JP4643335B2 - パレット上への製品積載方法及び装置並びにリフタ - Google Patents

パレット上への製品積載方法及び装置並びにリフタ Download PDF

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Description

本発明は、例えばタレットパンチプレス等のごときパンチプレスやレーザ加工機等のごとき板材加工機によって加工された製品をパレット上に積載する方法及び装置並びに積載方法に使用するリフタに係り、さらに詳細には、パレットについ立等を備えているような場合であっても、製品をパレット上に整然と積載することのできる積載方法及び装置並びにリフタに関する。
従来、タレットパンチプレス等のごときパンチプレスやレーザ加工機等の板材加工機によって板状のワークから製品を打抜く又は切り抜くとき、製品とワークとをミクロジョイントを介して接続した状態に加工し、前記板材加工機から離れた位置において前記ミクロジョイントの切断を行うことにより、製品とワークとの分離が行われている。ワークから分離された製品はパレット上に積載して次工程へ移送することが一般的に行われている。
前述のごとく、製品をパレット上に積載するとき、例えば産業用ロボット等のごとき製品移送装置を用いて、製品をパレット上に積載することも行われている。この場合、パレットに対して所望の配置で製品を載置することができるものの、製品を1つ毎積載するので、能率向上を図る上においては問題がある。
そこで、例えば回転自在なローラを備えたローラコンベア或は回転自在なローラを備えたローラ台車上においてワークから製品を分離することが行われている。そして、前記ローラコンベアの下側に配置した移動台車をローラコンベアによる製品移送方向へ搬送速度と同期して移動し、前記ローラコンベアの端部から製品を落下することによって製品を前記台車上に積載することが行われている。
また、ローラ台車を用いた場合には、ローラ台車上のローラの回転による製品の移送方向と反対方向へローラ台車を移動して、ローラ台車上の製品を移動台車上に落下することにより、移動台車上に製品を積載することが行われている(特許文献1参照)。
特開平10−203642号公報
ローラコンベア或はローラ台車上から移動台車上に製品を落下するとき、前記移動台車上のパレットについ立て等が備えられている場合には、製品の落下距離が大きくなり、パレット上の製品に傷を生じ易いという問題があると共に、製品を積層する場合に崩れ易いという問題がある。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、リフタによって上下動されるパレット上に、当該パレットに対して相対的に移動可能なローラ台上から製品を落下して前記パレット上に製品を積載する方法であって、前記リフタによって前記パレットを所定高さ位置に押上げ、パレット保持部材によって前記パレットを前記所定高さ位置に保持した後、前記リフタに伸縮可能又は姿勢変更可能に備えたパレット支持部材を、前記パレットに支持された製品受け部材に対応させ、前記リフタの上昇により前記パレットに対して前記製品受け部材を前記ローラ台の直下位置まで押上げ、この押上げられた状態の製品受け部材上に前記ローラ台上から製品を落下して積載することを特徴とするものである。
また、周囲に荷崩れ防止部材を備えたパレットと、上下動自在なリフタによって上下動される前記パレットに対して相対的に移動可能かつ前記パレット上へ製品を落下するローラ台と、前記リフタによって所定高さ位置に押上げられた前記パレットを前記所定高さ位置に保持するためのパレット保持部材と、前記リフタに伸縮可能又は姿勢変更可能に備えられ、前記パレット保持部材に保持されているパレットに支持されている製品受け部材を前記パレットに対して押上げるためのパレット支持部材とを備えていることを特徴とするものである。
また、前記製品積載装置において、前記リフタの上方位置に対してパレットを搬出入可能な移動リフタを備えていることを特徴とするものである。
