JP4642688B2 - 車両用警報制御システム - Google Patents

車両用警報制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP4642688B2
JP4642688B2 JP2006098180A JP2006098180A JP4642688B2 JP 4642688 B2 JP4642688 B2 JP 4642688B2 JP 2006098180 A JP2006098180 A JP 2006098180A JP 2006098180 A JP2006098180 A JP 2006098180A JP 4642688 B2 JP4642688 B2 JP 4642688B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
signal
vehicle
response
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006098180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007269204A (ja
Inventor
康晴 片桐
裕一 梶田
Original Assignee
株式会社ユピテル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ユピテル filed Critical 株式会社ユピテル
Priority to JP2006098180A priority Critical patent/JP4642688B2/ja
Publication of JP2007269204A publication Critical patent/JP2007269204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4642688B2 publication Critical patent/JP4642688B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

本発明は、使用者が持ち歩く携帯機に対する車載機からの警報動作等のために双方向通信を行う車両用警報制御システムに関するもので、より具体的には、車両用ドア錠,イモビライザ,二輪車の荷物ケース,キーカバー,セキュリティ装置等の車両用警報機器について、警報動作に係る通信処理の改良に関する。
車両用警報制御システムとして、車両に本体(車載機)を装着するとともに使用者は携帯機を持ち歩く構成とし、両者間で双方向通信を行うことでセキュリティを確保するようなものがある。一例としては、特許文献1,2などに開示された発明がある。
つまり双方向通信型のものでは、車載機は車両各部の状態をモニタするセキュリティ装置と接続してあり、そのセキュリティ装置から異常検出の信号を待ち受けし、異常検出の際に携帯機にその旨(警報信号)を送信することで使用者に車両の異常を報知し、そして携帯機からの返答および検知情報などに基づいて所定の警報動作を起動させる構成になっている。
特開昭62−41877号公報 特許第3659583号公報
しかしながら、係る従来の車両用警報制御システムでは以下に示す問題がある。まず、携帯機は使用者が持ち歩くため、電波の伝播条件の変動があり、それに起因して車載機から送られた警報信号を受信できない場合があり、警報の受信を必ずしも適正には行えないという問題がある。つまり、電波強度が弱い場所に携帯機が位置したとき、受信の取りこぼしが多発する。例えば400MHz帯の電波を使用した場合、その波長は約70cmであり、半波長毎に電波の弱いポイントがあるため35cmの位置の違いで警報信号の受信を取りこぼす可能性がある。
この対策には2つのアンテナを所定に隔てて設けたダイバーシティアンテナを用い、ダイバーシティ受信を行うことが有効であるが、携帯機のような小型化した装置には、ダイバーシティアンテナを設けるための距離を確保することができない。
そこで一般には、携帯機では警報信号を受信した旨の応答信号を車載機に返信する動作をし、車載機では返信を示す応答信号を受け取るまでは警報信号の送信を所定間隔で繰り返す動作を行う構成にしている。この場合、携帯機が車載機からの警報信号を受信できなかったり、携帯機からの応答信号を車載機が受信できない場合、不必要な車載機からの送信が多く発生してしまう。
特定小電力無線では、周波数の有効利用のため同一周波数を多数の局で用いることから、同一周波数を利用する車載機が近距離内にあるような場合(同一事業所内等)において、特定の車載機の使用頻度が高いようなケース(事業所入り口や道路に面した位置に駐車している車両の車載機)には周囲の局に影響を及ぼす。また、送信周波数と受信周波数に同じ周波数を用いる場合、車載機は警報信号の送信中は受信できないため自局に対して携帯機で警報解除のための操作を行おうとしても車載機は応答信号を受信することができず操作が行えないという問題がある。
警報信号を携帯機が受信できたとしても、携帯機からの応答信号が車載機で受信できない場合、車載機は警報信号を再送信することになる。すると、係る再送信された警報信号を携帯機が受信すると、再度受信した警報信号に基づいて再度警報を行ってしまうという問題点がある。さらに、携帯機は、この再受信に伴い、不必要な応答信号を発してしまうという問題もある。
