JP4646877B2 - 骨材微粉除去装置 - Google Patents

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Description

本発明は、破砕機により破砕された骨材を処理の対象とし、この骨材に含まれた微粉を取り除くようにした骨材微粉除去装置に関する。
従来、破砕機により破砕された骨材から微粉等を取り除くようにした骨材微粉除去装置について、本出願人において既に出願している(特許文献1参照)。
この骨材微粉除去装置では、階段状に配設した受板の上方に設けた網状体により形成された骨材移送面上において、骨材投入部から投入された骨材が加振機による振動で骨材排出部に向けて移送されながら満遍なく分散する。
そして、空気流入室内には送風機によって空気取入口から空気が供給され、この空気が受板間の空気流入路を経て網状体の下方から微粉除去室内に向けて吹き付けられるため、骨材に含まれている微粉等を微粉除去室内で効率よく吹き飛ばすことができる。
又、骨材が邪魔板に達すると、骨材の移送が邪魔板によって遮られるため、骨材が一時的に滞留し、この状態で骨材同士が接触し合い、互いにまぶりついた(付着した)微粉を分離させる。
そこにエアノズルから高圧空気が吹き付けられるため、骨材から更に微粉が分離し、その分離した微粉を吹き飛ばすことができるものであった。
特開2004−344809号公報
しかしながら、かかる従来の骨材微粉除去装置は、多数枚の受板を階段状に配設させ、この受板の上方に設けた網状体により骨材移送面を形成させた構造であるため、その構造が複雑になり、部品点数の増大による設備コスト面やメンテナンス面で不利になるという問題があった。
特に従来では、邪魔板によって滞留した状態の骨材に対してエアノズルから高圧空気を吹き付けるようにしており、このため、滞留した骨材の内部にまで空気が侵入できず、高圧空気による吹き付けが不十分になるという問題があった。
又、従来では、邪魔板が網状体の先端に形成されていたため、滞留した骨材に対して網状体の下方からの空気を吹き付けることができない。
このため空気取入口による下方からの空気とエアノズルによる上方からの高圧空気を同時に吹き付けることができず、十分な除去ができないなど、微粉除去能率の面で改良の余地を残していた。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、骨材移送面を簡単な構造に形成させ、かつ骨材に対して下方からの空気と上方からの高圧空気を効果的に吹き付けて微粉除去能率を向上させることができる骨材微粉除去装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明の骨材微粉除去装置は、
スプリングにより弾性支持されると共に、平坦板により形成された骨材受板が内部に設けられている本体部と、
前記骨材受板の上面に形成された骨材移送面と、
前記本体部に振動を与えることにより、前記骨材移送面上において骨材投入部から投入された骨材を骨材排出部に向けて移送させるための加振手段と、
前記骨材受板の上方に形成された微粉除去室及びこの微粉除去室の上方に開口するように本体に形成された微粉排気口と、
前記骨材受板の下方に形成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ口と、
前記骨材受板にスリット状に形成され、前記空気流入室からの空気を微粉除去室に噴出させるための空気穴と、
前記骨材移送面の上方に配設され、骨材移送面上を移送されている骨材に対し、移送方向に対向する方向から高圧空気を噴射させるエアノズルを備えている構成とした。
本発明の骨材微粉除去装置にあっては、骨材を移送させる骨材移送面が平坦板により形成された骨材受板の上面に形成されているため、従来と異なり、構造が極めて単純になり、設備コストが安価になるし、メンテナンスが簡単になる。
特に、滞留している骨材に対してではなく、骨材移送面上を移送されている骨材に対し、空気穴から噴出される下方からの空気と、エアノズルから噴射される上方からの高圧空気とを同時に吹き付けるため、骨材の隅々まで満遍なく空気が行き届き、微粉を効率良く効果的に吹き飛ばして分離除去させることができる。
図1は本発明の1実施例である骨材微粉除去装置の断面図、図2は要部の断面図である。
図において、1は本体部で、内部に空間が形成された函体に形成され、スプリング10,10により弾性支持されている。
本体部1の内部には、平坦板により形成された骨材受板2が設けられ、この骨材受板2の上面が骨材移送面20に形成され、この骨材移送面20の一端側(図1では左端側)が骨材投入部21に形成され、他端側(図1では右端側)が骨材排出部22に形成されている。
本体部1には振動手段としての加振機(図示省略)が連結されており、この加振機は、その振動方向(矢印B方向)が骨材Kの移送方向(矢印A方向)に傾く状態に取り付けられている。
