JP4640580B2 - 点灯制御システム - Google Patents

点灯制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP4640580B2
JP4640580B2 JP2005032034A JP2005032034A JP4640580B2 JP 4640580 B2 JP4640580 B2 JP 4640580B2 JP 2005032034 A JP2005032034 A JP 2005032034A JP 2005032034 A JP2005032034 A JP 2005032034A JP 4640580 B2 JP4640580 B2 JP 4640580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
lighting control
communication speed
lighting
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005032034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006221860A (ja
Inventor
輝明 竹嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lecip Holdings Corp
Original Assignee
Lecip Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lecip Holdings Corp filed Critical Lecip Holdings Corp
Priority to JP2005032034A priority Critical patent/JP4640580B2/ja
Publication of JP2006221860A publication Critical patent/JP2006221860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4640580B2 publication Critical patent/JP4640580B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本発明は、ネオン灯やLEDなどの発光体の点灯制御を行う点灯制御システムに関するものである。
例えばビルの屋上に設けられた巨大なネオン看板などのネオン点灯システムは、多数のネオン灯を用いることで構成され、それらネオン灯が所定のパターンで点消灯を繰り返すことにより、全体として演出効果のある点灯態様を実現している。こうしたネオン点灯システムは、対応するネオン灯の点灯を制御する複数の点灯制御ユニットを備え、それら点灯制御ユニットが対応するネオン灯の点灯パターンを随時変化させることで前記演出効果を実現している。
この種のネオン点灯システムとして、従来、例えば特許文献1に記載される点灯制御システムが提案されている。
図8に示すように、この種の点灯制御システム51は、それぞれネオンユニット52の点灯制御を行う複数の点灯制御ユニット53(ここでは第1〜第4点灯制御ユニット53a〜53d)と、それら点灯制御ユニット53a〜53dにバス54を介してネットワーク接続された統括制御ユニット55とを備えている。
統括制御ユニット55と各点灯制御ユニット53a〜53dとの間の通信速度は固定速度に設定されており、統括制御ユニット55は、各点灯制御ユニット53a〜53dに点灯パターンデータを順次出力する。
詳しくは、図9に模式的に示すように、点灯パターンデータを出力するにあたり、統括制御ユニット55は、各点灯制御ユニット53a〜53dとそれぞれ対応する点灯パターンデータPDa〜PDdを順番に出力する。つまり、統括制御ユニット55は、各点灯制御ユニット53a〜53dに対し、対応する点灯パターンデータPDa〜PDdをシリアル通信で出力する。よって、それぞれ一つずつの点灯パターンデータPDa〜PDdにより、1回分の点灯パターンデータ(データフレーム)が構成されている。
そして、各点灯制御ユニット53a〜53dは、統括制御ユニット55から自分宛に出力された点灯パターンデータPDa〜PDdが入力されると、その点灯パターンデータPDa〜PDdに基づき、それぞれ対応するネオンユニット52の点灯制御を行う。すなわち、第1点灯制御ユニット53aは第1パターンデータPDaに基づいて対応するネオンユニット52の点灯制御を行い、第2点灯制御ユニット53bは第2パターンデータPDbに基づいて対応するネオンユニット52の点灯制御を行う。同様に、第3点灯制御ユニット53cは第3パターンデータPDcに基づいて対応するネオンユニット52の点灯制御を行い、第4点灯制御ユニット53dは第4パターンデータPDdに基づいて対応するネオンユニット52の点灯制御を行う。こうした点灯パターンデータPDa〜PDdは順次入力されることから、該点灯パターンデータPDa〜PDdの内容が適宜更新されることで、ネオンユニット52の点灯態様が変化することとなる。
特許第2759120号公報
ところで、統括制御ユニット55に接続される点灯制御ユニット53の数や、パターンデータのデータ長が長い場合には、データフレームを構成するデータ長も長くなる。統括制御ユニット55は、1回の更新分のデータフレームを各点灯制御ユニット53a〜53dに出力するまで、次の更新分のデータフレームを出力できない。このため、データフレームを構成するデータ長が長くなると、データフレームの出力周期が長くなってしまう。すなわち、各点灯制御ユニット53a〜53dに入力される点灯パターンデータPDa〜PDdの入力間隔が長くなり、各点灯制御ユニット53a〜53dの通信応答性が低下してしまう。具体的には、例えば図10に模式的に示すように、データ長が長くなった場合におけるデータフレームの出力周期T2は、データ長が長くなる前のデータフレームの出力周期T1よりも、時間ΔT分だけ長くなってしまう。なお、図10(a)にデータ長が長くなる前のデータフレームの模式図を示し、図10(b)にデータ長が長くなった場合のデータフレームの模式図を示す。また、ここでは、点灯制御ユニット53の数が増えることによってデータフレームのデータ長が長くなった場合を示す。
そこで、データフレームの出力周期T1,T2を短くするためには、統括制御ユニット55と点灯制御ユニット53との間の通信速度を速い速度に設定する必要がある。しかしながら、該通信速度を速く設定すると、統括制御ユニット55と点灯制御ユニット53との間の通信安定性が低下するため、バス54の配線長が制限される。よって、統括制御ユニット55と点灯制御ユニット53との間の通信速度は、できる限り遅く設定することが望ましい。
したがって、従来、例えばデータフレームのデータ長が長く、且つ該データフレームの出力周期T1,T2を短く設定する必要がある点灯制御システム51については、統括制御ユニット55と点灯制御ユニット53との間の通信速度が速く設定されている必要がある。これに対し、データフレームのデータ長が短く、且つ該データフレームの出力周期T1,T2を短く設定する必要がない点灯制御システム51については、統括制御ユニット55と点灯制御ユニット53との間の通信速度が遅く設定されている必要がある。よって、これらのケースにおいて同一の点灯制御システム51を用いると、通信安定性や通信応答性が損なわれてしまうおそれがあるため、仕様に応じてそれぞれ異なる通信速度に設定された統括制御ユニット55と点灯制御ユニット53とを個別に用いる必要がある。それゆえ、点灯制御システム51として汎用性が低い。