また、車載機に応答信号が返送されなかった場合、使用者はその間にいかような警報を発したのかを知ることができない。
この発明は上記した課題を解決するもので、その目的は、携帯機との双方向通信において携帯機および車載器での不必要な警報動作を防止できる車両用警報制御システムを提供することにある。使用者への未到達情報の記録が行えることを他の目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る車両用警報制御システムは、(1)車両の状態を検出する状態センサと、状態センサの検出に対応して警報信号を送信する車載機と、車載機からの警報信号を受信して警報を行う携帯機と、前記車両に搭載され、前記車載機からの無線通信による警報信号を受信し、受信した警報信号に基づいて警報を発する警報器と、を備える車両用警報制御システムであって、前記車載機は、状態センサの出力を基に異常を判定する異常検出部と、異常検出部からの出力を基に警報信号を生成する警報生成手段と、警報生成手段で生成した警報信号を送信する送信機と、携帯機からの応答信号を受信する受信機と、状態センサの出力と携帯機からの応答信号を基に警報信号の送信を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は応答信号を受信しない場合に、設定された再送回数に達するまで警報信号を送信させるように動作し、前記警報生成手段は、警報信号が初送状態であることを示すコードまたは再送状態であるコードを警報信号に付与する機能を備え、前記携帯機は、車載機からの警報信号を受信する受信機と、受信した警報信号に基づいて警報をする警報手段と、前記受信機の出力を基に車載機への応答信号を生成する応答生成手段と、応答生成手段が生成した応答信号を送信する送信機とを備え、前記警報器は、前記警報信号に前記初送状態であるコードを含む場合に警報をし、前記警報信号に前記再送状態であるコードを含む場合には警報をしないようにした。
(2)また前記警報信号は、重要度を特定する情報を有し、前記携帯機は、受信した警報信号に基づいて前記警報手段を用いた警報をするか否かと、車載機への応答信号の送信をするか否かを決定する応答判定手段を備え、前記応答判定手段は、重要度を特定する情報に基づき、受信した警報信号の重要度を判定し、重要度の低い警報信号を受信した場合、所定時間内に重要度の低い警報信号を受信してもその受信に基づく警報をしないと決定し、前記所定時間内に重要度の高い警報信号を受信した場合にはその受信に基づく警報をすると決定するようにしてもよい。
(3)また上記の(2)の発明を前提とし、前記応答判定手段は、受信した警報信号が初回の受信か否かを判断し、初回の受信でない場合には前記警報手段による警報を行わないと共に、前記応答信号の送信も行わないようにしたり、(4)上記の各発明において、前記制御手段は、前記再送回数に達するまで前記警報信号の送信を行っても応答信号を受信できない場合は当該送信を履歴に記録し、前記履歴情報を警報モニタ状態の解除時に通知するようにすると良い。
警報信号の重要性毎に送信回数を決定し、初送であることの情報を付与する動作をさせると、不必要な電波通信をなくすることが行えて不必要な警報動作を防止できる。
ドアセンサなどの状態センサにおいて、侵害者が車両内へ侵入したことを感知したり、あるいは車内ドップラ信号を検出した場合には、携帯機に対して確実に警報を行わせる必要があるが、車両外の人のうろつきや車両の弱振動などは誤動作の可能性もあり、携帯機がその旨を表示できないとしても大きな問題はない。
一方、周波数利用の観点からは警報信号の送信は極力少なくすることが好ましく、重要な警報は多く再送し、軽微な警報は少なく送信することで対応できる。軽微な警報は、比較的頻繁に発せられるが、重要な警報は侵害者が侵入したときのみに発生するため、その頻度が少なく、このようにするだけで不必要な警報の発生を少なくすることができる。
また、セキュリティ装置は車両側で音による警報や可視的な警報を行うが、それらの警報器は侵害者に発見されにくい車両各所に取り付けるため、配線が煩雑になる。また配線があると配線をたどることで警報装置の位置を確認できることになることから、これら警報器も車載機からの無線通信により情報を受け取る構成を採る。このとき、これら警報器は車載機の近くに配置するため、車載機からの通信をロストすることは基本的にない。無線警報を警報信号に兼用することは省電力化のため通常行われるが、このようにすると同一の警報を複数回送られるたびに車両に搭載した警報器はその応答を行うことになる。そこで(1)のように構成すると、初送情報と再送情報を付与するので警報器は再送情報を無視することができ、不必要な警報を発するという問題を解消できる。
(4)の構成を採ることで、警報信号について応答信号がない旨を履歴として記録する動作になり、使用者への未到達情報を記録することができる。車載機が応答信号を受信できないことでは、車載機が携帯機からの応答信号を受信できなかった可能性もあるが、携帯機に警報情報が届かなかった可能性もある。このため、車載機側で応答信号を受けなかった警報を履歴として残すことにより、使用者がその情報を知ることができる。例えば、使用者が携帯機を持ったまま外出した場合等に、車両周りのうろつきがいつ、どのくらいの頻度で行われたかなども把握することができ、以降の注意を喚起することができる。
