JP4646641B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、異なる発光色を有する複数の発光素子からなる光源を複数有する画像読取装置、および、この画像読取装置を用いた画像形成装置に関する。
原稿を読み取る読取装置として、光源に発光ダイオード(LED)を用いたものは、カラー読取、モノクロ読取ともに提案されている。
カラー読取の場合は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の光源を用いてそれぞれ、各色を点灯制御し、各色に応じた読取信号を得ることにより、カラー画像を読み取る構成がとられている。また、カラー読取の際、LEDそのものの光量にバラツキが存在するために、読取時の光量が一定になるように、個々のLEDの光量が制御されている。
一方、モノクロの読取の場合は単色、例えば緑1色による発光で緑色に応じた信号を得ることにより、モノクロ画像を読み取る構成がとられている。
しかしながら、読取速度の高速化に対応させるためには、単色点灯では光量が不足するという問題が生じる。
従来の光源は、例えば図8に示すような構成を有する。原稿の幅方向に伸びる枠体7内に導光体4が収納され、その長手方向の一端側にのみLED光源3(RGB一組)が設けられる。LED光源3から射出された光は導光体4を通って原稿台ガラス2上の原稿に対して光を照射し、その反射光はセルフォックレンズアレイ5を介して一次元センサ素子アレイ(センサ)6に集光される(特許文献1参照)。
特開2002−57842号公報
光量を増加させるために複数色の発光素子からなる光源を複数用いて全発光素子を同時に点灯させて読取を行った場合には、特定色のみの光量が多くなったり、光源間の色バランスがくずれたりすることにより、カラー原稿の特定色の画像が読み取れないという不具合が生じるおそれがあった。
本発明は、このような不具合を考慮し、カラー原稿を読み取る場合、複数色の発光素子からなる光源を複数用いた場合にも、各色の配光バランスを取り、かつ全体の色バランスを取ってカラー原稿の再現性を高めることができる画像読取装置およびこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明による画像読取装置は、異なる発光色を有する複数の発光素子からなる光源を複数有し、この複数の光源からの光を被写体に照射する照射手段と、被写体からの光に応じて被写体像を電荷像に変換する光電変換手段と、前記複数の発光素子の各々についてそれぞれ異なる点灯時間を設定することができる点灯時間設定手段と、設定された点灯時間に従って各発光素子の点灯を制御する点灯制御手段とを備え、前記点灯時間設定手段は、前記複数の発光素子の各々について前記光電変換手段の出力に基づいて当該点灯時間を設定することを特徴とする。
複数の発光素子からなる光源を複数用いることにより、全発光素子を同時に発光させた場合にトータルの光量を大きくすることができる。また、複数の発光素子からなる光源を複数用いても、複数の発光素子の各々について前記光電変換手段の出力に基づいて当該点灯時間を設定することにより、1つの光源の各色の間の配光バランスを取り、かつ全体の色バランスを取ることができる。
好ましくは、前記点灯時間設定手段は、前記複数の光源の複数の発光素子のうち、同一色の発光素子の前記光電変換手段の出力が等しくなるように前記光源の複数の発光素子の点灯時間を設定することを特徴とする。これにより、各発光素子の小野不制御によって複数の光源の同一色の発光素子の光量レベルを等しくすることができる。
より具体的には、前記光源は読取対象の原稿の幅方向における両端部にそれぞれ1個設けられ、前記点灯時間設定手段は第1の光源の近傍の第1のポイントで測定された光電変換手段の出力に基づいて前記第1の光源の複数の発光素子の点灯時間を設定し、第2の光源の近傍の第2のポイントで測定された光電変換手段の出力に基づいて前記第2の光源の複数の発光素子の点灯時間を設定し、前記第1および第2のポイントはそれぞれ前記第1および第2の光源から等距離にある。
前記点灯制御手段は、前記複数の発光素子の各々をオンオフ制御し、前記点灯時間設定手段は、各光源がその複数の発光素子を略同時に点灯させた際に略白色光源となるように、各発光素子の点灯時間を設定する。
