JP4644748B2 - 鍵の付替えが可能なシリンダー錠 - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダー錠に関し、さらに詳細には鍵の付替えが可能なシリンダー錠に関する。
従来、扉に取り付けられた錠の鍵を付け替える必要がある場合、錠を扉から取り外して錠から内筒を分解し、内筒のタンブラーピンを交換して新しい鍵に合うようにする。タンブラーピンの交換後、錠を再び組み立て、扉に再び取り付ける。しかしながら、錠の分解および再組立、並びにタンブラーピンの交換は、一定レベルの技能と錠の構造に関する知識を必要とし、特殊な工具を用いて通常、錠前師または熟練工によって行われる。そのため、鍵の付替えの従来の方法は、不便である。
本発明の目的は、歯車と解放可能に係合したタンブラー片を有する新型のシリンダー錠を提供することである。
本発明の1つの特徴は、縦軸を定義する錠ハウジングと、錠ハウジング内に配置され、歯部を有する第1タンブラー片を含む内筒と、歯部を解放可能に係合し、縦軸の横方向に動かすことによって歯部から係脱可能な鍵付替えユニットと、錠ハウジング内に配置され、鍵付替えユニットの横方向の動きを許可または制限する制御部材とを備えた鍵の付替えが可能なシリンダー錠である。前記制御部材は、第1位置と第2位置との間を軸方向に動くことが可能である。前記制御部材は、第2位置から第3位置に横方向に動く。前記鍵付替えユニットは、制御部材が横方向に動くと、歯部から横方向に動く。
本発明のもう1つの特徴は、錠ハウジングと、錠ハウジング内に配置され、歯部を有する第1タンブラー片を有する内筒と、歯部に係合し、動かして歯部から離脱可能な鍵付替えユニットと、錠ハウジング内に配置され、鍵付替えユニットの動きを許可または制限する制御部材とを備えた鍵の付替えが可能なシリンダー錠である。前記制御部材は、錠ハウジングの前端近くの制御部材の前端から突出し、錠ハウジングの前端を介して操作可能であり、制御部材を動かし、鍵付替えユニットを歯部から離脱することができるセキュリティアームを有する。前記セキュリティアームは、破壊可能であり、制御部材の前端から分離することによって、外力が制御部材に到達することを防止することができる。
本発明のさらなる特徴は、内筒穴、および内筒穴に近接した保持穴を有する錠ハウジングと、錠ハウジング内の内筒穴に配置され、鍵穴、歯部を有する第1タンブラー片、および鍵穴の端近くに配置された第2タンブラー片を含む内筒と、歯部に係合し、動かして歯部から離脱可能な鍵付替えユニットとを備えた鍵の付替えが可能なシリンダー錠である。前記第2タンブラー片は、鍵の延長用の中央開口部、中央開口部の片側に配置された保持ピン、保持ピンの周りに被せたばね、および保持ピンに対峙し、ばねによって付勢され、錠ハウジングの保持穴に係合することによって、錠ハウジングに対して内筒が回転することを防止する係合端を有する。
本発明のその他の特徴および利点については、本発明の好ましい実施例の以下の詳細な説明により、添付図面を参照し、明らかにする。
本発明の第1実施例による鍵の付替えが可能なシリンダー錠の透視図である。 鍵の付替えが可能なシリンダー錠の分解図である。 鍵の付替えが可能なシリンダー錠の錠ハウジングの部分透視図である。 鍵の付替えが可能なシリンダー錠の制御部材の透視図である。 鍵の付替えが可能なシリンダー錠の内筒の透視図である。 鍵の付替えが可能なシリンダー錠の鍵付替えユニットのギヤホルダーの部分透視図である。 鍵付替えユニットの分解図である。 鍵の付替えが可能なシリンダー錠の縦断面図である。 図8の9−9線の横断面図である。 図8の10−10線の横断面図である。 図8の11−11線の横断面図である。 図8と同じ図であるが、第1鍵を内筒に挿入した状態を示した図である。 図12の13−13線の横断面図である。 図12の14−14線の横断面図である。 図12の15−15線の横断面図である。 図12と同じ図であるが、歯車を各第1タンブラー片から離脱した状態を示した図である。 図16の17−17線の横断面図である。 図16の18−18線の横断面図である。 図16と同じ図であるが、第1鍵が内筒から外された状態を示した図である。 図19の20−20線の横断面図である。 図19の21−21線の横断面図である。 図19と同じ図であるが、第2鍵が挿入された状態を示した図である。 図22の23−23線の横断面図である。 