JP4013132B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図8に示すような電動パワーステアリング装置が知られている(特許文献1、2)。この電動パワーステアリング装置では、ハウジング91、92がボルト93によって締結されており、ハウジング91、92内にラックバー94が設けられている。また、ハウジング91はラックバー94に対して斜めに突出するモータ取付部91aを有しており、モータ取付部91aにはモータ95が固定され、モータ95のモータ軸95aはラックバー94と斜交差の関係にある。そして、モータ軸95aとラックバー94との間には動力伝達手段が備えられている。つまり、モータ軸95aには歯が直線方向に延在するかさ歯車からなる駆動ギヤ96がセレーション嵌合又はスプライン嵌合されており、この駆動ギヤ96の軸部96aはモータ取付部91aとの間に設けた軸受97により回転可能に支承されている。駆動ギヤ96の頭部96bと軸受97の内輪との間にはスペーサ98が介装されている。また、ハウジング91、92内において、ラックバー94にはボールねじ機構99が同軸に設けられ、ボールねじ機構99のナット部99aはハウジング92との間に設けた軸受81により回転可能に支承されている。そして、ボールねじ機構99のナット部99aには、駆動ギヤ96と噛合し、歯が直線方向に延在するかさ歯車からなる従動ギヤ82が固定され、従動ギヤ82と軸受81の内輪との間にもスペーサ83が介装されている。
【0003】
この電動パワーステアリング装置では、図示しないステアリングシャフトに発生する操舵トルクに基づいてモータ95のモータ軸95aが回転駆動される。このモータ軸95aの回転駆動力は駆動ギヤ96と従動ギヤ82とによりボールねじ機構99のナット部99aに伝達され、ナット部99aの回転運動がボールねじ機構99によりラックバー94の長手方向の直線運動に変換される。こうして、動力伝達手段である駆動ギヤ96、ボールねじ機構99及び従動ギヤ82により、モータ軸95aの回転駆動力がラックバー94に補助推力として伝達される。このため、ステアリングシャフトの回転運動はモータ95のアシストを受けつつラックバー94の長手方向の直線運動に変換され、これにより操舵角を変更できるようになっている。また、この電動パワーステアリング装置では、モータ95側に設けたスペーサ98及びボールねじ機構99側に設けたスペーサ83により、駆動ギヤ96と従動ギヤ82との間のバックラッシが調整されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−280920号公報
【特許文献2】
特開2000−280923号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の電動パワーステアリング装置では、モータ側に設けたスペーサ及びボールねじ機構側に設けたスペーサにより、駆動ギヤと従動ギヤとの間のバックラッシを段階的に調整することとしており、駆動ギヤや従動ギヤがそれらの間のバックラッシを無段に調整することができない。すなわち、この電動パワーステアリング装置では、両スペーサの2種類について、それぞれ厚みの異なる複数枚のスペーサを予め用意し、これらを取り替えつつ駆動ギヤ及び従動ギヤが予め定められた基準位置から所定の寸法になるように組付けなければ、駆動ギヤと従動ギヤとの間のバックラッシを調整することができない。そのため、この電動パワーステアリング装置では、組付け作業に手間を要し、管理部品の増加も加わり、ひいては製造コストの高騰化を招来する。
【0006】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、簡易な組付け及び管理部品の削減が可能であり、ひいては製造コストの低廉化を実現可能な電動パワーステアリング装置を提供することを解決すべき課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の電動パワーステアリング装置は、ステアリングシャフトの回転運動を長手方向の直線運動に変換して操舵角を変更させるラックバーと、該ステアリングシャフトに発生する操舵トルクに基づいてモータ軸を回転駆動し、該モータ軸が該ラックバーと斜交差の関係にあるモータと、該モータ軸の回転駆動力を該ラックバーに補助推力として伝達する動力伝達手段とを備えた電動パワーステアリング装置において、
【0008】
