JP4637406B2 - フローティングカーデータ収集方法と、それを実施する装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行車両からアップリンクされるフローティング・カーデータ(FCD)を収集する方法と、それを実施する装置に関し、特に、情報価値の高いFCDを効率的に収集できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】
FCDは、走行車両がセンターに提供する自車位置や速度などの情報を含むデータであり、センターでは、収集したFCDを解析して、一般車両に情報提供するための交通情報を作成する。
【0003】
現在、我が国では、走行車両からアップリンク情報を収集する手段として、道路上に設置した光ビーコンを有しており、この光ビーコンの下を通過する車両から送信された車両識別コードなどの情報を光ビーコンが受信し、この情報がセンターに集められる。しかし、光ビーコンで収集できる地点は限られており、また、光ビーコンの設置区域を広げることは容易ではない。
【0004】
欧州では、車両に搭載した携帯電話を利用してFCDを収集するシステムが開発されている。我が国でも、これからのシステムとして、携帯電話を利用するFCD収集システムが検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、携帯電話を利用してFCDを収集する場合には、その通話料金を誰が負担するかと云うことが問題になる。欧州のシステムでは、FCDの収集側(センター)が通信コストを負担することとしているが、この場合、収集側が支払う通信コストの合計は、かなりの額に及ぶことになる。
【0006】
本発明の発明者等は、先に、交通情報など、付加価値情報を提供する見返りとして車載機からFCDを収集するFCD収集方法を提案している(特願平2001−67101)。この方法では、付加価値情報を取得するために車載機側から発呼が行われ、その際にFCDが収集されるので、通信コストを車載機側で負担することになる。しかし、Point to Pointの対話型メディアの場合は、「見返り情報」としてFCDを収集するという手法が取りやすいが、地上波デジタル放送などを利用して広く交通情報を提供するシステムを考えた場合、放送型メディアからの情報の流れは一方通行であるため、見返り情報としてFCDを収集することは難しい。
【0007】
また、交通事故発生地点の周辺地域における交通状況などは、一刻も早く収集して交通情報に反映させることが望ましく、こうした地域からの情報価値の高いFCDを、通信コストを度外視して、迅速に収集できるようにすることも必要である。
【0008】
本発明は、こうした課題を解決するものであり、FCDを効率的に収集するFCD収集方法を提供し、また、その方法を実施する装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、走行車両から計測されたFCDを収集するFCD収集方法において、走行車両の車載機に、交通情報を暗号化して提供し、車載機からFCDが提供されると、前記車載機に前記交通情報の暗号解読のキー情報を提供するようにしている。
【0010】
また、走行車両の車載機にFCDの少なくとも計測地域を含むFCD収集指示情報を送信し、前記計測地域のFCDを提供した車載機に見返り情報を提供するようにしている。
【0011】
また、計測したFCDをFCD収集装置に送信する車載機には、計測したFCDを蓄積するFCD情報蓄積手段と、第1のメディアから暗号化された交通情報を受信する交通情報受信手段と、FCD情報蓄積手段に蓄積したFCDをFCD収集装置に送信し、FCD収集装置から暗号化された交通情報の復号化キーを受信する送受信手段と、送受信手段が受信した復号化キーを用いて交通情報を復号化する交通情報復号化手段と、復号化された交通情報を表示する表示手段とを設けている。
【0012】
また、走行車両から計測されたFCDを収集するFCD収集装置には、走行車両の車載機が送信したFCDを受信する情報受信手段と、受信したFCDを蓄積するFCD情報収集手段と、暗号化された交通情報を車載機に提供する情報提供装置から前記交通情報の復号化キーを受信するキー受信手段と、車載機から受信したFCDの情報価値を判定し、判定結果に基づいて前記車載機への復号化キーの提供の是非または提供する復号化キーの種類を決める復号化キー提供判定手段と、復号化キー提供判定手段の決定に従って、FCDを送信した車載機と回線が接続している間に、前記復号化キーを車載機に送信する情報送信手段とを設けている。