また、前記製品積載装置において、前記パレットの上方位置へ製品加工後のワークを搬入するための移動テーブルと、この移動テーブル上の前記ワークを前記ローラ台より高く持上げるためのワーク持上げ手段と、前記ローラ台上のワークから製品を分離するミクロジョイントカッターとを備えていることを特徴とするものである。
また、パレットを上下動するためのリフタであって、パレットを押上げるための状態とパレットに支持された製品受け部材とに対応した状態とに伸縮可能又は姿勢を変更可能なパレット支持部材を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、パレットに対して製品受け部材を上昇することができるので、パレットについ立等を備えた構成であっても、前記製品受け部材をローラ台等に近接することができる。したがって、ローラ台からの製品の落下距離を小さくすることができ、製品の傷発生や積載時の崩れ等を防止することができるものである。
以下、本発明の実施形態について説明するに、図1に概念的,概略的に示すように、本実施形態に係る製品積載装置は、製品を積載するためのパレット1と、このパレット1を上下動するためのリフタ3とを備えている。前記パレット1は、図2に示すように、平面視したときに左右方向に長い長方形状の枠体のパレット本体5を備えている。上記パレット本体5は、例えばアングル材のごとき鋼材を四角形状に枠組みした構成であって、四角形状の枠体の内部全体は中空の空間部としてある。
すなわち、パレット本体5は周囲に四角形状の枠体のみを備えた構成である。そして、前記パレット本体5における四角形状の枠体には、例えばつい立のごとき荷崩れ防止部材7が一体的に備えられている。なお、前記パレット本体5における左右両側で後端付近には、棚装置に対して出入自在な従来の一般的なパレットと同様にローラ9が回転自在に備えられている。
前記パレット1には、製品を上面に積載するための製品受け部材11が、パレット本体1に対して相対的に上下動可能に備えられている。この製品受け部材11は、木材を井桁状に組合せたスキッドよりなるものであって、このスキッドは前記荷崩れ防止部材7の内側において前記パレット1に相対的に上下動可能に支持された小さなサブパレット13上に載置支持されている。なお、図2(b)には、パレット本体5に対してサブパレット13を僅かに上昇した状態が図示されている。
前記リフタ3は、定位置に固定してあるものであって、図3に示すように、基台15と上下動自在な昇降テーブル17をそなえると共に前記昇降テーブル17を上下動するためのパンタグラフなどのごときリンク機構19を備え、さらに例えば油圧シリンダ等のごとき昇降作動装置(図示省略)を備えている。前記リフタ3における前記昇降テーブル17は、前記パレット本体5の内部の空間部を下側から上方向へ貫通可能なように、パレット本体5より小さく構成してある。
そして、前記パレット本体5を支持することができるように、前記昇降テーブル17の複数箇所には、パレット支持部材21が伸縮可能又は姿勢変更可能に備えられている。すなわち、前記パレット支持部材21は、例えばエアーシリンダやソレノイド等のごとき適宜のアクチュエータ23の作動によって、前記パレット本体5の下側に対して出入するように構成してあって、パレット本体5を支持可能な姿勢(状態)とパレット本体5の支持を回避した姿勢(状態)とに、状態(姿勢)を変更可能に構成してある。
したがって、図3に示すように、パレット支持部材21がパレット本体5を支持するように、パレット本体5の下側へ突出した状態にあるときには、前記リフタ3によってパレット1を上下動することができるものである。そして、前記パレット1におけるパレット本体5が適宜高さ位置のパレット保持部に保持された状態にあるとき、前記パレット支持部材21を、パレット本体5の下部から引き込むことにより、パレット本体5の支持を回避した状態となり、前記昇降テーブル17が、パレット本体5に対して上下動可能なサブパレット13、製品受け部材11を、パレット本体5に対して相対的に上昇することができるものである。