図22の24−24線の横断面図である。 図23と同じ図であるが、歯車を各第1タンブラー片に再係合した状態を示した図である。 図24と同じ図であるが、歯車を各第1タンブラー片に再係合した状態を示した図である。 本発明の第2実施例による鍵の付替えが可能なシリンダー錠の透視図である。 図27の鍵の付替えが可能なシリンダー錠の分解図である。 図27の鍵の付替えが可能なシリンダー錠のもう1つの透視図である。 図27の鍵の付替えが可能なシリンダー錠の立面図である。 図27の鍵の付替えが可能なシリンダー錠の断面図である。 図29と同じ図であるが、制限部材が制御部材の後端に合わせられていない状態を示した図である。 図30と同じ図であるが、制限部材が制御部材の後端に合わせられていない状態を示した図である。 図31と同じ図であるが、制限部材が制御部材の後端に合わせられていない状態を示した図である。 本発明の第3実施例による鍵の付替えが可能なシリンダー錠の分解図である。
本発明をさらに詳細に説明する前に、明細書を通して同様の素子を示すために同じ参照番号が用いられていることを注記する。
図1および図2は、錠ハウジング11と、内筒アセンブリ2と、制御部材41と、ばね42と、保持リング51とを備える、本発明の第1実施例による鍵の付替えが可能なシリンダー錠1を示す。
図3および図2に示すように、錠ハウジング11は、第1端111および第2端112のある 円筒壁113を有する。円筒壁113は、円柱形の内筒穴120を限定する内面114と、内筒穴120に並置され、第1端111から第2端112に縦方向に延伸したキャビティ119と、ばね空間117と、4つのガイド穴116とを有する。キャビティ119は、第1端111で開口する。四半球状凹部124が第1端111に形成されている。
図4および図2に示すように、制御部材41は、キャビティ119内に配置され、鍵付替えユニット3の横方向の動きを許可または制限する、実質的に矩形のプレートである。制御部材41は、錠ハウジング11に対して軸方向および後方に動くことができ、ばね空間117に延伸するタング411および凹面412が形成された前端を含む。ばね42は、凹面412およびばね空間117に配置され、タング411を付勢する。制御部材41は、さらに間隔のあいた4つのガイドノーズ413および一列に間隔をあけて配列した5つの戻り止めスロット414を有する。各ガイドノーズ413は、2つの対峙する斜面416を有する。タング411は、正面415を有する。
図5および図2に示すように、内筒アセンブリ2は、内筒21と、複数の第1タンブラー片23と、鍵付替えユニット3とを含む。鍵付替えユニット3は、制御部材41によって制御される。
内筒21は、鍵穴214(図1)と、前端フランジ211を有する前内筒部と、中内筒部212と、後内筒部213とを含む。前内筒部211は、ばね27によって付勢され抗穿孔ボール25をそれぞれ収容する2つの放射状スロット222(1つのみ表示)を有する。後内筒部213は、伝動ロッド(未表示)に接続可能であり、保持リング51を収容する環状溝223を有する。内筒21が錠ハウジング11の内筒穴120に挿入されているときに、保持リング51によって内筒穴120内に回転可能に保持される。
中内筒部212は、それぞれタンブラーばね24を収容する、間隔のあいた複数のばね穴224と、第1タンブラー片23をそれぞれ収容する、間隔のあいた複数のタンブラー穴216と、鍵穴214の一端に配置され、第2タンブラー片28およびばね24を収容するタンブラー穴225とを有する。各ばね穴224は、タンブラー穴216のうちいずれかに通じる。中内筒部212は、実質的に円柱形であり、その片側に溝228が形成されている。タンブラー穴216は溝228に通じる。仕切りばね26は、中内筒部212と鍵付替えユニット3との間に配置され、各ばねリテーナー217に取り付けられる(図2には1つのみ表示)。
第1タンブラー片23は、タンブラー穴216によってそれぞれ収容される平らな部品である。各第1タンブラー片23は、各タンブラーばね24と、歯部232と、鍵接触部233と、突起234とに当接するばね支持部231を有する。
第2タンブラー片28は、中央開口部281と、対応するばね24に延伸する保持ピン284と、ばね24に対峙する係合端283とを有する。