【0013】
また、FCDを計測する走行車両の車載機向けに交通情報を提供する情報提供装置には、暗号化キー及び復号化キーを生成するキー生成手段と、交通情報をキー生成手段が生成した暗号化キーで暗号化する交通情報暗号化手段と、暗号化された交通情報を車載機に提供する交通情報送信手段と、車載機からFCDを収集し前記車載機に交通情報の暗号化を解くための復号化キーを提供するFCD収集装置に、復号化キーの情報を送信するキー送信手段とを設けている。
【0014】
そのため、交通情報の暗号解読キー情報を得ようとして車載機から自発的にFCDの提供が行われる。その結果、FCDの伝送に通信コストが掛かる場合でも、FCDを収集するセンター側は、通信コストを負担せずにFCDを集めることができる。
【0015】
また、FCD指定情報を車載機に送信することにより、必要とする地域の情報を効率的に収集することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
第1の実施形態のFCD収集方法では、放送メディアを通じて暗号化された交通情報を提供し、この暗号化を解く復号化鍵を対話型のメディアから提供する。車載機は、対話型メディアにFCDを提供して対話型メディアから復号化鍵を取得し、放送される交通情報を解読する。
【0017】
図1は、このFCD収集方法実施するシステムを模式的に示している。暗号化された交通情報は、地上波デジタル放送等の放送型メディアAから放送される。車両に搭載された車載機は、携帯電話により対話型メディアBにFCDを送信し、対話型メディアBから暗号解読キー情報を取得する。
【0018】
この場合、FCDは車載機が通信コストを負担する形で、対話型メディアを通じ収集される。車載機は、FCDを提供する見返りに復号化鍵を取得し、放送メディアから放送される交通情報を利用することできる。
【0019】
図2は、メディアBがビーコンである場合を示しており、車載機からFCDを送信することにより、ビーコンから暗号解読キー情報が提供される。この場合には、通信コストは発生しないが、暗号解読キー情報の提供を期待する車載機側からFCDの提供が行われることになる。
【0020】
図3は、図1のシステムを構成する機器のブロック図を示している。このシステムは、暗号化された交通情報を提供するメディアAに相当する暗号化情報提供装置10と、FCDを収集し、復号化キー情報を提供するメディアBに相当するFCD収集・復号化キー送信装置30と、FCD収集・復号化キー送信装置30が収集したFCDを編集して交通情報を生成し暗号化情報提供装置10に出力する交通情報収集・編集装置20と、FCDを提供する車載機40とから成る。
【0021】
暗号化情報提供装置10は、交通情報収集・編集装置20から交通情報を受信する交通情報受信部11と、暗号化キー及び復号化キーを生成する暗号・復号化キー生成部14と、交通情報を暗号化キーで暗号化する交通情報暗号化処理部13と、暗号化された交通情報を送信する暗号化済み情報送信部12とを備えている。
【0022】
また、FCD収集・復号化キー送信装置30は、車載機40からの情報を受信する着信・情報受信部33と、受信情報の中のFCDを収集するFCD情報収集部34と、復号化キーの提供の是非を判定する復号化キー提供判定部32と、復号化キー情報を車載機40に送信する情報送信部31とを備えている。
【0023】
また、車載機40は、暗号化情報提供装置10から暗号化された交通情報を受信する暗号化交通情報受信部41と、暗号化交通情報の復号化処理を行う暗号データ復号化処理部42と、復号化された交通情報の出力処理を行う交通情報出力処理部45と、交通情報等を画像表示する表示装置47と、交通情報を音声表示するスピーカ46と、GPSアンテナやジャイロ50の情報から自車位置を判定する自装置位置判定部43と、速度センサ51やスリップセンサ52など各種のセンサ情報を蓄積するFIFOから成るFCD情報蓄積部48と、デジタル地図データを蓄積するデジタル地図データベース44と、FCD収集・復号化キー送信装置30と通信する携帯電話などの対話型メディア外部IF部49とを備えている。
【0024】
暗号化情報提供装置10は、図4に示すように、
ステップ1:交通情報受信部11が、交通情報収集・編集装置20から交通情報を受信する。
ステップ2:暗号・復号化キー生成部14は、前回、キーを生成してから一定時間が経過したか否か判断し、経過しているときは、
ステップ3:暗号化、復号化キーを再生成し、