前記動力伝達手段は、前記モータ軸と同期回転し、歯が直線方向に延在するかさ歯車からなる駆動ギヤと、前記ラックバーに同軸に設けられ、回転運動を直線運動に変換するボールねじ機構と、該ボールねじ機構のナット部と同期回転し、該駆動ギヤと噛合して従動し、歯が直線方向に延在するかさ歯車からなる従動ギヤとからなり
該駆動ギヤ及び該従動ギヤの一方は軸方向に移動した後に固定可能に構成されており、
該駆動ギヤ及び該従動ギヤの他方は、軸心周りに径方向へ大径部、中径部及び小径部の3つに分割され、該大径部と該中径部との間には該大径部の歯面と該中径部の歯面とをピッチ円に沿って離反又は近接させる方向に付勢する第1の付勢手段が装着され、該中径部と該小径部との間には該中径部の歯面と該小径部の歯面とをピッチ円に沿って離反又は近接させる方向に付勢する第2の付勢手段が装着されていることを特徴とする。
【0009】
本発明の電動パワーステアリング装置では、モータ軸がラックバーと斜交差の関係にあり、歯が直線方向に延在するかさ歯車により動力伝達手段の駆動ギヤ及び従動ギヤが構成されている。駆動ギヤ及び従動ギヤを構成する歯が直線方向に延在するかさ歯車としては、直線状の各歯すじがピッチ円すいの母線と一致するすぐ歯かさ歯車の他、直線状の各歯すじがピッチ円すいの母線に対して傾斜したまがり歯かさ歯車を採用することができ、曲線状の各歯すじをもつまがり歯かさ歯車を採用することはできない。また、駆動ギヤ及び従動ギヤとしてハイポイドギヤを採用することもできない。そして、駆動ギヤ及び従動ギヤの一方は軸方向に移動した後に固定可能に構成されている。このため、これらの一方が両者間のバックラッシを無段調整する位置で固定されることとなる。また、駆動ギヤ及び従動ギヤの他方は、軸心周りに径方向へ大径部、中径部及び小径部の3つに分割され、大径部と中径部との間には大径部の歯面と中径部の歯面とをピッチ円に沿って離反又は近接させる方向に付勢する第1の付勢手段が装着され、中径部と小径部との間には中径部の歯面と小径部の歯面とをピッチ円に沿って離反又は近接させる方向に付勢する第2の付勢手段が装着されている。このため、駆動ギヤ及び従動ギヤの他方の一部の歯面が両者間のバックラッシを無段調整でき、駆動ギヤと従動ギヤとの間のバックラッシを回転方向にかかわらず取り除くことができる。また、作動中に好適なバックラッシが維持され、動力伝達性が変化しないとともに、異音も生じない。この際、この電動パワーステアリング装置では、従来のようなスペーサによる段階的なバックラッシの調整を行わない。このため、従来のようなスペーサを取り替えつつそのバックラッシを調整する必要がない。
【0010】
したがって、この電動パワーステアリング装置では、簡易な組付け及び管理部品の削減が可能であり、ひいては製造コストの低廉化を実現することができる。
【0011】
本発明の電動パワーステアリング装置では、駆動ギヤ及び従動ギヤの一方は軸方向に移動した後に固定可能に構成されている本発明の電動パワーステアリング装置では、上記のように、モータ軸がラックバーと斜交差の関係にあり、歯が直線方向に延在するかさ歯車により動力伝達手段の駆動ギヤ及び従動ギヤが構成されているため、駆動ギヤ及び従動ギヤの一方をこのように構成すれば、これらの一方が両者間のバックラッシを無段調整する位置で固定されることとなる。こうして駆動ギヤ及び従動ギヤの一方が固定されれば、作動中に好適なバックラッシが維持され易いため、動力伝達性が変化し難いとともに、異音も生じ難い
【0012】
駆動ギヤ及び従動ギヤの一方を軸方向に移動した後に固定可能に構成する場合、モータ軸と駆動ギヤとはハウジング内でセレーション嵌合又はスプライン嵌合され、駆動ギヤは、ハウジングに対して軸方向に移動した後にハウジングに固定される内ハウジングに回転可能に支承されることができる。モータ軸と駆動ギヤとがハウジング内でセレーション嵌合又はスプライン嵌合されれば、駆動ギヤが軸方向に移動可能となり、これによりバックラッシが吸収される。そして、内ハウジングをハウジングに対して軸方向に移動可能にするとともにハウジングに固定可能とし、この内ハウジングに駆動ギヤを回転可能に支承すれば、内ハウジングをハウジングに対して固定することにより、駆動ギヤがバックラッシを吸収する位置で固定されることとなる。
【0013】
駆動ギヤを内ハウジングに回転可能に支承するためには、軸部と頭部とで駆動ギヤを構成し、この駆動ギヤの軸部を内ハウジングとの間に設けた軸受により支承することが好ましい。これにより、駆動ギヤの回転トルクを低減できるとともに、駆動ギヤの軸ブレを減少させて高精度な伝達、高い耐久性及び静粛性を実現できる。
