JP4643685B2 - 駆動ステージ及びそれを用いたチップマウンタ - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造装置や電子部品実装装置に用いられる駆動ステージ及びそれを用いたチップマウンタに関する。
半導体製造装置や電子部品実装装置(チップマウンタ)は、例えば、電子部品をプリント基板にマウントする機構がレール上を一軸方向(X方向)に移動させる駆動ステージと、その駆動ステージをレールの垂直方向(Y方向)に移動させる機構とにより、プリント基板上(XY平面上)に電子部品を実装させるものである。特に、チップマウンタに用いられる駆動ステージには、マウント機構を移動させるためのアクチュエータとしてリニアモータを用いたものがある。
図6は、従来の駆動ステージの一例を示す側面図である(特許文献1参照)。
図6に示すように、従来の駆動ステージは、1つのリニアモータ固定子(リニアモータ18)がビーム16長手方向に垂直な断面の左側縦線部中央ビームに設置され、1つのリニアモータ可動子がリニアモータ固定子と対向するように移動体17に設置される。ビーム16に設置される1つのリニアモータ固定子と、移動体17に設置される1つのリニアモータ可動子との間には、図4紙面水平方向に磁気吸引力が作用する。
図7はリニアガイドレール19とスライダ20で構成されるリニアガイド構造の斜視図である。
図7に示すように、リニアガイド構造は、リニアガイドレール19とスライダ20の間に複数個の金属球21を挟み、スライダ20内において金属球21が循環する経路を有しており、金属球21がスライダ20内を転がることによって、スライダ20と固定される移動体17がビーム16上に設置されたリニアガイドレール19に沿って駆動することができる。
このリニアガイド構造は、リニアガイドレール19設置面に垂直方向に作用する荷重に対して高強度に設計されており、これに対して、平行方向に作用する荷重に対しては弱く金属球21が摩耗し易い。また、リニアガイドレール19のビームへの設置については、その設置面に対しボルトの軸方向が垂直に交わるように締結されるのが一般的である。したがって、リニアガイドレール19設置面に平行方向に荷重が作用する場合、締結部のすべりやボルト22のせん断破壊が生じる可能性がある。
上記のリニアガイド構造中の金属球21の摩耗や、締結部のすべりやボルト22のせん断破壊は、移動体17の駆動案内を不安定にし、駆動ステージの案内精度を大きく低下させる原因となる。
図6に示した従来例においては、2つのリニアガイドレール19とビーム16への設置面とそれぞれにかかる磁気吸引力の作用方向が垂直であるため、上記のようなリニアガイド構造の故障を防ぐことが可能である。しかしながら、リニアモータ可動子aおよびリニアモータ固定子bとの間に作用する磁気吸引力は、ビーム16および移動体17を変形させる。この対策としてビームの高剛性化を図るとビーム16の質量が増加し、機器全体の質量が増加するという問題が生じる。
図8は特許文献2に記載される従来の駆動ステージの実施例を示す側面図である。図8に示す従来の駆動ステージは、2つのリニアモータ固定子18bのそれぞれをビーム16左側面の上側と下側に設置し、1つのリニアモータ可動子18aは移動体17のI字形状断面における右側中央部分に設置されている。これによって、リニアモータ可動子18aと2つのリニアモータ固定子18bとの間に作用する磁気吸引力の作用方向が同軸かつ反対方向のため、磁気吸引力が相殺される。したがって、磁気吸引力によるビーム16のたわみやねじれ変形は、特許文献1記載の駆動ステージの構造よりも小さくなる。しかし、2つのリニアガイドレール19とビーム16との設置面は互いに平行である。2つのリニアガイドレール19設置面と平行方向に荷重(図中、上からの荷重)が作用する場合、リニアガイドレール19をビーム16に締結固定する締結部のすべりやボルトのせん断破壊が生じる可能性があり、駆動案内を不安定にし、駆動ステージの案内精度を大きく低下させる可能性がある。