(3)の構成を採ることで、警報信号を受信した後の再受信における警報不実施が行えて不必要な警報をなくすることができる。警報信号を受信して応答信号を返送したとしても、車載機が返送信号を受信できない場合がある。携帯機は、省電力が求められ、また周波数の効率的利用の観点からも発信回数を少なくすることが求められる。このため、携帯機からの応答信号の発信は1度で済ませることが適当である。しかしながら上記の場合、車載機は応答信号を受信できないため、その後も同一の警報信号の発生を繰り返す。この解決方法として、同一の警報信号を受信した場合には携帯機による警報は行わないようにするとともに応答信号を送らないようにすることが適切である。
(2)の構成を採ることで、警報信号が再送であった場合の処理が適切にでき、不必要な警報をなくすことができる。車両周りのうろつきや弱衝撃などの重要性の低い警報を再受信した場合には、所定時間内の前回受信が同様に重要度の低い警報であった場合に携帯機における不必要な警報を防止することができる。重要性の低い警報は車の近くでの工事や、人の出入りが多い場所に駐車する場合には警報信号が多く発せられる。
一方、車載機が応答信号を受信できないときには再送を行うため、携帯機は既に警報を発した同一警報要因については再警報を行わないようにする必要があり、応答信号を返したものを記憶しておく必要がある。重要性の低い警報の発生頻度が多いことから、警報要因毎にその履歴を記録しておくと、多くのメモリが必要となるので重要性の低い警報を分類し、所定時間内の重要性の低い受信のみ参照するようにすれば、重要性が低いと分類される情報の履歴はひとつだけ記録すればよいことになる。
(5)また上記の各発明を前提とし、車載機において、制御手段は応答信号を受信するまでの間、所定間隔で警報信号を発信させるように動作し、当該所定間隔は警報信号を発したときからの時間の経過で変化させる制御を行う機能を付加すると良い。
このようにする、警報信号を送信した時点からの経過時間で送信間隔を決定することになり、不必要な電波通信をなくすることができる。双方向通信を行うセキュリティ装置は、通常、車載機からの不必要な送出を防止するため携帯機からの応答信号を受けた時点でその送信を停止するように構成している。しかし、携帯機が警報信号を受信できない場合は、車載機は警報信号を繰り返して送信することになる。携帯機が受信できないケースとして、携帯機が電波を受けにくい位置にある場合であるが、このときにはわずかな時間を置いて送信することで対処可能である。また、室内に入った場合には、受信できない場合もあるため比較的長い間隔で警報信号を送信すればよい。このように、警報発生からの時間の経過で警報信号の発信間隔を制御するようにすれば警報信号の送信回数を減らすことができる。
本発明に係る車両用警報制御システムでは、警報信号を受信した後の再受信における警報不実施が行えて不必要な警報をなくすることができる。また、警報信号が再送であった場合の警報処理ができ、不必要な警報をなくすることができる。さらに、警報信号について応答信号がない旨を履歴として記録する動作になり、使用者への未到達情報を記録することができる。
図1は、本発明の好適な一実施の形態を示している。本実施の形態において車両用警報制御システムは、送信機能を備えた携帯機10と、その携帯機10が送信した電波信号に基づいてドア錠の開閉操作などのセキュリティ制御を行う車載機20とを備えている。
携帯機10は、車載機20からの警報信号を受信する受信機11と、車載機20に対して応答信号を送信するための送信機12を備えている。受信機11と送信機12とは、アンテナ13に接続されている。アンテナ13は受信機11,送信機12それぞれに専用に設ける構成にしてもよいが、ここでは1つのアンテナ13を送受信兼用に設ける構成にしている。
受信機11は、受信した警報信号をID比較部14と、受信・応答判定部15に送る。ID比較部14は、ID記憶部19に格納された受信機のID情報と受信した警報信号に含まれるID情報とを比較し、当該携帯機10と組み合わさる通信対象の車載機20からの警報信号であるか否かを判定し、その判定結果を受信・応答判定部15に送る。受信・応答判定部15は、ID比較部14が通信対象の車載機20からの信号であると判定した場合、受信機11から与えられた受信内容と、管理情報部16に格納された管理情報とに基づき所定の判定方法により判定動作を行い、警報の必要があればその警報の種類を警報器17に送る。警報器17はその警報の種類に従った警報動作を行う。
さらに、受信・応答判定部15は、受信した警報信号に含まれる警報要因と管理情報16から所定の判定方法により判定動作を行い、初めて受信した警報要因に対しては応答信号生成部18にその情報を送り、受信できたことを車載機20に返答するための手順を行う。応答信号生成部18は、ID記憶部19に格納されたID情報と応答判定の結果から応答信号を生成し、その応答信号を送信機12へ送り送信を行わせる。
車載機20は、携帯機10からの警報信号を受信する受信機21と、携帯機10に対して警報信号を送信するための送信機22を備えている。受信機21と送信機22はアンテナ23に接続している。アンテナ23は受信機21,送信機22それぞれに専用に設ける構成にしてもよいが、ここでは1つのアンテナ23を送受信兼用に設ける構成にしている。