本発明による画像形成装置は、上記のいずれか画像読取装置と、この画像読取装置により読み取られた画像に基づいて画像形成を行う画像形成手段とを備えたものである。
この画像形成装置において、前記画像形成手段によりカラー原稿に基づいてモノクロの画像形成を行う場合、ある色成分の画像の濃度を他の色成分に比べて濃く画像形成したい際に、前記点灯時間設定手段は濃度を濃くしたい色成分に該当する発光素子の点灯時間を短く設定する手段を備えてもよい。これにより、特定の色成分の再現性を改善または向上させることができる。この構成においては複数の発光素子からなる光源の個数は必ずしも複数でなくてもよい。
本発明によれば、複数の色の発光素子を有する複数の光源を用いた場合、特定色のみの光量が多くなったり、光源間の色バランスがくずれたりすることによりカラー原稿の特定色の画像が読み取れなくなる、という不具合をなくすことができる。
特に、カラー原稿をモノクロ出力させる場合、複数色の発光素子の各色の配光バランスを取り、かつ全体の色バランスを取ってカラー原稿の再現性を高めることができる。
また、それぞれ複数の発光素子を含む複数の光源をモノクロ読取に用いることにより、光量を増加させて読取速度の向上を図ることができる。
更に、カラー原稿を読み取ってモノクロ出力を行う装置において、ある色成分の画像の濃度を濃く画像形成したい場合に、濃度を濃くしたい色成分に該当する光源の光量を落とすことにより、ある色成分だけ再現性を高めることができる。
以下、図面に基づき、本発明による画像読取装置の好適な実施の形態を説明する。この実施の形態は本発明をファクシミリ装置に適用したものである。但し、本実施の形態は本発明を限定するものではない。例えば、スキャナプリンタやデジタル複写機に本発明を適用することも可能である。また、記録装置を含まない読取装置単体であっても、本発明を適用することが可能である。
図1は本実施の形態のファクシミリ装置を前方から見た透視図、図2はそのファクシミリ装置の斜視図、図3は画像読取部の拡大透視図である。
まず、ファクシミリ装置全体の概略を説明する。図1、図2および図3において、101は装置本体、102はシート原稿Dを複数枚積載し、1枚ずつ分離、搬送するADF(オートドキュメントフィーダ)圧板、103はシート原稿Dの表面および原稿台ガラス上のブック原稿の画像情報を読み取る画像読取部、104は電子写真プリンタからなる記録装置本体、105は表示部・入力キー等により構成される操作部、106は原稿載置台、107は原稿台ガラス、108は移動型のイメージセンサユニット、109は流し読みガラスである。
また、110はLEDヘッドユニット、111は画像形成部、112はカセット給紙部、113は記録装置本体104の上部にシート材Pを複数枚積載することができるように構成された記録シート排紙部、114はカートリッジカバー部、115はADF分離部、116は排紙搬送部、117は原稿排紙部、118はブック原稿を押圧する原稿押え板、119は画像読取部103と記録装置本体104との接合部、120はファクシミリ装置の制御部、121はシート原稿搬送部、122は両面搬送部カバー、123は搬送方向切換部、124はレジスト搬送部、125は記録装置本体104内部に配置されたMP(マルチペーパー)給紙部である。
まず、ブック原稿の読取について説明する。ADF圧板102はヒンジ部102a(図2)を介して画像読取部103に回動可能に取り付けられている。ヒンジ部102aは装置の背面側左右に各1個(左側は図示せず)配設され、ADF圧板102の手前側を持ち上げることで開閉可能としている(図2、両矢印参照)。ヒンジ部102aはダンパやカム、バネ部材などの組合せによりADF圧板102を所定の角度(たとえば70°)までの開いた状態で静止させることが可能である。ADF圧板102が開いた状態では原稿台ガラス107上に原稿をセットすることが可能になっている。
画像読取部103の移動型イメージセンサユニット108は、LED光源と樹脂製導光体などからなり、光源から原稿の画像情報面に光を照射し、画像情報面で反射した反射光をセルフォックレンズ(商標)で一次元センサ素子アレイに結像して画像情報を読み取るものである。その具体的な構成例については図5により後述する。
