ底面から垂下突出させた状態で、複数個、前記底面の中心部から離れた位置で且つ中心部の周りに略等間隔の位置に、前記湾曲の開放方向が外向きになるようにして、取り付けてあることを第1の特徴としている。
また本発明の滑動防止装置は、立体構造を構成する人口魚礁本体の底面に対して前記底面の中心部から離れた位置に且つ中心部の周りに相互に略等間隔で取り付けられる複数個の滑動防止体からなる滑動防止装置であって、各滑動防止体は、人工魚礁本体の底面に結合されるための結合用片と、結合された状態で人工魚礁本体の底面に沿って且つ底面から垂下突出する長尺の垂下突条片とを少なくとも有し、各滑動防止体の長尺の垂下突条片は長手方向の中央を中心に90度の開き角度で開放する構成とすると共に、各滑動防止体の垂下突条片の前記開放方向が外向きになるようにして人工魚礁体に取り付けられることを第2の特徴としている
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら更に説明する。図1〜4は本発明の第1の実施形態を示す図で、図1は滑動防止装置を構成する要素である滑動防止体の全体斜視図、図2は人工魚礁本体に滑動防止装置を取り付けた状態の正面図、図3は人工魚礁本体に滑動防止装置を取り付けた状態の底面図、図4は人工魚礁本体を構成する1個のセルの斜視図である。また図5〜7は本発明の第2の実施形態を示す図で、図5は滑動防止体の全体斜視図、図6は人工魚礁本体に滑動防止装置を取り付けた状態の正面図、図7は人工魚礁本体に滑動防止装置を取り付けた状態の底面図である。
【0007】
先ず図1〜4を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
滑動防止装置を構成する主要要素である滑動防止体10は、垂下突条片11と結合用片12と垂直リブ13とからなる。
前記垂下突条片11に対して、結合用片12はアングル材の如く、直角の角度を持って一体に構成されている。この垂下突条片11と結合用片12からなる滑動防止体10は長尺に構成され、長手方向の中央を中心として両開放端に向けて90度の開き角度で曲げられている。
垂下突条片11には1乃至複数の垂直リブ13が設けられ、その上端は結合用片12と結合されている。
結合用片12には人工魚礁本体20との結合用ボルト穴14が適当な間隔で設けられている。
【0008】
前記滑動防止体10が取り付けられる人工魚礁本体20は、立方体形状のセル21を複数個、相互に結合して立体化したものである。各セル21はその6面の各面において、周辺部21aを除く中央部が大きく開放された窓21bとなっており、魚等が窓21bから自由に内部に出入りできるようになっている。前記周辺部21aには、セル21同士の結合を行うため及びセル21と前記滑動防止体10とを結合するための兼用の結合用ボルト穴21cが設けられている。このセル21の結合用ボルト穴21cは、滑動防止体10が結合される際には、滑動防止体10の結合用ボルト穴14に対応して、相互に重なる。
【0009】
滑動防止装置は、本実施形態においては、図3を参照して、4個の滑動防止体10を用いて構成している。即ち、人工魚礁本体20の底面の4隅に位置するセル21に対してそれぞれ1個の滑動防止体10を適用し、滑動防止体10の結合用片12をセル21の底面の周辺部21aに接面して、両結合用ボルト穴14、21cを位置合わせして、ボルト30を貫通させ、図示しないナットで結合するようにしている。
前記各滑動防止体10は、その長手方向の中央を中心として90度の開き角度θで開いた両翼部が外向きになるように取り付けている。より詳しく言えば、各滑動防止体10は、人工魚礁本体20の底面の中心部C(この点の部分には何もない)から一定距離だけ離れた周辺位置で、且つ中心部Cの周りに相互に等間隔で、しかも滑動防止体10の中央から両開放端にかけての両翼部が、前記中心部Cからの放射状線Lに対して対称となって広がるように取り付けられている。
【0010】
