JP4637373B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電源をオフした時の液晶表示画面の残像を速やかに消去する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、従来の液晶表示装置を示すブロック図である。
図9において、101はDC/DCコンバータ回路で、入力電源VDDDより、ゲート電圧VDDG、VEEG、ソース電圧VDDA、階調電圧、対向電圧VCOMを生成する。102はタイミングコントローラで、表示データ及びゲートドライバIC、ソースドライバICを制御するコントロール信号を出力する。103はゲートドライバICで、ゲートHigh電圧VDDG、ゲートLow電圧VEEGのレベルを液晶パネルのTFTのゲートへ出力する。104はソースドライバICで、ソース電圧VDDA、階調電圧、及びタイミングコントローラ102より出力される表示データに基づいて、所望の電圧を液晶パネルのTFTのソース端子に出力する。105は液晶パネルであり、ゲートドライバIC103及びソースドライバIC104の出力電圧が、液晶パネル105内のTFTへ印加される。
【0003】
図10は、従来の液晶パネルを示す構成図である。
図10において、106はゲートドライバIC103の出力に接続されるゲートライン、107はソースドライバIC104の出力に接続されるソースラインを示す。またゲートライン103及びソースライン104が直交する画素にTFT(薄膜トランジスタ)が配設される。CLCはTFTのドレイン端子と対向電極間の液晶容量、Csは液晶容量CLCと並列に接続された蓄積容量Csである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この液晶パネル105において、入力電源VDDDをオフする時、TFTはオフし、液晶容量CLC及び蓄積容量Csに蓄積された電荷が放電しにくくなり、完全に放電するまでかなりの時間を要してしまい、表示上残像として現れるという課題があった。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、液晶パネルの電源がオフする際に液晶容量CLC及び蓄積容量Csに残った電荷を短時間で放電する液晶表示装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる液晶表示装置においては、ゲートラインとソースラインの交点に、ゲートラインの電位によりオンオフ制御されるスイッチング素子と、このスイッチング素子により制御される液晶容量及び蓄積容量とが形成され、スイッチング素子がオン状態のとき、ソースラインと液晶容量及び蓄積容量とが接続される液晶パネルを有する液晶表示装置において、第一の電源によって動作し、ゲートラインに走査信号を出力するゲートドライバICと、オン状態のとき、第一の電源が高電位から低電位に変わってから所定時間遅れて高電位から低電位になる第二の電源をゲートラインに接続するように配置され、第一の電源が低電位のときにオン状態になるよう制御される第一のトランジスタとを備え、
第一のトランジスタがオン状態であり、第二の電源に接続されたゲートラインが高電位である間に、液晶パネルの液晶容量及び蓄積容量に蓄積された電荷がソースラインを経由して放電されるように構成されているものである。
【0007】
また、第一のトランジスタは、液晶パネルの周辺部に配置されているものである。
また、第一の電源が低電位のとき、高電位になる第三の電源を有すると共に、第一のトランジスタは、第三の電源によって制御されるNチャンネルMOSトランジスタであるものである。
【0008】
さらに、第一のトランジスタは、第一の電源によって制御されるPチャンネルMOSトランジスタであるものである。
また、第一のトランジスタは、液晶パネルの外部に配置されているものである。
【0009】
また、第二の電源は、第一のトランジスタを介してゲートドライバICに入力され、ゲートドライバICには、第二の電源を出力する配線が設けられると共に、配線はゲートドライバIC及びゲートライン間を接続するよう配置されているものである。
さらにまた、ゲートドライバICは、第一の電源の出力する電位に応じて、ゲートライン及び配線を切換えて出力を行うよう構成されているものである。
【0010】
また、第一の電源の出力する電位によって制御され、第一の電源が高電位のとき、第一のトランジスタをオフ状態に制御するよう配置された第二のトランジスタを備えたものである。
また、第二のトランジスタは、全ゲートラインに共通に設けられているものである。
加えて、第二のトランジスタは、第一の電源の出力する電位によって制御されるNチャンネルMOSトランジスタであるものである。
【0011】
また、ゲートドライバICは、ゲートラインに走査信号を出力する双方向性の出力バッファを有しているものである。
また、ゲートドライバIC及び第一のトランジスタ間のゲートライン上に配置され、第一の電源の出力する電位によって制御される第三のトランジスタを備えたものである。
【0012】
さらに、第三のトランジスタは、NチャンネルMOSトランジスタであるものである。
