JP4630877B2 - エクササイズ抵抗ケーブルを使用するエクササイズ・システム - Google Patents

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関連出願

（関連出願の相互引用）
本文は、２００４年２月２１日に出願の米国出願第１０／７８３，５３２号、名称「Ｅｘｅｒｃｉｓｅ Ｓｙｓｔｅｍ Ｕｓｉｎｇ Ｅｘｅｒｃｉｓｅ Ｒｅｓｉｓｔａｎｃｅ Ｃａｂｌｅｓ」の一部継続出願である。

本発明はエクササイズ装置とシステムに関し、より詳細には、支持構造のアクティビティ・ベイ(activity bay)に連結される着脱可能なエクササイズ抵抗ケーブルを使用するエクササイズ・システムに関する。

抵抗ケーブルをエクササイズに使用することは従来技術では周知である。身体の健康に対する需要の増加に応えて、多様なエクササイズ・システムとエクササイズ装置が以前から開示され、または現在市場に出ている。これらの多くは抵抗ケーブルを使用するものである。たとえば１９０２年にまでさかのぼるＪ．Ｃ Ｋｏｒｔｈ他に発行された米国特許第７０４，８４０号は、弾性コードを使用したエクササイズ用機械の使用を開示した。Ｎ．Ｄ．Ｍａｃｏｕｌｉｓに発行された米国特許第３，６０６，３２１号は、弾性コードと棒の使用を開示している。Ｒ．Ｐ．Ｄａｖｉｓに発行された米国特許第３，８４３，１１９号は、ユーザがベース上に立って腕の筋肉を鍛える機械の使用を開示している。

Ｗ．Ｌｅｅ他に発行された米国特許第４，０１９，７３４号は、革製ファスナーを使用してハンドル・ループの大きさに両端を形成させた単一の長さのラテックス・ゴムの外科用管を有する弾性抵抗型エクササイズ装置を開示している。ハンドル・ループにはビニル管を有するスリーブが付けられ、それぞれ管の開放端内に栓が挿入され、開放端がファスナーを２回通過してループを形成し、管がファスナーから引き抜かれるのが阻止されるようになされている。ユーザは、ハンドル・ループを把持し、またはハンドル・ループを自分の足首の周りに固定し、弾性抵抗に逆らって引っ張る。２つの追加の可撓性スリーブがファスナー間で弾性管の一部上に摺動可能に取り付けられている。

Ｊ．Ｈ．Ｒｉｃｈａｒｄｓｏｎに発行された米国特許第３，６７７，５４３号は、管の折り曲げた端部を受けるＳ形フックによってそれぞれ管の端部に形成されたループを有する単一片の弾性管を備える引っ張り式エクササイズ装置を開示している。それぞれループ部分上にスリーブが存在する。固着取付け部を有する摺動可能なリングが管部材上に取り付けられている。ユーザは腕または脚をループ内に挿入し、固着された管部材上で自分の腕または脚を引っ張る。

Ｒ．Ｌ．Ｂｒｏａｄｗａｔｅｒに発行された米国特許第６，５０８，７４９号は、両端を有する弾性コードを備える携帯用エクササイズ装置を開示している。コードの各端部はカップリングの両側内に受けられる。クランプ要素がカップリングの一部の周囲に設けられている。クランプ要素は、弾性コードの周囲でカップリングを圧縮して、コードをカップリング内で定位置に保持する。カップリングの周囲にハンドルを設けることができる。ハンドルは、ユーザの手で強く握ることができるように弾性材料から作成することができる。追加で、端栓をハンドルに設けて、ハンドルがカップリングから滑り落ちるのを阻止することができる。

Ｃｒａｉｇ Ｄ．Ｎｏｒｔｏｎに発行された米国特許第４，２５１，０７１号は、各端部に形成された足を受けるループを有する細長い弾性コード、および弾性ロープのある長さを穴の中に挿入させるための長手方向に延びるスリットを有する端から端まで延びる軸方向の穴を含む中空のグリップを備えたエクササイズ装置を開示している。このグリップを手で強く握って、穴の壁をロープに摩擦によってグリップさせることができる。手の筋肉は、グリップ上でのこの強く握る動作によって鍛えられ、腕と肩の筋肉はグリップがロープを引っ張ってロープを延ばすときに鍛えられる。

Ｃ．Ｇ．Ｓｌｅｉｃｈｔｅｒ ＩＩＩ他に発行された米国特許第４，８５２，８７４号は、互いに接続された自由端を有する弾性ループ、ループ上で互いに径方向に対向関係に配置された全般的に管状のハンドル、およびハンドル間でループの中間部分を取り囲む弾性保持スリーブを備えるエクササイズ装置を開示している。この装置は、多種多様なエクササイズを実行するため、かつループと保持手段の抵抗に対抗してハンドルを握り、かつ引き延ばすことによって各エクササイズの選択された数の反復を実行するために使用するのに適している。ハンドルを、両手または手と足の組み合わせによって把持して、多様なエクササイズを行うことができ、または足の間、あるいは足首部分の間で把持して他のエクササイズを行うことができる。この発明の修正形態では、ハンドルの１つが剛性に作成され、フォアハンドやバックハンド・ストロークを練習する時使用すべきラケットあるいはゴルフ・クラブのハンドルをシミュレートし、またはゴルフ・スイングをシミュレートするようになされている。立った位置、座った位置、または完全な前かがみの位置で、エクササイズを効果的に行うことができる。この発明の他の修正形態は、ゴルフ・スイングの練習をしやすくするためのアンカ・ストラップや、ループの自由端を一体的に結合するためのスプライスを備えている。

Ｊ．Ｖ．Ｍｉｌｌｅｒに発行された米国特許第４，７３３，８６２号は、各端部に形成されたループを有する細長い弾性部材、弾性部材の各ループ上に摺動可能に嵌る管状ハンドル、３つの穴を有する自己係止式スライダを備え、弾性部材が穴のうちの２つを通って摺動可能にねじ込まれ、各スライダの第３の穴内で各ループを終端させ、スライダが弾性部材に沿って調整可能であり、それによりループ上の引張なしでスライダを移動させることによってループのサイズを変えることができ、ループに引張を加えることによって自動ロック可能である弾性抵抗エクササイズ器具を開示している。好ましい実施形態は、２つ以上の弾性要素を有する弾性部材の長さの概ね中央に取り付けられた可撓性材料の帯を用意している。

上記の特許は、それぞれ身体を鍛えるための抵抗器具として機能する弾性ケーブルを使用したものである。一部の例では、弾性／ゴムのケーブルが完全なトレーニングを行うために必要とされる唯一のものである。他の例では、ドア、ハンドル、またはある種の固定装置など第２の製品が、その製品を設計どおりに使用するために必要とされる。

椅子に関連するエクササイズ・システムを開示している様々な特許がある。たとえば、Ｊ．Ｌ．Ｃｕｒｔｉｓに発行の米国特許第５，４７０，２９８号、Ｍ．Ｄ．Ｔａｙｌｏｒに発行の米国特許第５，４１７，６４３号、Ｍ．Ｅ．Ｃａｓｅｙに発行の米国特許第５，３８７，１７１号、Ｌ．Ｔｅａｃｈに発行の米国特許第５，０８０，３５３号、Ｂ．Ａ．Ｒｉｃｅに発行の米国特許第５，０４４，６３３号、Ｊ．Ｆ．Ｓｔｅｒｌｉｎｇに発行の米国特許第４，９２１，２４７号、Ｊ．Ｆ．Ｓｔｅｒｌｉｎｇに発行の米国特許第４，８３８，５４７号、Ｒ．Ｂ．Ｃａｒｌｓｏｎに発行の米国特許第４，７２０，０９９号、Ｊ．Ｈ．Ｋｅｌｌｏｇｇに発行の米国特許第１，２７９，１２０号、Ｋ．Ｗ．Ｓｔｅａｍｓへの米国公開番号第２００２／０１７３４１２号、Ｒ．Ｗ．ＭｃＢｒｉｄｅへの米国公開番号第２００２／００７７２２８号は、それぞれ椅子に関連したエクササイズ装置を開示しているが、全般的に複雑な設計である。

Ｍ．Ｒ．Ｆａｒｒａｎに発行された米国特許第４，９１３，４２３号は、フレーム・ハウジング、肘掛けに配置された１つまたは複数のエクササイズ装置、背もたれ、座席ベースを備える住居やオフィスで使用される椅子などの家具を開示している。フレームは、、家庭またはオフィスで使用される従来の家具の体裁を備えた椅子とするために選択的にカバーされている。各エクササイズ装置は、カバーの中で延びるケーブルを使用して、フレームの内側からフレームの外側にいるユーザに抵抗源を伝達する。カバーの外側のケーブルの一端に、ユーザがケーブルを椅子の外に引っ張るハンドルまたは足用あぶみが設けられている。家具としてエクササイズに使用されない間は、カバーがケーブルの端とともにハンドルまたは足用あぶみを隠す。上記の他の特許と同様に、Ｆａｒｒａｎシステムも幾分複雑である。また、可動性がなく、割り当てられるトレーニング・ルーチンが限られている。

Ｌ．Ｗａｎｇ他に発行された米国特許第５，３６２，２９６号は、ノブ制御固定具と椅子の背もたれの水平フレームのいずれかの端部にネジボルトで移動可能に吊られたスロットを設けられた側部延長プレートとで、椅子の背もたれに固定されたＵ字形の位置決めロッドのいずれかの端部に固定された底端部と、プーリ組立体が結合された上端部とを有する２つのスイング・アームを有し、かつそれぞれがいずれかのプーリを通して挿入され、いずれかのスイング・アームに取り付けられると共に他方の端部にハンドルを有する２本の弾性牽引ロープを備える椅子に取り付けたエクササイズ装置を開示している。高齢者人口と高齢者のエクササイズに対する需要の増加に伴って、高齢者が簡単かつ効率的に使用することができるエクササイズ器具の必要性も同時に高まっている。特許‘２９６号のシステムは、それぞれ配置ロッドの各端部に連結され各配置ホイールに取り付けられた底端部を持つ２つのスイング・アームを有する。可動／移動システムは、一般に高齢者が使用するには好ましくないものであり、幾分複雑である。スイング・アームの配置には時間と労力が必要とされる。本発明は、以下に開示するように、特定のエクササイズ用に設計されており、動作範囲が限られているユーザには優れたものである。本発明によれば、設定過程の動作を最小限に抑え、プーリ・アームの必要性を省いた非常に適切な環境が可能になる。本発明はまた、ケーブル連結部が、特許‘２９６号で開示されたように椅子の背もたれに存在するのではなく、ケーブル連結部が全て椅子の側面にセット・アップされているため、ユーザが椅子から立ち上がる必要なくケーブルを交換することができるようになされている。

Ｇ．Ｄ Ｐｉａｇｅｔ他に発行された米国特許第５，６７４，１６７号は、垂直の背もたれと水平の座席を有するフレームを備え、さらに背もたれに旋回可能に取り付けられた対向するアーム部材を備える体力増強訓練エクササイズ装置を開示している。アーム部材は、弓形の動作範囲中で可動であり、アーム部材を所望の角度位置で選択的に係止する係止ピンを備える。この装置はまた、フレームに取り付けられた固定アンカ、固定アンカに対して可動の可動アンカ、可動アンカと固定アンカの間に解放可能に固定されて可動アンカの動作に抵抗を与える複数の弾性抵抗コードからなる抵抗アセンブリを備える。引き線がアーム部材の長さに沿って案内プーレ上に取り付けられ、可動アンカに関連して受けられ、それにより引き線がアーム部材に対して外側に移動することによって可動アンカが固定アンカに対して移動させられる。このエクササイズ装置はさらに、座席に旋回可能に取り付けられた脚部材、並びに脚部材に結合された第２の可動アンカおよび固定アンカと第２の可動アンカの間に固定されて脚部材の旋回エクササイズに抵抗を与える第２の複数の弾性抵抗コードを備える第２の抵抗アセンブリからなる。高齢者が椅子に座ったり降りたりする必要がある場合は、簡単に使用できるようにしなければならない。特許‘１６７号のシステムは、背もたれに旋回可能に取り付けられた対向するアーム部材を有する。アーム部材は、弓形の動作範囲中で可動であり、アーム部材を所望の角度位置に選択的に係止する係止ピンを備える。‘１６７号の装置を使用する場合、ユーザは通常、背面と底部の連結を行うために椅子から降りなければならない。上記のように、また以下に開示するように、本発明のエクササイズ用椅子は、ユーザが座ったままで椅子の側面で必要な連結を行うことができるようになされている。

Ｐ．Ｃｈｅｎに発行された米国特許第５，８９９，８３６号は、ベースの前部に固定された脚支持部を備えるエクササイズ器具を開示している。レバーは、ベースに旋回可能に結合された低部を有し、座席クッションを上下に移動させるために、頂部上に旋回可能に固定されたブラケットと座席クッションを有する。管は、ブラケットに固定されて、１つまたは複数のプーリを支持する。ベースは、前部と後部に固定された１つまたは複数のプーリを有する。１つまたは複数の弾性部材がプーリと係合している。ハンドルを弾性部材に固定して引張エクササイズを行うことができる。管とプーリを座席クッションと同時に上下に移動させることができる。本発明は、固定されたフット・レストを持たず、レバーを使用する必要がない。‘８３６号の設計では、エクササイズ用の組み立てと解体に多くのステップが必要とされる。

Ｔ．Ｆ．Ｃａｔａｌｄｉ、Ｊｒ．他に発行された米国特許第６，１１７，０５６号は、アイソトニック・エクササイズ(isotonic exercise)を行う際に加えられる力に抵抗するための椅子の座席に着脱可能なエクササイズ装置を開示している。この装置は、椅子に固定可能なストラップやストラップ上に配置可能な座席パッドを備えてエクササイズ器具を支持し、ストラップや座席パッドに固定されたＤリングを有して、ハンド・バンド取付け具で腕のアイソトニック・エクササイズを行うための弾性バンドを取り付ける。この装置は、座席パッドとストラップの間の一端に固定可能であり、反対側の端部で椅子の前部に下方に固定可能な前部フラップも備えて、取り付けた弾性バンドと足首ストラップ取付け具で脚のアイソトニック・エクササイズを行うようになされている。

Ｒ．Ｃ．Ｓｈｕｇｇに発行された米国特許第６，１５９，１３３号は、座席部分と後部分を有する着座アセンブリを備える座席を取り付けたトレーニング・ステーション・システムを開示している。着座アセンブリの後部分の後面に取り付けられたフレームも含まれている。次に、フレームに連結され、さらにプーリを介してフレームを通ってルーティングされているケーブルに連結された複数の引張部材が設けられている。グリップがケーブルに連結されてユーザが把持するようになされている。

上記のように、高齢者人口と高齢者のエクササイズに対する需要の増加に伴って、高齢者が簡単かつ効率的に使用することができるエクササイズ器具の必要性もそれに関連して高まっている。以下に記載するように、本発明はこうした需要を満たすものである。

本発明は、広範な一態様では、支持構造のプーリ・アセンブリと支持構造のアンカ・アセンブリのケーブル係止ピンと係合するエクササイズ抵抗ケーブル装置である。このエクササイズ抵抗ケーブル装置は弾性エクササイズ抵抗ケーブルを備える。ケーブル・アンカ・リングが弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第１の端部にしっかり連結される。ハンドグリップが弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第２の端部に連結される。使用中に弾性エクササイズ抵抗ケーブルは、プーリ・アセンブリのアクティビティ・ベイを通るように方向付けられ、最終的にケーブル・アンカ・リングを介して支持構造のアンカ・アセンブリのケーブル係止ピンに取り付けられる。エクササイズ抵抗ケーブル装置は、特に、所望の位置に配置された複数のアクティビティ・ベイとなるプーリ・アセンブリを有するフレームを備えたエクササイズ用椅子として使用されるように構成されている。好ましくは、４つのプーリ・アセンブリ、すなわち、椅子の対向する側面の肩レベルにある２つのプーリと足首レベルにある２つのプーリが使用される。それぞれ座席レベルで、椅子の対向する側面にある２つのアンカ・アセンブリを用いることが好ましい。

本発明のシステムは、高齢者が使用するのに特に有利である。本発明は、椅子が組み立てられているとすると、人が単に所望のケーブルを手に取り、そのケーブルを自分のトレーニング・ステーションに運び、１つまたは複数のそのケーブルを取り付けるだけでエクササイズの準備が完了するため、とりわけ高齢者が簡単に使用できるものである。

家庭、ホテル、退職者共同体、ヘルス・クラブ、物理療法センターなど様々な場所に保管し、または置いておくことができる折りたたみ可能な椅子を使用することができる。こうした折りたたみ可能な椅子を使用することによって、非常に可動性のある環境が実現される。

本発明のエクササイズ・システムは、予め設計された剛性の機械による応力のない体力増強トレーニングを提供する。人はケーブルを手に取り、それをアンカ・アセンブリに連結し、自分の身長や大きさに従ってエクササイズすることができる。

椅子を万能体操システムに統合し、多様なエクササイズで使用することができる。

本発明の使用には、従来技術に勝るいくつかの利点がある。本発明は、ユーザが簡単に抵抗レベルを変更し、抵抗の長さを調整することが、全て着座した位置でできるようになさっている。本発明の概念は、使用が簡単で、ユーザの感触をよくする安全で衝撃の少ないエクササイズ解決法を提供する。折りたたみ抵抗椅子は、非常に便利な家庭のエクササイズ・システムを提供する。椅子は、ユーザが安全で快適な着座位置で、全身のトレーニングを行うことができるようになされている。着座した場合、腕、胸、肩、腹部、背中、脚のエクササイズを行うときに、バランスと安定性が維持される。このアンカ・アセンブリによって、ケーブルが各エクササイズに最適の角度を維持することが保障される。この独特のケーブル・システムは、広範な上半身と下半身のエクササイズを提供し、重い重量を使用せずに抵抗を与える。抵抗ケーブルを抵抗椅子とともに使用することによって、ユーザに安全、快適、確実かつ均整のとれたエクササイズ・ルーチンが与えられる。

抵抗椅子は、それぞれ前脚の中間領域で前方に湾曲した一対の前脚を有して、重量分配の向上をはかり安定性を最適化するようになされている。この重量分配設計（「ＷＤＤ」）により、推奨されるバランス・バー・エクササイズ・ルーチンを特に有利に使用する安定した安全な構造が提供される。

次に図面と図面に記された参照番号を参照すると、図１は、全般的に１０で示された本発明のエクササイズ抵抗ケーブル装置の第１の実施形態を示す。エクササイズ抵抗ケーブル装置１０は第１のケーブル／アンカ・モジュール１２とハンドグリップ１４を備える。追加のケーブル／アンカ・モジュール１２’、１２”が第１のケーブル／アンカ・モジュール１２に連結される。ケーブル／アンカ・モジュール１２を直列に連結することによって、ユーザの所望の長さと抵抗が与えられる。

各ケーブル／アンカ・モジュール１２は、端部でケーブル延長アンカ１８に連結された弾性エクササイズ抵抗ケーブル１６を備える。各ケーブル延長アンカ１８は、スプール形が好ましく、シャフト２０と長手方向に間隔をあけて半径方向に延びる２つのフランジ２２を備える。

追加のケーブル／アンカ・モジュール１２’、１２”、．．．１２ⁿは、ユーザの体力に適した正しいユーザの長さと抵抗を提供するように連結される。通常、抵抗はケーブルに使用される材料の厚さまたは品質等級に関連する。本発明との使用のためにケーブルの品質等級の変更を行うことが好ましい。それらを、たとえば軽い、中程度、重い抵抗に分類することができる。あるいは、抵抗をより詳細にたとえばポンドに関連させて、すなわち軽い−抵抗５から１５ｌｂｓ、中程度−抵抗１６から３０ｌｂｓ、重い−抵抗３１から４５ｌｂｓなどと呼ぶことができる。

弾性エクササイズ抵抗ケーブル１６は、好ましくはゴムで形成されるが、他の適した伸縮可能な材料で形成することもできる。

ケーブル延長アンカ１８は、好ましくは硬化ゴムで形成されるが、他の強固な材料で形成することもできる。

次に図２を参照すると、全般的に２４で示されたエクササイズ用椅子に取り付けられたエクササイズ抵抗ケーブル装置１０が示されている。椅子２４は、椅子のフレーム２６といくつかのアクティビティ・ベイ２８ａ〜ｆ、３０ａ〜ｆとを備える。各アクティビティ・ベイ２８、３０は、好ましくはＬ形のスロット３２を含む。スロットは椅子のフレーム２６上の所望の位置に配置され、指定されたエクササイズに関連付けられている。アクティビティ・ベイ２８は、快適で人間工学的に親しみやすくかつ安全なエクササイズ・ルーチンが可能になるように、抵抗椅子に配置されるのが望ましい。選択された延長アンカ１８のシャフト２０は所望のスロット３２内に摩擦嵌合される。スロット３２は、指定のエクササイズ・ルーチンに対して加えられる引張力に反対の方向に向けられる。図２では抵抗ケーブルが水平に突き出たところが示してあるが、これは本発明の特徴をより明確に示すためである。抵抗ケーブルは通常、この図で示されているものよりもずっと弛緩している。（後の図のこうしたケーブルの例のいくつかも同様である。）

アクティビティ・ベイ２８では多様なエクササイズ・ルーチンが使用可能である。
Ａ．アクティビティ・ベイ２８ａ、３０ａ：
ｉ）腹筋エクササイズ…胃…腹部、斜め
ii）上腕三頭筋プレス…腕…上腕三頭筋、橈側手根屈筋、長掌筋
iii）デクライン・プレス…胸…大胸筋、広背節
iv）胸部プレス…胸…大胸筋、広背節
Ｂ．アクティビティ・ベイ２８ｂ、３０ｂ：
ｉ）胸部フライ…胸…大胸筋、広背節
Ｃ．アクティビティ・ベイ２８ｃ、３０ｃ：
ｉ）インクライン・プレス…胸…大胸筋、広背節
Ｄ．アクティビティ・ベイ２８ｄ、３０ｄ：
ｉ）上腕三頭筋プレス…腕…上腕三頭筋、橈側手根屈筋、長掌筋
ii）オーバーヘッド・プレス…肩…前三角筋、中央三角筋、上腕三頭筋
Ｅ．アクティビティ・ベイ２８ｅ、３０ｅ：
ｉ）上腕三頭筋プレス…腕…上腕三頭筋、橈側手根屈筋、長掌筋
ii）オーバーヘッド・プレス…肩…前三角筋、中央三角筋、上腕三頭筋
Ｆ．アクティビティ・ベイ２８ｆ、３０ｆ：
ｉ）アーム・カール…腕…二頭筋／前腕…指伸筋、腕橈骨筋
ii）アップライト・ロウ…肩…前三角筋、中央三角筋
iii）ラテラル・レイズ…肩…前三角筋、中央三角筋
iv）フロント・レイズ…肩…前三角筋、中央三角筋
ｖ）後三角筋…背…広背節、大円筋、後三角筋
vi）ネック・ロウ…背と首…中と下僧帽筋、広頚筋

やはり図２を参照すると、背もたれの頂部は、好ましくはバランス・バー・セクション３３を備える。このバランス・バー・セクション３３は、以下のエクササイズを行うことができるようにする。
ｉ）スクワット…脚…大殿筋、縫工筋、内側広筋、外側広筋、大腿直筋
ii）平衡…身体…精神と筋肉と身体の制御
iii）ストレッチング…身体…様々な上部と下部の筋肉群のストレッチングが可能な範囲
iv）ふくらはぎ上げ…内側頭と外側頭の両方の腓腹筋

次に図３を参照すると、支持構造のアクティビティ・ベイ２８と係合したケーブル延長アンカ１８が示されている。ケーブル延長アンカ１８は、最小限のエクササイズが可能であるようにアクティビティ・ベイ２８内にしっかり摩擦嵌合している。

次に図４を参照すると、全般的に３４で示された折りたたみ椅子に関する本発明の原理の実施が示されている。非折りたたみ型と同様に、折りたたみ椅子３４は複数のアクティビティ・ベイ２８、３０を含む。折りたたみ椅子３４の便利な保管は並べることで、非折りたたみ式実施形態２４は積み重ねることである。

次に図５を参照すると、全般的に３６で示された万能ジム用エクササイズ・システムに関する本発明の原理の実施が示されている。この万能ジム用エクササイズ・システム３６は、全般的に３８で示された主フレームとこの主フレームに関連するいくつかのエクササイズ用構成要素を備える。こうした構成要素の１つには、支持構造、すなわちアクティビティ・ベイ４２を有するエクササイズ用椅子４０が含まれる。エクササイズ・システム３６の他の構成要素は、ステッパ・アセンブリ４４、ハンドル・アセンブリ４６、エルゴメータ４８、ステップ・ロータ・アセンブリ５０を含む。たとえばローイング・マシンまたはエリプティカル・マシンなど、フレーム３８に連結することができる広範なエクササイズ器具がある。

次に図６を参照すると、全般的に５２で示された万能ジム用器具の他の実施形態が示されている。万能ジム用器具５２は図５のものと同様であるが、ステッパ・アセンブリ４４が省略されている。本特許出願で開示した万能ジム用器具は、Ｒｅｓｉｓｔａｎｃｅ Ｇｙｍ（商標）の名で取り引きされ流通している。

一端にハンドルを有するエクササイズ抵抗ケーブル装置を参照してこれまで本発明を説明したが、図６は、全般的に５４で示された代替実施形態を示しており、エクササイズ抵抗ケーブル装置５４の両端にハンドル５６が設けられている。

次に図７を参照すると、全般的に６０で示されたエクササイズ抵抗ケーブル装置の他の実施形態が示されている。この実施形態では、エクササイズ抵抗ケーブル装置６０は、全般的に６２で示された弾性エクササイズ抵抗ケーブル、その弾性エクササイズ抵抗ケーブル６２の第１の端部にしっかり連結された全般的に６４で示されたケーブル・アンカ・リング、弾性エクササイズ抵抗ケーブル６２の第２の端部に連結された全般的に６６で示されたハンドグリップを備える。エクササイズ抵抗ケーブル６２は、前の実施形態に関して記載したように、ゴムまたは他の適した伸長可能な材料で形成することができる。こうしたエクササイズ抵抗ケーブル装置は、Ｒｅｓｉｓｔａｎｃｅ Ａｎｃｈｏｒ Ｃａｂｌｅ（商標）の名で販売され、取り引きされている。

ケーブル・アンカ・リング６４は、円形セクション６８とその円形セクション６８から延びる一体の延長部７０を備える。一体の延長部７０は、弾性エクササイズ抵抗ケーブル６２の第１の端部にしっかり取り付けられる。ケーブル・アンカ・リング６４は円形セクション６８を有しているところが示されているが、明らかに、以下に記載するように、適切な連結が行われる限り他の形をリングに使用してもよい。プラスチック・カバー７２は、好ましくは、一体の延長部７０と一体の延長部７０の付近の弾性エクササイズ抵抗ケーブル６２の第１の端部の一部の周囲に配置される。プラスチック・カバー７２を色分けして、選択したレベルの抵抗を示すようにすることができる。ハンドグリップ６６は、ばね７４とＤリング７６の連結部を備えることが望ましい。

次に図８を参照すると、エクササイズ抵抗ケーブル装置６０のケーブル・アンカ・リング６４は、支持構造８０の全般的に７８で示されたアンカ・アセンブリに連結される。アンカ・アセンブリ７８は、以下で詳細に論じるように、支持構造８０に選択したアンカ・アセンブリ位置にしっかり取り付けられたベース８２を備える。

一対の間隔を置いて配置された平行の支持レール８４は、それぞれベース８２の側面から延び、弾性エクササイズ抵抗ケーブル６２の案内面として働く。ケーブル係止ピン８６はベース８２から延びて、ケーブル・アンカ・リング６４を固定する。

次に図１０を参照すると、エクササイズ抵抗ケーブル装置６０の、全般的に８８で示された椅子を備える支持構造への取付けが示されている。全般的に８９で示されたこのエクササイズ・システムでは、椅子８８の椅子フレーム９０は、椅子フレームの第１の側面の概ね座席レベルでフレームに固定された第１のアンカ・アセンブリ７８と、椅子のフレーム９０の第２の側面の概ね座席レベルでフレームに固定された第２のアンカ・アセンブリ７８’とを有する。支持レール８４は、椅子のフレーム９０の第１の側面の概ね肩の高さレベルに位置付けられた全般的に９２で示された第１のプーリ・アセンブリに向けられている。

次に図９を参照すると、プーリ・アセンブリ９２の分解図が示されている。このプーリ・アセンブリ９２は、支持構造９０に固定されたＵブラケット９４を備える。Ｕブラケット９４は、Ｕブラケット開口をそれぞれが有する一対のアーム９６を有する。プーリ９８は、プーリ９８の第１の部分を通って延びるプーリ開口１００を有する。プーリ９８は、抵抗ケーブル６２を受けるためのアクティビティ・ベイとなるアクティビティ・ベイ開口部１０２が形成された第２の部分を有する。プーリのピン１０４はプーリ開口１００とＵブラケット開口９６を通って延び、プーリ９８を支持構造９０に固定する。

次にやはり図１０を参照すると、椅子８８は椅子のフレーム９０の第１の側面の概ね足首の高さレベルに位置付けられた第２のプーリ・アセンブリ１０６、椅子のフレーム９０の第２の側面の概ね肩の高さレベルに位置付けられた第３のプーリ・アセンブリ９２’、椅子のフレームの第２の側面の概ね足首の高さレベルに位置付けられた第４のプーリ・アセンブリ１０６’を備えることが分かる。使用中に操作者は、抵抗ケーブルを所望の方向に連結することができる。各弾性エクササイズ抵抗ケーブルは、関連するプーリ・アセンブリの関連したアクティビティ・ベイを通るように方向付けられ、最後にケーブル・アンカ・リングを介してそのアンカ・アセンブリのケーブル係止ピンに取り付けられる。

図１１で最もよく見ることができるように、椅子の両側にある両方のエクササイズ抵抗ケーブル装置６０は共通のアンカ・アセンブリ７８’を共用する。

以下のように、上部と下部プーリを使用して多様なエクササイズ・ルーチンを行うことができる。
Ａ．上部プーリのアクティビティ・ベイ９２、９２’：
ｉ）腹筋エクササイズ…胃…腹部、斜め
iii）上腕三頭筋プレス…腕…上腕三頭筋、橈側手根屈筋、長掌筋
iii）デクライン・プレス…胸…大胸筋、広背節
iv）胸部プレス…胸…大胸筋、広背節
ｖ）チェスト・フライ…胸…大胸筋、広背節
vi）インクライン・プレス…胸…大胸筋、広背節
ｖii）上腕三頭筋プレス…腕…上腕三頭筋、橈側手根屈筋、長掌筋
ｖiii）オーバーヘッド・プレス…肩…前三角筋、中央三角筋、上腕三頭筋
Ｂ．下部プーリのアクティビティ・ベイ１０６、１０６’：
ｉ）アーム・カール…腕…二頭筋／前腕…指伸筋、腕橈骨筋
ii）アップライト・ロウ…肩…前三角筋、中央三角筋
iii）ラテラル・レイズ…肩…前三角筋、中央三角筋
iv）フロント・レイズ…肩…前三角筋、中央三角筋
ｖ）後三角筋…背…広背節、大円筋、後三角筋
vi）ネック・ロウ…背と首…中下の僧帽筋、広頚筋

したがって、アクティビティ・ベイは、快適で人間工学的に親しみやすくかつ安全なエクササイズ・ルーチンが可能になるように、抵抗椅子上に有利に配置される。

背もたれの頂部は、バランス・バー・セクション１０８を備えることが好ましい。このバランス・バー・セクション１０８で以下のエクササイズを行うことができる。
ｉ）スクワット…脚…大殿筋、縫工筋、内側広筋、外側広筋、大腿直筋
ii）平衡…身体…精神、筋肉、および身体の制御
iii）ストレッチング…身体…様々な上部と下部の筋肉群のストレッチングを可能にする範囲
iv）ふくらはぎ上げ…内側頭と外側頭の両方の腓腹筋

このエクササイズ用椅子８８は、Ｒｅｓｉｓｔａｎｃｅ Ｃｈａｉｒ（商標）の名で取り引きされ流通している。

ステッパ１１０をエクササイズ用椅子８８と共に使用することができる。ステッパ１１０は、椅子８８の脚１１６と係合するための開口部１１４を有するフランジ１１２を備える。前脚１１６に配置された場合に、椅子はステッパ１１０を定位置に有効に係止して、ずれを防ぎ、傷害の可能性を回避する。ステッパ１１０は、人をより平衡かつ安定した有利な姿勢に位置させる。このステッパ１１０は、Ｈｅａｌｔｈ Ｓｔｅｐ（商標）の名で取り引きされ流通している。

破線で示したようにステッパ１１０が後脚１１８に配置された場合、ステッパ１１０は、ふくらはぎ上げ、スクワット、平衡、ストレッチング用の安定したプラットフォームとして働く。

背中支持アセンブリ１２０は、背中支持部１２２を備え、かつ椅子のフレーム９０のバランス・バー・セクション１０８と係合させるためのクリップ１２４を備える。この背中支持アセンブリ１２０は、ＰｏｓｔｕｒｅＰｒｏｐ（商標）の名で取り引きされ、流通している。背中支持アセンブリ１２０は、ユーザを前方に位置付けて、ユーザが椅子８８上で好ましい姿勢と位置になるようにする。この実施形態では、バランス・バー・セクション１０８は椅子のフレーム９０の一部である。上記の説明のように、バランス・バー・セクション１０８は様々なエクササイズを行う可能性を提供する。

椅子のフレーム９０の前脚は、それぞれ前脚の中間領域で前方に湾曲して、重量分配の向上をはかり安定性を最適化させている。この重量分配設計（「ＷＤＤ」）によって、推奨されるバランス・バー・エクササイズ・ルーチンを使用しながら安定した安全な構造の実施形態を実現することができる。安定性向上の必要性は、高齢者が使用することを対象にしたエクササイズ器具には必須である。通常、高齢者は若い人ほど平衡能力を持っていない。さらに、高齢者は落下による傷害を比較的受けやすい。

次に図１２を参照すると、全般的に１２６で示された万能ジム用エクササイズ・システムに関する本発明の原理の実施が示されている。図５の実施形態のように、このシステムは、全般的に１２６で示された主フレームとその主フレームに関連するいくつかのエクササイズ用構成要素を備える。こうした構成要素の１つには、支持構造、すなわち様々な位置にアクティビティ・ベイを有するエクササイズ用椅子１２８が含まれる。エクササイズ・システム１２６の他の構成要素には、ハンドル・アセンブリ１３０、エルゴメータ（すなわちハンドバイク）１３２、リカンベント自転車アセンブリ１３４が含まれる。たとえば、ローイング・マシン、エリプティカル・マシン１３６、ステッパ、または、たとえばゴルフあるいはテニスの素振りの強化器具などのいくつかのレジャー活動スポーツ用強化器具概念など、フレーム１１４に連結することができる広範なエクササイズ器具がある。

アクティビティ・ベイ１３８、１３８’が、それぞれエクササイズ用椅子１２８の背もたれのフレーム・セクションの延長部１４０、１４２上に配置されている。アンカ・アセンブリ１４４と椅子の反対側にある（この図では見えない）関連したアンカ・アセンブリは、椅子の座席底部フレーム・セクション１４６上に配置される。アクティビティ・ベイ１４８、１４８’は椅子１２８の台座セクション１５０に配置される。

明らかに、上記の教示に鑑みて、本発明の多くの修正形態や変形形態が可能である。したがって理解されるように、添付の特許請求の範囲内で、詳細に記載されたものとは別の方法で本発明を実施することができる。たとえば、本発明をエクササイズ用椅子での使用に関して記載したが、こうした本発明の概念を、寝たきりのすなわち脚を使用しない人の下に敷く平坦な支持構造に使用するなど、他の態様も可能である。この実施形態は、ユーザの下で摺動し、ユーザが、横たわっている位置から椅子に座っているようにシステムを使用することができるようにするものである。

本発明のエクササイズ抵抗ケーブル装置の第１の実施形態を示す斜視図である。 ２つのエクササイズ抵抗ケーブル装置が椅子に取り付けられているところを示す、本発明の第１の実施形態のエクササイズ用椅子を示す斜視図である。 支持構造のアクティビティ・ベイと係合したケーブル延長アンカを示す拡大斜視図である。 折りたたみ式のエクササイズ用椅子の代替バージョンを示す斜視図である。 本発明の原理による万能エクササイズ体操システムの第１の実施形態を示す斜視図である。 ステッパ・アセンブリが存在しないが、第１の実施形態の抵抗ケーブル機構を使用した、代替の万能エクササイズ体操システムを示す斜視図である。 支持構造のプーリ・アセンブリを係合する弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第１の端部にしっかり連結されたケーブル・アンカ・リングが支持構造のアンカ・アセンブリの連結に使用される、本発明のエクササイズ抵抗ケーブル装置の他の実施形態を示す斜視図である。 抵抗ケーブルが取り外されてアンカ・アセンブリに隣接して置かれているところを示す、図７の実施形態のアンカ・アセンブリを示す拡大斜視図である。 本発明の原理によるプーリ・アセンブリを示す分解斜視図である。 ４つのエクササイズ抵抗ケーブル装置が取り付けられているところを示し、椅子がバランス・バーを備えた、エクササイズ用椅子を示す拡大斜視図である。 ユーザが下部エクササイズ抵抗ケーブル装置を使用しているところを示す、図１０のエクササイズ用椅子を示す左側斜視図である。 図７のエクササイズ抵抗ケーブル装置を使用する、本発明の原理による万能エクササイズ体操システムを示す斜視図である。

Claims (4)

1. ａ）支持構造と、
   ｂ）椅子に第１の選択されたプーリ位置にしっかり取り付けられ、第１のアクティビティ・ベイを有する第１のプーリ・アセンブリと、
   ｃ）前記椅子に第１の選択されたアンカ・アセンブリ位置にしっかり取り付けられ、弾性エクササイズ抵抗ケーブルへのアクセスおよび案内面として働くために前記第１のプーリ・アセンブリに向かって間隔をおいて配置された一対の平行の支持レールを備え、さらに第１のケーブル係止ピンを有する第１のアンカ・アセンブリと、
   ｄ）第１のエクササイズ抵抗ケーブル装置であって、
   ｉ．弾性エクササイズ抵抗ケーブル、
   ii．前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第１の端部にしっかり連結され、前記ケーブル係止ピンに着脱自在に取り付けられたケーブル・アンカ・リングと、
   iii．前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第２の端部に連結されたハンドグリップを含む第１のエクササイズ抵抗ケーブル装置とから構成され、
   使用中に前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルは、前記第１のプーリ・アセンブリの前記第１のアクティビティ・ベイを通るように方向付けられ、最終的に前記ケーブル・アンカ・リングを介して前記支持構造の前記第１のアンカ・アセンブリの前記ケーブル係止ピンに取り付けられることを特徴とするエクササイズ・システム。
2. ａ）支持構造と、
   ｂ）前記支持構造に第１の選択されたプーリ位置にしっかり取り付けられ、第１のアクティビティ・ベイを有する第１のプーリ・アセンブリと、
   ｃ）椅子に第１の選択されたアンカ・アセンブリ位置にしっかり取り付けられ、弾性エクササイズ抵抗ケーブルへのアクセスおよび案内面として働くために前記第１のプーリ・アセンブリに向かって間隔をおいて配置された一対の平行の支持レールを備え、さらに第１のケーブル係止ピンを有する第１のアンカ・アセンブリと、
   ｄ）第１のエクササイズ抵抗ケーブル装置であって、
   ｉ．弾性エクササイズ抵抗ケーブルと、
   ii．前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第１の端部にしっかり連結されたケーブル・アンカ・リングと、
   iii．前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第２の端部に連結されたハンドグリップを備える第１のエクササイズ抵抗ケーブル装置とから構成され、
   前記支持構造は椅子フレームを有する椅子を備え、
   前記第１のアンカ・アセンブリは、前記椅子フレームの第１の側面の概ね座席レベルに位置づけられ、
   前記第１のプーリ・アセンブリは、前記椅子フレームの前記第１の側面の概ね肩の高さレベルに位置づけられ、
   前記エクササイズ・システムは、
   前記椅子フレームの前記第１の側面の概ね足首の高さレベルに位置付けられた第２のプーリ・アセンブリと、
   前記椅子フレームの第２の側面の概ね座席レベルに位置付けられた第２のアンカ・アセンブリと、
   前記椅子フレームの前記第２の側面の概ね肩の高さレベルに位置付けられた第３のプーリ・アセンブリと、
   前記椅子フレームの前記第２の側面上の概ね足首の高さレベルに位置付けられた第４のプーリ・アセンブリとをさらに備え、
   １）前記第１および第２のプーリ・アセンブリが前記第１のアンカ・アセンブリと操作可能に関連し、２）前記第３および第４のプーリ・アセンブリが前記第２のアンカ・アセンブリと操作可能に関連し、
   使用中に前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルは前記第１のプーリ・アセンブリの前記第１のアクティビティ・ベイを通るように方向付けられ、最終的に前記ケーブル・アンカ・リングを介して前記椅子の前記第１のアンカ・アセンブリの前記ケーブル係止ピンに着脱自在に取り付けられることを特徴とするエクササイズ・システム。
3. エクササイズ・システムのためのエクササイズ用椅子であって、前記エクササイズ・システムは、弾性エクササイズ抵抗ケーブルと、前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第１の端部にしっかり連結されたケーブル・アンカ・リングと、前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第２の端部に連結されたハンドグリップを備えるタイプのエクササイズ抵抗ケーブル装置を使用するタイプであり、前記エクササイズ用椅子は、
   ａ）椅子フレームと、
   ｂ）第１の選択されたプーリ位置で前記椅子フレームにしっかり取り付けられ、第１のアクティビティ・ベイを有する第１のプーリ・アセンブリと、
   ｃ）前記椅子フレームの第１の選択されたアンカ・アセンブリ位置にしっかり取り付けられ、弾性エクササイズ抵抗ケーブルへのアクセスおよび案内面として働くために前記第１のプーリ・アセンブリに向かって間隔をおいて配置された一対の平行の支持レールを備え、さらに第１のケーブル係止ピンを有する第１のアンカ・アセンブリとから構成され、
   使用中に前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルが前記第１のプーリ・アセンブリの前記第１のアクティビティ・ベイを通るように方向付けられ、最終的に前記ケーブル・アンカ・リングを介して着脱自在に取り付けられ、
   前記第１のアンカ・アセンブリは、前記椅子フレームの第１の側面の概ね座席レベルに位置付けられ、
   前記第１のプーリ・アセンブリは、前記椅子フレームの前記第１の側面の概ね肩の高さレベルに位置付けられ、
   前記エクササイズ・システムは、
   前記椅子フレームの前記第１の側面の概ね足首の高さレベルに位置付けられた第２のプーリ・アセンブリと、
   前記椅子フレームの第２の側面の概ね座席レベルに位置付けられた第２のアンカ・アセンブリと、
   前記椅子フレームの前記第２の側面の概ね肩の高さレベルに位置付けられた第３のプーリ・アセンブリと、
   前記椅子フレームの前記第２の側面上の概ね足首の高さレベルに位置付けられた第４のプーリ・アセンブリとをさらに備え、
   １）前記第１および第２のプーリ・アセンブリは前記第１のアンカ・アセンブリと操作可能に関連し、２）前記第３および第４のプーリ・アセンブリが前記第２のアンカ・アセンブリと操作可能に関連することを特徴とする前記エクササイズ用椅子。
4. ａ）支持構造と、
   ｂ）前記支持構造に第１の選択されたプーリ位置にしっかり取り付けられ、第１のアクティビティ・ベイを有する第１のプーリ・アセンブリと、
   ｃ）椅子に第１の選択されたアンカ・アセンブリ位置にしっかり取り付けられ、第１のケーブル係止ピンを有する第１のアンカ・アセンブリと、
   ｄ）第１のエクササイズ抵抗ケーブル装置であって、
   ｉ．弾性エクササイズ抵抗ケーブルと、
   ii．前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第１の端部にしっかり連結され、前記ケーブル係止ピンに着脱可能に取り付けられたケーブル・アンカ・リングと、
   iii．前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルの第２の端部に連結されたハンドグリップを含む第１のエクササイズ抵抗ケーブル装置とから構成され、
   前記第１のアンカ・アセンブリは、
   ｉ．前記支持構造の前記選択されたアンカ・アセンブリ位置にしっかり取り付けられたベースと、
   ii．各々の前記ベースの両端から前記第１のプーリ・アセンブリに向かって延び、前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルにアクセスして案内面として働く一対の平行な支持レールと、
   iii．前記ベースから延びて、前記ケーブル・アンカ・リングを固定するケーブル係止ピンとを備え、
   使用中に前記弾性エクササイズ抵抗ケーブルは前記第１のプーリ・アセンブリの前記第１のアクティビティ・ベイを通るように方向付けられ、最終的に前記ケーブル・アンカ・リングを介して前記支持構造の前記第１のアンカ・アセンブリの前記ケーブル係止ピンに着脱自在に取り付けられることを特徴とするエクササイズ・システム。

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