JP4636813B2 - 回転直動変換機構 - Google Patents

回転直動変換機構 Download PDF

Info

Publication number
JP4636813B2
JP4636813B2 JP2004139914A JP2004139914A JP4636813B2 JP 4636813 B2 JP4636813 B2 JP 4636813B2 JP 2004139914 A JP2004139914 A JP 2004139914A JP 2004139914 A JP2004139914 A JP 2004139914A JP 4636813 B2 JP4636813 B2 JP 4636813B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
roller
linear motion
conversion mechanism
motion conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004139914A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005321043A (ja
Inventor
勇 坪野
淳一 玉本
山門  誠
哲 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2004139914A priority Critical patent/JP4636813B2/ja
Priority to US11/121,015 priority patent/US20050247150A1/en
Priority to DE602005006042T priority patent/DE602005006042T2/de
Priority to EP05010144A priority patent/EP1596101B1/en
Priority to US11/269,628 priority patent/US8011264B2/en
Publication of JP2005321043A publication Critical patent/JP2005321043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4636813B2 publication Critical patent/JP4636813B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2247Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers
    • F16H25/2266Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers arranged substantially in parallel to the screw shaft axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0442Conversion of rotational into longitudinal movement
    • B62D5/0451Roller spindle drives
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H2025/2062Arrangements for driving the actuator
    • F16H2025/2075Coaxial drive motors
    • F16H2025/2078Coaxial drive motors the rotor being integrated with the nut or screw body
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19642Directly cooperating gears
    • Y10T74/19698Spiral
    • Y10T74/19702Screw and nut
    • Y10T74/19744Rolling element engaging thread
    • Y10T74/19781Non-recirculating rolling elements
    • Y10T74/19791Cylindrical or quasi-cylindrical roller element [e.g., inclined roller, etc.]
    • Y10T74/19795Parallel to shaft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

本発明は、回転運動と直線運動の間で運動力を変換するようにした回転直動変換機構に係り、特に、変換効率が高くパワーステアリング装置に好適な回転直動変換機構に関する。
近年、パワーステアリング装置は、自動車に欠かせない装備品となっているが、このパワーステアリング装置にも、従来の油圧アシスト方式に代わって、近年は電動アシスト方式が主流を占めるようになり、省エネに貢献している。
ところで、この電動アシスト方式の場合、そのアシスト動力源には電動機を用いるのが一般的であるが、このとき、適用対象であるステアリング装置がラック&ピニオン方式の場合は直線駆動力が必要で、このため、回転運動を直線運動に変換する機構、いわゆる回転直動変換機構が用いられている。
しかも、この場合は、小型化の見地から回転速度の高い電動機を用いるのが望ましいので、回転直動変換機構としては減速機構を兼ね備えたものが要求され、このため、例えばボールねじ方式の回転直動変換機構が従来から提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、この提案に係る装置は、ラック&ピニオン方式のステアリング装置におけるラックにねじを切ったロッドを一体に連結させ、このロッドにナットを噛み合わせ、そのナットを回転動力源となる電動機(モータ)により回転させることによりラックを直動(直線移動)させるようにしたものである。