車載機20には、セキュリティ装置30を接続してある。セキュリティ装置30は、各種センサ31を有し、セキュリティ装置30を動作/非動作の設定や判定方法の指定などを行う設定部32と、セキュリティ装置30が各種センサ31の検知情報から異常を検出したときに警報を発する警報部33と、車両のドアやエンジンの状態等を取得またドア錠の制御等をするための信号の入出力のためのI/O部34からなっている。
警報部33はセキュリティ装置30に対して有線により接続する構成を採ることができるが、独立させて無線により接続させる構成にすることもよい。無線を採用した場合、侵害者が配線を切断することで警報器33を不動作にしようとする妨害への対策になる。
セキュリティ装置30は、検出した警報の種類と同じ警報の種類であっても別の時点で発生したことを示す警報カウンタからなる警報要因情報を、車載機20の送信制御部24へ送るようになっている。送信制御部24は、セキュリティ装置30からの情報と、セキュリティ装置30からの情報の履歴を管理する管理情報部25(送信制御部24を介して取得した情報を蓄積する)からの情報を用いて警報要因情報と状態情報を生成し、警報信号生成部26へ送る。警報信号生成部26は、ID記憶部27に格納されたID情報を用いて警報信号を生成して送信制御部24へ返信するようになっている。送信制御部24は、この返信されて来た警報信号を送信機22へ渡し、送信機22は携帯機10に向けて送信する。また、送信制御部24は、応答判定部28からの情報を用いて生成された警報信号(信号の生成自体は送信制御部24の依頼に基づき警報信号生成部26が行なう)の送信を送信機22へ指示する。
車載機20の受信機21は、受信信号をID比較部29と応答判定部28へ送る。ID比較部29では、ID記憶部27に格納されたID情報に基づき受信信号が通信対象の携帯機10からの信号であるか否かを判定し、判定結果を応答判定部28に渡す。応答判定部28では管理情報部25に格納された管理情報を参照して、ID比較部29での結果と受信信号が応答信号であるか否かから携帯機10からの応答信号を受信したかどうかを判定する。
図2は車載機および携帯機の互いが送受信する信号フレームを説明する概念図である。車載機20から出力する送信信号と、携帯機10から出力する応答信号とは、図2に示すようなフレーム構成にしている。つまり、車載機20から出力する信号は、IDと、送信の状態を示す情報と、警報を特定するための警報要因からなっている。警報要因は表1に示すように、警報の種類と同一の警報の種類であっても違う警報であることを示す警報カウンタからなっている。送信の状態を示す情報は、送信する信号が初送であるか再送であるかを示している。
Figure 0004642688
携帯機10から出力する応答信号は、車載機20の送信信号と同一のデータ構造としてあるが、状態を示す情報として応答した旨を示すようにしている。また、携帯機10の応答信号から警報要因を削除して、IDと状態だけを送るようにしてもよい。このようにした場合、信号のデータ量も減ることから送信時間も短くなり、省電力が行える。ここで車載機20は、送信信号を発したときから、所定時間内において応答信号を受信したとき、携帯機10側で正しく受信できたものと判断する。
図3は、携帯機および車載機における管理情報を説明する説明図である。携帯機10の管理情報部16で管理される管理情報は、受信した警報要因の種類が重要度の高いグループ(G1)であった場合に受信フラグを立てるG1警報要因(DATA1)、重要度の低いグループ(G2)であった場合に警報要因毎に所定時間内のG2受信内容を記録するG2警報要因(DATA2)、受信した警報要因を所定時間の間記憶する受信履歴(DATA3)からなっている。
車載機20の管理情報部25で管理される管理情報は、セキュリティ装置30から受けた警報を各警報ごとに管理する警報要因(DATA4)、警報の発生時刻(DATA5)、警報要因ごとの再送回数(DATA6)、警報の種類毎に定められた再送間隔の条件(DATA7)、携帯機からの応答を受けられなかった警報要因を記憶する非応答履歴(DATA8)からなっている。警報要因は、送信制御部24がセキュリティ装置30からの警報情報を受けた時点で管理情報部25にある同一の警報の種類の警報カウンタ値を確認して決定し、新たな管理情報として管理する。
再送間隔の条件は表1に示すように、送信回数毎に次の送信までの間隔を定めたテーブルを参照して再送回数に応じて設定するようにすればよい。また、このテーブルをDATA7として持たせて前回送信時からの経過時間と前回の送信回数から次の送信を行うか否かを決定するようにしてもよい。
これらの条件値は警報要因ごとに管理し、警報の発生から所定回数再送したか、または応答信号を受信した段階で破棄する。応答履歴は応答信号を受信できなかった警報要因を警報要因に対応する警報発生時刻を履歴として記憶する。