ステップ4:生成した復号化キーをFCD収集・復号化キー送信装置30に通知する。
ステップ5:交通情報暗号化処理部13は、受信した交通情報を暗号化キーで暗号化し、
ステップ6:暗号化済み情報送信部12は、暗号化された交通情報を放送を通じて送信する。
【0025】
また、ステップ2において、経過時間が短いため再生成条件を満たしていないときは、ステップ5に移行する。
【0026】
図5(a)(b)は、暗号化情報提供装置10が送信する交通情報のデータ構成を例示している。このデータの冒頭には、復号化が可能か否かを試す「復号化成否チェック用データ」が含まれている。交通情報は、全体を暗号化しても、一部だけを暗号化しても良い。
【0027】
車載機40では、図6(a)に示すように、
ステップ20:暗号化交通情報受信部41が、この暗号化された交通情報を受信する。
ステップ21:暗号データ復号化処理部42は、既にFCD収集・復号化キー送信装置30から復号化キーを取得している場合は、この交通情報に付随する復号化成否チェック用データを復号化キーで復号化する。正しく復号化できたときは、例えば「OK!」という文字列が表示される。その場合は、その復号化キーを用いて交通情報を復号化し、スピーカ46や表示装置47から交通情報を表示する(ステップ24)。
正しく復号化できない場合、即ち、キーが更新されている場合は、
ステップ22:FCD情報蓄積部48に蓄積されたFCDをFCD収集・復号化キー送信装置30に送信して、
ステップ23:新しい復号化キーを取得する。
ステップ24:取得した復号化キーを用いて交通情報を復号化し、スピーカ46や表示装置47から交通情報を表示する。
【0028】
また、車載機40は、FCDを蓄積するため、図6(b)に示すように、
ステップ30:各センサ51〜52から情報を集め、
ステップ31:自装置位置判定部43が判定した位置情報及び時刻情報と関連付けてFCD情報蓄積部48に蓄積する。FCD情報蓄積部48はFIFOにより、最近の一定量のデータだけを蓄積する。
【0029】
図7は、車載機40からFCD収集・復号化キー送信装置30に送信されるFCD情報のデータ構成例を示している。
【0030】
FCD収集・復号化キー送信装置30は、図8に示すように、
ステップ10:着信・情報受信部33が、車載機40から着呼を受けて、
ステップ11:情報を受信すると、FCD情報収集部34が、情報に含まれるFCDを集める。
ステップ12:復号化キー提供判定部32は、FCD情報収集部34が集めたFCDが有効か否かを判定する。有効であるときは、
ステップ13:集めたFCDをFCD情報収集部34から交通情報収集・編集装置20に送り、
ステップ14:車載機40に対して、暗号化情報提供装置10から送られた復号化キーを送信し、
ステップ15:回線を切断する。
また、ステップ12において、FCDが有効でない場合は、回線を切断する(ステップ15)。
【0031】
図9は、FCD収集・復号化キー送信装置30から車載機40に送られるキー情報を示している。
【0032】
交通情報を暗号化する方式としては、共通鍵(秘密鍵)方式、公開鍵・秘密鍵方式のどちらを用いても構わない。共通鍵方式は、換字式、転置式、挿入式、多表式、等に分類され、シーザー暗号・カルダングリル・エニグマ暗号・DES・IDEAなどが知られている。この方式は、処理速度が比較的早い。また、公開鍵方式には、RSA暗号・楕円曲線暗号などが知られている。この方式は、強固であるが、処理速度が一般的に遅い。
【0033】
このように、このFCD収集方法では、FCDの見返りに、暗号化した交通情報の暗号解読キー情報を提供することにより、FCDを効率的に収集することができる。FCDの伝送に通信コストが掛かる場合でも、車載機が、その通信コストを負担して、FCDの収集が行われる。
【0034】
放送型メディアから提供する情報は、ある時間が経つと暗号化及び復号化の鍵(キー)を変更する。こうすることにより、提供される交通情報は一定時間経つと復号化できなくなり、再度暗号化キーを取得するためにFCDを提供する必要が出てくる。そのため、FCDを一定時間毎に収集することが可能となる。
【0035】
暗号化する対象は、提供する交通情報全体でも、あるいは、情報を正しく参照するための必須アイテム(データの型を決定するための情報種別や有無フラグ、可変長データにおける繰り返しデータ数など)のみでも良い。通常、「解読されにくい高強度の」暗号化を行うほど、処理量が増え、復号化に時間が掛かる。そのため、交通情報のようなデータ量が大きいものを暗号化する場合は、必須アイテムのみを暗号化する方式の方が現実的と思われる。