再び図1を参照するに、前記リフタ3を配置した製品積載装置Aの上方には、パレット1をリフタ3の上方位置に対して搬出入可能な移動リフタ25が前後方向(図1において紙面に垂直な方向)へ移動自在に設けられている。すなわち、前記リフタ3の昇降テーブル17が下降した状態にあるときよりも高位置でかつリフタ3の左右両側方には、前後方向に長いガイドレール27が設けてある。そして、前記移動リフタ25における基台29に備えた車輪31が前記ガイドレール27に転動自在に支持されている。
前記移動リフタ25は移動自在な一般的なリフタと同様の構成であって、前記基台29の上方には、パレット1を支持するように、基台27よりも大きな昇降テーブル33が備えられている。前記基台29と前記昇降テーブル33との間には、通常のリフタと同様に、パンタグラフのごときリンク機構が備えられていると共に、例えば流体圧シリンダのごとき昇降作動装置(図示省略)が備えられている。
そして、前記移動リフタ25によって集積位置Aに搬入されたパレット1を支持するために、前記ガイドレール27より上方位置でかつガイドレール27の左右両側方位置には、左右のパレット保持台35が設けられている。
したがって、移動リフタ25によってパレット1を支持し、パレット1をパレット支持台35より高く持ち上げた状態でもって移動リフタ25をガイドレール27に沿って前後方向へ移動することにより、集積位置Aの前記リフタ3の上方位置に対してパレット1の搬出入を行うことができるものである。そして、集積位置Aにパレット1を搬入し、パレット1を左右のパレット支持台35によって支持することにより、前記移動リフタ25のみを集積位置Aから元の位置へ復帰することができる。
前記集積位置Aに搬入されたパレット1に支持されている製品受け部材11上に、レーザ加工機やパンチプレスによって加工された製品を積載するために、前記集積位置Aの上方位置には、前記レーザ加工機やパンチプレスにおいて製品とワークとをミクロジョイントを介して接続した状態に加工された半製品Wを支持するローラ台37が備えられている。
前記ローラ台37の一例として、本例においては、左右のスプロケット39に掛回した前後一対のチエン41に前後両端部を回転自在に支持されたローラの一例としてのブラシローラ43を左右方向の適宜範囲に亘って適宜間隔に複数備えた構成のスラットローラコンベアにて例示してある。上記構成において、前記ブラシローラ43の前後両端側にはブラシローラ43と同径のスプロケット(図示省略)が設けてあり、このスプロケットは左右方向に長く設けたチエン(図示省略)に噛合してある。
すなわち、前記ブラシローラ43は、前記チエン41が図1において右方向へ移動することにより、ブラシローラ43が右方向へ移動されるときには、反時計回り方向に回転して、ブラシローラ43上の半製品Wを相対的に左方向へ送り出すように構成してある。逆に、図1においてブラシローラ43が左方向へ移動されるときには、時計回り方向に回転して、半製品Wを相対的に右方向へ送り出すように構成してある。
換言すれば、ブラシローラ43が右方向又は左方向へ移動するときには、前記ブラシローラ43上に載置された半製品Wは、左方向又は右方向へ相対的に送られることとなり、前記ブラシローラ43に載置された位置において左右方向に移動することなくブラシローラ43から落下されるものである。
前記ローラ台37上に載置された半製品Wのミクロジョイントの切断を行うためのミクロジョイントカッタ45が設けられている。上記ミクロジョイントカッタ45は、左右方向(X軸方向)に長く設けたX軸ガイド47に沿って左右方向に移動自在なX軸スライダ49を備えている。そして、このX軸スライダ49に備えた前後方向(Y軸方向)に長いY軸ガイド51に沿って移動自在なY軸スライダ53には、ミクロジョイントを切断するためのカッター55を下部に上下動可能かつ水平に旋回可能に備えたカッター本体57が備えられている。なお、ミクロジョイントカッタ45としては公知のミクロジョイントカッタを採用可能であるから、ミクロジョイントカッタ45についてのより詳細な説明は省略する。