また、図9は特許文献2に記載される従来の駆動ステージの実施例を示す側面図である。図7に示す従来の駆動ステージは、図8に示す従来の駆動ステージの構成とほぼ同様であり、リニアモータ可動子18aと2つのリニアモータ固定子18bとの間に作用する磁気吸引力は相殺されている。しかし、断面Γ字形状の移動体17はビーム16上面に設置された1つのリニアガイドレール19のみでビーム16へ固定されている。これは、駆動ステージの移動によりリニアガイドレール19の設置面と平行に荷重(図中、横からの荷重)が作用すると、締結部のすべりやボルトのせん断破壊が生じる可能性は大きく、駆動案内を不安定にし、案内精度を大きく低下させる。
そこで、駆動ステージの故障を防ぐため、リニアガイドレール19の大型化など、リニアガイドレール19の補強や構成材料の変更などの検討がされてきた。
特開2008−070732号公報 特開2004−140888号公報
しかしながら、リニアガイドレールの補強や材料変更による故障の抑制には限界があり、移動体の質量増加や磁気吸引力の増加により、リニアガイドレールとビームの設置面に平行方向の荷重が増加すると、故障を防ぐことが困難になる。また、大面積のウェハに電子部品の実装を行うべく、リニアガイドレールの大型化を図ると、設置面の確保によりビームを大型化することが必要になるため、全体的に機器の重量が増加してしまう。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、締結部のすべりやボルトのせん断破壊の発生を防ぎ、磁気吸引力によるビームのねじれ変形を抑え、駆動ステージの高寿命化と高精度化を図ることができる駆動ステージ及びそれを用いたチップマウンタを提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明に係る駆動ステージは、ビームと、そのビーム上にビーム長手方向に沿って設けられた複数本のリニアガイドレールと、リニアガイドレールに沿って摺動自在なスライダと、そのスライダに固定され前記スライダを介してリニアガイドレールに沿って移動する移動体とを備えた駆動ステージにおいて、前記複数本のリニアガイドレールのうち、少なくとも1本のリニアガイドレールのビームとの設置面と、他のリニアガイドレールのビームとの設置面とが垂直であるものである。
本発明によれば、チップマウンタにおいてビームとリニアガイドレールの締結部のすべりやボルトのせん断破壊の発生を防ぐことができ、また、磁気吸引力によるビームのねじれ変形を抑えることができ、駆動ステージの高寿命化と高精度化を図ることができる。
さらに、ビームの前記上側突出部が前記下側突出部よりも短く形成された、従来よりも軽量な駆動ステージを駆動ステージ移動手段で移動するため、チップマウンタ動作の高速化と、部品取付け時の位置決め精度向上を実現することができる。
また、本発明によれば、駆動ステージの駆動加速度を増加させるためのリニアモータ高性能化に伴うリニアモータの重量が増加し、リニアガイドレールとビームとの設置面に平行方向の荷重が大きくなっても、駆動ステージ故障を防ぐことができるので、駆動ステージの高速化を図ることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
本発明は、駆動ステージと駆動ステージを備えるチップマウンタとに係る発明であり、まず、チップマウンタの構成を説明する。
図4及び図5は、チップマウンタの構成を示す概略構成図であり、図4はその側面図、図5は平面図である。図4及び図5に示すように、チップマウンタ30は、基板31が配置される基台32と、基台32上に設けられ駆動ステージ10を支持し1方向(Y軸方向とする)に移動させる駆動ステージ移動手段33と、駆動ステージ移動手段33上に設けられる駆動ステージ10とを有する。
駆動ステージ移動手段33は、基台32上に、基板31を挟んで互いに平行に配置される1対のリニアガイドレール(Y軸用リニアガイドレール)34と、リニアガイドレール34に沿って摺動し駆動ステージ10をその両端で支持するステージ支持スライダ35と、ステージ支持スライダ35を駆動させるためのリニアモータ(Y軸用リニアモータ)36とを有する。
駆動ステージ10は、2つのY軸用リニアガイドレール34間を架橋する程度に長尺なビーム16と、そのビーム16上にビーム長手方向(X軸方向とする)に沿って設けられた2本のリニアガイドレール(X軸用リニアガイドレール)19と、リニアガイドレール19に沿って摺動自在なスライダと、そのスライダに固定された移動体17とを備える。移動体17には、電子部品を基板31上に実装するためのチップ実装機構37が取り付けられる。