図6〜図9および図2に示すように、鍵付替えユニット3は、内筒21の溝228に配置され、内筒21に沿って回転可能である。鍵付替えユニット3は、ギヤホルダー31と、カバープレート32と、複数の歯車33と、複数の戻り止め素子34と、戻り止めばね35とを含む。ギヤホルダー31は、外側の曲面312と、内側の平面311とを有する。隆起部320は、外側の曲面312から突出する。複数の段付穴は、隆起部320から内側に延伸し、大穴部317に接続する小穴部319をそれぞれ有する。縦スロット313は、平面311近くで5つの横スロット314と交差する。ギヤホルダー31は、収容空間315と、2つのスロット309と、4つのピン316(2つのみ表示)と、四半球凹部318とをさらに有する。隆起部320は、複数の斜面310を有する。
各戻り止め素子34は、頭付きの棒状に形成され、茎部341をギヤホルダー31の各小穴部319および制御部材41に形成された各戻り止めスロット414の中に延伸可能なような大きさと形状にした茎部341と、頭部342が各戻り止めばね35を保持可能なような大きさと形状にした頭部342とを有する。各戻り止め素子34の茎部341および頭部342は、各段付穴の小穴部319および大穴部317にそれぞれ収容される。各戻り止めばね35は、各戻り止め素子34の茎部341に被せられる。
各歯車33は、各第1タンブラー片23の歯部232に解放可能に係合する放射状の歯331と、歯車33の中央部に同軸状に接続された一体型のカム部332とを有する。各歯車33は、各横スロット314に収容され、各カム部332は、縦スロット313に収容される。歯車33は、鍵を内筒21に挿入した際に、第1タンブラー片23の動きに反応して回転可能である。各カム部332は、陥没面333を有し、各歯車33に沿って回転し、各戻り止め素子34を制御して各戻り止めスロット414から係脱することができる。戻り止め素子34の頭部342がカム部33の各陥没面333に接触すると、戻り止め素子34が各戻り止めスロット414から離脱する。
カバープレート32は、収容空間315に収容され、複数の横穴321と、4つのピン穴322とを有する。横穴321は、それを介して、各歯車33の歯を延伸して、内筒21に配置された各第1タンブラー片23への係合を許す。ピン穴322は、各ピン316の挿入のために備えられている。カバープレート32は、カム部332の一部を収容する縦凹部325をさらに有する。
図2〜図9に示すように、制御部材41は、錠ハウジング11の第1端111から露出したその正面415でキャビティ119の中に組み立てられる。ばね42は、錠ハウジング11のばね空間117および凹面412の中に置かれ、制御部材41のタング411を付勢し、制御部材41が第1位置に向けて正常に前進するようにする(図8〜図12)。制御部材41は、手動で操作可能であり、第1位置から第2位置に軸方向および後方に動くことができ(未表示)、第2位置に到達直後に、第3位置(図16)に向けて横方向に動くことができる。第2位置において、ガイドノーズ413は錠ハウジング11の各ガイド穴116の外側にあるが、各ガイド穴116に合わせてある。第3位置において、ガイドノーズ413は各ガイド穴116内に延伸する。
制御部材41が第1位置および第2位置にあるときに、ギヤホルダー31の隆起部320は内筒穴120に収容され(図9参照)、 制御部材41が第3位置にあるときに、内筒穴120からキャビティ119内に突出する(図17参照)。
第1タンブラー片23およびタンブラーばね24は、それぞれタンブラー穴216およびばね穴224に組み立てられる。第2タンブラー片28および各ばね24は、タンブラー穴225に収容される。第1タンブラー片23のばね支持部231は、各ばね24に当接する。保持ピン284は、各ばね24に延伸する。第1タンブラー片23の歯部232は、タンブラー穴216の開口部から露出するように配置される。
図10〜図11および図8〜図9に示すように、鍵が内筒21に挿入されていないときに、タンブラー片23はタンブラーばね24の動きによって各タンブラー穴216の底端に動かされ、各第1タンブラー片23に係合された歯車33は、カム部332が各戻り止め素子34を駆動し、ギヤホルダー31内の段付穴を通って各戻り止めスロット414に突出する位置にある。第2タンブラー片28の係合端283は、各ばね24によって付勢され、錠ハウジング11の段付保持穴121に延伸する(図11)。そのため、内筒アセンブリ2は、錠ハウジング11に対する回転が制限される。