図4〜図7は、車載機と携帯機との間の動作の連携を説明する概念図である。基本動作としては図4に示すように、まずセキュリティ装置30が各種センサ31の状態から異常を判定したとき、車載機20に対して警報の種類を出力する(S1)。車載機20は、状態情報として初送コマンドと警報要因を携帯機10に知らせるべく送信する(S2)。携帯機10は、車載機20からの信号を受信すると、初送コマンドである場合には無条件に警報要因に含まれる警報情報を警報器17に送るとともに応答信号を車載機20に対して送信する(S3)。車載機20は、前回の送信から所定時間内に携帯機10からの応答信号を受信したとき(S4)、携帯機10への送信処理を終了する。
携帯機10において受信エラーが発生するような場合、図5に示すように、車載機20が再送信を行う動作となる。まず、セキュリティ装置30が異常を判定したとき、車載機20は、その異常の内容から再送処理を行うための条件を設定する。条件としては警報の種類に対する送信回数と再送の送信間隔情報を設定する。送信間隔情報は信号を再送する間隔と送信回数ごとに次の送信時までの時間をデータとして持たせるようにしている。
具体的には表1に示すように、警報の種類に対応した再送回数を条件としている。再送時の時間間隔は再送回数毎に次の送信までの時間を定めるテーブルを持たせてもよいが、以下のようにすることでも対応することができる。すなわち、警報の種類は、重要度の高いグループ(G1)と、重要度の低いグループ(G2)に分ける設定とし、G1に該当する信号は送信1度目から2度目(再送1度目)までは次の送信まで8秒間の間隔をもつものとし、3度目の送信(2度目の再送)時には44秒、4度目の送信(3度目の再送)以降は1分後とに再送するように定めればよい。またG1は再送回数を2回とした場合には初送から再送までの期間を8秒と定めておけばよい。
上記の条件設定を行った後、車載機20は初送コマンドと警報要因を携帯機10へ送信し、所定時間内に応答信号が返って来ない場合はグループ毎に予め定めた所定の間隔をあけて再送コマンドと警報要因からなる信号を送信し、これは携帯機10からの応答信号を受け取るまで行う。図5に示す例は、車載機20からの送信が3度目で携帯機10が受信し、携帯機10からの応答信号を車載機20が受信して信号の再送を中止している。
車載機20において受信エラーが発生するような場合は図6に示すように、車載機20が時間経過に応じた動作となる。この図6に示す例は、車載機20が初送コマンドと警報要因を送信するまでは、図5と同様であるが、車載機20は携帯機10からの応答信号を受信エラーしている。
携帯機10は省電力化のため応答信号を1度だけ返送するようにしているため、車載機20は以降の再送に対する応答信号を受信することはできない(S5)。このS5は「受信エラー」と表示しているが、車載機20は受信エラーであるとは判定できない。そのため、車載機20は、条件設定してある回数は再送コマンドと警報要因からなる信号を送信する。
図7は、携帯機10からの応答信号を車載機20が受信できない場合に、別の警報要因が発せられたときの動作を示し、条件設定に送信間隔を示したものである。まず、セキュリティ装置30がドア開を検出すると、ドア開は重要度の高い警報(G1)であるため、車載機20は初送コマンドと警報要因Aの送信を行う(送信A)を実施する。ここで車載機20は応答信号を受信エラーした場合、以降は車載機20は条件設定G1で定めた回数(12回)を、予め定められた再送回数に適応させた時間間隔で送信する。
この再送途中において、セキュリティ装置30が接近検出を検出した場合には、接近検出は重要度の低い警報(G2)であるため、設定条件に応じて所定の間隔で2回再送を行うことになる。
なお、重要度の低い警報を受信した後の所定時間内に、別の重要度の低い警報を受信したとしても、携帯機10は警報を行わないようにすることで不必要な警報を抑えることができる。その場合でも警報信号に対する応答信号は返すようにする。ただし、重要度の低い警報信号の発生を3回程度とした場合には応答信号を返さなくとも影響は少ないため応答信号を返さないように構成してもよい。
図8は、車載機20の送信制御部24に係る動作を示すフローチャートである。車載機20では、送信制御部24がセキュリティ装置30からの警報の発生を待ち(T1)、警報が発生した際は警報信号の再送を行うための条件を管理情報として設定する(T2)。再送を行うための条件は、警報要因と警報の種類に対応した再送回数、警報の発生した時刻である。その後、IDと送信の状態(初送か再送か)および警報要因から警報信号を生成し(T4)、その生成した警報信号を送信する(T5)。
警報の状態は、送信しようとする送信要因が一回目の送信(送信カウンタが1)である場合には初送であるデータを付与し、2回目以降(送信カウンタが2以上)である場合には再送を示すデータを付与する。警報要因は、セキュリティ装置30からの警報が、以前の警報と同一であった場合と区別するために付与するカウンタ値であり、警報の種類とカウンタ値の両方から警報を特定するためデータ(警報要因)を作成する。警報要因は送信制御部24がセキュリティ装置30からの警報信号を受けた時点で管理情報を参照して作るようになっている。
その後、警報信号を送信し、携帯機10からの応答信号を所定時間だけ待ち、応答信号があれば警報の送信処理を完了し、条件設定の該当する警報要因情報を削除して次の警報を待つ。
応答信号が所定時間の間に受信できない場合(送信カウンタ=送信回数)は、以前の警報信号の送信に対応した応答信号を受信できなかったものとして、警報要因を警報発生時刻とともに非応答履歴に記録して警報要因情報を削除する。この非応答履歴はセキュリティ装置30を解除したとき、リモコンに履歴情報として送信して表示させるなど適宜使用者に対して知らせるようにすればよい。