【0014】
内ハウジングをハウジングに対して固定するためには、ハウジングの内面に雌ねじを形成し、内ハウジングの外面にその雌ねじと螺合する雄ねじを形成し、ハウジングに対して内ハウジングを螺合させることにより軸方向に移動させて駆動ギヤがバックラッシを吸収可能な位置とした後、内ハウジングの雄ねじにロックナットを螺合させ、そのロックナットをハウジングと当接させることができる。そのロックナットが内ハウジングを固定し、駆動ギヤがバックラッシを吸収する位置で固定されることとなる。
【0015】
また、駆動ギヤ及び従動ギヤの一方を軸方向に移動した後に固定可能に構成する場合、ナット部と従動ギヤとがハウジング内で一体をなし、従動ギヤは、ハウジングに対して軸方向に移動した後にハウジングに固定される内ハウジングに回転可能に支承されることができる。ナット部と従動ギヤとがハウジング内で一体をなせば、部品点数の削減を実現しつつ従動ギヤが軸方向に移動可能となり、これによりバックラッシが吸収される。そして、内ハウジングをハウジングに対して軸方向に移動可能にするとともにハウジングに固定可能とし、この内ハウジングに従動ギヤを回転可能に支承すれば、内ハウジングをハウジングに対して固定することにより、従動ギヤがバックラッシを吸収する位置で固定されることとなる。
【0016】
内ハウジングをハウジングに対して固定するためには、ハウジングの内面に雌ねじを形成し、内ハウジングの外面にその雌ねじと螺合する雄ねじを形成し、ハウジングに対して内ハウジングを螺合させることにより軸方向に移動させて従動ギヤがバックラッシを吸収可能な位置とした後、内ハウジングの雄ねじにロックナットを螺合させ、そのロックナットをハウジングと当接させることができる。そのロックナットが内ハウジングを固定し、従動ギヤがバックラッシを吸収する位置で固定されることとなる。
【0019】
本発明の電動パワーステアリング装置では、ハウジングは駆動ギヤ及び従動ギヤの下方にグリースを貯留するグリース溜まりを有することが好ましい。これにより、駆動ギヤ及び従動ギヤへのグリース切れを防止することができ、駆動ギヤ及び従動ギヤをメインテナンスフリーにすることができる。
【0020】
また、本発明の電動パワーステアリング装置では、ボールねじ機構と駆動ギヤ及び従動ギヤとの間には両者間を封止するシールが設けられていることが好ましい。ボールねじ機構と駆動ギヤ及び従動ギヤとに異なったグリースを使用する場合、このシールによりグリースが互いに混入することを防止することができ、ボールねじ機構、駆動ギヤ及び従動ギヤの性能の劣化を防止することができる。また、ボールねじ機構と駆動ギヤ及び従動ギヤとに同じグリースを使用する場合であっても、このシールは効果を発揮することができる。つまり、このシールにより駆動ギヤ及び従動ギヤで生じた摩耗粉等の異物を含んだグリースがボールねじ機構へ混入することを防止することができ、ボールねじ機構の性能の劣化を防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、参考形態1、2及び本発明を具体化した実施形態を図面を参照しつつ説明する。
【0022】
参考形態1)
参考形態1の電動パワーステアリング装置の機械的構成を図1に示す。この電動パワーステアリング装置の機械的構成のうち、図8に示す従来の電動パワーステアリング装置と同一の構成については同一の符号を用いることとする。
【0023】
この電動パワーステアリング装置では、ハウジング1、2がボルト3によって締結されており、ハウジング1、2内にラックバー94が設けられている。また、ハウジング1はラックバー94に対して斜めに突出するモータ取付部1aを有しており、モータ取付部1aにはモータ95が固定され、モータ95のモータ軸95aはラックバー94と斜交差の関係にある。そして、モータ軸95aには歯が直線方向に延在するすぐ歯かさ歯車からなる駆動ギヤ6がセレーション嵌合又はスプライン嵌合されている。駆動ギヤ6は軸部6aと頭部6bとで構成されている。
【0024】
図2にも示すように、モータ取付部1aには円筒状の内ハウジング4が軸方向に移動可能に設けられており、駆動ギヤ6の軸部6aが内ハウジング4との間に設けた軸受7により回転可能に支承されている。モータ取付部1aの内面には雌ねじ1aが形成され、内ハウジング4の外面には雌ねじ1aと螺合する雄ねじ4aが形成されている。また、内ハウジング4には、雄ねじ4aと螺合する雌ねじ5aが形成されたロックナット5が螺着されている。
【0025】