そして、この場合、電動機を1回転させたとき、ねじのリード分だけラックが移動されるので、リード角を小さくしてやれば、その分、大きな減速比が得られ、電動機の回転速度が上げられ、小型化が図れることになる。
このとき、ロッドのねじとナットのねじの間に大きな荷重が働くので、ここに多数のボールを配し、このボールを循環させて転がり接触とし、摩擦を低減して高効率化が達成されるようにしている。
特開2002−310254号公報
しかし、上記従来技術は、多数のボールを循環させる手段が不可欠であり、このボール循環が滑らかでないと、ボール部とナット間及びボールとラック間ですべり摩擦が発生し、ボール部の摩擦係数が増大して伝達効率が低下する。
特に、モータを小型化するため、減速比を大きく設定しているステアリング装置では、ねじのリード角を小さくしなければならないので(現状は5度前後)、ボール摩擦係数(現状は0.01前後)が増加したとすると、図10に示したように、著しく効率が低下してしまう。
ここで、この図10は、ボール摩擦係数をパラメータとしたリード角とボールねじ機構の効率の関係を示したもので、図示のように、ボール摩擦係数が0.01前後から増加するにつれ、伝達効率が低下してゆくことが判る。
また、従来技術では、一旦すべりが発生し出すと、ボール転動面が荒れはじめ、それが一層のすべりを誘発し、破局的なボール摩擦係数の急上昇を招き、短時間で機構の破綻にまで到る虞れがある。
このため、この機構では、ボールの循環状態を常に良好に保つことが至上命題であり、このため、ボール戻り経路の最適設計と共に、ボールとナットねじ、ラックねじの形状寸法の高精度化が最重要項目となり、高コストとなる。
また、このとき必要な精度は、ボール数の増加に伴って急激に上昇するため、コスト面からボール数の上限に事実上の限度が決められ、一方、このボール数は、機構が発生できる最大出力を決める。
よって、従来技術によるボールねじ機構は、伝達力に実用上の上限が現われ、従って、これを用いたパワーステアリング装置は、要求される出力(ラック推力)が大きな大型車には搭載できないという問題があった。
本発明の目的は、大きな推力に効率良く対応できる回転直動変換機構を提供することにある。
上記目的は、円形棒状のラックロッドと、このラックロッドの周囲に当該ラックロッドと相対的に回転可能に支持されたホルダ部材と、このホルダ部材に回転可能に支持された複数本の公転ローラと、前記ロッドと前記ホルダ部材を相対的に回転させる回転駆動源とを備えた回転直動変換機構において、前記ラックロッドが、外周面にねじを備え、前記複数本の公転ローラが、外周面に前記ラックロッドのねじと噛み合って当該公転ローラの外周面を一周する環状溝を備え、前記ラックロッドの軸方向と前記公転ローラの軸方向がなす2軸角度を前記ロッドのねじのリード角と同一とし、前記公転ローラが前記ラックロッドに対してねじり配置され、前記複数本の公転ローラを順次、当該公転ローラの軸方向にずらして前記ホルダ部材に配置し、前記公転ローラのローラ軸上で、前記ラックロッドの回転軸であるラックロッド軸に近い点として定義される最接近点が、前記複数本の公転ローラの何れにおいても中央にくるようにして達成される。
このとき、前記公転ローラを前記ホルダ部材に回転支持する軸受部で発生する摩擦トルクが前記ラックロッドの外周面にあるねじと前記公転ローラの前記環状溝の噛み合い部で発生する摩擦トルクよりも小さくなるようにしても上記目的が達成される。
また、このとき、前記公転ローラと前記ラックロッドのねじの噛み合い箇所の少なくとも一つの箇所を線状にしても上記目的が達成される。
同じくこのとき、前記公転ローラが複数本設置されているようにし、更に、前記複数本の公転ローラが、前記ラックロッドの周囲に概略等角度間隔に配置されているようにしても、更に、このとき、前記公転ローラの種類が前記公転ローラの設置本数よりも少なくされているようにしても上記目的が達成される。
また、ここで、更に前記回転駆動源の駆動力を前記ホルダ部材に与え、前記ホルダ部材の回転により前記ラックロッドとの相対回転が実現されているようにしても良く、前記2軸角度を、前記公転ローラと前記ラックロッドの噛み合わせ後に調整可能にする軸角調整手段が設けられていても良く、或いは前記公転ローラの少なくとも前記環状溝が合成樹脂で形成されているようにしても良い。
本発明によれば、大きな推力(ラック推力)が発生でき、効率の良い回転直動変換機構を提供することができる。
また、本発明によれば、回転駆動源をモータとする回転直動変換機構として自動車のステアリングに応用することにより、大型車への電動ステアリング装置の搭載も可能にすることができる。
以下、本発明による回転直動変換機構について、図示の実施形態により詳細に説明する。
ここで、本発明に係る回転直動変換機構は、自動車のパワーステアリング装置に使用されることが多い。そこで、以下、本発明に係る回転直動変換機構をラックアシストタイプの電動ステアリング装置に適用した場合について、各実施形態として説明する。
図1乃至図6は、本発明の第1の実施形態であるが、ここで、図の説明に先立って、まず、本発明の実施形態における構成要素と、ラックアシストタイプの電動ステアリング装置における構成要素の対応について説明する。
まず、本発明の実施形態におけるラックロッドとはステアリング装置のラックに対応し、ラックねじはラック溝、ラックロッド軸はラック軸に対応する。このときラックは、直動軸受により保持され、軸方向には移動可動であるが回転しないようにされている。
ここで、この直動軸受については図示されていないが、ラック&ピニオン方式のステアリング装置では、ピニオンとラックがその役目を果たしている。