図9は、携帯機10の受信・応答判定部15に係る動作を示すフローチャートである。車載機20からの警報を受信すると(U1)、その警報の種類と状態を判定して(U2)、その受信が初送であれば無条件に警報の種類に従った警報を発する(U4)とともに応答信号を送信し(U5)、管理情報を更新して次の受信を待つ(U6)。
状態が再送であれば管理情報を参照し、受信した警報要因が以前に受信している場合には処理を行わず次の受信を待つ。ここで状態が再送であるにもかかわらず受信履歴に同じ警報要因の受信記録がなければ初回受信と判定し(U7)、さらにその警告の種類が重要度の高いグループG1に属する場合は、初送のときの同様の処理を行う(U8)。このとき、警告の種類が重要度の低いグループG2である場合には警報を行わず応答信号を返し、条件設定を更新した上で次の受信を待つ。
なお、条件設定の更新は、受信した警報要因に基づきDATA1もしくはDATA2を更新するとともに、受信履歴を更新する。DATA1,2,3は、それぞれタイマを持ち、受信してからの経過時間をカウントして所定時間が経過したデータは削除するようにすればメモリを効率よく使用することができる。
このように、車載機20と携帯機10との間で信号を所定に取り交わすことにより、車載機20側では携帯機10からの応答信号を受信することで携帯機10への送信を停止することができ、不必要な電波通信をなくすことができる。そして、携帯機10側では受信の履歴を記録しておくことで、車載機20側から応答信号の取りこぼし等のため再送された同一の警報要因を再度受信した場合でも、不必要な警報動作を防止でき、応答信号の不必要な送信もなくすことができる。
警報部33は、上記したようにセキュリティ装置30に対して独立させて無線により接続させる構成が好ましい。具体的には、警報部33はスピーカなどの警報手段を有し、これは受信機と接続して電波による動作指令を受信して起動,停止するように構成する。そして、車載機20の送信機22からは、警報発生時に利用者が持ち歩いている携帯機10に対して送信するが、この電波信号は警報部33の受信機に対しても送信する。無線接続の警報部33は、車両への侵害者が容易には発見できない車両部位に配置し、例えばエンジン室やトランク室などの適所に隠蔽状態に装着する。無線接続の警報部33は、隠蔽状態に装着した場合でも車載機20の近辺にあり、放射電波(電界強度)が十分に強いレベルになるため、電波受信について信号の取りこぼしはないと考えてよい。警報部33と接続する受信機には、受信機能だけを持たせ、車載機20に対して応答信号を返送する送信機能は設けない構成が一般的である。そのため、車載機20が警報信号を繰り返して送信した場合は、無線接続の警報器33はその度に警報動作し、過剰な動作になってしまうという問題が起きる。
そこで無線接続の警報器33では、警報信号の状態を示す「初送」/「再送」を確認し、「初送」のものだけを警報信号として取り込んで対応する警報動作を行い、他の「再送」では信号を破棄して起動しない構成を採る。すなわち、本発明に係る制御動作では警報信号の状態を示す「初送」「再送」を付与するので、携帯機10に対してはもちろん、無線接続の警報器33に対しても、これら両者について不必要な警報動作を防止することができる。
本発明に係る車両用警報制御システムの好適な一実施の形態を示す構成図である。 車載機および携帯機の互いが送受信する信号フレームを説明する概念図である。 携帯機および車載機における管理情報を説明する説明図である。 車載機と携帯機との間の動作の連携を説明する概念図であり、受信エラーのない正常動作を示す図である。 車載機と携帯機との間の動作の連携を説明する概念図であり、携帯機側で受信エラーがあった場合を示す図である。 車載機と携帯機との間の動作の連携を説明する概念図であり、車載機側で受信エラーがあった場合を示す図である。 車載機と携帯機との間の動作の連携を説明する概念図であり、車載機側で受信エラーがあった場合の他例を示す図である。 車載機の送信制御部に係る動作を示すフローチャートである。 携帯機の受信・応答判定部に係る動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯機
11 受信機
12 送信機
13 アンテナ
14 ID比較部
15 受信・応答判定部
16 管理情報
17 警報器
18 応答信号生成部
19 ID
20 車載機
21 受信機
22 送信機
23 アンテナ
24 送信制御部
25 管理情報部
26 警報信号生成部
27 ID
28 応答判定部
29 ID比較部
30 セキュリティ装置
31 各種センサ
32 設定部
33 警報部
34 I/O部

Claims (4)

  1. 車両の状態を検出する状態センサと、前記状態センサの検出に対応して警報信号を送信する車載機と、前記車載機からの警報信号を受信して警報を行う携帯機と、前記車両に搭載され、前記車載機からの無線通信による警報信号を受信し、受信した警報信号に基づいて警報を発する警報器と、を備える車両用警報制御システムであって、