【0036】
また、交通情報の内、既存インフラで収集した情報は誰でも見られるが、FCDを基に生成した情報は暗号化する、と云うように、情報の内容により暗号化対象を区別するようにしても良い。
【0037】
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、車載機に与える復号化キーの有効な時間を、それぞれ違える方法について説明する。
【0038】
これは、暗号化情報提供装置10がキーを更新した場合に、各車載機40から一斉にFCD収集・復号化キー送信装置30への発呼が行われ、回線が混雑する事態を避けるために行われる。各車載機に与える復号化キーの有効な時間帯を変えることにより、FCD収集・復号化キー送信装置30への通信の集中を避けることができる。
【0039】
また、この方法により、車載機から提供されたFCDの情報価値に応じて、有効期間の異なる復号化キーを与える運用も可能になる。
【0040】
図10は、共通鍵(秘密鍵)方式で交通情報を暗号化する場合に、この交通情報を復号化できる時間を各車載機ごとに違える方法について示している。
車載機には、FCD収集・復号化キー送信装置30から秘密鍵データAが与えられる。この秘密鍵にはキーIDが付されている。
【0041】
また、車載機は、暗号化情報提供装置10から放送を通じて秘密鍵Bのテーブルを取得する。このテーブルには、各キーIDごとの秘密鍵Bの情報が含まれている。暗号化情報提供装置10は、このテーブルを暗号化した交通情報と同時に送信する。
【0042】
暗号化された交通情報は、秘密鍵Aと秘密鍵Bとから生成される秘密鍵Cを用いて復号化することができる。例えば、秘密鍵Cを、
秘密鍵C=秘密鍵A+秘密鍵B
で生成するものとする。秘密鍵A=256、秘密鍵B=521であるとき、秘密鍵C=777となり、この777を用いて交通情報を復号化できる。
【0043】
このとき、交通情報を暗号化する秘密鍵をC’に変更し、同時に秘密鍵Bを秘密鍵B’に変更すると、秘密鍵B’として
秘密鍵B’=秘密鍵C’−秘密鍵A
に設定した場合には、秘密鍵Aを保持する車載機は秘密鍵Aのまま交通情報を復号化することができる。しかし、秘密鍵B’≠秘密鍵C’−秘密鍵Aとした場合は、秘密鍵Aでは交通情報を復号化できない。
【0044】
このように暗号化情報提供装置10が放送するテーブルの中で秘密鍵Bをどのように更新するかにより、秘密鍵Aの有効期間あるいは有効時間帯を変えることができる。
【0045】
また、図11は、公開鍵・秘密鍵方式で交通情報を暗号化する場合に、この交通情報を復号化できる時間を各車載機ごとに違える方法について示している。
【0046】
この場合、交通情報は暗号化キーC’で暗号化されており、これは復号化キーCを用いて復号化できる。暗号化情報提供装置10が放送するテーブルには、復号化キーCを各キーIDに対応する秘密鍵Bで暗号化した情報が含まれている。一方、車載機には、FCD収集・復号化キー送信装置30からキーIDが付された公開鍵Aが与えられる。車載機は、公開鍵Aを用いて、テーブルに含まれた、対応するキーIDの秘密鍵Bで暗号化された復号化キーCを復号化し、交通情報を解読するための復号化キーCを得ることができる。
【0047】
この場合、復号化キーCを暗号化する秘密鍵Bを更新するか否かにより公開鍵Aの有効期間あるいは有効時間帯を変えることができる。
【0048】
図12は、この公開鍵・秘密鍵方式での方法を実施するシステムの構成を示している。
暗号化情報提供装置10は、交通情報を暗号化する暗号化キーと復号化する復号化キーとを生成する交通情報暗号・復号化キー生成部16と、暗号化キーで交通情報を暗号化する交通情報暗号化処理部13と、キーIDごとに秘密鍵・公開鍵の変更を行うか否かを判定するキーID毎の秘密・公開鍵変更判定部18と、復号化キーを暗号化する各IDの秘密鍵を決定し、その公開鍵をFCD収集・復号化キー送信装置30に送信する復号化キー一覧秘密・公開鍵決定処理部19と、各IDの秘密鍵で復号化キーを暗号化したテーブルを生成する秘密鍵による復号化キー一覧暗号化処理部17と、暗号化した交通情報とテーブルとを送信する復号化キー一覧暗号化交通情報送信部15とを備えている。
【0049】
また、FCD収集・復号化キー送信装置30は、FCDの情報価値を判定し車載機に返信する公開鍵を決定するキーID公開鍵提供判定部35を備えている。
【0050】
