JP4635932B2 - 自動水栓 - Google Patents

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本発明は、手を差し出すと自動的に吐水する機能を備えた自動水栓に関する。
従来、使用者の手を検知して電磁弁を開閉することにより自動的に吐水、止水を行う自動水栓が知られている。このような自動水栓として、スパウトの先端にセンサと吐水口とを固定するとともに、スパウト内に挿通された可撓性の給水管を通して先端の吐水口へ給水することによって吐水するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−70096号公報
特許文献1に記載された自動水栓(自動吐水装置)の場合、図8に示すように、洗面器のボール81の奥側のカウンタ86に自動水栓80が配置されることが多く、スパウト82の先端に位置する吐水口83から、手洗空間となるボール81に向かって斜め前方に吐水される。このため、吐水口83からの吐水量が安定しているときは吐水状態も整っているが、給水量の変動などによって吐水量が変動したり、不安定になったりすると、吐水口83からの吐水状態に乱れが生じることがある。
また、この自動水栓80の場合、センサ84の検知領域85が、センサ84のほぼ真下から斜め前方に至る約55度程度の比較的広範囲に渡っているため、照明などの光がボール81で反射したセンサ84に入射し、誤動作を生じることがある。
本発明が解決しようとする課題は、吐水量が変動しても整った吐水状態を得ることが可能であり、検知手段(センサ)の検知ミスに起因する誤動作も発生し難い自動水栓を提供することにある。
本発明の自動水栓は、
人体を検知する投受光型の検知手段の信号に基づき水の流れを制御する開閉弁を作動させ、前記開閉弁の下流側に配置された吐水口から吐水する自動水栓であって、
前記開閉弁から前記吐水口へ給水するため筒状のガイド管内に配置された通水管と、
前記ガイド管の先端に、その開口面が当該自動水栓に対向する使用者から見て登り勾配をなすように開設された開口部と、
前記開口部よりも奥まった位置に配置された前記通水管の吐水口と、
前記吐水口の上部に配置された検知手段と、
を備えたことを特徴とする。
このような構成とすれば、ガイド管の先端の開口部は、その上縁部よりも下縁部の方が使用者側に突出した形状となるとともに、吐水口は当該開口部よりも奥まった位置に配置された状態となるため、吐水口から流出した水は、重力に従い、ガイド管に沿って開口部の下縁部に向かって集まるように流下する。従って、吐水量が変動しても整った吐水状態を得ることができる。また、検知手段は、吐水口の上部に配置されているため、その検知領域は、開口部の下縁部よりも前方寄り(使用者寄り)の部分に制限される。このため、洗面器のボールからの反射光などの影響を受け難くなり、誤動作も発生し難くなる。
ここで、前記ガイド管の内周面にメッキするとともに、前記吐水口より下流側に位置する前記内周面を覆うカバー部材を設けることが望ましい。このような構成とすれば、メッキによって耐食性が向上するとともに、カバー部材によってメッキの経年劣化や剥離を防止することができる。なお、カバー部材は、少なくとも、吐水口からの流水と接触するガイド管の内周面の下方領域を覆う広さがあれば良いが、内周面全体を覆うものであってもよい。
この場合、前記吐水口と前記カバー部材とを前記ガイド管に一体的に固定することもできる。このような構成とすれば、組立工程の省力化を図ることができるだけでなく、メンテナンス時の分解、組立も容易となる。
本発明により、吐水量が変動しても整った吐水状態を得ることが可能であり、検知手段(センサ)の検知ミスに起因する誤動作も発生し難い自動水栓を提供することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態である自動水栓を示す正面図、図2は図1に示す自動水栓の断面図、図3は図2に示す自動水栓の拡大図、図4は図3の一部拡大図、図5は図1に示す自動水栓のセンサ検知領域を示す図、図6は図1に示す自動水栓の組立状態を示す分解斜視図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態の自動水栓10は、洗面器のボール11の奥側のカウンタ12に設置され、使用者である人体を検知する投受光型の検知手段13の信号に基づき水の流れを制御する開閉弁15を作動させ、開閉弁15の下流側に配置された吐水口14から吐水する。自動水栓10においては、開閉弁15から吐水口14へ給水するため円筒状のガイド管16,17内に可撓性を有する通水管18が配置され、ガイド管17の先端に、その開口面17aが当該自動水栓10に対向する使用者から見て登り勾配をなすように開口部17bが開設され、開口部17bよりも奥まった位置に配置された吐水口14の上部に検知手段13が配置されている。また、通水管18の下流側先端には円筒形の整流キャップ24が装着されており、この整流キャップ24の先端が通水管18の出口である吐水口14となる。
ガイド管16はカウンタ12上に直立状態に固定され、このガイド管16を斜めに貫通するようにガイド管17が取り付けられている。図6に示すように、ガイド管17は、その上流側端部を、ガイド管16の正面に開設された挿通孔19(図3参照)から差し込み、ガイド管17の上流側端部に設けられたボルト部20a,20bを、ガイド管16の背面に開設されたボルト孔21に差し込み、ガイド管16の背面側からボルト部20aにナット22を螺着することによって固定されている。そして、ボルト部20a,20bおよびナット22を覆うため、ガイド管17と外径の等しいキャップ23がボルト部20bに螺着されている。また、ガイド管16の上端面には、蓋体25が取り付けられている。