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信安定性や通信応答性を損なうことなく高い汎用性をもたせることができる点灯制御システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、入力される点灯制御信号に基づいてそれぞれ対応する発光体の複数の点灯パターンを制御する複数の点灯制御ユニットと、それら点灯制御ユニットとネットワーク接続され、該ネットワークを介して各点灯制御ユニットに前記点灯制御信号を順次出力する統括制御ユニットとを備えた点灯制御システムであって、前記統括制御ユニットは、前記複数の点灯パターンのそれぞれに対応付けられた「1」から始まる整数の番号データを記憶する番号データ記憶手段と、前記点灯パターンを含むことなく前記番号データからなる点灯制御信号を所定の周期ごとに前記ネットワークを介して所定の遅い通信速度で前記各点灯制御ユニットに出力する点灯制御信号出力手段と、前記点灯制御信号の通信速度を前記所定の遅い通信速度よりも速い通信速度に変更可能な通信速度変更手段を備え、前記各点灯制御ユニットは、前記複数の番号データおよびこれらの番号データに対応する前記複数の点灯パターンのパターンデータを記憶するパターンデータ記憶手段と、前記統括制御ユニットから出力される前記点灯制御信号の前記番号データに対応する前記パターンデータに基づいて前記発光体の点灯を制御する点灯制御手段と、前記統括制御ユニットとの通信可否を判断し、通信不能と判断すると、通信可能になるまで前記ネットワークの通信速度を順次速くし、所定の速い通信速度に達しても通信不能であるときには前記所定の遅い通信速度に戻して再び順次増速させる通信速度の変更を繰り返す自動調整手段を備えることを要旨とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の点灯制御システムにおいて、前記統括制御ユニットは、外部入力機器と通信可能に構成され、該外部入力機器からの入力信号が前記パターンデータを含む場合には、このパターンデータを含む点灯制御信号を前記各点灯制御ユニットに出力する制御を行い、前記通信速度変更手段は、当該点灯制御信号の通信速度を、前記統括制御ユニットと前記外部入力機器との通信速度よりも速い通信速度に変更し、前記点灯制御手段は、前記点灯制御信号の前記パターンデータに基づいて前記発光体の点灯を制御することを要旨とする。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の点灯制御システムにおいて、前記自動調整手段は、前記統括制御ユニットとの通信速度の調整初期時にあっては、変更可能な通信速度のうち最も遅い通信速度に設定し、該遅い通信速度から速い通信速度に自動的に切り換えることにより、前記統括制御ユニットと通信可能な通信速度に調整することを要旨とする。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1項に記載の点灯制御システムにおいて、前記統括制御ユニットは、前記通信速度変更手段によって前記各点灯制御ユニットとの通信速度が変更された際に、その変更された通信速度を示す速度データを含む速度制御信号を、変更前の通信速度で該各点灯制御ユニットに出力する通信制御手段を備え、前記自動調整手段は、前記速度制御信号が前記点灯制御ユニットに入力された際に、前記統括制御ユニットとの通信速度を、該速度制御信号の速度データと対応する通信速度に調整することを要旨とする。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の点灯制御システムにおいて、前記自動調整手段は、前記統括制御ユニットとの通信可否にかかわらず、前記通信速度変更手段によって前記各点灯制御ユニットとの通信速度が変更された際に、その変更された通信速度を示す速度データを含む速度制御信号を、変更前の通信速度で該各点灯制御ユニットに出力することを要旨とする。
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、統括制御ユニットは、複数の点灯パターンのそれぞれに対応付けられた「1」から始まる整数の番号データを記憶する番号データ記憶手段と、点灯パターンを含むことなく番号データからなる点灯制御信号を所定の周期ごとにネットワークを介して所定の遅い通信速度で各点灯制御ユニットに出力する点灯制御信号出力手段と、点灯制御信号の通信速度を所定の遅い通信速度よりも速い通信速度に変更可能な通信速度変更手段とを備える。また、各点灯制御ユニットは、複数の番号データおよびこれらの番号データに対応する複数の点灯パターンのパターンデータを記憶するパターンデータ記憶手段と、統括制御ユニットから出力される点灯制御信号の番号データに対応するパターンデータに基づいて発光体の点灯を制御する点灯制御手段と、統括制御ユニットとの通信可否を判断し、通信不能と判断すると、通信可能になるまでネットワークの通信速度を順次速くし、所定の速い通信速度に達しても通信不能であるときには所定の遅い通信速度に戻して再び順次増速させる通信速度の変更を繰り返す自動調整手段とを備える。
これにより、統括制御ユニットから各点灯制御ユニットに対して出力されるデータは「1」から始まる整数の番号データで、各点灯制御ユニットに対して個別の番号データが出力される訳ではなく、共通の番号データが出力される。このため、統括制御ユニットから各点灯制御ユニットに対して出力される信号の長さは、非常に短くて済む。よって、こうした点灯制御時にあっては、統括制御ユニットと各点灯制御ユニットとの間の通信速度は、統括制御ユニットの通信速度変更手段によって設定可能な最も遅い速度に設定され、統括制御ユニットと各点灯制御ユニットとの間での高い通信安定性が確保される。
また、通信速度変更手段により、統括制御ユニットにおける各点灯制御ユニットとの通信速度が変更されると、各点灯制御ユニットにおける統括制御ユニットとの通信速度が各点灯制御ユニットの自動調整手段によって自動的に変更される。すなわち、統括制御ユニットと各点灯制御ユニットとの間の通信速度を変化させることができる。このため、各ユニット間で通信されるデータ長、ネットワークの配線長、ネットワーク接続される点灯制御ユニットの数などに応じて、通信安定性や通信応答性に優れた最適な通信速度を設定可能となる。それゆえ、通信安定性や通信応答性を損なうことなく高い汎用性を有する点灯制御システムの実現が可能となる。また、各点灯制御ユニットにおける統括制御ユニットとの通信速度は自動的に変更されるため、該通信速度を手動で調整するといった煩雑な作業が不要となり、統括制御ユニットと各点灯制御ユニットとの通信速度を容易に変化させることができる。しかも、統括制御ユニットに設定された通信速度と異なる通信速度に設定された点灯制御ユニットを新たに統括制御ユニットにネットワーク接続した場合においても、該点灯制御ユニットの通信速度は、統括制御ユニットに設定された通信速度に自動的に調整される。このため、該点灯制御ユニットと統括制御ユニットとの通信が確実に行われる。
請求項2に記載の発明によると、外部入力機器からの入力信号がパターンデータを含む場合には、外部入力機器と統括制御ユニットとの通信速度よりも速い通信速度となるように、統括制御ユニットと各点灯制御ユニットとの通信速度を変更する。これにより、外部入力機器から統括制御ユニットに入力される入力信号よりも速い速度でパターンデータを含む点灯制御信号を点灯制御ユニットに入力させることができる。このため、外部入力機器からの入力信号にパターンデータが含まれていても、外部入力機器からの入力信号に対する各点灯制御ユニットの高い応答性を確保することができ、該入力信号に迅速に対応した点灯態様で発光体を確実に点灯させることが可能となる。
請求項3に記載の発明によると、自動調整手段によって点灯制御ユニットの通信速度が変更される際には、遅い通信速度から速い通信速度に切り換わることで統括制御ユニットの通信速度に調整される。通常、統括制御ユニットと点灯制御ユニットとの間の通信速度は、遅い方が安定して通信を行うことができ、ネットワークの配線長を長く確保できることから、必要最低限の通信速度に設定されていることが好ましい。それゆえ、統括制御ユニットの通信速度の変更時には、遅い通信速度から速い通信速度に変更される頻度が高い。このため、初期状態において点灯制御ユニットを最も遅い通信速度に設定しておくことで、統括制御ユニットの通信速度が変更された場合にのみ自動調整制御が必要となる確率が高くなる。すなわち、点灯制御ユニットの通信速度を遅く設定しておくことで、統括制御ユニットの通信速度が変更されない場合には、点灯制御ユニットの通信速度を調整する必要性が少なくなる。よって、点灯制御ユニットの通信速度を遅く設定することにより、通信速度の調整が行われる頻度を低くすることが可能となる。しかも、統括制御ユニットと点灯制御ユニットとの間の通信速度はできる限り遅く設定されていることが望ましいことから、点灯制御ユニットの通信速度を遅い通信速度から速い通信速度に切り換えることにより、点灯制御ユニットの通信速度の自動調整を効率よく行うことが可能となる。