移動型イメージセンサユニット108は、図4に示すように、ガイド軸103cに沿って装置の左右方向に移動可能になっており、タイミングベルト103a、駆動プーリ103bおよび図示しない駆動モータなどにより所望の位置に移動可能である。この場合、キャリッジ103dを介してガイド軸103cに支持されるとともに、スプリング103eによって上方へ付勢される。イメージセンサユニット108と原稿台ガラス107の間にはスペーサ108aが介挿される。イメージセンサユニット108はブック読取範囲開始位置107a(図1)からブック読取範囲終了位置107bまでの所定の範囲の原稿台ガラス107上に置かれた原稿の画像を等速移動することで読み取るようになっている。
図3によく表れるように、原稿台ガラス107上部に張り出したジャンプ台109bの下面には白色基準板109cが配設され、イメージセンサユニット108の読取位置がその下部にあるときにイメージセンサユニット108のシェーディング補正および本実施の形態における光量調整を行う。ブックスキャンを行う場合、1回のスキャンのたびにイメージセンサユニット108はジャンプ台109bの下部を通過するためスキャンのたびにシェーディング補正を行うことができる。このことは光源の経時変化に応じて光量が変化する移動型イメージセンサユニット108の光源の影響を減らすために有効である。
原稿押え板118は白色シート、スポンジなどを積層して構成され、原稿台ガラス107上に置かれた原稿の浮きを防止する。原稿押え板118は左端118aがブック読取範囲開始位置107aの左側、右端118bがブック読取読取範囲終了位置107bの右側まで延設されている。
次に、シート原稿Dの読取について説明する。ADF分離部115は図示しないアクチュエータにより上下動可能に配設されたピックアップローラ115a、分離ローラ115b、分離ローラ115bに圧接され逆方向に回転するリタードローラ115cなどからなる。
まず、原稿載置台106上に表(おもて)面を上に向けて積載したシート原稿Dはピックアップローラ115aを下げることで押圧し、分離ローラ115bおよびリタードローラ115cの間に送り込み、リタードローラ115cと圧接した分離ローラ115bで1枚ずつ分離する。次に、図示しない押圧バネにより押圧された分離搬送コロ121a,121bと圧接した読取搬送ローラ121cにより、原稿ガイド121dに沿ってUターン紙パスを搬送する。
次に、流し読みガラス109部に搬送し、図示しない付勢バネで押圧されたシート原稿押え板121eにより、シート原稿Dを流し読みガラス109に押圧して密着させつつ、シート原稿読取位置109a上でシート原稿Dの表面の画像情報を読み取る。このときイメージセンサユニット108はシート原稿読取位置109aに移動する。次に、シート原稿Dをジャンプ台109bでADF圧板102側に戻し、押圧バネにより押圧された読取搬送コロ121fと圧接した読取搬送ローラ121cによって搬送する。
更に、押圧バネによって押圧された排紙コロ117aと圧接した排紙ローラ117bにより原稿排紙トレイ117cに排紙するようになっている。排紙ローラ117bの上流側には読取済みスタンプ121gが配設され、シート原稿Dの表面に押印可能になっている。
図2によく表れるように、原稿載置台106はADF圧板102に固定的に配設されており、原稿載置台106にはシート原稿Dの搬送方向と直角方向(シート原稿Dの幅方向)にスライド可能なスライダ106aが設けられている。このスライダ106aによって原稿載置台106上に積載されたシート原稿Dの両サイドを揃えることができるようになっている。また、原稿載置台106上には原稿長さセンサ106bが配設され、セットされたシート原稿Dの長さを検知することができる。また、ADF分離部115にはシート原稿Dの幅方向に複数配設された原稿幅センサ115d(図3)によってシート原稿Dの有無と幅を検知することができる。原稿幅センサ115dと原稿長さセンサ106bの検知出力の組合せにより原稿サイズとセット方向を検知することができる。
また、図3によく表れるように、シート原稿搬送部121には原稿給送センサ121hと原稿端センサ121iが配設されている。原稿給送センサ121hはADF分離部115からシート原稿Dが繰り出されたかどうかや、シート原稿Dの後端の通過を検知する。原稿端センサ121iはシート原稿Dの先端および後端の通過を検知し、その出力は読取のタイミング制御に使用される。
さて、上述したように本発明のイメージセンサユニット108において、光源により原稿を照射し、原稿からの反射光を、結像光学系を介してセンサに入射させることにより原稿画像を読み取るようになっている。
