JP4646161B2 - 圧延型押しされたストリップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属ストリップ材または金属シート材、特に、ベネチャンブラインド等の窓遮蔽用組立体の羽根またはヘッドレールまたは底部レールを形成するのに、または、天井遮蔽体または壁面遮蔽体用の建築用パネルを形成するのに使用されるアルミニウム製ストリップ材またはシート材の表面を圧延型押しし、次いで該表面を塗装する方法に関する。本発明は、より詳細には前記方法により、少なくとも一方の表面に装飾用の模様が施された塗装済み金属ストリップ材またはシート材及び該ストリップ材またはシート材より形成された窓遮蔽用組立体及び建築用パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
横型または縦型ブラインドに使用されているタイプの細長い羽根または羽根板は公知であり且つ市販されている。斯かる羽根板は、例えば、連続鋳造によりアルミニウム製ストリップ材またはシート材を形成し、その後に該ストリップ材またはシート材を圧延し、必要であれば、所定の幅に切断して、コイル状に提供される所望の厚さ及び幅を有したアルミニウム製ストリップ材から形成される。斯かるストリップ材またはシート材は、その後で、塗装(任意で)され、次いで、圧延成形して所望の長さの羽根板に切断される。同様に、斯かるストリップ材またはシート材を圧延成形し且つ切断してヘッドレール及び底部レール、及び、建築用パネルを形成することは公知である。
【0003】
窓遮蔽体及び建築用製品は、しばしば装飾用に使用されることから、外部表面、特に、窓遮蔽体の羽根板、及び、ヘッドレール及び底部レールの目に入る側の表面にはしばしば異なる色を着色したり、模様を積層したり或いは塗装したりする。この点に関しては、ブラインドの羽根板を形成するのに使用するコイル状のストリップ材が通常コイル被覆法を使用して塗料またはラッカーで被覆されて、羽根板に圧延成形される前に装飾用模様が施されるようにされている。
【0004】
次いで、模様が塗装の施されたストリップ表面に圧延型押しされて、ストリップ表面に凹みが付けられて該表面に織物状の外観を付与することができる。縦型ブラインドの折畳み自在の金属製カーテン即ちドレープパネル用の塗装の施されたストリップに斯かる模様を付ける方法及び装置の一例が米国特許第4,362,039号(トチ(Toti))に記載されている。この特許の方法では、回転ダイスを使用してストリップの塗装表面に連続した罫書きラインの模様が施される。該罫書きラインは次の工程において事前に選択した金属製ドレープパネルの断面プロフィールを形成する上で役に立つ。罫書きラインを形成した後で、別の回転ダイスを使用して、ストリップの罫書きライン間にエンボス模様を形成して罫書きライン間の金属を延伸加工して、その後に織目を形成し易くする。2つの回転切断ダイスステーションが追加して設けられて、其処でドレープパネルの雄及び雌ヒンジが切られ、次いで、回転織目ダイスステーションで罫書きライン間に織目が付けられる。斯かる織目は、該織目の縁部で金属パネルを薄切りに貫通する比較的深い切り込みから成り、布地の織り糸の曲がりくねりを模倣した凸部領域を画成する。残念なことには、これらの切り込みがストリップ表面の塗装を傷付けて金属の早期腐蝕に繋がることである。
【0005】
米国特許第4,499,938号(トチ(Toti))にも、塗装したストリップ材料に比較的深くエンボスしたリブ模様を付けることで金属製ブラインド羽根板を形成する方法及び装置が記載されている。該模様の深さは厚さが0.20乃至0.254mm(0.008乃至0.010インチ)のストリップで0.381mm(0.015インチ)であると記載されている。即ち、該模様の深さはストリップ厚より深く、従って、ストリップは波形となる。残念ながら、斯かるエンボス模様もまたストリップの塗装を損傷する傾向にあることは避けられず、金属の早期腐蝕を発生させる。
【0006】