請求項4に記載の発明によると、各点灯制御ユニットは、統括制御ユニットから速度制御信号が入力された場合には、その速度制御信号に基づいて通信速度を変更するだけであるため、簡単な処理で通信速度の変更を行うことができる。よって、統括制御ユニットに既にネットワーク接続されている点灯制御ユニットの通信速度の変更を行う場合にこうした処理を行わせる際に有効となる。また、点灯制御ユニットをネットワークに追加接続した場合には、前述したように点灯制御ユニットの自動調整によって通信速度が自動的に変更されるため、該点灯制御ユニットの通信速度を変更するための作業も不要となる。
請求項5に記載の発明によると、自動調整手段は、統括制御ユニットとの通信可否にかかわらず、通信速度変更手段によって各点灯制御ユニットとの通信速度が変更された際に、その変更された通信速度を示す速度データを含む速度制御信号を、変更前の通信速度で該各点灯制御ユニットに出力する。これにより、各点灯制御ユニットは、統括制御ユニットから入力される速度制御信号に基づいて通信速度を変更するだけであるため、簡単な処理で通信速度の変更を行うことができる。よって、統括制御ユニットに既にネットワーク接続されている点灯制御ユニットの通信速度の変更を行う場合にこうした処理を行わせる際に有効となる。
以上詳述したように、本発明によれば、通信安定性や通信応答性を損なうことなく高い汎用性をもたせることができる点灯制御システムを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、点灯制御システム1は、統括制御ユニット2と、該統括制御ユニット2にバス3を介してネットワーク接続された複数の点灯制御ユニット4とを備えている。このため、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間で通信可能となっている。なお、本実施形態では、統括制御ユニット2に25個の点灯制御ユニット4が接続されている場合を想定しており、同図においては第1〜第4点灯制御ユニット4a〜4dのみを示すものとする。ちなみに、統括制御ユニット2に接続可能な点灯制御ユニット4の数は、統括制御ユニット2のドライバに依存しており、25個の点灯制御ユニット4に限らず、例えば100個の点灯制御ユニットを接続することも可能である。
各点灯制御ユニット4にはAC電源(ここでは100V、60Hzの商用電源)が接続され、統括制御ユニット2には該AC電源がAC/DCコンバータ5によって直流変換されたDC電源が接続されている。
統括制御ユニット2は、バス3に接続された通信インターフェイス11と、通信速度変更手段及び通信制御手段としての更新制御部12と通信速度変更手段としての切換操作部13とを備えている。
通信インターフェイス11は、更新制御部12から入力された各種信号を、バス3を介して各点灯制御ユニット4に送信する。
更新制御部12は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるCPUユニットであり、不揮発性のメモリ12Mを備えている。このメモリ12Mには、正の整数値に相当する複数の番号データが記録されている。そして、更新制御部12は、所定の周期(本実施形態では10ミリ秒間隔)で前記番号データを含む送信信号を通信インターフェイス11に出力する。詳しくは、更新制御部12は、最初に「1」に相当する番号データを出力し、その後「2」、「3」、「4」・・・というように、1ずつ加算した正の整数値に相当する番号データを出力する。また、更新制御部12は、前記所定の周期毎に1ずつ加算した番号データを必ずしも出力する訳ではなく、同じ番号データを何回か出力した後に1を加算した番号データを出力する(例えば「1」に相当する番号データを3回出力した後に「2」に相当する番号データを出力する)場合もある。
また、更新制御部12には外部入力機器6を接続可能となっており、該更新制御部12は、複数種の通信速度で外部入力機器6と通信可能となっている。なお、本実施形態において更新制御部12は、「50k[bps]」、「125k[bps]」、「250k[bps]」及び「1M[bps]」の通信速度で外部入力機器6と通信可能に設定されている。そして、更新制御部12は、該外部入力機器6から点灯パターンを示すパターンデータを含む入力信号が入力されると、その入力信号を点灯制御ユニット4と通信可能な点灯制御信号に変換して各点灯制御ユニット4に出力する。
切換操作部13はディップスイッチ等によって構成され、更新制御部12に接続されている。この切換操作部13は、更新制御部12のモードを切り換えるためのモード切換操作と、更新制御部12と各点灯制御ユニット4との間の通信速度を変更するための通信速度変更操作とを可能となっている。このため、切換操作部13によってそれら操作が行われると、その操作信号が更新制御部12に入力される。
そして、更新制御部12は、モード切換操作が行われた旨を示す信号(モード切換信号)が切換操作部13から入力されると、そのモード切換信号に応じて通常モードまたはデータ書換モードに切り換わる。ちなみに、通常モードにおいて更新制御部12は、前記番号データの出力を行う。一方、データ書換モードにおいて更新制御部12は、データ書換モードであることを示すデータと、外部入力機器6からそれぞれ入力されるパターンデータと、各点灯制御ユニット4を指定するためのアドレスデータとを含む書換信号を通信インターフェイス11に出力する。なお、アドレスデータは、後記する各点灯制御ユニット4のアドレス設定部23の設定状態と対応して設定されている。
また、更新制御部12は、通信速度変更操作が行われた旨を示す信号(速度切換信号)が切換操作部13から入力されると、その速度切換信号に応じて各点灯制御ユニット4との通信速度を変更する。なお、本実施形態では、更新制御部12における各点灯制御ユニット4との通信速度は、「50k[bps]」、「125k[bps]」、「250k[bps]」及び「1M[bps]」のうちの何れかに選択的に切り換え可能となっている。すなわち、更新制御部12における各点灯制御ユニット4との通信速度は、更新制御部12と外部入力機器6との間で通信可能な通信速度に切り換え可能となっている。
なお、切換操作部13は、前記モード切換操作を行うための操作部と、前記速度変更操作を行うための操作部とが、個別のスイッチ等によって構成された態様となっていてもよい。
一方、各点灯制御ユニット4は、それぞれ通信インターフェイス21、点灯制御部22、及びアドレス設定部23を備えている。なお、図1においては第1点灯制御ユニット4aの構成のみを詳細に示すが、第2〜第4点灯制御ユニット4b〜4cについても第1点灯制御ユニット4aと同等の構成をなしている。
通信インターフェイス21は、統括制御ユニット2から出力された各種信号を、バス3を介して受信して点灯制御部22に出力する。
アドレス設定部23は、例えば8つのスイッチ部を有するディップスイッチ等の操作部によって構成されており、各点灯制御ユニット4同士の設定状態が同一とならないように設定されている。そして、該アドレス設定部23の設定状態を示す設定信号が点灯制御部22に入力されるようになっている。
各点灯制御ユニット4の点灯制御部22には、それぞれ発光体としてのネオンユニット24が接続されている。これらネオンユニット24は、それぞれ複数のネオン管とそれらネオン管を発光させるためのネオントランスとを備えている(図示略)。なお、本実施形態においてネオンユニット24は、赤、青、緑の三色のネオン管を複数個備えている。こうしたネオンユニット24は、点灯制御部22から出力される制御信号に基づいて、対応するネオン管を発光させる。
点灯制御部22は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるCPUユニットであり、統括制御ユニット2から出力された各種信号に基づいて、ネオンユニット24の点灯制御やデータ書換制御を行う。また、点灯制御部22は、統括制御ユニット2との通信が不能な場合には、統括制御ユニット2との通信速度を自動的に調整する通信速度調整制御を行う。
点灯制御部22は、記録手段としての不揮発性のメモリ22Mを備えている。このメモリ22Mには、前記複数の番号データと、該番号データにそれぞれ対応付けして付与された複数種の点灯パターンを示すパターンデータとが記録されている。