暗号化情報提供装置10は、図13に示すキーID管理テーブルに基づいて、キーID、秘密鍵、公開鍵、その更新時期を管理している。キーは複数のクラス(1〜M)に分けて設定され、各クラスにN個のキーが割り付けられる。クラスの数が大きくなる程、キーの有効期限が長く設定される。また、同じクラスのN個のキーはそれぞれ更新時期が異なるように設定される。
【0051】
車載機にどのクラスのどのキーIDの公開鍵を割り振るかはFCD収集・復号化キー送信装置30のキーID公開鍵提供判定部35で決定される。そのため、暗号化情報提供装置10で設定されたキーID管理テーブルの情報は、秘密鍵の情報を除いて、キーID公開鍵提供判定部35に送られる。
【0052】
キーID公開鍵提供判定部35は、車載機から提供されたFCDの情報価値に応じて車載機に与えるキーのクラスを決め、そのクラスの中で最近更新されたキーの公開鍵を車載機に与える。こうすることにより、公開鍵の有効期限を、提供したFCDの情報価値に応じて設定することができ、また、有効期限の最終期日が集中しないように設定することができる。
【0053】
図14は、暗号化情報提供装置10のキーID毎の秘密・公開鍵変更判定部18におけるキーID管理の処理手順を示している。
システムの初期立上直後に(ステップ40)、各クラスjごとの更新時間Tjを決定する(ステップ41)。更新時間はクラスjのランクが上がる程、長く設定する。また、各クラスjに属するID=j1の秘密鍵/公開鍵を設定し、最終更新時間を現在時刻にセットする(ステップ42)。
【0054】
この初期設定が終了すると、次は、1番目のクラスから順に(ステップ45)、クラスjのキーの内、最終更新時間が最も新しいキーjkを検索し(ステップ44)、キーID=jkの更新後、Tj/N以上時間が経過したか判定し(ステップ45)、経過しているときは、ID=jk+1(k=Nの時はk=1)の秘密鍵/公開鍵を変更し、最終更新時間を現在時刻にセットする(ステップ46)。この処理を各クラスについて実行する。
【0055】
また、図15は、FCD収集・復号化キー送信装置30のキーID公開鍵提供判定部35が、FCDの情報価値を判定する手順を示している。
FCDの軌跡長のよる情報価値の評価値を算出する(ステップ50)。走行開始直後のFCDの情報価値は低い。次に、イベント情報(事故・交通障害等)の有無による評価値を算出する(ステップ51)。次に、センターからの情報収集リストに載る箇所の情報が有るか否かにより情報価値の評価値を算出する(ステップ52)。上記各々の情報価値を合計し、最終的な評価値を算出する(ステップ53)。評価値から提供するクラスを決定し、そのクラスの最終更新時間が最も新しいキーIDを返信キーとする(ステップ54)。
こうして、情報価値が高いFCDを提供した車載機には、有効期間が長い公開鍵が与えられる。
【0056】
公開鍵を取得した車載機では、暗号化情報提供装置10から受信した復号化キーテーブル(図16)の該当キーIDのレコードを公開鍵で復号化し、得た復号化キーで交通情報を復号化する。
【0057】
このように、このFCD収集方法では、車載機に与える復号化キーの有効期限や有効時間帯を、FCD収集・復号化キー送信装置30への通信の集中を回避し、また、車載機から提供されたFCDの情報価値に応じて設定することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、センターから車載機に情報収集エリアを指定してFCDを収集する方法について説明する。
【0058】
この方法を実施するシステムは、図17に示すように、FCD収集用指定情報入力パソコン70から指定されたエリアのFCD指定情報を送信するFCD指定情報送信装置60と、車載機40と、車載機40からFCDを収集して見返り情報を提供するFCD収集装置30とから成る。
【0059】
FCD指定情報送信装置60は、FCDの収集指定場所の情報が入力されるFCD収集用指定情報入力部61と、FCD指定情報を車載機40に送信する指定情報送信部62とを備えている。
【0060】
車載機40は、情報を受信する情報受信部54と、GPSアンテナやジャイロ50の情報から現在位置を識別する自装置位置判定部43と、現在位置の情報や速度センサ51、スリップセンサ52などの情報を蓄積するFCD情報蓄積部(FIFO)48と、現在位置がFCD指定情報で指定された収集指定場所に該当するか否かを判定するFCD指定場所判定部55と、収集指定場所での計測データを蓄積するFCDバッファ56と、収集指定場所で蓄積した計測データの蓄積時間から情報の鮮度を判断し、送信するFCDを選出するFCD選出部58と、表示装置47と、操作者の入力操作を受け付けるマンマシン入力処理部57と、携帯電話などの情報送信/外部インターフェース49とを備えている。