そして、この振動手段により前記本体部1に振動を与えることにより、前記骨材移送面20上において骨材投入部21から投入された骨材Kを骨材排出部22に向けて移送させるように形成されている。
前記骨材受板2の上方に微粉除去室3が形成されると共に、骨材受板2の下方に空気流入室4が形成され、この空気流入室4からの空気を微粉除去室3に噴出させるための多数の空気穴23が前記骨材受板2にスリット状に形成されている。
本体部1の底部には前記空気流入室4内に開口するように空気取入口40が形成され、この空気取入口40には、送風機41が接続されている。
本体部1の天井部には前記微粉除去室3に開口するように微粉排気口30が形成され、この微粉排気口30には、バグフイルタ等の集塵機(図示省略)が接続されている。
前記骨材移送面20の上方には、高圧空気を噴射させるための複数個(実施例では13個)のエアノズル5が骨材Kの移送方向に一定間隔で配設されている。
このエアノズル5は、高圧空気供給装置(図示省略)に接続され、骨材移送面20上を移送されている骨材Kに対し、移送方向に対向する方向から高圧空気を噴射させるように設けられている。
次に、この骨材微粉除去装置の作用を説明する。
骨材投入部21から投入された骨材Kは、加振機による振動で骨材移送面20上を骨材排出部22に向けて移送される。
この骨材移送面20上での移送に際し、移送される骨材は、振動により骨材移送面20上で分散する。
又、空気流入室4内には送風機41によって空気取入口40から空気が供給され、この空気が骨材受板2に形成した空気穴23を経て微粉除去室3に吹き出される。
この空気穴23からの吹き出しと同時に、エアノズル5から高圧空気が吹き付けられるもので、このように、骨材移送面20上で分散している骨材Kに対し、空気穴23から噴出される下方からの空気と、エアノズル5から噴射される上方からの高圧空気とを同時に吹き付けるため、骨材Kの隅々まで満遍なく空気が行き届き、微粉を効率良く効果的に吹き飛ばして分離させることができる。
又、エアノズル5からの高圧空気は、骨材移送面20上を移送されている骨材Kに対し、移送方向に対向する方向、いわゆる向かい風の状態で空気が浴びせられるため、骨材Kへの風当たりが強くなり、微粉の吹き飛ばし効果を向上させることができる。
上記のようにして微粉除去室3内に吹き飛ばされた微粉は、空気とともに微粉排気口30からバグフイルタ等の集塵機に収集されて回収される。
又、微粉を分離除去された処理済の骨材は、骨材排出部22から取り出され、微粉の含有が少ない骨材として採取される。
なお、骨材微粉除去装置において、通常の乾式設備では、従来、原料骨材(原料細骨材)の水分含有率が1.5%程度以下でなければ微粉除去の効果が認められないものであったが、本発明装置では、水分含有率が3.0%程度の原料骨材(原料細骨材)に対して効率よく微粉を除去することができた。
一例ではあるが、水分含有率が3.44%の原料骨材(原料細骨材)に対し、空気穴からの吹き出しと同時にエアノズル5から高圧空気を吹き付けた場合(高圧空気有)と、空気穴からの吹き出しのみの場合(高圧空気無)とで装置通過後の水分量を比較した実験例を以下の表1に示す。
Figure 0004646877
表1で示すように、原料骨材の水分含有率が3.44%のとき、高圧空気無の場合の微粉量が5.8%であったのに対し、高圧空気有の場合の微粉量が2.1%に減少した。
これは、水分含有率が高い原料でも乾式で骨材を生産することができることを意味し、降雨時での骨材生産が可能となるので、梅雨時や降雨量の多い地方でも連続生産が可能になるものである。
本発明の1実施例である骨材微粉除去装置の断面図である。 要部の断面図である。
符号の説明
1 本体部
10 スプリング
2 骨材受板
20 骨材移送面
21 骨材投入部
22 骨材排出部
23 空気穴
3 微粉除去室
30 微粉排気口
4 空気流入室
40 空気取入口
41 送風機
5 エアノズル
K 骨材

Claims (1)

  1. スプリングにより弾性支持されると共に、平坦板により形成された骨材受板が内部に設けられている本体部と、
    前記骨材受板の上面に形成された骨材移送面と、
    前記本体部に振動を与えることにより、前記骨材移送面上において骨材投入部から投入された骨材を骨材排出部に向けて移送させるための加振手段と、
    前記骨材受板の上方に形成された微粉除去室及びこの微粉除去室の上方に開口するように本体に形成された微粉排気口と、
    前記骨材受板の下方に形成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ口と、
    前記骨材受板にスリット状に形成され、前記空気流入室からの空気を微粉除去室に噴出させるための空気穴と、
    前記骨材移送面の上方に配設され、骨材移送面上を移送されている骨材に対し、移送方向に対向する方向から高圧空気を噴射させるエアノズルを備えていることを特徴とする骨材微粉除去装置。
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