図5は本実施の形態に係るイメージセンサユニット108の具体的構成例を示している。イメージセンサユニット108は、結像光学系を構成するセルフォックレンズアレイ12の両側に沿って1対の導光体11および1対の光源10が設けられる。各光源10は、互いに異なる発光色(波長分布)を有する発光素子であるカラーLEDを複数個内蔵して構成される。本実施の形態では1つの光源10にR,G,B3個のLEDを備える。導光体11は、このLED光源10で発せられた光を原稿へと導く。セルフォックレンズアレイ12の直下にはセンサ13が配設される。これらの各種部材は、枠体14内に配置構成される。
LED光源10は導光体11の長手方向のいずれかの端部に固定されるが、図示例では一方の導光体11の一端と他方の導光体11の他端にそれぞれ1個設けられる。このように2つの導光体11の間で反対側に設け、かつ中心軸Cに対して点対称の配置構成とする。
各LED光源10から発せられた光はそれぞれの導光体11内で反射を繰り返しながら進行することで、導光体11の全長から出射する。導光体11から出射した光は、図6のように原稿台ガラス107上の不図示のブック原稿に照射され、それぞれの反射光がセルフォックレンズアレイ12を通ってセンサ13に入射する。
図7は、本実施の形態におけるイメージセンサユニット108における導光体光源による光量分布を示している。図において、一方の導光体11側のLED光源10からの距離を基準にその光量分布が実線で示され、他方の導光体11側の光量分布が点線で示されている。イメージセンサユニット108全体としての光量分布は、一点鎖線で示されるように各々のLED光源10の光量を加算したものとなり、すなわち図示のように光量が増大するとともに平均化されている。
この実施の形態のイメージセンサユニット108によれば、上記のように2つの導光体11の間でLED光源10を反対側に設けることで、導光体光源が相互に補完し合うかたちの光量分布が得られる。これによりムラのない良好な読取画像が得られる。
図9は、LEDの光量を制御する制御回路を示している。CPU&メモリ24は、本発明における点灯時間設定手段を構成し、点灯制御手段であるLED駆動回路25を介して点灯時間を制御する。イメージセンサユニット108からの画像データをA/D変換器23にてアナログ信号からデジタル信号に変換しメモリに保存する。CPU24は保存された画像データより個々のLEDの最適な点灯時間を算出する。
図10は本実施の形態におけるLED駆動回路25の構成例を示したものである。LED共通電源26にそれぞれ接続されたLED R1、LED G1、LED B1、LED R2、LED G2、LED B2に対して、それぞれに定電流回路31とスイッチ回路33を含むドライバ30が接続され、CPU&メモリ24の制御下で各々のスイッチ回路33を制御して各LEDの光量を調整する。
図11により本実施の形態における光源の光量特性を説明する。図11(a)はイメージセンサユニット108の概略構成を示し、図11(b)(c)(d)は両光源10をそれぞれ別個に点灯させたときの左右のR,G,BのLED光量特性を示している。図中、実線のグラフは左側の発光素子の特性を示し、破線のグラフは右側の発光素子の特性を示している。本実施の形態では発光素子としてRGBのLEDが2組有り、LEDの個数は左側のRGBと右側のRGBの合計6ヶある。よって調整ポイントをイメージセンサユニット108の両端近傍の位置AとBの2点として光量を調整して色バランスを合わせるものとする。位置A,Bはそれぞれ当該LED光源から等距離の位置にある。ここでは、RGBの色バランスを1:1:1にした場合の調整方法を示す。
本明細書において「光量レベル」とはオンオフ制御されるLEDの発光量を発光時間で積分して得られる結果に相当するセンサ出力を表している。この例では100%のセンサ出力はA/D変換器23の最大出力レベルとして255レベルとする。
まず、調整ポイントAのLED光量レベルに注目し、左側のRGBを調整する。次に、調整ポイントBのLED光量レベルに注目し、右側のRGBを調整する。各調整ポイントでは、例えば、全てのLEDの点灯時間を最大にした上で、LED光量レベルを測定する。
例えば、調整ポイントAにて
左R:205/255 レベル
左G:230/255 レベル
左B:215/255 レベル
調整ポイントBにて