チップマウンタ30は、駆動ステージ移動手段32のY軸用リニアモータ36の駆動によりY軸用リニアガイドレール34上の駆動ステージ10をY方向に移動させると共に、駆動ステージ10のX軸用リニアモータ19の駆動により移動体17を、駆動ステージ移動方向と垂直な方向(X方向)に移動させることできる。これにより、基台32上に載置された基板(半導体ウェハや電子回路基板等)31上のいずれの位置にも移動体17を位置合わせすることができ、移動体17に取り付けられたチップ実装機構37により、基板31上の所望の位置に電子部品を実装することができる。
本実施形態の駆動ステージ10の詳細を図1〜図3に基づき説明する。図1は、本実施形態の駆動ステージを示す断面図、図2は斜視図、図3は側面図である。
図1〜図3に示すように、ビーム16は、そのビーム16の横断面(長手方向に対して垂直な断面)においてコ字状に形成され、その形状はビーム長手方向において一様である。ここで、断面コ字状に形成されたビーム16について、上側の突出した部分を上側突出部16a、下側の突出した部分を下側突出部16b、上側突出部16aと下側突出部16b間の領域を開口部と定義する。ビーム16は、基本的には断面コ字状に形成されているが、本実施形態では、上側突出部16aが下側突出部16bよりも短く形成されている。
ビーム16は、長手方向に一様同断面の中空部16cを有する中空構造に形成され、ビーム内部にはビーム補強用の補強壁23が設けられている。ビーム16はアルミニウム材等の軽量な金属等で構成され、押出し成型により安価にビーム16を作製することが可能になる。
2本のリニアガイドレール19のうち、一方のリニアガイドレール19bは下側突出部16bの端面16dにビーム長手方向に沿って配置され、他方のリニアガイドレール19aは上側突出部16a側の上面16eにビーム長手方向に沿って配置される。すなわち、本実施形態の駆動ステージ10は、1本のリニアガイドレール19aとビーム16の設置面と、他のリニアガイドレール19bとビーム16の設置面とが垂直である構成となっている。
リニアガイドレール19は、締結手段(ボルト22と雌ネジ)によりビーム16に固定されている。ビーム16のリニアガイドレール19が固定される箇所付近では、ビーム16の壁(フレーム)が締結手段(雌ネジ)の深さを確保する程度に厚肉に形成されている。その厚肉部24の厚さは、少なくともボルト22の径以上必要であり、荷重に対する耐久度と軽量化の観点からボルトの径の2〜3倍であるのが好ましい。
2本のリニアガイドレール19には、1つの移動体17に固定され各々リニアガイドレール19に沿って摺動するスライダ20が設けられている。
移動体17は、ビーム長手方向の垂直断面が一様にΓ字形に形成されている。具体的には、ビーム19の突出部の端面側に配置される縦板部17aとその縦板部17aに垂直に設けられ上側突出部16aの上面16e側に配置される横板部17bとからなるΓ字状に形成されている。この移動体17の縦板部17a及び/又は横板部17bにはチップ実装機構が取り付けられる。
リニアモータ18は、リニアモータ可動子18aと複数のリニアモータ固定子18bとで構成される。リニアモータ可動子18aは移動体17に固定され、複数のリニアモータ固定子18bはビーム16に固定される。具体的には、リニアモータ可動子18aは、移動体17の縦板部17aのほぼ中央に固定され、かつ、ビーム16の開口部に配置される。複数のリニアモータ固定子18bは、ビーム16の上側突出部16aの下面(開口部側)にビーム長手方向に整列して固定されると共に、ビーム16の下側突出部16bの上面(開口部側)にビーム長手方向に整列して固定される。リニアモータ可動子18aは、上下両面にコイルを有し、両コイルがそれぞれ上側突出部16a側のリニアモータ固定子18b及び下側突出部16b側のリニアモータ固定子18bと作用する。
本実施形態の作用を説明する。移動体17にはチップ実装機構等の装置が取り付けられるので、その装置等の重みにより、ビーム16とリニアガイドレール19との設置面に下方向(Z方向)への荷重が作用する。また、駆動ステージ10は、チップマウンタ30に搭載され、駆動ステージ長手方向と垂直方向(Y方向)に移動することにより、ビーム16とリニアガイドレール19との設置面に横方向(Y方向)への荷重が作用する。