【解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来の技術による方法及び装置に係わる金属材料の早期腐蝕等の問題点を解決するべくなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、圧延型押しされた装飾用金属製ストリップ材またはシート材、好適にはアルミニウム製ストリップ材またはシート材が提供され、該ストリップ材またはシート材の厚さは約0.05乃至1.0mm、好適には約0.1乃至0,8mmであり、表面には深さが約0.001乃至0.05mm、約0.02乃至0.035mmの凹みが複数設けられており、任意で、厚さが約3乃至30ミクロン、好適には約10乃至15ミクロンの塗料層が表面及び凹み内に付与され、ストリップ材またはシート材の厚さに対する凹みの深さの比は約1:10乃至約1:50の範囲である。斯かる凹みは、ストリップ材またはシート材の略表面全体を覆い、且つ、塗料が凹み内及び凹み上にあっても裸眼で見える模様を形成するのが好適である。
【0008】
また、本発明によれば、圧延型押しされた装飾用金属製ストリップを形成する方法が提供される。該方法は、
表面に模様を付した圧延ロールを使用して、金属製ストリップ材またはシート材、好適にはアルミニウム製ストリップ材またはシート材を約摂氏40乃至175度の温度で冷間圧延して該ストリップ材またはシート材の厚さを約20乃至30パーセントまで低減して0.1乃至0.8mmにして、表面に、前記圧延ロールの表面模様に対応すると共に深さが約0.02mm乃至0.035mmの凹みを複数有し、前記ストリップ材またはシート材の厚さに対する前記凹みの深さの比が約1:10乃至約1:50の範囲にある圧延型押しされたストリップ材またはシート材を形成する段階と、且つ、次いで、任意に、
前記圧延型押しされたストリップ材またはシート材の表面の該表面上及び前記凹み内を約3乃至30ミクロン、好適には約10乃至15ミクロンの厚さの塗料で塗装する段階とを備えている。
好適には、表面に模様を備えた圧延ロールを使用した前記冷間圧延段階は、マルチスタンド冷間圧延機の最終スタンドにおいてなされ、且つ、該最終スタンドのみがその圧延ロールの少なくとも1つの表面に前記模様を備えている。前記ストリップ材またはシート材は、その後に別体のコイル被覆機により塗装されるのが好適である。
【0009】
本発明によれば、装飾用圧延型押しされたストリップ材またはシート材から形成されたベネチャンブラインド等の窓遮蔽用組立体用の羽根及びヘッドレール及び底部レール、及び、天井遮蔽体または壁遮蔽体用の建築用パネルが提供される。
【0010】
本発明の更に別の態様は、下記の特定の実施例の詳細な説明及び図面から明白となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による、アルミニウム製ストリップ材2等のストリップ材またはシート材を圧延且つ圧延型押しする5つのスタンドから成る減厚用の冷間圧延機を図示している。ストリップ材2は、従来の加熱及び急冷段階の後で、依然延性を有した状態で圧延機に進入する。該圧延機1の5つのスタンド3、5、7、9は、従来の方法でストリップ材2の頂面17及び底面19を、符号13及び15で略示した対向する頂部鋼製圧延または加工ロール及び底部鋼製圧延または加工ロールで同時に押圧することで該アルミニウム製ストリップ材2の厚さを順次低減するようにされている。しかしながら、最終スタンド11の頂部及び底部圧延ロール13A及び15Aの一方または双方には、前記ストリップ材2と接触して、該ストリップ材2の隣接した表面17及び19の一方または双方に圧延型押し凹みを画成するようにされた型押し表面を備えている。スタンド3乃至11における冷間圧延段階での温度は概ね摂氏40乃至70度であり、摂氏70乃至120度であるのが好適である。
【0012】