以上のようにして複数の滑動防止体10からなる滑動防止装置を取り付けた人工魚礁を海底に沈めると、人工魚礁の底面から突出した各前記滑動防止体10の垂下突条片11が海底に食い込んだ状態に着底する。複数個の垂下突条片11が人工魚礁本体20の底面の中心部Cから離れた位置で、中心部Cの周りに相互に等間隔で設けられると共に、各垂下突条片11の開放方向が外向きに配置されることで、波力、潮流力による滑動力がどの方向から人工魚礁に加わっても、この滑動力を受け止めて、滑動を制止させる。特に各垂下突条片11が中央から両開放端に向けて外向きに広がった状態に配置されているので、人工魚礁が滑動されんとする際には、海底の砂等が垂下突条片11の両開放端側から中央側へ移動してきて塞き止められる結果、滑動に対しての抵抗力が急速に上昇して、それ以上の滑動を制止する。図8、9に示す従来のスパイク2を用いる場合には、砂等がスパイク2間を容易にすり抜けていくので、滑動に対する抵抗力が上昇しないのである。
また前記垂下突条片11に設けられた垂直リブ13は、滑動防止体10の補強の役割をなす他に、人工魚礁が滑動されんとする際に砂等が垂下突条片11を側方へすり抜けていくのを阻止することで、人工魚礁の滑動に対する抵抗力を一層増大化する。
【0011】
前記滑動防止体10の結合用片12は、人工魚礁本体20の底部に結合させるための機能を果せばよく、従って必ずしも図面に示す既述の形状をしている必要はない。即ち、垂下突条片11の全長に沿って結合用片12が設けられる必要はない。また垂下突条片11に対して直角の角度を持って設けられなくとも、人工魚礁本体20に結合できる構成であればよい。
また滑動防止体10の垂下突条片11の開き角度θは90度としたが、これは矩形の面を有するセル21に合わせて、取り付けやすくしたものである。砂等の塞き止め効果を考えれば、前記開き角度θは90〜180度がよい。
また前記セル21に設けられる結合用ボルト穴21cは、セル21が人工魚礁本体20の組み立ての際にどの位置、又はどの向きに配置されても、隣接するセル21の結合用ボルト穴21cと重なるように、また垂下突条片11の結合用ボルト穴14と対応して重なるように、セル21の全周辺部21aに設けるようにしている。前記セル21の結合用ボルト穴21cは、コンクリート等で型成形する際に同時に構成することで容易に得ることができる。
【0012】
図5〜7を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。
滑動防止装置を構成する主要要素である滑動防止体40は、垂下突条片41と結合用片42と垂直リブ43とからなる。
前記垂下突条片41に対して結合用片42は、第1の実施態様の場合と同様に、アングル材の如く、直角の角度を持って一体に構成されている。垂下突条片41と結合用片42からなる滑動防止体40は長尺に構成され、長手方向の中央部とその両翼部とからなる。
垂下突条片41には1乃至複数の垂直リブ43が設けられ、その上端は結合用片42と結合されている。
結合用片42には人工魚礁本体40との結合用ボルト穴44が適当な間隔で設けられている。
前記垂下突条片41は中央部に対して両翼部がそれぞれ120度の開き角度θを持って構成されている。また垂下突条片41の中央部と両翼部の長さは等分としてあり、正六角形の連続する3辺からなるような形状となっている。このような形状とすることで。次に述べる底面が正六角形のセルの底面に沿って容易に取り付けることができる。
【0013】
前記滑動防止体40が取り付けられる人工魚礁本体50は、正六角筒からなる立体形状のセル51を複数個、相互にその側面で結合して立体化したものである。各セル51はその底面、天面、6個の側面の各面において、周辺部51aを除く中央部が大きく開放された窓51bとなっており、魚等が窓51bから自由に内部に出入りできるようになっている。前記セル51の底面、天面、6側面の周辺部51aには、結合用ボルト穴51cが設けられている。この結合用ボルト穴51cのうち、セル51の天面と底面にある結合用ボルト穴51cは上下のセル51と結合するための穴であり、また人工魚礁本体50の底部に位置する複数のセル51のうちの幾つかのセル51の底面の結合用ボルト穴51cは前記滑動防止体40の結合用ボルト穴44に対応して重なることになる。このように結合用ボルト穴51cはセル51同士の結合と、セル51と滑動防止体40との結合の何れもできるように兼用のボルト穴として構成されている。