パンチプレスやレーザ加工機等によって加工された後の半製品Wを積載位置Aに搬入するために、前記リフタ3の上方位置で前記ローラ台37より僅かに下方位置には、前後方向に長い左右のガイドレール59が設けてあり、このガイドレール59には、半製品Wを集積位置Aに搬入自在の移動テーブル61が前後動自在に支持されている。そして、上記移動テーブル61によって搬入された半製品Wを、前記ローラ台37上に載置するためのワーク持上げ手段63が設けてある。
前記ワーク持上げ手段63は、前記ローラ台37におけるブラシローラ43が、集積位置Aの位置(図1に示す位置)から左右方向に移動退避した状態にあるときに、前記移動テーブル61上の半製品Wを保持して持上げるものであって、例えばエアーシリンダ等のごとき昇降作動装置65を備えている。そして、ピストンロッドのごとき昇降作動部材67の下端部には、前記半製品Wの前後両縁部を把持自在なクランプ或は吸着パッド等のごとき複数のワーククランプ69を備えた昇降枠体71が取付けてある。
したがって、前記移動テーブル61によって半製品Wが集積位置Aに搬入されたとき、ローラ台37におけるブラシローラ43及びミクロジョイントカッタ45を左右方向へ退避した後、昇降作動装置65の作動によって昇降枠体71を前記移動テーブル61上に下降することにより、移動テーブル61上の半製品Wを、前記昇降枠体71に備えたワーククランプ69によって保持することができるものである。
そして、前記半製品Wを、前記ローラ台37より高く持上げると共に前記移動テーブル61を元の位置に復帰する。その後、ローラ台37におけるブラシローラ43を図1に示す集積位置Aに戻し、半製品Wをブラシローラ43上に載置する。その後、前記昇降枠体71を元の上昇位置に復帰することにより、前記ブラシローラ43に載置された半製品Wのミクロジョイントを、ミクロジョイントカッタ45によって切断することができるものである。なお、ブラシローラ43上に載置された半製品Wは、集積位置Aに対応して設けたワーククランプ(図示省略)によって、動かないように、前後の一側部が把持固定されているものである。なお、上記ワーククランプは、スケルトンを搬出するために左右方向へ移動することが望ましい。
前述のごとく、ローラ台37におけるブラシローラ43上に半製品Wが載置され、ミクロジョイントカッタ45によって製品とワークとの分離が行われた後、前記パレット1上に製品の積載が行われるものである。
前記ローラ台37上から製品を落下してパレット1上に積載するとき、パレット1の高さ位置,積載した製品の高さ位置を規制するために、集積位置Aに位置するブラシローラ43の下部に近接した位置には、製品の上限を検出するための上限検出センサ73が設けてある。上記上限検出センサ73は、例えば投光器73Aと受光器73Bとを備えた構成であって、光学的に製品の上限を検出するものである。なお、前記上限検出センサとしては、光学的センサに限ることなく、例えば近接センサ等を採用することも可能である。
前記上限検出センサ73によって検出される位置まで前記パレット1を押上たとき、この所定高さ位置にパレット1を保持するために、左右のパレット保持部材75が、所定位置に持上げられたパレット1の下側へ出入自在に設けられている。このパレット保持部材75は、パレット1に備えた前記荷崩れ防止部材7の上部が前記上限検出センサ73によって検出される高さに押上げられたとき、パレット1の下側へ出入できる高さ位置に設けてある。そして、上記パレット保持部材75は、例えば流体圧シリンダなどのごときアクチュエータ77の作動によって往復作動されるものである。
上記構成により、パレット1がパレット保持台35によって支持され、前記移動リフタ25及び前記移動テーブル61が集積位置Aから後退して退避した状態にあるとき、リフタ3における昇降テーブル17に備えたパレット支持部材21によってパレット本体5を支持して上昇し、パレット1に備えた荷崩れ防止部材7の上部が前記上限検出センサ73によって検出されると、リフタ3によるパレット1の上昇は停止される。その後、アクチュエータ77の作動によってパレット保持部材75が上昇された状態のパレット本体5の下側へ進入される。したがって、前記リフタ3の昇降テーブル17を僅かに下降することにより、パレット本体5は、パレット保持部材75によって所定高さ位置に保持されることになる。なお、この際、前記上限検出センサ73は再使用可能状態となるものである。