ストリップ材2の厚さは最終スタンド11で15乃至40パーセント、好適には20乃至30パーセント減厚されて0.05乃至1.0mm、好適には0.1乃至0.8mmにされるのが好適であり、特に、羽根板を形成するには0.1乃至0.3mmに、ヘッドレールまたは底部レールを形成するには0.4乃至0.7mmに減厚するのが好適である。同時に、ストリップ材2の頂面17、底面19またはそれらの双方が、図3a乃至cに図示した如く、最終スタンド11の隣接した頂部圧延ロール13A及び/または底部圧延ロール15Aの型押し表面により圧延型押しされる。
【0013】
ストリップ材2は最終スタンドに到達する時点では依然として延性を有した状態にあって、該ストリップ材の表面に容易に圧延型押しを行って、該表面に0.02乃至0.035mmまでの深さの凹み21を複数個画成し、前記ストリップ材2の厚さに対する前記凹み21の厚さの比が1:10乃至1:50の範囲にあるのが好適である。「凹みの深さ」なる用語は、本発明による圧延がなされた後でストリップ材2の平均厚に対する前記ストリップ材2における凹みの深さを意味している。圧延型押しされたストリップ材2の厚さに対する凹み21の厚さの比は最大1:10、詳細には、最大1:16であり、最小1:50、詳細には、最小1:40であるのが好適である。本発明の圧延型押しはストリップ材2を波状にすることはなく、該ストリップ材の表面のみでなされ、斯かる如く形成された凹み21は前記ストリップ材の厚さ内に全体が収容されてしまう。
【0014】
本発明によれば、最終スタンド11の頂部圧延ロール13Aまたは底部圧延ロール15Aのいずれかの表面上の模様Cをストリップ材2の隣接した頂面17または底面19へのみ型押しすることができる(図3a)。これは、ストリップ材2が後に従来の方法で窓遮蔽用組立体または建築用パネルに成形される場合にはしばしば好適となる。同様に、最終スタンド11の頂部圧延ロール13A及び底部圧延ロール15A双方の表面上にある模様Cをストリップ材2の隣接した頂面17及び底面19へ同時に型押しすることができる(図3b)。これは、ストリップ材2が後に窓遮蔽用組立体用の使用中は双方の側が見える横型または縦型羽根板に圧延成形される場合にはしばしば好適となる。同様に、最終スタンド11の頂部圧延ロール13Aの表面上の模様Cをストリップ材2の隣接した頂面17に型押しし、且つ、最終スタンド11の底部圧延ロール15Aの表面上の模様Dを同時にストリップ材2の隣接した底部表面19に型押しすることが可能である(図3c)。
【0015】
図2は前記5つのスタンドから成る減厚用冷間圧延機11の平面図である。ストリップ材2はスタンド3に進入して、スタンド3乃至11を介して圧延される。最終スタンド11は1つまたは2つの模様を付した圧延ロール13A及び/または15Aを備えた冷間圧延スタンドである。ストリップ材2は模様の付したロールから画成され模様Cを備えた状態でスタンド11を退出し、次いで、巻き取りスタンド23に導かれる。
【0016】
図3aは、冷間圧延スタンド9、該冷間スタンドの一対の従来型の圧延ロール13及び15、冷間圧延スタンド11、及び、該冷間圧延スタンドの、模様Cを表面に備えた頂部圧延ロール13A及び従来の底部圧延ロール15Aとから成る一対のロールを図示している。ストリップ材2の厚さはスタンド11において減厚され、該ストリップ材は頂面17上の模様Cを備えて該スタンド11を退出する。
【0017】
同様に、図3bは、冷間圧延スタンド9、該冷間スタンドの一対の従来型の圧延ロール13及び15、冷間圧延スタンド11、及び、該冷間圧延スタンドの、それぞれ模様Cを表面に備えた頂部圧延ロール13A及び底部圧延ロール15Aとから成る一対のロールを図示している。ストリップ材2の厚さはスタンド11において減厚され、該ストリップ材は頂面17及び底面19上の模様Cを備えて該スタンド11を退出する。
【0018】
同様に、図3cは、冷間圧延スタンド9、該冷間スタンドの一対の従来型の圧延ロール13及び15、冷間圧延スタンド11、及び、該冷間圧延スタンドの、模様Cを表面に備えた頂部圧延ロール13A及び模様Dを表面に備えた底部圧延ロール15Aとから成る一対のロールを図示している。ストリップ材2の厚さはスタンド11において減厚され、該ストリップ材は頂面17上の模様C及び底面19上の模様Dを備えて該スタンド11を退出する。