【0014】
滑動防止装置は、本実施形態においては、図7を参照して、3個の滑動防止体40を用いて構成している。即ち、人工魚礁本体50の底面に対して、滑動防止体40の結合用片42をセル51の底面の周辺部51aに接面して、両結合用ボルト穴44、51cを位置合わせして、ボルト60を貫通させ、図示しないナットで結合するようにしている。
前記各滑動防止体40は、その長手方向に中央部とそれぞれ60度の開き角度θで開いた両翼部が外向きになるように取り付けている。より詳しく言えば、各滑動防止体40は、人工魚礁本体50の底面の中心部C(この点の部分には何もない)から一定距離だけ離れた周辺位置で、且つ中心部Cの周りに相互に120度の等間隔で、しかも滑動防止体40の両翼部が、前記中心部Cから中央部の中心を通る放射状線に対して対称となって広がるように取り付けられている。
【0015】
以上のようにして複数の滑動防止体40からなる滑動防止装置を取り付けた人工魚礁を海底に沈めると、人工魚礁の底面から突出した各前記滑動防止体40の垂下突条片41が海底に食い込んだ状態で着底する。複数個の垂下突条片41が人工魚礁本体50の底面の中心部Cから離れた位置で、且つ中心部Cの周りに相互に等間隔で設けられると共に、各垂下突条片41の開放方向が外向きにされて配置されることで、波力、潮流力による滑動力がどの方向から人工魚礁に加わっても、この滑動力を受け止めて、滑動を制止させる。特に各垂下突条片41が中央部とそこから外向きに広がった両翼部とからなるので、人工魚礁が滑動されんとする際には、海底の砂等が垂下突条片41の両翼部に沿って中央部に移動してきて塞き止められる結果、滑動に対しての抵抗力が急速に上昇して、それ以上の滑動を制止する。よって既述したように従来のスパイク2を用いる場合に比べて、砂等が容易にすり抜けていくのを制止することで、滑動に対する抵抗力を十分に向上させることができるのである。
また前記垂下突条片41に設けられた垂直リブ43は、滑動防止体40の補強の役割をなす他に、人工魚礁が滑動されんとする際に砂等が垂下突条片41を側方へすり抜けていくのを阻止することで、人工魚礁の滑動に対する抵抗力を一層増大化する点は、上記第1の実施形態の場合と同様である。
【0016】
前記滑動防止体40の結合用片42は、人工魚礁本体50の底部に結合させるための機能を果せばよく、従って必ずしも垂下突条片41の全長に沿って結合用片42が設けられる必要はない。また垂下突条片41に対して直角の角度を持って設けられなくとも、人工魚礁本体50に結合できる構成であればよい。
また滑動防止体40の垂下突条片41の中央部に対する両翼部のそれぞれの開き角度θは120度としたが、これは正六角形の底面を有するセル51に合わせて、取り付けやすくしたものである。砂等の塞き止め効果を考えれば、前記開き角度θは90〜180度とすることができる。
また前記セル51に設けられる結合用ボルト穴51cは、セル51が人工魚礁本体50の組み立ての際にどの位置、又はどの向きに配置されても、隣接するセル51の結合用ボルト穴51cと重なるように、また垂下突条片41の結合用ボルト穴44と対応して重なるように、セル51の底面、天面、6側面の全周辺部51aに設けるようにしている。前記セル51の結合用ボルト穴51cは、コンクリート等で型成形する際に同時に構成することで容易に得ることができる。
また上記第1〜2の実施形態において、垂下突条片11、41は中央或いは中央部から両翼が一定の開き角度で屈曲されているが、長尺の垂下突条片は中央付近から対称に徐々に湾曲された形状であってもよい。また左右両翼部の長さは同じ長さが好ましいが、異なっていてもよい。
【0017】
【発明の効果】
本発明は以上の構成、作用よりなり、請求項1に記載の人工魚礁によれば、海底に沈めた状態で用いる人工魚礁であって、立体構造を構成する人工魚礁本体の底面に、長尺の湾曲した垂下突条片を、底面に沿って且つ底面から垂下突出させた状態で、複数個、前記底面の中心部から離れた位置で且つ中心部の周りに略等間隔の位置に、前記湾曲の開放方向が外向きになるようにして、取り付けてあるので、