また、第一のトランジスタ、第二のトランジスタ及び第三のトランジスタの少なくとも一つは、スイッチング素子と同一のプロセスにより形成されているものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による液晶表示装置を示す構成図である。
図1において、1はTFT(薄膜トランジスタ)をオン/オフさせるためのパルスを出力するゲートドライバICに接続されるゲートライン、2は表示データ及び階調電圧に基づいて電圧を出力するソースドライバICに接続されるソースライン、3は各々のゲートライン1とソースライン2に接続されたTFT(薄膜トランジスタ)、4はTFT3のドレインと対向電極間に配置された液晶容量(CLC)、5は液晶容量CLCと並列に接続された蓄積容量(Cs)、6は対向電極、7はNMOSのトランジスタTr1(第一のトランジスタ)で、TFT3と同一プロセスにて形成される。8はトランジスタ7をスイッチングさせる電源VH2(第三の電源)、9はTFT3をスイッチングさせる電源VH1(第二の電源)である。10はゲートライン1に接続されたゲートドライバIC、11はソースライン2に接続されたソースドライバICである。
図2は、この発明の実施の形態1による液晶表示装置の電源シーケンスを示す図である。
図2において、VDDDは、ゲートドライバICのロジック部を動作させる入力電源(第一の電源)である。
【0014】
次に、図2を用いて動作について説明する。
入力電源VDDDと電源VH1が同時に低電位から高電位に立ち上がり、電源VH2はGNDレベル(低電位)である時、トランジスタ7はオフ状態である。その時、ゲートドライバIC10の出力パルスがゲートライン1に出力され、TFT3のゲート端子に印加される。また、TFT3が1水平周期間オンし、ソースドライバIC11から出力された電圧が、TFT3のドレインへと導通し、対向電極6とドレイン間の電圧差で、液晶容量CLCと蓄積容量Csに電荷が蓄積される。その後TFT3がオフし、液晶容量CLCと蓄積容量Csに蓄積された電荷が保持される。この動作を、各ゲートライン1に接続されているTFT3が、1フレーム周期毎に繰り返す。
【0015】
次に、入力電源VDDDが高電位から低電位に立ち下がる時、電源VH2はGNDレベルからトランジスタ7をオンするレベル(高電位)まで立ち上がり、電源VH1は入力電源VDDDの立ち下がりから遅延されて立ち下がる。この時、ゲートライン1は、電源VH1の電圧が印加され、ゲートドライバIC10の全出力バッファは、双方向性に構成されており、このとき、入力端子として扱われる。双方向性バッファとは、入出力機能を持ったバッファであり、入力電源がオンの時出力として機能し、入力電源がオフの時入力として機能する。その結果、表示エリアの全TFT3がオンし、液晶容量CLC及び蓄積容量Csに蓄積された電荷がソースライン2を経由して放電される。ここに示す入力電源VDDDの立ち下がりからの遅延時間は、電荷を充分放電できる時間である。
【0016】
実施の形態1によれば、入力電源がオフする時、液晶パネルの液晶容量及び蓄積容量に蓄積された電荷を速やかに放電させ、表示における残像をなくすことができる。
【0017】
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2による液晶表示装置を示す構成図である。
図3において、1〜7、9〜11は図1におけるものと同一のものである。
12は入力電源VDDDが高電位のときオン状態になり、接地電位をトランジスタ7のゲートに印加するNMOSトランジスタTr2(第二のトランジスタ)、13はゲートドライバIC10とトランジスタ7間のゲートライン1上に配置されたNMOSトランジスタTr3(第三のトランジスタ)で、トランジスタ12、13はTFT3と同一のプロセスで形成される。14はトランジスタ12、13をスイッチングさせる入力電源VDDDである。なお、ゲートドライバIC10の出力バッファが双方向性であれば、トランジスタ13は必要ではない。
図4は、この発明の実施の形態2による液晶表示装置の電源シーケンスを示す図である。
【0018】
次に、図4を用いて動作について説明する。
入力電源VDDDと電源VH1が同時に立ち上がり、トランジスタ12、13はオン状態で、トランジスタ7はオフ状態になる。その時、ゲートドライバIC10の出力パルスがゲートライン1に出力され、TFT3のゲート端子に印加される。また、TFT3が1水平周期間オンし、ソースドライバIC11から出力された電圧が、TFT3のドレインへと導通し、対向電極とドレイン間の電圧差で液晶容量CLCと蓄積容量Csに電荷が蓄積される。その後TFT3がオフし、液晶容量CLCと蓄積容量Csに蓄積された電荷が保持される。この動作を、各ゲートライン1に接続されているTFT3が1フレーム周期毎に繰り返す。
【0019】
次に、入力電源VDDDが立ち下がる時、電源VH1は、入力電源VDDDの立ち下がりから遅延されて立ち下がる。この時、トランジスタ12、13はオフ状態、トランジスタ7はオン状態になり、TFT3のゲート端子に電源VH1の電圧が印加される。その結果、表示エリアの全TFT3がオンし、液晶容量CLC及び蓄積容量Csに蓄積された電荷が、ソースライン2を経由して放電される。ここに示す入力電源VDDDの立ち下がりからの遅延時間は、電荷を充分放電できる時間である。