右R:235/255 レベル
右G:225/255 レベル
右B:210/255 レベル
となったとする。
このとき、最低レベルは左Rの205レベルである。したがって、このLEDを最大点灯時間のままとする。その他のLEDは各調整ポイントで205レベルになるような点灯時間を設定する。例えば、左Gの場合、205/230=0.891なので、最大点灯時間の89.1%の時間を点灯するように設定する。
なお、各ポイントで1つのLEDでもその光量レベルが255/255というように、センサのダイナミックレンジに対して出力がオーバーしてしまった場合にはRGB間の正確な光量調整ができない。そこで、一旦、そのような出力オーバーのLEDに対する点灯時間を所定の割合で低減して(例えば1/2、1/4などにして)、全てのLEDがダイナミックレンジ内に収まるようにした後、再度、全てのLEDの光量レベルが最低レベルで一致するように点灯時間を調整する。
全てのLEDの光量レベルが出力オーバーとなった場合、例えば250/255レベルになるように全てのLEDの点灯時間を調整する。この“250”という数値は255より低く255に近い値という意味の数値であり、必ずしも250である必要はない。全てのLEDの光量レベルが飽和してダイナミックレンジを越えたとき全LEDの点灯時間を共通に低減した後、最低の出力レベルに合わせる方法もありうるが、センサのダイナミックレンジに収まる範囲内でダイナミックレンジを有効に利用するためには、255に近いレベルに合わせる方法が好ましい。
図12に、本実施の形態における両LED光源の各LEDの光量調整処理のフローチャートを示す。この処理は、CPU(24)が内部のメモリに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現され、装置電源オン時、その他必要時に自動的に、またはユーザの指示に応じて、実行される。
操作者の指示に従って図12の光量調整処理をスタートした後、まず、調整ポイントA,Bにて順次各LEDの光量レベル(センサレベル)を確認する(S1)。具体的には、前述のようにまず、調整ポイントAにおいて左側の3個のLEDの光量レベルを順次測定する。次に、調整ポイントBにおいて右側の3個のLEDの光量レベルを順次測定する。この際、各LEDの点灯時間は最大とする
ついで求められた各LEDの光量レベルで255レベル以上のものがあるかを確認する(S2)。(なお、実際には255レベル以上であってもセンサ出力は飽和するので、光量レベルは255レベルとなる。)
255レベル以上のものが存在しなければ、全てのLEDの中で光量レベルが最低レベルのものを見つけ出す(S3)。そこで、各LEDの点灯時間割合x[%]を次のように算出する(S4)。
点灯時間割合x[%]=最低レベル/各LED光量レベル (1)
図13に示すように、点灯時間割合x[%]は水平同期信号(a)の水平期間内のLEDのフル点灯期間(b)に対する時間割合(c)を示している。
上記ステップS2において、1個でも255レベル以上のLEDが存在する場合には(S2,Yes)、そのLEDの点灯時間を所定の割合p(この例では1/2)で低減して光量レベルを落とす(S5)。そこで、全てのLEDのレベルが255未満になったか確認する(S6)。光量レベルが255以上であるLEDがなお存在する場合は更にそのLEDの点灯時間を所定の割合pで低減する(S7)。この例で同じLEDについて2回低減を行うと点灯時間は当初の1/4となる。全てのLEDの光量レベルが255未満になったら、ステップS8へ進む。
ステップS8では、最大点灯時の全てのLEDが255レベル以上であったか否かをチェックする。全てのLEDが255レベル以上ではなかったと判断された場合には、ステップS3へ移行する。この場合のようにステップS8からステップS3へ移行した場合の上記式(1)の分母の「LED光量レベル」は、低減された点灯時間で測定された光量レベルである。また、点灯時間を低減したLEDであって最低レベルでないものについて得られた点灯割合は、低減された点灯時間に対するさらなる低減の割合である。例えば点灯時間が1/2に低減されたLEDの光量レベルが200レベルで、これより低い光量レベル190のLEDが存在した場合、前者の点灯割合は(1/2)×(190/200)と算出される。
