JP2010197583A - ストロボ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明に係るストロボ装置11は、閃光放電管5、被写体側の開放部に向かって照射されない閃光放電管5からの発光光を開放部に向けて反射させる反射部材6、及び、反射部材6の開放部に取り付けられるフロントガラス7を有する発光部2と、閃光放電管から直接及び間接的に照射される発光光を透過可能な光学部材3と、発光部2及び光学部材3を収納する筐体12とを備え、筐体12は、さらに、筐体12外の空気を筐体12外に排気して、閃光放電管5及び反射部材6の周囲に流通させるための排気ファン16と、筐体12外の空気を筐体12内に吸気する吸気孔17とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明に係る冷却機構は、筐体外の空気を吸気して閃光放電管及び反射部材の周囲に流通させるための冷却ファンであり、冷却ファンは、筐体内の空気を筐体外に排気する排気ファンであることが好ましい。
したがって、本発明に係るストロボ装置は、連続してフル発光させても、筐体内で蓄積された熱によって、閃光放電管の主電極とリード線を結ぶ半田が溶断して断線に至ることを防止することができる。さらに、本発明に係るストロボ装置は、閃光放電管及び反射部材が放熱する熱によって温度上昇していた光学部材に熱を伝導するのも防止することができ、光学部材を冷却する効果を有する。
吸気孔と排気ファンの位置は、吸気孔の開口中心軸と排気ファンの回転中心軸とが、閃光放電管の主電極に近くなるように配置されているので、主電極が効率的に冷却され、閃光放電管の主電極とリード線をつなぐ半田が溶解して断線に至ることを防止することができる。
また、本発明のストロボ装置の吸気孔は、排気ファンの有効開口面積より小さい有効開口面積を有していてもよい。排気孔よりも吸気孔の有効開口面積を小さくすることによって、筐体内吸気孔から閃光放電管及び反射部材の周囲を流通する空気の流速が速くなり、さらに効率的に発光部を冷却することができる。
排気ファンを作動させると筐体内の減圧によって、給気孔より筐体外の空気が吸気孔側の空気整流部に導入され、発光部を冷却するのに必要な風量が確保された後に、筐体内吸気孔から閃光放電管及び反射部材の周囲を流通する。閃光放電管及び反射部材の周囲を流通した空気は、筐体内排気孔から排気ファン側の空気整流部に集められ、排気ファンによって筐体外へと排気される。
吸気孔と発光部、もしくは発光部と排気ファンの間に空気整流部が設けられることによって、発光部、又は発光部と光学部材との間に流通する空気の量を調整し、吸気孔や排気ファンといった筐体の開口部分から侵入し得る埃や液体を、発光部や光学部材に付着しないようにすることができる。
さらに、筐体内排気孔よりも筐体内吸気孔の有効開口面積を小さくすることによって、筐体内吸気孔から閃光放電管及び反射部材の周囲を流通する空気の流速が速くなり、さらに効率的に発光部を冷却することができる。
まず、第一実施形態に係るストロボ装置の構造について、図1及び図2を参酌しつつ、説明する。ストロボ装置11は、被写体に向けて発光光を照射するための発光部2と、発光部2からの発光光を透過させて、被写体に向けて照射させるための光学部材3とを備え、発光部2及び光学部材3を筐体12に収納している。
第二実施形態に係るストロボ装置19は、第一実施形態と同様に、発光部2と、光学部材3とを備え、発光部2と光学部材3とを収納する筐体20を備えている。
第三実施形態に係るストロボ装置27は、望遠撮影から広角撮影まで対応できる発光部28と、第一及び第二実施形態と同様に、光学部材3とを備え、発光部28と光学部材3とを収納する筐体29を備えている。
具体的には、発光部28は、広角撮影時には、図4(a)に示すように、フレネルレンズ8に最も接近した広角端位置にすることで、また、望遠撮影時には、図4(b)に示すように、フレネルレンズ8から最も離間した望遠端位置にすることで、発光光の照射角度を変更することができる。
発光部モジュール30内の空気は閃光放電管5と反射部材6によって熱せられるため、これらを冷却するために、閃光放電管5の前記陰極13側に複数形成され、発光部モジュール30内の空気を排気するためのモジュール排気孔31と、閃光放電管5の前記陽極14側に複数形成され、発光部モジュール30内に空気を吸気するためモジュール吸気孔32とを備えている。
発光部モジュール30には放熱板が設けられていることから、周囲を流通する空気によって、より効率的に冷却され、発光部モジュール30の熱を吸収して熱せられた空気も排気孔15から筐体29外に排気される。
第四実施形態に係るストロボ装置19´は、第一実施形態と同様に、発光部2と、光学部材3とを備え、発光部2と光学部材3とを収納する筐体12´を備えている。筐体12´は、第一実施形態と同様に、複数の吸気孔17´を備えているが、吸気孔17´は発光部2の両側に一対で配置されている。排気孔15´は第一実施形態とは異なり、発光部2の下側、図1でいう筐体12´の支持部18側の下面に設けられ、排気ファン16´を備えている。
まず、ストロボ装置19´を連続発光させると、発光回数が増えるにつれて、筐体12´内が高温となる。しかし、筐体12´内によって熱せられた空気は、筐体12´の下面に設けられた排気ファン16´が作動することにより、発光部2の下側から排気される。
第五実施形態に係るストロボ装置40は上記実施形態と同様に、筐体41に、複数の吸気孔17と、排気孔15と、排気ファン16を備え、発光部2と光学部材3とを収納している。しかし、上記実施形態と異なり、発光部2と光学部材3は筐体内隔壁46によって、吸気孔17や排気孔15とは隔離された空間に収納される。
2 発光部
3 光学部材
4 筐体
5 閃光放電管
6 反射部材
7 フロントガラス
8 フレネルレンズ
9 アクリルパネル
10 吸気ファン
11 (第一実施形態に係る)ストロボ装置
12 (第一実施形態に係る)筐体
13 主電極(陰極)
14 主電極(陽極)
15 排気孔
16 排気ファン
17 吸気孔
18 支持部
19 (第二実施形態に係る)ストロボ装置
20 (第二実施形態に係る)筐体
21 排気側空気整流部
22 筐体内排気孔
23 吸気孔
24 フィルター
25 吸気側空気整流部
26 筐体内吸気孔
27 (第三実施形態に係る)ストロボ装置
28 (第三実施形態に係る)発光部
29 (第三実施形態に係る)筐体
30 発光部モジュール
31 モジュール排気孔
32 モジュール吸気孔
40 (第五実施形態に係る)ストロボ装置
41 (第五実施形態に係る)筐体
42 熱交換器
43 ラジエター部
44 循環ポンプ
46 筐体内隔壁
N 発光回数
T 温度
Claims (14)
- 閃光放電管と、被写体側の開放部に向かって照射されない前記閃光放電管からの発光光を前記開放部に向けて反射させるための反射部材を少なくとも有する発光部と、前記開放部と対向して配置され、前記閃光放電管から直接及び間接的に照射される発光光を透過可能な光学部材と、少なくとも前記発光部及び前記光学部材を収納する筐体とを備えるストロボ装置において、前記閃光放電管及び前記反射部材の冷却機構を備えたことを特徴とするストロボ装置。
- 前記冷却機構が、前記筐体外の空気を吸気して前記閃光放電管及び前記反射部材の周囲に流通させるための冷却ファンを備えることを特徴とする請求項1記載のストロボ装置。
- 前記冷却ファンは、前記筐体内の空気を筐体外に排気する排気ファンであることを特徴とする請求項2記載のストロボ装置。
- 前記筐体は、筐体外の空気を吸気するための吸気孔を備え、前記吸気孔は、前記発光部を挟んで前記排気ファンの反対側に配置されることを特徴とする請求項3記載のストロボ装置。
- 前記吸気孔及び前記排気ファンは、前記吸気孔の開口中心軸と前記排気ファンの回転中心軸とが、前記閃光放電管の管中心軸とほぼ一致するように配置されることを特徴とする請求項3又は4記載のストロボ装置。
- 前記吸気孔が前記閃光放電管の陽極側に配置され、前記排気ファンが前記閃光放電管の陰極側に配置されることを特徴とする請求項3〜5記載のストロボ装置。
- 前記吸気孔は、前記排気孔の有効開口面積より小さい有効開口面積であることを特徴とする請求項4〜6記載のストロボ装置。
- 前記吸気孔、又は前記排気ファンの少なくとも一方が、前記発光部側に空気整流部を備えることを特徴とする請求項4〜6記載のストロボ装置。
- 前記吸気孔の空気整流部は前記発光部側に筐体内吸気孔を備え、前記排気ファン側の空気整流部は前記発光部側に筐体内排気孔を備えることを特徴とする請求項8記載のストロボ装置。
- 前記筐体内吸気孔の有効開口面積が、前記筐体内排気孔よりも小さい有効開口面積を有することを特徴とする請求項9記載のストロボ装置。
- 前記吸気孔が前記閃光放電管の両端側に一対配置され、前記排気ファンが前記筐体のその他の箇所に配置される請求項2又は3記載のストロボ装置。
- 前記排気孔が前記発光部の下側に配置される請求項10記載のストロボ装置。
- 前記発光部が、放熱板を備えたことを特徴とする請求項1〜12記載のストロボ装置。
- 前記冷却機構が、前記反射部材に設けられた熱交換器と、前記熱交換器に接続されたラジエター部とを備え、前記筐体外の空気を吸気して前記熱交換器及び前記ラジエター部の周囲に流通させるための冷却ファンを備えることを特徴とする請求項1記載のストロボ装置。
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- 2009-02-24 JP JP2009040804A patent/JP2010197583A/ja active Pending
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