詳しくは、図2に示すように、例えば第1点灯制御ユニット4aのメモリ22Mには、「1」に相当する番号データと「A−1」で示されるパターンデータとが対応づけられて記録され、「2」に相当する番号データと「A−2」で示されるパターンデータとが対応づけられて記録されている。このように、番号データ「3」に対してパターンデータ「A−3」、番号データ「4」に対してパターンデータ「A−4」・・・というように、各番号データとパターンデータとが対応づけられてメモリ22Mに記録されている。
同様に、第2点灯制御ユニット4bのメモリ22Mには、番号データ「1」に対してパターンデータ「B−1」、番号データ「2」に対してパターンデータ「B−2」、番号データ「3」に対してパターンデータ「B−3」、番号データ「4」に対してパターンデータ「B−4」・・・というように、各番号データとパターンデータとが対応づけられて記録されている。
なお、同図に示すように、例えば「A−1」で示されるパターンデータは、ネオンユニット24の赤色ネオン管を100%の出力で点灯させ、青色ネオン管及び緑色ネオン管を消灯させる点灯パターンに設定されている。これに対し、「B−1」で示されるパターンデータは、ネオンユニット24の赤色ネオン管及び青色ネオン管を70%の出力で点灯させ、緑色ネオン管を消灯させる点灯パターンに設定されている。すなわち、同じ番号データであっても、第1点灯制御ユニット4aのメモリ22Mに記録されたパターンデータと、第2点灯制御ユニット4bのメモリ22Mに記録されたパターンデータとでは点灯パターンが異なるように設定される場合がある。
その反面、例えば「A−2」及び「B−2」で示されるパターンデータは、共に、ネオンユニット24の赤色ネオン管及び緑色ネオン管を消灯させ、青色ネオン管を100%の出力で点灯させる点灯パターンに設定されている。すなわち、同じ番号データと対応する各点灯制御ユニット4a,4bのパターンデータが、全く同じ点灯パターンを示す場合もある。
なお、本実施形態では、「A−3」で示されるパターンデータは、赤色ネオン管及び青色ネオン管を消灯させ、緑色ネオン管を100%の出力で点灯させる点灯パターンに設定されている。「A−4」で示されるパターンデータは、赤色ネオン管及び青色ネオン管を100%の出力で点灯させ、緑色ネオン管を消灯させる点灯パターンに設定されている。同様に、「B−3」で示されるパターンデータは、赤色ネオン管を消灯させ、青色ネオン管を70%の出力で点灯させ、緑色ネオン管を100%の出力で点灯させる点灯パターンに設定されている。「B−4」で示されるパターンデータは、赤色ネオン管及び青色ネオン管を100%の出力で点灯させ、緑色ネオン管を消灯させる点灯パターンに設定されている。
(番号データを含む点灯制御信号に基づくネオンユニット4の点灯制御)
そして、点灯制御部22は、前記統括制御ユニット2から前記番号データを含む点灯制御信号が入力されると、その点灯制御信号に含まれる番号データに基づくネオンユニット24の点灯制御を行う。詳しくは、点灯制御部22は、点灯制御信号の番号データと対応するパターンデータをメモリ22Mから読み出し、該パターンデータに基づく点灯パターンで各ネオンユニット24を点灯作動させる。すなわち、統括制御ユニット2から番号データ「1」が出力された場合、第1点灯制御ユニット4aの点灯制御部22はパターンデータ「A−1」、第2点灯制御ユニット4bの点灯制御部22はパターンデータ「B−1」に基づく点灯パターンでそれぞれネオンユニット24を点灯作動させる。
よって、このように構成された点灯制御システム1では、統括制御ユニット2から10ミリ秒毎に出力される点灯制御信号を各点灯制御ユニット4が受信することにより、同じタイミングで点灯パターンを更新することとなる。また、番号データは絶対値データであるため、たとえ各点灯制御ユニット4のうちの一部が該点灯制御信号を正常に受信できなかった場合においても、次回以降のデータ更新時に該点灯制御ユニット4が該点灯制御信号を正常に受信すれば、全ての点灯制御ユニット4が同じ番号データに基づいてパターンデータを更新することとなる。このため、点灯制御信号を正常に受信できた点灯制御ユニット4と正常に受信できなかった点灯制御ユニット4との間で、点灯パターンの更新タイミングにズレが生じてしまうことがない。
ところで、前記[発明が解決しようとする課題]で述べたように、統括制御ユニット2と点灯制御ユニット4との間の通信速度は、高い通信安定性を確保するために、できる限り遅く設定されていることが望ましい。こうした技術背景を鑑みた場合、上記点灯制御時(番号データを含む点灯制御信号に基づくネオンユニット4の点灯制御時)にあっては、統括制御ユニット2から各点灯制御ユニット4に対して出力されるデータは番号データのみである。しかも、各点灯制御ユニット4に対して個別の番号データが出力される訳ではなく、共通の番号データが出力されるのみである。このため、統括制御ユニット2から各点灯制御ユニット4に対して出力される信号の長さは、非常に短くて済む。よって、こうした点灯制御時にあっては、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度は、統括制御ユニット2の切換操作部13によって設定可能な最も遅い速度に設定されることが望ましい。そこで、本実施形態では、初期状態における統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度は、「50k[bps]」に設定されている。それゆえ、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間での高い通信安定性が確保されている。
(データ書換制御)
また、点灯制御部22は、前記統括制御ユニット2から出力される書換信号が入力されると、該書換信号に含まれるアドレスデータと、アドレス設定部23から入力される設定信号によって示されるアドレスデータとが一致するか否かを判断する。その結果、それらアドレスデータ同士が一致すると判断した場合、点灯制御部22は、該書換信号に含まれるパターンデータを、メモリ22Mに記録する。この際、点灯制御部22は、メモリ22Mに記録されている既存のパターンデータを、新たなパターンデータに上書き更新する。これに対し、アドレスデータ同士が一致しないと判断した場合、点灯制御部22は書換信号を無視する。このため、統括制御ユニット2の切換操作部13を操作することによって更新制御部12をデータ書換モードに切り換え、外部入力機器6から新たなパターンデータを更新制御部12に入力することにより、各点灯制御ユニット4の点灯制御部22のメモリ22Mに、該新たなパターンデータを記録させることができる。
(外部入力機器6からの入力信号に基づくネオンユニット4の点灯制御)
ところで、点灯制御システム1は、統括制御ユニット2の更新制御部12に外部入力機器6が接続され、点灯パターンを示すパターンデータを含む入力信号が外部入力機器6から入力された場合には、その入力信号に基づいて各ネオンユニット24の点灯制御を行う。
具体的には、例えば図3に模式的に示すように、外部入力機器6は、各点灯制御ユニット4と対応するパターンデータからなるデータフレームを入力信号として統括制御ユニット2に出力する。このデータフレームは、各パターンデータが順列をなすシリアルデータによって構成されている。なお、図3においては、第1〜第4点灯制御ユニット4a〜4dと対応する第1〜第4パターンデータPDa〜PDdのみを示す。そして、図4に示すように、外部入力機器6は、第1データフレーム→第2データフレーム→第3データフレームというように、それぞれパターンデータが異なるデータフレームを順次出力することにより、パターンデータの更新を行う(S1〜S3参照)。なお、外部入力機器6は、第1パターンデータPDaから順にデータフレームを出力し、1回分のデータフレーム(例えば第1データフレーム)を出力した後、所定の待機時間を経過後に次の分のデータフレーム(例えば第2データフレーム)を出力する。すなわち、図4に示すように、外部入力機器6は、周期Tでデータフレームを出力する。
統括制御ユニット2の更新制御部12は、前述したように、通常モードにおいて外部入力機器6からパターンデータを含む入力信号が入力されると、その入力信号を点灯制御ユニット4と通信可能な点灯制御信号に変換して各点灯制御ユニット4に出力する。すなわちこの場合、更新制御部12は、通常モードであっても番号データではなくパターンデータそのものを各点灯制御ユニット4に出力する(図4におけるS4,S5参照)。