【0061】
また、FCD収集装置30は、車載機40からの情報を受信する着信/情報受信部33と、受信情報からFCDを抜き取るFCD情報収集部34と、FCDを蓄積するFCD情報蓄積部37と、FCD提供の見返りの情報を生成する見返り情報生成部36と、見返り情報を車載機40に送信する情報送信部31とを備えている。
【0062】
FCD指定情報送信装置60から送信されるFCD指定情報は、図18に例示するように、
要求番号(この要求を一意に特定する番号)
返信種別(即座に収集したいとき:1、次回のセンターアクセス時:2)
連絡先番号(フリーダイヤルの電話番号)
見返り情報の内容/価値
情報鮮度指定(保持時間)(情報収集指定場所のFCDを車載機で保持すべき時間。その保持時間を超えて保持されているデータは情報鮮度が落ちるため必要としない。)
ポイント指定の有無(情報収集指定場所をポイント指定するか否かのフラグ)
経度/緯度(ポイント指定するときのポイント地点の経度/緯度)
半径(ポイント指定でのポイント地点からの半径)
路線指定の有無(情報収集指定場所を道路指定するか否かのフラグ)
形状ベクトルデータ列数(道路指定するときの道路を規定するノード数)
ノードP1〜Pnの経度/緯度(道路を規定するノードの座標データ)
ポリゴン形状エリア指定の有無(情報収集指定場所をエリア指定するか否かのフラグ)
ポリゴン形状データ列点数(エリア指定するときのポリゴンを規定するノード数)
ノードP1〜Pmの経度/緯度(ポリゴンを規定するノードの座標データ)
などのデータから成る。
この情報を受信した車載機40では、FCD収集指定場所判定部55が、FCD情報で指定された場所を判定し、その場所で蓄積されたFCD情報をFCD情報蓄積部48から収集指定場所FCDバッファ56に複写する。
【0063】
この手順を図19に示している。
FCD情報は、継続的に測定され(ステップ60)、FCD情報蓄積部(FIFO)48に蓄積される(ステップ61)。FCD情報蓄積部(FIFO)48は、新しいデータが入力すると、古いデータを廃棄して一定量のデータだけを蓄積する。FCD収集指定場所判定部55は、FCD指定情報を参照し(ステップ62)、場所の指定(ポイント指定、路線指定、エリア指定)がある場合には(ステップ63)、この情報で指定された保持時間をFCD選出部58に格納し、また、自装置位置判定部43により判定された現在の自車位置がFCD指定場所に該当するか否かを識別する(ステップ64)。該当する場合は、FCD情報蓄積部48に蓄積されたデータを収集指定場所のFCDバッファ56に複写して保持する。
【0064】
また、図20は、FCD指定情報の返信種別が「2:次回のセンターアクセス時」である場合の車載機40のFCD送信処理手順を示している。
【0065】
FCD収集装置30にFCDを送信する時期が来ると(ステップ66)、FCD選出部58は、収集指定場所FCDバッファ56に計測情報が蓄積されているかを調べる(ステップ67)。蓄積されているときは、FCD選出部58は、FCDバッファ56に蓄積されているデータの蓄積時からの経過時間と、FCD指定情報で規定された保持時間とを比較し、経過時間が保持時間を超えているか否かを判定する(ステップ68)。経過時間が保持時間を超えている場合には、FCD選出部58は、FCD情報蓄積部48に蓄積された最新のFCDデータを情報送信/外部IF49に出力し、情報送信/外部IF49は、FCD指定情報に含まれる連絡先番号に発呼してFCDを送信する(ステップ70)。また、経過時間が保持時間以内であれば、FCD選出部58は、収集指定場所FCDバッファ56に蓄積されたFCDデータを情報送信/外部IF49に出力し、情報送信/外部IF49は、FCD指定情報に含まれる連絡先番号に発呼してFCDを送信する(ステップ69)。
【0066】
また、図21は、FCD指定情報の返信種別が「1:即時に収集したいとき」である場合の車載機40のFCD送信処理手順を示している。
FCD指定情報の返信種別が「1」であるときは(ステップ80)、FCD選出部58は、収集指定場所FCDバッファ56に計測情報が蓄積されているかを調べる(ステップ81)。蓄積されているときは、FCDバッファ56に蓄積されているデータの蓄積時からの経過時間と、FCD指定情報で規定された保持時間とを比較し、経過時間が保持時間を超えているか否かを判定する(ステップ82)。経過時間が保持時間以内であれば、表示装置47に、FCD指定情報に含まれる見返り情報の内容と、FCDの送信により見返り情報が得られる旨を表示する(ステップ83)。