ステップS8で全てのLEDが255レベル以上であったと判断された場合には、予め定めた光量レベル(この例では250レベル)を目標として点灯時間を設定する(S9)。すなわち、各LEDの点灯時間は次のように算出する。
点灯時間割合=250/各LED光量レベル (2)
式(2)の分母の各LED光量レベルは、測定された光量レベルではなく、計算により求められた255レベル以上の光量レベルである。この光量レベルを求めるための計算では、各LEDについてステップS5、S7の低減実行回数によって決まる係数(回数nの場合、pのn乗の逆数)を測定光量レベルに乗算する。例えば、1/2の低減を1回実行した場合に測定結果が150レベルであるとすれば、実際の光量レベルは150×2=300レベルとなる。この場合の点灯時間割合は250/300となる。
次に、図14に示すフローチャートにより本実施の形態の変形例について説明する。上記のようにRGBの各色の光量レベルを一定にして、カラー原稿を読み取った場合に、モノクロの画像形成を行う場合、濃度が薄くなってしまう色があり、カラー画像をモノクロ画像として良好に再現出来ない場合があった。
そこで、図14の処理は、全LEDの光量バランスが取れた後に、更にある特定色を強調させてモノクロ画像として再現させるための処理である。例えば、カーボン紙により複写された緑色の文字、トレーシングペーパーの緑色の罫線等を上記バランスのとれた白色光源で読み取ってモノクロ画像として印刷しようとする場合、うまく再現されない場合がある。そこで、そのような原稿を読み取る場合には、GのLEDの光量レベルを落とす。一般的には、白色光源の各色の配光バランスとして、濃度を濃くしたい色成分の色に当たる光源の光量を落とすようにする。すなわち、濃度を濃くしたい色成分に該当する発光素子の点灯時間を短く設定する。例えば、赤を強調させたいときはRのLEDの光量を落し、青を強調させたいときは青のLEDの光量を落し、緑を強調させたいときはGのLEDの光量を落とす。また、黄を強調させたいときはGとRのLEDの光量を落し、マゼンダを強調させたいときはBとRのLEDの光量を落し、シアンを強調させたいときはBとGのLEDの光量を落とす。
図14の処理では、まず、ユーザが強調したい色を選択する(S11)。色が指定されたら、それに対応するLEDの点灯時間を所定の割合(例えば1/2)で低減する(S12)。ここでの所定の割合としては例えば1/2が挙げられるがこれに限るものではない。なお、特定の色を強調させようとして特定LEDの点灯時間を低減しすぎると全体の光量が落ちてしまい、ノイズ成分が多くなってしまうおそれがあるので、適度な割合で低減を行うことが好ましい。
この変形例によれば、カラー原稿をモノクロ出力で、ある色成分の画像の濃度を濃く画像形成したい場合に、ある色成分だけ再現性を高めることができる。なお、ユーザが色を選択するのではなく、特定の動作モード(例えば緑色文書読取モード等)を選択した場合に、所定の色(例えばG)のLEDの光量を低減するような処理であってもよい。なお、この変形例では、複数の発光素子からなる光源の個数は必ずしも複数でなくてもよい。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
本発明の実施の形態のファクシミリ装置を前方から見た透視図である。 図1のファクシミリ装置の斜視図である。 図1のファクシミリ装置の画像読取部の拡大透視図である。 本発明の実施の形態の画像読取部の内部構造を示す図である。 本実施の形態に係るイメージセンサユニットの具体的構成例を示している。 図5のイメージセンサユニットの構成例を示す断面図である。 本発明の実施の形態のイメージセンサユニットにおける導光体光源による光量分布を示す図である。 従来のイメージセンサユニットの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるLEDの光量を制御する制御回路を示す図である。 本発明の実施の形態におけるLED駆動回路の構成例を示した図である。 本実施の形態における光源の光量特性を説明する。 本発明の実施の形態における両LED光源の各LEDの光量調整処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態における点灯時間割合x[%]の説明図である。 本発明の実施の形態の変形例について説明するための図である。
符号の説明
10…LED光源
11…導光体
12…セルフォックレンズアレイ