図12〜図15に示すように、内筒21を回転せずに第1鍵61が鍵穴214に挿入されているとき、第1鍵61が第1タンブラー片23をタンブラーばね24に対して動かし、その歯部232が各歯車33およびカム部332を回転させる。第1鍵61は第2タンブラー片28の中央開口部281にも延伸し、第2タンブラー片28を動かして錠ハウジング11の段付保持穴121から離す。この状態で、カム部332の陥没面333が各戻り止め素子34に接触し、戻り止めばね35の動きにより戻り止め素子34が動いて各戻り止めスロット414から離れる。つまり、戻り止め素子34が戻り止めスロット414から後退する。
図16〜図18に示すように、第1鍵61がまだその定位置である内筒21の中にあるときにツール29がキャビティ119に挿入されると、ツール29が制御部材41の正面415を押し、制御部材41のガイドノーズ413が錠ハウジング11の各ガイド穴116に合っていない第1位置から(図8、図10)、ガイドノーズ413が各ガイド穴116に合っている第2位置に、制御部材41が動かされる。この状態で、ガイドノーズ413はすぐに横方向に動き、各ガイド穴116に延伸することによって、第3位置(図18)に到達する。これによって、ギヤホルダー31は、仕切りばね26の動きを介して、横方向に動くことができるようになる。その結果、歯車33が第1タンブラー片23の各歯部232から離脱することによって、第1タンブラー片23の鍵付替えができるようになる。
図19〜図21および図11に示すように、ツール29は錠ハウジング11から外され、第1鍵61は内筒2から外され、第1タンブラー片23で、第1鍵61とは異なる外形を有する第2鍵62に鍵が付替えられる(図22)。第1鍵61が外されると、第1タンブラー片23および第2タンブラー片28が元の位置に戻り、内筒21が回転しなくなる。この状態で、ツール29は外されているが、ばね26によって付勢されたギヤホルダー31によってガイドノーズ413が各ガイド穴116の中に押されているため、制御部材41は第1位置に戻っていない。
図22〜図24に示すように、第2鍵62が挿入されると、第1タンブラー片23の歯部232が、第2鍵62の異なる外形に基づき、再位置決めされる。図25および図26に示すように、第2鍵62が所定の角度に回転させられると、内筒21がギヤホルダー31とともに回転し、定位置から離れる。そのため、ギヤホルダー31の隆起部320の斜面310が錠ハウジング11の斜面118によって徐々に押され、ギヤホルダー31が内筒21の溝228内に後退することによって、第1タンブラー片23の歯部232を再係合し、再位置決めする。制御部材41はすでにギヤホルダー31によって押されていないため、付勢するばね42の動きにより、第1位置に戻ることができる(図2)。その理由は、ガイドノーズ413の斜面416(図2)を錠ハウジング11内の各ガイド穴116の縁の上で徐々に滑動させることにより、付勢するばね42がガイドノーズ413を各ガイド穴116の外に出すためである。その後、第2鍵62は回転して内筒21をその定位置に戻すことができる。
図27および図28は、錠ハウジング11′と、内筒アセンブリ2′と、制御部材41′と、伝動ロッド71′と、エンドキャップ8′とを備える本発明の第2実施例によるシリンダー錠1′を示す。
錠ハウジング11′は、第1実施例の錠ハウジング11に実質的に相似している。しかしながら、円筒壁113′は、前端111′に前切欠109′を、 後端112′に後切欠110′を有する。
内筒アセンブリ2′は、第1実施例の内筒アセンブリ2に実質的に相似している。しかしながら、第1タンブラー片23′は第1タンブラー片23と形状が異なる。内筒21′の前端フランジ211′には前切欠210′および前バンプ209′が備えられている。内筒21′の後内筒部213′は、環状内筒溝291′が形成された外面と、後穴292′内に形成された第1伝動部290′(図28、図31)を有する。