【0067】
これを見た操作者がFCD送信の指示を行うと、マンマシン入力処理部57から情報送信/外部IF49に送信指示が送られ(ステップ84)、情報送信/外部IF49は、FCD選出部58が選出した収集指定場所FCDバッファ56に蓄積されたFCDデータをFCD指定情報に含まれる連絡先番号に発呼して送信する(ステップ:85)。
【0068】
また、図22は、FCD収集装置30の処理手順を示している。
車載機40から着呼があり(ステップ71)、受信した情報(ステップ72)にFCDが存在するときは(ステップ73)、FCD情報収集部34が受信情報からFCDを集めてFCD蓄積部37に蓄積する(ステップ47)。見返り情報生成部36は、FCDに応じた見返り情報を生成し(ステップ75)、車載機40に対して見返り情報を送信し(ステップ76)、回線を切断する(ステップ77)。
【0069】
車載機40からFCD収集装置30に送られるFCD情報には、図23に示すように、図7のFCD情報の内容に加えて、対応するFCD指定情報の要求番号、「情報収集要望場所」情報の有無を示す情報が含まれる。
【0070】
このように、このFCD収集方法では、センターが情報収集を必要とする地域を指定して車載機からFCDを収集し、得られた情報を交通情報に反映させることができる。FCD送信の連絡先としてフリーダイヤルの電話番号を設定し、また、FCDの見返り情報を提供することにより、車載機から情報価値が高いFCDを収集することが可能になる。
【0071】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のFCD収集方法は、車載機から効率的にFCDを収集することを可能にする。また、本発明の装置は、このFCD収集方法を実現することができる。
【0072】
第1のメディアから暗号化した交通情報を提供し、第2のメディアから、FCDの見返りに暗号解読キー情報を提供する方法では、FCDの伝送に通信コストが掛かる場合でも、FCDを収集するセンター側が、通信費を負担せずにFCDを集めることができる。
【0073】
また、交通情報の暗号化の鍵を一定の時間で変えることにより、交通情報の復号化が出来なくなった車載機から一定時間ごとにFCDを収集することが可能になる。
【0074】
また、FCDの情報価値に応じて暗号解読キー情報の有効期間の差別化を図ることにより、車載機の貢献度に報いることができる。
【0075】
また、FCD指定情報を車載機に送信することにより、必要とする地域の情報を効率的に収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のFCD収集方法を示す概念図、
【図2】本発明の第1の実施形態のFCD収集方法を示す別の概念図、
【図3】本発明の第1の実施形態のFCD収集システムの構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第1の実施形態の暗号化情報提供装置の処理手順を示すフロー図、
【図5】本発明の第1の実施形態の交通情報のデータ構成を示す図、
【図6】本発明の第1の実施形態の車載機の処理手順を示すフロー図、
【図7】本発明の第1の実施形態のFCD情報のデータ構成を示す図、
【図8】本発明の第1の実施形態のFCD収集・復号化キー送信装置の処理手順を示すフロー図、
【図9】本発明の第1の実施形態のキー情報のデータ構成を示す図、
【図10】本発明の第2の実施形態の交通情報の復号化方式(秘密鍵方式)を説明する図、
【図11】本発明の第2の実施形態の交通情報の復号化方式(公開鍵・秘密鍵方式)を説明する図、
【図12】本発明の第2の実施形態のFCD収集システムの構成を示すブロック図、
【図13】本発明の第2の実施形態のキーID管理テーブルのデータ構成を示す図、
【図14】本発明の第2の実施形態のキーID公開鍵変更判定処理手順を示すフロー図、
【図15】本発明の第2の実施形態の車載機に返信するキーID決定処理手順を示すフロー図、
【図16】本発明の第2の実施形態の交通情報復号化キー一覧のデータ構成を示す図、
【図17】本発明の第3の実施形態のFCD収集システムの構成を示すブロック図、
【図18】本発明の第3の実施形態のFCD指定情報のデータ構成を示す図、
【図19】本発明の第3の実施形態のFCD情報のデータ構成を示す図、