各点灯制御ユニット4の点灯制御部22は、統括制御ユニット2から点灯制御信号が入力されると、その点灯制御信号に基づいて対応するネオンユニット24の点灯制御を行う(図4におけるS6,S7参照)。すなわちこの場合、点灯制御部22は、メモリ22Mに記録されたパターンデータではなく、統括制御ユニット2から入力されたパターンデータに基づいてネオンユニット24の点灯制御を行う。
ところで、前記[発明が解決しようとする課題]で述べたように、こうした点灯制御時にあっては、各点灯制御ユニット4に対してパターンデータそのものが個別に通信されるため、通信されるデータ長が長い。それゆえ、各点灯制御ユニット4の通信応答性の観点から、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度は、統括制御ユニット2と外部入力機器6との間の通信速度以上となるように設定されていることが望ましい。また、外部入力機器6の種類や該外部入力機器6と更新制御部12との間の通信方式の種類などによっては、外部入力機器6から出力される前記データフレームの周期Tが非常に短い場合がある。こうした場合、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度が、統括制御ユニット2と外部入力機器6との間の通信速度よりも遅いと、更新制御部12は、外部入力機器6から入力されるデータフレームを各点灯制御ユニット4に正確に出力することができなくなるおそれがある。よって、こうした観点からも、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度は、統括制御ユニット2と外部入力機器6との間の通信速度以上となるように設定されていることが望ましい。このため、上記点灯制御時(外部入力機器6からの入力信号に基づくネオンユニット4の点灯制御時)にあっては、統括制御ユニット2の切換操作部13を操作することにより、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度を、統括制御ユニット2と外部入力機器6との間の通信速度以上となるように変更することが望ましい。また、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度を過度に速くすると通信安定性が悪化するため、統括制御ユニット2と外部入力機器6との間の通信速度と同程度となるように変更することがより望ましい。
しかしながら、切換操作部13を操作することにより、統括制御ユニット2における各点灯制御ユニット4との通信速度を変更しても、各点灯制御ユニット4における統括制御ユニット2との通信速度を変更しないと、両者間で通信を行うことはできない。このため、本実施形態において各点灯制御ユニット4の点灯制御部22は、統括制御ユニット2における各点灯制御ユニット4との通信速度が変更された場合に、統括制御ユニット2との通信速度を該変更された通信速度に自動的に調整する自動調整制御を行うようになっている。すなわち、点灯制御部22は、統括制御ユニット2との通信速度を自動的に調整する自動調整手段としても機能する。そこで、以下、点灯制御部22によって行われる自動調整制御を、図5のフローチャートに従って詳細に説明する。
(自動調整制御)
まず、ステップS11において点灯制御部22は、統括制御ユニット2との通信が可能であるか否かを判断する。その結果、点灯制御部22は、統括制御ユニット2との通信が可能ではないと判断した場合にはステップS12の処理へ移行し、統括制御ユニット2との通信が可能であると判断した場合には続くステップS12,S13の処理を行わずにステップS14の処理へ移行する。
ステップS12において点灯制御部22は、点灯制御ユニット4に設けられた通信異常カウンタの値(カウンタ値)Cが、予め設定された異常カウンタ値n以上の値であるか否かを判断する。なお、本実施形態において通信異常カウンタは、統括制御ユニット2とのネットワークシステムに設けられた既存のカウンタであり、統括制御ユニット2との通信に何らかの異常が生じた際に、この自動調整制御とは別の制御下でカウントアップされるようになっている。また、本実施形態において異常カウンタ値nは、該ネットワークシステムにおいて通信異常フラグをセットし、通信異常通知などを行う閾値に設定されている。そして、点灯制御部22は、該カウンタ値Cが異常カウンタ値n未満の値であると判断した場合にはここでの処理を一旦終了し、該カウンタ値Cが異常カウンタ値n以上の値であると判断した場合にはステップS13の処理へ移行する。
ステップS13において点灯制御部22は、通信速度変更処理を行う。詳しくは、まず点灯制御部22は、統括制御ユニット2との通信速度を、設定可能な通信速度のうちの最も遅い通信速度(ここでは「50k[bps]」)に設定し、その設定した通信速度で統括制御ユニット2との通信が可能か否かを判断する。その結果、該通信が可能な場合、点灯制御部22は、その通信速度に確定し、ステップS14の処理へ移行する。これに対し、該通信が不能な場合、点灯制御部22は、もう一段階速い通信速度(ここでは「125k[bps]」)に設定し、その設定した通信速度で統括制御ユニット2との通信が可能か否かを判断する。その結果、該通信が可能な場合、点灯制御部22は、その通信速度に確定し、ステップS14の処理へ移行する。これに対し、該通信が不能な場合、点灯制御部22は、さらにもう一段階速い通信速度(ここでは「250k[bps]」)に設定し、その設定した通信速度で統括制御ユニット2との通信が可能か否かを判断する。このように点灯制御部22は、統括制御ユニット2との通信が可能になるまで、通信速度を一段階ずつ速くしていき、通信が可能となった時点で通信速度を確定する。ちなみに、点灯制御部22は、最も速い通信速度であっても通信不能であると判断した場合には、再び最も遅い通信速度に変更して通信可否を判断する。すなわち、点灯制御部22は、統括制御ユニット2との通信が可能となるまで上記判断を繰り返し行う。このため、ユーザは、各点灯制御ユニット4を何ら操作することなく、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との通信速度を変更することができる。
なお、上記具体例において点灯制御部22は、最初に最も遅い通信速度に設定しているが、これに限らず、現在設定されている通信速度よりも一段階速い通信速度に設定して統括制御ユニット2との通信可否を判断するようになっていてもよい。
ステップS14において点灯制御部22は、前記異常カウンタ値Cの値をクリアしてここでの処理を一旦終了する。すなわち、点灯制御部22は、統括制御ユニット2との通信が可能となった場合には、異常カウンタ値Cの値を「0」にクリアする。
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)統括制御ユニット2において各点灯制御ユニット4との通信速度が変更されると、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間で通信速度が異なるため、両者間での通信が不能となる。各点灯制御ユニット4は、こうした通信不能状態になると、統括制御ユニット2との間で通信が可能となるまで通信速度を自動的に変更する。すなわち、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度を変化させることができる。よって、各ユニット2,4間で通信されるデータ長や、ネットワーク(バス3)の配線長などに応じて、通信安定性や通信応答性に優れた最適な通信速度を設定可能となる。それゆえ、通信安定性や通信応答性を損なうことなく高い汎用性を有する点灯制御システム1の実現が可能となる。
また、各点灯制御ユニット4における統括制御ユニット2との通信速度は点灯制御部22によって自動的に変更されるため、該通信速度を手動で調整するといった煩雑な作業が不要となり、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との通信速度を容易に変化させることができる。しかも、統括制御ユニット2に設定された通信速度と異なる通信速度に設定された点灯制御ユニット4を新たに統括制御ユニット2にネットワーク接続した場合においても、該点灯制御ユニット4の通信速度は、統括制御ユニット2に設定された通信速度に自動的に調整される。このため、該点灯制御ユニット4と統括制御ユニット2との通信を確実に行わせることができる。