13…センサ
14…枠体
23…A/D変換回路
24…CPU&メモリ
25…LED駆動回路
26…LED共通電源
30…ドライバ
31…定電流回路
33…スイッチ回路
108…イメージセンサユニット
110…LEDヘッドユニット
111…画像形成部
120…制御部

Claims (6)

  1. 異なる発光色を有する複数の発光素子からなる光源を複数有し、この複数の光源からの光を被写体に照射する照射手段と、
    被写体からの光に応じて被写体像を電荷像に変換する光電変換手段と、
    前記複数の発光素子の各々についてそれぞれ異なる点灯時間を設定することができる点灯時間設定手段と、
    設定された点灯時間に従って各発光素子の点灯を制御する点灯制御手段とを備え、
    前記点灯時間設定手段は、前記複数の発光素子の各々について前記光電変換手段の出力に基づいて、前記複数の光源の複数の発光素子の全ての光量レベルが所定の光量レベルとなるように各発光素子の点灯時間を設定する際、
    前記複数の光源の複数の発光素子を同一条件で点灯させたときに、測定された光量レベルの中で最も光量レベルの低い発光素子以外の発光素子について前記最も低い光量レベルに一致するように他の発光素子の点灯時間を設定する第1の点灯時間設定処理を行い、
    その際、前記測定された光量レベルが前記光電変換手段の最大レベルに達している発光素子が存在する場合、当該発光素子の光量レベルが前記最大レベルより小さくなるように当該発光素子の点灯時間を所定の割合で低減させた後、前記第1の点灯時間設定処理を行い、
    前記複数の発光素子の全てについて、前記測定された光量レベルが前記光電変換手段の最大レベルに達している場合、各発光素子の測定された光量レベルが前記最大レベルより小さくなるまで当該発光素子の点灯時間を所定の割合で低減させた後、前記最大レベルに基づいて目標として予め設定されている、前記最大レベルより小さい所定の光量レベルに全ての発光素子の光量レベルが一致するように、前記全ての発光素子の点灯時間を設定する第2の点灯時間設定処理を行う
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. カラー原稿に基づいてモノクロの画像形成を行う場合、ある色成分の画像の濃度を他の色成分に比べて濃く画像形成したい際に、前記点灯時間設定手段は濃度を濃くしたい色成分に該当する発光素子の点灯時間を短く設定することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記光源は読取対象の原稿の幅方向における両端部にそれぞれ1個設けられ、前記点灯時間設定手段は第1の光源の近傍の第1のポイントで測定された光電変換手段の出力に基づいて前記第1の光源の複数の発光素子の点灯時間を設定し、第2の光源の近傍の第2のポイントで測定された光電変換手段の出力に基づいて前記第2の光源の複数の発光素子の点灯時間を設定し、前記第1および第2のポイントはそれぞれ前記第1および第2の光源から等距離にあることを特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。
  4. 前記点灯制御手段は、前記複数の発光素子の各々をオンオフ制御し、
    前記点灯時間設定手段は、各光源がその複数の発光素子を略同時に点灯させた際に略白色光源となるように、各発光素子の点灯時間を設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記照射手段は、読取対象の原稿の幅方向に平行に伸びる第1および第2の導光体と、前記第1の導光体の長手方向の一端部に配置された第1光源と、前記第2の光導体の長手方向の前記一端部と逆側の他端部に配置された第2の光源とを有し、前記画像読取装置は、さらに前記光電変換手段の前段に前記第1および第2の光導体により照射された原稿の反射光を受けるレンズアレイを有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の画像読取装置と、この画像読取装置により読み取られた画像に基づいて画像形成を行う画像形成手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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