また、図1に示すように、ハウジング1、2内において、ラックバー94にはボールねじ機構9が同軸に設けられている。ボールねじ機構9のナット部9aはハウジング1、2との間に設けた軸受10により回転可能に支承されている。ボールねじ機構9のナット部9aには、駆動ギヤ6と噛合し、歯が直線方向に延在するすぐ歯かさ歯車からなる従動ギヤ9bが一体に形成されている。そして、従動ギヤ9bと軸受10の内輪との間にはスペーサ83が介装されている。
【0026】
さらに、ハウジング1の下方には、従動ギヤ9bの下方にグリースを貯留するグリース溜まり1bが形成されている。また、ボールねじ機構9と駆動ギヤ6及び従動ギヤ9bとの間には両者間を封止するシール8が設けられている。ここで、駆動ギヤ6、従動ギヤ9b及びボールねじ機構9が動力伝達手段である。
【0027】
以上のように構成された参考形態1の電動パワーステアリング装置は以下のようにして製造され得る。
【0028】
まず、図2に示すように、内ハウジング4に2個の軸受7を圧入して固定する。そして、駆動ギヤ6の軸部6aを両軸受7の両内輪に固定する。次に、ハウジング1のモータ取付部1aに対して内ハウジング4を螺合させることにより軸方向に移動させて、駆動ギヤ6がバックラッシを吸収可能な位置になるように調整する。この際、駆動ギヤ6の頭部6bの歯先と基準面との距離が所定の値になるようにする。そして、内ハウジング4の雄ねじ4aにロックナット5を螺合させ、そのロックナット5をモータ取付部1aと当接させる。こうして、ロックナット5が内ハウジング4をモータ取付部1aに固定し、駆動ギヤ6がバックラッシを吸収する位置で固定されることとなる。
【0029】
その後、図1に示すボールねじ機構9のナット部9a及び従動ギヤ9bを組み付ける。この際、スペーサ83を取り替えつつ、駆動ギヤ6と従動ギヤ9bとのバックラッシを調節する。既に駆動ギヤ6が精度よく組み付けられているため、比較的容易にバックラッシの調整をすることが可能である。
【0030】
最後に、シール8、ラックバー94、モータ95、ハウジング2等を組み付け、電動パワーステアリング装置が完成する。こうして、この電動パワーステアリング装置では、モータ95を組付ける前の状態で、駆動ギヤ6と従動ギヤ9bとのバックラッシの調整をすることができる。
【0031】
この電動パワーステアリング装置では、駆動ギヤ6の取り付け位置を無段調整可能であり、駆動ギヤ6については従来のようなスペーサによる段階的な調整を行わない。このため、駆動ギヤ6の組付けに際し、従来のようにスペーサを取り替えつつ調整する必要がない。
【0032】
したがって、この電動パワーステアリング装置では、簡易な組付け及び管理部品の削減が可能であり、ひいては製造コストの低廉化を実現することができる。
【0033】
また、この電動パワーステアリング装置では、駆動ギヤ6が軸方向に移動した後に固定可能に構成されているため、作動中に好適なバックラッシが維持され易く、動力伝達性が変化し難いとともに、異音も生じ難い。
【0034】
さらに、この電動パワーステアリング装置では、駆動ギヤ6及び従動ギヤ9bの下方のハウジング1にグリース溜まり1bを有するため、駆動ギヤ6及び従動ギヤ9bへのグリース切れを防止することができ、駆動ギヤ6及び従動ギヤ9bをメインテナンスフリーにすることができる。
【0035】
また、この電動パワーステアリング装置では、ボールねじ機構9と駆動ギヤ6及び従動ギヤ9bとの間にシール8が設けられている。このため、ボールねじ機構9と駆動ギヤ6及び従動ギヤ9bとに異なったグリースを使用する場合、このシール8によりグリースが互いに混入することを防止することができ、ボールねじ機構9、駆動ギヤ6及び従動ギヤ9bの性能の劣化を防止することができる。また、ボールねじ機構9と駆動ギヤ6及び従動ギヤ9bとに同じグリースを使用する場合であっても、このシール8により摩耗粉等の異物を含んだグリースがボールねじ機構9へ混入することを防止することができ、ボールねじ機構9の性能の劣化を防止することができる。
【0036】
参考形態2)
参考形態2の電動パワーステアリング装置の機械的構成を図3に示す。この電動パワーステアリング装置の機械的構成のうち、図8に示す従来の電動パワーステアリング装置と同一の構成については同一の符号を用いることとし、その説明を省略する。
【0037】