鍵付替えユニット3′および制御部材41′は、第1実施例における鍵付替えユニット3および制御部材41に実質的に相似している。しかしながら、制御部材41′は、錠ハウジング11′の前端111′近くで制御部材41′前端から横方向に周囲に突出し、錠ハウジング11′の前端111′を介して手動で操作可能であり、制御部材41′を動かすことができるセキュリティアーム418′を有する。制御部材41′の後端には、停止面43′が形成されている。制御部材41′のセキュリティアーム418′は、錠ハウジング11′の前切欠109′内に延伸し、前切欠109′内で後方に動くことができる。内筒21′の前端フランジ211′内の前切欠210′は、内筒21′が施錠位置にあるときに、セキュリティアーム418′と合わせることができる。セキュリティアーム418′は、破壊可能であり、過剰な力でツールによって押されたときに、制御部材41′の前端から分離することができる。制御部材41′の戻り止めスロット414は、略円形または楕円形とすることができる。
伝動プレート71′は、第1従動部711′が形成された拡大したエンドプレート710′と、第2伝動部712′とを有する。エンドプレート 710′および第2伝動部712′が後穴292′に挿入されると、第1従動部711′が内筒21′の第1伝動部290′を係合し、これによって駆動することができる。遮断リング72′は、後穴292′内に嵌合され、エンドプレート 710′を内筒21′に対して押すことによって、伝動プレート71′が内筒21′から解放されることを防止する。
エンドキャップ8′は、後内筒部213′の周りに回転可能に配置された周壁81′と、周壁81′の後端に接続された端壁810′とを含む。周壁81′の前部は、錠ハウジング11′の後部の周りに延伸する(図31参照)。施錠リング74′が周壁81′と後内筒部213′との間に配置されている。端壁810′は、開口部811′と、開口部811′内に突出した複数の第2従動部814′とを有する。周壁81′は、2つの前に突出する制限部材812′と、周壁81′内に延伸する円弧状スロット813′と、周壁81′の内面に形成された環状キャップ溝815′(図31、図34)とを有する。環状キャップ溝815′は、環状内筒溝291′に合わせられ、施錠リング74′を収容する環状空間を定義することによって、エンドキャップ8′が後内筒部213′から解放されることを防止する。
伝動ロッド71′をエンドキャップ8′の開口部811′から後穴292′に挿入することによって、第2伝動部712′を係合し、第2従動部814′を駆動することができる。
固定リング73′は、錠ハウジング11′の後ろの周壁81′内で回転不可能に後内筒部213′の周りに被せられ、錠ハウジング11′の後端に当接する。固定リング73′は、ガイド片732′と、そこから突出する耳733′とを有する。耳733′は、錠ハウジング11′の後切欠110′内に係合することによって、固定リング73′の回転を制限する。ガイド片732′は、固定リング73′から円弧状スロット813′内に突出する。耳733′が後切欠110′内に係合しているとき、ガイド片732′は制御部材41′の後端で停止面43′に合わせられている。
図29〜図31に示すように、内筒21′が施錠位置にあり、鍵が内筒21′内に挿入されていない。戻り止め素子34′が各戻り止めスロット414に延伸する。制限部材812′が、制御部材41′の停止面43′と合った制限位置にあることによって、制御部材41′が後方に移動することを制限する。図29の矢印(F)に示すように、この位置で内筒2′の前切欠210′から制御部材41′に過剰な推力がかけられると、セキュリティアーム418′が壊れることによって、外力は制御部材41′に到達せず、同様に破壊されることがない。
図32〜図34に示すように、第1鍵61を内筒21′内に挿入すると、戻り止め素子34が戻り止めスロット414から後退する。第1鍵61をある角度回転させると、第1伝動部290′が第1従動部711′を駆動して伝動プレート71′を回転させ、第2伝動部712′が第2従動部814′を動かす。これによって、エンドキャップ8′の制限部材812′が、制御部材41′の後端から、制御部材41′の後端に合っていない非制限位置に、周囲に向けて動かされる。この状況で、第1伝動部290′が第1従動部711′から離れて逆向き動くため、内筒21′は、伝動プレート71′および制限部材812′を動かさずに逆向きに回転することができる。制限部材812′が非制限位置にあるため、セキュリティアーム418′をツールで押すことによって、制御部材41′を後方に動かすことができ、第2鍵62(図22〜図26に表示)を内筒21′内に挿入して鍵付替えプロセスを行うことができる。