    前記車載機は、前記状態センサの出力を基に異常を判定する異常検出部と、前記異常検出部からの出力を基に警報信号を生成する警報生成手段と、前記警報生成手段で生成した警報信号を送信する送信機と、前記携帯機からの応答信号を受信する受信機と、前記状態センサの出力と前記携帯機からの応答信号を基に警報信号の送信を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は応答信号を受信しない場合に、設定された再送回数に達するまで警報信号を送信させるように動作し、
    前記警報生成手段は、警報信号が初送状態であることを示すコードまたは再送状態であるコードを警報信号に付与する機能を備え、
    前記携帯機は、前記車載機からの警報信号を受信する受信機と、受信した警報信号に基づいて警報をする警報手段と、前記受信機の出力を基に車載機への応答信号を生成する応答生成手段と、前記応答生成手段が生成した応答信号を送信する送信機とを備え、
    前記警報器は、前記警報信号に前記初送状態であるコードを含む場合に警報をし、前記警報信号に前記再送状態であるコードを含む場合には警報をしないことを特徴とする車両用警報制御システム。
  2. 前記警報信号は、重要度を特定する情報を有し、
    前記携帯機は、受信した警報信号に基づいて前記警報手段を用いた警報をするか否かと、車載機への応答信号の送信をするか否かを決定する応答判定手段を備え、
    前記応答判定手段は、重要度を特定する情報に基づき、受信した警報信号の重要度を判定し、重要度の低い警報信号を受信した場合、所定時間内に重要度の低い警報信号を受信してもその受信に基づく警報をしないと決定し、前記所定時間内に重要度の高い警報信号を受信した場合にはその受信に基づく警報をすると決定することを特徴とする請求項1に記載の車両用警報制御システム。
  3. 前記応答判定手段は、受信した警報信号が初回の受信か否かを判断し、初回の受信でない場合には前記警報を行わないと共に、前記応答信号の送信も行わない決定をすることを特徴とする請求項2に記載の車両用警報制御システム。
  4. 前記制御手段は、前記再送回数に達するまで前記警報信号の送信を行っても応答信号を受信できない場合は当該送信を履歴に記録し、前記履歴情報を警報モニタ状態の解除時に通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用警報制御システム。
JP2006098180A 2006-03-31 2006-03-31 車両用警報制御システム Expired - Fee Related JP4642688B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006098180A JP4642688B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 車両用警報制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006098180A JP4642688B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 車両用警報制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007269204A JP2007269204A (ja) 2007-10-18
JP4642688B2 true JP4642688B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=38672432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006098180A Expired - Fee Related JP4642688B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 車両用警報制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4642688B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106166984A (zh) * 2016-08-30 2016-11-30 蔚来汽车有限公司 一种驾驶员隐私保护系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015116956A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 大日本印刷株式会社 車両盗難防止システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61274062A (ja) * 1985-05-27 1986-12-04 マツダ株式会社 無線式車両保安装置
JPH11321565A (ja) * 1998-05-18 1999-11-24 Ntt Mobil Commun Network Inc 移動体安全確保システム、移動体側装置、監視装置および移動体
JP2001236578A (ja) * 2000-02-18 2001-08-31 Next:Kk 施設内監視システム