【0020】
実施の形態2によっても、入力電源がオフする時、液晶パネルの液晶容量及び蓄積容量に蓄積された電荷を速やかに放電させ、表示における残像をなくすことができる。
【0021】
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による液晶表示装置を示す構成図である。
図5において、1〜7、9〜11、13は、図3におけるものと同一のものである。14はトランジスタ13(第三のトランジスタ)をスイッチングさせる入力電源VDDDである。15は各ゲートライン1に接続されたトランジスタ7を制御するスイッチングトランジスタTr5(第二のトランジスタ)であり、入力電源VDDDによってスイッチングされると共に、TFT3と同一のプロセスで形成される。
図6は、この発明の実施の形態3による液晶表示装置の電源シーケンスを示す図である。
【0022】
次に、図6を用いて動作について説明する。
入力電源VDDDと電源VH1が同時に立ち上がり、トランジスタ15、13はオン状態で、トランジスタ7はオフ状態になる。その時、ゲートドライバIC10の出力パルスが、ゲートライン1に出力され、TFT3のゲート端子に印加される。また、TFT3が1水平周期期間オンし、ソースドライバIC11から出力された電圧が、TFT3のドレインへと導通し、対向電極とドレイン間の電圧差で液晶容量CLCに電荷が蓄積される。さらにドレイン電圧とゲート端子間の電圧差で蓄積容量Csにも電荷が蓄積される。その後TFT3がオフし、液晶容量CLCと蓄積容量Csに蓄積された電荷が保持される。この動作を、各ゲートライン1に接続されているTFT3が1フレーム周期毎に繰り返す。
【0023】
次に、入力電源VDDDが立ち下がる時、電源VH1は入力電源VDDDの立ち下がりから遅延されて立ち下がる。この時、トランジスタ13、15はオフ状態、トランジスタ7はオン状態になり、TFT3のゲート端子に電源VH1の電圧が印加される。その結果、表示エリアの全TFT3がオンし、液晶容量CLC及び蓄積容量Csに蓄積された電荷がソースライン2を経由して放電される。ここに示すVDDD電源の立ち下がりからの遅延時間は、電荷を充分放電できる時間である。
【0024】
実施の形態3によっても、入力電源がオフする時、液晶パネルの液晶容量及び蓄積容量に蓄積された電荷を速やかに放電させ、表示における残像をなくすことができる。
【0025】
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4による液晶表示装置を示す構成図であり、この構成は、実施の形態1の回路構成を表示パネル外に形成したものである。
図7において、1〜6、9〜11は図1におけるものと同一のものである。16はPMOSのトランジスタTr6、17はトランジスタ16をスイッチングさせる電源VH3で、入力電源VDDDと同じである。18はゲートドライバIC10とゲートライン1間に設けられた配線である。トランジスタ16のソース端子は、ゲートドライバIC10内部に入力され、ゲートドライバIC10内で、入力電源VDDDのオンオフに応じて、ゲートライン1または配線18を切換えて、ゲートドライバIC10の出力を行うように構成されている。
なお、トランジスタ16をPMOSで形成するのは、例えば、入力電源VDDDを電源VH3として用いることで、回路構成が簡単になる。
図8は、この発明の実施の形態4による液晶表示装置の電源シーケンスを示す図である。
【0026】
次に、図8を用いて動作について説明する。
入力電源VDDDと電源VH1、VH3が同時に立ち上がり、電源VH3は“H”レベルである時、トランジスタ16はオフ状態になる。その時、ゲートドライバIC10の出力パルスが、ゲートライン1に出力され、TFT3のゲート端子に印加される。また、TFT3が1水平周期間オンし、ソースドライバIC11から出力された電圧が、TFT3のドレインへと導通し、対向電極とドレイン間の電圧差で液晶容量CLCに電荷が蓄積される。さらにドレイン電圧とゲート端子間の電圧差で蓄積容量Csにも電荷が蓄積される。その後TFT3がオフし、液晶容量CLCと蓄積容量Csに蓄積された電荷が保持される。この動作を各ゲートライン1に接続されているTFT3が1フレーム周期毎に繰り返す。
【0027】
次に、入力電源VDDDが立ち下がる時、電源VH3は“H”レベルからトランジスタ16をオンするレベルまで立ち下がり、電源VH1は入力電源VDDDの立ち下がりから遅延されて立ち下がる。この時、ゲートライン1は、配線18を通じて電源VH1の電圧が印加される。また、ゲートドライバIC10の全出力バッファは、双方向性のものであり、ハイインピーダンス状態である。その結果、表示エリアの全TFT3がオンし、液晶容量CLC及び蓄積容量Csに蓄積された電荷がソースライン2を経由して放電される。ここに示す入力電源VDDDの立ち下がりからの遅延時間は、電荷を充分放電できる時間である。
【0028】