その後、リフタ3における昇降テーブル17に備えたパレット支持部材21を縮小してパレット本体5に対応した状態からパレット本体5を支持することのない縮小状態に姿勢を変更し、リフタ3における昇降テーブル17を上昇すると、パレット本体5に対してサブパレット13,製品受け部材11が相対的に上昇され、製品受け部材11の上部(上面)が前記上限検出センサ73によって検出されると、リフタ3による製品受け部材11の上昇が停止されるものである。このように、製品受け部材11の上昇が停止されたときに、前記ローラ台37から製品を落下して、製品受け部材11上に積載するものである。
以上のごとき構成において、図4に概略的に示すように、パレット支持台35にパレット1が支持された状態にあるとき、リフタ3を作動してパレット1を押上げて、図5に示すように、上限検出センサ73によってパレット1に備えた荷崩れ防止部材7の上部が検出されると、パレット保持部材75がパレット本体5の下側へ進入され、パレット1の支持が行われる(図6参照)。
その後、リフタ3における昇降テーブル17によってサブパレット13,製品受け部材11を押し上げ、製品受け部材11の上部が前記上限検出センサ73によって検出されると(図7参照)、リフタ3による製品受け部材11の上昇が停止されると共に、半製品Wを支持しているローラ台37のブラシローラ43が左右方向(例えば右方向)へ移動される(図8参照)。この際、ブラシローラ43が右方向へ移動するときには、ブラシローラ43は反時計回り方向に回転されて、支持している半製品Wを左方向へ相対的に送る態様となり、半製品Wは左右方向へ移動することはないものである。
ところで、前記ブラシローラ43に支持された半製品Wは、ミクロジョイントカッタ45によって製品Bとワークとに分離された状態にあるので、前記製品受け部材11上に積載されるものは製品Bのみである。そして、製品Bを分離された後のワーク(スケルトン)は、スケルトン搬出手段(図示省略)によって搬出されるものである。なお、上記スケルトン搬出手段としては、集積位置Aにおいてブラシローラ43上の半製品Wをクランプしているワーククランプを左右方向へ移動する構成としてあるので、製品Bを分離後に容易に搬出することができるものである。
前述のごとく、製品受け部材11上に製品Bを載置した後、前記サブパレット13をパレット1によって再び支持し(図9参照)、さらにリフタ3における昇降テーブル17に備えたパレット支持部材21によってパレット1を支持し、前記パレット保持部材75による保持を解除してパレット1を下降することにより、半製品Wを支持した移動テーブル61を集積位置Aへ移動することができる(図1,図10参照)。
上述のごとく移動テーブル61が次の新しい半製品Wを集積位置Aに搬入すると、ワーク持上げ手段63における昇降枠体71が下降され、ワーククランプ69によって新しい半製品Wの把持が行われ、ローラ台37におけるブラシローラ43よりも高く持上げられる。そして、この持上げられた半製品Wの下側へブラシローラ43が移動されると、このブラシローラ43上に半製品Wが載置され、ミクロジョイントカッタ45によるミクロジョイントの切断が行われる。
そして、上述のようにミクロジョイントの切断が行われている間に、前記パレット1が前記パレット保持部材75によって再び所定高さ位置に保持され、かつサブパレット13,製品受け部材11がパレット1に対して上昇され、製品受け部材11上の製品Bの上部が上限検出センサ73によって検出されると、リフタ3による製品受け部材11の上昇が停止されるものである(図11参照)。その後、前述したごとき動作を行うことにより、新しい半製品Wから分離された製品Bが、製品受け部材11上の製品B上に積載されるものである。そして、前述したごとき動作を繰り返すことにより、前記製品受け部材11上に製品Bが次々に積載されるものである。