(2)統括制御ユニット2における各点灯制御ユニット4との通信速度の設定状態と、各点灯制御ユニット4における統括制御ユニット2との通信速度の設定状態とが異なっている場合、各点灯制御ユニット4は、自らの判断によって通信速度の調整を行うことにより、統括制御ユニット2の通信速度に一致させる。すなわち、各点灯制御ユニット4は、自身の判断によって通信速度の変更を行うようになっている。このため、速度調整のための操作や指令信号の入力などを各点灯制御ユニット4に行わなくても、各ユニット2,4間の通信速度を一致させることができる。
(3)点灯制御システム1が外部入力機器6から入力されるパターンデータに基づいてネオンユニット24の点灯制御を行う場合には、外部入力機器6と統括制御ユニット2との通信速度以上となるように、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との通信速度を変更することができる。そして、このようにすれば、外部入力機器6から統括制御ユニット2に入力されるパターンデータの入力速度と同等以上の速度で点灯制御信号を点灯制御ユニット4に入力させることができる。このため、外部入力機器6からの入力信号に対する各点灯制御ユニット4の高い応答性を確保することができ、該パターンデータに迅速に対応した点灯態様でネオンユニット24を確実に点灯させることができる。
(4)点灯制御ユニット4の点灯制御部22によって統括制御ユニット2との通信速度が変更される処理時、すなわち前記通信速度変更処理時には、点灯制御ユニット4の通信速度は最も遅い通信速度に設定される。そして、点灯制御ユニット4の通信速度は、その最も遅い通信速度から速い通信速度に段階的に切り換わることにより、統括制御ユニット2で設定された通信速度に調整される(図5に示すステップS13参照)。通常、統括制御ユニット2と点灯制御ユニット4との間の通信速度は、遅い方が安定して通信を行うことができ、ネットワーク(バス3)の配線長を長く確保できることから、必要最低限の通信速度に設定されていることが好ましい。それゆえ、統括制御ユニット2において点灯制御ユニット4との通信速度が変更された際には、遅い通信速度から速い通信速度に変更される頻度が高い。このため、初期状態において点灯制御ユニット4を最も遅い通信速度に設定しておくことで、統括制御ユニット2の通信速度が変更された場合にのみ自動調整制御が必要となる確率が高くなる。すなわち、点灯制御ユニット4の通信速度を遅く設定しておくことで、統括制御ユニット2の通信速度が変更されない場合には、点灯制御ユニット4の通信速度を調整する必要性が少なくなる。よって、点灯制御ユニット4の通信速度を遅く設定することにより、通信速度の調整が行われる頻度を低くすることが可能となる。しかも、統括制御ユニット2と点灯制御ユニット4との間の通信速度はできる限り遅く設定されていることが望ましいことから、点灯制御ユニット4の通信速度を遅い通信速度から速い通信速度に切り換えることにより、点灯制御ユニット4の通信速度の自動調整を効率よく行うことが可能となる。
(5)外部入力機器6からの入力信号に基づくネオンユニット24の点灯制御が行われない場合、すなわち統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信のみに基づいてネオンユニット24の点灯制御が行われる場合、統括制御ユニット2は各点灯制御ユニット4に対して番号データを出力するのみである。このため、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間で通信される信号のデータ長は非常に短い。よって、両ユニット2,4間の通信速度を遅くしても、各点灯制御ユニット4の通信応答性を高くすることができる。換言すれば、各点灯制御ユニット4の通信応答性を高く維持しつつ、両ユニット2,4間の通信安定性を高めることができる。
また、こうした点灯制御の態様を外部入力機器6からのパターンデータに基づく点灯制御態様に変更する場合、統括制御ユニット2から各点灯制御ユニット4に出力される通信信号のデータ長が大幅に長くなってしまう。このため、各点灯制御ユニット4の通信応答性の低下を抑止するべく、両ユニット2,4間の通信速度を速くすることが望まれる。よって、両ユニット2,4間の通信速度を変更可能とすることは、こうした態様においてより有効となる。
(6)統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度をデータ書換制御時にも速い通信速度に変更することができる。そして、こうした場合には、データの書換速度を速くすることができ、迅速なデータの書き換えを行うことができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 前記実施形態では、統括制御ユニット2において点灯制御ユニット4との間の通信速度が変更されると、点灯制御ユニット4は、統括制御ユニット2との通信速度を段階的に変更することによって該統括制御ユニット2と通信可能な速度をサーチし、これにより通信速度の自動調整を行うようになっている。しかし、例えば図6に示すように、統括制御ユニット2の更新制御部12は、切換操作部13の操作によって点灯制御ユニット4との通信速度が変更された際に(S21)、その変更された通信速度を示す速度データを含む速度制御信号を、変更前の通信速度で各点灯制御ユニット4に出力するようになっていてもよい(S22)。そして、各点灯制御ユニット4の点灯制御部22は、速度制御信号が入力された際に応答信号を返信する(S23)とともに、その速度制御信号の速度データに基づいて統括制御ユニット2との通信速度を調整するようになっていてもよい(S24)。なお、この場合、更新制御部12は、各点灯制御ユニット4から応答信号が入力されたことをトリガとして設定された通信速度に変更する(S25)。
このようにすれば、各点灯制御ユニット4は、統括制御ユニット2から速度制御信号が入力された場合には、その速度制御信号に基づいて通信速度を変更するだけであるため、前記実施形態と比べて簡単な処理で通信速度の変更を行うことができる。よって、統括制御ユニット2に既にネットワーク接続されている点灯制御ユニット4の通信速度の変更を行う場合にこうした処理を行わせる際に、非常に有効となる。
また、こうした変更例で示した通信速度調整機能と、前記実施形態で示した通信速度調整機能とを点灯制御システム1が併せ備えていれば、前記実施形態における(1)〜(6)の作用効果に加え、点灯制御ユニット4をネットワークに追加接続した場合にも前記実施形態の自動調整によって通信速度が自動的に変更されるため、該点灯制御ユニットの通信速度を変更するための作業も不要となる、といった作用効果をも得ることができる。
・ 前記実施形態において統括制御ユニット2は、各点灯制御ユニット4とネットワーク接続され、各点灯制御ユニット4とは別体で構成されている。しかし、例えば図7に示すように、前記更新制御部12及び切換操作部13を第1点灯制御ユニット4a内に設けるなどして、該第1点灯制御ユニット4aが統括制御ユニット2としての機能を併せ備えた構成となるように変更してもよい。詳しくは、同図に示すように、第1点灯制御ユニット4aの通信インターフェイス21に前記更新制御部12を接続する。このようにすれば、更新制御部12から出力される番号データは、通信インターフェイス21を介して第1点灯制御ユニット4aの点灯制御部22に入力されるとともに、該通信インターフェイス21及びバス3を介して他の点灯制御ユニット4の点灯制御部22に入力されることとなる。よって、こうした変更態様によっても、前記実施形態の(1)及び(2)の効果を得ることができるとともに、統括制御ユニット2が不要となるため、点灯制御システム1の構成を簡略化することができる。
・ 前記実施形態において各点灯制御ユニット4のメモリ22Mには、パターンデータと番号データとが対応付けされた状態で記録されている。そして、外部入力機器6から統括制御ユニット2にパターンデータが入力されない状態にあっては、統括制御ユニット2から各点灯制御ユニット4に番号データが出力され、点灯制御部22は、その番号データと対応するパターンデータに基づいてネオンユニット24の点灯制御を行うようになっている。しかし、統括制御ユニット2のメモリ12Mに各点灯制御ユニット4のパターンデータの全てを記録し、統括制御ユニット2から各点灯制御ユニット4に対してパターンデータそのものを出力させ、そのパターンデータに基づいて点灯制御ユニット4によるネオンユニット24の点灯制御を行わせるようにしてもよい。