図35に示すように、シリンダー錠1′の内筒21′は、本発明の第3実施例のように変更することができる。詳細には、内筒21′の後内筒部213′は、後穴292″と、後穴292″に形成された第1伝動部290″を有する。伝動プレート71″の第1従動部711″は、後穴292″内に延伸し、第1伝動部290″と相互作用する。第2伝動部712″は、第2従動部814′と相互作用する。
本発明の最も実用的で好ましい実施例について説明したが、本発明を開示された実施例に限定するものと理解してはならず、最も広範な解釈および同等の構成の趣旨および範囲内の様々な構成を網羅することが意図されている。

Claims (7)

  1. 鍵の付替えが可能なシリンダー錠において、
    縦軸を定義する錠ハウジングと、
    該錠ハウジング内に配置され、歯部を有する第1タンブラー片を含む内筒と、
    該歯部を解放可能に係合し、該縦軸の横方向に動かすことによって該歯部から係脱可能な鍵付替えユニットと、
    該錠ハウジング内に配置され、該鍵付替えユニットの横方向の動きを許可または制限する制御部材であって、第1位置と第2位置との間を軸方向に動くことが可能であり、該第2位置に到達したときに第3位置に横方向に動く制御部材と、
    を備え、該鍵付替えユニットは、該制御部材が横方向に動くと、該歯部から横方向に動く、鍵の付替えが可能なシリンダー錠。
  2. 該錠ハウジングが、該内筒を収容する内筒穴と、該内筒穴に近接し該制御部材を収容するキャビティと、該キャビティに近接したガイド穴とを有し、該制御部材が、該制御部材が該第3位置に動くときに横方向に該ガイド穴内に動くガイドノーズを有する請求項1に記載の鍵の付替えが可能なシリンダー錠。
  3. 該鍵付替えユニットが、該歯部に解放可能に係合する歯車と、該歯車を保持するギヤホルダーを有し、該歯車および該ギヤホルダーは、該制御部材が該第3位置に動いたときに、該歯部から横方向に動き、該制御部材が、戻り止めスロットを有し、該鍵付替えユニットが、該ギヤホルダーに配置され該戻り止めスロットに延伸可能な戻り止め素子をさらに有することによって、該錠ハウジングに対して該内筒が回転することを防止し、該該鍵付替えユニットが、該歯車に同軸状に接続したカム部をさらに有し、該戻り止め素子を該戻り止めスロットに押す請求項2に記載の鍵の付替えが可能なシリンダー錠。
  4. 鍵の付替えが可能なシリンダー錠において、
    錠ハウジングと、
    該錠ハウジング内に配置され、歯部を有する第1タンブラー片を有する内筒と、
    該歯部に係合し、動かして該歯部から離脱可能な鍵付替えユニットと、
    該錠ハウジング内に配置され、該鍵付替えユニットの動きを許可または制限する制御部材であって、該錠ハウジングの前端近くの該制御部材の前端から突出し、該錠ハウジングの該前端を介して操作可能であり、該制御部材を動かし、該鍵付替えユニットを該歯部から離脱することができるセキュリティアームを有し、該セキュリティアームは、破壊可能であり、該制御部材の該前端から分離することによって、外力が該制御部材に到達することを防止することができる制御部材と、
    を備えた鍵の付替えが可能なシリンダー錠。
  5. 該錠ハウジングの該前端に、該セキュリティアームに近接した前切欠を有し、該セキュリティアームは、該制御部材の該前端から該錠ハウジングの該前切欠内に、周囲に突出する請求項4に記載の鍵の付替えが可能なシリンダー錠。
  6. 前記内筒は鍵穴の端近くに配置された第2タンブラー片を含み、
    該第2タンブラー片は、鍵の延長用の中央開口部、該中央開口部の片側に配置された保持ピン、該保持ピンの周りに被せたばね、および該保持ピンに対峙し、該ばねによって付勢され、該錠ハウジングの該保持穴に係合することによって、該錠ハウジングに対して該内筒が回転することを防止する係合端を有する請求項1に記載の鍵の付替え可能なシリンダー錠。
  7. 前記内筒は鍵穴の端近くに配置された第2タンブラー片を含み、
    該第2タンブラー片は、鍵の延長用の中央開口部、該中央開口部の片側に配置された保持ピン、該保持ピンの周りに被せたばね、および該保持ピンに対峙し、該ばねによって付勢され、該錠ハウジングの該保持穴に係合することによって、該錠ハウジングに対して該内筒が回転することを防止する係合端を有する請求項4に記載の鍵の付替え可能なシリンダー錠。
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