本実施形態の駆動ステージ10によれば、1本のリニアガイドレール19aとビーム16の設置面と、他のリニアガイドレール19bとビーム16の設置面とが垂直となるように構成しているので、リニアガイドレール19とビーム16の設置面にY方向及びZ方向への荷重が掛かると、一方の設置面に垂直に荷重がかかり、他方の設置面には平行に荷重が掛かる。したがって、それぞれのリニアガイドレール19とビーム16の設置面に平行に加わる荷重の低減化(分散化)を図ることができ、締結部のすべりやボルトのせん断破壊を防ぐことができる。
特に、ビーム16を長手方向垂直断面においてコ字状に形成し、移動体17をΓ字状に形成し、リニアガイドレール19の一方をビーム16の上面16eに配置すると共に他方を下側突出部19bの端面19dに配置し、リニアモータ18をビームの開口部に配置した構成としたことにより、ステージのコンパクト化(軽量化)を維持しつつ、締結部のすべりやボルトのせん断破壊の防止効果を高めることができる。
また、リニアモータ可動子18aをΓ字形状の移動体17の縦板部17aに設置し、リニアモータ固定子18bをリニアモータ可動子18aを挟んで対向するように配置することによって、リニアモータ可動子18aと上側のリニアモータ固定子18bとの間で発生する磁気吸引力の作用方向と、リニアモータ可動子18aと下側のリニアモータ固定子18bとの間で発生する磁気吸引力の作用方向とを互いに同軸かつ反対方向となり、互いに磁気吸引力相殺させることができる。よって、磁気吸引力によるリニアガイドレール19に加わる荷重を低減することができ、リニアガイド構造の破壊を防ぐことができる。
また、ビーム16の内部を中空に形成することにより、駆動ステージを軽量化している。これにより、駆動ステージ10がチップマウンタ30に搭載される場合、チップマウンタ10のステージ移動手段33への荷重を低減することができる。
ビーム16の中空化に伴い、リニアガイドレール19をビーム16に固定する締結部周辺は雌ネジの深さを確保するために厚肉に形成されているので、ボルト22と雌ネジのねじ山に発生する応力集中を低減し、締結部のすべりやボルト22のせん断破壊を防ぐことができる。
リニアモータ18による磁気吸引力がビーム16に加わると、その磁気吸引力により、ビーム16の開口部が開く或いは閉じる(上側突出部16a及び下側突出部16bが撓む)ようにねじれ変形が発生する。本駆動ステージ10では、中空化されたビーム内部に補強壁23を設けることにより、リニアモータの可動子18aと固定子18b間で発生する磁気吸引力が印加された際に、ビーム16の開口部が開く或いは閉じるように変形するビーム16のねじれ変形を抑制することができる。
また、ビーム16を中空構造にしたことにより、ビーム16を構成する壁(枠)が薄くなるが、リニアガイドレール19が設置されるビーム16の締結部(ボルト22、雌ネジ部分)付近では、その壁(枠)を厚肉に形成することにより、締結部の深さを確保し、締結部のすべりやボルトのせん断破壊を防止することができる。
ビーム16に補強壁23及び厚肉部24を設けることより、リニアガイドレール19とリニアモータ固定子18bの固定の安定性は格段に高まる。また、リニアガイドレール19やリニアモータ固定子18bの固定部の安定性を高めるだけでなく、ビーム16に移動体17を搭載し駆動する際のビーム16のたわみやねじれを防ぐ効果がある。
以上、本実施形態の駆動ステージによれば、ビーム16とリニアガイドレール19との締結部のすべりやボルトのせん断破壊の発生を防ぐことができ、磁気吸引力によるビーム16のねじれ変形を抑えることができる。ひいては、駆動ステージ10の高寿命化と高精度化を図ることができる。また、駆動ステージ10の駆動加速度を増加させるために高性能なリニアモータを用いるとリニアモータ重量が増加するが、リニアガイドレール19とビーム16との設置面に平行方向の荷重が大きくなっても駆動ステージ故障を防ぐことができることから、駆動ステージ10の高速化を図ることができる。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、他にも種々のものが想定される。