そして、まず、図1は、本発明の一実施形態が適用された電動ステアリング装置のラックアシスト部における回転直動変換機構の縦断面図で、図2は、同じ縦断面図であるが、手前の公転ローラを配置した場合の断面図であり、従って、この図2には、図1で現れなかった部分についてだけ記号を付けてある。
次に、図3は、ホルダ部材の横断面図(図2のAA断面)であり、図4は公転ローラをサブアセンブリしたホルダ部材の側面図である。また、図5はラック軸方向から見た一本の公転ローラにおける噛み合い箇所の分布図であり、図6は公転ローラの縦断面図である。
まず、図1〜図3に示すように、この実施形態では、ラックロッド1の外周面にねじを切ってラックねじ1aを形成する。ここで、ラックロッドとは、ラック&ピニオン方式のステアリング装置のラックに連結させたロッド(丸棒)を意味する。
そして、特に図4に良く表わされているように、このラックねじ1aに噛み合う環状の溝からなるローラ溝21b、22b、23b、24bを備え、ラックロッド1の中心軸であるラック軸1bの周囲を公転する4本の公転ローラ21、22、23、24を、90度の等角度間隔でラック軸1bの周囲に配置する。
このとき、各ローラ溝21b、22b、23b、24bは、各公転ローラの外周面を一周して閉じた溝として形成してあり、これらは公転ローラ21、22、23、24の各々全てに設けられている。
ここで、各々のローラ溝21b、22b、23b、24bは、何れもラックねじ1aに噛み合うようにしてホルダー(ホルダ部材)3に配置されるので、特に図2に良く表わされているように、これら公転ローラ21、22、23、24のローラ軸21d、22d、23d、24dは、何れもラック軸1dの軸方向となす角度がラックねじ1aのリード角と等しくなるようにしてあり、この結果、各公転ローラ21、22、23、24は、ラックロッド1に対して夫々ねじれた姿勢で配置されることになる。
このとき、これらの公転ローラ21〜24は、各々がアンギュラー玉軸受であるローラ軸受21a〜24aにより両端21c〜24cが支持され、それらのローラ軸受はホルダー3に嵌合されていて、これにより、全ての公転ローラ21〜24が自転できるようにしてある。
ここで、このローラ軸受21a〜24aには、径方向荷重と共にスラスト荷重がかかるため、両方向の荷重を受けることができるアンギュラー玉軸受が用いられているのであるが、このタイプに限らず、テーパローラ軸受でも、スラスト軸受とラジアル軸受の組み合わせでも勿論よい。ここで、径方向の寸法に制約がある場合にはニードル軸受でもよい。
このとき、ホルダー3は、図3と図4から明らかなように、公転ローラ21、22、23、24を挟んでいる2枚の端板3b、3cと、それらをつなぐ連結部3dにより構成されている。このとき連結部3dは、一方の端板3bとは一体に形成され、他方の端板3cとはねじで締結される。
この連結部3dは、特に図4に表わされているように、ラック1の周囲で、各公転ローラ21、22、23、24の間に設けられるものであるが、この実施形態では公転ローラを4本設けているので、同じく4箇所に設置してある。
次に、一方の端板3cには、ラックロッド1を覆うようにパイプ部が延在し、そこにモータ5の構成要素であるロータ5aが圧入又は焼き嵌めにより固定されている。
そして、このホルダー3は、ホルダー軸受3a1、3a2により、ケーシング6の内部に回転可能に支持されているが、これらの軸受には、径方向荷重と共にスラスト荷重がかかるため、図示のように、両方向の荷重を受けることができるアンギュラー玉軸受が用いられている。
しかし、このタイプに限らず、テーパローラ軸受でも、また、スラスト軸受とラジアル軸受の組み合わせでも勿論良い。また、ホルダ部材軸受3a1、3a2は各々複列アンギュラー玉軸受でも勿論良い。
このように、公転ローラを組み込んだホルダー3は、軸受押さえ4によりケーシング6に固定配置されるが、このケーシング6は、ホルダ部材軸受が嵌合されるホルダ部材ケーシング6aと、モータ5のステータ5bが圧入又は焼き嵌めされているモータケーシング6bに二分割されている。
こうして公転ローラ21〜24が組み込まれたホルダー3は、ホルダ部材ケーシング6aに装着され、この後、モータケーシング6bが装着される。そして、これによりステータ5bとロータ5aが対向してモータ5が形成されることになる。ここで、この組み立てに際しては、適宜、グリースが構成部品間に流し込まれる。
次に、この実施形態の動作について、図7を用いて動作を説明する。ここで、この図7は、動作原理を説明するため、ラックロッド1の外周面を展開して示した図である。
いま、モータ5を動作させたとすると、ホルダー3がラック軸1bを中心に回転し、これに保持されている4本の公転ローラ21〜24がラックロッド1の周囲を公転する。
そうすると、各公転ローラ21〜24は、それらのローラ溝22b〜24bがラックロッド1のラックねじ1aと噛み合っているため、そこから受ける力によって自転される。
ここで、ローラ溝22b〜24bはねじ状ではなく、ローラ軸に垂直な面内を一周する溝形状であるため、公転ローラ21〜24がどのように自転をしようとも、ローラ溝22b〜24bとラックねじ1aが噛み合う箇所(位置)が軸方向に移動することはなく、当然、公転によっても、ローラ溝22b〜24bの軸方向位置が変わることはなく、不変である。
ここで、図7の太線は、公転ローラ21〜24がA位置にある場合のラックねじ1aの山を示す。そして、このA位置から、公転ローラがδラジアン(rad)だけ公転してラックロッドの円周上(展開図上では上下方向)をδ・(ラック軸半径)だけ動いてB位置に到達した場合を考える。
このとき、ローラ溝の位置は、上記した通り、ラック軸方向には移動せず、展開図上では上下方向にのみ移動する。よって、ラックロッドが軸方向(展開図上では左右方向)に、δ・(ラック軸半径)・tan(ラックねじリード角)だけ動いた場合、ねじ山が破線の位置に動き、ローラ溝とラックねじの噛み合いを保つ。
これより、モータ5の1回転あたりのラック移動量M(以後、機構ピッチと呼称する)は、δを2πとして、
M=2π・(ラック軸半径)・tan(ラックねじリード角)
となる。