【図20】本発明の第3の実施形態のFCD計測処理手順を示すフロー図、
【図21】本発明の第3の実施形態のFCD送信処理手順を示すフロー図、
【図22】本発明の第3の実施形態の即時FCD送信処理手順を示すフロー図、
【図23】本発明の第3の実施形態のFCD収集装置の処理手順を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 暗号化情報提供装置
11 交通情報受信部
12 暗号化済み情報送信部
13 交通情報暗号化処理部
14 暗号・復号化キー生成部
15 復号化キー一覧暗号化交通情報送信部
16 交通情報暗号・復号化キー生成部
17 復号化キー一覧暗号化処理部
18 キーID毎の秘密・公開鍵変更判定部
19 復号化キー一覧秘密・公開鍵決定処理部
20 交通情報収集・編集装置
30 FCD収集・復号化キー送信装置
31 情報送信部
32 復号化キー提供判定部
33 着信・情報受信部
34 FCD情報収集部
35 キーID公開鍵提供判定部
36 見返り情報生成部
37 FCD情報蓄積部
40 車載機
41 暗号化交通情報受信部
42 暗号データ復号化処理部
43 自装置位置判定部
44 デジタル地図データベース
45 交通情報出力処理部
46 スピーカ
47 画像表示する表示装置
48 FCD情報蓄積部
49 対話型メディア外部IF部
50 GPSアンテナ・ジャイロ
51 速度センサ
52 スリップセンサ
54 情報受信部
55 FCD指定場所判定部
56 FCDバッファ
57 マンマシン入力処理部
58 FCD選出部
60 FCD指定情報送信装置
61 FCD収集用指定情報入力部
62 指定情報送信部
70 FCD収集用指定情報入力パソコン
Claims (7)
- 計測したFCDをFCD収集装置に送信する車載機において、
計測したFCDを蓄積するFCD情報蓄積手段と、
第1のメディアから暗号化された交通情報を受信する交通情報受信手段と、
前記FCD情報蓄積手段に蓄積したFCDをFCD収集装置に送信し、前記FCD収集装置から暗号化された前記交通情報の復号化キーを受信する送受信手段と、
前記送受信手段が受信した復号化キーを用いて前記交通情報を復号化する交通情報復号化手段と、
復号化された前記交通情報を表示する表示手段と
を備えることを特徴とする車載機。 - 走行車両から計測されたFCDを収集するFCD収集装置において、
走行車両の車載機が送信したFCDを受信する情報受信手段と、
受信したFCDを蓄積するFCD情報収集手段と、
暗号化された交通情報を車載機に提供する情報提供装置から前記交通情報の復号化キーを受信するキー受信手段と、
車載機から受信したFCDの情報価値を判定し、判定結果に基づいて前記車載機への前記復号化キーの提供の是非または提供する前記復号化キーの種類を決める復号化キー提供判定手段と、
前記復号化キー提供判定手段の決定に従って、FCDを送信した車載機と回線が接続している間に、前記復号化キーを前記車載機に送信する情報送信手段と
を備えることを特徴とするFCD収集装置。 - 前記復号化キー提供判定手段は、受信したFCDの情報価値に応じて、車載機に送信する前記復号化キーの有効期限を違えることを特徴と
する請求項2に記載のFCD収集装置。 - FCDを計測する走行車両の車載機向けに交通情報を提供する情報提供装置において、
暗号化キー及び復号化キーを生成するキー生成手段と、
交通情報を前記キー生成手段が生成した暗号化キーで暗号化する交通情報暗号化手段と、
暗号化された前記交通情報を車載機に提供する交通情報送信手段と、
前記車載機からFCDを収集し前記車載機に前記交通情報の暗号化を解くための復号化キーを提供するFCD収集装置に、前記復号化キーの情報を送信するキー送信手段と
を備えることを特徴とする情報提供装置。 - 前記交通情報暗号化手段は、車載機に提供する交通情報の一部に対して暗号化を行うことを特徴とする請求項4に記載の情報提供装置。
- 前記交通情報暗号化手段は、所定時間が経過するごとに前記交通情報の暗号化に用いる暗号化キーを変更することを特徴とする請求項4に記載の情報提供装置。
- 前記交通情報送信手段は、前記交通情報の暗号化に用いる前記暗号化キーの変更後も前記車載機に提供された復号化キーの種類に応じて前記交通情報の復号化を可能にする情報を前記交通情報と併せて前記車載機に提供することを特徴とする請求項6に記載の情報提供装置。
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