・ 点灯制御システム1は、外部入力機器6からの入力信号に基づくネオンユニット24の点灯制御を必ずしも行うようになっていなくてもよい。すなわち、統括制御ユニット2(更新制御部12)は、外部入力機器6と接続可能になっていなくてもよい。このようにしても、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度を速くしたい場合に、そのための作業を簡単に行うことができる。
・ 切換操作部13の操作によって統括制御ユニット2の通信速度を変更するにあたって、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニット4との間の通信速度は、外部入力機器6と統括制御ユニット2との通信速度よりも速くなるように設定されていればよく、必ずしも同等に設定されなくてもよい。
・ 前記実施形態において各点灯制御ユニット4の点灯制御部22は、前述した自動調整制御時に、既存の通信異常カウンタによって計数されたカウンタ値Cに基づいて通信速度変更処理を行うか否かの判断を行うようになっている(図5のステップS12参照)。しかし、点灯制御部22に専用のカウンタを設け、そのカウンタによって計数されたカウンタ値に基づいて通信速度変更処理を行うか否かの判断を行うようになっていてもよい。このようにした場合、点灯制御部22は、図5におけるステップS11の処理において、統括制御ユニット2との通信が不能であると判断する毎に、該カウンタの値を「1」ずつ加算していくようにすればよい。
・ 前記実施形態において、各点灯制御ユニット4の点灯制御部22は、自動調整制御の通信速度変更処理(図5のステップS13参照)を行う際に、通信速度を一段階ずつ速くしていくように設定されている。すなわち、点灯制御部22は、通信速度を「遅い→速い」へ段階的に変化させていくことによって通信速度の自動調整を行うように設定されている。しかし、点灯制御部22は、こうした「遅い→速い」への変化に限らず、「速い→遅い」への変化や、通信速度のランダムな変化によって通信速度の自動調整を行うように設定されていてもよい。
・ 前記実施形態では、発光体としてネオン管を有するネオンユニット24を用いている。しかし、発光体として例えばLEDや白熱球などを用いるとともに、該LEDや白熱球を点灯制御する点灯制御ユニット4を用いて点灯制御システム1を構成してもよい。また、点灯制御システム1は、ネオンユニット24を点灯制御する点灯制御ユニット4と、LEDや白熱球などを点灯制御する点灯制御ユニット4とを併せ備えた構成となっていてもよい。
次に、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1) 請求項2に記載の点灯制御システムにおいて、前記統括制御ユニットは、前記発光体の点灯パターンデータを含む入力信号が前記外部入力機器から入力された際に、前記点灯パターンデータを含む前記点灯制御信号を前記各点灯制御ユニットに出力し、前記点灯制御ユニットは、該点灯パターンデータを含む点灯制御信号が入力された際に、その点灯パターンデータに基づいて前記発光体の点灯制御を行うこと。この技術的思想(1)に記載の発明によれば、外部入力機器と統括制御ユニットとの通信速度以上となるように、統括制御ユニットと各点灯制御ユニットとの通信速度を変更すれば、外部入力機器から統括制御ユニットに入力される入力信号と同等以上の速度で点灯制御信号を点灯制御ユニットに入力させることができる。このため、外部入力機器から入力した点灯パターンデータに基づく点灯態様で発光体を確実に点灯させることができる。
(2) 請求項2または技術的思想(1)に記載の点灯制御システムにおいて、前記統括制御ユニットにおいて変更可能な前記各点灯制御ユニットとの通信速度は、前記外部入力機器との通信速度と同等であること。この技術的思想(2)に記載の発明によれば、統括制御ユニットと各点灯制御ユニットとの間での通信速度は必要最低限の通信速度となるため、両ユニット間の配線長などが制限されにくくなり、安定した通信が可能となる。
(3) 請求項4または請求項5に記載の点灯制御システムにおいて、前記自動調整手段は、前記速度制御信号が入力されると、前記統括制御ユニットに応答信号を出力した後に前記通信速度の調整を行い、前記通信制御手段は、前記応答信号が入力されたことをトリガとして、前記通信速度変更手段によって設定された通信速度に変更すること。この技術的思想(3)に記載の発明によれば、統括制御ユニット2と各点灯制御ユニットとの間の確実な通信速度変更を可能とすることができる。
(4) 請求項1〜5、技術的思想(1)〜(3)のいずれか1項に記載の点灯制御システムにおいて、前記自動調整手段は、前記点灯制御ユニットに設けられた既存の通信異常カウンタによって計数されたカウンタ値に基づいて、通信速度の自動調整を行うか否かの判断を行うこと。この技術的思想(4)に記載の発明によれば、自動調整を行うか否かの判断を行うための手段を新たに設ける必要がない。
本発明の一実施形態の点灯制御システムの概略構成を示すブロック図。 同実施形態の点灯モジュールに記録される番号データ及びパターンデータを示す該略図。 外部入力機器から統括制御ユニットに入力されるパターンデータの概略構成を示す図。 同実施形態の点灯制御システムと外部入力機器とのデータの流れを示すシーケンスチャート。 同実施形態の点灯制御ユニットによって行われる通信速度の自動調整制御を示すフローチャート。 他の実施形態の通信速度変更態様を示すシーケンスチャート。 他の実施形態の点灯制御システムの概略構成を示すブロック図。 従来の点灯制御システムの概略構成を示すブロック図。 従来の統括制御ユニットから各点灯制御ユニットに出力されるパターンデータの概略構成を示す図。 (a),(b)は、パターンデータのデータ長の変化を対比して示す図。
符号の説明
1…点灯制御システム、2…統括制御ユニット、4(4a〜4d)…点灯制御ユニット、6…外部入力機器、12…通信速度変更手段としての更新制御部、13…通信速度変更手段としての切換操作部、22…自動調整手段としての点灯制御部、24…発光体としてのネオンユニット。

Claims (5)

  1. 入力される点灯制御信号に基づいてそれぞれ対応する発光体の複数の点灯パターンを制御する複数の点灯制御ユニットと、それら点灯制御ユニットとネットワーク接続され、該ネットワークを介して各点灯制御ユニットに前記点灯制御信号を順次出力する統括制御ユニットとを備えた点灯制御システムであって、
    前記統括制御ユニットは、前記複数の点灯パターンのそれぞれに対応付けられた「1」から始まる整数の番号データを記憶する番号データ記憶手段と、前記点灯パターンを含むことなく前記番号データからなる点灯制御信号を所定の周期ごとに前記ネットワークを介して所定の遅い通信速度で前記各点灯制御ユニットに出力する点灯制御信号出力手段と、前記点灯制御信号の通信速度を前記所定の遅い通信速度よりも速い通信速度に変更可能な通信速度変更手段を備え、
    前記各点灯制御ユニットは、前記複数の番号データおよびこれらの番号データに対応する前記複数の点灯パターンのパターンデータを記憶するパターンデータ記憶手段と、前記統括制御ユニットから出力される前記点灯制御信号の前記番号データに対応する前記パターンデータに基づいて前記発光体の点灯を制御する点灯制御手段と、前記統括制御ユニットとの通信可否を判断し、通信不能と判断すると、通信可能になるまで前記ネットワークの通信速度を順次速くし、所定の速い通信速度に達しても通信不能であるときには前記所定の遅い通信速度に戻して再び順次増速させる通信速度の変更を繰り返す自動調整手段を備えることを特徴とする点灯制御システム。
  2. 前記統括制御ユニットは、外部入力機器と通信可能に構成され、該外部入力機器からの入力信号が前記パターンデータを含む場合には、このパターンデータを含む点灯制御信号を前記各点灯制御ユニットに出力する制御を行い、
    前記通信速度変更手段は、当該点灯制御信号の通信速度を、前記統括制御ユニットと前記外部入力機器との通信速度よりも速い通信速度に変更し、
    前記点灯制御手段は、前記点灯制御信号の前記パターンデータに基づいて前記発光体の点灯を制御することを特徴とする請求項1に記載の点灯制御システム。