底部に突起状のスパイクを設ける場合に比べて、滑動に対する抵抗力を格段に向上させた人工魚礁を提供することができる。しかもスパイクを取り付ける場合はかなりの量を取り付けなければ効果が少ないのに比べ、ボルト等による取り付け個所数が少なく、作業も容易で短時間に低コストで行うことができる。
また請求項2に記載の人工魚礁に用いられる滑動防止装置によれば、立体構造を構成する人口魚礁本体の底に対して、前記底面の中心部から離れた位置に且つ中心部の周りに相互に略等間隔で取り付けられる複数個の滑動防止体からなる滑動防止装置であって、各滑動防止体は、人工魚礁本体の底面に結合されるための結合用片と、結合された状態で人工魚礁本体の底面に沿って且つ底面から垂下突出する長尺の垂下突条片とを少なくとも有し、各滑動防止体の長尺の垂下突条片は長手方向の中央を中心に90度の開き角度で開放する構成とすると共に、各滑動防止体の垂下突条片の前記開放方向が外向きになるようにして人工魚礁体に取り付けられることとしたので
方体形状のセル等、底面が矩形となっているセルの組み合わせから構成された人口魚礁本体に対して、90度に開いた滑動防止体を非常に容易に取り付けることができる。しかも90度の開放方向を外向きに容易に配置することができる。即ち、立方体形状を呈するセルからなる人工魚礁本体に適応して、その取り付けが容易で、しかも各活動防止体の開放方向が外向きとされることで、滑動防止効果を大とすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示し、滑動防止装置を構成する要素である滑動防止体の全体斜視図である。
【図2】第1の実施形態を示し、人工魚礁本体に滑動防止装置を取り付けた状態の正面図である。
【図3】第1の実施形態を示し、人工魚礁本体に滑動防止装置を取り付けた状態の底面図である。
【図4】第1の実施形態を示し、人工魚礁本体を構成する1個のセルの斜視図である。
【図5】第2の実施形態を示し、滑動防止装置を構成する要素である滑動防止体の全体斜視図である。
【図6】第2の実施形態を示し、人工魚礁本体に滑動防止装置を取り付けた状態の正面図である。
【図7】第2の実施形態を示し、人工魚礁本体に滑動防止装置を取り付けた状態の底面図である。
【図8】人工魚礁本体に従来の滑動防止装置であるスパイク状の突起物を取り付けた状態の正面図である。
【図9】人工魚礁本体に従来の滑動防止装置であるスパイク状の突起物を取り付けた状態の底面図である。
【符号の説明】
10 滑動防止体
11 垂下突条片
12 結合用片
13 垂直リブ
14 結合用ボルト穴
20 人工魚礁本体
21 セル
21a 周辺部
21b 窓
21c 結合用ボルト穴
30 ボルト
40 滑動防止体
41 垂下突条片
42 結合用片
43 垂直リブ
44 結合用ボルト穴
50 人工魚礁本体
51 セル
51a 周辺部
51b 窓
51c 結合用ボルト穴
C 中心部
θ 開き角度
L 放射状線

Claims (2)

  1. 海底に沈めた状態で用いる人工魚礁であって、立体構造を構成する人工魚礁本体の底面に、長尺の湾曲した垂下突条片を、底面に沿って且つ底面から垂下突出させた状態で、複数個、前記底面の中心部から離れた位置で且つ中心部の周りに略等間隔の位置に、前記湾曲の開放方向が外向きになるようにして、取り付けてあることを特徴とする人工魚礁。
  2. 立体構造を構成する人口魚礁本体の底面に対して前記底面の中心部から離れた位置に且つ中心部の周りに相互に略等間隔で取り付けられる複数個の滑動防止体からなる滑動防止装置であって、各滑動防止体は、人工魚礁本体の底面に結合されるための結合用片と、結合された状態で人工魚礁本体の底面に沿って且つ底面から垂下突出する長尺の垂下突条片とを少なくとも有し、各滑動防止体の長尺の垂下突条片は長手方向の中央を中心に90度の開き角度で開放する構成とすると共に、各滑動防止体の垂下突条片の前記開放方向が外向きになるようにして人工魚礁体に取り付けられることを特徴とする滑動防止装置。
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