この式から明らかなように、ラックねじリード角を小さくすることにより、減速比を増大でき、大きなラック推力を発生することが可能となる。
従って、本発明は、言い換えると、ナットを回転フリーのローラに分割して転がり接触を実現する方法であり、このとき、公転ローラ21、22、23、24のローラ軸21d、22d、23d、24dが、ラック軸1dの軸方向に対してラックねじ1aのリード角に等しい角度ずれている点が重要である。
ここで、公転ローラ21〜24は、ローラ軸受21a〜24aにより、ホルダー3に回転自由に保持されており、従って、その回転に伴う摩擦係数は、噛み合い箇所の摩擦係数よりも格段に低くなっている。
このため、各公転ローラ21〜24は、ラックねじ1aからの摩擦力により、各々のローラ溝22b〜24bがラックねじ1Aの面と極力相対速度を持たないような回転速度で自転することができ、この結果、噛み合い箇所は、ほぼ転がり接触になり、従って、摩擦ロスが低減され、高効率が得られることになる。
このとき、図5に示すように、1本の公転ローラにおける各ローラ溝の噛み合い箇所は、ラック軸方向から見て、一般的にその公転ローラの最接近点とラック中心を結ぶ線(Y軸)付近に分布する。
一方、上記したように、公転ローラ21、22、23、24のローラ軸21d、22d、23d、24dが、ラック軸1dの軸方向がラックねじ1aのリード角に等しい角度ずれているので、ローラ軸はラック軸と角度を持ち、最接近点から離れたローラ溝ほどその中心位置はY軸から離れ、このため、噛み合い箇所におけるローラ溝の径方向速度成分が増大する。
このときのラックねじの噛み合い箇所における径方向速度成分は0であるため、ローラ溝の径方向速度成分がそのまま、すべり速度となり、摩擦損失の原因となり、この結果、公転ローラのローラ溝を最接近点から離れた位置に設けると、噛み合い箇所の摩擦損失が増大して性能が低下する。
しかし、この実施形態では、各公転ローラ21〜24のラックロッド1に対する最接近点を公転ローラの概略中央にしてあり、このため最接近点から大きく離れたローラ溝が存在しないことになるので、効率低下がほとんど発生しないようにできるという利点がある。
ところで、ラックロッド1に推力(ラック推力)を発生させた場合、その反力がラックロッド1の軸方向に現われるが、この反力は、最終的にはラックねじ1aと各公転ローラのローラ溝21b〜24bの噛み合い箇所にかかる。
このとき、この実施形態では、1本の公転ローラに複数のローラ溝が設けてあるため、溝数だけ噛み合い箇所が多くなり、この結果、大きな荷重に耐えることができる。
また、この実施形態では、公転ローラが複数本(ここでは公転ローラ21〜24の4本)設置されているため、更に噛み合い箇所が増加し、その分、大きな荷重に耐えることができ、この結果、大きなラック推力を発生させることができる。
しかも、この実施形態では、公転ローラ21〜24がラックロッド1の周囲に等角度間隔で配置されているため、各公転ローラに現れる力のうち、径方向(ラック軸1dを中心とする径方向)に現れる成分は相互にキャンセルし合って、外には現われない。
この結果、ホルダー軸受3a1、3a2の荷重が低減し、小負荷容量の軸受を用いることができ、コストの低減と小形化に寄与することができ、且つ、そこで発生する摩擦損失も小さくなるので、性能の向上にも寄与することができる。
ところで、このときの噛み合いは、ラックねじ1aのねじ面とローラ溝21b〜24bの溝面の接触で生じるため、これらの面の設計いかんにより接触状況を自由に設定することができ、このことは、ボールねじ機構のボール部における接触が点接触に限定されていることと比較して大きく異なっている点である。
従って、この実施形態によれば、最接近溝の溝面形状を、接触箇所が線接触になるように設計することにより、更に大きな荷重に耐えるようにでき、この結果、より一層大きなラック推力が発生できるという利点がある。
次に、この実施形態における公転ローラ21〜24について、図6の断面図により説明すると、これらは、図示のように、軸部とローラ溝を含む外周部で素材を変え、前者は、ヤング率の大きい材料、例えばアルミニウムなどの金属製とし、後者は、エンジニアリングプラスチックの樹脂製とする。
この実施形態によれば、複雑な形状が要求されるローラ溝部が樹脂の型成型により製作することができるので、コスト低減に寄与することができ、このとき、噛み合い箇所の一方が樹脂製になるので、ある程度の干渉も樹脂の変形で吸収できるので、これを見越したた形状公差の設定が可能になり、これより、噛み合い箇所におけるがたが回避できるという利点がある。
ここで、このようにがたが回避できるということは、ステアリング装置においては、ハンドルを切っても操舵輪がまったく反応しないという不感帯の存在が回避できることを意味し、操舵フィーリングの改善に寄与することができる。
ところで、このような樹脂の型成型では、型の継ぎ目にバリが発生するという問題があるが、ここで型抜きを考慮すると、この場合のバリは、図6に示すように、ローラ軸21dに平行に分布することになる。一方、噛み合い位置の分布は、図7から明らかなように、ローラ軸21dとは平行にならないため、例えバリがあっても、複数のバリが噛み合い部にくることは無く、従って、噛み合い不良が起る虞れはない。
但し、この場合、ラックねじ1aは金属からできているのに対し、ローラ溝は樹脂製であるため、その材料強度に反比例した厚みが必要となり、このため、ラックねじ1aでは厚さが薄くできるのに対して、ローラ溝の間隔(ローラ山の厚さ)は大きくするなどの配慮が必要となる。
ここで、公転ローラ21〜24をホルダー3に組み込むときについて考えてみると、このときは、まず、端板3cを端板3bと一体化されている連結部3dに仮にねじ止めしてサブアセンブリとし、これをホルダ部材ケーシング6aに挿入し、その中央にラックロッド1をねじ込むことになる。
そして、この後、仮止めしていた連結部3dと端板3cの締結を一旦緩め、端板3cを若干ねじって、ローラ軸とラック軸の二軸角度を調整し、噛み合い箇所におけるがたを低減した上で再度、締結することになる。