【0019】
図4は、例えば、図3Aの圧延スタンド11で形成される如きの本発明の圧延型押しされたストリップ材2の断面図である。図4は、圧延スタンド11で実施される冷間圧延型押し方法ではストリップ材2が波状にされないことを図示している。ストリップ材2は頂面17に模様Cを有していると共に、異なる模様Dを底面に有している。各圧延型押しされた模様C及びDの凹み21の深さは0.001乃至0.05mm、好適には、0.02乃至0.035mmである。その結果、各表面17及び19は、従来の被覆ローラ及びコイル被覆法の熱硬化技術を使用して、圧延型押し模様CまたはDの外観を損なわずに塗装することが可能である。
【0020】
図5a乃至eは、ストリップ材2の表面上に画成することが可能な異なる模様の幾つかの例を図示している。実際、可能な模様は際限なく様々ある。模様を変えるには、単純に、マルチスタンド型の冷間圧延機1の最終スタンド11に異なる模様を付した圧延ロールを装着すれば良い。図5aは、格子状の模様を図示している。図5bは、魚−格子波状模様を図示している。図5c及び図5e、は文字模様を図示している。図5dは、装飾用小立像状の模様を図示している。
【0021】
圧延型押しが終わると、ストリップ材2を従来の方法でロール23に巻き取って冷却することができる。ストリップ材2の圧延型押しされた表面17及び/また19の表面上及び凹み21内が3乃至30ミクロン、好適には、10乃至15ミクロンの厚さの塗料で従来の方法で塗装することができる。この点では、ストリップ材2の各圧延型押しされた表面17及び/または19が、欧州特許第0070705号及び米国特許第3,068,119号の特許公報に記載されている如く従来の塗装ローラ上を通過させることが可能である。
【0022】
最後に、塗装されたストリップ材2は、従来の方法で圧延成形されて、ベネチャンブラインド等の窓遮蔽用組立体の細長い横型または縦型羽根板またはヘッドレールまたは底部レール、または、天井遮蔽体または壁遮蔽体用の建築用パネルを形成することが可能となる。この点では、塗装且つ圧延型押しされたストリップ材2を従来の成形ロール間を通過させることが可能であり、斯かる様は、米国特許第4,173,879号、米国特許第4,145,905号、米国特許第32,6724号、米国特許第2,692,003号、米国特許第2,471,490号、米国特許第2,471,490号、米国特許第2,346,990号、及び、米国特許第2、313、111号の特許公報に記載されている。
【0023】
本発明は、勿論、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく、または、本発明の利点の全てを犠牲にすることなく修正することが可能である。この点では、上記の説明及び冒頭の特許請求の範囲にて使用されている「横型」、「縦型」、「頂」及び「底」と言った用語は、本発明の減厚用の冷間圧延機1の様々な構成要素の関係を説明するために単なる相対的用語として使用されたに過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 最終スタンドが本発明による冷間型押し圧延機スタンドであるマルチスタンド冷間圧延機の図である。
【図2】 前記最終スタンドを退出する圧延型押しされたストリップ材を図示した図1の圧延機の頂面略図である。
【図3】 aは前記最終スタンドにおける異なる型押しロールの使用を図示した図1の圧延機の最終の2つのスタンドの略図である。bは前記最終スタンドにおける異なる型押しロールの使用を図示した図1の圧延機の最終の2つのスタンドの略図である。cは前記最終スタンドにおける異なる型押しロールの使用を図示した図1の圧延機の最終の2つのスタンドの略図である。
【図4】 両面を圧延型押しされた本発明のストリップ材の断面略図である。