実施の形態4によっても、入力電源がオフする時、液晶パネルの液晶容量及び蓄積容量に蓄積された電荷を速やかに放電させ、表示における残像をなくすことができる。
【0029】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
ゲートラインとソースラインの交点に、ゲートラインの電位によりオンオフ制御されるスイッチング素子と、このスイッチング素子により制御される液晶容量及び蓄積容量とが形成され、スイッチング素子がオン状態のとき、ソースラインと液晶容量及び蓄積容量とが接続される液晶パネルを有する液晶表示装置において、第一の電源によって動作し、ゲートラインに走査信号を出力するゲートドライバICと、オン状態のとき、第一の電源が高電位から低電位に変わってから所定時間遅れて高電位から低電位になる第二の電源をゲートラインに接続するように配置され、第一の電源が低電位のときにオン状態になるよう制御される第一のトランジスタとを備え、
第一のトランジスタがオン状態であり、第二の電源に接続されたゲートラインが高電位である間に、液晶パネルの液晶容量及び蓄積容量に蓄積された電荷がソースラインを経由して放電されるように構成されているので、第二の電源によりスイッチング素子をオンさせて、液晶容量及び蓄積容量の電荷を放電することができる。
【0030】
また、第一のトランジスタは、液晶パネルの周辺部に配置されているので、液晶表示に関係ない位置に形成することができる。
また、第一の電源が低電位のとき、高電位になる第三の電源を有すると共に、第一のトランジスタは、第三の電源によって制御されるNチャンネルMOSトランジスタであるので、第一のトランジスタを液晶パネルのスイッチング素子と同じプロセスにより形成することができる。
【0031】
さらに、第一のトランジスタは、第一の電源によって制御されるPチャンネルMOSトランジスタであるので、第一の電源で第一のトランジスタをオンさせることができ、回路構成が簡単になる。
また、第一のトランジスタは、液晶パネルの外部に配置されているので、液晶パネルと別に形成することができる。
【0032】
また、第二の電源は、第一のトランジスタを介してゲートドライバICに入力され、ゲートドライバICには、第二の電源を出力する配線が設けられると共に、配線はゲートドライバIC及びゲートライン間を接続するよう配置されているので、ゲートドライバICを介して第二の電源をゲートラインに接続することができる。
さらにまた、ゲートドライバICは、第一の電源の出力する電位に応じて、ゲートライン及び配線を切換えて出力を行うよう構成されているので、ゲートドライバICは、第一の電源の出力する電位に応じて切換え出力することができる。
【0033】
また、第一の電源の出力する電位によって制御され、第一の電源が高電位のとき、第一のトランジスタをオフ状態に制御するよう配置された第二のトランジスタを備えたので、第一の電源が高電位のとき、第二のトランジスタにより、第一のトランジスタをオフ状態にすることができる。
【0034】
また、第二のトランジスタは、全ゲートラインに共通に設けられているので、第二のトランジスタは、一つ設けるだけでよい。
加えて、第二のトランジスタは、第一の電源の出力する電位によって制御されるNチャンネルMOSトランジスタであるので、液晶パネルのスイッチング素子と同じプロセスにより形成することができる。
【0035】
また、ゲートドライバICは、ゲートラインに走査信号を出力する双方向性の出力バッファを有しているので、ゲートラインに第二の電源を接続することができる。
【0036】
また、ゲートドライバIC及び第一のトランジスタ間のゲートライン上に配置され、第一の電源の出力する電位によって制御される第三のトランジスタを備えたので、出力バッファが双方向性でなくても、第二の電源をゲートラインに接続することができる。
さらに、第三のトランジスタは、NチャンネルMOSトランジスタであるので、液晶パネルのスイッチング素子と同じプロセスにより形成することができる。
【0037】
また、第一のトランジスタ、第二のトランジスタ及び第三のトランジスタの少なくとも一つは、スイッチング素子と同一のプロセスにより形成されているので、特にプロセスを増加させる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による液晶表示装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による液晶表示装置の電源シーケンスを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による液晶表示装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による液晶表示装置の電源シーケンスを示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による液晶表示装置を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による液晶表示装置の電源シーケンスを示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による液晶表示装置を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による液晶表示装置の電源シーケンスを示す図である。