以上のごとき説明より理解されるように、パレット周囲に、つい立てのごとき荷崩れ防止部材7を備えた構成であっても、ローラ台37に備えたブラシローラ43上から製品受け部材11の上面又は製品受け部材11上に積載した製品の上面までの高さ寸法を、前記荷崩れ防止部材7の高さ寸法よりも低い高さ寸法で常にほぼ一定に保持することができる。したがって、ブラシローラ43からの製品の落下距離が大きくなるようなことがなく、製品の落下による傷発生を抑制することができる。また、製品受け部材11上に積載した製品に荷崩れが生じた場合であっても、荷崩れ防止部材7の存在により、製品がパレット1の外部に落下するようなことがないものである。
図12は第2の実施形態を示すものである。この第2の実施形態において前記第1の実施形態における構成要素と同一機能を奏する構成要素には同一符号を付することとして重複した説明は省略する。
この第2の実施形態におけるパレット81において、荷崩れ防止部材7を備えたパレット本体83は通常のパレットと同様に四角形状の枠体により構成してあり、この枠体の内側に梁部材85を備え、前記パレット本体83の枠体と梁部材85との間に四角形状の空間部87を備えている。そして、前記パレット81には製品を積載するためのスキッド89が上下動自在に載置されている。
そして、前記パレット81を支持する移動リフタ25における昇降テーブル33上の複数箇所には、前記パレット81における前記空間部87の前後幅(図12において紙面に直交する方向の幅)よりも幅の小さな固定ブロック91が備えられていると共に可動ブロック93が左右方向へ移動可能に備えられている。上記可動ブロック93は、前記固定ブロック91に備えた流体圧シリンダ等のごとき移動用アクチュエータ95によって左右方向へ移動されるものである。
そして、前記可動ブロック93は、前記移動用アクチュエータ95によって固定ブロック91から離反する方向へ移動されたときには、図12に示すように、パレット81におけるパレット本体83の枠体を支持するものである。前記可動ブロック93が固定ブロック91に近接する方向に移動されたときには、固定ブロック91と可動ブロック93とが前記パレット81の空間部87を上方向へ貫通して前記スキッド89を、パレット本体に対して相対的に押上げることができるものである。
したがって、パレット81をパレット保持部材75の高さ位置に押し上げて、図13に示すように、パレット保持部材75によってパレット81を支持することができる。そして、パレット保持部材75に支持されているパレット81に対してスキッド89を押し上げることができるものである。
前記スキッド89上に積載すべき製品を支持するローラ台97は、左右方向に長い前後のガイドレール99に複数の車輪101を介して移動自在に支持されている。そして、ローラ台97に備えたサーボモータ等のごとき走行用モータ103によって適宜の車輪101を回転することにより、ローラ台97をガイドレール99に沿って左右方向に移動することができる。
前記ローラ台97に前後両端部を回転自在に支持された複数の支持ローラ105は、チエン或はベルト107を介することにより、同期して同一方向へ回転するように設けられている。そして、前記支持ローラ105を回転するために、前記ローラ台97には例えばサーボモータ等のごときローラ用モータ109が装着されている。
前記支持ローラ105は、前記ローラ台97が右方向(又は左方向)へ移動するときには、モータ109によって反時計回り方向(又は時計回り方向)に回転されて、支持した製品を相対的に左方向(又は右方向)へ送り出すものであり、下方に位置するスキッド89上に製品を落下して積載するものである。
前記構成により、固定ブロック91及び可動ブロック93によってスキッド89を支持して、パレット保持部材75によって支持されているパレット81に対して上昇することにより、スキッド89をローラ台97に支持された支持ローラ105に近接した位置まで上昇することができる。そして、前記スキッド89上に製品が積載される毎にスキッド89を次第に下降することにより、前記支持ローラ105から落下される製品の落下距離を常にほぼ一定に保持することができるものである。すなわち、この実施の形態においても前記実施形態と同様の効果を奏し得るものである。