【図5】 aは本発明の圧延型模様の異なる例の図である。bは本発明の圧延型模様の異なる例の図である。cは本発明の圧延型模様の異なる例の図である。dは本発明の圧延型模様の異なる例の図である。eは本発明の圧延型模様の異なる例の図である。
【符号の説明】
1 圧延機、 2 ストリップ材またはシート材、
3、5、7、9、11 冷間圧延機スタンド、 13A 頂部圧延ロール、
15A 底部圧延ロール、17 頂面、 19 底面、 21 凹み、
C、D 模様。
Claims (6)
- ストリップ材の厚さが約0.05乃至1.0mm、表面に深さが約0.02乃至0.035mmの凹みを複数個有し、且つ、厚さが約3乃至30ミクロンの塗料層を表面及び前記凹み内に有するとともに、前記ストリップ材の厚さに対する前記凹みの深さの比が少なくとも1:10乃至1:50である圧延型押しされた金属製ストリップ材で作成されたことを特徴とする窓遮蔽用組立体の羽根。
- ストリップ材の厚さが約0.05乃至1.0mm、表面に深さが約0.02乃至0.035mmの凹みを複数個有し、且つ、厚さが約3乃至30ミクロンの塗料層を表面及び前記凹み内に有するとともに、前記ストリップ材の厚さに対する前記凹みの深さの比が少なくとも1:10乃至1:50である圧延型押しされた金属製ストリップ材で作成されたことを特徴とする窓遮蔽用組立体のヘッドレールまたは底部レール。
- ストリップ材の厚さが約0.05乃至1.0mm、表面に深さが約0.02乃至0.035mmの凹みを複数個有し、且つ、厚さが約3乃至30ミクロンの塗料層を表面及び前記凹み内に有するとともに、前記ストリップ材の厚さに対する前記凹みの深さの比が少なくとも1:10乃至1:50である圧延型押しされた金属製ストリップ材で作成されたことを特徴とする天井遮蔽体用または窓遮蔽体用の建築用パネル。
- 窓遮蔽用組立体の羽根に使用するための装飾用圧延型押しされた金属製ストリップ材を形成する方法において、
表面に模様を付した圧延ロールを使用して金属製ストリップ材を摂氏約40乃至175度の温度で冷間圧延し前記ストリップ材の厚さの約20乃至30パーセントまで低減させて厚さを約0.1乃至0.8mmになし、表面に前記圧延ロールの表面模様に対応するとともに深さが約0.02乃至0.035mmの凹みを複数個有し、前記ストリップ材の厚さに対する前記凹みの深さの比が約1:10乃至1:50の範囲にある前記圧延型押しされた金属製ストリップ材を形成する段階、を備えていることを特徴とする方法。 - 窓遮蔽用組立体のヘッドレールまたは底部レールに使用するための装飾用圧延型押しされた金属製ストリップ材を形成する方法において、
表面に模様を付した圧延ロールを使用して金属製ストリップ材を摂氏約40乃至175度の温度で冷間圧延し前記ストリップ材の厚さの約20乃至30パーセントまで低減させて厚さを約0.1乃至0.8mmになし、表面に前記圧延ロールの表面模様に対応するとともに深さが約0.02乃至0.035mmの凹みを複数個有し、前記ストリップ材の厚さに対する前記凹みの深さの比が約1:10乃至1:50の範囲にある前記圧延型押しされた金属製ストリップ材を形成する段階、を備えていることを特徴とする方法。 - 天井遮蔽体用または窓遮蔽体用の建築用パネルに使用するための装飾用圧延型押しされた金属製ストリップ材を形成する方法において、
表面に模様を付した圧延ロールを使用して金属製ストリップ材を摂氏約40乃至175度の温度で冷間圧延し前記ストリップ材の厚さの約20乃至30パーセントまで低減させて厚さを約0.1乃至0.8mmになし、表面に前記圧延ロールの表面模様に対応するとともに深さが約0.02乃至0.035mmの凹みを複数個有し、前記ストリップ材の厚さに対する前記凹みの深さの比が約1:10乃至1:50の範囲にある前記圧延型押しされた金属製ストリップ材を形成する段階、を備えていることを特徴とする方法。
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