そうすると、ここで、がたを小さくするにつれて軸受部の摩擦が増大するため、適度なねじりを行うことになるが、このことは、組み立ての最終段階で、がたと効率の調整が容易に行なえることを意味し、従って、この実施形態によれば、がたの程度と効率のばらつきが低減できるという利点がある。
また、この実施形態では、モータ5のステータ5bをケーシング6側に設け、ロータ5aをホルダー3側に設けると共に、図示してないが、既に説明したように、ラックロッド1には直動のみ許して回転を止める手段が設けてあるので、このラックロッド1は回転することなく、直動だけを行なうことになり、このため、ラックロッド1の先に装着されるタイロッドには回転力が伝達される虞れがなく、使い勝手が良いという利点がある。
次に、本発明の第2の実施形態について説明すると、この実施形態の場合、公転ローラとして、図8に示すように、ローラ溝21b、22b、23b、24bの最接近点に最も近いところに中心を持つ部分では外径が小さく、両側に行くにつれて外径が増大する鼓状の公転ローラ121、122、123、124を用いたものであり、これ以外は、既に説明した実施形態と同じであり、従って、その他の部分の構造及び動作についての説明は省略する。
既に説明したローラ溝の外径が一定になっている実施形態の場合は、図5から容易に理解されるように、ローラ溝21b、22b、23b、24bが最接近点から離れれば離れるほど、噛み合い可能な領域が狭くなり、離れすぎると噛み合いが不能となって、噛み合い箇所の設定数に上限があった。
ここで、この図8の実施形態では、ローラ溝121b、122b、123b、124bは最接近点から離れても、公転ローラ121、122、123、124の外径が増大しているため噛み合い領域が確保され、この結果、公転ローラ1本あたりの噛み合い数が増大されるので、ラック推力が一層増大できるという特有の効果がある。
次に、本発明の第3の実施形態について説明すると、既に説明した実施形態の場合、4本の公転ローラ21、22、23、24の内、まず第1の公転ローラ21と第2の公転ローラ22は、一条ねじからなるラックねじ1bが切られているラックロッド1の周囲を、そのラックねじ1bに噛み合いながら軸方向ではずれないように配置されている。
このため、公転ローラ21、22に設けられている各々のローラ溝21b、22bは、その軸方向の位置をローラ毎に変えておかなくてはならない。図1を参照すると明らかなように、ラックロッド1の上側に位置する公転ローラ22では、その両端には噛み合い面が無いのに対して、ラックロッド1の下側に位置する公転ローラ242では、両端が噛み合い面になっている。
これは、ラックロッド1のラックねじ1aがその名の通りねじで、180度進むと半ピッチ分、軸方向に移動しているからであり、従って、公転ローラが複数本ある場合は、各公転ローラ毎に、そのローラ溝の軸方向位置が異なっているものを用意しなければならない。
つまり、既に説明した実施形態の場合、複数本ある公転ローラとして、1本1本、ローラ溝の軸方向位置が異なっているものを製造する必要があり、このため量産性が低く、コスト面で問題がある。
加えて、この場合、公転ローラの中心軸であるローラ軸上で最もラック軸1bに近い点であるローラ最接近点は全て公転ローラの概略中央にあり、このため、ローラ最接近点からのローラ溝の位置も全て異なってしまい、同じ位置になることは無く、従って、この点でも、ローラ溝毎に溝形状を別に設計し製作しなけれはならず、一層のコストアップとなる。
そこで、公転ローラが一種類で済むようにしたのが、ここに説明する第3の実施形態であり、以下、この第3の実施形態について、図9により説明する。ここで、この図9も、図7と同じくラックロッド1のラックねじ1aを平面に展開した図であり、これは、同じローラ溝を有する公転ローラ21〜24を順次軸方向にずらしてホルダー3に配置したものである。
この場合、公転ローラが4本あるので、最初の公転ローラ21から最後の公転ローラ24まで順にずらしてあり、これにより、同じローラ溝を有する公転ローラ21〜24を用意するだけで済むことになり、大幅なコストダウンが図れる構成とになる。
このとき、公転ローラ21〜24は、各々で軸方向の長さを変えなけれはならないが、設計と製造に多くのコストがかかるローラ溝21b、22b、23b、24bは全て同じにできるので、大幅なコストダウンが得られるのである。
また、この第3の実施形態の場合、公転ローラ21〜24は、何れもそれらの中央に最接近点を有するので、ローラ溝の形状は3通りで済み、従って、この点でも一層のコストダウンが得られることになる。
ここで、この第3の実施形態では、公転ローラの本数が4本の場合であるが、このように公転ローラを軸方向にずらす方法は、公転ローラの本数が4本の場合に限らず実施可能である。
しかも、ここで、公転ローラを樹脂で成型する場合は、成型型が一種類で済むので、この点でもコストダウンが得られることになる。
ところで、以上に説明した実施形態では、何れも公転ローラ、例えば公転ローラ21〜24について、それらの径がラックロッド1の径と概略同じにしているが、本発明の実施形態としては、強度が許す限り、公転ローラの径をラックロッドの径よりも小さくすることができる。
そして、この場合は、公転ローラの本数を更に多くすることができ、これにより、より一層大きなラック推力が要求される場合にも対応することができる。
本発明による回転直進変換機構の第1の実施形態を或る断面で示した説明図である。 本発明による回転直進変換装置の第1の実施形態を他の縦断で示した説明である。 本発明による回転直進変換機構の第1の実施形態におけるホルダ部材の横断面図である。 本発明による回転直進変換機構の第1の実施形態における公転ローラをサブアセンブリした状態を示す側面図である。 本発明による回転直進変換機構の第1の実施形態をラック軸方向から見た公転ローラの噛み合い箇所の分布の説明図である。 本発明による回転直進変換機構の第1の実施形態における公転ローラの一部断面による説明図である。 本発明による回転直進変換機構の第1の実施形態による動作説明図である。 本発明による回転直進変換機構の第2の実施形態における公転ローラの説明図である。 本発明による回転直進変換機構の第3の実施形態における公転ローラの配置状態と動作の説明図である。