  3. 前記自動調整手段は、前記統括制御ユニットとの通信速度の調整初期時にあっては、変更可能な通信速度のうち最も遅い通信速度に設定し、該遅い通信速度から速い通信速度に自動的に切り換えることにより、前記統括制御ユニットと通信可能な通信速度に調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の点灯制御システム。
  4. 前記統括制御ユニットは、前記通信速度変更手段によって前記各点灯制御ユニットとの通信速度が変更された際に、その変更された通信速度を示す速度データを含む速度制御信号を、変更前の通信速度で該各点灯制御ユニットに出力する通信制御手段を備え、
    前記自動調整手段は、前記速度制御信号が前記点灯制御ユニットに入力された際に、前記統括制御ユニットとの通信速度を、該速度制御信号の速度データと対応する通信速度に調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の点灯制御システム。
  5. 前記自動調整手段は、前記統括制御ユニットとの通信可否にかかわらず、前記通信速度変更手段によって前記各点灯制御ユニットとの通信速度が変更された際に、その変更された通信速度を示す速度データを含む速度制御信号を、変更前の通信速度で該各点灯制御ユニットに出力することを特徴とする請求項4に記載の点灯制御システム。
JP2005032034A 2005-02-08 2005-02-08 点灯制御システム Expired - Fee Related JP4640580B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005032034A JP4640580B2 (ja) 2005-02-08 2005-02-08 点灯制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005032034A JP4640580B2 (ja) 2005-02-08 2005-02-08 点灯制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006221860A JP2006221860A (ja) 2006-08-24
JP4640580B2 true JP4640580B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=36984045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005032034A Expired - Fee Related JP4640580B2 (ja) 2005-02-08 2005-02-08 点灯制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4640580B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293143A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Lecip Corp 点灯制御システム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5607313B2 (ja) * 2009-04-03 2014-10-15 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体デバイス
CN110213866A (zh) * 2019-05-15 2019-09-06 中国舰船研究设计中心 船用触摸屏式外部照明集中控制设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002015879A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明姿勢制御システム
JP2004193854A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Kyocera Corp 通信システム、無線通信端末及び無線基地局
JP2004320470A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Canon Inc 通信装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2759120B2 (ja) * 1989-04-05 1998-05-28 株式会社三陽電機製作所 ネオン灯点滅装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002015879A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明姿勢制御システム
JP2004193854A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Kyocera Corp 通信システム、無線通信端末及び無線基地局
JP2004320470A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Canon Inc 通信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293143A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Lecip Corp 点灯制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006221860A (ja) 2006-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5481089B2 (ja) 遠隔点灯制御システム
US9585230B2 (en) Method of controlling a lighting system
JP3123559B2 (ja) 照明装置
JP5746307B2 (ja) 照明制御方法及び装置
US9231906B2 (en) Method of assigning identification codes to devices in a network
JP4640580B2 (ja) 点灯制御システム
US11908638B2 (en) Illumination system and method for maintaining a common illumination value on a release command sent from a keypad
JP5008463B2 (ja) 調光方式および該調光方式を採用する照明装置
JP6194326B2 (ja) 中継装置、発光装置および発光制御装置
JP2001273981A (ja) 光源の制御装置
JP5034165B2 (ja) 点灯制御システム
JP2010250991A (ja) 伝送制御装置、及びこの伝送制御装置を備えた遠隔制御監視システム
KR20180054106A (ko) 스마트 조명 시스템의 동작 방법
JP4092316B2 (ja) 点灯制御システム及び点灯モジュールの点灯制御方法
TWI385891B (zh) 負載控制系統
JP2000012242A (ja) 照明制御システム
JP4784124B2 (ja) 点灯制御システム及び点灯制御装置
CN101052258B (zh) 灯光控制网络及控制方法
JP2003142280A (ja) 調光制御装置及び調光制御システム
JP7308487B2 (ja) 照明器具、照明制御方法及び照明制御プログラム
JP4986111B2 (ja) 点灯制御装置及び点灯制御システム
JP2004063218A (ja) 照明制御システム
JP2007171366A (ja) 発光装置
JPH10134965A (ja) 照明装置
JP2020107420A (ja) 照明制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20100823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4640580

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees