JP4631798B2 - 投射型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投射型表示装置に係わり、特に、電源オフに伴う光源ユニットのクールダウン制御を行なう投射型表示装置に関する。
投射型表示装置は、光源からの光を液晶パネルなどの表示素子で映像信号に応じて変調して光学像を形成し、該光学像を投射レンズで外部のスクリーンや壁面などの被照射面に投影するものである。
この投射型表示装置では、照明下の明るい環境での使用やより大画面表示の要求により明るさ向上が必要なため、光源としては、高圧(15MPa程度以上)の発光ガスを封じた点光源と見なせる例えばショートアーク型(例えばアーク長が1.5mm程度以下)の超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプなどの放電ランプが用いられる。なお、複写機や自動車のヘッドランプなどに使用されるハロゲンランプは、タングステンのフィラメントを発光させるものであり、アーク長が長く明るさ達成が困難なため、今日では投射型表示装置には用いられていない。
放電ランプは、背後をリフレクタで覆われ、前方を放電ランプが破裂した際の破片の飛散を防止する透光性の防爆ガラスで覆われ、光源ユニット(ランプユニットともいう)を成し、ほぼ密閉されている。このため、放電ランプ点灯中は放電ランプの温度が高くなり、信頼性、寿命が劣化する。例えば特許文献1(特開2004−95341号公報)には、光源ユニット外面を冷却する第1の冷却ファンと、光源ユニット内部を冷却する第2の冷却ファンを備えたプロジェクタが開示されている。
一方、電源オフ(放電ランプ消灯)の際には、放電ランプの温度を早く低下させている。それは、投射型表示装置の後片付けや放電ランプの交換の際にユーザが火傷を負う危険性を低減するため、あるいは内部に蓄積された熱で周辺の部材(例えばファン)などが劣化しないようにするため、さらには投射型表示装置等の冷却対象を移動させた後の放電ランプの再点灯に支障をきたさないようにするためである。そこで、放電ランプ消灯後、所定時間(例えば約1分乃至1分半程度)の間、冷却ファンで継続して冷却を行う技術がある(以下、この冷却を「クールダウン」と称し、その制御を「クールダウン制御」と称する)。例えば特開平2−311837号公報に開示されているフィルムプロジェクタにおいては、クールダウン制御におけるランプ壁面温度の急激な変化による黒化の問題に着目し、ランプの消灯時などにおけるランプの急激な冷却を防止する手段の一例として、ランプ壁面を一定以下の温度に保つために流れていたファン12への風を、ランプの消灯時に板金で遮断する構成を設けている。
特開2004−95341号公報 特開平2−311837号公報
ところで、投射型表示装置の光源として用いられる超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプなどにもハロゲンガスが含まれ、点灯時には放電ランプ内部でハロゲンサイクルが生じている。従って、特許文献1に開示されている従来の投射型表示装置では、放電ランプに直接冷却風が吹き付けられるとともに外側からも冷却風が吹き付けられる構成であるとともに、電極がショートアーク型であるため、クールダウン時の放電ランプの温度変化が加速されてしまうという問題があった。一方、特許文献2のように、ランプ消灯時に冷却に用いていたファンへの冷却風を全て遮断してしまうと、ランプがほぼ密閉状態の空間に囲まれているため、熱がこもり、冷却性能が極端に劣り、クールダウンに時間がかかるという問題があった。
本発明の目的は、光源ランプを内部と外部双方から各々冷却する複数のファンを設けた投射型表示装置における光電源オフ後のクールダウンにともなう放電ランプの信頼性低下を抑制することにある。
本発明の一面においては、電源オン時光源ユニットの外面および内部を冷却する投射型表示装置において、電源オフ操作を受けた場合に一定時間前記光源ユニット内部の冷却風量を減少させるとともに、一定時間経過後に前記光源ユニットの外面および内部の冷却を停止する処理をコントローラが行なう。
電源オフ後のクールダウンで、光源ユニット内部を冷却する冷却風量を減少させるので、光源ユニット内部の放電ランプの温度低下が緩和される。または、ハロゲンサイクルが適正に働き、放電ランプの信頼性低下を抑えることができる。
以下、本発明について、図を用いて詳細に説明する。なお、各図において、共通な機能を有する部分には同一符号を付して示し、一度説明したものについては、その部分の繰り返した説明を省略する。
以下の実施の形態では、電源オン(放電ランプ点灯)時には、内部に放電ランプを有する光源ユニットの外面と内部の両方を冷却するようにした投射型表示装置において、電源オフ(放電ランプ消灯)のクールダウン時、光源ユニットの外面は電源オン時と同様に継続して冷却しながら、光源ユニット内部については、冷却風量を減少させ、放電ランプの急激な温度低下を緩和するものである。ここでいう「冷却風量を減少させる」には、冷却風量零すなわち冷却停止も含まれるものである。また、光源ユニットの外面については、クールダウン時にファンの回転数を上げるようにしてもよい。光源ユニット内部の冷却風量が下がる分だけ、クールダウンに必要な時間が長くなるので、それを補うことができる。
上記した冷却制御方法により、放電ランプの直接冷却が緩和されることになるので、ハロゲンサイクルが適正に働き、輝度劣化が低減され、信頼性が改善される(改善結果については後述する)。
冷却風量を減少させる方法としては、種々の方法がある。光源ユニットは、一般に、その内部冷却のために冷却風の流入口と流出口を備える。そこで、例えば流入口へ冷却風を送風する送風ファンの回転数を下げる、または流入口に流入する冷却風量を遮風板で調整するなどの方法を用いることができる。勿論、調整対象個所は流入口に限定されるものではなく、流出口でもよい。但し、流出口の場合、冷却風量をファンで調整する場合は、ファンは吸気で使用することになる。また、ファンと遮風板を組合せてもよいことはいうまでもない。
以下、具体的に、図を用いて、各々の実施の形態を詳細に説明する。
図1に、第一の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係わる投射型表示装置の光源ユニットの模式構成図である。この実施の形態では、クールダウン時に、光源ユニット内部に冷却風を送風するファンを停止して、光源ユニット内部を冷却する冷却風量をほぼ零にすることで説明する。なお、光源ユニットには2つの開口部(流入口と流出口)があるので、ファンの回転を停止しても、例えば対流による空気の流れはある。そこで、上記では「ほぼ零」と表現している。
図1において、光源ユニット100は、光源となる放電ランプ10と、放電ランプを背後から覆うように配置されたリフレクタ20と、リフレクタ20の前方開口側に配置された透光性の防爆ガラス30を有する。
投射型表示装置用の放電ランプ10としては、ショートアーク型(例えばアーク長0.5乃至1.5mm)の超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプなどのハロゲンランプが用いられる。ここでは、例えばランプ入力285Wの超高圧水銀ランプ(アーク長約1.2mm)を用いるが、これに限定されるものではない。放電ランプ10は、リフレクタ20、防爆ガラス30と固定枠31で囲まれた空間15内に配置されている。放電ランプ10は、使用電力が大きいため、非常な高温となる。そこで、本実施の形態では、電源オン(放電ランプ点灯)時には、リフレクタ20の外郭表面に冷却風を当てて冷却するとともに、放電ランプ10が配置されている空間15内にも冷却風を導風して冷却を行う。
防爆ガラス30は、放電ランプ10が破裂したときの破片の飛散を防止するもので、防爆ガラス固定用の固定枠31に図示しない接着剤などで固定されている。この固定枠31には、空間15内に冷却風を導風する流入口となる開口部35が設けられている。
一方、リフレクタ20の底部の頸部22には、放電ランプ10の封止部12との間隙により通風路23が形成されている。また、リフレクタのホルダ24には、通風路23を通った冷却風(ここでは熱交換で温度が上がっている)を排気する流出口となる開口部25が設けられている。開口部25は、開口部35と、放電ランプ10をはさんで対向する位置に配置されている。
このように構成された光源ユニット100の側面近傍には、冷却用のファン51(ここではシロッコファン)が備えられ、ファン51は、開口部35に接続されたダクト41を介して、図示しない投射型表示装置の筐体に設けられた吸気口から吸気した冷却風(外気)を光源ユニット100の内部(空間15内)に送風する。開口部35を介して空間15内に流入した冷却風61は、放電ランプ10やリフレクタ20を冷却し、通風路23を通って、ホルダ24の開口部25から冷却風62となって流出する。このようにして、光源ユニット100内部を冷却する流路(第一の流路)が形成される。
リフレクタ20のファン51が配置された逆側の側面側には冷却用のファン52(ここでは軸流ファン)が配設され、ホルダ24の開口部25から流出した冷却風62は、ファン52によって、投射型表示装置の筐体に設けられた図示しない排気口から排気される。また、ファン52は、投射型表示装置の筐体に設けられた図示しない別の吸気口から流入した冷却風(外気)63を排気する。その過程で、冷却風63は、リフレクタ20の外郭21の表面に当たり、リフレクタ20を冷却する。このようにして、光源ユニット100を外側から冷却する流路(第二の流路)が形成される。さらに、ファン52は、空間15内の空気を排気する排気ファンとなるとともに、リフレクタ外郭を冷却する冷却風を排気する排気ファンでもある。
以上述べたように、投射型表示装置がオン(動作中)の場合には、放電ランプの電力が大きいので、光源ユニットは、リフレクタ外郭外面が冷却されるとともに、同時にその内部も冷却されている。
ところで、図示しない電源スイッチ(スタンバイボタンともいう)が操作されると、放電ランプ10は消灯されるとともに、次の点灯を早めるために、あるいは安全性を考慮して、継続して冷却される。このクールダウン冷却時、電源オン時と同様に、光源ユニット外面(具体的にはリフレクタ外郭外面)と光源ユニットの内部(具体的には空間15内)を共に冷却すると、放電ランプの大電力に合わせて強力に冷却しているので、放電ランプ10が急激に冷却されることになる。この急激な温度低下によりハロゲンサイクルが適正な状態で完了せずに、輝度劣化が進み、放電ランプの信頼性例えば寿命が短くなることに出願人は気付いた。
そこで、本実施の形態では、ユーザ(図示せず)による電源スイッチ(スタンバイボタン)操作で電源オフの指示を受けると、まず光源ユニット内部に冷却風を送風するファン51を停止する。リフレクタ20の外郭外面は、冷却風63で継続して冷却されるので、放電ランプ10はリフレクタ20を介して緩慢に冷却されることになり、ハロゲンサイクルが適正に働き、放電ランプ10の信頼性が向上する。そして、放電ランプ10の温度が低下する所定時間経過後にファン52を停止する。この冷却制御処理の詳細については後述する。
ファン51を停止すると、放電ランプ10が所定の温度までに下がる時間(クールダウン時間)が長くなる。そこで、リフレクタ20の外郭21を冷却するファン52の回転数を上げて、光源ユニット外面からの冷却を高めるようにしてもよい。このように制御すれば、クールダウン時間が長くなるのを補うことが可能となる。ファン52の回転数を上げても、光源ユニット内部の放電ランプに冷却風を当てて直接冷却するのではないので、放電ランプのハロゲンサイクルに与える影響は軽微であり、信頼性を低下させる恐れはない。
上記した光源ユニットの冷却制御による放電ランプの信頼性向上を図2に示す。図2は、本発明の実施の形態1による冷却制御で得られた寿命特性を模式的に示したものである。横軸にリニアスケールでの累積点灯時間、縦軸に照度維持率を示す。寿命試験は、固定画素プロジェクタの国際規格IEC61947−1に規定された2時間オン15分オフのサイクルにて実施したものである。
図2において、実線で示す特性Aが本実施の形態の電源オフ時の制御方法によるもので、点線で示す特性Bは、2つのファンをクールダウンに用いる構成によるものである。図2から明らかなように、照明維持率60%で寿命を判断するとすると、特性Bの寿命時間TBに対して、本実施の形態による特性Aの寿命時間TAは約1.6倍程となり、ハロゲンサイクルが適正に働き、寿命が延びていることが確認できる。
次に、回路動作について図3と図4を用いて説明する。図3は、実施の形態1による回路構成を模式的に示したブロック構成図である。図4は、実施の形態1によるクールダウン時の冷却制御処理を示すフロー図である。
まず、図3から説明する。図3において、放電ランプ10からの光Lは、光学ユニット90に入射する。光学ユニット90は、照明光学系91と、例えば液晶パネルで構成された表示パネル92と、投射レンズ93とからなる。照明光学系91は、放電ランプ10からの光Lの光量分布を均一化して表示パネル92に照射する。表示パネル92は、表示駆動回路85で駆動され、図示しない映像信号に応じた光学像(図示せず)を形成する。該光学像は、投射レンズ93で外部の図示しないスクリーンまたは壁面の被照射面に投影される。
投射型表示装置は、ROM(Read Only Memory)などに格納されたプログラムに従って動作するCPU(Central Processing Unit)などで構成された演算制御手段となるコントローラ(以下、「マイコン」と称する)80で制御される。マイコン80は、操作部81からのユーザボタン操作により、操作されたボタンに対応して、所定の処理を行う。例えば、ランプ電源回路86を介して放電ランプ10の点灯や消灯を行い、放電ランプ10の点灯や消灯に合わせて、ファン電源回路87を介して光源ユニット100内部冷却用のファン51と光源ユニット100外郭表面冷却用のファン52などの運転、停止を行う。また、表示駆動回路85を制御して画像表示を行う。
なお、81aはスタンバイボタンである。本実施の形態では、投射型表示装置は、図示しない商用電源を供給したときにはスタンバイボタン操作のみを受け付ける電源オフのスタンバイ状態となり、スタンバイボタン81aの操作で電源オン状態となる。また、電源オンの状態でスタンバイボタン81aの操作があると、スタンバイ状態(電源オフ状態)となる。
タイマー82は、マイコン80からの指示に基づいて所定の時間経過を計測し、所定時間が経過したらマイコン80へ情報を送る。マイコン80は、時間経過情報に基づいて対応した処理を行う。
次に、本実施の形態による電源オフ時の放電ランプの冷却制御方法について、図4で説明する。
図4において、投射型表示装置は、操作部81を介して入力されたユーザ指示により、電源オンであり、マイコン80の制御に基づき、電源オン状態に有るものとする。具体的には、放電ランプ10がランプ電源回路86で点灯され、冷却用のファン51とファン52とが運転され、表示駆動回路85からの駆動で形成された表示パネル92上の光学像が投射レンズ93で投影されているものとする。
処理を開始すると、マイコン80は、ステップ1(以下、ステップをSで省略する)で、操作部81のボタン操作があって、スタンバイボタン81aが操作されたか判定する。他のボタン操作の場合には、S3で、操作されたボタンに対応した処理を行いS1に戻る。スタンバイボタン81aの操作があれば、S2に進み、ランプ電源回路86を介して放電ランプ10を消灯し、図示しない画像処理回路の電源をオフにし、さらに、ファン電源回路87を介して光源ユニット100内部冷却用のファン51の運転を停止する。このとき、リフレクタ20の外郭21を冷却するファン52の回転は、電源オン時と同様に保持される。勿論、回転数を上げるようにしてもよい。そして、S4で、ファン52の冷却で放電ランプ10の温度が所定温度となる所定時間が経過したか、タイマー82を用いて判定する。所定時間が経過してなければ、所定時間が経過するまでS4に戻る処理を繰り返す。S4で、所定時間が経過すれば、S5に進み、ファン電源回路87を介してファン52の運転を停止し、S6に進み、スタンバイ(電源オフ)モードとなり、クールダウン時の冷却制御処理を終了する。
以上述べたように、本実施の形態によれば、電源オフ後のクールダウンで、光源ユニット100内部に冷却風を送風するファン51が停止されるので、放電ランプ10は緩慢に冷却されることになり、放電ランプ10の信頼性が向上する。
なお、電源オフにともない、光源ユニット内部冷却用のファン51とともに、同時にファン52も停止させると、放電ランプやリフレクタの温度低下に非常に大きな時間がかかることになる。これにより、投射型表示装置の後片付けや放電ランプの交換の際にユーザが火傷を負う危険性が有り、また、ファン停止にともない投射型表示装置内部の例えば光学ユニット内部の温度が一時的に上昇し、例えば液晶パネルの信頼性を劣化させる恐れもある。さらに、投射型表示装置を移動させた後に直ちに再使用しようとしても、放電ランプの温度が再点灯可能な所定温度以下に低下してないため、放電ランプの再点灯に支障をきたすことにもなる。この意味で、本冷却制御方法は、放電ランプの信頼性を改善しながら、安全性や再点灯時間を良好に維持することが可能である。
上述の説明では、クールダウン時に、光源ユニット内部(つまり放電ランプ)を冷却するファン51を停止するようにしたが、ファン51の回転数を放電ランプのハロゲンサイクルに与える影響が軽微と見なされる所定の回転数に下げて、送風量を減らすようにしてもよい。例えば、電源オン時の回転数の1/2に落としても、従来の放電ランプの急激な温度低下を緩和することができ、信頼性を向上させることができる。この制御は、例えば、ファンに供給する駆動電圧を下げることによって実現でき、フロー図を用いた説明を省略する。
ところで、ファンは風切り音や振動などによる騒音を発生させる。一般には、騒音レベルは30dBA程度以下とされる。そのため、2つのファン51、52に印加される駆動電圧としては、ファンに許容される下限に近い値が通常設定される。具体的には、ファンの駆動電圧範囲は約5V〜12V程度であり、騒音レベルを低くするため、ほぼ6V〜7V程度とされる。従って、冷却風量をさげるためにファン51の回転数を所定の値に下げることが難しく、上記した実施の形態ではファン51を停止するようにしている。このため、クールダウン時間が長くなる。この場合、先に述べたように、光源ユニット外面のリフレクタ外郭を冷却するファン52の回転数を上げるようにしてもよい。クールダウン時間が長くことを補うことができる。また、光源ユニット内部冷却用のファン51の回転は電源オン時と同じとして、ファン51を所定時間オン、所定時間オフするパルス駆動を行い、光源ユニット内部を冷却する平均冷却風量を下げるようにしてもよい。オフ時間を長くとることにより、放電ランプのハロゲンサイクルに与える影響を低減することができる。
また、ランプ電力が285Wの放電ランプを用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。近年、投射型表示装置では、高輝度で小型のものが市場で要求されてきている。そこで、液晶パネルの小型化にともない、光源ユニットのサイズを小さくするため、リフレクタの前方開口径が小さくされ、空間15の容積が小さくなってきている。これにより、光源ユニット内部の温度上昇が高くなり、ランプ電力が100W乃至150Wの放電ランプを用いた場合でも、光源ユニット内部を冷却するようになってきている。本実施の形態は、このような場合にも、好適に使用することができる。
なお、図1の実施の形態においては、冷却ファン52を、冷却風63の図示しない吸気口と光源装置をはさんで反対方向に配置し、冷却風63に対しては排気ファンとなる構成としている。これは、ファン52を、冷却風61の排気ファンとしても併用しているためである。従って、表示装置の電源オフに伴いファン51を停止させたとしても、光源ユニット100内(空間15内)には、排気ファンとしてのファン52による冷却風が流通することになり、光源ユニット100内部に熱がこもることを防止することも可能となる。
図1の実施の形態1では、光源ユニット100として、リフレクタ前面開口周縁部に冷却風の流入口、リフレクタの頸部側に流出口を設けた光源ユニットを用いたが、図5に示すように、リフレクタ20'の前方開口周縁部に配設される固定枠31'に対向する冷却風の流入口(開口部35)と流出口(開口部25')とを設けた構成の光源ユニット100'を用いてもよい。その際のクールダウン時の冷却制御方法は、実施の形態1に同じであり、その説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態2に係わる投射型表示装置の光源ユニットの模式構成図である。実施の形態1では、クールダウン時に光源ユニット100の内部冷却を緩和するために、ファン51の停止やその回転数を下げて、内部の冷却風量を下げるようにしたが、本実施の形態では、電源オフのクールダウン時における内部冷却風量を、電源オン時の内部冷却風量より低減するために、遮風板を用いる。
図6に示すように、ファン51からの冷却風61を光源ユニット100の内部に導風するその断面形状が略矩形状のダクト43には、冷却風量を調整するための遮風板71が導入されている。
平板状の遮風板71は、その幅がダクト43の内部幅とほぼ同じであり、遮風板71がダクト43の壁面に設けられたスリット43aからダクト内に矢印72方向に沿って導入(挿入)されると、冷却風の風量が調整されるようになっている。そして、遮風板71は、その端部が例えば図示しないプランジャーに接続され、プランジャーによってスリット43aから突出する突出量Hが所定となるように駆動される。その結果、電源オフのクールダウン時における内部冷却風量が所定量に調整されることになる。
遮風板71の突出量Hは、電源オン時には、図示しないプランジャーによってほぼ零とされ、冷却風61の風量は遮風されない。電源オフされると、図示しないプランジャーで遮風板71の突出量Hが所定値に設定され、ファン51からの冷却風61の風量が低減される。その後、放電ランプが所定温度(例えば再点灯可能な温度)になる所定時間が経過すると、ファン51と52はともに停止される。このような制御は、マイコン80のプログラムを修正することにより、容易に実現でき、フロー図を用いた説明を省略する。
以上述べたように、本実施の形態によっても、電源オフのクールダウン時、ファン52で電源オン時と同様にリフレクタ20の外郭21を冷却しながら、光源ユニット内部の冷却風量を遮風板で低減することにより、放電ランプの温度低下を緩和でき、放電ランプの信頼性を向上させることができる。
図7は、本発明の実施の形態3に係わる投射型表示装置の光源ユニットの模式構成図である。なお、図7において、図1に共通な機能を有する部分には同一符号を付して示し、既に説明したものについては、その説明を省略する。実施の形態1、2では、2つの冷却用のファンを用いたが、1つのファンを用いた実施の形態3について、以下説明する。実施の形態3は実施の形態2の変形例で、遮風板を用いて、光源ユニット内部に流入する冷却風の風量を調整するものである。
図7において、実施の形態1で述べた光源ユニット100の側面には、図示しない投射型表示装置の筐体に設けられた吸気口から吸気した外気を光源ユニット100の内部および外郭表面に送風して冷却する冷却用のファン53(ここでは軸流ファン)が備えられている。ファン53と光源ユニット100の側面との間には、整流フィン76Aと76Bとが設けられている。ここでは、整流フィン76A、76Bは、固定枠31のファン53側上に開口部35を避けて配設されている。整流フィン76Aは、ファン53から送風される冷却風をリフレクタ20側に向かうように整流(導風)し、整流フィン76Bは、固定枠31の開口部35側に向かうように整流する。固定枠31の開口部35近傍には、開口部35に平行に近接する平板状の遮風板73が配設されている。遮風板73は、防爆ガラス30側の端部が例えば図示しないプランジャーに接続され、プランジャーによって、矢印74方向に移動可能である。また、遮風板73は、その幅が開口部35を十分に覆う程の幅を有しており、遮風板73が整流フィン76Bに当接するように移動した場合、開口部35をほぼ完全覆い、冷却風61が開口部35に流入するのを遮風するようになっている。なお、遮風板73が防爆ガラス30側に移動されている場合は、遮風板73は開口部35を覆わないようになっている。
電源オン時には、整流フィン76Aで整流されたファン53からの冷却風63は、リフレクタ20の外郭21表面に吹き付けられ、リフレクタ20を冷却する。一方、整流フィン76Bで整流されたファン53からの冷却風61は、電源オン時にプランジャー(図示せず)によって遮風板73が防爆ガラス30側に移動されているので、開口部35から空間15内に流入し、放電ランプ10やリフレクタ20を冷却し、通風路23を通って、ホルダ24の開口部25から流出する。
電源オフされても、ファン53は、電源オン時と同様に、電源オフ後所定時間の間回転し、リフレクタ20の外郭21表面を冷却する。一方、電源オフされると、図示しないプランジャーによって遮風板73が整流フィン76B側に移動する。これにともない、開口部35が遮風板73で覆われ、冷却風61の開口部35への流入が遮られる。従って、放電ランプ10は、リフレクタ20の外郭21を介して緩慢に冷却されることになり、放電ランプ10の信頼性が向上する。
また、上記したような制御は、マイコン80のプログラムを修正することにより、容易に実現でき、フロー図を用いた説明を省略する。なお、実施の形態1の変形例で用いた光源ユニット100'にも、本実施の形態を適用できる。
図8は、実施の形態3による変形例を示す投射型表示装置の光源ユニットの模式構成図である。本変形例は、図8から明らかなように、光源ユニット100'の冷却風の流出口である開口部25'近傍に、開口部25'に平行に平板状の遮風板73が配設されている点で上記した実施の形態3と異なる。遮風板73の動作は、実施の形態3に同じであり、その説明を省略するが、実施の形態3と同様に、放電ランプ10の信頼性を向上させることができる。
なお、図7、図8においは、吸気用のファン53で吸気した冷気を光源ユニットに吹き付けるようにしたが、これに替えて、排気用のファンを反対側に配置し、排気用のファンで、冷気を光源ユニットに当てるようにしてもよい。
投射型表示装置の光源ユニットの一例に関する模式構成図である。 冷却制御で得られた一寿命特性図である。 回路構成を模式的に示したブロック構成図である。 制御処理例を示す図である。 光源ユニットの他の例に関する模式構成図である。 光源ユニットの他の例に関する模式構成図である。 光源ユニットの他の例に関する模式構成図である。 光源ユニットの他の例に関する模式構成図である。
符号の説明
10 放電ランプ、15 空間、20 リフレクタ、21 外郭、22 頸部、23 通風路、24 ホルダ、25 開口部、30 防爆ガラス、31 固定枠、35 開口部、41 ダクト、43 ダクト、43a スリット、51、52 ファン、61、62、63 冷却風、71 遮風板、72 矢印、73 遮風板、74 矢印、76A、76B 整流フィン、80 マイコン、81 操作部、81a スタンバイボタン、82 タイマー、85 表示駆動回路、86 ランプ電源回路、87 ファン電源回路、90 光学ユニット、91 照明光学系、92 表示パネル、93 投射レンズ、100 光源ユニット

Claims (4)

  1. 投射型表示装置であって、
    照明光学系およびライトバルブおよび投射レンズを備える光学ユニットと、
    前記光学ユニットに光を供給する光源ユニットであって、内部に放電ランプを内包する光源ユニットと、
    前記光源ユニット内部を冷却する第一の流路と、
    前記光源ユニット外部を冷却する第二の流路と、
    前記投射型表示装置に対する電源オフ命令が入力された場合に前記第一の流路に対する冷却風の風量を一定時間低減するとともに、前記第二の流路に対する冷却風の風量を保持し、前記一定時間経過後に前記光源ユニットの内部および外部に対する冷却を停止するコントローラを有することを特徴とする投射型表示装置。
  2. 請求項1記載の投射型表示装置であって、さらに
    前記第一の流路に冷却風を供給する第一のファンと、
    前記第一の流路の冷却風と前記第二の流路の冷却風を前記投射型表示装置外部に排気する第二のファンを有し、
    前記電源オフ命令が入力された場合に、前記コントローラは前記第一のファンの回転数を停止または低速に制御し、前記第二のファンの回転数を保持することを特徴とする投射型表示装置。
  3. 投射型表示装置であって、
    照明光学系およびライトバルブおよび投射レンズを備える光学ユニットと、
    前記光学ユニットに光を供給する光源ユニットであって、内部に放電ランプを内包する光源ユニットと、
    前記光源ユニット内部を冷却する第一の流路と、
    前記光源ユニット外部を冷却する第二の流路と、
    前記投射型表示装置に対する電源オフ命令が入力された場合に前記第一の流路に対する冷却風の風量を一定時間低減し、前記一定時間経過後に前記光源ユニットの内部および外部に対する冷却を停止するコントローラと、
    前記第一の流路に冷却風を供給する第一のファンと、
    前記第一の流路の冷却風と前記第二の流路の冷却風を前記投射型表示装置外部に排気する第二のファンを有し、
    前記コントローラは前記電源オフ命令が入力された場合に、前記第一のファンの回転数を停止または低速に制御するとともに前記第二のファンの回転数を増加することを特徴とする投射型表示装置。
  4. 照明光学系およびライトバルブおよび投射レンズを備える光学ユニットと、
    前記光学ユニットに光を供給する光源ユニットであって、内部に放電ランプを内包する光源ユニットと、
    少なくとも前記光学ユニットおよび前記光源ユニットを内包する筐体と、
    前記光源ユニットに冷却風を流入させる第一のファンと、
    前記第一のファンから前記光源ユニットの第一の側面に冷却風を導風する第一の開口部と、
    前記第一の側面と前記放電ランプをはさんで対向する位置から冷却風を前記光学ユニット外部に排気する第二の開口部と、
    前記第二の開口部から排気された冷却風および前記光源ユニット外部を冷却した冷却風を前記筐体外部に排気する第二のファンと、
    電源オフ命令が入力された場合に、一定期間前記第一のファンの回転を停止するとともに前記第二のファンの回転数を増加させたあと前記第二のファンの回転を停止するコントローラを有することを特徴とする投射型表示装置。
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