この電動パワーステアリング装置では、ハウジング11、12がボルト13によって締結されており、ハウジング11、12内にラックバー94が設けられている。また、ハウジング11はラックバー94に対して斜めに突出するモータ取付部11aを有しており、モータ取付部11aにはモータ95が固定され、モータ95のモータ軸95aはラックバー94と斜交差の関係にある。
【0038】
ハウジング11、12内において、ラックバー94にはボールねじ機構19が同軸に設けられている。また、図4にも示すように、ハウジング11には円筒状の内ハウジング14が軸方向に移動可能に設けられており、ボールねじ機構19のナット部19aは内ハウジング14との間に設けた軸受20により回転可能に支承されている。ボールねじ機構19のナット部19aには、駆動ギヤ96と噛合し、歯が直線方向に延在するすぐ歯かさ歯車からなる従動ギヤ19bが一体に形成されている。ハウジング11の内面には雌ねじ11aが形成され、内ハウジング14の外面には雌ねじ11aと螺合する雄ねじ14aが形成されている。また、内ハウジング14には、雄ねじ14aと螺合する雌ねじ15aが形成されたロックナット15が螺着されている。
【0039】
ハウジング11の下方には、従動ギヤ19bの下方にグリースを貯留するグリース溜まり11bが設けられている。また、ボールねじ機構19と駆動ギヤ96及び従動ギヤ19bとの間には両者間を封止するシール8が設けられている。ここで、駆動ギヤ96、従動ギヤ19b及びボールねじ機構19が動力伝達手段である。その他の構成は従来の電動パワーステアリング装置と同様である。
【0040】
以上のように構成された参考形態2の電動パワーステアリング装置は以下のようにして製造され得る。
【0041】
まず、図4に示すように、ハウジング11のモータ取付部11aに2個の軸受97を圧入して固定する。そして、駆動ギヤ96の軸部96aを両軸受97の両内輪に固定する。この際、スペーサ98を取り替えつつ、駆動ギヤ96の頭部96bの歯先と基準面との距離が所定の値になるようにする。
【0042】
また、内ハウジング14に2個の軸受20を圧入して固定する。そして、ボールねじ機構19のナット部19aを両軸受20の両内輪に固定する。次に、ハウジング11に対して内ハウジング14を螺合させることにより軸方向に移動させて、駆動ギヤ96と従動ギヤ19bとのバックラッシを調整する。そして、内ハウジング14の雄ねじ14aにロックナット15を螺合させ、そのロックナット15をハウジング11と当接させる。こうして、ロックナット15が内ハウジング14をハウジング11に固定し、従動ギヤ19bがバックラッシを吸収する位置で固定されることとなる。
【0043】
最後に、シール8、ラックバー94、モータ95、ハウジング12等を組み付け、電動パワーステアリング装置が完成する。こうして、この電動パワーステアリング装置では、モータ95を組付ける前の状態で、駆動ギヤ96と従動ギヤ19bとのバックラッシの調整をすることができる。
【0044】
この電動パワーステアリング装置では、従動ギヤ19bの取り付け位置を無段調整可能であり、従動ギヤ19bについては従来のようなスペーサによる段階的な調整を行わない。このため、従動ギヤ19bの組付けに際し、従来のようにスペーサを取り替えつつ調整する必要がない。
【0045】
したがって、この電動パワーステアリング装置によっても、簡易な組付け及び管理部品の削減が可能であり、ひいては製造コストの低廉化を実現することができる。その他の作用、効果は参考形態1と同様である。
【0046】
また、参考形態2において、参考形態1の内ハウジング4、ロックナット5及び駆動ギヤ6を採用すれば、スペーサ98を取り替えつつ駆動ギヤを組み付ける必要がなくなり、駆動ギヤ及び従動ギヤのバックラッシの調整がより容易となる。
【0047】
(実施形態
実施形態の電動パワーステアリング装置の機械的構成を図5に示す。この電動パワーステアリング装置の基本的な機械的構成は、図1のものと同様であり、図1に示した参考形態1の機械的構成と同一の構成については同一の符号を用いることとし、その説明を省略する。
【0048】
この電動パワーステアリング装置では、ボールねじ機構29のナット部29aには、駆動ギヤ6と噛合し、歯が直線方向に延在するすぐ歯かさ歯車からなる従動ギヤ29bが一体に形成されている。そして、従動ギヤ29bは、軸心周りに大径部21、中径部22及び小径部23の3つに分割され、シザーズ機構24、26が構成されている。
【0049】