通水管18は、カウンタ12を貫通してガイド管16内へ配管され、ガイド管16内に位置するガイド管17基端側の挿通孔26を通して略L字状に曲げられてガイド管17内に配管されている。また、通水管18がガイド管17の先端寄りの下面に開設された貫通孔28に外側から螺着されたネジ27で固定されることよって吐水口14も固定されている。このため、組立工程の省力化を図ることができ、メンテナンス時の分解、組立も容易である。さらに、ガイド管17の内周面にはニッケル−クロムメッキが施されているため、耐食性も良好である。
自動水栓10においては、ガイド管17先端の開口面17aが当該自動水栓10に対向する使用者から見て登り勾配をなすように開口部17bが開設されているため、ガイド管17の先端の開口部17bは、その上縁部17uよりも下縁部17dの方が使用者側に突出した形状となっている。また、吐水口14は開口部17bよりも奥まった位置に配置されている。このため、吐水口14から流出した水は、重力に従い、ガイド管17の内周面に沿って開口部17bの下縁部17dに向かって集まるように流下する。従って、吐水口14からの吐水量が増減するように変動しても開口部17bから流れの整った吐水を得ることができる。
また、検知手段13は、吐水口14の上部に配置されているため、図5に示すように、その検知領域29は、開口部17bの下縁部17dよりも前方寄り(使用者寄り)の部分に制限される。即ち、検知領域29は、図5に示す、約35度程度の範囲内に収まる。このため、洗面器のボール11からの反射光などの影響を受け難く、誤動作も発生し難い。さらに、ガイド管17の先端の開口面17aの傾斜角度を変えることにより、設置場所に応じて適切な範囲の検知領域29を設定することができる。
自動水栓10の場合、ガイド管17の先端から手洗空間となる洗面器のボール11に向かって斜め前方に吐水され、吐水口14が使用者の正面に位置しているが、吐水口14は容易に目視できない状態にある。従って、吐水口14にガムなどの異物を挿入するような悪戯を誘発し難く、挿入された異物で吐水口14が塞がれることもない。このため、公共施設のトイレや洗面所などにおいて好適に使用することができる。
次に、図7を参照し、本発明のその他の実施の形態について説明する。図7はその他の実施の形態である自動水栓を示す一部拡大断面図である。なお、図7において、図1〜図6に示す符号と同じ符号を付している部分は、自動水栓10の構成部分と同じ構造、機能を有する部分であり、説明を省略する。
図7に示す自動水栓においては、ガイド管17の内周面にメッキするとともに、吐水口34より下流側に位置する、前記内周面の下方部分を覆う略靴ベラ形状のカバー部材35を設けている。このような構成とすれば、メッキにより耐食性が向上するとともに、カバー部材35によってメッキの経年劣化や剥離を防止することができる。なお、本実施形態のカバー部材35はガイド管17の内周面の下方領域を覆う広さであるが、ガイド管17の内周面全体を覆うものであってもよい。
また、吐水口34とカバー部材35とは、ガイド管17の下面側から貫通孔28に挿通したネジ27によって一体的に固定されているため、組立工程の省力化を図ることができるだけでなく、メンテナンス時の分解、組立も容易である。
本発明の自動水栓は、公共施設のトイレや洗面所などの給水設備の一部として広く利用することができる。
本発明の実施の形態である自動水栓を示す正面図である。 図1に示す自動水栓の断面図である。 図3に示す自動水栓の拡大図である。 図3の一部拡大図である。 図1に示す自動水栓のセンサ検知領域を示す図である。 図1に示す自動水栓の組立状態を示す分解斜視図である。 その他の実施の形態である自動水栓を示す一部拡大断面図である。 従来の自動水栓を示す断面図である。
符号の説明
10 自動水栓
11 ボール
12 カウンタ
13 検知手段
14,34 吐水口
15 開閉弁
16,17 ガイド管
17a 開口面
17b 開口部
17d 下縁部
17u 上縁部
18 通水管
19,26 挿通孔
20a,20b ボルト部
21 ボルト孔
22 ナット
23 キャップ
24 整流キャップ
25 蓋体
27 ネジ
28 貫通孔
29 検知領域
35 カバー部材

Claims (3)

  1. 人体を検知する投受光型の検知手段の信号に基づき水の流れを制御する開閉弁を作動させ、前記開閉弁の下流側に配置された吐水口から吐水する自動水栓であって、
    前記開閉弁から前記吐水口へ給水するため筒状のガイド管内に配置された通水管と、
    前記ガイド管の先端に、その開口面が当該自動水栓に対向する使用者から見て登り勾配をなすように開設された開口部と、
    前記開口部よりも奥まった位置に配置された前記通水管の吐水口と、
    前記吐水口の上部に配置された検知手段と、
    を備えたことを特徴とする自動水栓。
  2. 前記ガイド管の内周面にメッキするとともに、前記吐水口より下流側に位置する前記内周面を覆うカバー部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動水栓。
  3. 前記吐水口と前記カバー部材とを前記ガイド管に一体的に固定したことを特徴とする請求項2記載の自動水栓。
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