JP2003058962A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Niyuuraru Kenkyusho:Kk 厩舎防災システム
JP2004054400A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Oki Electric Ind Co Ltd セキュリティ装置及びセキュリティシステム
JP2006033001A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Mitsubishi Electric Corp 設備用端末、設備監視システム及び端末通信管理方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61274062A (ja) * 1985-05-27 1986-12-04 マツダ株式会社 無線式車両保安装置
JPH11321565A (ja) * 1998-05-18 1999-11-24 Ntt Mobil Commun Network Inc 移動体安全確保システム、移動体側装置、監視装置および移動体
JP2001236578A (ja) * 2000-02-18 2001-08-31 Next:Kk 施設内監視システム
JP2003058962A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Niyuuraru Kenkyusho:Kk 厩舎防災システム
JP2004054400A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Oki Electric Ind Co Ltd セキュリティ装置及びセキュリティシステム
JP2006033001A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Mitsubishi Electric Corp 設備用端末、設備監視システム及び端末通信管理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106166984A (zh) * 2016-08-30 2016-11-30 蔚来汽车有限公司 一种驾驶员隐私保护系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007269204A (ja) 2007-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4542597B2 (ja) Lf遠隔信号強度をrfリンクを介して電子制御ユニットに報告する方法
KR101219904B1 (ko) 홈 네트워크와 연동되는 차량 네트워크 시스템
US20160225260A1 (en) Keyless entry system linked to vehicle-to-vehicle communications system
JP5082729B2 (ja) 無線装置、その制御方法、およびプログラム
CN108466599A (zh) 一种车辆监控方法及系统
JP2013535121A (ja) 車両通信
US20150304954A1 (en) On-board unit, vehicle management system, recording medium and vehicle management method
JP4213719B2 (ja) 車載機器遠隔制御装置
EP1794400A1 (en) Remote control apparatus
JP4642688B2 (ja) 車両用警報制御システム
JP2010001642A (ja) 電子キーシステム、携帯機及び携帯機用プログラム
CN110304019B (zh) 一种车窗玻璃破损检测方法及装置
JP4658671B2 (ja) 車両用セキュリティ装置
JP5565752B2 (ja) 電子キーシステム,車載装置,および携帯機
JP4181177B2 (ja) 車載機器遠隔制御装置
JP2004168177A (ja) 自動車の盗難防止と双方向通信装置
JPH1059131A (ja) キーレスシステム
JP2007269203A (ja) 車両用警報制御システム
KR101117347B1 (ko) 차량용 리모콘을 이용한 차량 위치 안내 시스템 및 방법
JP2006249719A (ja) 車載機遠隔操作システムおよび車載機遠隔操作方法
JP4953164B2 (ja) 車両用電波異常報知システム
RU106193U1 (ru) Автоматическая система управления агрегатами автомобиля и охраны транспортного средства
US20030062993A1 (en) Interactive burglar-proof safety system
JP2011254141A (ja) 通信システム
JP2003040086A (ja) 車両位置異常検出システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4642688

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350