シザーズ機構24は、図6に示すように、大径部21と中径部22との間に設けられ、大径部21に凹設した凹部21aと、大径部21と中径部22との間に設けられ、中径部22に凹設した凹部22aと、凹部21a、22a内に装着されたコイルばね25とからなる。コイルばね25の一端25aは大径部21の凹部21aに固定され、他端25bは中径部22の凹部22aに固定されている。このコイルばね25には予圧縮力が加えられている。そのため、大径部21の歯面と中径部22の歯面とは、ピッチ円に沿って離反する方向に付勢されている。ここで、コイルばね25が第1の付勢手段である
【0050】
また、シザーズ機構26は、中径部22と小径部23との間に設けられたシザーズ機構24と同様の構造である。シザーズ機構26で用いられるコイルばね27には予引張力が加えられている。そのため、中径部22の歯面と小径部23の歯面とは、ピッチ円に沿って近接する方向に付勢されている。ここで、コイルばね27が第2の付勢手段である。その他の構成は参考形態1と同様である。
【0051】
この電動パワーステアリング装置では、従動ギヤ29bに設けられたシザーズ機構24、26により、駆動ギヤ6と従動ギヤ29bとの間のバックラッシを回転方向にかかわらず取り除くことができる。その他の作用、効果は参考形態1と同様である。
【0052】
(別例)
前記各参考形態及び実施形態では、ボールねじ機構と駆動ギヤ及び従動ギヤとの間のシールとして、図1及び図5に示すシール8を設けたが、さらにナット部9a、19a、29aを支承する軸受10、20をシールドベアリングとすれば、シール性を向上できる。
【0053】
また、図7に示すように、前記シール8に代えて、ボールねじ機構39のナット部39aを前記参考形態及び実施形態のものよりも図の左方向へ伸長させた伸長部39cを設け、この伸長部39cとハウジング21との間にシールリング18を設けるようにしてもよい。なお、39bは伸長部39cに取り付けた従動ギヤである。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考形態1の電動パワーステアリング装置の断面図である。
【図2】参考形態1の電動パワーステアリング装置の組付図である。
【図3】参考形態2の電動パワーステアリング装置の断面図である。
【図4】参考形態2の電動パワーステアリング装置の組付図である。
【図5】実施形態の電動パワーステアリング装置の断面図である。
【図6】実施形態の電動パワーステアリング装置に係り、図5のVI−VI矢視図である。
【図7】別例の電動パワーステアリング装置の断面図である。
【図8】従来の電動パワーステアリング装置の断面図である。
【符号の説明】
94…ラックバー
95a…モータ軸
95…モータ
6、96、9b、19b、29b、9、19、29…動力伝達手段(6、96…駆動ギヤ、9b、19b、29b…従動ギヤ、9、19、29…ボールねじ機構)
9a、19a、29a…ナット部
1、2、11、12…ハウジング
1b、11b…グリース溜まり
8…シール
22…第1ギヤ(中径部)
21、23…第2ギヤ(21…大径部、23…小径部)
25、27…付勢手段(コイルばね)

Claims (1)

  1. ステアリングシャフトの回転運動を長手方向の直線運動に変換して操舵角を変更させるラックバーと、該ステアリングシャフトに発生する操舵トルクに基づいてモータ軸を回転駆動し、該モータ軸が該ラックバーと斜交差の関係にあるモータと、該モータ軸の回転駆動力を該ラックバーに補助推力として伝達する動力伝達手段とを備えた電動パワーステアリング装置において、
    前記動力伝達手段は、前記モータ軸と同期回転し、歯が直線方向に延在するかさ歯車からなる駆動ギヤと、前記ラックバーに同軸に設けられ、回転運動を直線運動に変換するボールねじ機構と、該ボールねじ機構のナット部と同期回転し、該駆動ギヤと噛合して従動し、歯が直線方向に延在するかさ歯車からなる従動ギヤとからなり、
    該駆動ギヤ及び該従動ギヤの一方は軸方向に移動した後に固定可能に構成されており、
    該駆動ギヤ及び該従動ギヤの他方は、軸心周りに径方向へ大径部、中径部及び小径部の3つに分割され、該大径部と該中径部との間には該大径部の歯面と該中径部の歯面とをピッチ円に沿って離反又は近接させる方向に付勢する第1の付勢手段が装着され、該中径部と該小径部との間には該中径部の歯面と該小径部の歯面とをピッチ円に沿って離反又は近接させる方向に付勢する第2の付勢手段が装着されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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