ボールねじ機構の効率。
従来技術によるボールねじ機構の効率の一例を示す特性図である。
符号の説明
1:ラックロッド
1a:ラックねじ
1d:ラック軸
21、22、23、24:公転ローラ
21a、22a、23a、24a:ローラ軸受
21b、22b、23b、24b:ローラ溝(環状溝)
21d、22d、23d、24d:ローラ軸
3:ホルダー(ホルダ部材)
5:モータ
6:ケーシング
121、122、123、124:鼓状公転ローラ

Claims (8)

  1. 円形棒状のラックロッドと、このラックロッドの周囲に当該ラックロッドと相対的に回転可能に支持されたホルダ部材と、このホルダ部材に回転可能に支持された複数本の公転ローラと、前記ロッドと前記ホルダ部材を相対的に回転させる回転駆動源とを備えた回転直動変換機構において、
    前記ラックロッドが、外周面にねじを備え、
    前記複数本の公転ローラが、外周面に前記ラックロッドのねじと噛み合って当該公転ローラの外周面を一周する環状溝を備え、
    前記ラックロッドの軸方向と前記公転ローラの軸方向がなす2軸角度を前記ロッドのねじのリード角と同一とし、前記公転ローラが前記ラックロッドに対してねじり配置され、
    前記複数本の公転ローラを順次、当該公転ローラの軸方向にずらして前記ホルダ部材に配置し、前記公転ローラのローラ軸上で、前記ラックロッドの回転軸であるラックロッド軸に近い点として定義される最接近点が、前記複数本の公転ローラの何れにおいても中央にくるように構成されていることを特徴とする回転直動変換機構。
  2. 請求項1に記載の回転直動変換機構において、
    前記公転ローラを前記ホルダ部材に回転支持する軸受部で発生する摩擦トルクが前記ラックロッドの外周面にあるねじと前記公転ローラの前記環状溝の噛み合い部で発生する摩擦トルクよりも小さくなるように構成したことを特徴とする回転直動変換機構。
  3. 請求項1に記載の回転直動変換機構において、
    前記公転ローラと前記ラックロッドのねじの噛み合い箇所の少なくとも一つの箇所を線状にしたことを特徴とする回転直動変換機構。
  4. 請求項1に記載の回転直動変換機構において、
    前記複数本の公転ローラが、前記ラックロッドの周囲に概略等角度間隔に配置されていることを特徴とする回転直動変換機構。
  5. 請求項1に記載の回転直動変換機構において、
    前記公転ローラの種類が前記公転ローラの設置本数よりも少なくされていることを特徴とする回転直動変換機構。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の回転直動変換機構において、
    前記回転駆動源の駆動力を前記ホルダ部材に与え、前記ホルダ部材の回転により前記ラックロッドとの相対回転が実現されていることを特徴とする回転直動変換機構。
  7. 請求項1に記載の回転直動変換機構において、
    前記2軸角度を、前記公転ローラと前記ラックロッドの噛み合わせ後に調整可能にする軸角調整手段が設けられていることを特徴とする回転直動変換機構。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の回転直動変換機構において、
    前記公転ローラの少なくとも前記環状溝が合成樹脂で形成されていることを特徴とする回転直動変換機構。
JP2004139914A 2004-05-10 2004-05-10 回転直動変換機構 Expired - Fee Related JP4636813B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004139914A JP4636813B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 回転直動変換機構
US11/121,015 US20050247150A1 (en) 2004-05-10 2005-05-04 Mechanism for converting rotary motion into linear motion
DE602005006042T DE602005006042T2 (de) 2004-05-10 2005-05-10 Vorrichtung zur Umwandlung einer rotierenden Bewegung in eine lineare Bewegung.
EP05010144A EP1596101B1 (en) 2004-05-10 2005-05-10 Mechanism for converting rotary motion into linear motion
US11/269,628 US8011264B2 (en) 2004-05-10 2005-11-09 Mechanism for converting rotary motion into linear motion

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004139914A JP4636813B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 回転直動変換機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005321043A JP2005321043A (ja) 2005-11-17
JP4636813B2 true JP4636813B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=34936345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004139914A Expired - Fee Related JP4636813B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 回転直動変換機構