なお、上記構成においては、ローラ台97をガイドレール99に沿って往復移動して、製品をスキッド89の上方位置に搬入し、次々にスキッド89上に落下し積載することができるので、スキッド89に対する製品の積載を能率よく行うことができるものである。
なお、移動リフタ25とローラ台97との移動方向とが直交する方向である場合について例示したが、前記ローラ台97による製品の搬送方向と移動リフタ25の移動方向とを同方向とし、ローラ台97に対して移動リフタ25が相対的に移動する構成とすることも可能である。
本発明の実施形態に係る製品積載装置を概念的,概略的に示した説明図である。 パレットの構成を示す説明図である。 リフタの構成を示す説明図である。 パレット上に製品を積載するときの動作説明図である。 パレット上に製品を積載するときの動作説明図である。 パレット上に製品を積載するときの動作説明図である。 パレット上に製品を積載するときの動作説明図である。 パレット上に製品を積載するときの動作説明図である。 パレット上に製品を積載するときの動作説明図である。 パレット上に製品を積載するときの動作説明図である。 パレット上に製品を積載するときの動作説明図である。 第2の実施形態に係る積載装置の構成を概念的,概略的に示した説明図である。 第2の実施形態に係る積載装置の構成を概念的,概略的に示した動作説明図である。
符号の説明
1,81 パレット
3 リフタ
5,83 パレット本体
7 荷崩れ防止部材
11 製品受け部材(スキッド)
13 サブパレット
17 昇降テーブル
21 パレット支持部材
25 移動リフタ
33 昇降テーブル
35 パレット支持台
37,97 ローラ台
43 ブラシローラ
45 ミクロジョイントカッタ
55 カッター
61 移動テーブル
63 ワーク持上げ手段
69 ワーククランプ
71 昇降枠体
73 上限検出センサ
75 パレット保持部材
77 アクチュエータ
87 空間部
89 スキッド
91 固定ブロック
93 可動ブロック
105 支持ローラ
A 集積位置
W 半製品

Claims (5)

  1. リフタによって上下動されるパレット上に、当該パレットに対して相対的に移動可能なローラ台上から製品を落下して前記パレット上に製品を積載する方法であって、前記リフタによって前記パレットを所定高さ位置に押上げ、パレット保持部材によって前記パレットを前記所定高さ位置に保持した後、前記リフタに伸縮可能又は姿勢変更可能に備えたパレット支持部材を、前記パレットに支持された製品受け部材に対応させ、前記リフタの上昇により前記パレットに対して前記製品受け部材を前記ローラ台の直下位置まで押上げ、この押上げられた状態の製品受け部材上に前記ローラ台上から製品を落下して積載することを特徴とするパレット上への製品積載方法。
  2. 周囲に荷崩れ防止部材を備えたパレットと、上下動自在なリフタによって上下動される前記パレットに対して相対的に移動可能かつ前記パレット上へ製品を落下するローラ台と、前記リフタによって所定高さ位置に押上げられた前記パレットを前記所定高さ位置に保持するためのパレット保持部材と、前記リフタに伸縮可能又は姿勢変更可能に備えられ、前記パレット保持部材に保持されているパレットに支持されている製品受け部材を前記パレットに対して押上げるためのパレット支持部材とを備えていることを特徴とする製品積載装置。
  3. 請求項2に記載の製品積載装置において、前記リフタの上方位置に対してパレットを搬出入可能な移動リフタを備えていることを特徴とする製品積載装置。
  4. 請求項2又は3に記載の製品積載装置において、前記パレットの上方位置へ製品加工後のワークを搬入するための移動テーブルと、この移動テーブル上の前記ワークを前記ローラ台より高く持上げるためのワーク持上げ手段と、前記ローラ台上のワークから製品を分離するミクロジョイントカッターとを備えていることを特徴とする製品積載装置。
  5. パレットを上下動するためのリフタであって、パレットを押上げるための状態とパレットに支持された製品受け部材とに対応した状態とに伸縮可能又は姿勢を変更可能なパレット支持部材を備えていることを特徴とするリフタ。
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