リニアガイドレール19は、3本以上設けられてもよく、そのうち、少なくとも1本がビーム長手方向垂直断面における突出部端面19dに配置され、かつ、少なくとも1本がビーム長手方向垂直断面における上側突出部側の上面19e或いは下側突出部側の下面に配置されればよい。また、本実施形態では、リニアガイドレール19bを下側突出部16bの端面16dに設置する構成としたが、上側突出部16aの端面に設置してもよい。
本駆動ステージ10は、移動体17を移動させるアクチュエータとしてリニアモータ18を用いているが、他に、ボールネジ機構を用いてもよい。また、ピストン機構により移動体17を移動させる機構、例えば、油圧式ピストン機構を用いてもよい。
本発明に係る一実施形態の駆動ステージを示す断面図である。 図1の駆動ステージの斜視図である。 図1の駆動ステージの側面図である。 駆動ステージを用いたチップマウンタを示す平面図である。 図4のチップマウンタの側面図である。 従来の駆動ステージの一例を示す側面図である。 従来の駆動ステージの他の例を示す一部切欠斜視図である。 従来の駆動ステージの他の例を示す断面図である。 従来の駆動ステージの他の例を示す断面図である。
符号の説明
10 駆動ステージ
16 ビーム
17 移動体
18 リニアモータ
18a リニアモータ可動子
18b リニアモータ固定子
19 リニアモータガイドレール
20 スライダ
22 ボルト
23 補強壁
24 厚肉部

Claims (6)

  1. ビームと、そのビーム上にビーム長手方向に沿って設けられた複数本のリニアガイドレールと、リニアガイドレールに沿って摺動自在なスライダと、そのスライダに固定され前記スライダを介してリニアガイドレールに沿って移動する移動体とを備えた駆動ステージを有するチップマウンタにおいて、
    前記複数本のリニアガイドレールのうち、少なくとも1本のリニアガイドレールの前記ビームとの設置面と、他のリニアガイドレールの前記ビームとの設置面とが垂直であるとともに、前記ビームは長手方向の垂直断面がコ字状に形成され、前記少なくとも1つのリニアガイドレールは、前記ビームの長手方向垂直断面における突出部の端面に配置され、前記他のリニアガイドレールは、前記ビームの長手方向垂直断面における上側突出部の上面或いは下側突出部の下面に配置され、前記ビームの前記上側突出部が前記下側突出部よりも短く形成され、前記駆動ステージを前記移動体の移動方向に対して垂直方向に移動させる駆動ステージ移動手段を備えていることを特徴とするチップマウンタ
  2. 請求項1記載のチップマウンタにおいて、前記移動体は、前記ビームの前記突出部の端面側に配置される縦板部と前記上側突出部側に配置される横板部とからなるΓ字状に形成され、前記移動体を駆動させる手段として、前記ビームにビーム長手方向に整列して固定される複数のリニアモータ固定子と、前記移動体に固定されるリニアモータ可動子とからなるリニアモータを備えたことを特徴とするチップマウンタ
  3. 請求項2記載のチップマウンタにおいて、前記リニアガイドレールは、前記ビームの下側突出部の端面に1本配置され、前記ビームの前記上側突出部側の上面に1本配置されていることを特徴とするチップマウンタ
  4. 請求項2又は3記載のチップマウンタにおいて、前記リニアモータ固定子は、前記ビームの上側突出部と前記ビームの下側突出部とに固定され、前記リニアモータ可動子は、前記移動体の縦板部に固定かつ前記ビームの開口部に配置され、前記上側突出部側のリニアモータ固定子及び前記下側突出部側のリニアモータ固定子側の両面にコイルを有することを特徴とするチップマウンタ
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載のチップマウンタにおいて、前記ビームは内部に中空部を有する中空構造に形成され、ビーム内部にはビーム補強用の補強壁が設けられたことを特徴とするチップマウンタ
  6. 請求項5記載のチップマウンタにおいて、前記ビームの前記リニアガイドレールが固定される箇所は、前記リニアガイドレールを前記ビームに固定するための締結固定用ネジの深さを確保する程度に厚肉に形成されていることを特徴とするチップマウンタ
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