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20050247150A1 (ja)
EP (1) EP1596101B1 (ja)
JP (1) JP4636813B2 (ja)
DE (1) DE602005006042T2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010112409A (ja) 2008-11-05 2010-05-20 Hitachi Constr Mach Co Ltd リニアアクチュエータ
DE102010015665A1 (de) * 2010-04-16 2011-10-20 Esw Gmbh Linearantrieb für eine Schiffsrudermaschine
CN105457171A (zh) * 2014-09-11 2016-04-06 北京大基康明医疗设备有限公司 医用电子直线加速器的机架结构及医用电子直线加速器
DE102018116867A1 (de) * 2018-07-12 2020-01-16 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Elektromechanischer Aktuator und Hinterachslenkung
DE102019103383B4 (de) * 2019-02-12 2023-08-10 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Planetenwälzgewindetrieb und Aktuator für eine Hinterachslenkung eines Kraftfahrzeuges mit einem derartigen Planetenwälzgewindetrieb
CN117647343A (zh) * 2023-12-04 2024-03-05 广东省医疗器械质量监督检验所 一种植发机测试工装、测试装置和测试方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5395470A (en) * 1977-01-31 1978-08-21 Shiyouichi Naruse Female screw for feed screw
JPS59163259U (ja) * 1974-03-21 1984-11-01 リチヤ−ド、バクスタ−、スタンレ− 直線運動装置
JPS61157865A (ja) * 1984-12-28 1986-07-17 Giichi Nakamura 送り機構
JPS624960A (ja) * 1985-06-28 1987-01-10 Koyo Seiko Co Ltd 回転運動と直線運動との運動変換装置
JP2001182798A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Koyo Mach Ind Co Ltd 送りねじユニット及びこれを備えた送り装置
JP2003097666A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Fujitsu Ltd スクリュー軸、およびこのスクリュー軸を備えた駆動機構

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2441168A (en) * 1944-02-28 1948-05-11 Sperry Corp Carriage translating mechanism
US2525326A (en) * 1947-06-04 1950-10-10 Sundstrand Machine Tool Co Antifriction transmission
US3004445A (en) * 1959-10-14 1961-10-17 Zeiss Carl Screw drive for measuring instruments
US3101623A (en) * 1961-09-19 1963-08-27 Sperry Rand Corp Carriage translating device
US3508452A (en) * 1968-04-11 1970-04-28 Roantree Electro Mech Corp Gearing mechanism
US3861226A (en) * 1972-07-17 1975-01-21 Richard B Stanley Linear actuator
US4383103A (en) * 1982-02-08 1983-05-10 Milliken Research Corporation Aminoalkoxyamides and epoxy resin compositions containing same
US4741250A (en) * 1984-01-30 1988-05-03 Weyer Paul P Fluid-power device using rollers
US4838103A (en) * 1986-07-03 1989-06-13 Weyer Paul P Fluid-power device with rollers
US4881419A (en) * 1984-01-30 1989-11-21 Weyer Paul P Fluid-power bearing actuator
US4748866A (en) * 1986-07-03 1988-06-07 Weyer Paul P Linear helical actuator
NL9001394A (nl) * 1990-06-19 1992-01-16 P G Van De Veen Consultancy B Bestuurbare demper.