【図9】 従来の液晶表示装置を示すブロック図である。
【図10】 従来の液晶表示パネルを示す構成図である。
【符号の説明】
1 ゲートライン、2 ソースライン、3 TFT、
4 液晶容量(CLC)、5 蓄積容量(Cs)、6 対向電極、
7 トランジスタ、8 電源VH2、9 電源VH1、
10 ゲートドライバIC、11 ソースドライバIC、
12,13 NMOSトランジスタ、14 入力電源VDDD、
15 スイッチングトランジスタ、16 PMOSトランジスタ、
17 電源VH3、18 配線。
Claims (14)
- ゲートラインとソースラインの交点に、上記ゲートラインの電位によりオンオフ制御されるスイッチング素子と、このスイッチング素子により制御される液晶容量及び蓄積容量とが形成され、上記スイッチング素子がオン状態のとき、上記ソースラインと上記液晶容量及び蓄積容量とが接続される液晶パネルを有する液晶表示装置において、
第一の電源によって動作し、上記ゲートラインに走査信号を出力するゲートドライバICと、
オン状態のとき、上記第一の電源が高電位から低電位に変わってから所定時間遅れて高電位から低電位になる第二の電源を上記ゲートラインに接続するように配置され、上記第一の電源が低電位のときにオン状態になるよう制御される第一のトランジスタとを備え、
上記第一のトランジスタがオン状態であり、上記第二の電源に接続された上記ゲートラインが高電位である間に、上記液晶パネルの液晶容量及び蓄積容量に蓄積された電荷が上記ソースラインを経由して放電されるように構成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 第一のトランジスタは、液晶パネルの周辺部に配置されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 第一の電源が低電位のとき、高電位になる第三の電源を有すると共に、第一のトランジスタは、上記第三の電源によって制御されるNチャンネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の液晶表示装置。
- 第一のトランジスタは、第一の電源によって制御されるPチャンネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 第一のトランジスタは、液晶パネルの外部に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項4記載の液晶表示装置。
- 第二の電源は、第一のトランジスタを介してゲートドライバICに入力され、上記ゲートドライバICには、上記第二の電源を出力する配線が設けられると共に、上記配線は上記ゲートドライバIC及びゲートライン間を接続するよう配置されていることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
- ゲートドライバICは、第一の電源の出力する電位に応じて、ゲートライン及び配線を切換えて出力を行うよう構成されていることを特徴とする請求項6記載の液晶表示装置。
- 第一の電源の出力する電位によって制御され、上記第一の電源が高電位のとき、第一のトランジスタをオフ状態に制御するよう配置された第二のトランジスタを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の液晶表示装置。
- 第二のトランジスタは、全ゲートラインに共通に設けられていることを特徴とする請求項8記載の液晶表示装置。
- 第二のトランジスタは、第一の電源の出力する電位によって制御されるNチャンネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項8または請求項9記載の液晶表示装置。
- ゲートドライバICは、ゲートラインに走査信号を出力する双方向性の出力バッファを有していることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項記載の液晶表示装置。
- ゲートドライバIC及び第一のトランジスタ間のゲートライン上に配置され、第一の電源の出力する電位によって制御される第三のトランジスタを備えたことを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれか一項記載の液晶表示装置。
- 第三のトランジスタは、NチャンネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項12記載の液晶表示装置。
- 第一のトランジスタ、第二のトランジスタ及び第三のトランジスタの少なくとも一つは、スイッチング素子と同一のプロセスにより形成されていることを特徴とする請求項12または請求項13記載の液晶表示装置。
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