JP2006030645A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 光源の温度を正確に制御することを可能にするプロジェクタを提供する。
【解決手段】 ランプ11の発光管50の温度を冷却する冷却ファン8と、画像の投写時および黒フレームの投写時の光源輝度の設定値を生成する光源制御部の一部を構成する画像補正回路4とを備える。また、画像補正回路4で生成された光源輝度の設定値に基づきランプ11の電力制御値および電力制御値に基づく冷却ファン8の回転数制御値を生成する光源制御部の一部およびファン制御部としてのランプ電力制御回路6を備える。そして、ランプ電力制御回路6は、冷却ファン8の回転数制御値に基づいて冷却ファン8を駆動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクタにおいて、光源である放電ランプの冷却に関するものである。
現在、プロジェクタは、光源として放電式のメタルハライドランプや高圧水銀ランプなどを用いることにより高輝度化が進んでいる。そして、プロジェクタは、液晶パネルなどの小型な光変調装置や、小型化された放電ランプなどを用いることで、従来の陰極線管(Cathode Ray Tube:CRT)を用いるプロジェクタに比べ、小型・軽量にできると共に、大画面投写を実現することが可能であることから、急速に普及が進んでいる。
こうしたプロジェクタにおいて、CRT方式のプロジェクタと比較して劣る明るいシーンでの明るさの不足、および暗いシーンでの黒浮きを改善するために、一般的なコントラスト調整(信号増幅ゲインの調整)に加えて、光源輝度の調光(光源を駆動する電力を供給するバラストの出力電圧などを調整することで、光源が出射する光量を調整し、輝度を変化させること)による改善が行われている(特許文献1)。
また、同様にCRT方式のプロジェクタと比較して劣る滑らかな動画表示を得るために、光路上に機械的なシャッタを配置して光変調装置を通過する光を一定期間遮断する動画表示改善が行われている(特許文献2)。
特開平10−3996号公報 特開2002−148712号公報
上述した特許文献1および特許文献2の、光源(ランプ)の輝度調光または動画表示改善の機械的な遮断が実施された構成では、しばらくの間、輝度が暗めに調光された場合、液晶パネルを照射するランプの電力制御値がランプの定格電力値から大幅に低下する。この電力制御値の低下に伴いランプ輝度を大幅に低下させることは、ランプの発光管の温度が低下することにつながる。そのため、発光管内部の電極間における電子の放電起動や、放電軌跡を安定的に維持することが困難となる。その結果、ランプの点灯起動性の不良や、投写画像にフリッカなどの不良が発生し、ひいてはライフ特性(ランプ寿命)の劣化を生じるという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、光源の温度を正確に制御することを可能にするプロジェクタを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、光源からの出射光により画像を投写するプロジェクタであって、光源を冷却する冷却ファンと、画像の内容に基づいて光源に印加する電力制御値を制御する光源制御部と、電力制御値に基づき冷却ファンの回転数制御値を制御するファン制御部とを備え、ファン制御部は、冷却ファンの回転数制御値に基づいて冷却ファンを駆動することを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、光源制御部が、画像の内容に基づいて光源に印加する電力制御値を制御する。また、ファン制御部が、制御された電力制御値に基づいて冷却ファンの回転数制御値を制御する。そして、ファン制御部は、制御した回転数制御値に基づいて冷却ファンを駆動する。
その結果、光源制御部で画像の内容に基づいて電力制御値を制御すると同時に、ファン制御部で前記電力制御値に基づいた冷却ファンの回転数制御値を制御し冷却ファンを駆動することができるため、画像を投写する場合において冷却ファンの駆動に時間遅れがなくなり(追従性の向上)、光源の発光管温度を適正温度範囲に維持することができる。これにより、光源の点灯起動の不良、投写画像のフリッカ発生を防止でき、ひいてはライフ特性(ランプ寿命)の劣化を防止できる。
上述した目的を達成するために、本発明は、光源からの出射光により画像を投写するプロジェクタであって、光源を冷却する冷却ファンと、画像の投写の際に挿入される黒フレームの投写時において光源に印加する電力制御値を制御する光源制御部と、電力制御値に基づき冷却ファンの回転数制御値を制御するファン制御部とを備え、ファン制御部は、冷却ファンの回転数制御値に基づいて冷却ファンを駆動することを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、光源制御部が、画像の投写の際に挿入される黒フレームの投写時において光源に印加する電力制御値を制御する。また、ファン制御部が、制御された電力制御値に基づいて冷却ファンの回転数制御値を制御する。そして、ファン制御部は、制御した回転数制御値に基づいて冷却ファンを駆動する。
その結果、光源制御部で画像の投写の際に挿入される黒フレームに対応して電力制御値を制御すると同時に、ファン制御部で前記電力制御値に基づいた冷却ファンの回転数制御値を制御し冷却ファンを駆動することができるため、黒フレームが挿入される場合において冷却ファンの駆動に時間遅れがなくなり(追従性の向上)、光源の発光管温度を適正温度範囲に維持することができる。これにより、光源の点灯起動の不良、投写画像のフリッカ発生を防止でき、ひいてはライフ特性(ランプ寿命)の劣化を防止できる。
上述した目的を達成するために、本発明は、光源からの出射光により画像を投写するプロジェクタであって、光源を冷却する冷却ファンと、画像の内容に基づいて光源に印加する電力制御値と画像の投写の際に挿入される黒フレームの投写時において光源に印加する電力制御値とを制御する光源制御部と、電力制御値に基づき冷却ファンの回転数制御値を制御するファン制御部とを備え、ファン制御部は、冷却ファンの回転数制御値に基づいて冷却ファンを駆動することを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、光源制御部が、画像の内容に基づいて光源に印加する電力制御値と、画像の投写の際に挿入される黒フレームの投写時において光源に印加する電力制御値とを制御する。また、ファン制御部が、制御されたそれぞれの電力制御値に基づいて冷却ファンの回転数制御値を制御する。そして、ファン制御部は、制御した回転数制御値に基づいて冷却ファンを駆動する。
その結果、光源制御部で画像の内容に基づいた電力制御値と画像の投写の際に挿入される黒フレームに対応した電力制御値とを制御すると同時に、ファン制御部で前記電力制御値に基づいた冷却ファンの回転数制御値を制御し冷却ファンを駆動することができるため、画像を投写する場合や黒フレームが挿入される場合において冷却ファンの駆動に時間遅れがなくなり(追従性の向上)、光源の発光管温度を適正温度範囲に維持することができる。これにより、光源の点灯起動の不良、投写画像のフリッカ発生を防止でき、ひいてはライフ特性(ランプ寿命)の劣化を防止できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、プロジェクタであって、光源の温度を検出する温度検出部を備え、ファン制御部は、温度検出部で検出した温度に基づき、冷却ファンの回転数制御値に対して補正を加えることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、ファン制御部での回転数制御値の制御により光源を冷却ファンで冷却するが、温度検出部を備えたことで、その冷却した光源の温度を温度検出部で検出し、冷却ファンの回転数制御値に対して補正をして冷却ファンを駆動できるというフィードバック制御を行うことができる。その結果、更に正確に光源の発光管温度を適正温度範囲に維持することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、プロジェクタであって、温度検出部は、光源の温度を所定の周期で検出し、ファン制御部は、温度検出部で検出した温度に基づき、設定された期間毎に平均化し、平均化した温度に基づき、冷却ファンの回転数制御値に対して補正を加えることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、温度検出部は、光源の温度を所定の周期で検出する。そして、ファン制御部は、検出した温度に基づいて、設定された期間毎に平均化して、平均化した温度に基づき、冷却ファンの回転数制御値に対して補正を加える。その結果、検出温度に対して的確な補正を行うことができ、正確に光源の発光管温度を適正温度範囲に維持することができる。また、的確な補正を行うことで、冷却ファンの過度の回転は行わないため、騒音や消費電力を抑えることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、プロジェクタであって、ファン制御部において、温度検出部で検出した温度に基づき、冷却ファンの回転数制御値に対して補正を加えた後、所定の期間経過後に温度検出部で検出した温度が光源の適正温度範囲に入らない場合は、光源制御部において、電力制御値に対して新たな電力制御値を指定し光源の駆動を行うことを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、ファン制御部が、冷却ファンの回転数制御値に対して補正を加えて冷却ファンを駆動しても、所定の期間経過後に温度検出部で検出した温度が光源の温度を適正温度範囲に制御できない場合は、光源制御部は、電力制御値に対して新たな電力制御値を指定することで光源の駆動を行う。これにより、例えば、光源の発光管温度が低い場合には、新たな電力制御値で光源の駆動を行い、光源の発光管温度を上昇させる。また、光源の発光管温度が高い場合には、新たな電力制御値で光源の駆動を行い光源の発光管温度を低下させる。このような制御を行うことで、光源の発光管温度を適正温度範囲にすることができる。これにより、冷却ファンの回転補正によって光源の発光管温度を適正温度範囲にできない場合にも対応することができ、光源のライフ特性(ランプ寿命)を更に向上できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、プロジェクタであって、光源を覆う状態に固定させるための、吸気口、排気口および冷却ファンを備えたランプハウスを備えたことを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、吸気口、排気口および冷却ファンを備えたランプハウスを設けたことにより、冷却ファンの駆動により、吸気口から外気がランプハウス内に流入し、光源の熱を奪いながら排気口から冷却ファンによりランプハウスの外に排気されることになり、外気の流れを片方向のみに制御することができる。また、ランプハウスは、光源以外の周囲への温度の拡散や周囲からの温度の影響を防ぐことができる。それにより、冷却ファンの駆動による光源の発光管温度の追従性が向上し、より正確に光源の発光管温度を適正温度範囲に入れることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のプロジェクタの概略構成を示すブロック図である。図1を用いて、プロジェクタ100の構成を説明する。
プロジェクタ100は、A/Dコンバータ1、ビデオデコーダ2、画像処理回路3、光源制御部の一部としての画像補正回路4、LCD駆動回路5、記憶部7を含む光源制御部の一部およびファン制御部としてのランプ電力制御回路6、冷却ファン8、バラスト9、電源10、光源としてのランプ11、温度検出部としての温度検出器12、A/D変換回路13、光変調装置としての液晶パネル14、投写レンズ15、電源ケーブル16、ランプハウス20などから構成されている。
次に、プロジェクタ100の動作を各部の動作説明により説明する。
A/Dコンバータ1は、PC画像信号入力端子30に入力したPC画像データをデジタル信号に変換し、画像処理回路3に出力する。ビデオデコーダ2は、ビデオ信号入力端子31に入力した動画像データをデジタル信号に変換した後にR・G・Bの色信号に分離し、画像処理回路3に出力する。
画像処理回路3は、A/Dコンバータ1またはビデオデコーダ2から入力したPC画像データまたは動画像データ(以降、PC画像データまたは動画像データを画像データと称す)に、フレームレート変換およびスケーリング処理などを行う。そして、画像処理回路3は、フレームレート変換などを行った画像データを画像補正回路4に出力する。
画像補正回路4は、入力した画像データの内容に基づいて、入力した画像データにブライトネス調整、コントラスト調整、ガンマ補正処理などを施すとともに、その画像データを投写表示する際の光源輝度の設定値を生成する。例えば全体が暗い画面では、画像データのコントラストを上げ、光源輝度の設定値は下げる。そうすれば画面の輝度は暗いままで、その中での階調の分解能を上げることができる。このように画像データの補正と光源輝度の設定値の調整とを組み合わせることにより、画像データのシーン毎のコントラストや画像のなめらかさなどの画質向上が実現できる。また、画像補正回路4は、動画像の表示改善(滑らかな動画表示を得るための改善)のために液晶パネル14に挿入する黒フレームについて、その適正な光源輝度の設定値の生成、および、挿入のタイミング設定を行う。このように加工された画像データは、投写用映像信号としてLCD駆動回路5に出力される。また、生成された画像データに対する光源輝度の設定値および黒フレームに対する光源輝度の設定値と、黒フレーム挿入のタイミング情報は、ランプ電力制御回路6に出力される。
LCD駆動回路5は、画像補正回路4から入力した投写用映像信号をそれぞれの液晶パネル14に出力し駆動する。ランプ11からの出射光が、液晶パネル14を透過することにより、投写レンズ15を介してスクリーン200に画像を拡大投写する。
ランプ電力制御回路6は、CPU(Central Processing Unit)および記憶部7などで構成される。そして、ランプ電力制御回路6は、画像補正回路4で生成された、画像データに対する光源輝度の設定値および黒フレームに対する光源輝度の設定値に基づき、ランプ11の輝度調光を行う。ランプ電力制御回路6は、ランプ11の輝度調光を行うために、それぞれの光源輝度の設定値に適合したランプ11の電力制御値を生成してバラスト9に出力する。このようにして、ランプ電力制御回路6は光源に印加する電力制御値を制御する。
そして、ランプ電力制御回路6は、記憶部7に初期的に記憶される、ランプ11の電力制御値と、冷却ファン8の回転数制御値との対応を示すテーブルを参照して、ランプ11の電力制御値に対応して、冷却ファン8の回転数制御値を生成する。そして、その生成した回転数制御値を冷却ファン8に出力し冷却ファン8を駆動する。このようにして、ランプ電力制御回路6は冷却ファンの回転数制御値を制御する。
なお、記憶部7に記憶される、ランプ11の電力制御値と、冷却ファン8の回転数制御値との対応テーブルは、実験により決定される。具体的には、ランプ11を特定の電力値により点灯させた時、冷却ファン8をどの位の回転数値で駆動すると、ランプ11の発光管50の温度を適正な温度範囲に維持できるかの実験を行うことで、ランプ11の電力制御値と、冷却ファン8の回転数制御値との対応をとり、テーブルを作成している。
また、ランプ電力制御回路6は、後述する温度検出器12において検出されるランプ11の発光管の温度値データをA/D変換回路13でデジタル化して、このデジタル化した温度データに基づき、冷却ファン8の現在の回転数に対して、回転数を増減するための補正した回転数制御値を生成する。そして、その生成した回転数制御値を冷却ファン8に出力し冷却ファン8を駆動する。
このように、ランプ電力制御回路6は、冷却ファン8が現在の回転数制御値で駆動した時の発光管50の温度データを検出し、検出した温度値により、発光管50の適正温度範囲と比較することで、現在の回転数制御値に対して補正を行うフィードバック制御を行い、ランプ11の発光管温度が正確に適正温度範囲に入るようにしている。
冷却ファン8は、ランプ11の冷却用ファンであり、ランプハウス20(図3で詳細に説明する)に固定設置される。また、ランプ電力制御回路6からの回転数制御値に基づいて回転駆動している。また、冷却ファン8は、ランプハウス20に設けられた吸気口から、外気をランプハウス20の内部に流入し、ランプ11の熱を奪い冷却ファン8から排気させる動作を行う。
バラスト9は、ランプ電力制御回路6で生成された電力制御値に基づいて、ランプ駆動電力を切替え生成し、ランプ11にその生成した電力を供給する。
ランプ11は、本実施形態では、放電式の光源として超高圧水銀ランプを用いている。そして、バラスト9から供給される駆動電力に基づいて点灯する。
温度検出器12は、本実施形態では、接触式温度センサで設置型のシース形温度センサを用いている。そして、点灯しているランプ11の発光管の温度値を検出し、検出した温度値をA/D変換回路13に出力する。ランプ11の発光管の温度値の検出に関しては、図2および図3を用いて後述する。
A/D変換回路13は、温度検出器12から入力したランプ11の発光管の温度値のアナログ信号をデジタル化して、ランプ電力制御回路6に出力する。
図2は、温度検出器が設置されたランプの概略構造を示す側断面図である。ランプ11の構成と、温度検出器12によるランプ11の温度値の検出に関して説明する。
図2において、ランプ11は、石英ガラスからなる発光管50と、リフレクタ55とで構成されている。発光管50は、発光部50aと発光部50aの両端部にある1対の封止部50b,50cとからなり、発光部50a内には先端を互いに近接対向させたタングステンで構成される2つの電極51a,51bが設置され、電極51a,51bの基端部が封止部50b,50cにそれぞれ支持されている。封止部50b,50c内には、封着金属(モリブデン箔)52a,52bが気密に埋設されており、封着金属52bには、外導線53bが接続されている。また、外導線53bは、リフレクタ55の楕円面に設けた孔部55aを通りバラスト9に接続される。封止部50bの基端部と口金54は、セメントなどの接着剤56を介してリフレクタ55のネック部55bに固着されている。そして、封着金属52aに接続されている外導線53aは、外導線53bと同様、バラスト9に接続される。
また、リフレクタ55のネック部55bには、接着剤56を含む発光管50の封止部50bに至る孔部12aが設けられている。孔部12a内に温度検出器12が発光管50の封止部50bに接触するように配置されている。
このように構成されたランプ部において、温度検出器12は、石英ガラスからなる発光管50の封止部50bにおける温度値を検出する。本来、温度値検出の箇所としては、発光部50aが直接的で好ましい。しかし、本実施形態では、ランプ11の点灯中における発光部50aの表面温度が千数百℃に達することによる温度検出器12の損傷、および、ランプ11の発光域に立入ることでのランプ発光効率の低下を防ぐ目的で、封止部50bでの温度を検出している。
発光管50の発光部50aにおける温度値は、予め実験等により取得した発光部50aと、封止部50bとの温度値の対応データに基づいて、封止部50bの検出温度値から推定した温度値を発光部50aの温度値として変換して用いている。
図3は、ランプを覆う状態に固定したランプハウスの概略構造を示す側断面図である。ランプハウス20の構成および構造に関して説明する。
図3において、ランプ11は、耐熱効果を格段に向上したプラスチックで構成されるランプハウス20の溝部21に、出射光として可視光を出すためのUVフィルタ(ultraviolet filter)を備えた熱強化ガラスからなる前面ガラス58を押圧する形でランプハウス20に固定される。ランプ11は、リフレクタ55の光の出射方向側の端部に2箇所の切欠部55c,55dを備えている。
また、ランプ11は、リフレクタ55のネック部55bにおいて、接着剤56により封止部50bの基端部と口金54を固定されているが、ネック部55bの全域に渡って、接着剤56が充填されている訳ではなく、ネック部55bを平面方向(図面に垂直方向)から見た場合に、接着領域と接着外領域55eとに分かれている構造となっている。そのため、ネック部55bにおいて、リフレクタ55の内面側(反射面側)の空間とリフレクタ55の背面側とは、ネック部55bの接着外領域55eを介して空間が連通している。
ランプハウス20は、上述した溝部21の他に、ランプ11の切欠部55cに対向する位置に外気を取入れる吸気口22と、ランプ11の切欠部55dに対応する位置でランプハウス20の上方に排気口23を備えている。その排気口23を覆う位置でランプハウス20の上面側に冷却ファン8が固定設置されている。
ランプハウス20を用いた場合の、ランプ11および冷却ファン8を含めた動作を説明する。
ランプ11は、ランプ電力制御回路6からの電力制御値の指示を受けたバラスト9から出力される駆動電力に基づいて点灯する。それと同時に、冷却ファン8は、ランプ電力制御回路6からの電力制御値に対応して出力される回転数制御値に基づいて回転駆動を行う。
冷却ファン8は、回転駆動することにより、ランプハウス20の吸気口22から外気をランプハウス20内部に吸気する。吸気された外気は、ランプ11のリフレクタ55の切欠部55cによりリフレクタ55の反射面で囲まれる内部(以降、ランプ内部空間と称す)に流入する方向と、リフレクタ55の背面側に流入する方向とに分流される。
そして、リフレクタ55のランプ内部空間に流入した外気は、ランプ11の発光部50aで発生する熱を奪い、一部はリフレクタ55の切欠部55dからリフレクタ55の背面側に流出して、冷却ファン8により排気口23を介してランプハウス20の外部に排気される。同様に、リフレクタ55のランプ内部空間に流入した残りの外気は、ランプ11の発光部50aで発生する熱を奪い、リフレクタ55のネック部55bの接着外領域55eの空間に流入してリフレクタ55の背面側に流出する。そして、冷却ファン8により排気口23を介してランプハウス20の外部に排気される。
また、リフレクタ55の背面側に分流された外気は、リフレクタ55の背面に沿いながらランプハウス20の空間を流入し、発光部50aが発生する光に内在される赤外光により温まった熱を奪い、冷却ファン8により排気口23を介してランプハウス20の外部に排気される。このような外気の流れにより、ランプ11の冷却が行われる。
次に、ランプ電力制御回路6が行う、フィードバック制御に関して説明する。
ランプ電力制御回路6は、画像補正回路4からの画像データおよび黒フレームの挿入によるそれぞれの輝度値に基づいて、ランプ11を駆動するためのそれぞれの電力制御値を生成し、バラスト9を介してランプ11を駆動する。それと同時に、ランプ11の発光管50の温度を適正温度範囲に維持できるように、それぞれの電力制御値に対応する冷却ファン8の回転数制御値を生成し、冷却ファン8を駆動する。この一連の動作制御を行った結果としての発光管50の温度を検出して、検出した温度値と発光管50の適正温度範囲とを比較し、冷却ファン8の回転数制御値に補正をかける動作制御を行うことをフィードバック制御としている。
温度検出器12は、例えば1〜5msecの一定周期で発光管50の温度を検出し、その検出した温度値信号をA/D変換回路13に出力する。A/D変換回路13では、温度検出器12の検出温度値のアナログ信号をデジタル信号に変換してランプ電力制御回路6に出力する。ランプ電力制御回路6は、入力した温度値データに基づき、一定期間毎、例えば5回検出毎に平均化する。そして、平均化した温度値データが、発光管50の適正温度範囲に入っているか否かを判断する。その結果、温度値データが適正温度範囲に入っていないと判断した場合、ランプ電力制御回路6は、発光管50の温度を適正温度範囲に入れるために、平均温度と適正温度との差を考慮して、冷却ファン8の現在の回転数に対して、回転数を増減するための補正した回転数制御値を新たに冷却ファン8に出力する。その後に、平均化した温度値データが、発光管50の適正温度範囲に戻ったら、回転数の補正を止め、冷却ファン8の回転数を元のランプの電力制御値による回転数制御値に戻す。
補正内容を具体的に説明すると、ランプ電力制御回路6が、平均化した温度値データが適性温度範囲以下であると判断した場合、平均温度と適正温度との差を考慮して、冷却ファン8の現在の回転数を減少させるための回転数制御値を新たに生成し、冷却ファン8に出力して駆動し、発光管50の温度を上昇させる。また、ランプ電力制御回路6が、平均化した温度値データが適正温度範囲以上であると判断した場合、平均温度と適正温度との差を考慮して、冷却ファン8の現在の回転数を増加させるための回転数制御値を新たに生成し、冷却ファン8に出力して駆動し、発光管50の温度を低下させる。このようにしてフィードバック制御が行われる。
ランプハウス20は、ランプハウス20内部の熱の周囲への拡散を抑える働きと同時に、周囲からの熱の流入を防いでいる。それにより、ランプハウス20は、冷却ファン8の回転駆動に対する発光管50の温度の追従性を増す働きを兼ね備えて、発光管50の温度制御を行い易くしている。また、ランプハウス20の吸気口22は、外気を吸入でき、合せて、ランプハウス20内部の熱の拡散と周囲からの熱の流入を防止する必要最低限の開口面積で設定されることが望ましい。また、ランプハウス20内部において、吸気口22から冷却ファン8への外気の流れ方が、乱流になることを抑えた、ランプハウス20の形状およびランプ11の固定であることが望ましい。
図4は、ランプの調光および黒フレームの挿入によるランプ駆動電力の変化を示す例示図である。図4(a)は、黒フレーム挿入によるランプ駆動電力の変化を示す図である。また、図4(b)は、ランプ調光によるランプ駆動電力の変化を示す図である。図4(c)は、ランプ調光および黒フレーム挿入が同時に行なわれた時のランプ駆動電力の変化を示す図である。
図4(a)において、駆動電力aは、ランプ11の電力制御値が定格電力状態の時のランプ11の駆動電力を示し、駆動電力bは、黒フレーム挿入時のランプ駆動電力を示している。黒フレームの挿入期間(表示期間)は、例えば、“1/60”秒(60Hz)の画像のフィールド(表示期間)に対して“1/30”秒(30Hz)毎に挿入される。黒フレームが挿入される30Hz毎にランプ駆動電力が低下する。このランプ11の駆動電力は、その電力制御値を、定格電力状態におけるランプ11の駆動電力aの20〜30%内の所定値に低下することにより、黒フレーム挿入と同等の効果を上げることができる。
図4(b)において、表示期間cは、表示画像が暗いシーンにおけるランプ11の調光による駆動電力の変化を示し、表示期間dは、表示画像が明るいシーンにおけるランプ11の調光による駆動電力の変化を示している。図中において、表示画像が暗いシーンの時のランプ11の調光によるランプ11の駆動電力は、明るいシーンによる駆動電力の30〜40%を示している。
図4(c)は、図4(a)に示した黒フレーム挿入と、図4(b)に示したランプ11の調光が合成された時の、ランプ11に供給する駆動電力の変化を示している。この黒フレーム挿入およびランプ調光が合成された時、ランプ11の駆動電力は、黒フレームが挿入される周期で駆動電力が大幅に低下する。
図4(c)に示した動画表示改善のための黒フレーム挿入と、映像シーン毎の適正なコントラストを実現するランプ11の調光が合成され同時に行われる場合においても、ランプ電力制御回路6は、適切な電力制御値および冷却ファン8の回転数制御値を出力する。さらには、冷却ファン8の回転駆動による発光管50の温度値を温度検出器12により検出して補正することで、発光管50の温度が、低下し過ぎないように制御することになる。
本実施形態により、プロジェクタ100は、図1〜図3で説明したと同様に、画像補正回路4からの画像データおよび黒フレームの挿入によるそれぞれの輝度値に基づいて、ランプ電力制御回路6で、ランプ11を駆動するためのそれぞれの電力制御値を生成し、バラスト9を介してランプ11を駆動する。それと同時に、それぞれの電力制御値に対応する冷却ファン8の回転数制御値を生成し、冷却ファン8を駆動する。それにより、ランプ11の発光管50の温度を適正温度範囲に維持する制御を行う。また、温度検出器12により、発光管50の温度を検出し、発光管50の適正温度範囲と比較して、回転数制御値を補正することで、さらに正確に発光管50の温度を適正温度範囲に維持する制御を行う。
上述した、実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)ランプ電力制御回路6により、画像シーンおよび黒フレーム挿入に対する輝度値に対応したランプ11の電力制御値と、それに対応した冷却ファン8の回転数制御値とを生成して、ランプ11や冷却ファン8を制御する。そのため、ランプ11を駆動すると同時に、適切な回転数制御値で冷却ファン8を回転駆動できるため、冷却ファン8の駆動に時間遅れがなくなり、追従性が向上し、発光管50の温度をランプ11の駆動に合せて適正温度範囲に維持することができる。これにより、発光部50aの電極51a,51b間における電子の放電起動や、放電軌跡を安定的に維持することができる。そのため、ランプ11の点灯起動の不良、投写画像のフリッカ発生、ひいてはライフ特性(ランプ寿命)の劣化を防止できる。
(2)また、温度検出器12により、発光管50の温度を検出して、冷却ファン8の回転数制御値を補正するというフィードバック制御を行うため、より正確に発光管50の温度を適正温度範囲に維持することができる。
(3)暗いシーンと黒フレームの挿入とが同時に発生する場合のような発光管50の温度の大幅で急な低下に関しても、ランプ電力制御回路6の生成する適切な回転数制御値での冷却ファン8の駆動と、温度検出器12を利用した回転数制御値の補正を行うことで、発光管50の大幅な温度低下を防止できる。そのため、ランプ11の放電を安定的に継続する温度を維持できる。その結果、ランプ11の点灯起動の不良、投写画像のフリッカ発生、ライフ特性(ランプ寿命)の劣化を防止できる。
(4)温度検出器12は、発光管50の温度を一定の周期で検出する。そして、ランプ電力制御回路6は、検出した温度に基づいて、一定期間毎に平均化して、ランプ11の発光管50の温度の適正温度範囲と比較して、平均温度と適正温度との差を考慮して冷却ファン8の回転数制御値に対して補正を加える。その結果、より正確に発光管50の温度を適正温度範囲に維持することができると同時に、的確な補正を行うことで、冷却ファン8の過度の回転は行わないため、騒音や消費電力を低減することができる。
(5)プロジェクタ100は、ランプハウス20を備えたことで、冷却ファン8の駆動により、吸気口22から外気がランプハウス20内部に流入し、発光管50の熱を奪いながら冷却ファン8により排気口23を介してランプハウス20の外に排気される。また、ランプハウス20は、周囲への温度の拡散や周囲からの温度の影響を防ぐことができる。それにより、冷却ファン8の駆動による発光管50の温度の追従性が向上し、より正確に発光管50の温度を適正温度範囲に維持することが可能となる。また、追従性が向上することで、冷却ファン8の過度の回転は行わないため、騒音や消費電力を低減することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良など加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記実施形態において、ランプ電力制御回路6は、冷却ファン8に対して、ランプ11の電力制御値に対応した回転数制御値による駆動および補正による駆動を行い、ランプ11の発光管50の温度が適正温度範囲に維持するように制御を行っている。しかし、予期しない原因などによりランプ11の発光管50の温度が適正温度範囲に維持できない場合は、ランプ電力制御回路6は、ランプ11の電力制御値に対して新たな電力制御値を生成してランプ11を駆動することでも良い。
ランプ電力制御回路6が、新たな電力制御値を生成する判断を行う場合を説明する。
具体的には、ランプ電力制御回路6が、補正後の温度値を適正温度範囲と比較した場合において、適正温度範囲外の温度値が、予め定める一定期間(時間)以上経過しても継続する場合に新たに電力制御値を生成する判断を行うことになる。
ランプ電力制御回路6が、新たな電力制御値を生成する場合の動作を説明する。
例えば、発光管50の冷却が間に合わずに、発光管50の温度が適正温度範囲に入らない場合においては、ランプ電力制御回路6は、挿入する黒フレームの電力制御値または画像シーンに対応する電力制御値を現在の電力制御値に対して相対的に下げる電力制御値を新たに生成してランプ11を駆動する。また、発光管50を冷却し過ぎる場合においては、ランプ電力制御回路6は、挿入する黒フレームの電力制御値または画像シーンに対応する電力制御値を現在の電力制御値に対して相対的に上げる電力制御値を新たに生成してランプ11を駆動する。
また、このような制御を行っても、発光管50の温度が適正温度範囲に入らず、温度値が予め定める所定温度に達した場合には、電力制御値を予め定める所定の電力制御値に変更してランプ11を駆動することでも良い。
この場合、例えば、検出した温度値が下限に定める所定温度に達した場合は、ランプ電力制御回路6は、ランプ11の電力制御値を予め定める所定の電力制御値に変更し、ランプ11を駆動する制御を行うことで、発光管50の温度を上昇させて適正温度範囲に入れる。また、検出した温度値が上限に定める所定温度に達した場合は、ランプ電力制御回路6は、ランプ11の電力制御値を予め定める所定の電力制御値に変更し、ランプ11を駆動する制御を行うことで、発光管50の温度を低下させて適正温度範囲に入れることになる。
このような制御を行うことで、画像のシーン毎のコントラストや滑らかな動画表示においては、若干不具合が発生するが、ランプ11の発光管50の温度を適正温度範囲に維持することができる。これにより、発光部50aの電子の放電起動や、放電軌跡を安定的に維持することができる。特に、発光管50が低温であった場合においては、発光部50aの黒化現象を防止できる。また、発光管50が高温であった場合においては、発光部50aの白化現象を防止でき、ランプ11の信頼性を向上できる。
(変形例2)前記変形例1において、ランプ電力制御回路6が新たな電力制御値での制御に切替える場合は、滑らかな動画像表示を行うための黒フレーム挿入を停止することでも良い。その場合は、ランプ電力制御回路6が新たな電力制御値での制御に切替える信号を画像補正回路4が受取ることにより、画像補正回路4が、黒フレームの生成を停止することで実現できる。これにより、更にランプ11の信頼性を向上できる。
(変形例3)前記実施形態において、ランプ電力制御回路6が温度検出器12を用いてフィードバック制御を行う時、ランプ電力制御回路6が、温度検出器12からの温度値を取込む時の取込み方が、5回検出毎の一定期間毎の取込みで平均化している。しかし、これに限られるものではなく、可変の期間で取込んでも良い。
例えば、画像シーンのコントラストが急激に変化する場合には、それに従って発光管50の温度も急激に変化することになるが、このような場合には、ランプ電力制御回路6の温度値の取込みを5回毎ではなく2回毎などに可変して少ない検出で補正を行う必要がある。また、画像シーンのコントラストが殆ど変化しない場合には、ランプ電力制御回路6の温度値の取込みを5回毎ではなく10回、20回というように可変して長い期間毎とすることで十分である。これにより、ランプ11の発光管50の温度を適正温度範囲に維持することができる。また、画像シーンに対応した的確な回転数制御値の補正を行えるため、冷却ファン8の過度の回転は行わないため、騒音や消費電力を抑えることができる。
(変形例4)前記実施形態において、ランプ電力制御回路6が冷却ファン8の回転数制御値を生成する場合、記憶部7に記憶されるランプ11の電力制御値と、冷却ファン8の回転数制御値との対応を示すテーブルを読込み、それぞれの電力制御値に対応して、冷却ファン8の回転数制御値を生成している。しかし、これに限られるものではなく、ランプ11の電力制御値に対する冷却ファン8の回転数制御値を求める計算式を記憶部7に記憶しておくことでも良い。その場合、ランプ電力制御回路6が冷却ファン8の回転数制御値を生成するには、記憶部7に記憶される計算式を読込み、ランプ11の電力制御値に基づいて冷却ファン8の回転数制御値を読込んだ計算式に従って計算し生成することになる。それにより、記憶部7の記憶容量を低減することができる。
(変形例5)前記実施形態において、ランプ11として超高圧水銀ランプを用いて、また、温度センサとしてシース形温度センサを用いている。しかし、本発明の主旨を逸脱しない範囲において用いる素子の変更を行っても良い。
(変形例6)前記実施形態におけるプロジェクタ100は、透過型液晶方式のプロジェクタである。しかし、これに限らず、DLP(登録商標)(Digital Light Processing)方式、および、反射型液晶方式であるLCOS(Liquid Crystal On Silicon)方式などを採用したプロジェクタに本発明を実施することが可能である。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示すブロック図。 温度検出器が設置されたランプの概略構造を示す側断面図。 ランプハウスの概略構造を示す側断面図。 ランプの調光および黒フレームの挿入によるランプ駆動電力の変化を示す例示図。
符号の説明
1…A/Dコンバータ、2…ビデオデコーダ、3…画像処理回路、4…画像補正回路、5…LCD駆動回路、6…ランプ電力制御回路、7…記憶部、8…冷却ファン、9…バラスト、10…電源、11…光源としてのランプ、12…温度検出器、13…A/D変換回路、14…液晶パネル、15…投写レンズ、16…電源ケーブル、20…ランプハウス、22…吸気口、30…PC画像信号入力端子、31…ビデオ信号入力端子、50…発光管、50a…発光部、55…リフレクタ、100…プロジェクタ、200…スクリーン。

Claims (7)

  1. 光源からの出射光により画像を投写するプロジェクタであって、
    前記光源を冷却する冷却ファンと、
    前記画像の内容に基づいて前記光源に印加する電力制御値を制御する光源制御部と、
    前記電力制御値に基づき前記冷却ファンの回転数制御値を制御するファン制御部とを備え、
    前記ファン制御部は、前記冷却ファンの回転数制御値に基づいて前記冷却ファンを駆動することを特徴とするプロジェクタ。
  2. 光源からの出射光により画像を投写するプロジェクタであって、
    前記光源を冷却する冷却ファンと、
    前記画像の投写の際に挿入される黒フレームの投写時において前記光源に印加する電力制御値を制御する光源制御部と、
    前記電力制御値に基づき前記冷却ファンの回転数制御値を制御するファン制御部とを備え、
    前記ファン制御部は、前記冷却ファンの回転数制御値に基づいて前記冷却ファンを駆動することを特徴とするプロジェクタ。
  3. 光源からの出射光により画像を投写するプロジェクタであって、
    前記光源を冷却する冷却ファンと、
    前記画像の内容に基づいて前記光源に印加する電力制御値と前記画像の投写の際に挿入される黒フレームの投写時において前記光源に印加する電力制御値とを制御する光源制御部と、
    前記電力制御値に基づき前記冷却ファンの回転数制御値を制御するファン制御部とを備え、
    前記ファン制御部は、前記冷却ファンの回転数制御値に基づいて前記冷却ファンを駆動することを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクタであって、
    前記プロジェクタは、前記光源の温度を検出する温度検出部を備え、
    前記ファン制御部は、前記温度検出部で検出した温度に基づき、前記冷却ファンの回転数制御値に対して補正を加えることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項4に記載のプロジェクタであって、
    前記温度検出部は、前記光源の温度を所定の周期で検出し、
    前記ファン制御部は、前記温度検出部で検出した温度に基づき、設定された期間毎に平均化し、該平均化した温度に基づき、前記冷却ファンの回転数制御値に対して補正を加えることを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項4または請求項5に記載のプロジェクタであって、
    前記ファン制御部において、前記温度検出部で検出した温度に基づき、前記冷却ファンの回転数制御値に対して補正を加えた後、所定の期間経過後に前記温度検出部で検出した温度が前記光源の適正温度範囲に入らない場合は、前記光源制御部において、電力制御値に対して新たな電力制御値を指定し前記光源の駆動を行うことを特徴とするプロジェクタ。
  7. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクタであって、
    前記プロジェクタは、前記光源を覆う状態に固定させるための、吸気口、排気口および前記冷却ファンを備えたランプハウスを備えたことを特徴とするプロジェクタ。
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