JPH07165049A (ja) 1993-12-10 1995-06-27 Nisshinbo Ind Inc 4輪駆動車輌のアンチスキッド制御方法
DE19516199C2 (de) * 1995-05-08 1998-01-08 Deutsche Forsch Luft Raumfahrt Verwendung einer Vorrichtung zur Umwandlung einer Dreh- in eine Axialbewegung
WO2001090599A1 (de) * 2000-05-19 2001-11-29 Schiebel Antriebstechnik Gesellschaft M.B.H. Vorrichtung zur umsetzung von rotationsbewegungen in linearbewegungen bzw. umgekehrt
US7044017B2 (en) * 2003-06-09 2006-05-16 Cornelius Charles C Roller screw system

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163259U (ja) * 1974-03-21 1984-11-01 リチヤ−ド、バクスタ−、スタンレ− 直線運動装置
JPS5395470A (en) * 1977-01-31 1978-08-21 Shiyouichi Naruse Female screw for feed screw
JPS61157865A (ja) * 1984-12-28 1986-07-17 Giichi Nakamura 送り機構
JPS624960A (ja) * 1985-06-28 1987-01-10 Koyo Seiko Co Ltd 回転運動と直線運動との運動変換装置
JP2001182798A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Koyo Mach Ind Co Ltd 送りねじユニット及びこれを備えた送り装置
JP2003097666A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Fujitsu Ltd スクリュー軸、およびこのスクリュー軸を備えた駆動機構

Also Published As

Publication number Publication date
EP1596101B1 (en) 2008-04-16
DE602005006042D1 (de) 2008-05-29
JP2005321043A (ja) 2005-11-17
US20050247150A1 (en) 2005-11-10
DE602005006042T2 (de) 2009-05-14
EP1596101A3 (en) 2006-09-20
EP1596101A2 (en) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8011264B2 (en) Mechanism for converting rotary motion into linear motion
EP1837555B1 (en) Electric direct-acting actuator and electric brake device
EP1596101B1 (en) Mechanism for converting rotary motion into linear motion
US6516680B1 (en) Power steering apparatus
JP4013132B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3653617B2 (ja) 動力舵取装置
CN114341524A (zh) 一种圆形波驱动器
KR101973857B1 (ko) 샤프트, 허브, 부싱 등과 같은 부품을 헬리컬 기어링을 포함하는 기어 휠에 연결하기 위한 연결 시스템
KR20210102783A (ko) 스티어 바이 와이어식 조향장치
JP5345587B2 (ja) 回転直動変換機構
JP2006329258A (ja) 回転直動変換機構
JP4516479B2 (ja) 回転直動変換機構
CN103269940B (zh) 电动助力转向装置
JP2017214956A (ja) ボールねじ装置およびステアリング装置
JP4799127B2 (ja) 位置決め装置
JP2008002523A (ja) 電動リニアアクチュエータ
KR20220039783A (ko) 플래너터리 롤러 스크류 드라이브
JP2011127722A (ja) 歯車装置およびこれを含む電動パワーステアリング装置
JP2007057017A (ja) 回転直動変換機構
EP1840414B1 (en) Gear device and electric power steering apparatus
JP2007271076A (ja) ステアリング装置
JP2020172170A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008069793A (ja) 電動リニアアクチュエータ
KR102673515B1 (ko) 전동사이드스텝장치의 액츄에이터
JP6121760B2 (ja) 電動リニアアクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees